
- 教員や講師として人に教える仕事がしたい。
- 「GIGAスクール構想」「EdTech(エドテック)」といった教育のIT化で注目が集まる、教育系ベンチャーやスタートアップ企業に興味がある。
上記のような理由で、教育業界への転職を検討する人も多いのではないでしょうか。
ただ、教育業界の転職活動をどのように進めたらいいのかわからない人もいるでしょう。
そこでおすすめなのが転職サイト&エージェントです。
当記事では、教育業界に強い転職サイト&転職エージェント9社をピックアップしました。
また、当記事は合同会社富士みらいクリエイション代表の増田 和芳氏から監修いただいております。

増田 和芳氏
合同会社富士みらいクリエイション代表。
国家資格キャリアコンサルタント(16071582)。教育研修サービス会社や営業コンサルティング会社を経て2019年に独立。
人材育成コンサルティング、キャリア支援の分野で活動。「自他の可能性を信じる」をミッションとして、仕事で成果を出せる人材の育成に取り組む。
企業の研修講師や、大学、公共職業訓練機関での講師をはじめ、キャリア関連の記事執筆や監修に幅広くかかわっている。
教育業界に強い転職サイト&エージェントおすすめ9社を厳選紹介!
それでは早速、教育業界に強い転職サイトとエージェントを9社厳選して紹介していきます。
なお、おすすめ9社は以下5つの観点から編集部が独自に選んでいます。
【Education Career(エデュケーションキャリア)】教育業界に精通したエージェントにサポートしてほしい人におすすめ
- 教育業界専門の転職エージェント
- 教育業界ならではの求人を多数保有している
- 非公開求人を含めた中から求人を紹介してもらえる
教育業界に精通したエージェントにサポートしてほしい人は、Education Career(エデュケーションキャリア)がおすすめ。
教育業界専門の転職エージェントだからです。
「ベネッセ」「リクルート」といった教育業界の有名企業をはじめ、学校や学習塾・予備校、といった教育業界専門ならではの求人を保有。
豊富にある求人の中から、あなたの希望に合う求人を紹介してくれます。
また、教育業界専門のサポート実績を活かし、評価されやすい書類作成のアドバイスなど、独自の選考対策も可能。
さらに、自分では言い出しにくい給与や勤務条件の交渉や、働きながら転職活動している人には、スムーズに転職できるように退職交渉のポイントも教えてもらえます。
サイトには公開していない非公開求人もあるので、希望の求人が見つからなかった人は、Education Career(エデュケーションキャリア)のアドバイザーに相談してみてはいかがですか。
働き方 | 正社員、契約社員 |
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取扱職種 | 営業職、企画・管理系職、エンジニア・技術関連職、クリエイティブ・クリエイター系職種、講師・教育関連職種、専門職種(コンサルタント・士業系等)、事務系職種、その他 |
求人対応エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社ファンオブライフ |
公式サイト | https://education-career.jp/ |
【リクルートダイレクトスカウト】キャリアアップや年収アップを目指している人におすすめ
- 教育業界のハイクラス求人が見つかる
- 「待ち」の転職活動ができるスカウトサービスあり
- 自分の市場価値をチェックできる
教育業界でのキャリアアップや年収アップを目指しているなら、リクルートダイレクトスカウトをおすすめします。
ハイクラス向けの転職スカウトサービスを提供しているリクルートダイレクトスカウトには、年収800~2,000万円の求人が豊富(※)だからですね。
具体的には、教育業界の外資系企業から、ベネッセグループのような上場・グローバル企業といったハイクラス転職を叶えられる企業の求人も。
またリクルートダイレクトスカウトは、「レジュメを登録してヘッドハンターからのスカウトを待つ転職サービス」であることも特徴のひとつ。
仕事が忙しくて転職活動の時間がなかなか取れない人も、レジュメさえ登録しておけば、好条件の求人を紹介してもらえる可能性があります。
好条件のスカウトが届くかどうかで、自分の市場価値を知ることもできます。
スカウトサービスは『待ち』の転職活動になるので、今すぐの転職を考えていない人も気軽に利用してみてください。
もちろん自分から相談したいヘッドハンターを指名することも可能なので、積極的に転職活動を進めたい人にも使えます。
とくに教育業界の高収入求人はなかなかお目にかかれないので、リクルートダイレクトスカウトに登録して、転職のチャンスやタイミングを待ってみるといいでしょう。
※調査日2023年9月10日
働き方 | 正社員 |
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取扱職種 | 専門職、営業、コンサルタント、人事、管理、マーケティング、Webサービス・制作、IT技術職、経営企画・事業企画、サービスなど |
求人対応エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社リクルート |
公式サイト | https://directscout.recruit.co.jp/ |
【マイナビAGENT】初めて転職する若手におすすめ
- 初めての転職も丁寧にサポート
- 扱っている教育業界の職種が幅広い
- 非公開求人が豊富
初めての転職で不安な20~30代には、マイナビAGENTをおすすめします。
マイナビAGENTは20~30代の転職支援を得意としており、「初めての転職も丁寧にサポートしてくれる」と定評があるからです。
「キャリアアドバイザーがしっかり話を聞いてくれる」と評価が高く、模擬面接や書類添削の回数にも制限がありません。
夜間や土曜日(9時30分~17時30分)のオンライン面談も可能なので、在職しながらの転職活動にも使いやすいでしょう。
また大手転職エージェントのひとつで、全国の主要都市に拠点も複数構えているため、地方の求人に強い一面もあります。
職種も「講師」だけではなく、「管理部門」「ITエンジニア」など豊富に揃っており、登録すれば非公開求人の紹介を受けられる可能性も。
取引企業数も多く、サポート力もあるので、初めての転職活動には利用を検討してみてください。
働き方 | 正社員、契約社員 |
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取扱職種 | システムエンジニア(IT/通信/インターネット) 、営業職、クリエイティブ、経営/企画/管理/事務、販売/サービス、講師など |
求人対応エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社マイナビ |
公式サイト | https://mynavi-agent.jp/ |
【doda】たくさんある求人の中から選びたい人におすすめ
- 教育業界の求人が豊富
- 転職サイトと転職エージェント両方を利用できる
- 全国各地の求人がチェック可能
いろんな求人を比較しながら教育業界の仕事を探したい人にはdodaがおすすめです。
dodaは大手総合型の転職サイト&エージェントで、教育業界の求人を数多く掲載しているからですね。
学習塾や予備校、大学の講師といった職種はもちろん、事務や営業とった職種の求人も充実しています。
また、全国規模で求人を扱っているので、地方での転職活動を希望する人にも使いやすいでしょう。
dodaは直接応募もできれば、エージェントサービスやスカウトサービス、パートナーエージェントサービスの利用も可能です。
「応募書類の添削」「面接のトレーニング」などのサポートを受けられたり、スキルや経験にマッチしたオファーが届いたりと、転職活動の幅も広がります。
またエージェントサービスでは、転職サイトには掲載されていない「非公開求人」を紹介してもらえる可能性も。
たくさんの教育業界の求人をチェックしたいなら、ぜひdodaのいろんなサービスを活用してください。
働き方 | 正社員、契約社員 |
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取扱職種 | 教員/日本語教師/学校・大学事務、大学講師、小・中・高等学校教師、保育士・幼稚園教諭 |
求人対応エリア | 全国 |
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
公式サイト | https://doda.jp/ |
【教えるシゴト】部活動指導員として働きたい人におすすめ
- 運営元は教育サービス事業を手掛けている
- 「部活動指導員」の求人が多い
- 非公開求人の割合が高い
スポーツ経験を活かして学校の部活動に関わりたい人は、教える仕事を押さえておくといいでしょう。
教える仕事は、各学校の部活動運営の受託サービスを手掛けている「株式会社サクシード」が運営している転職支援サービスです。
そのため、『部活動指導員』の求人が豊富で、「バスケットボール」「硬式テニス」「バレーボール」など、さまざまな競技の募集があります。
またスポーツだけでなく、「書道」や「演劇」といった部活動指導員の求人も。
部活動指導員は、教員免許がなくてもできる仕事なので、「免許はないけれど、子どもたちにスポーツを教えたい」という人にも魅力的ではないでしょうか。
もちろん教員免許があれば優遇されるので、免許を活かしたい人にもおすすめです。
教える仕事の求人は、全体の80~90%が非公開求人(※)となっています。
公開求人で見つからない職種については、登録後に紹介してもらえる可能性もあるので、まずは転職支援サービスにエントリーしてみてくださいね。
※20203年9月時点
働き方 | 正社員・正職員、パート・アルバイト、契約社員、派遣・紹介予定派遣、業務委託 |
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取扱職種 | 塾講師(個別指導)、塾講師(集団指導)、教室長・スクール運営、部活動指導員・コーチ、家庭教師、学習指導員、学童保育・学童クラブスタッフ、日本語教師、学校教員、幼児教室スタッフ |
求人対応エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社サクシード |
公式サイト | https://www.oshieru.biz/ |
【エデュースキャリアデザイン】学校法人への転職を希望している人におすすめ
- 学校業界に特化
- 参加費無料のセミナーを実施している
- 業界に精通したキャリアアドバイザーに相談できる
エデュースキャリアデザインは、早稲田大学や中央大学など、16の学校法人が出資する「株式会社エデュース」母体の総合人材サービスです。
大学や専門学校で働きたい人には、エデュースキャリアデザインをおすすめします。
日本初の学校業界に特化した転職支援を行う総合人材サービス企業で、取引している学校法人も多数あります。
学校業界特化型なのでキャリアアドバイザーの知識も豊富で、学校法人の採用ニーズもしっかり把握。
キャリアの棚卸しを行いながら、求職者の強みや弱みを明確にし、適性に合った求人を提案してくれます。
専門性も高く、学校業界と一般企業の違いなど丁寧に教えてもらえるので、異業種転職の人も転職活動を進めやすいでしょう。
教員だけでなく、学校法人の経理や広報といった求人も保有しているため、学校職員への転職を目指す人にもおすすめです。
また、重要ポストやスペシャリスト求人など、非公開求人も取り扱っており、教育業界のマネジメントポジションを目指すことも可能です。
必要に応じて参加費無料のセミナーも案内してもらえるので、学校業界に興味のある人は、ぜひ一度相談してみてはいかがでしょうか。
働き方 | 専任職員、契約職員 |
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取扱職種 | 教員、講師、広報、財務、経理、教務、企画など |
求人対応エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社エデュースキャリアデザイン |
公式サイト | https://gakko-jinzai.com/ |
【教員人材センター】1都3県の私立学校で教員として働きたい人におすすめ
- 1都3県の私立学校の教員求人に特化
- 教員未経験の転職支援実績多数
- マッチングの精度が高い
「どうしても教壇に立ちたい」と強く希望する人におすすめしたいのが、「教員人材センター」です。
教員人材センターは、私立学校に特化した教員支援エージェントで、教員未経験者の転職支援実績も多いからですね。
例えば、以下のような事例があります。
- IT系エンジニアから数学科の教員に転職。
- 既卒で公立の教員採用試験合格を目指しつつ、私立校の非常勤講師として働いて経験を積む。
私立学校に特化しており、各学校に合わせた対策をサポートしてくれるため、未経験者でも転職成功につながりやすい特徴があります。
セミナー・研修も充実しており、実務に役立つ情報を体系的に得られるのも安心感が大きいのではないでしょうか。
また1都3県の300校以上(※)と取引しているため、適性や希望に合う学校を紹介してもらいやすいのもメリットのひとつです。
そのため「夢だった教員になったものの、校風や教育方針が合わなくてツラい」「勤務時間が長く、自分の子どもと過ごす時間が短い」と悩んでいる先生にもおすすめできます。
※2021年4月時点 首都圏私学=東京・神奈川・千葉・埼玉の私立中高
働き方 | 正社員 |
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取扱職種 | 学校教員 |
求人対応エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社キャリアビスタ |
公式サイト | https://kyoin.co.jp/ |
【まなびきゃりあ】手厚いサポートを希望する20~30代におすすめ
- 教育業界に特化した転職エージェント
- キャリアアドバイザーは教育業界経験者
- 12年以上(※)の運営実績あり
教育業界の転職活動を丁寧にサポートしてもらいたいなら、「まなびきゃりあ」がおすすめです。
まなびきゃりあは12年以上の転職支援実績(※)があり、在籍しているキャリアアドバイザーも教育業界経験者と業界に精通。
豊富な教育業界の転職ノウハウをもとに、応募者の希望や適性に合わせたサポートを行ってくれます。
規模の大きな転職エージェントではないため、求人数は多いとは言えませんが、大手とは違った細やかなサポートが期待できるでしょう。
未経験から教育業界に転職を成功させた例や、教育業界内でのキャリアチェンジを成功させた例もあり、とくに20~30代の転職支援を得意としています。
教育業界での転職を考えている20~30代の方は、一度相談してみてはいかがでしょうか。
※「まなびきゃりあ」公式サイトより(2023年9月時点)
働き方 | 正社員 |
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取扱職種 | 学習塾講師、スクール運営職、教室長、学校、各種スクール、研修講師、教育コンテンツ、教材制作、営業、事務、経営企画、事業企画、事業推進、新規事業、総務、人事、採用、労務、法務、経理、内部監査、内部統制、広報、マーケティング、WEBマーケティング、マネジメント、イベント企画・運営、WEBディレクター、営業企画、手配・配置、サービス企画開発・運営担当、SEO担当、店舗開発、アシスタント、コンサルタント、管理職・マネージャー、リーダー、オープンポジション、カスタマーサクセス、コンテンツ企画 |
求人対応エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社リンキング |
公式サイト | https://manabi-career.jp/ |
【リクナビNEXT】直接応募や情報収集したい人におすすめ
- 教育業界の求人多数
- 非公開求人の紹介オファーあり
- 転職活動を支援してくれるツールが豊富
主体的に教育業界への転職活動を進めたい人におすすめなのは、リクナビNEXTです。
リクナビNEXTは多種多様な業種・職種の求人を掲載している転職サイトで、直接応募ができたり、オファーを受けるか自分で判断しながら転職活動を進められます。
登録した求職者のプロフィールに興味を持った企業や転職エージェントから、直接オファーが届く「オファー機能」は、市場には出回っていない求人のことも。
なお転職サイトを使っての転職活動は、「書類作成」や「面接対策」を自分で行う必要があり、時間や労力がかかります。
しかし、リクナビNEXTには以下のような役立つコンテンツやツールも充実しており、転職活動を効率化できます。
もちろん便利なだけでなく、教育業界の求人もたくさん掲載されているので、選択肢が豊富なメリットもあります。
いろんなツールを使いながら、自分のペースで転職活動を進めたい人は、ぜひリクナビNEXTを活用してみてください。
働き方 | 正社員、契約社員、派遣社員、アルバイト、業務委託、FCオーナー、その他 |
---|---|
取扱職種 | スクールマネジャー、教室長、スクール運営、教師、講師、保育士、幼稚園教諭、学童保育指導員、児童相談員、学校事務、大学事務、教務事務、学芸員、図書館司書、OAインストラクター、パソコンインストラクター、スポーツインストラクター、スポーツトレーナー、企業研修、コーチングトレーナー、通訳、翻訳者、日本語教師、英語講師、その他教育関連職など |
求人対応エリア | 全国+海外 |
公式サイト | https://next.rikunabi.com/ |

教育業界に強いおすすめの転職サイト&エージェント9社を紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
それぞれに強みや特徴があり、候補先を絞りきれずに迷ってしまう人もいるかもしれません。
もし、まだどのサービスを利用すべきか迷っているなら、希望条件別におすすめの転職サイト&エージェントを厳選ピックアップしてみたので、次の章もあわせて参考にしてみてください。
【希望条件別まとめ】教育業界に強い転職サイト&エージェント
続いて、以下の条件別に教育業界に強い転職サイト&エージェントを紹介します。
該当する希望条件がある方はチェックしてみてください。
1.未経験から教育業界を目指す人向けおすすめ転職サイト&エージェント3選
未経験から教育業界を目指すなら、『教えるシゴト』『リクナビNEXT』『doda』を活用するといいでしょう。
上記3社は教育業界の求人が豊富で、「未経験歓迎」の求人も常時取り扱っているからですね。
教育業界に特化した教えるシゴトは、未経験者には心強い転職サポートを提供しています。
専属コーディネーターは教育業界を熟知しており、未経験者でもマッチング度の高い求人を紹介してもらえるでしょう。
リクナビNEXTは幅広い業種・職種の求人を扱う転職サイトで、教育業界のさまざまな「未経験者歓迎」求人を掲載。
未経験で挑戦できる求人はどんなものがあるのか、チェックする際にもおすすめです。
dodaには、キャリアアドバイザーだけでなく、企業の採用担当者と直接やり取りしている「採用プロジェクト担当」が在籍しています。
企業1社ごとに担当がいるので、未経験者でも教育業界の各企業の詳細な情報を入手できるメリットがあるでしょう。
教育業界に特化。未経験歓迎の求人多数。
【公式】https://www.oshieru.biz/
「業界未経験歓迎」の求人が豊富。
【公式】https://next.rikunabi.com/
手厚い転職サポートで未経験者も心強い。
【公式】https://doda.jp/
2.学校で働きたい人向けおすすめ転職サイト&エージェント2選
学校で働きたい人は、『エデュースキャリアデザイン』と『教員人材センター』を押さえておくといいでしょう。
両社どちらも学校との取引に特化している転職エージェントだからですね。
エデュースキャリアデザインは、教員はもちろん、管理部門や営業職といった学校で活躍できる幅広い職種の求人を保有しています。
一方の教員人材センターは、私立学校の教員に特化した転職エージェントです。
経験者だけでなく、異業種での経験を活かせる学校の紹介も可能なので、教員として働きたい人はぜひ相談してみてください。
学校のさまざまな職種の転職支援に対応している。
【公式】https://gakko-jinzai.com/
私立学校の教員求人に特化。
【公式】https://kyoin.co.jp/
3.塾・予備校の講師として働きたい人向けおすすめ転職サイト&エージェント3選
学習塾や予備校の講師として働きたい人は、『Education Career(エデュケーションキャリア)』『まなびきゃりあ』『doda』を活用するといいでしょう。
上記3社は、学習塾や予備校の求人を多数保有している転職エージェントだからですね。
Education Careerは、大手から地域密着までさまざまな塾や予備校の求人を保有。
経験問わず幅広い転職希望者のサポートを行っています。
教育業界への転職を目指す20代~30代の転職支援を行っているまなびキャリアは、学習塾講師の求人に強い特徴があります。
異業種からの転職支援実績もあるので、新しい仕事に挑戦したい人はぜひ相談してみてください。
大手や有名学習塾&予備校の求人が充実しているのはdodaです。
教育業界に特化しているわけではありませんが、選択肢が豊富なので、学習塾や予備校の講師の求人を探している人はチェックしておくといいでしょう。
大手や地域密着の塾・予備校求人が豊富。
【公式】https://education-career.jp/
学習塾講師の転職支援に強い。
【公式】https://manabi-career.jp/
塾&予備校の求人多数。
【公式】https://doda.jp/
4.幼児教育関連向けおすすめ転職サイト&エージェント3選
幼児教育に関する仕事をしたいと考えている人は、『リクルートダイレクトスカウト』『doda』『リクナビNEXT』をチェックしてみてください。
3社いずれも幼児教材や幼児教室を運営している企業の求人が充実しており、職種も「教室運営」「インストラクター」「企画」など多種多様です。
ハイクラス転職向けのリクルートダイレクトスカウトは、幼児教育関連の企業の専門職や管理職候補といった求人を保有。
スキルや経験値の高い人向け転職サイトというイメージですが、教育業界に関しては未経験歓迎の求人もあるので、ぜひチェックしてみてください。
「幼児教室」「こども英会話教師」などの求人があるdodaは、子どもと接する仕事を探している人におすすめ。
幼児教育で有名な企業の求人が出てくることもありますよ。
リクナビNEXTは「転職成功ノウハウ」などのコンテンツが充実している転職サイトなので、自分で応募したり、教育業界からのオファーを待ちたい人は利用してみてださい。
幼児教育業界の管理職を目指せる。
【公式】https://directscout.recruit.co.jp/
幼児教室など子どもと接する仕事多数。
【公式】https://doda.jp/
未経験者向けの幼児教育関連の求人あり。
【公式】https://next.rikunabi.com/
5.教員・講師以外の職種向けおすすめ転職サイト&エージェント3選
教員や講師以外の教育業界の職種を目指す人は、『Education Career(エデュケーションキャリア)』『doda』『マイナビAGENT』を押さえておくといいでしょう。
上記3社は、教育業界で活躍できる「営業職」「企画・管理系」「エンジニア」などの求人もたくさん扱っています。
Education Careerは、教育業界に詳しいキャリアアドバイザーが在籍しているので、職種問わず転職を支援してくれます。
教育業界の主要企業や優良企業の求人も保有しているdodaは、教員免許や講師経験がない人向けの求人紹介も可能です。
いろんな業界と太いパイプがあるマイナビAGENTは、教育業界ともつながりがあり、取引先には大手や優良企業も多いです。
そのため、運営業務や総合職などの求人を紹介してもらうことも可能なので、一度相談してみることをおすすめします。
教育業界に特化。営業職・管理部門の求人にも強い。
【公式】https://education-career.jp/
多様な教育業界の職種の求人を保有。
【公式】https://doda.jp/
大手・優良企業の求人多数。非公開求人も豊富。
【公式】https://mynavi-agent.jp/
6.教育ベンチャー企業向けおすすめ転職サイト&エージェント2選
教育ベンチャー企業への転職を目指す人は、『リクルートダイレクトスカウト』『まなびきゃりあ』を押さえておくといいでしょう。
リクルートダイレクトスカウトには、ベンチャー企業に強いヘッドハンターも所属しており、相談次第でEdTech(エドテック)企業を紹介してもらうことも可能です。
とくに即戦力を求める営業職やIT技術職の求人が多いので、経験を活かして教育業界のベンチャー企業で活躍したい人におすすめです。
20~30代向けの求人を多数保有している「まなびきゃりあ」は、若手が活躍するベンチャー企業とも取引があります。
実績のある教育業界に特化した転職エージェントなので、教育ベンチャーの転職市場について話を聞くのもいいでしょう。
スキルや経験を活かせる教育ベンチャー企業が見つかる。
【公式】https://directscout.recruit.co.jp/
教育業界に特化。ベンチャー企業との取引あり。
【公式】https://manabi-career.jp/
【こだわり検索ツールで探す】教育業界に強い転職サイト&エージェント
いろいろな希望条件があるという人のために、教育業界に強い転職サイト&エージェントを「こだわり検索ツール」で探せるようにしました。
教育業界ならではの「職種」「勤務先」はもちろん、「年代」「雇用形態」「希望年収」「希望勤務地」など、幅広く対応している検索ツールです。
複数の条件を選択できるので、ぜひあなたのこだわりで検索してみてください。
教育業界に強い転職エージェント4つのメリット
教育業界に強い転職エージェントには4つのメリットがあります。
上記メリットに魅力を感じる方は、ぜひ利用してみてください。
1.希望に合う教育業界の求人が見つかりやすい
教育業界に強い転職エージェントを利用するメリットは、希望に合う求人が見つかりやすいことです。
なぜなら、教育業界との太いパイプがあり、たくさんの求人を保有しているからですね。
教育業界といっても、以下のようにさまざまな就業先や職種があります。
- 教育機関
- 学習塾
- 一般企業
- 運営スタッフ
- 教材開発
- 教員
- 講師
- 日本語教師など
希望する職場や職種によっては専門性が高く、一般的な転職エージェントだと取り扱っている求人数が少ないことも。
しかし、教育業界に強い転職エージェントなら「学校」「企業」「塾・予備校」との取引があり、幅広い職種の求人を取り扱っています。
また、「非公開求人」や「独占求人」も紹介してもらえるので、自分では見つけられない求人と出会える可能性も高いでしょう。
2.効率的に転職活動ができる
効率的に転職活動ができるのも、教育業界に強い転職エージェントを利用するメリットのひとつです。
なぜなら、転職活動に関するあらゆることを、キャリアアドバイザーが代行してくれるからですね。
転職エージェントでは主に、以下の転職活動でやるべきことを代行してくれます。
- 希望や適性に合った求人紹介
- 求人への応募
- 応募書類の書き方や面接対策
- 応募先とのやり取り
- 教育業界や求人先の情報収集
とにかくやることが多い転職活動。
転職エージェントを使えば、たくさんある求人情報をひとつひとつチェックしなくても済みますし、手間や時間のかかる情報収集などもすべて代行してくれます。
結果、転職活動にかかる時間を短縮することが可能に。
とくに教育業界に在職している人は拘束時間が長いため、求人を探す時間、選考に通るような応募書類の作成などの時間を作るのが難しいこともあるのではないでしょうか。
また、勤務時間が一般企業とは違っていたりするため、応募先とのやり取りがスムーズにいかないケースもあるでしょう。
転職エージェントが代行してくれることで、時間だけでなく精神的な余裕が生まれるのも期待できますよ。
現職が忙しくて転職活動に時間を取れない人は、手間を軽減できる転職エージェントの利用をおすすめします。
3.教育業界に精通したキャリアアドバイザーがサポートしてくれる
教育業界に精通したキャリアアドバイザーがサポートしてくれるのもメリットと言えます。
なぜなら、教育業界に強い転職エージェントには、専門知識が豊富なキャリアアドバイザーが在籍しているからですね。
教育業界特有の事情を熟知しており、教育業界の転職市場や各企業の特徴といった情報を提供してくれたり、的確なアドバイスがもらえるでしょう。
さらに、教育業界への転職支援実績が豊富でノウハウもあるので、最短距離で転職成功へと導いてもらえます。
応募書類の書き方や面接対策のアドバイス、条件交渉なども、教育業界に精通したキャリアアドバイザーならではのサポート力を発揮。
特に、緊張する上に選考にも大きくかかわる面接は、しっかり対策しておきたいところです。
面接でよく聞かれる教育業界ならではの質問をいくつか紹介します。
- ゆとり教育についてどう思いますか?
- 教育産業は今後どうなっていくと思いますか?
- 教育とはどんなものだと考えますか?
- 少子化でも生徒を集めるにはどうしたらいいと思いますか?
転職エージェントでは、上記のような質問もあわせて、応募先に合わせた面接対策も可能です。
求職者の強みや適性、希望条件を考慮しながら転職を支援してくれるので、経験者はもちろん、異業界からの転職もしっかり支援してもらえるでしょう。
4.セミナーや研修が受けられる転職エージェントもある
教育業界に強い転職エージェントによっては、セミナーや研修が受けられるメリットもあります。
異業界からの転職や、ブランクのある人が転職活動を有利に進められるように、知識や情報を得られる場が設けられているからですね。
たとえば、学校業界に特化した「エデュースキャリアデザイン」では、下記のようなことが学べるセミナーを無料で開催しています。
- 我が国の教育機関および学校教育体系について
- グローバル社会における、日本の教育機関を取り巻く環境
- 学校組織と学校業務~活かせる知識・経験~
- 今こそ学校業界に「求められる人材」とは?
※「エデュースキャリアデザイン」公式サイトより(2024年9月時点)
希望する業界のことを理解できれば、自分に合うかも判断しやすいでしょう。
また、「Education Career(エデュケーションキャリア)」「教員人材センター」のように、公式サイト上に教育業界の転職に役立つ情報を掲載している転職エージェントもありますよ。
教育業界に強い転職エージェントのデメリット|ワンポイントアドバイス付き
教育業界に強い転職エージェントには、下記のようなデメリットもあります。
ワンポイントアドバイスと合わせて、チェックしてみてください。
1.教育業界以外の求人紹介が難しい
教育業界に強い転職エージェントは、教育業界以外の求人紹介は難しいデメリットがあります。
とくに教育業界に特化した転職エージェントは、他の業界企業との取引がなく、キャリアアドバイザーの知識や転職支援実績も限定的だからですね。
さらに、教育業界以外の求人数も少ないか、もしくは扱っていない場合もあります。
たとえば、教育業界の求人を専門に扱っている転職エージェントは、求人検索で「事務」「その他」といった職種も選択できますが、ヒットする求人はほんの数件。
ヒットした求人の仕事内容は「子どもに競技を教えるインストラクター」など、やはり教育業界の仕事です。
また、教育業界だけを希望している人にはいいですが、次のような人は、的確なアドバイスがもらえない可能性もあるので注意してください。
- 「教育業界と他の業界、どちらにするか迷っている」
- 「教育業界で働いているけれど、自分に合っているのかわからない」
- 「他の業界でも教育業界で培った経験を活かせるか知りたい」

他の業界の求人にも興味がある人は、総合型の転職エージェントがおすすめです。
教育業界はもちろん、他の業界の企業との取引や保有求人もたくさんあるからですね。
転職活動を進めていく中で、教育業界以外のほうが合っているとわかった時でも、すぐに他の業界の求人を紹介してもらえます。
たとえば、IT系専門学校で講師をしているなら、ITエンジニアとしてIT企業の紹介が受けられたりですね。
教育業界以外にも詳しいキャリアアドバイザーが在籍しているので、異業種転職の悩み相談にものってもらいやすいです。
2.希望に合わない求人を紹介されることがある
他の業界にも言えることですが、希望に合わない求人を紹介されることがあるのも、デメリットのひとつです。
たとえば「小中学生を対象にした塾講師を希望しているのに、高校~浪人生を対象にした予備校講師の求人を紹介された」「ワークライフバランスを重視しているのに、土日も練習がある部活指導員を紹介された」といった感じですね。
合わない求人を紹介される原因として、以下の理由が考えられます。
- 希望より内定獲得を重視した、求人紹介をキャリアアドバイザーが行っている。
- 転職エージェントが教育業界で希望する職種の求人を保有していない。
- 経歴や免許の有無が応募条件を満たしていない。
細かく条件設定してしまうと、すべての条件を満たす求人紹介は難しくなってしまうので、ミスマッチが生じる人は、一度条件を見直してみるといいでしょう。
ただ、キャリアアドバイザーや転職エージェントの都合というケースもあります。
希望に合わない求人ばかり紹介される人は、他の転職エージェントの利用をおすすめします。

希望に合う求人が見つかる可能性を高めるためには、転職時期もポイントです。
教育業界の特徴として、4月入社の求人が多くなる傾向にあるため、時期によっては求人が減ってしまい、選択肢が少なくなることもあるからですね。
とくに教員など学校勤務の職種は、新年度が4月に始まるため、
また教育関連企業も、学校のスケジュールに合わせた採用活動を行う傾向に。
目安としては、4月入社向けの求人が増えてくる12月頃から転職活動を始めると、求人の選択肢の幅も広がるでしょう。
異業界からの転職を検討している人は、教育業界に強い転職エージェントを利用して、上記のような教育業界ならではの事情も教えてもらってくださいね。
3.キャリアアドバイザーによっては専門性が乏しいこともある
教育業界に強い転職エージェントであっても、キャリアアドバイザーの専門性が乏しいこともあります。
なぜなら、教育業界専任のキャリアアドバイザーが在籍していないケースもあるからですね。
教育業界に特化している転職エージェントなら、業界に詳しいキャリアアドバイザーは必ず在籍しています。
しかし、総合型の転職エージェントだと、ほかの業界・職種と兼任している場合もあり、「悩みや不安などを理解してもらっていない」と感じる人もいるかもしれません。
また、教育業界専任であっても、経験の浅いキャリアアドバイザーが在籍していることもあります。
教育業界が長い求職者だと、「自分の方が教育業界について詳しい」「ICT教育について理解していない」など、キャリアアドバイザーに不信感を持ってしまうこともあるかもしれません。
今後もサポートしてもらう方がいいのか、見極めることが大切になってくるでしょう。

もしキャリアアドバイザーの専門性がイマイチだと感じたら、担当者を変えてもらうか、他の転職エージェントに登録することをおすすめします。
教育業界に詳しくないキャリアアドバイザーのサポートを受け続けても、内定を獲得できるかわかりませんし、転職のモチベーションも下がってしまう可能性が。
担当者や転職エージェントを変える際は、具体的にイマイチだったこと、希望する専門分野などを伝えておくと、配慮してもらえるでしょう。
また、キャリアアドバイザーに頼り過ぎず、自分で情報収集することも大切です。
セミナーに参加したり、実際に教育業界で働いている人の話を聞いてみたりするのもいいでしょう。
【初めての方向け】教育業界に強い転職サイト&エージェントの選び方のポイントを解説
転職サイト&エージェントは、選び方にはポイントがあります。
転職サイトやエージェントの利用が初めての方は、賢く選んで最大限有効に活用しましょう。
転職サイト&エージェントを選ぶ前に希望を明確にする
転職サイト&エージェントを選ぶ前に、教育業界への転職の希望を明確にしておきましょう。
教育業界と一口に言っても、就業先や職種はさまざまで、転職サイト&エージェントによっては希望の求人が少ないこともあるからですね。
たとえば、塾講師への転職を目指している人が、学校教員の求人に特化した転職サイトを利用しても、希望の仕事は見つかりません。
また土日休みを希望するなら企業に、勤務時間や休みは都度決めたい人は、比較的融通の利く塾講師など、希望する条件によって職種を考えるのもアリです。
上記のように企業で働きたいのか、教育現場を希望するのかでも選ぶ転職サイト&エージェントは変わってくるでしょう。
もし漠然と「教育業界がいいな」と考えている人は、さまざまな教育業界の求人を扱っている、転職サイト&エージェントを選んでみてください。
いろんな求人をチェックしているうちに方向性が見えてきたり、キャリアアドバイザーの面談で、適性に合った教育業界の求人を提案してもらえるでしょう。
教育業界に特化した転職エージェントは1社押さえておく
教育業界に特化した転職エージェントは1社押さえておくといいでしょう。
業界のことを熟知した専門性の高いキャリアアドバイザーが、教育業界の転職支援を徹底サポートしてくれるからですね。
転職支援の有無で、書類選考の通過率や内定獲得率も変わってきます。
とくに、異業界から教育業界への転職を希望する人は、情報収集をするためにも転職エージェントのサポートは受けておいて損はありません。
もちろん、教育業界経験者でも、転職活動でわからないことや不安を相談できるので心強いでしょう。
今回の9選で紹介している中だと、以下の5社が該当します。
転職エージェント名 | 特徴 |
---|---|
Education Career | 学習塾・予備校の講師を目指したい人におすすめ |
教えるシゴト | 部活動指導員として働きたい人におすすめ |
エデュースキャリアデザイン | 学校法人への転職を希望している人におすすめ |
教員人材センター | 1都3県の私立学校で教員として働きたい人におすすめ |
まなびキャリア | 手厚いサポートを希望する20~30代におすすめ |
教育業界の求人数が多い転職サイト&エージェントを選ぶ
教育業界の求人数が多い転職サイト&エージェントを選ぶのも大切です。
求人数が多ければ多いほど、選択肢が豊富で、希望に合った求人も見つかりやすいからですね。
教育業界に特化しているから求人数が多いわけではないので注意してください。
大手の転職サイト&エージェントは知名度があり、求職者の登録数も多いため、企業や法人から求人が集まりやすい傾向にあるので要チェックです。
まずは利用を検討しているいくつかの転職サイト&エージェントの公式サイトで、求人検索をしてみてください。
当記事で紹介しているサービスで教育業界の求人が多い上位3社を紹介します。
サービス名 | 公開求人数(件) |
---|---|
教えるシゴト | 51,222 |
doda | 3,184 |
リクナビNEXT | 2,000 |
※調査日2025年2月5日
※教育業界に特化している転職サイト&エージェントは全求人数を掲載
※総合型の転職サイト&エージェントは、業種で「教育業界」や職種で「教員・講師」を選択
教育業界に強い転職サイト&エージェントに複数登録する
教育業界に強い転職サイト&エージェントには、複数登録することをおすすめします。
いろんなサービスを利用することで、求人の選択肢やサポートの幅が広がり、転職成功率もアップするからですね。
また、教育業界の求人は決して多いとは言えません。
時期によっては求人数も少なく、職種によっては募集枠が限られていたり、非正規雇用の募集であることも。
なかなか希望に合う求人が見つからないこともあるので、複数登録して可能性を広げておくことは大切です。
転職サイトと転職エージェント、両方に登録する方法もアリなので、気になるサービスがあれば2~3社から登録してみてください。
転職サイトと転職エージェントの両方に登録するなら、『リクナビNEXT』×『Education Career』の複数登録がおすすめです。
リクナビNEXTは教育業界の求人数が多く、Education Careerは教育業界に特化している転職エージェントで求人数も多くサポートも万全です。
転職活動を幅広くサポートしてほしいなら、『doda』×『まなびきゃりあ』の複数登録がおすすめです。
「doda」は転職支援実績が豊富にあり、転職サイト・転職エージェント両方を利用できます。
「まなびきゃりあ」は教育業界に特化した転職エージェントで、教育業界経験者がキャリアアドバイザーをしています。
教育業界に強い転職エージェントの活用手順まとめ
この章では、教育業界におすすめの転職エージェントを活用する際の手順をまとめてみました。
登録から入社までの流れを把握しておきましょう。
※転職サイトを利用する際の流れについては、各転職サイトの利用方法などを確認してください。
まずは公式サイトから登録を行いましょう。
転職サポートを受けるためには、登録をしないとサポートが受けられません。
「プロフィール」「希望条件」「経歴」など、項目に沿って入力していきます。
教員免許をもっている人は、伝えておくといいでしょう。
入力内容は簡単ですが、間違いのないように注意してください。
申し込み後、メールまたは電話で面談の案内連絡が入るので、面談日を決めましょう。
予約した日時に、キャリアアドバイザーと面談を行います。
面談では、申込時に入力した内容をもとに、これまでの経歴や希望などを丁寧にカウンセリングしてくれます。
面談を行うのは教育業界を熟知したキャリアアドバイザーなので、話したいことは面談で正直に伝えるようにしましょう。
最適なキャリアプランはもちろんのこと、転職に関する不安や悩みも聞いてくれるので、ぜひ相談してください。
事前に聞きたいことや、悩みなどをメモなどにかいておくと、伝え忘れや聞き忘れを防げます。
面談内容をもとに、キャリアアドバイザーが希望や適性に合った求人を紹介してくれます。
求人の詳細な情報はもちろん、職場の雰囲気についても教えてもらえるので、気になる点があれば質問してください。
希望条件に合っているか確認し、希望に合わない求人が紹介された際は断っても問題ありません。
紹介してもらった求人に、希望と合うものがあれば、担当キャリアアドバイザーを通じて応募しましょう。
転職エージェントでは、応募手続きから書類選考合否の連絡など、手続きはすべて代行してくれます。
「履歴書」「職務経歴書」の添削や、志望動機の書き方のアドバイスなどもしてくれるので、不安な人はサポートを活用しましょう。
書類選考の中には、小論文の提出を求められる場合もあります。
また「筆記試験」「模擬授業」などで選考が行われることもあるので、試験内容や必要な対策なども確認しておくようにしてください。
書類選考に通過したら企業・学校との面接に進みます。
転職エージェントを利用すれば、面接の日時調整をはじめ、面接や模擬授業の対策もしてもらえます。
内定につなげるために、アドバイスや模擬面接を受けるようにし、十分に準備した上で面接に臨みましょう。
条件交渉については担当キャリアアドバイザーが代行してくれるので、希望がある場合は担当者に伝えておきましょう。
内定が出たら入社準備を行います。
入社日の調整をはじめ、条件面で不明な点があれば、担当キャリアアドバイザーに伝えてフォローしてもらいましょう。
また、退職交渉のアドバイスなども行ってくれるので、スムーズな転職ができるようにサポートしてもらってください。
教育業界に強い転職サイト&エージェントにまつわるQ&A
教育業界に強い転職サイト&エージェントを利用する際のよくある質問と答えを紹介します。
気になる項目がある方はチェックしてみてください。
転職サイトは「広告料」、転職エージェントは「紹介手数料」を企業から受け取っています。
そのため、求職者が費用を負担することはありません。
いろいろなサービスやサポートを無料で利用できるので、ぜひ活用してください。
ただし、来社面談や応募先との面接時の交通費や、証明書の発行手数料などは自己負担となります。
また、有料プランを設けている一部転職サイトもあるので注意してください。
教育業界にはさまざまな職種があり、幅広い年代の人が活躍しています。
ただし、20代~30代は未経験や経験が浅くても紹介可能な求人がある一方で、40代以降になると求められるスキルや経験値が高くなる傾向に。
年齢で転職できるか不安な人は、転職エージェントに相談してみるといいでしょう。
ただ、教員免許や資格がなくてもできる教育業界の仕事はたくさんあります。
たとえば塾や予備校の講師、教材などの企画・開発、教育コンサルタントなどですね。
他にもいろんな職種があるので、教育業界に興味のある人は転職サイトの求人をチェックしてみるといいでしょう。
登録して自分の市場価値を確認したり、転職するべきか相談にのってもらうだけの使い方でもOKです。
登録だけしておけば、いい求人が見つかったときや、転職を決心したときでもすみやかに転職活動を始められます。
転職エージェントを利用する際は、転職時期が未定なことを事前に伝えておけば、求人紹介はストップしてもらえるでしょう。
具体的には以下のとおりです。
教員や講師といった教える仕事から運営のお仕事まで、職種や仕事内容もさまざまです。
それぞれの分野に強みをもつ転職サイト&エージェントもあるので、取り扱っている求人や取引企業などをチェックしてみてください。
教育業界の将来性と転職市場を徹底調査
教育業界への転職を希望しているものの、「少子高齢化で市場規模が縮小するのではないか」と将来性に不安を抱いている人も多いのではないでしょうか。
この章では、教育業界の現状や将来について調査した内容を紹介します。
「XENO BRAIN」の教育サービス業界AI予測によると、2029年に国内市場規模が縮小する見込みとのこと。
マイナス要因は少子高齢化で、教育業界にとって少子化は今後の大きな課題と言えます。
ただ、「株式会社矢野経済研究所」の『教育産業全体市場規模推移(主要15分野計)』を見てもわかるとおり、教育業界の市場規模は近年横ばいで推移しているため、教育の需要がなくなる可能性は低いでしょう。
少子化といっても、両親2人と両祖父母4人の6ポケットで、子ども一人にかける教育費は増加しています。
以下は、参議院公式サイトのコラムに掲載されている「子どもの数と一人当たりの年間教育費の推移」です。
2015年までの数値ではあるものの、子どもの数の減少に反して教育費は右肩上がりの傾向にあります。
さらに注目したいのが、社会人や企業のニーズです。
政府が職場における学び・学び直しを促進しており、厚生労働省でも「職場における学び・学び直し促進ガイドライン」を出しています。
結果「リカレント教育」や「リスキリング」への関心の高まりによって、新たな市場が広がっています。
今後は大人や企業向けの教育サービスも注目と言えるでしょう。
しかし、コロナ禍で導入が進んだとは言え、日本は教育オンライン化が遅れており、ICTやエドテックといった技術職(エンジニア)の人材不足が深刻です。
上記のように課題の多い教育業界ですが、新しいビジネスモデルが出てくるなど、常に変化し続ける業界でもあります。
2023年時点では、以下のような人材が教育業界の転職市場で採用ニーズが高まっています。
教育業界を目指したい人や、教育業界でキャリアチェンジを図りたい人は参考にしてみてください。
教育業界から他業界への転職難易度と対策
転職を考えている人の中には、教育業界から他の業界への転職を検討している人もいるのではないでしょうか。
ただ、「教育業界はつぶしがききにくい」といった話を耳にしたことがあり、転職に踏み切れなかったり、不安が大きかったりする人もいるでしょう。
教育業界から他業界への転職難易度は個々の状況によって異なります。
転職難易度の高い職種もあれば、教育業界で培ったスキルを活かせる職種もあります。
たとえば教員や講師は、次のような理由で転職難易度は高い傾向に。
- 年度途中で仕事を辞めにくい
- ビジネス経験が不足している
- 年収が大幅にダウンする可能性がある
- 教育業界特有のスキルのため他業界で活かしにくい
一方で、教育業界で営業職に就く人の場合、他の業界へ転職しても教育関連の商材が他の商材やサービスに代わりますが、営業スキルは活かせます。
もちろん難易度の高い職種であっても、転職が不可能というわけではないので、ぜひ諦めずに挑戦してみてください。

教育業界から他業界への転職を目指すなら、次のポイントを押さえておきましょう。
- 職種によっては転職難易度が高いことを理解する
- 転職活動の前に自己分析を行う
- 未経験分野への転職はポテンシャル採用が期待できる20代のうちに目指す
自己分析を行い、自身の強みと保有スキルを把握すれば、目指せる業界や職種なども見えてくるでしょう。
ただし、未経験分野への転職成功は年齢に左右されるのでタイミングは大切です。
どの業界・職種であっても、20代若手はポテンシャル採用のチャンスがある一方で、年齢が高くなるほど即戦力を求められます。
教育業界から他の業界へキャリアチェンジを目指すなら、できるだけ早く転職活動を始めるようにしてください。
合同会社富士みらいクリエイション代表の増田 和芳氏から転職応援メッセージ
最後に当記事の監修者、合同会社富士みらいクリエイション代表の増田 和芳氏から応援メッセージいただいたので紹介します。
現在、教育業界の転職活動を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

教育業界への転職を考えるときには、教育業界での業務を通してどのような貢献ができるのかをまとめておきましょう。
教育業界に関わっているビジネスパーソンは、学校の教職員や講師、教育にかかわるエンジニア、コンサルタントなど、働く目的が明確な方々が多いです。
教育業界に関わる目的を考え、職種について幅広く理解を深めて転職活動を進めるのがおススメです。
迷ったときには、転職エージェントやアドバイザーのサポートを活用しましょう。