今や、仕事探しには欠かせない転職サイト。
でも、転職サイトは数が多すぎて、どれを使ったらいいかわからない…という人も多いのではないでしょうか。
そこで当記事では、実際に転職サイトを利用した1,000人に口コミ調査を実施しました。
- 調査対象:転職サイトを利用した経験がある方
- 調査期間:2021年3月3日~17日
- 調査機関:自社調査
- 調査方法:インターネットによる任意回答
- 有効回答数:1000人
集まった口コミの回答数の多い順に、「転職サイトおすすめランキング」を作成したので、まずは結果からご覧ください。
- リクナビNEXT(165人)
- エン転職(123人)
- マイナビ転職(113人)
- doda(84人)
- ビズリーチ(44人)
- タウンワーク(39人)
- 女の転職type(13人)
- とらばーゆ(11人)
- ジョブメドレー(9人)
※番外:indeed(115人)、求人サイトを一括で見られる検索システムで、転職サイトではないため。
当記事では、「なぜ上記の転職サイトが選ばれたのか?」を1,000人の口コミ回答を通じて、客観的な視点から解説しています。
さらに、転職サイトを選ぶ際や活用する際に押さえておきたいポイント、活用するうえで知っておきたいメリット・デメリットについても紹介。
転職サイトおすすめランキング総合結果を発表!【利用者1,000人へ口コミ調査】
1,000人に聞いたおすすめの転職サイトランキングの口コミ投票数、総合1位に輝いたのは「リクナビNEXT(165人)」でした。
次いで「エン転職(123人)」「マイナビ転職(113人)」と続きます。
ランクインした転職サイトについて、どんな点がおすすめなのか利用者の声とともに紹介していきます。
※「indeed」は、求人サイトを一括で見られる検索システムで、転職サイトではないため「番外」としましたが、1,000人中115人とたくさんの方が利用していました。
4位以降を含めたランキングの結果を実際に寄せられた口コミの一部とあわせて紹介していきます。
【1位 リクナビNEXT】多種多彩、多くの求人が掲載されている転職サイトで希望の求人を探そう
利用して良かった転職サイト第1位は、1,000人中165人から口コミを集めたリクナビNEXTでした。
リクナビNEXTは、日本有数の求人データベースを保有しており、職種や業種も多種多彩。
「他社と比較して圧倒的に求人数が多い」「希望の職種・業界の求人を見つけやすい」「選択肢が広がった」との口コミが多く寄せられました。
また、AIによるレコメンド機能や、企業からオファーが届くスカウト機能などにより、転職活動がスムーズに進んだとの声も。
サイトの見やすさや、検索のしやすさも高く評価されています。
転職活動を始めるなら、真っ先に登録しておきたい転職サイトと言えるでしょう。
リクナビNEXTの口コミを一部紹介します
- リクルート系列なだけあり登録企業数が豊富。サイトも見やすく、操作もしやすいので直感的に使える。希望条件を登録しておけば条件にあった企業の通知が届くため、探し漏れが起きる可能性も低い
- 実際に勤めている人の紹介やコメントがあり、参考になる。仕事内容や求める人材の内容が詳しく書かれているので、きちんと考えて選べる
- 転職が初めてで、どのような企業に進みたいか自分でもわかっていなかった時にリクナビNEXTは幅広い求人を見ることができた。スカウトもたくさん頂き、自分のやりたいことを見つけられた
- 求人数が多く、大手だけではなく地元の隠れた優良企業の求人を見つけることができるのでおすすめします。また、業種の幅も広く、色々な業種に目を向けることができて視野が広がりました
- 求める企業について、検索機能とそれに対する結果が充実してました。履歴書作成においても、テンプレートや例が充実しており、作成しやすかった。コラムや面接の心得など、久しぶりの就職活動において安心できるサポートも充実していました。もしまた機会があり転職サイトを使用するなら、リクナビNEXTを使おうと思います
特徴 |
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更新日 | 毎週水曜・金曜 |
勤務地 | 日本全国+海外 |
掲載職種 | 営業、事務・管理、企画・マーケティング・経営・管理職、サービス・販売・外食、Web・インターネット・ゲーム、クリエイティブ(メディア・アパレル・デザイン)、専門職(コンサルタント・士業・金融・不動産)、ITエンジニア(システム開発・SE・インフラ)、エンジニア(機械・電気・電子・半導体・制御)、素材・化学・食品・医薬品技術職、建築・土木技術職、技能工・設備・交通・運輸、医療・福祉・介護、教育・保育・公務員・農林水産・その他 |
主なサービス・機能 | 履歴書・職務経歴書をかんたん出力、グッドポイント診断、スカウト機能、転職セミナー・イベントなど |
スマホアプリ | あり |
運営会社 | 株式会社リクルート |
公式URL | https://next.rikunabi.com/ |
【2位 エン転職】丁寧な取材と口コミによる「リアルな情報」が特徴
利用して良かった転職サイト第2位は、1,000人中123人から口コミを集めたエン転職でした。
エン転職の特徴は、担当者が採用側の企業を丁寧に取材し、求人記事に細かな情報を記載していること。
そのため、「会社のことをよく理解してから応募できた」「入社後のミスマッチがなかった」との声が多く寄せられました。
条件だけでなく、会社の雰囲気や仕事内容を詳しく知ったうえで応募したい方には、非常におすすめの転職サイトです。
また、エン転職のサイト内には、「エン転職WOMAN」という女性専用ページもあります。
6年連続でオリコン顧客満足度No.1(※)の転職サイトなので、転職を考えはじめたら、男女問わずぜひ登録しておきましょう。
エン転職の口コミを一部紹介します
- 会社の雰囲気や社長の人となりが分かるように取材の様子が丁寧にまとめられており、職場の人間関係を重視していた私にとって、知りたい情報が包括されている内容となっていた
- サイトが使いやすく、たとえば詳細条件の検索も指定しやすくて細かい。たくさんの会社も利用しており、多くのオファーが毎日来る。結構活性化してるサイトだなと思った
- 詳細な業務内容や会社の雰囲気、実際に取材した人が感じた職場の人の印象などが求人ごとに掲載されているため、応募の際にとても参考になった
- プロフィールを入力するだけでスカウトがくるし、オススメの仕事も毎日来るのでありがたい
- 求人数が多いことが1番魅力的ですが、カテゴリーの分類や、検索の方法も豊富で、気になる求人をとても探しやすいと感じました。また、企業への取材を元に会社の印象や、やりがいや厳しさ、更に向き不向きという細かなところまでサイトから事前に情報を得られるので、入社後にギャップを感じるリスクを減らせる事も魅力的
特徴 |
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更新日 | 毎週、月曜日・木曜日に更新 |
勤務地 | 日本全国+海外 |
掲載職種 | 営業系、企画・事務・マーケティング・管理系、販売・サービス系、専門サービス系、専門職系、クリエイティブ系、エンジニア系(IT・Web・ゲーム・通信)、技術系(電気、電子、機械)、技術系(建築、土木)、技術系(医薬、化学、素材、食品)、施設・設備管理、技能工、運輸・物流系、公務員、団体職員、その他 |
主なサービス・機能 | スカウト機能、カレンダー機能、新着JOBクリック、面接無断自体アラート機能、面接対策レポート、転職ノウハウなど |
スマホアプリ | あり |
運営会社 | エン・ジャパン株式会社 |
公式URL | https://employment.en-japan.com/ |
※2018年~2023年 オリコン顧客満足度(R)調査 転職サイト 第1位
【3位 マイナビ転職】マイナビ転職にしか載っていない求人多数
利用して良かった転職サイト第3位は、1,000人中113人から口コミを集めたマイナビ転職でした。
大きな特徴のひとつが、マイナビ転職にしか掲載されていない求人が多数あること。
「マイナビ転職だけで募集」の条件にチェックを入れるだけで、独自求人が検索できます。
首都圏はもちろん、地方の求人にも強いため、地方在住の方やUターン転職の方の利用も目立ちました。
また、無料の履歴書添削サービスやWEBセミナー、転職フェアなど、転職サポートの充実度を評価する声も多数。
サイト内で配信されるコラムが非常に役立つとの口コミも多いので、他の求人サイトと合わせてぜひ登録してみてください。
マイナビ転職の口コミを一部紹介します
- 東京・札幌・秋田で利用したが、どこでも転職できた
- 求人が見やすく、応募がしやすいから。転職のための記事もわかりやすいのでよく見ていました。他の転職サイトも登録していましたが、今まで2回転職して、どちらもマイナビ転職で内定をもらえました
- 大手で安心できますし、添削や斡旋などのサポートも豊富。求人もココにしかないモノもあるため、結構良かった
- 未経験の業種でも掲載数が多いので、自分の条件に合う求人を納得がいくまで探すことができる。実際働いている人のインタビューなどもあって参考になる
- 転職サイト内の求人数が多いです。また、転職サイトは基本的に経験者のみ募集が多い印象がありますが、私自身転職した時の年齢が21歳と若かったので、未経験でも応募できる求人が多いのが助かりました
特徴 |
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更新日 | 毎週火曜・金曜 |
勤務地 | 日本全国+海外 |
掲載職種 | 営業、企画・経営、管理・事務、販売・フード・アミューズメント、美容・ブライダル・ホテル・交通、医療・福祉、保育・教育・通訳、コンサルタント・金融・不動産専門職、クリエイティブ、WEB・インターネット・ゲーム、ITエンジニア、電気・電子・機械・半導体、建築・土木、医薬・食品・化学・素材、技能工・設備・配送・農林水産他、公共サービス |
主なサービス・機能 | マイナビ転職フェア、スカウトサービス、転職MYコーチ、適性診断、転職ノウハウセミナーなど |
スマホアプリ | あり |
運営会社 | 株式会社マイナビ |
公式URL | https://tenshoku.mynavi.jp/ |
【4位 doda】診断メニューで自分の「本音」「強み」がわかる
利用して良かった転職サイト第4位は、dodaでした。
dodaには、「転職タイプ診断」「自己PR発掘診断」などの診断メニューが多数。
自分でもはっきり見えていなかった「転職したい理由」や「自分の強み」に気づくきっかけになったとの声が聞かれました。
また、dodaは検索機能が秀逸。
「業種未経験歓迎」「転勤なし」「学歴不問」「社員の平均年齢」など、希望条件を細かく絞って仕事が探せる点も人気の理由となっています。
全国の求人が掲載されているので、居住地に関係なくおすすめできる転職サイトです。
dodaの口コミを一部紹介します
- 大手のため情報が多く、サイトが見やすい。都市部だけでなく地方の求人も多い。診断などのツールも充実していて活用しやすい
- 求人が豊富であり、怪しい求人もなく、絞り込み検索も選択肢が豊富で助かりました。また、自力で探す以外にも企業やエージェントからのオファーがいくつもあり参考になりました。こちらのサイトの求人で内定をいただき、新しい道を進んでいます
- 希望条件の入力もでき検索がかけやすく、またチャットでもサポートもありとても使いやすかった
- 女性の働きやすい会社などの特集もあって細かなカテゴリー分けが印象的でした。私はその中から自分にあった会社を見つけ、転職して現在2年目ですがほぼミスマッチはありません
- 履歴書及び職務経歴書もWebで制作ができ、作り方の手順も分かりやすくまとまっていたのでサクサク制作できました
特徴 |
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更新日 | 毎週月曜・木曜 |
勤務地 | 日本全国+海外 |
掲載職種 | 営業職、企画・管理、技術職(SE・インフラエンジニア・Webエンジニア)、技術職(組み込みソフトウェア)、技術職(機械・電気)、技術職(化学・素材・化粧品・トイレタリー)、技術職(食品・香料・飼料)、技術職・専門職(建設・建築・不動産・プラント・工場)、専門職(コンサルティングファーム・専門事務所・監査法人)、クリエイター・クリエイティブ職、販売・サービス職、公務員・教員・農林水産関連職、事務・アシスタント、医療系専門職、金融系専門職 |
主なサービス・機能 | 年収査定、転職市場予測、エージェントサービス、スカウトサービス、パートナーエージェントサービス、転職フェア、転職オンライン予備校など |
スマホアプリ | あり |
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
公式URL | https://doda.jp/ |
【5位 ビズリーチ】年収1,000万円以上のハイクラスな求人が多数
利用して良かった転職サイト第5位は、ビズリーチでした。
ビズリーチの求人のうち、3分の1が「年収1,000万円以上」(※1)。
「選ばれた人だけのハイクラス転職サイト」と謳っている通り、登録には審査があり、企業側も厳選されています。
利用者からは「納得できる求人に出逢えた」「他サイトでは見かけない求人が多くて驚いた」「魅力的な企業からのスカウトがたくさん届いた」という口コミが多数。
これまでの経験や実績に自信がある人なら、好条件の転職がのぞめますよ。
収入アップやキャリアアップを目指す方におすすめです。
(※1)2021年1月現在
ビズリーチの口コミを一部紹介します
- 何よりもスカウト件数が半端ない
- スマホアプリが使いやすく、空き時間に企業検索などがやりやすかった。また、検索時のオプションも豊富に用意されており、転職活動を行うことが負担とならなかった
- 求人が沢山あるのはもちろんですが技術職や専門職だと即戦力となりその分入社してからの給料も高いです。技術職や専門職の方なら普通の転職サイトよりこちらのサイトの方が中身が濃厚と思えるかもしれません
- 実績ランクに応じたエージェントの区分がなされ、こちらからどのエージェントを選ぶかの指標としてわかりやすかった。また、向こうから連絡を頂いたエージェントからは、私のプロフィールと希望に即した転職候補先を根拠を元に提示して頂き、とても質の高いサービスを提供して頂きました
- 企業からダイレクトでオファーをいただけた。エージェントを通すよりもスムーズでした
特徴 |
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更新日 | 随時 |
勤務地 | 日本全国+海外 |
掲載職種 | 経営・管理・人事、営業・サービス、マーケティング・広告、IT・ゲーム・デザイン、コンサルタント・専門職、金融、マスコミ・メディア・出版、建設・不動産、メディカル、食品・化粧品・日用品、化学・素材、機械・電子・電気・半導体 |
主なサービス・機能 | スカウト機能、有料プラン、職務経歴書サンプルなど |
スマホアプリ | あり |
運営会社 | 株式会社ビズリーチ |
公式URL | https://www.bizreach.jp/ |
(※1)2021年1月現在
(※2)「ビズリーチ」公式サイトより(2023年10月時点)
【6位 タウンワーク】求人検索のしやすさが高評価
利用して良かった転職サイト第6位は、タウンワークでした。
求人数の多さ、知名度が高いことへの安心感、サイトの使いやすさなどを理由に選んだ人が多かったタウンワーク。
とくにサイトの使いやすさへの評価が高く、「検索条件が絞りやすい」「市区町村を指定して探せる」「シンプルで見やすい」といった口コミが寄せられました。
フルタイムの事務職や営業職から、工場、飲食店、清掃のパートタイマーまで幅広い業種・職種・雇用形態の求人を扱っています。
なかでも、飲食、接客・販売、介護・福祉系は、未経験可の求人が多いので、異業種への転職を考えている方はぜひ利用してみてください。
タウンワークの口コミを一部紹介します
- 求人が多くサイト内が見やすい。更新が頻繁なため毎日探せる
- サイトの登録から求人応募完了までが非常にスピーディー。また、一度応募すると定期的におすすめのお仕事がメールで届きましたが、希望条件に限りなくマッチしたお仕事を紹介してくれます
- お店の雰囲気や、制服等の写真が載っている事が多く掲載されているので、実際お店で働いたらこんな感じなんだというイメージが湧きやすい
- 自分の住んでいる地域の範囲で仕事を探しやすい
- いろいろな職種が掲載されており 企業内容・就労条件など、思っていたより詳しく掲載されておりおすすめ
特徴 |
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更新日 | 毎週月曜日に更新 |
勤務地 | 日本全国 |
掲載職種 | 飲食/フード、販売、接客/サービス、レジャー/エンタメ、営業、事務、総務/企画、教育、ドライバー・引越し作業員、軽作業、建築/土木/建設、工場/製造、IT・Web・ゲームエンジニア、医療/介護/福祉、マスコミ/出版、芸能、ガールズバー/キャバクラ/パブ/クラブ、専門職/その他 |
主なサービス・機能 | 履歴書テンプレートのPDF、タウンワークメールサービス、モバイルサービスなど |
スマホアプリ | あり |
運営会社 | 株式会社リクルート |
公式URL | https://townwork.net/ |
【7位 女の転職type】正社員求人が8割(※)!事務職から専門職まで幅広い職種を扱う
利用して良かった転職サイト第7位は、女の転職typeでした。
女の転職typeは、その名の通り、女性専門の転職サイト。
女性ならではの目線で会社情報が載っている点が、分かりやすく利用しやすいとの口コミが多く寄せられました。
また、「育児と両立できる」「女性管理職がいる」「ブランクOK」など、女性が気になる条件で検索をかけられるのも、女性求人に特化したサイトの強みと言えます。
事務職や接客、営業、マーケティングから、クリエイティブ系、エンジニアなどの専門職まで、幅広い求人を扱っています。
キャリア志向の女性、正社員として長く働きたい女性に、とくにおすすめの転職サイトです。
※2022年2月時点
女の転職typeの口コミを一部紹介します
- 求人が女性に特化しているため、惹きつけられる案件が多かった。また、女性ならではの条件を加味し求人を提案してくれた
- スカウト機能やオファー機能、希望に合う求人や自分に関心を持ってくれている企業が分かるサービスもあり、仕事をしながらの転職活動でも、自分に合った会社探しをすることができた
- 女性が転職する際に気になる職場の女性の割合や育休制度等の取得割合などが掲載されている求人が多かった。また、転職する際のアドバイスやコラム、履歴書や職務経歴書の書き方など転職活動に役立つ情報も多く載っていました
- 女性が働きやすい制度がある求人が多かった印象。業界も割と化粧品メーカーなど、女性向けが多いように感じ、自分の志望業界の求人も多いように思います
- 育児しながら働こうと思うと条件が細かくなりがちですが、女性に特化しているためその辺りの心配ごとに対しての項目やキャッチコピーがあるので探しやすい
特徴 |
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更新日 | 毎週火曜・金曜 |
勤務地 | 日本全国+海外 |
掲載職種 | 営業・企画・マーケティング系、サービス・販売系、事務・経理・人事系、クリエイティブ系、コンサルタント・専門職系、エンジニア・技術者・IT・システム系、介護・医療・福祉系 |
主なサービス・機能 | スカウト、条件マッチオファー、働く女のワーク&ライフマガジン、女の転職アカデミア、いい仕事ミイつけよう診断など |
スマホアプリ | あり |
運営会社 | 株式会社キャリアデザインセンター |
公式URL | https://woman-type.jp/ |
【8位 とらばーゆ】医療機関・リラクゼーションサロンなどの求人多数
利用して良かった転職サイト第8位は、とらばーゆでした。
とらばーゆでは、事務職はもちろん、接客、販売、美容、医療機関など、女性に人気の業種・職種を多く扱っています。
とくに、エステや脱毛サロン、美容クリニックなどの受付や看護スタッフの求人は、他社に比べて多数扱っています。
また、「産休・育休あり」「パートタイム」「子育てママ在籍中」など、女性ならではの条件で仕事が検索できるのも、とらばーゆの特徴。
20代の第二新卒だけでなく、結婚後に働き方を変えざるを得なくなった30代・40代の女性や子育て中の方もぜひ利用してみてください。
とらばーゆの口コミを一部紹介します
- アパレル販売や美容関係、サービスなど、女性が多く活躍する仕事が沢山紹介されています。元々希望していた職種が販売やサービス関連だったので、気になる求人が沢山ありました。また実際に転職に成功した方のインタビューなども参考にしていました
- リラクゼーションサロンで働くことを希望していたが、他に見ていたサイトよりもリラクゼーションサロンの求人が多かったのでよかった
- 女性が応募しやすい求人や企業情報が多く安心感が高かった。また、女性ならではの希望事項などの検索条件もあり、探しやすい
- 大手ばかりでなく規模の小さい会社も多数掲載されているので、自分に合った働き方を選んで応募できる。バリバリ働きたい人から、マイペースに働きたい人まで寄り添った求人がある
- サイト内に職種図鑑という項目があり、必要なスキル、仕事内容、実際に働いている方の体験談を紹介しているので、情報が役立ち自分に適した職場へ就く事が出来ました。働いていると悩みが尽きないですが、転職後も応援してくれるコンテンツが多くあり、とても参考になりました。働く人に寄り添ってくれるのでお勧めのサイトです。
特徴 |
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更新日 | 毎週、月曜日・木曜日更新 |
勤務地 | 日本全国 |
掲載職種 | オフィスワーク(事務・経理)、ファッション・アパレル・コスメ販売、販売・サービス、営業、美容師・ヘアサロン、エステ・ネイリスト・リラクゼーション、看護師、医療事務・医療、介護・福祉、歯科・歯科助手、薬剤師・医療、クリエイター、その他・専門職 |
主なサービス・機能 | クラブとらばーゆ、とらばーゆマガジン、転職ノウハウなど |
スマホアプリ | あり |
運営会社 | 株式会社リクルート |
公式URL | https://toranet.jp/ |
【9位 ジョブメドレー】医療介護業界への転職なら登録必須
利用して良かった転職サイト第9位は、ジョブメドレーでした。
ジョブメドレーは、医療介護業界専門の転職サイト。
国家資格の必要な看護師や薬剤師から、人気の医療事務、調剤事務、看護助手、介護職まで、医療介護の求人数は業界No.1(※)を誇ります。
ジョブメドレーの特徴は、登録から応募、面接までの流れがスムーズなこと。
応募内容がサイト担当者を介さず、直接事業所に届くシステムとなっているため、選考や応募までの時間的ロスがありません。
面倒な手間をかけずにサクッと仕事に就きたい方は登録必須です。
ジョブメドレーの口コミを一部紹介します
- 登録からがとてもスムーズで、あっという間に面接、採用までたどり着けた
- 医療専門分野の転職サイトで、医療系の転職情報が多い。職種を絞り込む機能があるので、多職種が効率的に仕事を探しやすい
- 希望の会社の採用担当とメッセージのやり取りから面接までをサイト内でスムーズに行えたことが良かった。 他サイトだと担当の方が付いて職種等の希望を聞かれたりするのが億劫なのですが、ジョブメドレーはこちらから質問しない限りは連絡してこないのでその点も自分にとっては気が楽で良かった
- ラインを利用して転職活動ができるので手軽で便利
- 探したいお仕事をリストにすぐに出してくれるし、給与以外にも細かく書いてあるので分かりやすかった。応募してから面接までの流れもスムーズにいきました
特徴 |
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更新日 | 随時更新 |
勤務地 | 日本全国 |
掲載職種 | 医科、歯科、介護、保育、リハビリ/代替医療、ヘルスケア/美容 |
主なサービス・機能 | スカウトメール機能、キャリアサポート、web面接、動画選考機能など |
スマホアプリ | あり |
運営会社 | 株式会社メドレー |
公式URL | https://job-medley.com/ |
※「医療・看護・介護・福祉・保育・美容」業界を専門とする求人サイト「90サービス」の公開求人件数比較において、ジョブメドレー扱い求人件数がNo.1 2023年7月時点(ジョブメドレー調べ)
【番外編 indeed】あらゆるサイトの求人を一括で検索できる
利用して良かった転職サイト番外編は、indeedでした。
indeedは、求人サイトやハローワークなどの求人を一括で見ることができる検索システムです。
キーワードと勤務地の入力のみで求人検索ができるため、サクッと仕事を探したい方に人気です。
転職サイトではないため番外編としましたが、1,000人中115人とたくさんの方が利用していました。
転職サイトとあわせて利用してみてはいかがでしょうか。
indeedの口コミを一部紹介します
- 色々な会社の仕事を一度に見ることができる。エリアも設定できるので便利。サイト内で応募もでき、メッセージのやり取りもできるので重宝している
- 履歴書をサイトから簡単に作成登録ができ、一度作っておけば何回も作らずに済むところが良い。自分の住んでいる地域から何キロ以内の職場だけを探したいという時も距離を選択できるので、車が無く徒歩や自転車の場合でも探しやすい。雇用形態も正社員やアルバイト、契約、派遣社員以外にも業務委託、新卒、嘱託社員、インターン、請負、ボランティアなど細かく選択できるので自分にあった働き方を見つける事ができオススメ
- 勤務地の希望範囲での検索がしやすく、過去の検索履歴なども出て、希望に即した情報が早く得られる。またレイアウトがすっきりしているのでスマホからも気軽に見ることができる
- 大手転職サイトには載っていない中小企業の求人が多かったです。求人内容は企業によって、詳細に表記されているものから簡易的なものまでありますが、だいたいが詳細に書かれています。また、毎日求人が更新されるのも大手転職サイトにはない良い点だと思います
- 求人数が多く、履歴書不要で簡単応募が可能なものも多い。LINEと連携すると新着の求人をいち早く知らせてくれるので、新しい情報をすぐに確認でき見逃しを防ぐことが可能
【年代別部門】転職サイトおすすめランキング結果発表!
「20代」「30代」「40~50代」の年代別に口コミを集計しました。
それぞれの年代ごとに、人気の高かった転職サイトをランキングにしてみたので、確認してみてください。
以下、ランキングの結果と考察を20代から順に解説していきます。
20代から口コミで選ばれたおすすめ転職サイトランキング
20代からの口コミを多く集めた転職サイトランキングの上位3つは、1位「リクナビNEXT(75人)」、2位「エン転職(63人)」、3位「マイナビ転職(59人)」の結果となりました。
1位にリクナビNEXT選んだ理由としては、
- 求人数が多く条件を絞ってもかなりの数がヒットした
- 職種・業種の幅が広くて選択肢が広がった
などのコメントが寄せられています。
社会人経験の浅い20代の方のなかには、「自分の適性がわからない」「どんな仕事や企業があるかわからない」という人も多いかもしれません。
そうなると、自分の知っている職種やできそうな仕事から選んでしまい、転職活動の視野が狭くなりがちです。
その点でリクナビNEXTは、日本有数の求人データベースを保有しており、扱う職種・業種も幅広いため、視野を広くもって転職活動ができるようです。
以下、20代からの口コミを集めた上位3位までの転職サイトとなります。
30代から口コミで選ばれたおすすめ転職サイトランキング
30代からの口コミを多く集めた転職サイトランキングの上位3つは、1位「リクナビNEXT(59人)」、2位「マイナビ転職(42人)」、3位「エン転職(31人)」の結果となりました。
1位のリクナビNEXTが選ばれた理由としては、求人数の多さや対応職種や業種の数に回答が集まっています。
2位となったマイナビ転職は、首都圏だけでなく地方の求人に強いのも特徴。
そのため、UIターン転職や配偶者の転勤など、ライフステージの変化が起きやすい30代の転職にも対応できます。
また、マイナビ転職では「転職フェア」を随時行っており、初めての転職で情報収集をしたいと考えている方にも好評です。
一方、「入社後のミスマッチで苦労した経験がある」「年齢的にも最後の転職にしたい」という30代には、エン転職が3位につける人気となっています。
エン転職では、企業への丁寧な取材を行ったうえで求人情報を作成しているため、会社のことをよく理解したうえで応募できるからです。
またエン転職には、
- 有益な情報が多く得られる
- ためになる情報を配信している
- サイトの構成が見やすい
など、サイト自体を評価する声も多く寄せられました。
以下、30代からの口コミを集めた上位3位までの転職サイトとなります。
40代~50代から口コミで選ばれたおすすめ転職サイトランキング
40代~50代からの口コミを多く集めた転職サイトランキングの上位3つは、1位「リクナビNEXT(30人)」、2位「ビズリーチ(13人)」、3位「マイナビ転職(12人)」の結果となりました。
1位は他の年代と同じくリクナビNEXTで、求人数の多さを選んだ理由にあげた方がほとんどでした。
2位につけたのは、20代~30代まではランク外だったビズリーチ。
ビズリーチは『ハイクラス転職サイト』をうたっており、求人の3分の1が「年収1,000万円以上(※)」となっています。
経歴やスキルを活かせるマネージメント職や専門職の求人など、他サイトに比べて40~50代向けの求人も多め。
- 条件のよいスカウトが多かった
- 新卒より即戦力になりやすいスキルの高い中途採用の人材が多い
といった声が寄せられています。
※2021年1月現在
以下、40代~50代からの口コミを集めた上位3位までの転職サイトとなります。
転職先の希望条件別におすすめの転職サイトを編集部が選別
この章では、ランキング上位10位までの転職サイトのみでなく、転職先の希望条件別に編集部が独自におすすめの転職サイトを選別してみました。
上記内容を順番に紹介していくので、あなたの考えている条件にマッチしている転職サイトをチェックしてみてください。
1.キャリア転職したい方が選ぶのにおすすめの転職サイト2選
スキルや経験を活かしてキャリア転職をしたい方が転職サイトを選ぶなら、下記2サイトがおすすめです。
ハイクラス・エグゼクティブの転職に特化。
【公式】https://www.bizreach.jp/
経験やスキルを活かせる求人多数
【公式】https://next.rikunabi.com/
上級管理職やリーダー職、高度なスキルを要する専門職などの求人を多く扱っている『ビズリーチ』は、スキルや経験に自信のある方にとって、登録する価値は高いといえるでしょう。
ただし、ビズリーチの場合、求人全体の3分の1が「年収1,000万円以上」なので(※1)、審査を通過した人のみ登録できるというややハードルが高めの転職サイトです。
キャリアアップはしたいけど、もう少しハードルを下げたいという方には『リクナビNEXT』がおすすめ。
リクナビNEXTも、全求人の5割が年収500万円以上、2割が年収700万円以上(※2)と、ハイクラスな求人が多数あります。
あなたの現在のキャリアや今後の希望に合わせて、使い分けてみてはいかがでしょうか。
(※1)2021年1月現在
(※2)調査日2021年3月16日
2.異業種・異職種に転職したい方が選ぶのにおすすめの転職サイト3選
「新たに挑戦したい仕事がある」「今までとは違う業種や職種で働きたい」という理由から転職を考える方もいるでしょう。
異業種・異職種に転職したい方には、下記3つの転職サイトの中から選ぶのがおすすめです。
転職フェアやイベントも活用できる。
【公式】https://tenshoku.mynavi.jp
幅広い業種・職種の求人あり。
【公式】https://next.rikunabi.com/
業種・職種未経験歓迎の求人が見つかる。
【公式】https://en-japan.com/
上記いずれも、業種・職種未経験歓迎の求人を数千件単位で扱っています(※)。
中でも『マイナビ転職』は、やりたいことが定まっていない人でも「これは!」という求人を探しやすいです。
「職種・業種」だけではなく、家電や自然など「興味があるモノ・コト」から仕事を検索できる仕様があるため、当てはまる方は利用してみてはいかがでしょうか。
(※2)調査日2021年3月16日
3.女性が働きやすい職場を探す場合におすすめの転職サイト4選
女性が働きやすい職場を探すのに転職サイトを活用するなら、次にあげる4つのサイトの中から選ぶのがおすすめです。
女性の転職サイト満足度No.1。(※)
【公式】https://woman-type.jp/
全国の女性向け求人多数。
【公式】https://toranet.jp/
女性活躍中の求人が見つかる。
【公式】https://next.rikunabi.com/
女性向け検索条件の設置あり。
【公式】https://en-japan.com/
※2023年1月(株)市場開発研究所調査。1都3県、22-39歳、女性、勤め人を対象。 女性のこだわりを重視した転職サイト満足度第一位
中でも『女の転職type』と『とらばーゆ』は、女性専門の転職サイトなこともあって、女性に適した職場に絞ってのお仕事探しができます。
女性が働きやすい勤務形態の企業求人に特化しているからですね。
『女の転職type』、『とらばーゆ』ともに、女性目線の会社情報、検索条件、コラムなどが充実しているため、サイトを見るだけでも役立つ情報が得られますよ。
また、『リクナビNEXT』や『エン転職』には、女性専用の求人特集ページがあります。
「ブランクあけ」や「子育てママ」も働きやすい求人を豊富に扱っているため、条件に当てはまる場合は、ぜひ利用してみてください。
4.医療・介護系の仕事をしたい方が選ぶのにおすすめの転職サイト2選
医療業界、介護業界のお仕事を探している方が転職サイトを選ぶなら、以下の2サイトがおすすめです。
医療・介護業界の求人に特化。
【公式】https://job-medley.com/est/
医療事務・病院受付の求人あり。
【公式】https://toranet.jp/
なかでも、医療・介護職に特化した『ジョブメドレー』は登録する優先順位が高いといえるでしょう。
医療介護施設に必要なあらゆる求人を扱っているからです。
たとえば、看護師・介護士・薬剤師・歯科助手・医療事務などのほか、調理師、介護ドライバーなども含まれます。
「具体的な仕事は決まっていないけど、医療業界に携わりたい」という方もチェックする価値は高いと言えるでしょう。
また、『とらばーゆ』も看護師や介護士、クリニックの医療事務や受付といった求人が大きな割合を占めています。
とらばーゆはリクルートグループなので、大手の転職サイトで医療系の仕事を探したい方は登録候補のひとつと考えておいてください。
5.ハイクラス転職を希望する方が選ぶのにおすすめの転職サイト2選
ハイクラス転職を希望するなら、以下2サイトの活用がおすすめです。
質の高い希少な求人が見つかる。
【公式】https://www.bizreach.jp/
登録制限ナシで利用可能。
【公式】https://directscout.recruit.co.jp/
上記2サイトは、ハイクラス層の転職に特化しており、年収1,000万円以上の求人が多数あります。
『ビズリーチ』のメインターゲットは、30~40代の管理職候補や経営幹部など、ハイキャリアの即戦力です。
『リクルートダイレクトスカウト』は、リクルートグループならではの厳選求人情報があるので、気になる方は登録してみてください。
管理職など忙しい方でも、『リクルートダイレクトスカウト』と『ビズリーチ』の両社ともに登録後はスカウトを待つだけなので、隙間時間を活かしての転職活動が行えますよ。
6.第二新卒が選ぶ際におすすめの転職サイト2選
第二新卒が転職サイトを選ぶ際には、次の2サイトがおすすめです。
多様な職種・業界の求人が見つかる。
【公式】https://doda.jp/
20代が活躍できる求人多数。
【公式】https://re-katsu.jp/career/
理由は、第二新卒の転職に力を入れていたり、20代をターゲットにした転職サイトだからですね。
業界の中でも求人数の多さを誇る『doda』は、第二新卒の求人にも力を入れており、幅広い職種・業界の中から仕事を探せます。
『Re就活』は、20代に特化した転職サイトで、スカウト機能を活用した転職活動も可能です。
7.フリーター・ニートが選ぶ際におすすめの転職サイト3選
「職歴や学歴に不安があり転職できるか不安」というフリーターやニートの人も多いと思います。
フリーター・ニートが転職サイトを選ぶ際におすすめなのは、次の3サイトです。
幅広い利用者に対応。
【公式】https://next.rikunabi.com/
20~30代の転職に強い。
【公式】https://tenshoku.mynavi.jp
人柄をアピールできる「らいくサービス」あり。
【公式】https://www.hatalike.jp/
上記3サイトを利用して、フリーターから正社員として転職を成功させた人は一定数います。
サイト上に経験談などの掲載もあるので、ぜひ参考にしてください。
『リクナビNEXT』と『マイナビ転職』は求人数が多いうえ、転職が初めての人でもスムーズに活動できる機能やコンテンツが充実。
地域密着の転職情報サイト『はたらいく』は、経験やスキルよりも人柄を重視した求人が見つかりますよ。
8.ITエンジニアの仕事をしたい方が選ぶのにおすすめの転職サイト3選
ITエンジニアのお仕事を探している方が転職サイトを選ぶなら、以下の3サイトがおすすめです。
IT就活・転職のプロが相談から内定までサポート。
【公式】https://unison-career.com/
エンジニアに特化した転職フェアを開催。
【公式】https://type.jp/
IT業界の求人を多数保有。
【公式】https://www.green-japan.com/
上記3サイトはいずれも、IT業界に精通しているだけあって、コンテンツからサポート内容まで充実しています。
『ユニゾンキャリア』は、IT・Web・ゲーム業界専門の転職・就活支援に特化していることもあって、IT業界出身アドバイザーが多数在籍、登録することで業界の裏側事情を知れておすすめ。
首都圏のITエンジニア職の求人に強い『type転職』は、「エンジニア向け転職フェア」や「WEBエンジニア特化型検索サイト」が用意されています。
IT・WEB業界に特化している『Green』は、ベンチャー企業を中心に3,875企業が求人を掲載していますよ。(※2021年12月15日現在)
あなたに合った転職サイトを選ぶ際の注意点3つ
続けて、あなたに合った転職サイトを選ぶ際に注意点3つについて解説していきます。
詳しい理由について順番に解説するので、転職サイトを決める際の検討材料にしてみてください。
【注意点1】幅広い求人が豊富にある大手転職サイトを選ぼう
転職サイトの選び方の注意点1つめは、まずは幅広い求人が豊富にある大手転職サイトを選んでいきましょう。
以下、主な理由となります。
- いろんな希望条件の人が活用できる
- 複数の求人を比較して選べる
- 転職市場の動向をチェックできる
- 希望の求人が見つかりやすい
大手転職サイトには、さまざまな「職種」「業種」「勤務地」「年収」「企業規模」などの求人が多数掲載されています。
そのため、たくさんある求人の中から選びたい人はもちろん、やりたい仕事が決まっていない人も活用できますよ。
たとえば、以下のようなケースが挙げられます。
- 「秘書の経験を活かせる事務職もいいけれど、高収入を狙える営業職にもチャレンジしたい」など、職種を絞りきれていない
- 「早く転職したいから倍率の低い仕事を狙いたい」といった希望条件が漠然としている
代表的な大手転職サイトと、それぞれの運営会社は以下のとおり。
大手転職サイト | 運営会社 |
---|---|
リクナビNEXT | 株式会社リクルート |
doda | パーソルキャリア株式会社 |
マイナビ転職 | 株式会社マイナビ |
エン転職 | エン・ジャパン株式会社 |
【注意点2】希望条件が明確なら得意分野に特化している転職サイトを選ぼう
転職サイトの選び方の注意点2つめは、希望条件が明確な人は、得意分野に特化している転職サイトを選んでいきましょう。
なぜなら、特定の業界・職種の求人が集まるので、効率的に仕事探しができます。
また、より細分化された条件で検索することも可能です。
たとえば介護職の仕事を探す場合、大手転職サイトの『リクナビNEXT』だと、「介護士」にチェックを入れて検索してみると、求人数は185件。(調査日:2021年12月16日)
一方、介護職に特化した『ミラクス介護』で「介護職・ヘルパー」の求人を見てみると、25,911件。(調査日:2021年12月16日)
さらにミラクス介護では、「施設形態」や介護職ならではの「こだわり条件」での求人検索も可能でした。
得意分野に特化した転職サイトは、ほかにも複数あります。
職種に特化した転職サイトから、属性や条件面に特化した転職サイトまで多く存在します。
- ●専門の転職サイトがある職種
-
・看護師
・介護職
・保育士
・薬剤師
・医師
・WEBエンジニア
・税理士、会計士
・弁護士
・理学療法士
・歯科衛生士
・保健師
・臨床検査技師
・臨床工学技士など。 - ●属性や条件面に特化した転職サイト
-
・若手やシニアなど「年代」に特化した転職サイト
・高年収やエグゼクティブ層に特化したハイクラス向け転職サイト
・ベンチャー・スタートアップ企業への転職希望者向け転職サイト
・地方や地元の求人に特化した転職サイト
・障がいを持っている人向けの転職サイトなど
ちなみに厚生労働省の発表によると、有料職業紹介事業所数は2022年時点で28,740事業所と数多く、それに比例して転職サイトや転職エージェントの取り扱い事業者も新しく増え続けています。
【注意点3】転職に関するコンテンツや機能が充実している転職サイトを選ぼう
転職サイトの選び方の注意点3つめは、転職に関するコンテンツや機能が充実している転職サイトを選びましょう。
コンテンツをチェックすることで転職活動に必要な知識も得られますし、機能を活用すれば仕事探しの幅も広げられるからですね。
転職サイトを使った転職活動は、自分で仕事探しから求人の応募、面接日時や入社日のスケジュール管理まで行わないといけません。
そのため、以下のような悩みやわからないことが出てくる人も。
- 「自分にはどんな仕事が合うのか」
- 「強みやアピールポイント」
- 「応募書類の書き方」
- 「面接のマナー」など
そこで使えるのが、次に紹介するような各転職サイトが用意している「転職ノウハウ」「適職診断」「年収査定」といったコンテンツですね。
転職サイト | おすすめサービス |
---|---|
リクナビNEXT | あなたの強みを診断できる「グッドポイント診断」 |
doda | あなたの適性年収がわかる「年収査定」 |
マイナビ転職 | 無料の履歴書添削サービス「転職MYコーチ」 |
Re就活 | あなたの仕事の強み・適職がわかる「適職診断テスト」 |
女の転職type | 推定年収と相性のいい仕事をピックアップ「働く女の年収&お仕事相性診断」 |
また、企業や転職エージェントからの「オファー機能」や、「転職フェア」「転職イベント」などを実施している転職サイトもありますよ。
転職サイトを上手く活用するうえで押さえておきたい5つのポイント
転職サイトを上手く活用するうえで押さえておきたいポイント次の5つです。
転職サイトに登録したものの、その後の転職活動がうまくいかずに悩んでいる人はぜひ参考にしてください。
【ポイント1】複数の転職サイトへの掛け持ち登録で各サイトの足りない部分を補える
活用するポイントのひとつめとしては、複数の転職サイトに掛け持ち登録することで、各サイトで足りていない部分を補えます。
転職サイトごとに、大きく分けると次の2つに違いが出てきます。
- サイトによって求人数・種類が違う
- サイトによって提供しているサービスが違う
採用活動の資金が豊富な企業だと、複数の転職サイトに求人を出しているケースも少なくありません。
たとえば、『マイナビ転職』、『リクナビNEXT』、『エン転職』の3つの転職サイトで同時に求人募集中といったカタチですね。
しかし求人掲載にはそれなりの費用がかかってくるため、よほど資金力が潤沢な企業でない限り、掲載先の転職サイトは絞られてきます。
つまり「転職サイトA」には求人を掲載しているけれど、「転職サイトB」には載っていないケースも多いです。
もし「転職サイトB」にしか登録していなければ、「転職サイトA」のみに掲載している求人は見落とすことになります。
また転職サイトが提供しているサービスについても、「転職フェアへの参加」「履歴書の添削」「適職診断」「適正年収診断」など、サイトによってさまざまです。
同じような診断コンテンツであっても、使い勝手や診断結果の納得感に違いがあることも考えられます。
【ポイント2】転職活動専用のメールアドレスを別で用意する
転職サイトへ登録する際には、個人のSNSのアカウント、もしくは登録用のメールアドレスが必要となってきます。
転職活動専用として、別途登録用メールアドレスを用意して使うのもポイントです。
転職サイト登録後は多くのメールが届くため、他のメールと混ざってしまうと管理しにくいからです。
たとえば、「新着求人メール」や「スカウトメール」等が挙げられます。
また重要メールの見落としを防ぐためにも、メールボックスに未読メールが溜めないように注意してくださいね。
転職サイトに登録している方からは、「転職サイトのメルマガ配信が多すぎる」という悩みの声も少なくありません。
メルマガの配信設定が初期設定のままだと、必要ないメールまで送られてくるからですね。
重要なメールを見落とさないよう、必要なメールだけを受信するようメルマガの設定を変更しておきましょう。
【ポイント3】求人情報を週2回のチェックがおすすめ
3つのめのポイントとして、転職サイトに登録したら、求人情報を週2回のチェックをおすすめします。
理由はシンプル、転職サイトの多くで新着求人情報が週2回以上にわたって更新されているからです。
実際、今回のアンケートでランクインしていた転職サイトの新着求人の更新タイミングを以下にまとめた結果、週2回更新の転職サイトが多く見受けられますよね。
転職サイト名 | 新着求人更新のタイミング |
---|---|
リクナビNEXT | 毎週、水曜日・金曜日 |
doda | 毎週、月曜日・木曜日 |
エン転職 | 毎週、月曜日・木曜日 |
ビズリーチ | 随時更新 |
タウンワーク | 毎週月曜日 |
女の転職type | 毎週、火曜日・金曜日 |
とらばーゆ | 毎週、月曜日・木曜日 |
ジョブメドレー | 随時更新 |
indeed | 1日一回以上 |
また「募集終了」となっていた求人情報でも、追加募集するケースがありますので、こまめなチェックをすることでチャンスへとつながりやすくなります。
ただし在職中の方は、会社内での求人チェックは避けるのをおすすめします。
「休憩中にスマホで求人チェックしているところを見られ、転職活動していることが知られてしまった」という体験談も多いからです。
株式会社ビズヒッツが行った「転職活動がバレた理由や防ぐコツとは?バレて困った場合の対処法も解説【257人アンケート調査】」の調査結果内でもあがっています。
転職活動を秘密にしたい方は、自宅など社内の人に見られない場所で転職サイトをチェックしていきましょう。
また多くの転職サイトでは、希望条件に合う求人が掲載されたらお知らせしてくれる機能(アラート機能、お知らせ機能)が用意されています。
美味しい求人情報を見逃してしまうのが不安な方は、「アラート機能」「お知らせ機能」などを有効活用していきましょう。
【ポイント4】転職サイトのスカウト機能を活用する
スカウト機能とは、転職サイト登録者のプロフィール(経歴・スキル)を見て、企業側が「わが社に応募してみませんか」と誘うものです。
4つめのポイントとして、「スカウト機能」がついている転職サイトに登録したら、試しに使ってみることをおすすめします。
「書類選考免除」など、特典付きのスカウト情報も多いことからも、一度は確認してみる価値が高いからですね。
今回の転職サイト口コミランキングでランクインしていた転職サイトのスカウト機能のありなしについて、以下にまとめたので参考にしてみてください。
転職サイト名 | スカウト機能のありなし |
---|---|
リクナビNEXT | ◯ |
エン転職 | ◯ |
マイナビ転職 | ◯ |
doda | ◯ |
ビズリーチ | ◯ |
タウンワーク | ◯ |
女の転職type | ◯ |
とらばーゆ | ✕ |
ジョブメドレー | ◯ |
indeed | ◯ |
「とらばーゆ」のみスカウト機能がついていなくて、スカウト機能を利用したい方は、それ以外の転職サイトを選んでいきましょう。
スカウト機能を通じて、あなたが考えてもいなかった業種・職種からのスカウトを受けるケースも少なくありません。
「ああ、こんな会社からも提案があるんだ…」と、転職先候補の選択肢を広げるキッカケとして活用してみてください。
なおスカウトメールは大きくわけて以下の2パターンがあります。
- コンピューターが登録情報をもとに一斉送信・自動送信するもの
- 採用担当者がプロフィールを読んだうえで直々に送るもの
後者のほうが企業側の採用意欲が高いため、「書類選考なし」「交通費支給」などの特典のつく可能性は高いです。
【ポイント5】転職サイトと転職エージェントを併用する
5つめのポイントとして、転職サイトと転職エージェントを併用するのもおすすめの活用法といえるでしょう。
転職サイトにはない、転職エージェントならではの以下メリットがあるからです。
- キャリアアドバイザーに相談できる
- 転職エージェント経由の応募なら書類通過率が高まる
- 非公開求人を紹介してもらえる
たとえば、「内定が出ない」「自分に合う仕事が見つからない」と悩んでいるとき、転職のプロであるキャリアアドバイザーに相談できるのは心強いものです。
自分一人で考えているよりも第三者の協力を得ることで、より転職活動を客観視できる点は魅力のひとつといえるでしょう。
さらに転職エージェントを通じて求人に応募する場合、キャリアアドバイザーが「推薦状」を描いてくれるので、書類選考率アップも見込めます。
中には「書類選考なしで面接に進める」というエージェントも。
例えば「転職サイトで見つけた求人について、転職エージェント経由で応募できないか聞いてみる」といった使い方も可能です。
もし転職エージェントのサポートを必要としていなかったとしても、転職サイトには載っていない「非公開求人」を確認するためだけの登録もおすすめといえるでしょう。
転職サイトを活用するうえで知っておきたい6つのメリット
転職サイトを活用するうえで知っておきたい6つのメリットについて紹介します。
それぞれの具体的な理由について順番に解説していくので、転職サイトの利用を考えている方は参考にしてみてください。
【メリット1】自分のペースで転職活動を進められる
転職サイトを使えば、自分のペースで転職活動を進められるメリットがあります。
自分で求人検索を行った上で応募する企業を選択し、入社するかどうかもすべて自分自身で決められるからですね。
転職エージェントのようにキャリアアドバイザーと二人三脚で転職活動を行う必要がないので、「紹介した仕事に応募するか」「内定をもらった企業のうち、どこへ入社するか」など急かされることもありません。
【メリット2】いろんな求人をチェックできるから視野や選択肢が広がる
転職サイトに掲載されている様々な求人情報をチェックできて、視野や選択肢が広がる点もメリットといえるでしょう。
求人情報を幅広くチェックしている中で、あなたが考えてもいなかった優良案件に出会えるケースも少なくありません。
たとえば、事務職を希望している人が、職種にこだわらず、試しに年収500万円の求人をチェックしてみたとしましょう。
すると、多種多様な職種・業種の求人がヒットし、「未経験からでもできる営業職の求人があったので応募してみよう」と、新たに挑戦してみたい仕事が見つかることもあります。
また求人動向や希望する業界・職種の仕事情報を収集する際にも使えます。
【メリット3】いつでもどこでも求人検索や応募できる
いつでもどこでも求人検索や応募ができる点も、転職サイトのメリットといえます。
スマホやパソコンさえあれば時間や場所など関係なく、自分の都合のいいタイミングで求人検索から応募までが可能です。
ハローワークや転職エージェントでも、パソコンやスマホを使っての求人検索自体は可能です。
しかし、『応募』になると話は別で、窓口や担当者を通す必要が出てきます。
たとえばハローワークの場合、希望の求人を窓口で紹介してもらう必要があります。
求人票をもとに企業へ直接応募も可能ですが、時間帯によっては営業時間外の場合もあるため、すぐに応募とはいきません。
また転職エージェントの場合、担当経由で求人に応募する必要があるため、気になる求人を見つけたら、まずは担当者へ相談というカタチになります。
気になる求人があればすぐ応募したい人や、夜間や週末しか求人検索の時間が取れないという人には、転職サイトは活用しやすいと言えるでしょう。
【メリット4】応募する求人を自由に選べる
いろんな求人を検索できるのはもちろん、応募先の仕事を自由に選べるのも転職サイトのメリットのひとつと言えます。
応募条件さえ満たしていれば、掲載されている求人の中から好きな求人を選んで応募できるからですね。
自分の中ではハードルの高い求人だと思っていても魅力的なのであれば、ダメ元で応募してみるのもおすすめです。
応募をしなければ可能性ゼロのままですが、ダメ元であったとしても応募をすることで採用される可能性も出てきます。
採用されるかは別に置いといて、とりあえずでも良いので、やってみたい仕事や憧れの仕事がある人は、まず応募してみてはいかがでしょうか。
【メリット5】企業と直接やり取りできる
企業と直接やり取りできるのも、転職サイトのメリットだと言えるでしょう。
応募から面接の日程調整、条件面の交渉など、すべて自分の納得できるカタチで進められるからですね。
転職エージェントと意思疎通が上手くいかなくての伝達ミスが怖い方には、おすすめと言えます。
たとえば、「月曜日の午後はNGだと伝えていたのに、面接を入れられた」「聞きたかったことと回答が噛み合っていない」などがあげられます。
注意点として、企業と直接やり取りする際は、忙しい時間帯は避け、常識あるメールや電話対応を心がけてください。
【メリット6】ほかの転職方法と比べて採用に積極的な企業が多い傾向にある
転職サイトは他の転職方法と比べて、採用に積極的な企業が多い傾向なのもメリットといえるでしょう。
サイト内に求人掲載するための費用がそれなりな金額だからです。
たとえば「エン転職」の掲載料金は、全国・関東版に掲載した場合、最低でも4週間で28万円と、企業だったとしても決して小さい金額とはいえません。
※参考:エン転職の料金一覧表 │ 他社との違い・採用事例まで徹底解説
ちなみにハローワークは完全無料、転職エージェントは成功報酬型を採用しています。
転職サイトに高額な広告費用を投じている点から、現在進行形で人手がほしいとわかります。
転職サイトを活用するうえで知っておきたい4つのデメリット
続いて、転職サイトを活用するうえで知っておきたい4つのデメリットを紹介します。
それぞれの具体的な理由について解説していくので、転職サイトの利用を考えている方は参考にしてみてください。
【デメリット1】誰からのサポートなしで転職活動を進める必要がある
デメリットとして、転職サイトは、誰からのサポートもなく一人で転職活動を進める必要があります。
ハローワークや転職エージェントのように、転職サイトにはサポートしてくれる人がいません。
初めて転職活動する人や、転職が難しい業界・職種を目指している人などは、サポートがないと転職をうまく進められない可能性もあります。
また、不安なことを相談できなかったり、わからないことは自分で調べることを負担に感じる人もいるのではないでしょうか。
自分ひとりで悩んだり調べたりするのが辛くなると、途中で転職活動を挫折しかねません。
【デメリット2】求人情報の良し悪しを自分で見極める必要がある
転職サイトを利用する際は、自分自身で求人情報の良し悪しの精査が必要なのもデメリットでしょう。
さまざまな求人が掲載されている転職サイトの中身は、まさに玉石混交状態といえます。
「職場環境の悪い企業」や「離職率の高い企業」の求人など、転職先としては避けたいところが混ざっている可能性もあります。
しかし、自らわざわざネガティヴな情報を掲載する企業はなく、求人情報だけで優良企業かどうかを見極めるのは難しいです。
極端な例となりますが、「職場の騒音が酷く、離職者も多いです」とか、正直に記載する企業はほとんど無いと考えられます。
良い求人を見極めるポイントとしては、『掲載されている情報量の多さ』です。
具体的かつ詳細な情報がたくさん掲載されていれば、なんでも公表できる風通しの良い職場の可能性が大きくなります。
職場の雰囲気、社員の様子がわかる画像等もチェックしておきたいポイントです。
画像から働きやすそうか、自分に合っている雰囲気かなどを判断してみてください。
【デメリット3】自分に合う仕事が明確じゃないとミスマッチが生じやすい
転職サイトで求人確認する中、自分の合う仕事がちゃんとイメージできていないと、ミスマッチが生じやすい点もデメリットです。
たとえば、希望の条件はあるけれど、選ぶべき職種・業界がわからなくて戸惑っていたりですね。
第三者からの客観的なアドバイスなどが受けられず、自分の判断で仕事を選ばなくてはいけません。
転職エージェントやハローワークであれば、担当者は職場の雰囲気や情報などに精通しているため、以下のような具体的なアドバイスをもらえ、ミスマッチを防ぎやすいです。
- 体育会系の職場なので、明るくポジティブな性格のあなたには合っているでしょう
- 男性の多い企業だけれど、勤務する部署は女性が多い。以前の会社で女性同士のトラブルがあった貴女はやめておいたほうがいいのでは
また、「給料」「休み」「勤務時間」など希望条件を優先するあまり、自分が苦手な職場を選んでしまい、後悔するケースもあるので注意してください。
後悔しないためにも、企業研究、企業風土の調査は徹底的に行うことをおすすめします。
【デメリット4】人気求人の競争率が高くて仕事が決まりにくい
デメリットとして、転職サイト内にある人気求人の競争率は高く、何度応募してもなかなか採用までつながらないケースもあります。
あなたが魅力的と感じる求人は、他の人から観ても魅力的に感じることが多いです。
さらにはサイトの仕組み上、誰でもカンタンに閲覧や応募しやすいので、人気の求人は応募殺到しやすい傾向があります。
登録していない人でも閲覧可能な公開求人の場合、さらに競争率が高くて書類審査すら通らないことも少なくありません。
とくに大手の転職サイトは人気も高く、1つの求人に対しての応募者も多い傾向と考えたうえで申し込みしていきましょう。
転職サイトを使った転職活動がおすすめな人の特徴
転職サイトのメリット・デメリットを確認した人の中には、「果たして自分には転職サイトが使いこなせるのだろうか」と迷いが生じた人もいるかもしれません。
そこで、転職サイトを使った転職活動がおすすめな人の特徴を紹介します。
- 転職活動のやり方を理解している人
- 自分のペースで転職活動を行いたい人
- 自分で求人をチェックして応募したい人
- スキルや市場価値が高い人
- 自己分析や企業研究を自分でできる人
転職サイトは、さまざまな企業の求人が掲載されており、各企業の求人に自分で応募して転職活動を進めます。
そのため、転職活動の流れや取り組み方に十分な理解が必要です。
転職エージェントのように求人紹介や情報提供を受けられるわけではないため、主体性も必要になってくるでしょう。
また、スカウトサービスの提供がある転職サイトでは、プロフィールを登録し、企業の人事担当者やヘッドハンターからのスカウトを受けながら転職活動を進めます。
スキルや市場価値が高ければ、良質なスカウトが届く可能性もあり、十分にサービスを活用できるでしょう。
特徴に該当する人は、転職サイトを使いこなせるはずなのでぜひ利用してみてください。
転職サイトを使った転職活動がおすすめな人の特徴に該当しなくても、興味があれば一度使ってみるのもおすすめです。
転職サイトはほとんどが無料で利用できるので、実際に使ってみて合うか確認してみてください。
もし合わない場合は簡単に退会もできますし、求人動向をチェックするなど情報収集のために利用を続けるのもいいでしょう。
転職サイトと併せて利用したいサービスをピックアップ
転職サイトだけでなく、その他のサービスを併用するのもおすすめです。
転職成功の確率アップや、転職活動をよりスムーズに進められるからですね。
「転職サイトを上手く活用するうえで押さえておきたい5つのポイント」の章では、転職エージェントの併用をおすすめしましたが、他にも転職活動に使えるサービスはあります。
そこで転職サイトと併せて利用するのにおすすめのサービスをピックアップしてみたので、必要性を感じるサービスがあれば、ぜひ利用を検討してみてください。
「口コミサイト」は企業の評判やリアルな情報をチェックするのにおすすめ
まず押さえておきたいのは「口コミサイト」です。
給与や福利厚生といった条件面だけ掲載している転職サイトの求人情報だけでは、「職場の雰囲気」「労働環境」まではイメージできません。
応募先企業で実際に働いていた人たちの口コミが集まるサイトと併用することで、転職サイトではわからない情報を補えます。
実際の利用手順としては、転職サイトで気になる企業を見つけた後、口コミサイトで調べるのがおすすめです。
企業に関する口コミサイトには、以下のようなものがあります。
口コミサイト | 特徴 |
---|---|
転職会議 | 現社員&元社員からの口コミ多数。掲載企業数も豊富。 |
OpenWork | 待遇や内情などのリアル情報をチェックできる。 |
キャリコネ | 情報の信ぴょう性を高めるための取り組みを行う信頼度の高いサイト。 |
ライトハウス | 「エン・ジャパン」運営の口コミサイト。女性視点の評価もわかる。 |
ただし口コミサイトには「応募先企業を辞めた人」からの投稿が多いため、批判的・ネガティブな内容に偏りがちな点は注意が必要です。
自身のキャリアと向き合いたいなら「キャリアコーチング」がおすすめ
転職活動を始める前にやっておきたいのが、自己分析やキャリアプランを立てることです。
しかし、どのように自己分析を行えばいいのかわからない人や、やりたいことが見つかっていない人もいるでしょう。
転職したいものの、自分自身の強みや意思、キャリアの方向性がわからない人には「キャリアコーチング」がおすすめです。
キャリアコーチの主なサービス内容は以下のとおり。
- 悩みや不安をヒアリングして相談にのってくれる
- 徹底した自己分析で適性や強み・弱みがわかる
- キャリアプランや目標設定をサポートしてもらえる
- 転職活動の計画策定を行ってくれる
キャリアのプロに相談しながら、得意分野ややりがいなどを明確にし、方向性を見出しながら転職活動の計画を立てられるのがキャリアコーチングのメリットです。
転職サイトとの併用におすすめなキャリアコーチングをピックアップしたので、参考にしてください。
キャリコーチング | 特徴 |
---|---|
マジキャリ | 面接対策や応募書類の添削が受けられるコースあり。 |
キャリドラ | やりたいことを見つけて市場価値向上を目指せる。 |
キャリアアップコーチング | 性格診断・自己分析支援から入社後の活躍支援まで幅広い支援プランを選べる。 |
気軽に就職や転職相談できるサービスや公的機関もおすすめ
第三者へ気軽に就職や転職相談したいという人は、無料相談サービスや公的機関の活用もおすすめです。
コストを気にせず、就職や転職に関しての客観的な意見を聞けたり、専門的なアドバイスを受けられたりするからですね。
以下に、無料相談できるサービスや公的機関をピックアップしたので、ぜひ活用してください。
無料相談サービス&公的機関 | 特徴 |
---|---|
JobQTown | キャリアや転職に特化した匿名相談サービス。 |
ハローワーク | 働きたいママ・高齢者・障害者など、さまざまな立場の人の相談にのってくれる。 |
ジョブカフェ | 専任相談員がマンツーマンで対応してくれる、若者向けの都道府県が設置する施設。 |
転職サイトの利用方法|登録から内定までの流れ
転職サイトを利用する際の流れは次のとおりです。
上記内容について順に解説していきますね。
【利用の流れその1】登録前に自己分析する
転職サイトに登録する前に、自己分析しましょう。
分析結果に応じて、各自のおすすめ転職サイトも変われば、登録する際に必要となるプロフィール情報作成時にも便利です。
具体期には以下のような内容を整理していきましょう。
- 今後のキャリアプラン
- 次の仕事に求めること
- 希望条件(年収、業種職種、勤務地など)
- 自分の強み
希望条件については、優先順位をつけるのも忘れないようにしてください。
例をあげると、『地元に戻って転職する』ことが譲れない条件であれば、「Uターン求人」「地元の求人」が豊富に掲載されている転職サイトを選ぶ必要が出てきます。
また「自分の強み」がわからない場合には、各転職サイトにある診断コンテンツも役立つので活用していきましょう。
-
リクナビNEXTの「グッドポイント診断(所要時間30分程度)」は使い勝手も良いので、興味がある方は試してみてください。
【利用の流れその2】転職サイトへ登録してプロフィール情報を記入する
次に転職サイトに登録していきます。
登録時に記入するプロフィール情報は、自己分析の際に作ったデータを利用していきましょう。
登録時には「職歴」「現職の職種」「現在の年収」「転職の希望条件」を入力するのが一般的です。
現在の職場に転職活動していることを知られたくない場合、以下の点に注意しながらプロフィールを作成しましょう。
- 現職で扱っている商品・サービス名を書かない
- 社内用語や独特の役職名を書かない
上記とあわせて、現在の勤務先が自分のプロフィールを閲覧できないようにする「ブロック機能」も設定しておくと、より安心といえます。
-
登録したプロフィール内の情報をもとに、「おすすめ求人のお知らせ」「スカウト」などが届くので、手を抜かずにしっかり記入しておきましょう。
【利用の流れその3】登録完了したら求人を探す
転職サイトへ登録したら、求人を探していきましょう。
おすすめの探し方は以下の2ステップです。
- 興味がない業種・職種も含めて幅広く探してみる
- 徐々に求人を絞り込む
希望とは違う業種・職種もチェックする理由としては、別業界や別会社でもあなたの培ってきたスキルや経験を活かせるケースもあるからですね。
- コールセンター業務の経験を活かして、別業界の事務職として働く
- 大手飲食店のマネージャー経験を活かして、スポーツクラブの管理職として管理職業務を行う
- Web制作会社から建築会社へ転職後、建築会社のホームページ管理や集客を担当
また幅広い分野の求人をチェックすることで視野も広がって、自分の中の優先順位もより明確になってくることでしょう。
多くの候補先や選択肢ができた後は、優先順位とあわせて徐々に求人を絞り込んで応募先を決めます。
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『ビズリーチ』のように「スカウト機能」「おすすめ求人のお知らせ機能」がついている転職サイトなら、送られてくるスカウトやメールにも目を通しておきましょう。
【利用の流れその4】応募種類を作成する
応募先の候補が決まったら、応募用書類を作成します。
転職サイトからの応募時には、登録している「プロフィール」「職務経歴」などが企業に送信されるからです。
応募する企業に合わせて、書類をアレンジしていきましょう。
各転職サイトには「よい応募書類の書き方」などのノウハウがコラムとして掲載されています。
たとえば『リクナビNEXT』の「転職成功ノウハウ」には、履歴書・職務経歴書の無料テンプレートが用意されているので、ぜひダウンロードして活用してください。
また履歴書やエントリーシート作成に役立つ診断コンテンツを用意している転職サイトもあります。
『doda』の「自己PR発掘診断」は、16問の設問に答えるだけであなたのPRポイントがわかるので、気軽に利用してみてください。
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各転職サイトのHow toコンテンツから得た内容を参考にして、理想の応募書類を作り上げていきましょう。
【利用の流れその5】求人に応募し書類選考を受ける
応募書類ができたら転職サイトから応募し、まずは書類選考を受けます。
転職サイトの場合、一部の転職エージェントのように「書類選考が免除される」といった特典はほぼないからです。
そのため書類の書き方はとても重要ですね。
転職サイトから応募すると、まず企業から応募受付の連絡があり、たいていその後2週間以内には書類選考の結果がわかります。
書類選考を通過したら、面接があります。
ノウハウ本や転職サイトのコラムを参考に、面接対策しておきましょう。
同時に複数の企業に応募OKなので、転職活動を効率的に行うためにもやっておいて損はありません。
応募したすべての企業の書類選考に通過できるわけではないからですね。
ただしあまり数を増やしすぎると「企業・業界リサーチの時間確保」や「面接の日程調整」が難しくなるので注意しましょう。
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「転職活動にあてられる時間」と「同時応募する企業の数」のバランスを考えての応募をおすすめします。
【利用の流れその6】内定が出たら現在の仕事の退職準備をする
内定が出たら、いまの仕事を辞めるための退職準備をしていきましょう。
会社を辞める前に「退職日と入社日の調整」や「引き継ぎのスケジュール調整」が必要になってくるからです。
後任人事の調整もあるので、多くの場合「辞めたいときに辞めればいい」というわけにはいかないでしょう。
人によっては、現在の職場から「辞めないでほしい」と慰留されて悩むかもしれません。
ただ退職までに想定以上の時間がかかってしまうと、転職先に迷惑をかけることになるので注意してください。
退職をスムーズに進行するためのノウハウは転職サイトのコラムなどで公開されていますので、参考にしてみましょう。
転職サイト利用希望者からよくある質問と回答
転職サイトを利用希望者からよくある質問をまとめてみました。
- Q.利用条件はありますか?
- Q.利用料金はかかりますか?
- Q.求人はどうやって検索すればいいですか?
- Q.希望条件で検索しても1件もヒットしません
- Q.派遣・パート・アルバイトの求人も見つかりますか?
- Q.学生は利用できますか?
- Q.応募書類の添削や面接対策はしてもらえますか?
- Q.退会したい場合どうすればいいですか?
- Q.スカウトサービスは利用したくありません
- Q.メルマガの配信を停止したい
- Q.希望と合わない求人紹介のメールばかり届きます
- Q.応募した企業や不採用だった企業の求人情報が配信されます
- Q.スカウトを利用した場合、今の会社にバレないか心配です
- Q.応募企業とはどうやってやり取りすればいいですか?
- Q.応募した企業から連絡がきません
- Q.ハローワークへ提出する「職業紹介証明書」はもらえますか?
- Q.応募を取り消したい場合どうしたらいいですか?
- Q.求人情報が事実と異なっています
転職サイトの利用に関して、不明点や気になることがある人は、ぜひ参考にしてみてください。
転職サイトは企業から求人掲載料を得て運営するビジネスモデルのため、求職者は無料で利用できるようになっています。
ただし、ビズリーチのように一部機能やサービスが有料の転職サイトもあるので、有料の転職サイトを使う場合は、サービス内容を理解した上で利用するようにしましょう。
たとえば、法務部の仕事を新宿近辺で探したい場合、「法務+新宿」で検索する形です。
転職サイトごとに絞り込める特徴・条件などが違うので、登録前に一度チェックしてみるといいでしょう。
希望に該当する項目がない場合は、フリーワード検索機能を使って検索してみてください。
スマホアプリのある転職サイトもあるので、出先などで求人検索したい人はダウンロードしておくと便利ですよ。
たくさんの希望条件を設定すればするほど、すべてを満たす求人が見つかる可能性は低くなります。
希望条件の優先順位を決めて、優先度の高い順から徐々に絞り込んだり、逆に希望条件すべてにチェックを入れて、優先度の低い順にチェックを外していくという方法なども試してみるといいでしょう。
それでも求人がヒットしない場合は、ほかの転職サイトをチェックするか、転職エージェントに相談してみてはいかがでしょうか。
転職サイトでは、正社員や契約社員の求人を主に取り扱っているからですね。
実際に求人検索の「雇用形態」から、派遣社員やパート・アルバイトにチェックを入れて検索してみると、求人の少なさがわかります。
正社員以外に、派遣やパート・アルバイトの仕事も検討している人は、それぞれの求人に特化した専用サイトを活用するといいでしょう。
たとえばマイナビ転職なら、マイナビスタッフという派遣会社や、マイナビバイトも運営しているので併せて登録してみてはいかがでしょうか。
また、当サイトの大手派遣会社の特集、「大手派遣会社おすすめランキング6選!」の記事も、ぜひ参考にしてみてください。
転職サイトは中途採用が前提となっており、内定後すみやかに即戦力として働いてくれる人材を企業も希望しています。
そのため、卒業するまで待ってもらったり、新卒採用者のように基礎的な研修を行ったりといった対応は難しいでしょう。
学生なら就職サイトや就活エージェントの利用をメインとし、転職サイトは情報収集のためにチェックするという使い方がおすすめです。
マイナビ転職の「履歴書添削」など、一部転職サイトではサポートを行っているケースもありますが、基本的にはすべて自分で対応する必要があります。
多くの転職サイトが、サイト内に応募書類の書き方や面接対策のハウツーコンテンツを設けているので、参考にしてみてください。
自分で準備するのが不安な人やサポートを希望する人は、転職エージェントの併用をおすすめします。
基本的に転職サイトは、いつでも好きなタイミングで退会可能で、退会費用などもかかりません。
一定期間利用がなければ、自動的に登録が抹消されるサイトもあります。
一度退会すると、登録したデータはすべて抹消されるため、今後利用する予定がないか確認してから手続きをしましょう。
退会してから再び利用する際は、登録したプロフィールや職務経歴などをイチから入力していく必要があります。
また、以前と同じメールアドレスで再登録できないサイトもあるので、退会時の注意事項などをしっかり確認してから退会してください。
登録時にサービスを利用しないよう設定しておくか、登録後にスカウトサービスが届かないよう設定変更するといいでしょう。
設定をしておけば、企業や転職エージェントへプロフィールなどが公開されなくなります。
設定方法については、各転職サイトのヘルプページやQ&Aページなどをチェックしてみてください。
転職サイトによって停止する方法が違うので、詳しくは各転職サイトのヘルプページやQ&Aページなどを確認してみてください。
あまりにも希望とかけ離れた求人しか届かないようなら、設定している条件を変更して変化があるか確認してみてください。
条件設定を変更しても希望の求人が届かない場合は、メールサービスをオフにするか、違う転職サイトの利用をおすすめします。
なぜなら、転職サイトによっては、応募状況を把握せず自動的にメール配信することがあるからです。
すでに内定をもらっている人や、選考が進んでいる最中の人が、誤って応募してしまうと、採用担当者へ不信感を与えてしまいます。
また、自己管理できない人だと思われてしまい、不採用になってしまうケースもあるので注意しましょう。
現在勤務している会社をブロックしておけば、あなたのレジュメを閲覧されることはありません。
また、レジュメの勤務先名を非公開にできる設定がある転職エージェントもあります。
会社へバレずに転職活動を進めたい人は、スカウトに関する機能や設定が充実している転職サイトを選ぶといいのではないでしょうか。
ただし、企業によっては応募時に送信した電話番号やメールアドレスへ連絡が届くこともあります。
どのように連絡のやり取りが行われるのか、求人票や応募後の確認メールなどをチェックしておくようにしましょう。
応募から書類選考の合否までは1~2週間かかることもザラで、すぐに連絡が来ないことも多々あります。
求人票に選考期間の目安が記載されていれば、その期間まで待ってみるといいでしょう。
掲載されている期間を過ぎても連絡がなかったり、期間の記載がなく2週間以上音沙汰なしの状況なら、応募企業へ直接連絡してみることをおすすめします。
なぜなら転職サイトは、厚生労働大臣の許可を受けた「職業紹介事業者」に該当しないからですね。
転職エージェントなら「職業紹介事業者」に該当するため、「職業紹介証明書」が必要な人は転職エージェントからの転職も検討してみてはいかがでしょうか。
サイト上から取り消し可能な場合もあれば、直接応募企業へ連絡しなければいけない転職サイトもあるからですね。
多くの転職サイトが、サイト上からの取り消しではなく、直接企業へ連絡するカタチを取っているので、応募をする際は慎重に行いましょう。
万が一「誤って応募してしまった」「応募が重複した」場合は、いずれの取り消し方法であっても、事情や理由などを説明した上で、社会人のマナーとして謝罪をしましょう。
転職サイト側から企業へ調査を実施し、改善や求人内容の訂正などの検討が行われるので、事実と違った内容を具体的に伝えてください。
基本的に求人募集を行う際は、転職サイトが内容について審査を行っているものの、隠された情報までは把握しきれません。
このような企業の求人掲載を減らすためにも、事実と異なる求人は通報するようにしましょう。
転職サイトを安全に利用するためのポイント
転職活動に欠かせない転職サイトですが、個人情報の漏えいや虚偽求人をつかまないかなど不安を抱く人もいるでしょう。
転職サイトを安全に利用するためのポイントを紹介するので、参考にしてみてください。
プロフィールや職歴など、たくさんの個人情報を登録する転職サイトにおいて、情報漏えいの危険は避けたいところですよね。
個人情報の漏えいリスク低減のためにも、プライバシーマーク(Pマーク)のついた転職サイトを利用しましょう。
プライバシーマーク(Pマーク)とは、個人情報の取り扱い方や運用などが適切に管理されていると評価された事業者が使用できるマークのことです。
転職サイトを運営する企業がプライバシーマークの使用許諾業者として認定されていれば、転職サイト上に表示されています。
もしくは「プライバシーマーク付与事業者検索」でチェックしてみてください。
ただし、プライバシーマークがあっても確実にリスク回避できるわけではありません。
パスワード管理など、自分でできる情報漏えい対策も行うようにしましょう。
会社に転職活動がバレないか心配している人は多く、当記事内でも「社内で求人チェックを避ける」「スカウトのブロック機能の活用」などの対処法を紹介しています。
さらに大前提として注意したいのが、会社のパソコンやスマホで転職サイトにログインしないことです。
会社によってはシステム管理者が監視していることもあり、通信ログからバレてしまうこともあるので注意してください。
また、会社のパソコンやスマホの私的利用を禁止している企業も多いため、転職活動がバレる上に、規則違反でペナルティを受ける可能性もあります。
私的利用によって会社の情報が外部に漏えいしてしまうケースもあるため、転職サイトの利用は自身のデバイスを使って行うようにしてください。
転職活動をしていると、たくさんのメールやメッセージが届きます。
しかし、中には怪しい連絡がっていることもあるので注意してください。
求職者につけ込んで個人情報を盗もうとしたり、リモートワークの希望者をターゲットにした在宅ワーク詐欺だったりする可能性もあるからです。
転職活動中は、転職に関するメールやメッセージだとチェックするのが当たり前なので、騙されてしまう人も少なくありません。
怪しいメールやメッセージを見極めるポイントは次のとおり。
- 登録した覚えのない転職サイトからのメールはチェックしない。
- 好条件や高待遇の求人は簡単に飛びつかない。
- 突然採用担当者から連絡が来たら連絡先を聞いてワンクッション置く。
怪しいメールやメッセージだと判断したら、添付ファイルや記載されているリンクは開かないようにしてください。
連絡元の企業の公式サイトや口コミなどもチェックしてみるといいでしょう。
転職サイトを利用する際は、メールやメッセージなどの窓口を一本化しておくのもおすすめです。
これから転職サイトの利用を考えている方へのアドバイス
「おすすめの転職サイト」「転職サイトを選ぶコツ」「おすすめの活用方法」についてお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか。
最後に、これから転職サイトの利用を考えている方へワンポイントアドバイスとなります。
「どうしてもこの会社に入りたい」「この会社に入りたいから転職する」といった企業がない場合は、転職サイトには複数登録して幅広く求人に触れることを大切にしましょう。
「大手総合型転職サイト」と、自分の属性・希望業界にあった「特化型転職サイト」を組み合わせるのがおすすめです。
いくつか組み合わせの例を挙げておきますね。
ケース | 転職サイトの組み合わせ例 |
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20代でキャリアアップのために転職したい |
・リクナビNEXT ・doda |
20代で職務経験が浅い 異業種転職したい |
・リクナビNEXT ・doda ・マイナビ転職 ・Re就活 |
IT業界に転職したい |
・リクナビNEXT ・doda ・Green |
最初に3~4社登録しておき、使い勝手に合わせて徐々に利用する転職サイトを絞り込んでもいいでしょう。
転職サイトでの転職活動は、「自分のペースで進められる」のがメリット。
一方で「基本的に自分ひとりで行う必要がある」というデメリットもあります。
求人を探したり、応募書類を書いたりするのもすべて自分で行わなくてはいけません。
そのため「求人を探すのが大変」「転職活動の方向性が合っているのか不安」「各企業に合わせて応募書類を書くのが難しい」という方は、転職エージェントとの併用も検討してみましょう。
転職エージェントに登録すれば、自分で探さなくても希望に合う求人を紹介してもらえますし、書類添削や面接対策も受けられるからです。
転職サイトとエージェントのどちらも運営している会社も多いので、登録した転職サイトでエージェントサービスが利用できないかを調べてみるのもアリですよ。