『エン転職』は、求人サイトや人材紹介などのサービスを提供する「エン・ジャパン」が運営する総合転職支援サービスです。
当メディアでは、実際にエン転職を利用した人の評判にあわせて、客観的な視点からメリット・デメリットについての調査結果をまとめてみました。
エン転職の「良い評判」と「悪い評判」を口コミ調査
エン転職を利用したことのある80人に、「エン転職を利用して良かった点と悪かった点」についてアンケート調査を実施し、口コミを集計しました。
- 調査対象:エン転職を利用したことがある方
- 調査期間:2021年10月8日~10月15日
- 調査機関:自社調査
- 調査方法:インターネットによる任意回答
- 有効回答数:80人
その結果をもとに、エン転職の「良い評判」と「悪い評判」を紹介していきます。
エン転職の良い評判
まずは、エン転職の良い評判を紹介します。
- 求人数が多く幅広い(26人)
- 求人の情報量が多い(19人)
- サイトが見やすく使いやすい(13人)
以下、実際の口コミとあわせて解説していくので参考にしてみてください。
求人数が多く幅広い(26人)
エン転職の良い評判で1番多かったのは、80人中26人が回答した「求人数が多く幅広い」です。
大手転職サイトに比べて求人数の少ないエン転職。
しかし、実際にエン転職を利用した約3割の人は、求人数の多さを実感している結果となりました。
また、求人数の多さにプラスして、「業種や職種の幅が広い」「大手企業から中小企業まで求人が揃っている」という求人内容の幅広さを評価する声も。
さまざまな求人があり、「選択肢が豊富」「探していたマイナーな職種の求人があった」など満足度の高いコメントも多く寄せられました。
- 「多くの求人を掲載しているので、自分の希望条件から絞って選べます。」(20代 男性)
- 「求人数が想定より多かった。」(30代 男性)
- 「業種・職種ともに豊富で、自分に見合った求人が結構ありました。」(40代 女性)
求人の情報量が多い(19人)
エン転職の評判で2番目に多かったのは、80人中19人が回答した「求人の情報量が多い」です。
エン転職には「詳細で正直な求人情報をお届けする」というこだわりがあるため、求職者が納得の転職をできるよう、たくさんの情報が求人に盛り込まれています。
口コミでも「事前に企業の情報が把握できる」「仕事内容がわかりやすい」など、ミスマッチやブラック企業を避けられるといった声が多数集まりました。
また、職場の雰囲気がよくわかる、求人企業の動画や複数の画像掲載を評価する口コミも複数ありましたよ。
すべての求人情報に動画や画像の掲載があるわけではありませんが、求人の紹介文だけではイメージしにくい企業の雰囲気がわかりやすく、参考になりそうですね。
- 「転職サイトはたくさんありますが、その企業に実際に勤めたことのある人の口コミ情報があったのが魅力的でした。そのお陰で自分に合った企業も見つけやすく、ブラック企業に応募してしまうことも少ないと思います。」(20代 女性)
- 「事前に企業の情報を把握できるので、ミスマッチが起きにくいと感じました。」(40代 男性)
- 「会社の中の様子が動画で紹介されていたこともあり、面接当日に訪れた時に、一度は見たことのある風景なので必要以上に緊張せずに済んだ。」(20代 男性)
サイトが見やすく使いやすい(13人)
エン転職の評判で3番目に多かったのは、80人中13人が回答した「サイトが見やすく使いやすい」です。
さまざまな機能やコンテンツを用意しているエン転職ですが、他の転職サイトやアプリなどに比べて、見やすく使い勝手がいいという評判が集中。
「画面が見やすい」「サイトデザインが使いやすい」「ストレスなく求人検索ができる」など具体的な口コミが寄せられました。
サイトやアプリの使いやすさも、評判に影響することがわかる結果となりました。
- 「サイトが使いやすくストレスを感じない点が良かったです。」(30代 男性)
- 「登録するのが他の求人サイトに比べて楽でした。」(30代 女性)
- 「ほかの求人アプリよりも、一つ一つの求人が画像と一緒に表示されているので、探す側としてもとても見やすいし探しやすい。」(20代 男性)
エン転職の悪い評判を紹介します。
次にエン転職の悪い評判を紹介します。
- 求人数が少なく偏りもある(17人)
- 希望にマッチしないメルマガやスカウトメールがたくさん届く(15人)
- 求人の質が悪い(10人)
実際の回答とあわせて理由を解説してくので参考にしてみてください。
求人数が少なく偏りもある(17人)
エン転職の悪い評判で1番多かったのは、80人中17人が回答した「求人数が少なく偏りもある」です。
良い評判で1番多かった「求人数が多く幅広い」とは正反対の結果になりました。
口コミで多く挙がったのは、「希望の職種の求人が少ない」「地方の求人が少ない」の声です。
取り扱っている求人の職種や勤務地自体は幅広いエン転職。
しかし、大手転職サイトに比べると求人数は少ないため、他のサービスと比較して不満を覚える人が多数いました。
また、「若い人向きの求人が多い」「募集しているのは中小企業ばかり」といった声も。
希望の求人に出会えないことが、不満につながっているようです。
- 「自分が希望する職種の求人が少なすぎました。結局登録しただけで、ほとんど使わずに終わりました。もう少し職種の幅を広げて欲しいです。」(30代 女性)
- 「掲載されている求人の量に偏りがあるように思います。都市圏で就職先を探している人であればたくさん求人を探せるのかもしれませんが、地方の求人は少ないなと感じます。」(20代 女性)
- 「自分にとって魅力のある求人が少なく感じました。」(30代 女性)
希望にマッチしないメルマガやスカウトメールがたくさん届く(15人)
エン転職の悪い評判で2番目に多かったのは、80人中15人が回答した「希望にマッチしないメルマガやスカウトメールがたくさん届く」です。
転職サービスに登録すると届く「お知らせメールの多さ」が、エン転職でも不評な結果に。
まったく希望に合わない求人紹介メールや、人材紹介会社からのスカウトメールが届くことにうんざりという口コミが多数寄せられました。
「配信回数を減らしてくれれば・・・」「一括既読機能があればいいと思う」など、改善点を挙げている人もいましたよ。
- 「ありがたいことなんですけど、求人紹介メールや、アドバイスのようなメールが多すぎて目を通せなかった。」(20代 女性)
- 「毎回同じ企業からばかりスカウトが来て、うんざりすることもあった。」(40代 女性)
- 「メールの件数が多く、鬱陶しく感じてしまった。メールが多く来ることによって焦らされた気になってしまい、気持ちが落ち着かなかったです。」(20代 女性)
求人の質が悪い(10人)
エン転職の悪い評判で3番目に多かったのは、80人中10人が回答した「求人の質が悪い」です。
「企業から直々のスカウトより、転職エージェントからのスカウトばかり」「評判の良くない企業や離職率の高い企業の求人が掲載されている」「条件のいい求人が少ない」といった、求人内容がイマイチという指摘が多数寄せられました。
求人企業を徹底取材した情報や、社員・元社員による口コミ情報をチェックできるエン転職ですが、「口コミ情報が古い」「実情と違うことが書かれている」など信憑性を疑問視する声も。
信頼性の高い情報を掲載しているものの、最新の情報ではない可能性もあるので、自分でも情報収集する必要がありそうですね。
- 「掲載会社の質が思ったより低かった。」(30代 男性)
- 「掲載されている会社数は多いのですが、評判がよくないことで有名な企業もありました。また、どの職場も良いイメージに書かれているので職場情報に信憑性があまり感じられませんでした。」(20代 女性)
- 「他の転職サイトと比べて給与が低いと感じる。」(40代 男性)
『エン転職』は幅広い求人を扱っていて、情報量が多く見やすい転職サイトを利用したい人におすすめです。
取り扱っている業種や職種、企業規模の幅が広いという評判が多く、多種多様な求人から仕事を探したい人には使える転職サイトだと言えます。
また、「求人情報に企業の動画や画像がたくさん掲載されているからわかりやすい」と好評で、企業の雰囲気をあらかじめ知った上での応募も可能です。
「ミスマッチを防ぎたい」「応募前に社風や仕事内容を理解しておきたい」という人は、活用する価値は高いと言えるでしょう。
さらに、就職・転職活動を効率的に行いたい人向けに役立つサイトやサービスの併用もおすすめです。
以下に紹介するのであわせてチェックしてみてください。
無料カウンセリングを通じて、現状分析・市場価値・必要スキルを知れる。
【公式】https://careerdrive.jp/
講師の全員が複数回の転職を経験、繊細さん(HSP)のキャリア支援実績多数。
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マイナビ運営の転職エージェント、大手ならではの転職支援サポートが充実。
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エン転職のサービス内容の調査から見えた5つのメリット
エン転職のサービス内容を調べていく中で見えてきたメリットは5つあります。
上記それぞれの理由について詳しく見ていきましょう。
求人を勤務地や職種別に幅広く選べる
エン転職は、求人で取り扱っている勤務地・職種別から幅広く選べます。
勤務地と職種の求人数を調べたところ、以下の求人傾向が見えてきました。(求人調査日:2024年11月6日)
東京を中心に、神奈川・埼玉・千葉・大阪・愛知・福岡などの主要都市に求人が集中しているものの、地方の求人も掲載されています。
地域 | 求人数(件) |
---|---|
北海道・東北 | 1,627 |
関東 | 8,940 |
北陸・甲信越 | 1,476 |
東海 | 3,262 |
関西 | 3,965 |
中国 | 1,324 |
四国 | 807 |
九州・沖縄 | 2,241 |
海外 | 30 |
海外の求人数は少ないですが、地方にも求人があるとわかりますね。
また、職種も多様なジャンルの取り扱いがあります。
数字を見ると営業職や事務系オフィスワークの求人が多い中、専門職の求人も取り扱っていますね。
「北海道・東北版」「関西版」のように、エリアごとの専門ページも用意されています。
各求人企業の具体的な情報を得られる
エン転職は20年以上にわたって、「詳細で正直な求人情報をお届けする」ことを貫いてきたサービスです。
エン転職ならではの各求人企業の具体的な情報を確認できます。
仕事内容や条件面といった基本的な募集情報はもちろん、以下のお役立ちコンテンツも掲載。
- 社員や元社員によるクチコミ情報
- 募集企業からのメッセージ
- エン転職「取材担当者」の取材レビュー
- 職場や企業の雰囲気がわかる画像&動画
とくに注目したいのが、エン転職の取材担当者が1社1社徹底取材したレビュー記事です。
「この仕事のやりがい&厳しさ」「この仕事の向き&不向き」といった、求人のいいところも悪いところも客観的な視点から解説してくれています。
仕事内容や職場のイメージも掴みやすいですし、企業研究の参考にもなるのではないでしょうか。
転職活動に便利な機能やコンテンツを使える
エン転職では、転職成功へ向けた便利機能やコンテンツを利用できます。
- スカウト機能
- カレンダー機能
- 各種メールサービス
- 面接サポート
- 転職Q&A
- 転職ノウハウ
- 転職体験記
- 選択肢が豊富な求人検索機能
それぞれの機能やコンテンツについて紹介するので、ぜひ参考にして活用してくださいね。
『スカウト機能』は4種類あり
エン転職のスカウト機能は4種類あります。
- 企業からのスカウト
- シークレットスカウト
- 転職エージェントからのスカウト
- オファー
会員登録後、職務経歴と希望条件を登録すればスカウト機能が利用できます。
無料&匿名で利用できる上、「前給保証」や「一次面接免除」など、スカウトだけの特典も。
非公開求人もあるので、希望に合う求人やお宝求人に巡り合える可能性もありますよ。
『カレンダー機能』は面接や求人のスケジュール管理ができる
カレンダー機能では、以下の管理・確認ができます。
- 面接可能日
- 面接日
- 「お気に入り求人リスト」に登録した求人の掲載終了日のお知らせ
「面接可能日」は応募先企業に公開されるので、書類通過後の面接日の設定もスムーズに行えます。
もちろん予定に変更があれば、面接可能日を自身で変更できますし、最新の面接可能日を企業と共有できます。
ただし、決定した面接日は企業に公開されないので、転職活動の状況を企業に知られることはありません。
「お気に入り求人リスト」に登録した求人の掲載終了日も表示されるので、求人の応募し忘れなども防げますよ。
転職活動に役立つ5つのメールサービス
エン転職に登録すると、以下5つのメールサービスが活用できます。
メールサービス | 内容 | 配信日 |
---|---|---|
転職サポートマガジン | サイトの更新情報、注目求人、転職成功のためのお役立ち情報が定期的に届く。 | 毎日 |
もうすぐ掲載終了お知らせメール | 「気になる求人リスト」に追加したものの応募しなかった求人が、掲載終了まで5日を切ると知らせてくれるサービス。 | 毎週水・日曜日 |
再掲載お知らせメール | 過去に「気になる求人リスト」に追加した企業が、再び求人掲載した際にお知らせしてくれるサービス。 | 随時 |
応募歓迎お知らせメール | 「気になる」した企業からの「応募歓迎」に、まだ応募していない場合、週1回お知らせしてくれるサービス。 | 毎週月曜日 |
新着Jobクリップ | 希望条件にマッチした求人を、マッチ度を表示して毎日メールで届けてくれるサービス。 | 毎日 |
「各種設定ページ」より配信設定も行えるので、必要なメールサービスを組み合わせて活用してみてください。
独自の面接対策レポートとアラートが届く『面接サポート』
エン転職の『面接サポート』には2つのサービスがあります。
- 取材担当者が独自入手した面接対策レポート
- 面接前日のお知らせアラート
エン転職には面接の練習といったサービスはありませんが、面接を受ける企業の情報をもらえるので、事前に十分な準備をして面接に臨めます。
また、面接前日にはお知らせのアラートも届くので、うっかり面接を忘れてドタキャンなども防げますよ。
転職の不安を解決できる『転職Q&A』『転職ノウハウ』
エン転職では、転職に関する疑問についてQ&A形式で紹介しています。
また、転職活動の準備から退社や入社まで、ノウハウを教えてくれるコンテンツも。
初めて転職をする人も、『転職Q&A』『転職ノウハウ』をチェックすれば、一人で転職活動を進められますよ。
- 登録方法
- サイトの使い方
- 書類作成
- 応募
- 面接・選考など
Q&Aで見つからなければ、「問い合わせフォーム」にて質問を受け付けていますよ。
『転職体験記』で転職成功のヒントがわかる
エン転職には、転職成功者のエピソードが多数掲載されている『転職体験記』というコンテンツがあります。
エンの取材者が詳しく話を聞いた取材記事で、非常に濃い内容となっています。
転職者の年齢や前職・現職、採用担当者の声なども公開されており、参考になること間違いなしです。
エージェントサービスも利用できる
エン転職ではエージェントサービスの利用も可能です。
エン転職と同じ運営元の転職エージェント「エンエージェント」のようなエージェントサービスとはまた違ったサービスを提供しています。
具体的には以下のサービスを受けられます。
- 転職サイトに掲載されていない非公開求人の中から、希望や適性に合った求人を自動で届けてくれる。
- 求人に応募後、専任のキャリアアドバイザーがついて企業とのやり取りを代行してくれる。
ポイントは、転職エージェントのような登録後の面談や手厚いサポートはないことです。
あくまでもマイペースに自分で求人を探しながら、応募後の面接日時の設定や年収交渉といった、企業との面倒なやり取りを代行して欲しい人向けのサービスとなっています。
転職後も3年間使えるサービスでサポートしてくれる
エン転職では、転職後も入社してから3年間にわたってのサポートしてくれるサービスがあります。
転職先に定着、活躍してからはじめて転職成功と考えているエン転職ならではと言えるでしょう。
入社後のサポート内容は以下の3つです。
- 活躍サポートメール
- エンカレッジ無料講座
- 入社後応援アンケート&ポイント交換ギフト
それぞれのサポート内容の詳細について詳しく解説していきます。
1.節目ごとに『活躍サポートメール』が届く
転職後のサポート1つめは、節目ごとに『活躍サポートメール』が届きます。
「転職が決まってからの情報がほとんどない」という、ユーザーの声を受けて始まったサポートです。
入社前準備号では「早期活躍のポイント」をメールでレクチャー。
入社後も節目ごとに職場で活躍するための秘訣がメールで送られてきます。
ぜひチェックして、入社前や入社後の不安解消や職場での活躍に役立ててくださいね。
2.無料の研修講座『エンカレッジ』で学べる
転職後のサポート2つめは、無料の研修講座『エンカレッジ』で学べること。
エン転職を運営する「エン・ジャパン」は、企業に対する教育研修サービスも提供しています。
「エンカレッジ」には150以上の講座(※)があり、『エン入社後活躍支援プログラム』のためにオリジナル動画講座を編集。
「転職先で活躍するための心構え」「ビジネススキルのチェック」など、転職後に学べる各種講座が展開されています。
※2024年11月時点
3.定期的なアンケートに回答してギフトと交換できる
転職後のサポート3つめは、定期的なアンケートに回答してギフトと交換できること。
エン転職では、今後のサービス向上のためにアンケートで利用者の声を集めています。
回答した人にはポイントを付与。
貯まったポイントは、Amazonギフト券や高級文具などと交換できます。
『エン入社後活躍支援プログラム』専用アプリでポイント管理や交換ギフトの申込みも可能です。
転職先での活躍をサポートするわけではありませんが、ギフトと交換できるお得なサポートなので、モチベーションアップに活用できますよ。
無料カウンセリングを通じて、現状分析・市場価値・必要スキルを知れる。
【公式】https://careerdrive.jp/
講師の全員が複数回の転職を経験、繊細さん(HSP)のキャリア支援実績多数。
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マイナビ運営の転職エージェント、大手ならではの転職支援サポートが充実。
【公式】https://mynavi-agent.jp/
エン転職のサービス内容の調査から見えた3つのデメリット
エン転職のサービス内容を調べていく中で見えてきたデメリットは3つあります。
上記それぞれの理由について詳しく見ていきましょう。
他の転職サイトに比べて求人数が少なくて競争率は高い可能性もある
エン転職は総合型の転職サイトですが、ほかの大手転職サイトに比べると、求人数が少なくて、他の求職者との競争率が高くなることも考えられます。
以下、エン転職と同じ総合型の転職サイト3社とエン転職の求人数をピックアップしたものとなります。
転職サイト | 求人数(公開求人) |
---|---|
リクナビNEXT | 898,000件以上 |
doda | 259,592件 |
マイナビ転職 | 28,646件 |
エン転職 | 15,155件 |
(求人調査日:2024年11月7日)
他の大手転職サイト3社と比べても一番少ないことがわかります。
求人数が充実していないと、求人の選択肢の幅も狭まります。
また、エン転職の会員数は1,100万人超(※)との発表もあり、求人によっては倍率も高めとなっている可能性も否めません。
※「エン転職」公式サイトより(2023年時点)
35歳以上とハイクラス向けには求人数が少ないので使い勝手が悪い
エン転職は、35歳以上とハイクラスに向けた求人数が少ないため、当てはまる方には使いにくいと言えるでしょう。
公式サイトによると、35歳以下の若手会員比率が66.1%(※)となっているからです。(※エン・ジャパン調べ)
実際に「募集の特徴」から求人検索してみても、ミドルやマネージャーなどの求人より、第二新卒や社会人未経験といった若手向けの求人が多くなっています。
- 第二新卒歓迎 9,570件
- 社会人未経験歓迎 1,889件
- ミドルが活躍 2,801件
- マネージャー採用 580件
(求人調査日:2024年11月7日)
さらに求人検索の「会社の特長」の項目を見てみると、「平均年齢20代」「20代の管理職登用実績あり」など、20代の若手向け選択肢が用意されていることからもわかります。
また、エン転職には1,000万円以上のハイクラス求人が644件と少なめ。(※)
ハイクラス転職サービスで有名な「ビズリーチ」と比較してみても、求人の総数自体違うものの、その差は断然ですね。
エン転職 | ビズリーチ | |
---|---|---|
年収1,000万円以上 | 644件 | 118,181件 |
年収1,500万円以上 | 63件 | 37,415件 |
(※求人調査日:2024年11月7日)
正社員だけに絞り込むと選べる求人数がさらに減る
エン転職は、他の転職サイトと比較すると求人数は少なめですが、『正社員』のみに絞り込むと選べる求人数がさらに減ります。
転職サイトではあるものの、「契約社員」「派遣社員」「アルバイト・パート」などの求人も行っているためですね。
求人検索では、正社員以外の「雇用形態」をチェックしての絞り込み検索も可能となっています。
実際に検索してみると、全求人の約13.6%(※)が正社員以外の雇用形態でした。(※求人調査日:2024年11月7日)
エン転職との併用におすすめの転職エージェント・転職サイト4選
続いて、エン転職と併用するのにおすすめの転職エージェント・転職サイト4つを、以下に厳選ピックアップしました。
転職を成功させるためには、エン転職以外の転職エージェント・転職サイトの併用も押さえておきたいポイントです。
複数のサービスを掛け合わせることで、求人の選択肢が増えたりエン転職が持っていない強みを活かせたりします。
それぞれのおすすめな理由について解説するので、サービスを併用する際の参考にしてみてください。
転職のサポートが必要な若手はマイナビAGENT
「初めての転職で進め方がわからない」「応募書類や面接でのアピールがうまくいかない」など、転職活動のサポートが必要な人は、マイナビAGENTを活用してみてください。
マイナビAGENTは面談回数に制限がなく、応募書類の添削や面接対策など、転職支援の内容も充実しています。
「20代に信頼されている転職エージェントNo.1」(※)に輝くなど、キャリアアドバイザーのサポート力には定評があり、初めての転職にもしっかりと寄り添ってくれます。
エン転職を使って自分一人で転職活動をするのが心細い、「20代若手」「第二新卒」などに該当する人は押さえておくといいでしょう。
※楽天リサーチ調査(2018年1月)
■マイナビAGENT公式サイト
https://mynavi-agent.jp/
充実した機能とコンテンツをフル活用したいならリクナビNEXT
エン転職の機能やコンテンツにプラスして、他にもいろいろ活用したい人はリクナビNEXTを押さえておきましょう。
「かんたん自動作成機能」を使えば履歴書や職務経歴書が自動で作成できるほか、あなたの強みがわかる「グッドポイント診断」など、ほかの転職サイトにはない充実したコンテンツが魅力的な転職サイトです。
転職ノウハウのコラムはボリューム満点で、転職のヒントも見つかりますよ。
また、エン転職にはないリクナビNEXT独自の求人や、全国各地のさまざまな職種・業界の求人が探せるのも嬉しいポイントです。
エン転職と併用することで、より転職を成功へと導きやすくなるでしょう。
■リクナビNEXT公式サイト
https://next.rikunabi.com/
幅広い求人を比較検討したいならdoda
業種や職種を問わず、幅広い求人を比較検討したい人はdodaをあわせて活用してみてください。
dodaは業界の中でも求人数が多く、「転職サイト」と「転職エージェント」両方の機能を持つサービスです。
デメリットの章でも紹介したように、エン転職に掲載されている求人と比較してもdodaの求人数は多いのがわかります。
そのため、いろんな求人がチェックでき、選択肢の幅も広がるでしょう。
転職活動での悩みが生じたり、なかなか仕事が決まらないときは、doda エージェントサービスに相談することも可能です。
エン転職の多様な機能を活用しながら、dodaの豊富な求人をチェックし、チャンスを広げておくといいのではないでしょうか。
■doda公式サイト
https://doda.jp/
ハイクラス転職も視野に入れているならミドルの転職
高収入や管理職のポジションを目指したい人は、ミドルの転職を併用してみてはいかがでしょうか。
なぜなら、エン転職は35歳以下をターゲットにした求人が多く、未経験や第二新卒を歓迎する募集が中心となっているからですね。
そのため、ハイクラス転職の求人数は少なく、情報収集するにも物足りない可能性が。
ミドルの転職には、年収1,000万円以上の経営幹部や管理職の求人はもちろん、「リーダー候補」「副部長」といったポジションの求人もあるので(※)、ハイクラス転職に挑戦したい人にも向いているでしょう。
(※求人調査日:2024年11月7日)
ミドルの転職に関しては、エン転職に登録しても同時に会員登録されないので、別途会員登録を行ってください。
■ミドルの転職公式サイト
https://mid-tenshoku.com/
エン転職の強い業種・職種を理解して利用する
エン転職の強い業種・職種を理解して利用しましょう。
情報量が豊富で、さまざまな企業の求人を掲載しているエン転職ですが、業種・職種によっては求人数が大きく違います。
エン転職の公式サイトに掲載されている求人数から、強い業種と職種を調査したところ、以下の業種・職種であることがわかりました。
(※求人調査日:2024年11月7日)
業種と職種、それぞれについて詳しく見ていきましょう。
エン転職の強い業種は、次の3つです。
- サービス
- 不動産/建設/設備
- IT/通信/インターネット
以下はエン転職の公式サイトに掲載されている業種ごとの求人の内訳をまとめたグラフです。
一番多いのは「サービス」で、全求人の約3割を占めています。
具体的には、「人材派遣・人材紹介」「フード・飲食」「医療・福祉・介護」などの求人が充実しています。
次に多かったのが「不動産/建設/設備」です。
不動産/建設/設備では、「建設・土木業界」「不動産業界」の求人が多い傾向に。
さらに、「IT/通信/インターネット」が続いています。
エン転職の強い職種は「営業系」と「企画/事務/マーケティング/管理系」「施設・設備管理、技能工、運輸・物流系」「販売・サービス系」の4つです。
以下はエン転職の公式サイトに掲載されている職種ごとの求人の内訳をまとめたグラフです。
一番多かったのが「営業系」で、僅差で「企画/事務/マーケティング/管理系」が続いています。
営業系でとくに多かったのは「法人営業」で、個人営業に比べると大きな取引を経験できるメリットもあるので、大型案件の担当を希望している人には狙い目です。
企画/事務/マーケティング/管理系では「一般事務・営業事務・秘書・受付」の求人が充実しており、「人事・総務・労務」が続いています。
「ドライバー・運転手」、流通・小売系の「販売・接客スタッフ」の求人も多い傾向にありました。
エン転職の登録から転職活動までの流れ
続いて、エン転職の登録方法から転職活動の流れまでを詳しく紹介します。
公式サイトの会員登録画面で、氏名・メールアドレス・パスワードを入力し、会員規約に同意の上「会員登録(無料)」ボタンをクリックすると登録が完了する。
「Facebook」「Google」アカウントでの登録も可能です。
登録完了後、ログイン画面にて基本情報やWEB履歴書などの追加入力できる。
求人に応募したり、WEB履歴書を匿名公開してスカウトを受けたりしながら、転職活動を開始します。
エン転職に登録する際は、利用するブラウザや端末に注意しましょう。
推奨環境でない場合、デザインの崩れや一部機能が利用できないこともあります。
推奨環境については「サイトのご利用にあたって」を確認しましょう。
また、会員登録時に本人確認のため、SMS認証を取り入れています。
認証コードの有効期限時間は10分なので、すみやかに登録を進めてくださいね。
エン転職のよくある質問
エン転職のよくある疑問点について回答しています。
以下、上記内容について順番に紹介します。
【PCサイトからの退会方法】
- マイページにログインする。
- 画面上部の「各種設定」をクリックする。
- 「退会の手続きページへ」をクリックする。
- 退会理由を入力し、ページ下部の「退会する」をクリックする。
【スマートフォンサイトからの退会方法】
- マイページにログインする。
- 画面右上のメニュー内「各種設定」をタップする。
- 次の画面の最下部「退会手続き」から手続きを進める。
【スマートフォンアプリからの退会方法】
- アプリを立ち上げログインする。
- 画面右下の「マイメニュー」をタップする。
- 次に「各種設定」をタップする。
- 最下部「退会の手続き」から手続きを進める。
【注意点】
- 退会すると登録情報や応募履歴は削除されます。復旧できないので慎重に手続きを行ってください。
- アプリをアンインストールしただけでは退会にはなりません。アンインストールは退会手続き後に行いましょう。
スカウト、オファーの設定を変更してサービスを停止します。
方法は以下のとおり。
【PCサイトからの手続き方法】
- マイページにログインする。
- 画面上部の「スカウト」をクリックする。
- 「スカウト・オファーの利用状況」の「利用状況を変更する」をクリックする。
- 「スカウト・オファーサービスの公開設定」で、各区分ごとに「停止中」を選択する。
- 「スカウト・オファーの公開状況を変更する」をクリックする。
- 「OK」をクリックして完了。
【スマートフォンサイトからの手続き方法】
- マイページにログインする。
- 画面上部の「スカウト」をタップする。
- 「スカウト・オファーの利用状況」をタップする。
- 「スカウト・オファーサービスの公開設定」で、各区分ごとに「停止中」を選択する。
- 「変更」をタップする。
- 「OK」をタップして完了。
【スマートフォンアプリからの手続き方法】
- アプリを立ち上げログインする。
- 画面下部の「スカウト」をタップする。
- 「スカウト・オファーの利用状況」をタップする。
- 「スカウト・オファーサービスの公開設定」で、各区分ごとに「停止中」を選択する。
- 「変更」をタップする。
- 「OK」をタップして完了。
「オファー」は、登録した希望条件と企業が求める条件とが一致した場合に求人情報の案内として届きます。
『応募・メッセージ管理画面』にある応募日の右側には、スカウトに応募した場合は「スカウト」、オファーの求人に応募した場合は「オファー」の表示が。
応募日の右側に何も表示されないのは、「スカウト」や「オファー」以外の求人に応募した場合です。
例えば、求人検索で見つけた求人に応募した場合は、何も表示されません。
キャンセルは電話やメールなどで自ら行う必要があります。
応募のキャンセルについては、求人情報の最下部にある「連絡先」に記載されているメールまたは電話番号に連絡を入れましょう。
面接のキャンセルは、準備や面接官のスケジュール調整などが進んでいる可能性もあり、好ましくありません。
ただ、やむを得ずキャンセルする場合、すぐに電話連絡して迷惑を最小限にしましょう。
どちらの理由でも、必ず謝罪の言葉を伝えてください。
連絡を入れない無断キャンセルは社会人としてマナー違反なので注意してくださいね。
エン転職では、求人掲載企業の担当者へ「応募があった際は1週間以内に返事をする」よう約束をしているからですね。
また、企業によっては、応募から書類選考終了までに1週間かかる場合もあります。
ただし、「選考通過者のみに連絡を行う」といった条件を設けている場合、選考通過していなければ連絡がないケースもあります。
応募後の連絡は、以下の方法であるので、連絡がなかったかチェックしてみてください。
- サイト内の「応募・メッセージ管理」
- 登録メールアドレス宛のメール
- 登録した携帯電話番号への電話連絡
1週間経ったのに連絡がない場合は、以下の方法で直接応募企業に連絡して問い合わせましょう。
- サイト内の「応募・メッセージ管理」からメッセージを送る
- 求人情報下部の「連絡先」に問い合わせる
それでも返答がない場合は、エン転職の「お問い合わせフォーム」に詳細を入力して送信してください。
エン転職から企業に直接確認してもらえます。
「社会人経験10年以上歓迎」「ミドルが活躍」といった特長の求人も掲載されています。
ただし、エン転職には20代~30代前半の若手向け求人が多いため、合わないと感じる人もいるかもしれません。
管理職やマネージャーなどのハイクラス求人を希望する30代・40代なら、「エン・ジャパン」が運営する、ミドル世代をターゲットにした『ミドルの転職』をチェックしてみてください。
登録者の平均年齢は45歳で、年収1,000万円以上のハイクラス求人が多数揃っていますよ。
エン転職には「第二新卒歓迎」や「社会人未経験歓迎」など、第二新卒やフリーター向けの求人も掲載されています。
また、転職体験記には前職バイトから正社員として転職を成功させた人の経験談もありますよ。
社名 | エン・ジャパン株式会社(en Japan Inc.) |
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設立 | 2000年1月 |
資本金 | 11億9,499万円(2024年3月末現在) |
上場市場 | 東京証券取引所 市場第一部(証券コード:4849) |
事業内容 |
インターネットを活用したサービスの提供 ・HR Techプロダクト ・求人/求職メディア ・人材紹介サービス ・活躍/定着支援サービス |
代表取締役社長 | 鈴木 孝二 |
事業所 |
本社/東京オフィス:東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー35F(総合受付) 東京第2オフィス:東京都新宿区西新宿6-18-1 住友不動産新宿セントラルパークタワー29F 埼玉オフィス:埼玉県さいたま市大宮区仲町3-13-1 住友生命大宮第2ビル 3階 千葉オフィス:千葉県船橋市前原西2-11-5 松田第三ビル 横浜オフィス:横浜市神奈川区鶴屋町2-20-1 YTUビル 名古屋オフィス:愛知県名古屋市中区丸の内3-17-13 いちご丸の内ビル 大阪オフィス:大阪府大阪市北区中崎西2-4-12 梅田センタービル 福岡オフィス:福岡県福岡市博多区下川端町2-1 博多座・西銀再開発ビル |
企業URL | https://corp.en-japan.com/ |
まとめ|当記事の調査結果から見えたエン転職がおすすめの方
いかがでしたでしょうか。
当記事の調査結果から、『エン転職』は以下の方におすすめの転職サイトです。
- 自分で転職活動をしたい35歳以下の若手
- 求人企業の詳細な情報をチェックしたい人
- 機能やコンテンツの充実している使いやすい転職サイトを利用したい人
第二新卒やフリーターから転職を成功させた人もおり、20代や若手をターゲットにした求人が充実しています。
口コミでは、企業の動画や複数の画像が求人情報に掲載されている点に、「詳細な情報がわかる」と高い評価が集まっていました。
「カレンダー機能」や「面接サポート」など機能も充実しているので、スケジュール管理や面接対策が不安な人も活用できますよ。
以下の『エン転職4つの特徴』もチェックして、利用するか検討してみてくださいね。
- 20代~30代の若手向け求人に強い
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