飲食業界は人手不足が深刻なため、求人が豊富で、仕事探しの方法も多数あります。
いくつかある飲食業界への転職方法のうち「転職サイト」を使ってみたいと考えている人もいるのではないでしょうか。
しかし、数ある転職サイトの中から、どのサービスを選べばいいのかわからない人もいるでしょう。
当記事では、飲食業界に強いおすすめ転職サイトを厳選してピックアップ。
さらに飲食業界に強い転職サイトを使うメリット・デメリットや、利用時のよくある質問と回答なども紹介しています。
飲食業界に強いおすすめ転職サイト11社を徹底比較
それでは早速、飲食業界に強いおすすめ転職サイト11社を紹介していきます。
なお、おすすめ11選は以下をもとに編集部が独自に選んでいます。
各転職サイトの特徴や、おすすめポイントなども紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
【フーズラボ】かしこまったやり取りが苦手な人におすすめ
- 企業とチャットでやり取りができる
- Web職歴だけで直接応募が可能
- 飲食企業からスカウトが届く
フーズラボは、飲食店の求人を専門に扱っている転職サイトです。
企業とのかしこまったやり取りが苦手な人は、フーズラボがおすすめ。
企業の採用担当とチャットでやり取りができるからです。
気になる求人があればチャットで応募し、企業から返事が来るのを待つだけ。
その後のやり取りもチャットでできます。
メールよりチャットのほうが気楽にやり取りができるため、かしこまった文章が書けない・苦手という人には、嬉しいサービスですよね。
さらに、登録時に入力した簡単なweb職歴のみで応募できるのもポイントのひとつ。
職務経歴書を作成する必要がないだけでも、かなり気持ちが楽になるのではないでしょうか。
求人は飲食業界の職種や業態を網羅していて、「イタリアン×キッチンスタッフ」など、自分の働きたい組み合わせで検索ができます。
登録するだけでスカウトも届くので、自分で求人検索する時間のない人や、手間をかけたくない人は企業からのアプローチを待つのもいいでしょう。
一人で転職活動をするのが不安な人は、飲食業界に特化した転職支援を行ってくれる「フーズラボエージェント」のエージェントサポートもおすすめなので、利用を検討してみてください。
働き方 | 正社員 |
---|---|
取扱職種 | 店長候補、料理長候補、ホールスタッフ、キッチンスタッフ、調理見習い・調理補助、寿司職人、鉄板調理、うどん職人・そば職人、天ぷら職人、焼き鳥職人、パティシエ、ブーランジェ、ソムリエ、バーテンダー、バリスタ、ピッツァイオーロ、販売スタッフ、レセプション、スーパーバイザー、本部スタッフ、エリアマネージャー、商品開発、営業管理職・経営幹部、ウェディングプランナー、栄養士・管理栄養士、女将・和装ホール、生産加工(精肉・鮮魚・青果など)、スーパーフロア・小売、スクール講師、その他(仕事内容) |
取扱業種・業態 | イタリアン、フレンチ、スペイン料理、洋食・西洋料理、和食、日本料理・懐石料理、寿司・鮨、うどん・そば、焼肉、焼き鳥、居酒屋、串カツ・串揚げ、お好み焼き・たこ焼き・もんじゃ焼き、ステーキ・鉄板焼き、バル・バー、創作・ダイニングバー、中華料理・中国料理、ラーメン、アジア料理・エスニック、カフェ、パティスリー・ケーキ屋、ベーカリー・ブーランジェリー、ホテル・旅館、集団調理・ケータリング、ブライダル、ファストフード、ファミレス、給食・社員食堂・介護・病院、専門店(各国料理)、テイクアウト・惣菜・弁当屋、その他(料理ジャンル) |
求人対応エリア | ■フーズラボ 対象エリア:全国 ■フーズラボ・エージェント 対象エリア:東京、神奈川、千葉、埼玉、仙台、大阪、兵庫、京都、奈良、和歌山、愛知、福岡、北海道 |
運営会社 | 株式会社クオレガ |
公式サイト | https://foods-labo.com/ |
【itk】一人で行う転職活動に限界を感じている人におすすめ
- 専任コンサルタントがサポート
- 書類選考通過率は業界最高基準
- 非公開求人あり
itkは、飲食店の求人を専門に扱っている人材紹介、転職支援サービスです。
自力での転職活動に限界を感じている人は、itkがおすすめ。
無料転職支援サービスがあるからです。
経験豊富なキャリアコンサルタントが専任であなたをサポート。
圧倒的な情報量と豊富な求人の中から、希望条件にあった仕事を紹介してくれます。
さらに専任コンサルタントが希望の企業に推薦してくれるため、書類選考が通りやすく、書類選考通過率は業界最高基準。
企業との面接も事前にしっかり対策をしてくれ、面接にも同席してくれますよ。
新規オープンのお店や有名レストランなどの非公開求人も扱っていて、「物語コーポレーション」や「牛角」といった有名企業とも太いパイプで繋がっています。
また「和食」「フランス料理」から「デリバリー」など扱っている業態・職種も豊富です。
入社後のサポートも充実しているので、転職活動に疲れてしまった人はぜひ登録を検討してくださいね。
働き方 | 正社員 |
---|---|
取扱職種 | 支配人、料理長、料理長候補、店長候補、エリアMGR候補、人事スタッフ、和装スタッフ、調理スタッフ、ホールスタッフ |
取扱業種・業態 | イタリアン、ウェディング、うなぎ、カフェ、ステーキ、そば、ソムリエ、デリバリー、バー、パティシエ、バル、ビストロ、ブーランジェ、フレンチ、ラーメン、リゾート、中華料理、和食、商品開発、寿司、居酒屋、工場、店舗開発、懐石料理、日本料理、洋食、焼肉、焼鳥、販売、鉄板、集団調理 |
求人対応エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社itk(株式会社アイティーケー) |
公式サイト | https://i-t-k.co.jp/ |
【クックビズ】いろいろな求人を見て仕事を選びたい人におすすめ
- 飲食業の求人数はトップクラス(※)
- あらゆる職種や業態に対応
- スカウトメールあり
クックビズは、飲食業の求人を専門に扱っている求人サイトです。
いろいろな求人を見て仕事を選びたい人は、クックビズがおすすめ。
保有している求人数が業界でもトップクラス(※)だからです。
飲食業といっても「ホールスタッフ」「調理・キッチンスタッフ」など、職種もさまざま。
さらに「フレンチ」や「ファーストフード」、「ラーメン」まで扱っている食品も多彩です。
クックビズは、あらゆる職種や業態の求人を保有しているので、希望条件にあったお仕事を見つけやすいですよ。
また、登録すると希望条件にあった求人メールが週2回届くのに加え、スカウトメールが届くのもポイント。
在職中で忙しい人でも待っているだけでスカウトメールが届くので、効率的に転職活動をすすめられます。
求人探しから応募までをスムーズに行えるアプリもあり、求人の多さは他社と比べても豊富。
飲食業のお仕事を探しているなら、まずはじめに登録しておきたい転職サイトです。
※「クックビズ」公式サイトより(2023年9月時点)
働き方 | 正社員、契約社員、業務委託、アルバイト・パート |
---|---|
取扱職種 | ホール・サービススタッフ、調理・キッチンスタッフ、店長・マネージャー(候補)、料理長・シェフ(候補)、製菓、パティシエ、製パン、ブーランジェ、ソムリエ、バーテンダー、バリスタ、SV・エリアマネージャー(候補)、営業管理職、経営幹部、本部職(人事、業態・メニュー開発等)、ウェディングプランナー、販売スタッフ、女将・和装ホール、栄養士・管理栄養士、スーパーフロア・小売、生産加工(精肉・鮮魚・青果など)、その他職種 |
取扱業種・業態 | フレンチ、イタリアン、洋食全般、創作・ダイニング、居酒屋、バール・バー、和食全般、寿司、日本料理・割烹・懐石、焼鳥、焼肉、うどん・そば、ラーメン、中華料理、アジア・エスニック、スペイン料理、ファストフード、ファミレス、カフェ、串カツ・串揚げ、お好み焼き・たこ焼き、ステーキ・鉄板焼、グランメゾン・リストランテ、ホテル・旅館、ウェディング・ゲストハウス、パティスリー・製菓、ブーランジェリー・製パン、中食(惣菜・宅配など)、食品・小売・流通、給食・社員食堂・介護・病院、農林水産関連、その他 |
求人対応エリア | 全国 |
運営会社 | クックビズ株式会社 |
公式サイト | https://cookbiz.jp/ |
【求人@飲食店.com】オープニングスタッフで働きたい人におすすめ
- オープニングスタッフの求人が多い
- 応募前にお店の情報が詳しくわかる。
- スカウトサービスあり
求人@飲食店.COMは、飲食店専門の求人情報サイトです。
オープニングスタッフで働きたい人は、求人@飲食店.COMがおすすめ。
オープニングスタッフの求人を多数扱っているからです。
オープニングの求人は、「20席未満の小さなお店」「まかないあり」「個人経営」など、さまざまな条件で検索が可能。
求人情報には、仕事内容はもちろんのことお店の特徴や働く環境について詳しく書かれています。
また写真も掲載されているため、応募前にどんな雰囲気のお店なのかも感じられますよ。
会員登録すると、サイト内のメッセージ機能から応募先のお店と直接メッセージのやり取りが可能に。
さらに、スカウトサービスがあるため、忙しくて仕事を探す時間がない人にも利用しやすいサービスです。
ただし、対応しているエリアが限られているので登録する前に確認するようにしてくださいね。
働き方 | 正社員(転職)、アルバイト、その他の飲食求人(契約社員 等) |
---|---|
取扱職種 | 店長候補・マネージャー、サービス・ホール、料理長候補(シェフ・板長など)、調理スタッフ、調理補助・調理見習い、パティシエ、パン職人・ブーランジェ、ピザ職人・ピッツァイオーロ、ソムリエ、バーテンダー、バリスタ、レセプション・フロント、洗い場・皿洗い、販売スタッフ、本部スタッフ・SV、デリバリー・配達スタッフ、食品加工・製造(精肉・鮮魚等)、その他 |
取扱業種・業態 | イタリアン、ピッツェリア、フレンチ、スペイン料理、洋食・西洋料理、和食、寿司、そば・うどん、中華料理、ラーメン、アジア・エスニック、居酒屋・ダイニングバー、バー、パン屋・ベーカリー、ケーキ屋・スイーツ、ファーストフード・ファミレス、テイクアウト・惣菜・弁当屋、焼肉、焼き鳥、専門料理 他、ホテル・旅館、給食・社員食堂・病院・介護、食品工場・セントラルキッチン |
求人対応エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社シンクロ・フード |
公式サイト | https://job.inshokuten.com/ |
【ジョブレストラン】自分にピッタリの仕事を探したい人におすすめ
- 飲食業界では日本最大級の転職サイト
- さまざまな特徴を選んで検索可能
- スカウト付き転職相談サービスあり
ジョブレストランは、飲食業界の求人を専門に扱っている日本最大級の転職サイトです。
自分にピッタリの仕事を探している人は、ジョブレストランがおすすめ。
さまざまな条件で仕事を探せるからです。
働きたいエリアや職種、業態で検索できるのはもちろんのこと、転職動機や特徴からも検索が可能。
特徴の項目では、「大入り手当有」や「まかない・食事補助付き」など58の条件を選んで検索ができます。
さらに、飲食店だけでなく、ホテルやウェディング、リゾートの調理スタッフの求人も扱っていますよ。
サイト内には、「業界用語集」や「転職成功ガイド」などのお役立ち情報も満載。
登録すると「スカウト付き転職相談サービス」が無料で利用できるので、興味のある人はぜひ登録を検討してくださいね。
働き方 | 正社員、アルバイト |
---|---|
取扱職種 | キッチン(ホテル調理スタッフ、パティシエ・製菓・製造、ブランジェ・製パン、洗い場、調理スタッフ・調理補助、シェフ・スーシェフ・コック、料理長・料理長候補)、ホール(ホール・フロアスタッフ、店長・店長候補、レセプション・受付・秘書、ホテルサービススタッフ、支配人・支配人候補、ソムリエ・ワインコーディネーター、バーテンダー、女将・和装スタッフ、バリスタ)、本部(営業、SV・エリアマネージャー、管理栄養士・栄養士、バイヤー・購買、本部スタッフ、店舗開発・マーチャンダイザー、講師・アシスタント、店舗開発・商品開発、ウエディングプランナー、商品・メニュー開発、教育・講師・インストラクター、一般事務)、飲食以外(エンジニア・設備、販売スタッフ、教育・保育、医療・福祉・介護、その他、製造ラインスタッフ、運送・倉庫、デリバリー・配達スタッフ、営業・コールセンター、一般事務・管理、サービス・販売) |
取扱業種・業態 | 飲食(洋食・西洋料理、和食、韓国料理、中華、フレンチ、イタリアン・パスタ、スペイン料理、アジアン・エスニック、各国料理専門店、ステーキ・鉄板焼き、ダイニング(和・洋・創作)、BAR、居酒屋、カフェ・喫茶、焼肉、寿司・鰻、焼鳥、とんかつ・串揚げ、定食、うどん・蕎麦、ラーメン、たこ焼き・お好み焼き・焼きそば、製菓・スイーツ販売、製パン、地方・郷土料理、日本料理・懐石・割烹、多業態、スクール、デリバリー、ホテル、ウエディング、デリ・弁当惣菜、社員食堂・給食、リゾート、ファーストフード)、飲食以外(医療・福祉・介護、教育・保育、エンジニア・設備、サービス・販売、一般事務・管理、営業・コールセンター、運送・倉庫、その他 |
求人対応エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社ワン&オンリーキャスティング |
公式サイト | https://www.jobs-restaurant.net/ |
【グルメキャリー】直接対話してから仕事を決めたい人におすすめ
- 業界最大級の合同説明会開催
- 募集している職種や業態も多彩
- マッチングすれば当日内定も可能
グルメキャリーは、飲食業界専門の求人サイトです。
「気になる企業は直接自分の目で確かめたい」「対話してから仕事を決めたい」という人は、グルメキャリーがおすすめ。
飲食・レストラン業界の合同企業説明会を開催しているからです。
合同企業説明会は、1日に60社、約500ブランド、2000求人と出会える業界最大級のイベント。
募集している職種は、料理人からホールスタッフ、仕入れ担当まで幅広く、「ホテル」や「イタリアン」「居酒屋」など募集業態も多彩です。
入場は無料で、入退場・服装も自由。
来場前に事前登録しておけば、履歴書不要で参加できます。
参加企業はあらかじめ公表されるため、気になる企業が複数あったときは、条件や待遇などの比較もできますよ。
給与や休日等の条件の相談や交渉もでき、マッチングすれ当日内定も夢ではありません。
東京や大阪で開催され、サイトには掲載されないここだけの企業や非公開求人にも出会えるチャンスもあるので、気になる人は参加してみてはいかがですか。
働き方 | 正社員、アルバイト・パート、その他の飲食求人 (契約社員 等) |
---|---|
取扱職種 | 料理長・料理長候補、調理スタッフ、調理見習い・調理補助、寿司職人、鉄板調理、パティシエ・製菓製造、ブーランジェ・パン製造、ピッツァイオーロ、蕎麦職人、焼鳥職人、栄養士・管理栄養士、店長・店長候補、ホールサービス、女将・和装ホール、ソムリエ、バーテンダー、バリスタ、レセプショニスト、販売、本部スタッフ・SV、委託店長・経営者、その他 |
取扱業種・業態 | 和食、イタリアン、カフェ、日本料理・懐石、フレンチ、パティスリー・製菓、寿司、ウエディング、ベーカリー・製パン、居酒屋、洋食・西洋料理、中華料理、焼鳥・鳥料理、ホテル・旅館、ラーメン、焼肉・肉料理、ステーキ・鉄板焼 、バル、うどん・蕎麦、スペイン料理、アジアン・エスニック、BAR、専門店(各国料理)、精肉・鮮魚、惣菜・DELI・仕出し・弁当、給食・社員食堂・集団料理、その他、人材紹介・派遣 |
求人対応エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社ジェイオフィス |
公式サイト | https://www.gourmetcaree.jp/ |
【飲食転職なび】ホテルやブライダルの仕事を探している人におすすめ
- ホテル・ブライダルの求人を扱う
- 求人の閲覧数がわかる
- 優良エージェントランキング入賞
飲食転職なびは、フード・ホテル・ブライダルに特化した求人・転職支援サービスです。
ホテルやブライダルの仕事を探している人は、飲食転職なびがおすすめ。
ホテルやブライダルで働ける飲食系の求人を扱っているからです。
求人には、ブライダルもできるレストランのシェフやホテルの調理スタッフなどがあり、未経験でも働ける求人もあります。
さらに、それぞれの求人には閲覧数が掲載されているので、ほかの人にどれ位興味を持たれているのか一目瞭然。
今、どのような求人の人気があるのかわかるのも飲食業界を知る上でメリットになりますよね。
気になる求人にエントリーすると、経験豊富な専任のコンサルタントがマンツーマンであなたをサポート。
転職支援サービスはすべて無料で利用でき、キャリアの相談から求人相談、面接対策などを丁寧にサポートしてくれます。
リクルートの2022年上半期優良エージェントランキングの「販売・サービス部門」で入賞していることからも、サポート力には期待が持てます。
遠方に住んでいる人や就業中で対面の面談が難しい人には、電話やSkypeでも対応しているので、気になる求人がある人はエントリーしてみてはいかがですか。
ただし、扱っている求人数は多いとはいえないので、ほかの求人サイトとあわせて利用するのがおすすめです。
働き方 | 正社員 |
---|---|
取扱職種 | キッチン(シェフ・料理長候補 キッチンスタッフ)、ホール(マネージャー・店長候補 ホール・サービス)、スペシャリスト(パティシエ、ブーランジェ、寿司職人、レセプション、ソムリエ・バーテンダー、ブライダルプランナー、ピッツァイオーロ、女将、鉄板調理、バリスタ、デリバリー、ブライダル関連、スクール講師、栄養士・管理栄養士、ホテル関連)、本部スタッフ(SV・エリアMGR、店舗開発・マーチャンダイザー、商品開発・メニュー開発、営業・バイヤー、広報・PR、経理・総務・人事・事務関連、管理職・経営者、その他本部職) |
取扱業種・業態 | フレンチ・イタリアン、ホテル、ブライダル、カフェ、居酒屋、パティスリー・ベーカリー、和食・寿司、ステーキ・鉄板焼き、焼肉・ラーメン、給食・社員食堂、介護・保育・病院、ファミリーレストラン・ファーストフード、その他 |
求人対応エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社シーエーセールススタッフ |
公式サイト | https://service.ca-ss.jp/ |
【エフジョブ】入社後もサポートして欲しい人におすすめ
- 入社後のサポートも万全
- 求職者に最適な求人を紹介
- 対面・電話・ウェブから面談方法が選べる
エフジョブは、飲食業界専門の転職支援サービスです。
入社後もサポートして欲しい人は、エフジョブがおすすめ。
入社後に「条件が違う」などのトラブルがあったときでも対応してもらえるからです。
エフジョブでは、面接後に企業側から採用条件を書面で提示してもらい、求職者の合意をもって内定としています。
採用条件を書面にすることで、入社後に起こりがちな「条件と違う」といったトラブルを防げます。
もし「条件と違う」などがあった場合でも、もちろん相談が可能。
入社後でも丁寧にサポートしてもらえますよ。
また、将来的に独立を目指している人や、キャリアアップを目指している人など、求職者のさまざまな希望条件にあった飲食業界の求人をピックアップ。
気になる求人があったときには、エフジョブから推薦してもらえるので、自力で転職活動するより選考通過率がアップしますよ。
面談方法は、対面・電話・ウェブから選べるのも便利。
ただし求人数は少なめなので、ほかの求人サイトや転職支援サービスとあわせて利用するのがおすすめです。
働き方 | 非公開 |
---|---|
取扱職種 | 非公開 |
取扱業種・業態 | 非公開 |
求人対応エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社M&A Properties |
公式サイト | https://www.fs-job.net/ |
【ジョブスタ】ほかにはないような仕事を探したい人におすすめ
- 求人の9割が非公開求人(※)
- ミシュランなど人気ブランド企業の求人多数
- 専門のコンサルタントがサポート
ジョブスタは、関東の飲食業界の求人を専門に扱っている転職サイトです。
ほかにはないような仕事を探している人は、ジョブスタがおすすめ。
非公開求人を多数扱っているからです。
非公開求人は、名前を出すと応募が殺到するようなミシュランの人気店や、高待遇の求人などを扱っていることが多く、ジョブスタでは扱っている全求人の9割が非公開求人(※)。
一般の求人サイトでは探せない求人があり、登録すると非公開求人も紹介してもらえます。
登録後は、自分でも転職活動を続けられるのはもちろんですが、コンサルタントのサポートを受けることも可能。
飲食業界に精通した転職コンサルタントが、求職者のキャリアや強みなどを客観的に見て最適なお仕事を紹介してくれますよ。
今まで求人検索しても希望にあった仕事が見つからなかった人は、ジョブスタに登録してみてはいかがですか。
ただし、求人は関東エリア中心なので自分が働きたいエリアに仕事があるか確認してから利用するようにしてください。
※「ジョブスタ」公式サイトより(2023円9月時点)
働き方 | 正社員、契約社員 |
---|---|
取扱職種 | 店長、店長候補、マネージャー、支配人、ホール サービススタッフ、ブーランジェ、製パン、パティシエ 製菓、製造、ソムリエ バーテン、商品開発 他、調理スタッフ、調理長 料理長、栄養士・管理栄養士、女将 和装サービス職、経営幹部職、寿司、その他 |
取扱業種・業態 | 洋食全般、フレンチ イタリアン、カフェ、バル、バー、ダイニング、アジア、エスニック、居酒屋、和食全般 懐石、会席、うどん、蕎麦、らーめん、中華、ステーキ、鉄板焼き、焼肉、病院食、社員食堂 定食、寿司、総合飲食 |
求人対応エリア | 東京都内(23区)、東京都下、神奈川県、埼玉県、千葉県、海外、その他 |
運営会社 | パワーリエゾン株式会社 |
公式サイト | http://jobsta.jp/ |
【キャリアメニュー】地方から首都圏の飲食業界で働きたい人におすすめ
- 首都圏の成長企業から厳選して求人を紹介
- コンサルタントは企業と求職者双方を担当する「一気通貫型」
- 面談はzoomとLINE電話で可能
地方から首都圏へでて飲食業界で働きたい人は、キャリアメニューがおすすめ。
首都圏の成長企業の中から厳選して求人を紹介してくれるからです。
飲食店専門のコンサルタントが、今後も増益、増収が見込まれる勢いのある企業を紹介。
さらに地方から首都圏へでてくる人のために、家族手当や引越し代負担などライフステージにあった福利厚生があるかどうかも考慮してくれます。
転職活動を支援してくれるコンサルタントは、企業と求職者双方を担当している一気通貫型であるのもポイント。
企業の求めている人材と求職者の希望を把握しているため、ベストマッチな求人を紹介してくれますよ。
さらに、応募書類の添削や面接練習、給与などの条件交渉までをサポートしてくれるので、転職がはじめての人でも利用しやすいです。
面談は、zoomかLINEテレビ電話でできるので、首都圏の飲食業界に転職を考えている人はぜひ登録を検討してくださいね。
働き方 | 正社員 |
---|---|
取扱職種 | キッチン・ホール、店長、店長候補、統括マネージャー、エリアマネージャーなど |
取扱業種・業態 | 居酒屋、焼き鳥、焼肉、ひもの居酒屋など |
求人対応エリア | 首都圏、近畿圏 |
運営会社 | 株式会社トリプルスリー |
公式サイト | https://career-menu.com/ |
【フードコネクト】入社後の「こんなはずじゃなかった」をなくしたい人におすすめ
- 入社条件を書面で提示してくれる
- 飲食業界に精通したキャリアアドバイザーがサポート
- 優良求人・非公開求人多数
フードコネクトは生鮮業界・飲食業界に特化した転職支援サービスです。
入社後の「こんなはずじゃなかった」をなくしたい人は、フードコネクトがおすすめ。
キャリアアドバイザーが入社条件を書面で提示し、入社後の条件不一致を解消してくれるからです。
フードコネクトでは、飲食業界に精通した専任のキャリアアドバイザーが転職活動を徹底サポート。
面接にも同行してくれるため、「面接で聞いていたことと違う」なんてことがありません。
また、自分では言い出しにくい給与などの条件交渉も行ってくれるのも心強いですよね。
さらに転職した後も困ったことがあったときにはサポートしてもらえますよ。
「鮮魚加工」「精肉加工」などの求人を中心に優良求人が多数。
フードコネクトならではの非公開求人も多数保有しているので、今までに自分にあった求人が見つからなかった人は利用してみてはいかがですか。
働き方 | 正社員 |
---|---|
取扱職種 | キッチン・調理業務・加工・梱包・陳列・販売・管理・その他付随する業務など |
取扱業種・業態 | 生鮮業界・飲食業界に特化 |
求人対応エリア | 一都三県、静岡県、愛知県、その他 |
運営会社 | 株式会社ネクチャ |
公式サイト | https://foodconnect.jp/ |
飲食業界に強いおすすめ転職サイト11社を紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
それぞれに強みや特徴があり、候補先を絞りきれずに迷ってしまう人もいるかもしれません。
もし悩んでいて決められないなら、希望条件別におすすめの転職サイトを厳選ピックアップしてみたので、次の章もあわせて参考にしてみてください。
飲食業界に強いおすすめ転職サイトを条件別から選ぼう
続いて、条件別におすすめの飲食業界に強い転職サイトを紹介していきます。
該当する希望条件があれば、ぜひ紹介している転職サイトの中から選んでみてください。
1.飲食業界で正社員転職を目指している人
正社員として飲食業界での転職を目指している人は、『クックビズ』『フーズラボ』『ジョブレストラン』を押さえておくといいでしょう。
いずれも多種多様な職種・業態の正社員求人が豊富だからですね。
クックビズは業界トップクラスの求人数を誇る転職サイトで、直接応募できる正社員求人に加えて、転職支援サービスを通じて応募できる求人も保有しています。
自分で応募をしたい人はもちろん、転職のサポートをしてもらいたい人にも使える転職サイトです。
飲食店の正社員転職に選ばれているフーズラボは、企業とのやり取りがチャットでできるメリットがあります。
社会人経験のない人やビジネスマナーに自信のない人も応募がしやすく、やり取りも気軽にできるでしょう。
希望条件が複数ある人は、ジョブレストランが求人検索しやすいです。
「社会保険完備」「安定して働ける企業」など、正社員として安定的に働ける特徴からも絞り込めるので、ぜひ一度求人検索してみてください。
正社員転職のための転職サイト。
【公式】https://foods-labo.com/
業界トップクラスの正社員求人を保有。
【公式】https://cookbiz.jp/
いろんな条件で正社員求人の絞り込み検索可。
【公式】https://www.jobs-restaurant.net/
2.40代~50代のミドル世代で転職を希望している人
40代~50代のミドル世代で飲食業界の転職を希望している人は、『求人@飲食店.com』『クックビズ』をチェックしてみてはいかがでしょうか。
どちらも40代や50代が活躍できる求人を保有しています。
飲食業界の転職は、体力や伸びしろのある20代~30代の若手に有利なものの、40代~50代でもマネジメントや店長経験があれば転職も可能です。
求人@飲食店.comは「シニア・ミドル活躍」のこだわり条件で求人検索でき、「店長候補」や「料理長候補」といった経験を活かせる飲食店求人も見つかります。
年齢不問の求人が揃うのはクックビズです。
詳細な内容が記載された求人情報には、実際に40代で中途入社した人の経験談や、働くスタッフの雰囲気がわかる画像なども載っているので、ミドル・シニアの採用活動に積極的かもチェックできます。
無料の転職支援サービスも実施しているので、年齢に不安がある人は相談してみるのもいいでしょう。
これまでの飲食経験を活かせる求人が見つかる。
【公式】https://job.inshokuten.com/
40~50代活躍の年齢不問求人あり。
【公式】https://cookbiz.jp/
3.地元や地方での転職を希望している人
地元の飲食店で働きたい人や、地方への転職を希望している人は、『グルメキャリー』『フーズラボ』『飲食転職なび』を活用するといいでしょう。
飲食業界の求人は大都会に集中していますが、上記3社は日本全国の飲食店に対応しており、地方の求人も充実しています。
「東北・北海道版」「東海・北陸版」など、エリアごとに求人サイトがあるグルメキャリーは、市町村に絞り込んでの検索も可能となっており、希望勤務地の求人が探しやすいです。
さらに「スカウト機能」や、飲食業界専任の担当者が悩みを聞いてくれる「転職相談ルーム」も利用できるので、ぜひ活用してください。
フーズラボは地方の主要都市を中心に、飲食店やホテル、ブライダルなど幅広い業態の求人が見つかります。
求人数は多いとは言えないものの、上場企業や大手の地方求人を保有しているは飲食転職なび。
エージェント型の転職サイトで、地方の非公開求人を紹介してもらえる可能性もあるため、登録して相談してみるといいでしょう。
地方都市に強い。多種多様な業態の求人あり。
【公式】https://foods-labo.com/
全国各地の飲食関連求人が充実している。
【公式】https://www.gourmetcaree.jp/
地方の非公開求人を保有。大手や優良企業とも取引。
【公式】https://service.ca-ss.jp/
4.キャリアアップを目指している人
「調理のスキルを上げたい」「将来的に独立したい」など、キャリアアップを目指している人は、『クックビズ』『ジョブレストラン』『エフジョブ』に相談してみてはいかがでしょうか。
いずれもエージェントサービスを行っているので、キャリアアップ転職が叶うようさまざまなサポートを行ってくれます。
東京・神奈川・大阪・京都・兵庫・名古屋など、飲食店がひしめくエリアの求人を多数扱うクックビスは、ミシュラン星付きや外食上場企業など、キャリアアップを目指せる職場の求人が見つかりやすいです。
「入社すぐ管理職採用」といった求人もあるので、経験を活かして「店長候補」や「エリアマネージャー」としての転職も目指せます。
「独立支援」や「資格取得補助」などの求人を扱うジョブレストランは、具体的なキャリアプランがある人におすすめ。
実績豊富なコーディネーターも在籍しているので、転職によるキャリアップを視野に含めている人は、「スカウト付き転職相談サービス」を利用してみるのもいいでしょう。
飲食業界専門のエージェント型転職サイトであるエフジョブは、相談しながら転職支援を受けられるので、漠然と「飲食業界でキャリアアップしたい」と考えている人も使えます。
登録者の半数近くが店長や料理長、本部職の経験者で、質の高い求人紹介も期待できるでしょう。
キャリアアップ可能な職場・ポジションの求人あり。
【公式】https://cookbiz.jp/
スカウトや無料転職支援も活用できる。
【公式】https://www.jobs-restaurant.net/
キャリアアップ転職を徹底サポートしてもらえる。
【公式】https://www.fs-job.net/
5.未経験から飲食業界へ転職したい人
未経験から飲食業界へ転職したい人は、『クックビズ』『飲食転職なび』『itk』を押さえておくといいでしょう。
上記3社はエージェントサービスを提供しており、未経験者の転職支援も行っているからですね。
クックビズは未経験歓迎の正社員求人が豊富で、「ホールスタッフ」や「調理スタッフ」など経験がなくてもはじめやすい仕事が見つかります。
飲食転職なびは、未経験者でも面談を行ってくれるので、飲食業界について詳しく聞いたり、適性があるのか確認したりするのに使うのもいいでしょう。
非公開求人を多数保有するitkは、第二新卒やフリーターなど社会人経験のない人の転職にも対応しています。
初めての転職活動も手厚くサポートしてもらえるので、ぜひ相談してみてください。
未経験歓迎の求人が豊富。
【公式】https://cookbiz.jp/
転職に不安がある未経験者の相談にも対応。
【公式】https://service.ca-ss.jp/
非公開求人多数。若手の転職支援にも強い。
【公式】https://i-t-k.co.jp/
飲食業界に強い転職サイトを利用するメリット・デメリットを徹底解説
飲食業界に強い転職サイトを利用するメリット・デメリットは以下のとおりです。
メリット |
・飲食店や飲食企業の求人が豊富にある ・自分で検索しながら好きな求人に応募できる ・色々なサービスを使いながら自分なりの方法で転職活動ができる |
---|---|
デメリット |
・飲食業界から異業種への転職には使えない ・直接応募は良質な求人の見極めが難しく手間もかかる ・エージェント型の転職サイトは担当者の当たり外れがある |
それぞれのメリット・デメリットを徹底解説していきますので、確認してみてください。
飲食業界に強い転職サイトを利用するメリット3つ
飲食業界に強い転職サイトを利用するメリットは以下の3つです。
順番に詳しく解説するので参考にしてみてください。
1.飲食店や飲食企業の求人が豊富にある
飲食店や飲食企業の求人が豊富にあるのも、飲食業界に強い転職サイトならではのメリットです。
なぜなら、飲食業界に特化しているため、いろんな飲食店や企業からさまざまな求人が集まるからですね。
リクナビNEXTのような、いろんな業界・職種の求人を掲載している総合型の転職サイトにも飲食業界の求人は掲載されています。
しかし、飲食業界ならではの「ソムリエ」「バリスタ」「グランメゾン」といった、細かい職種や業態までは充実していません。
ピンとこない人もいると思うので、「リクナビNEXT」と飲食業界に特化していて求人数の多い「グルメキャリー」の求人数と検索できる職種を比較してみました。
サービス名 | 飲食業界の求人数(件) | 取扱職種 |
---|---|---|
グルメキャリー | 126,752 | 料理長・調理長候補、寿司職人、パン職人・パン製造、てんぷら職人、ソムリエ、調理師・キッチンスタッフ、ホールスタッフ、バーテンダー、パティシエ・製菓、バリスタ、そば職人・うどん職人など |
リクナビNEXT | 81,818 | 飲食、フードサービス |
※調査日2024年9月15日
リクナビNEXTも8万件以上の飲食業界求人を扱っていますが、選択できる職種は「飲食・フードサービス」と「勤務地」のみ。
求人数は多いものの選択できる職種が少ないため、希望に合う求人を見つけるのに時間がかかってしまうのを想像できるのではないでしょうか。
そのため、ポピュラーでない職種や業態を希望する人は、飲食業界に強い転職サイトの利用がおすすめです。
2.自分で検索しながら好きな求人に応募できる
直接応募可能な転職サイトを使えば、自分で検索しながら好きな求人に応募できるメリットがあります。
転職サイトは検索機能も充実しているので、いろんな条件で検索できる上、「気になる」「挑戦してみたい」と思った求人にもサイト上から簡単に応募が可能です。
一方で、エージェント型の転職サイトを使った場合、担当コンサルタントを通して転職活動を行うため、気軽に応募するわけにはいきません。
紹介してもらった求人が希望に合わないケースもあれば、サイト上に掲載されている求人に応募したくても、担当者から「紹介は難しい」と断られてしまうこともあります。
また自分で求人検索する場合、希望とは違う条件でも自由に検索できるので、「ホテルのレストラン勤務もいいな」「居酒屋は意外と待遇がいいんだな」といったように、比較検討や情報収集もできます。
自分のペースでゆっくり考えながら応募したい人には、転職サイトは使えるでしょう。
当記事で紹介しているサービスの中で、直接応募できるのは次の通りです。
3.色々なサービスを使いながら自分なりの方法で転職活動ができる
転職サイトが提供する、いろんなサービスを使いながら自分なりの方法で転職活動ができるのもメリットのひとつです。
自分で求人検索を行って直接応募できるだけでなく、「エージェントサービス」や「スカウトサービス」を提供している飲食業界に強い転職サイトも複数あります。
- エージェントサービス
飲食業界に精通したコンサルタントが求人紹介から内定後の条件交渉まで、転職活動をサポートしてくれるサービス。 - スカウトサービス
あなたが転職サイトに登録した経験やスキルなどを見た企業や飲食店などから、直接オファーが届くサービス。
今回紹介している転職サイト11選で利用できるサービスを見てみましょう。
転職サイト | 直接応募 | エージェントサービス | スカウトサービス |
---|---|---|---|
クックビズ | 〇 | 〇 | 〇 |
フーズラボ | 〇 | 〇 | × |
求人@飲食店.com | 〇 | × | 〇 |
ジョブレストラン | 〇 | 〇 | 〇 |
グルメキャリー | 〇 | 〇 | 〇 |
itk | × | 〇 | × |
飲食転職なび | × | 〇 | × |
エフジョブ | × | 〇 | × |
ジョブスタ | × | 〇 | × |
上記一覧を見てもわかるように、「クックビズ」「ジョブレストラン」「グルメキャリー」はすべてのサービスが利用可能となっています。
一方で、「itk」や「エフジョブ」など、エージェントサービスしか利用できないエージェント型の転職サイトも。
一人で転職活動を進めたい人は、直接応募のできる転職サイトを利用するといいでしょう。
もし転職活動がうまくいかなければ、エージェントサービスに申し込んだり、エージェント型の転職サイトに登録したりと、自分で転職活動の方法も決められます。
飲食業界に強い転職サイトを利用するデメリット3つ
飲食業界に強い転職サイトを利用するデメリットは次の3つです。
順番に解説していきます。
1.飲食業界から異業種への転職には使えない
飲食業界は離職率の高い業界のひとつ。
そのため「長時間労働がきつい」「人手不足で休めない」といった理由から、異業種への転職を希望する人もいるでしょう。
しかし、飲食業界に強い転職サイトは、異業種への転職には使えません。
なぜなら、飲食店や飲食業を営む企業の求人がほとんどで、飲食業界以外の求人は扱っていないか、ごくわずかだからですね。
『ジョブレストラン』のように、キャリアチェンジに対応した求人を扱う転職サイトもありますが、求人数は多くなく、職種も「介護・福祉」「事務」「製造」など限定的。
■「ジョブレストラン」飲食業界以外の求人数(調査日2024年10月14日)
飲食業界を含む全求人数(件) | 1,896 |
医療・福祉・介護 | 139 |
エンジニア・設備 | 2 |
サービス・販売 | 3 |
一般事務・管理 | 2 |
営業・コールセンター | 3 |
運送・倉庫 | 1 |
その他 | 29 |
異業種転職を希望する人は、未経験者の転職支援を行ってくれる「エージェント型の転職サイト」の利用がおすすめです。
飲食業界から異業種への転職を検討している人は、未経験者向け求人が多い『ハタラクティブ』や、20代~30代の若手の転職支援に強い『マイナビAGENT』を活用してみてはいかがでしょうか。
どちらもエージェント型の転職サイトで、サポートに定評があります。
社会人経験がない20代向けの「ハタラクティブ」や、同じく20代から未経験での事務職転職に強い「ミラキャリ」を活用すれば、アルバイトでしか飲食業界の経験がない人でも、転職を見込めるでしょう。
飲食業界で経験したことを活かせる転職先が見つかるのはマイナビAGENTです。
「業界未経験者歓迎」の求人も保有しており、異業種転職であっても丁寧に対応してもらえます。
エージェントサービスを利用したくない人は、幅広い業種の「未経験OK」の求人が多数ある『リクナビNEXT』などの転職サイトをチェックしてみてください。
2.直接応募は良質な求人の見極めが難しく手間もかかる
直接応募ができる転職サイトは、良質な求人の見極めが難しく手間もかかるデメリットがあります。
掲載されている求人情報だけでは、実際の労働環境や職場の雰囲気などが把握できません。
転職サイトの求人の中には、応募者を一人でも多く集めるために、魅力的な内容ばかりが記載されていて、都合の悪い部分は伏せられているものもあります。
とくに飲食業界で働く場合、労働時間や有給休暇の取得しやすさなどは、転職先選びの重要ポイントにもなるため、しっかり見極めたいところ。
ほかにも、社会保険や交通費の有無、飲食店ならではの賄いや食事割引があるのかも確認しておくのがベターです。
しかし、店舗に何度か足を運んで雰囲気を確認したり、実際に働いたことがある人の口コミを収集したりするのには時間が必要です。
また、求人の見極め以外にも、企業とのやり取りや条件交渉など、自分で行う作業が多いことも理解しておきましょう。
転職活動に時間を掛けられない人は、直接応募ではなく、求職者に代わって転職活動をサポートしてくれるエージェント型の転職サイトをおすすめします。
担当コンサルタントは、企業の社風や店舗の雰囲気などの情報を熟知しているので、情報収集の手間を省くことが可能です。
また、応募書類の書き方アドバイスや面接対策なども行ってくれるので、転職活動のノウハウを調べる必要もありません。
一人で転職活動をしていると、「給料がいいから」「有名な飲食店だから」と目先の条件だけで選びがちになってしまいます。
その点、第三者が介入すれば、応募する求人も冷静に判断してもらえるので、最短距離での転職も実現できるでしょう。
3.エージェント型の転職サイトは担当者の当たり外れがある
エージェント型の転職サイトを利用するデメリットは、担当者によっては使えないことです。
飲食業界に精通した専任コンサルタントが在籍しているものの、担当者によってスキルや性格は違います。
例えば、スキルや知識不足の新人担当者がつくと、専門性を期待したのに、的外れな求人ばかり紹介されて転職できない状態に陥ることも。
少し大げさな例ですが「パティシエを希望しているに、フロアスタッフの求人を紹介された」「居酒屋希望なのに、フレンチレストランを紹介された」といった感じですね。
また実績のある担当者でも、態度が高圧的だったり、適当にあしらわれているように感じたりすると、相談もしにくく転職活動のストレス負担が増加してしまいます。
残念ながら、担当コンサルタントを求職者側からは選べません。
エージェント型の転職サイトを利用する場合は、担当者の全体的な評判がいいかもチェックするようにしましょう。
もしイマイチな担当コンサルタントに当たった場合は、担当者の変更をお願いしてみてください。
真っ当な理由があれば、担当者の変更には応じてもらえます。
次のような具体的内容を伝えると、考慮した上で新しい担当者を紹介してくれるでしょう。
- 「仕事中ばかり連絡してきて困っている。約束を守ってくれる担当者に変えて欲しい。」
- 「希望する業態の知識が浅くて的確なアドバイスがもらえません。知識のある担当者を希望しています。」
転職サイトの問い合わせ窓口などに相談してみてください。
飲食業界に強い転職サイトの失敗しない選び方と活用法
この章では、飲食業界向け転職サイトの失敗しない選び方や活用法を紹介します。
転職サイトを利用する際は、上記ポイントを押さえておきましょう。
順番に説明していきますので、転職サイトの登録前には一度目を通してみてください。
希望する「業種」「業態」「職種」の求人が多い転職サイトを選ぶ
まずは希望する「業種」「業態」「職種」の求人が多い転職サイトを選びましょう。
飲食業界に強い転職サイトなので、基本的に飲食業の求人ばかりですが、「業種」「業態」「職種」には偏りもあります。
飲食業界にはさまざまな「業種」「業態」「職種」があるため、希望の求人が充実しているかチェックしておかないと、なかなか転職できないことに。
例えばカフェで働きたいのに、レストラン中心の求人だと希望の転職が叶えられませんよね。
どの転職サイトも、「ホールスタッフ」「キッチンスタッフ」「店長・店長候補」などの求人は多い傾向にあります。
調理師の仕事を探す場合は、「調理師のためのおすすめ転職サイトと転職エージェント10選」の記事もあわせて参考にしてみてください。
上記以外の職種を希望する人は、複数の転職サイトに掲載されている求人を比較するといいでしょう。
扱っている「業種」「業態」「職種」は、それぞれの転職サイトの紹介ページにまとめてあるので、選ぶ際の参考にしてください。
飲食業界でややこしいのが「業種」と「業態」の違いです。
求人などを見ていると頻出する「業種」「業態」という言葉ですが、次のような違いがあります。
業種 | 販売・提供する商品や料理のジャンル、サービスなどを指す。 |
---|---|
業態 | 営業手法のことで、どのように商品を売っているのかによって分類する。 |
具体例を見るとわかりやすいのではないでしょうか。
業種 | 和食、イタリアン、ラーメン、そば、すし、ハンバーガーなど |
---|---|
業態 | カフェ、ダイニング、ファーストフード、ファミリーレストラン、バイキング、居酒屋、立ち飲みなど |
ただし、「イタリアンカフェ」「和食ダイニング」など、業態と業種を区別せず使われることもあります。
それぞれの違いを理解しておくことで、転職サイトや求人も選びやすくなるでしょう。
希望勤務地の求人を扱っているか確認する
希望勤務地の求人を取り扱っているかも忘れず確認してください。
飲食店は東京・大阪・愛知など大都市に集中しているため、転職サイトによっては地方の求人を扱っていないケースも。
例えば、全国の飲食店求人を扱っている「クックビズ」の東京の求人数は9,412件に対し、三重県の求人数は275件であり、地方の求人は少ないのがわかります。(※調査日2024年11月17日)
また、、ジョブスタやキャリアメニューのように、「首都圏だけ」「関西中心」など、エリアに特化した転職サイトもあります。
希望エリアの求人の有無と充実度は必ず確認した上で利用しましょう。
扱っている雇用形態をチェックする
取り扱っている雇用形態のチェックするのも大切です。
なぜなら、飲食業界は正社員以外の雇用形態も多い業界だからですね。
正社員にこだわるなら、エージェント型の転職サイトを押さえておくといいでしょう。
基本的に正社員の転職支援を行っているので、これまでのスキルや経験などを活かせる転職や、スキルアップ転職なども目指せます。
今回の11選で紹介している転職サイトは正社員の求人が中心です。
なかには「アルバイト・パート」「契約社員」「派遣社員」などの求人を掲載している転職サイトもあるので、希望に応じて選ぶようにしてください。
当記事で紹介している転職サイトが扱っている雇用形態は下記のとおりです。
転職サイト名 | 扱っている雇用形態 |
---|---|
フーズラボ | 正社員 |
itk | 正社員 |
クックビズ | 正社員、契約社員、業務委託、アルバイト・パート |
求人@飲食店.com | 正社員、アルバイト、契約社員 |
ジョブレストラン | 正社員、アルバイト、契約社員 |
グルメキャリー | 正社員、アルバイト・バート、契約社員 |
飲食転職なび | 正社員 |
エフジョブ | 非公開 |
ジョブスタ | 正社員、契約社員 |
キャリアメニュー | 正社員 |
フードコネクト | 正社員 |
※調査日2024年11月18日
使いたいツールや機能がある転職サイトを選ぶ
使いたいツールや機能がある転職サイトを選ぶことをおすすめします。
たとえ一人での転職活動であっても、ツールや機能を有効活用すればスムーズに進められるからですね。
転職活動では、以下のことを行わなくてはいけません。
- 仕事探し
- 自己分析
- 応募書類の作成
- 面接対策など
「応募したい仕事は見つかったけれど、応募書類の書き方がイマイチわからない」という人は、応募書類のテンプレートや作成ツールなどを使うといいでしょう。
また、自分で求人検索する時間がない人や、幅広く求人をチェックしたい人は、スカウト機能の活用もおすすめ。
以下は転職サイトが提供しているツールや機能です。
- 自己分析ツール
- 適職診断ツール
- 適正年収診断ツール
- 応募書類作成ツール
- 応募書類のテンプレート
- スカウト機能など
ただし、飲食業界に強い転職サイトには、スカウト機能はあるものの、他のツールについては「求人@飲食店.com」や「グルメキャリー」のような、飲食業界の転職活動に役立つコンテンツがあるのみ。
上記ツールの利用を希望する人は、各種ツールの充実している大手転職サイトなども活用するといいでしょう。
可能性を広げたい人はエージェントサービスやスカウト機能も併用する
転職先や条件面の可能性を広げたい人は、エージェントサービス(転職支援)やスカウト機能なども併用するようにしましょう。
一人での転職活動は視野が狭くなりがちなのと、市場には出回らない非公開求人を紹介してもらえるからですね。
「自分のスキルや経験だと他業態への転職は難しい」と思い込んで仕事を探す人もいるのではないでしょうか。
しかし、キャリアカウンセリングを受けたり、スカウト内容を見てみたら、他業態での活躍や有名店でも通用することが判明したりもします。
非公開求人には好条件の仕事も多いため、より良い待遇での転職が叶う場合もあるでしょう。
「知らなかった企業」や「見落としていた求人」を知るきっかけにもなるので、選択肢の幅を増やしたい人は、ぜひエージェント型の転職サイトやスカウト機能も併用するようにしましょう。
以下に、エージェント型の転職サイトとスカウト機能のあるサービスの登録例を紹介するので、ぜひ参考にしてください。
この章で、飲食業界に強い転職サイトの選び方や活用法について紹介してきましたがいかがだったでしょうか。
各自でこだわりポイントも違えば、転職サイトへ求めるサービス内容も変わってくることでしょう。
そこで当サイトでは、希望条件を満たしている転職サイトだけを探しやすいよう、オリジナルの「飲食業界向け転職サイトこだわり検索ツール」を作成しました。
以下項目から当てはまる内容を選ぶことで、条件にマッチしている転職サイトのみにフィルタリングしてくれます。
飲食業界向け転職サイトを効率よく選ぶうえで、ぜひお役立てください。
異業種から飲食業界への転職で注意したいこと
飲食業界に憧れを抱き、異業種から転職を目指す人もいるでしょう。
異業種転職の場合、次のような飲食業界ならではの特徴を理解しておくようにしてください。
これまで一般企業で、決まった時間・曜日で働いていた人や、当たり前のように有給休暇が取得できていた人には、飲食業界はブラックと感じるかもしれません。
厚生労働省の「令和4年雇用動向調査結果の概況」を見てもわかるとおり、産業計の離職率15.0%に対して、宿泊業・飲食サービス業の離職率は26.8%と、全産業の中でも最も高い数字となっています。
もちろん、環境の整った飲食店もありますし、大手飲食企業の本社勤務やエリアマネージャーなどは高待遇も期待できるでしょう。
せっかく希望をもって飲食業界を目指したのに、ふたを開けたら理想とは違ったとならないよう、働き方や業界ならではの特徴を、前もって押さえておくことをおすすめします。
飲食業界に強い転職サイトを利用する際の手順ガイド
この章では、実際にエージェント型の転職サイトを利用する際の手順を紹介します。
ステップ1.公式サイトから登録する
まずは公式サイトの「転職支援サービス」の申し込みページから登録を行いましょう。
名前や生年月日、連絡先などの必要事項を入力するだけなので、簡単に申し込みできます。
すでに会員登録済みなら、ログインするだけで応募ができる転職サイトも。
いつでも転職支援サービスの申し込みは可能なので、自分一人での転職活動に限界を感じたタイミングでもぜひ登録してみてください。
ステップ2.コンサルタントと面談を行う
登録が完了したら、コンサルタントとの面談です。
飲食業界での経験の有無や希望などを丁寧にヒアリングし、強みや適性などを把握した上でキャリアプランや求人を提案してくれます。
飲食業界に精通した転職のプロが話を聞いてくれるので、不安や悩みなどがある人は正直に伝えるといいでしょう。
転職サイトによっては、オンラインや電話、出張面談、夜間面談にも対応しています。
ステップ3.求人の紹介を受ける
面談時のヒアリングをもとに、希望条件や適性に合った求人を紹介してもらいましょう。
スキルや経験が条件に合えば、転職サイト上には掲載されていない「非公開求人」も紹介してもらえます。
担当コンサルタントは、求人情報だけではわからない、飲食店や職場の詳細な情報なども把握しています。
実際に店舗に足を運んだり、店長や企業の社長にヒアリングした情報を持っているコンサルタントも。
希望する職種や業態によっては、当日紹介が難しい場合もありますが、公式サイト上に気になる求人があれば、面談時に伝えるといいでしょう。
ステップ4.担当コンサルタントを通じて応募する
希望の求人が見つかったら、担当コンサルタントを通じて応募します。
応募書類の提出は担当者が行ってくれます。
「履歴書」や「職務経歴書」の添削や書き方アドバイスなどを行っている転職サイトもあるので、不安がある人はサポートを活用しましょう。
ステップ5.飲食店や企業との面接を行う
書類選考に通過したら飲食店や企業との面接です。
面接日時の調整は担当コンサルタントが行ってくれるので、仕事の都合などを伝えましょう。
エージェント型の転職サイトでは、応募企業に合わせた面接対策も行ってくれます。
強みやアピールポイントを一緒に考えてくれたり、模擬面接を実施してくれたりと、面接対策の方法もさまざまです。
また、飲食店の面接で注意したい清潔感についても、服装や髪形など、具体的な身だしなみのアドバイスがもらえるでしょう。
ステップ6.内定&入社日の調整を行う
内定が出たら、担当コンサルタントが飲食店や企業との間に立って入社日の調整を行ってくれます。
条件交渉にも対応してもらえるので、待遇や条件面で納得できないことがあれば、担当者に伝えてフォローしてもらいましょう。
入社後のサポートも実施しているので、入社後に困ったことやトラブルなどが生じたら、担当コンサルタントに相談してください。
「今働いている職場が人手不足でスムーズに退職できそうにない」というケースは、飲食業界で少なくないため注意が必要です。
飲食業界の転職事情を経験者67人にアンケート調査
飲食業界は、激務や人手不足から転職率が高い業界として知られています。
そこで当メディアでは、飲食業界での転職経験者67人にアンケートを実施し、「転職理由」や「転職の際に重視した条件」について調査しました。
良い条件を求めて転職を考えている方は、当アンケート結果を「理想の職場」を見つけるヒントにしてみてください。
- 調査対象:飲食業界への転職経験がある人
- 調査期間:2024年7月23日~8月6日
- 調査機関:自社調査
- 調査方法:インターネットによる任意回答
- 有効回答数:67人(女性39人/男性28人)
- 回答者の年代:10代 1.5%/20代 49.3%/30代 34.3%/40代 11.9%/50代 3.0%
※アンケート中の年齢は、すべて転職当時のものです。
- 前職の給料が低かったから(30歳 男性)
- 仕事量に見合う給与が得られなかったため(29歳 女性)
- 激務の割には給料が低いから(28歳 男性)
- 前職の職場で孤立していたから(23歳 女性)
- 休日がほぼない(22歳 女性)
- 休みが取れず給与も低かったため(31歳 男性)
飲食業界の転職理由でもっとも多かったのは「給与に不満があった(23人)」でした。
ただアンケートを細かく見ていくと、単に「給与が少ない」というよりも、「忙しくて大変なわりに給与が安い」といった声が目立ちました。
ご存知の通り、飲食業界は慢性的な人手不足です。
そのため個々の負担が大きく、「仕事量の多さに給与が見合っていない」という不満を抱いている人が多いことがうかがえます。
また3位には、「休みがない・休みを取りづらい(11人)」がランクインしています。
上記も、人手不足に起因する理由と言えます。
- 年収の高さを条件として重視しました(31歳 女性)
- 前より給与が高くなること。有給がとれる現場であること(25歳 男性)
- 規定の休みが本当に取れるか、給与が低くないか(27歳 女性)
- 休日がしっかり確保できること(32歳 男性)
- 働く時間帯と日数が希望通りになること(25歳 女性)
- 働きやすさ(42歳 女性)
「飲食業界への転職先を決める際に重視したこと」の圧倒的1位は「満足できる給与(26人)」でした。
転職理由の1位が「給与に不満があった」であることから、整合性の取れる結果と言えます。
厚生労働省の「令和4年賃金構造基本統計調査」によると、飲食サービス業の平均年収は257万円ほどと、業界全体のなかでもっとも低くなっています。
ただ一口に飲食業といっても、ファストフード店やファミレス、居酒屋、カフェ、フレンチレストランなど、その種類は多種多様。
経営母体の規模やお店の種類によって、給与には大きな差があります。
実際、全国にチェーン店を展開する経営母体の大きい飲食店社員の年収は、上記平均をはるかに上回るケースも多いです。
転職先の条件として給与を重視する方は、転職サイトなどをよくチェックして、納得のいく給与が得られる転職先を探しましょう。
2位には「きちんと休みがとれる(14人)」、3位には「納得のいく勤務時間(10人)」がランクインしています。
飲食業界は、人手が足りないことに起因する「休みの取りにくさ」や「拘束時間の長さ」が問題となっています。
当アンケートの回答者の大半が、飲食業界の勤務経験者であることから、「過去に経験したような労働環境の悪い職場は避けたい」と考えていることが伺えます。
飲食業界への転職活動が順調だったかを聞いたところ、「順調だった」「まあ順調だった」と回答した人が合わせて8割以上にのぼりました。
飲食店にはマニュアルや決まった業務手順があるため、入社時に特別なスキルを必要としません。
また人手不足が常態化しているため、求人募集も年間を通して多数出ています。
そのため、給与や待遇面を高望みしすぎたり、労働時間を限定しすぎたりしなければ、転職は難しくないと言えるでしょう。
飲食業界に転職した67人にどのような方法で転職したかと聞いたところ、1位は「紹介(22人)」でした。
飲食店では、信頼できる人材を確保するために従業員の知人や友人からの紹介を受けるケースも多いです。
お店側は「信頼性が高く、かつ即戦力となる人材」を採用することができ、転職者は、事前にお店の内情を紹介者から詳しく聞けるためミスマッチを防ぐことができます。
次ぐ2位は「転職サイト・求人サイト(18人)」でした。
転職サイトでは、豊富な求人のなかから「給与」「勤務地」「職種」「お店の業態」まで細かく条件を絞って仕事探しができます。
手軽に希望条件にマッチした転職先を探したい方にとっては、手軽で便利な手段と言えるでしょう。
今回のアンケート調査では、飲食業界での転職理由として「給与に不満があった」が最も多く、とくに「大変さに見合わない給与」に不満を感じてる人が多いとわかりました。
上記の転職理由に呼応する形で、転職先を選ぶ際の条件としても「満足できる給与」や「しっかり休みが取れること」が重視されています。
現在、飲食業界は人手不足が続いており、転職のチャンスが多い状況です。
当アンケートでも85.1%の人が「転職活動は順調だった」と回答しているとおり、これから飲食業界での転職を考えている方も、条件に合った職場を見つけやすい状況と言えます。
「給与」や「休暇の条件」をよく確認し、自分に合った転職先を探していきましょう。
飲食業界に強い転職サイトの利用時によくある質問&回答
飲食業界に強い転職サイトを利用する際によくある質問と回答を紹介します。
以下項目の中から、疑問点や気になることがあれば、チェックしてみてください。
転職サイトは、求人企業からの広告料や人材紹介の手数料などで運営されているからです。
料金負担はないので、ぜひいろんなサービスを活用して転職活動を進めてください。
ただし、来社面談や応募企業との面接時の交通費は、求職者が負担することになるので注意してください。
多くの人が在職中に転職活動を行っており、転職サイトに登録して求人検索や情報収集を行っています。
直接応募する場合は、今の職場と応募先の両方に迷惑がかからないよう自分でスケジュール管理を行ってください。
エージェントサービスを利用する際は、在職中であることや、希望転職時期を伝えておくと、うまく調整してもらえるでしょう。
転職活動を円滑に進めるためにも、希望に合う求人があれば積極的に応募することをおすすめします。
ただし、別の転職サイトから同じ企業の求人に応募したり、面接日時が重ならないように注意しましょう。
エージェントサービスを利用する人は、自分で直接応募したことを担当コンサルタントに報告するようにしてください。
飲食業界は人手不足の業界のひとつで、採用活動も活発です。
飲食業界に強い転職サイトには「未経験者歓迎」「経験不問」といった求人もあります。
たとえ飲食業界での経験がなくても、「料理好き」「接客が好き」など、自分の好きなことや得意なことを活かせます。
ぜひ面談で、やる気や熱い思いを担当コンサルタントに伝えてください。
ただし、即戦力となる実務経験を求める求人もあります。
希望どおりの求人紹介が難しいこともあることを理解しておきましょう。
転職サイトによって設定方法が異なるので、詳しくは各転職サイトのQ&Aや担当コンサルタントに確認してみてください。
メルマガや求人紹介メール、スカウトメールなど、それぞれ設定する必要がある場合もあります。
停止までに数日かかる場合もありますが、配信され続けるようであれば、もう一度設定を確認してみてください。
転職サイトによって方法は異なりますが、マイページの設定画面から退会手続きが可能です。
退会すると、以下のデータが削除されます。
- WEB履歴書
- 応募履歴
- メッセージ履歴
- お気に入り求人など
データの復元はできないので、今後使う予定がないかよく考えた上で、必要なデータは保存して退会するようにしてください。
【まとめ】飲食店や飲食企業の転職には「飲食業界に強い転職サイト」の利用がおすすめ
「店舗スタッフ」「店長」「本部職」など、飲食業界にはさまざまなお仕事があります。
どの職種であっても、飲食の仕事への転職には、飲食業界に強い転職サイトの利用がおすすめです。
とくに飲食業界に特化した転職サイトは、「直接応募」「エージェントサービス」「スカウトサービス」などが選べ、いろんなやり方で転職活動を行えるメリットがあります。
なかでも以下に該当する人は、エージェントサービス(転職支援)のある、飲食業界に特化した転職サイトを利用すると、希望通りの転職を叶えられるでしょう。
- 正社員転職を希望している。
- 飲食業界で「スキルアップ」や「キャリアアップ」を目指している。
- 年収アップを希望している。
- 大手企業や有名店に転職したい。
- 総合型の転職サイトでは扱いが少ない職種・業態の転職を希望している。
- 初めての転職で不安。
- 仕事が忙しくて転職活動に時間をかけられない。
もし「どの転職サイトにすればいいのか、まだ決めかねている」という人は、求人数が多い転職サイトを選んでみるのもひとつの選択肢です。
たくさんある求人をチェックする中で、希望条件が明確になってきたり、自身の市場価値がわかってきたりと、自身に向いている転職サイトも見えてくるでしょう。
今回記事で紹介した11選の中で、公開求人数が多い上位5社をピックアップしたので、以下の中から選んでみるのもいいのではないでしょうか。
転職サイト | 公開求人数(件) | |
---|---|---|
1位 | グルメキャリー | 117,954 |
2位 | クックビズ | 29,607 |
3位 | フーズラボ | 17,009 |
4位 | 求人@飲食店.com | 11,198 |
5位 | ジョブレストラン | 1,612 |
※調査日:2024年3月25日
アルバイトやパートとして飲食店で働きたい人は、『マッハバイト』などのバイト求人サイトも併用してみてください。
また、本部職や飲食業界のハイクラス転職を目指す人は、転職エージェントの『マイナビAGENT』や、スカウト型転職サイトの『リクルートダイレクトスカウト』も押さえておくといいでしょう。
まとめとして、当記事の監修者、株式会社YY代表取締役の諏訪義久氏から飲食店の転職活動を控えている方に向けてのアドバイスをいただいたので紹介します。
これから転職活動を考えている方はぜひ参考にしてみてください。
飲食業界での転職活動を行ううえで押さえておきたいポイントとしては、以下の2つです。
【ポイント1】
お店の人や雰囲気が自分に合ってるか?
【ポイント2】
自身の将来やりたい事や得たいスキルが得られるか?
その職場で働いても人間関係が上手くいかなかったり、雰囲気が自分のノリと合わないと窮屈に感じてしまい、早く辞めてしまう恐れがあるからです。
実際に、入ってみたらお店の店長が嫌われていて、スタッフみんなが文句ばかり言い、ネガティブな雰囲気だったので、やる気が失せて辞めてしまったという例がありました。
また、自分やりたい事や得たいスキルが明確であれば、将来を見越して積極的に仕事へ取り組むことができるので、モチベーションが高まり、楽しく働くことができるでしょう。
■監修者プロフィール
株式会社YY代表取締役 諏訪義久氏。
日本でも有名な飲食系の外資系企業マクドナルドで20年勤務した後に独立、株式会社YYを設立。
マクドナルド時代に培った経験を活かし、現在はエステサロン、ヘッドスパ、ホワイトニング、結婚相談所などのオーナーとして、様々なサービスを展開している。