【最新版】Webマーケティングに強いおすすめ転職サイト＆エージェント12選

インターネットビジネスの市場規模が拡大する中、需要が高まっているWebマーケティングの仕事。

Webマーケティングの仕事に興味を抱いている人も多いのではないでしょうか。

また「キャリアアップを目指したい」「より高い収入を得たい」と転職を意識しているWebマーケターもいるでしょう。

そこでおすすめしたいのが、たくさんのWebマーケティング求人を保有し、業務内容やWeb・広告業界に詳しいキャリアアドバイザーが在籍している、転職サイト＆エージェントの利用です。

ただ転職サイト＆エージェントはたくさんあるため、どのサービスを使えばいいか迷いますよね。

当記事では、Webマーケティングに強いおすすめ転職サイト＆エージェントを厳選してピックアップしました。

さらにWebマーケティングに強い転職エージェントを使うメリット・デメリットや、利用時のよくある質問と回答なども紹介しています。

また、当記事はウェブスターマーケティング株式会社代表取締役の吉岡政人氏から監修いただおいております。

監修者プロフィール

ウェブスターマーケティング株式会社代表取締役　吉岡政人氏
大学生インターンや第二新卒の正社員メンバーを擁するウェブマーケティング支援会社を経営。
会社の代表として、合計1900人以上の就活生と接してきた経験を活かして当記事を監修させて頂きました。

【最新版】Webマーケティングに強いおすすめ転職サイト＆エージェント12選

それでは早速、Webマーケティングに強いおすすめの転職サイト＆エージェント12社を紹介していきます。

なお、おすすめ12選は以下をもとに編集部が独自に選んでいます。

各転職サイト＆転職エージェントの特徴や、おすすめポイントなども紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

【レバテックキャリア】ギャップのない転職をしたい人におすすめ

（※参照：レバテックキャリア）

レバテックキャリアは、IT・Webエンジニアに特化した転職支援サービスです。

転職前と転職後のギャップがない転職をしたい人は、レバテックキャリアがおすすめ。

自分では得られないような情報を教えてもらえるからです。

転職前に「聞いていた・思い描いていた職場」と、転職後の「実際の職場」にギャップがあると転職したことを後悔することもありますよね。

レバテックキャリアでは、会社ごとの専任担当者が、実際に働いているエンジニアやPMなどにヒアリングを行っています。

企業ヒアリングの回数は、なんと年7,000回以上（※）。

現場のリアルな情報を常に把握していて、転職希望者と情報を共有してくれるので、転職前と転職後のギャップに悩むことは少ないですよ。

また、情報力を活かし「職務経歴書の添削」や「企業別の面接対策」を実施しているため、内定率が高いのも強み。

Web業界を知り尽くした知識豊富なアドバイザーが、あなたのスキルや経験に合わせてWebマーケティング力が活かせる仕事を紹介してくれるので、相談してみてはいかがですか。

※「レバテックキャリア」公式サイトより（2023年9月時点）

レバテックキャリアで仕事を探す

【ランスタッド】ハイクラス転職を希望する人におすすめ

（※参照：ランスタッド）

オランダ発のランスタッドは、世界39の国と地域に4,700以上の拠点をもつ総合人材サービス会社です。（※2023年8月29日時点）

ハイクラス転職を希望するWebマーケターは、ランスタッドを活用してみてはいかがでしょうか。

ランスタッドはハイクラス向けの転職サポートに強みを持っているからですね。

高年収を目指せる外資系企業とも取引があり、条件やタイミングによっては年収1000万円超えの、Webマーケティング求人の紹介が受けられることもあるでしょう。

IT・テクノロジー業界に強いコンサルタントも多数在籍しており、10年単位でWebマーケティングの転職サポート経験がある担当者も。

業界や企業の詳細な情報をもっており、市場と比較して好条件なのか、広い視点で求人紹介やアドバイスを行ってくれます。

非公開求人も多数保有しているので、これまでの経験やスキルを活かしてキャリアアップしたい人や、質の高い求人を希望する人は、ぜひランスタッドの転職サポートを受けてください。

ランスタッドで仕事を探す

【アクシスコンサルティング】キャリアアップ転職を目指している人におすすめ

（※参照：アクシスコンサルティング）

アクシスコンサルティングは、コンサル業界に特化した転職支援サービスです。

Webマーケティングの経験やスキルを活かして「Webコンサル」や「事業企画・経営企画」への転職を目指したい人には、アクシスコンサルティングをおすすめします。

Webコンサルティングファームはもちろん、事業会社の企画系ポジションの転職実績もあるからですね。

実際に「マーケターから新規事業企画」といったキャリアチェンジの事例も多数あり、経験や希望に合わせたキャリアプランの提案をしてもらえます。

また、さまざまな経歴をもつキャリアアドバイザーが在籍しているため、Webマーケターからのキャリアアップ転職に最適な担当者のサポートが受けられるのも心強いでしょう。

未経験からのコンサルタント転職にも強みをもっているので、WebコンサルやWebコンサルティングファームを目指したい人も、ぜひ相談してみてください。

コンサル業界に強い転職エージェントなので、ハードルが高いと感じる人もいるかもしれません。

まずはキャリア診断を受けてみて、自身の市場価値を確認してみるといいでしょう。

アクシスコンサルティングで仕事を探す

【Geekly（ギークリー）】年収アップを目指している人におすすめ

（※参照：ギークリー（Geekly））

Geekly（ギークリー）は、IT・Web・ゲーム業界に特化した転職エージェントです。

転職で年収アップを目指したい人は、Geekly（ギークリー）がおすすめ。

転職を成功させた人の8割以上（※1）が年収アップを実現させているからです。

IT・Web業界に特化したサービスだからこそ、Webマーケティングの求人を扱っている企業と太いつながりがあり、転職についてのノウハウも豊富。

転職希望者の経験やスキルと市場のニーズを正確に把握し、年収アップへつながるようにサポートしてくれます。

実際、転職で年収が100万円以上アップした人も多数いますよ。

スピーディーで臨機応変な対応もあり、内定までの平均日数は約30日（※1）と、他社と比べても早く、ユーザー満足度も81％（※1）を獲得しています。

年収700万円以上（※2）のWebマーケティングの仕事も多数扱っており、独占求人もあります。

簡単な質問に答えるだけでできる「無料年収診断」もあるので、気になる人はぜひ利用してみてくださいね。

（※1）「Geekly（ギークリー）」公式サイトより（2023年9月時点）
（※2）調査日2023年9月12日

Geeklyで仕事を探す

【マイナビクリエイター】満足度の高い転職をしたい人におすすめ

（※参照：マイナビクリエイター）

マイナビクリエイターは、大手マイナビグループが運営しているIT業界専門の転職エージェントです。

満足度の高い転職をしたい人は、マイナビクリエイターがおすすめ。

レベルの高いマッチング力で、あなたにぴったりの仕事を提案してくれるからです。

マイナビクリエイターには、IT業界はもちろんのこと、「メーカー」「広告代理店」「サービス事業」など、さまざまな業界の転職事情を熟知したキャリアアドバイザーが在籍。

それぞれの業種で必要な人材の特性を把握しているため、マッチング精度の高い仕事の提案が可能です。

また「量より質」を重視しているので、条件に合えば小規模の企業であっても、Webマーケティング力が発揮できる満足度の高い求人を紹介してくれますよ。

求人数も多く、非公開求人やここにしかない独占求人もあるので、ぜひ登録を検討してくださいね。

マイナビクリエイターで仕事を探す

【Green】転職前に気になる企業の雰囲気を知りたい人におすすめ

（※参照：Green）

Greenは、IT・Web業界の求人を中心に扱っている転職サイトです。

気になる企業の雰囲気を知ってから転職したい人は、Greenがおすすめ。

公式サイトで見られる求人のほとんどに、写真が多数掲載されているからです。

写真には、社内のデスクや会議をしている様子などが写っており、「カジュアルな感じ」「明るいオフィス」など、どんな雰囲気なのかは一目瞭然。

さらに、興味のある企業に「気になる」を送付し、マッチングすると面接前に企業の人に会える「カジュアル面談」ができます。

面接前に直接企業の人と会って話ができるのは、会社のことを知る上で大きなメリットですよね。

また、登録するとあなたに興味をもった人事担当者から直接スカウトが届くことも。

実際、60％以上（※）の人はスカウトがきっかけで転職に至っているというから、利用しない手はありません。

豊富な求人を扱っており、Webマーケティングの求人も多数あります。

全国の求人に対応しているので、地方でWebマーケティングの仕事を探している人も、ぜひ登録を検討してくださいね。

※「Green」公式サイトより（2023年9月時点）

Greenで仕事を探す

【マスメディアン】他社では希望条件にあった仕事が見つからなかった人におすすめ

（※参照：マスメディアン）

マスメディアンは、マーケティング・クリエイティブ職種に特化した転職エージェントです。

他社では自分の希望にあった求人が見つからなかった人は、マスメディアンがおすすめ。

極秘の特命求人があるからです。

マスメディアンは、マーケティングやクリエイティブ、広告・広報分野の出版事業を中心に事業を展開している「宣伝会議グループ」の一員。

60年以上の経験（※）とグループならではの人的ネットワークがあり、経営者や部門責任者との信頼関係も出来上がっています。

そのため、直接人事についての相談や、極秘・非公開の特命求人を依頼されることも。

専門分野だけあり求人も多く、今までに6万人（※）を超える豊富な転職支援実績がありますよ。

未経験でも応募できるWebマーケティングの仕事も扱っていて、業界に詳しいキャリアコンサルタントがサポート。

履歴書の作成など必要書類のアドバイスから、給与などデリケートな条件面の交渉も行ってくれます。

遠方の人には電話での面談にも対応しているので、ぜひ登録する候補に入れてくださいね。

※「マスメディアン」公式サイトより（2023年9月時点）

マスメディアンで仕事を探す

【ビズリーチ】自分の市場価値を知りたい人におすすめ

（※参照：ビズリーチ）

CMでもおなじみのビズリーチは、国内最大級のハイクラス転職サイトです。

自分の市場価値を知りたい人は、ビズリーチがおすすめ。

あなたの職務経歴書を見て興味をもったヘッドハンターから、直接スカウトが届くからです。

6,200名以上いるヘッドハンター（※2）は、国内外の優良企業と、厳正な審査をクリアした”一流”の人たち。

一流のヘッドハンターから「自分のどこに興味を持ってスカウトを送ったか」を知ることで、自分の市場価値がわかります。

また、受け取ったスカウトに返信することで転職成功率はアップ。

転職成功者の93.9％（※3）が、ヘッドハンターからのスカウトに1通以上返信しているとのデータもありますよ。

扱っている求人の3分の1以上が年収1,000万円の求人（※1）であり、求人数も豊富。

Webマーケティングの求人も多数あり、もちろん年収1,000万円（※4）を超える求人も扱っています。

より多くのスカウトを受け取るポイントは、職務経歴書を充実させること。

公式サイトでは、自分に合ったスカウトを受け取るための「職務経歴書の書き方」も掲載されているので、利用する際にはぜひ参考にしてくださいね。

（※1）2021年1月現在
（※2）2023年1月現在
（※3）「ビズリーチ」公式サイトより（2023年7月時点）
（※4）調査日2023年9月12日

ビズリーチで仕事を探す

【ワークポート】効率的に転職活動をすすめたい人におすすめ

（※参照：ワークポート）

ワークポートは、設立から20年（※）の歴史をもつ転職エージェントです。

効率的に転職活動をすすめたい人は、ワークポートがおすすめ。

パソコンやスマホを活用できる便利なコンテンツがあるからです。

転職活動には必要な履歴書と職務経歴書ですが、作成するのはかなり面倒な作業ですよね。

ワークポートには、これらの書類をオンラインで簡単に作成できるツール「レジュメ」があります。

何を書けばいいのかわからない職務経歴書や自己PRでも、テンプレートの文章が用意されているので、あてはめて作成するだけで完成。

パソコン・スマホ・タブレットで作成でき、PDF出力や印刷、メール添付も簡単にできるのも便利ですよね。

さらに、転職活動の進捗状況がひと目でわかるアプリ「eコンシェル」も利用可能。

「スケジュール管理」「求人検索」「オススメ求人紹介」「メッセージ管理機能」がこのアプリ1つでできますよ。

もともとIT系の求人に強く、求人の中には「DMMグループ」や「みずほフィナンシャルグループ」など、大手企業のWebマーケティングの求人も多数。

全国に拠点をもっているので、地方の人にも利用しやすいサービスです。

※「ワークポート」公式サイトより（2023年9月時点）

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【Webist（ウェビスト）】大手企業への転職を目指している人におすすめ

（※参照：Webist）

Webist（ウェビスト）は、大手クリエイター・エージェンシーの「クリーク・アンド・リバー社」が運営しているWeb業界に特化した転職支援サービスです。

大手企業への転職を目指している人は、Webist（ウェビスト）がおすすめ。

大手・有名企業の求人を豊富に扱っているからです。

設立から約30年を数える（※）Webist（ウェビスト）は、長年の経験と実績を活かし、企業の経営層や採用担当者との強固なネットワークをもっています。

取引企業は、大手・有名企業をはじめとして3,000社以上（※）。

なかには、「LINE株式会社」や「ソニー株式会社」など、誰もが知っているようなビックネームも多数ありますよ。

公式サイトには、「企業名から求人を探す」機能があり、あいうえお順で企業名が表示されているのも便利。

自分では思いつかないような企業の求人が見つかる可能性もあります。

「週3～4日勤務」や「リモートワーク」などのWebマーケティングの求人もあるので、自分にあったワークスタイルを探している人にも、利用しやすいサービスです。

※「Webist（ウェビスト）」公式サイトより（2023年9月時点）

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【アドキャリ】転職広告業界への転職を目指している人におすすめ

（※参照：アドキャリ転職）

広告業界への転職を目指している人は、アドキャリ転職がおすすめ。

WEB広告業界に特化した転職サービスを行っているからです。

アドキャリ転職は、広告業界で10年近く活躍していたコンサルタントが在籍していて、業界の内部までを把握。

仕事内容はもちろんのこと、職場環境やキャリアイメージも他社より踏み込んだ情報を伝えてもらえます。

さらに、企業現場から直接コンサルタントに上がってくる求人もあるため、「他では見られないような求人」や「他社よりも早く募集がでる」なんてことも。

自分のスキルや応募条件が合わない人も、コンサルタントが企業への交渉も可能なので、一度相談して損はありませんよ。

公式サイトで求人検索はできないものの、広告業界に特化しているだけあり、Webマーケティングの求人も扱っています。

ただし、アドキャリ転職は20～30代向けのサービスを展開しているので、登録する前に自分にあうサービスか確認してくださいね。

アドキャリ転職で仕事を探す

【プロの転職】「量より質」の転職活動をしたい人におすすめ

（※参照：プロの転職）

プロの転職は、広告・IT/WEB業界に特化した転職支援サービスです。

「量より質」にこだわって転職活動をしたい人は、プロの転職がおすすめ。

一つの会社を提案し、その会社へ転職することを本気で追求している転職エージェントだからです。

プロの転職は、「一分の一」をモットーに転職支援サービスを展開。

広告、Web業界に精通している専門的なキャリアコンサルタントが、転職希望者のやりたことに合わせて、量より質のピンポイントな求人を紹介してくれます。

また、面談したコンサルタント自身が、あなただけのオーダーメイドの求人票を作成して企業へ推薦。

利用者と企業を同じコンサルタントが担当しているため、マッチング精度が高いのも大きな強みです。

紹介してもらえるのは、大手からベンチャー、スタートアップ企業まで多彩。

とくにデジタルマーケティングを得意としているので、Webマーケティングの仕事を探している人は、ぜひ登録を検討してくださいね。

プロの転職で仕事を探す

ワンポイントアドバイス

Webマーケティングに強いおすすめの転職サイト＆エージェント12社を紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。

それぞれに強みや特徴があり、候補先を絞りきれずに迷ってしまう人もいるかもしれません。

もし、まだどのサービスを利用すべきか迷っているなら、希望条件別におすすめの転職サイト＆エージェントを厳選ピックアップしてみたので、次の章もあわせて参考にしてみてください。

Webマーケティングに強いおすすめの転職サイト＆エージェントを希望条件から選べる

続いて、以下の条件別にWebマーケティングに強いおすすめの転職サイト＆エージェントを紹介します。

該当する希望条件があれば、ぜひ紹介している転職サイト＆エージェントをチェックしてみてください。

1.未経験からWebマーケティング転職を希望する人におすすめ転職サイト＆エージェント3選

未経験からWebマーケティングへの転職を希望している人は、『Green』『マスメディアン』『プロの転職』を押さえておくといいでしょう。

上記3社は、「未経験者歓迎」のWebマーケティング求人を保有しています。

Greenには、「IT」「コンサル」「メーカー」「マスコミ」など、幅広い業界の求人が掲載されており、企業規模もさまざまです。

Webマーケティングの経験がなくても、これまで培ってきた経験を活かせる求人が見つかる可能性も高いでしょう。

マーケティング職種に強いマスメディアンは、デジタル広告運用を中心に、未経験者向けのWebマーケティング職の紹介が可能です。

コンサルタントによる手厚いサポートもあるので、未経験から挑戦したい旨をぜひ伝えてみてください。

「やる気だけは誰にも負けない」という若手には、ポテンシャル採用を行っている人気インターネット系企業とも取引があるプロの転職が使えます。

Webマーケティングに精通したキャリアコンサルタントが、未経験からの転職で押さえておくべきポイントなどもアドバイスしてくれるので、一度相談してみることをおすすめします。

2.Webマーケティング大手に転職したい人におすすめ転職サイト＆エージェント2選

職場環境や研修・教育制度が整っている大手への転職を希望する人も多いのではないでしょうか。

Webマーケティング大手の企業に転職したい人は、『マスメディアン』『Webist（ウェビスト）』を活用してみてください。

大手マーケティング企業との取引実績があり、Webマーケティングの求人紹介も可能だからですね。

マスメディアンには、マーケティング・クリエイティブ関連の専門誌を発行している出版社「宣伝会議」のグループ企業という強みを活かしたパイプがあります。

取引実績には、国内トップクラスの広告代理店「電通」「博報堂」をはじめ、そうそうたる企業が名を連ねていますよ。

30年以上の実績をもつクリーク･アンド･リバー社が運営するWebist（ウェビスト）も、大手・有名企業との取引が豊富で、企業名から求人を探すことも可能です。

目指したい大手企業がある人は、上記2社を押さえておくことをおすすめします。

3.ハイクラス転職を目指したい人におすすめ転職サイト＆エージェント2選

これまでのWebマーケティング経験が活かせるハイクラス転職を目指したい人は、『ビズリーチ』と『Geekly（ギークリー）』を使うといいでしょう。

どちらも年収1000万円超（※）といった高年収案件をはじめ、「スペシャリスト向け」案件やマネジメント経験を活かせる「リーダ候補」などの募集が見つかります。

ビズリーチはハイクラス転職に特化した転職サイトで、登録しておけば高待遇を提示してくれるヘッドハンターからのスカウトも届きます。

スキルやキャリアに自信がある人は、ぜひ一度自身の市場価値を把握してみてください。

Webマーケティング経験者の転職支援に強いGeeklyは、転職成功者の8割が年収アップを実現しています。

今より年収もポジションも上を目指したいという人は、転職をサポートしてもらうといいでしょう。

※調査日2023年9月12日

Webマーケティングに強い転職エージェント利用のメリット・デメリット

この章では、Webマーケティングに強い転職エージェントを利用する際のメリット・デメリットについて紹介します。

それぞれのメリット・デメリットについて確認していきましょう。

Webマーケティングに強い転職エージェントを利用するメリット3つ

Webマーケティングに強い転職エージェントを利用するメリットは、以下の3つです。

順番に解説していくので、ぜひ参考にしてください。

1.自分では見つけられないWebマーケティングの求人を紹介してもらえる

転職エージェントを利用すれば、自分では見つけられないWebマーケティングの求人を紹介してもらえるメリットがあります。

さまざまな企業とつながりをもつ転職エージェントは、求人サイトなどには出ていない「非公開求人」や、他エージェントでは扱っていない「独占求人」を保有しているからですね。

スキルや経験など、条件が合えば紹介してもらえる求人なので、マッチング度は高め。

さらに厳選して紹介される求人なので、応募も殺到せず競争率も低いです。

またWebマーケティングは、メーカーやサービス業からのニーズもあるため、幅広い業界と取引がある転職エージェントを使えば、Web業界や広告業界以外の選択肢も増えます。

需要が高く競争も激しいため、スキルや経験のある人が有利ですが、転職エージェントを使えば未経験者向けの求人を紹介してもらうことも可能です。

当記事で紹介している転職エージェントは、非公開求人を保有しています。

なかでも、「ギークリー（Geekly）」や「マイナビクリエイター」は、独占求人も扱っています。

2.Webマーケティングに精通したキャリアアドバイザーのサポートを受けられる

Webマーケティングに精通したキャリアアドバイザーのサポートを受けながら転職活動ができるのも、転職エージェントを利用するメリットのひとつ。

なぜなら、Webマーケティングの仕事内容や種類も理解しており、適性に合った求人紹介や内定獲得のための対策を実施してくれるからですね。

具体的には以下のサポートが受けられます。

• Webマーケティングのキャリアプランを一緒に考えてくれる
• 希望や適性に合ったWebマーケティングの求人を紹介してもらえる
• 応募書類の添削を受けられる
• Webマーケティングの面接でよく聞かれる質問やポイントを教えてもらえる

転職活動をするなかで、まず始めにつまずくのが応募書類の作成ではないでしょうか。

採用担当者の目に留まるような応募書類の書き方を知っているか知っていないかでは、選考通過率も変わってきます。

Webマーケティングを応募する際の職務経歴書には下記のようなことを記載します。

転職エージェントを利用すれば、さらに応募企業のニーズに合うように添削してもらえます。

しかし、Webマーケティングに詳しいキャリアアドバイザーが不在の転職エージェントを利用すると、次のようなことが起こりえる可能性も。

• まったく畑違いの求人を紹介される。
• 的確なアドバイスがもらえない。

結果、転職活動をスムーズに進められなくなってしまうので注意しましょう。

3.自身のWebマーケターとしての市場価値を把握できる

転職エージェントを利用すれば、自身のWebマーケターとしての市場価値を把握できます。

紹介された求人の年収やポジションなどに、あなたの評価が反映されているからですね。

次のようなスキルを持っている人はWebマーケターの市場価値が高いと言われています。

好待遇の求人を複数紹介してもらえる場合、市場価値は高い可能性があります。

逆に求人紹介が難しいと断られる人は、残念ながら市場価値が低いと言えます。

いくつかの転職エージェントを利用しても、イマイチな条件の求人ばかり紹介されたり、断られたりする場合は、転職活動を一旦ストップしてスキルを磨くことに専念するのもおすすめです。

Webマーケティングに強い転職エージェントを利用するデメリット3つ

Webマーケティングに強い転職エージェントを利用するデメリットは以下の3つです。

順番に解説していくので参考にしてみてください。

1.必ずしも希望条件に合う求人を紹介してもらえるわけではない

転職エージェントを利用しても、必ず希望条件と合う求人を紹介してもらえるわけではありません。

なぜなら、転職エージェントが保有する求人は限られており、希望よりも適性や内定獲得を重視した求人紹介が行われることもあるからですね。

例えば、海外Webマーケティングを希望していても、転職エージェントによっては海外でサービスを行っている企業の求人を保有していないケースがあります。

もちろん、求人を保有していたとしても、英語スキルもマーケティング経験もない人だと、求人紹介は難しいです。

つまり希望条件を出していても、自分のスキルと条件が合っていなかったら、希望通りの求人を紹介してもらうのは難しいというわけです。

また、スキルも経験も問題ないのに、転職エージェント側の都合で希望と合わない求人を紹介されるケースもあります。

希望条件を「年収700万円以上でリモートOK、残業少なめのWebマーケティング希望」と伝えていたのに、紹介されたのは「年収600万円以上、基本リモートはないがフレックスは可、月の平均残業時間は30時間程度のWebディレクター」といった感じですね。

希望に合わない求人ばかり紹介されるようなら、希望条件を見直すか、担当キャリアアドバイザーに条件に合う求人はないのか確認してみるといいでしょう。

ワンポイントアドバイス

求人紹介のミスマッチが生じたら、希望条件について担当キャリアアドバイザーに再度確認するようにしてください。

「高望みし過ぎている」「意思疎通ができていない」など、ミスマッチの原因がわかり、改善する可能性もあるからですね。

もし高望みしているようであれば、希望条件を下げてみるようにしましょう。

いろいろと対処しても改善しない場合は、担当者や転職エージェントを変更するのもひとつの方法です。

詳細な希望条件はハッキリと伝え、合わない求人を紹介されても、言われるがまま応募しないようにしてください。

2.転職をサポートしてもらえない場合もある

残念ながら、転職をサポートしてもらえない場合があるのも、転職エージェントのデメリットです。

希望条件によっては、紹介可能な求人がないこともあるからですね。

Webマーケティングは需要の高い職種で、未経験から挑戦することも可能です。

ただ人手不足でもあるため、即戦力を求める企業も多く、知識や経験が求められる傾向にあります。

さらに、キャリアアドバイザーとの面談で「Webマーケティングの仕事には向いていない」と判断されることも。

Webマーケティングに向いていない人は、次の通り。

上記のような特徴を持っている人は、Webマーケティングの仕事を紹介してもらうのは難しいかもしれません。

転職エージェントに登録しても、必ず求人紹介や転職支援をしてもらえるわけではないことを理解しておきましょう。

ワンポイントアドバイス

未経験が理由で転職をサポートしてもらえない場合は、自分自身でブログなどを運営してみるのもいいでしょう。

ブログ運営を通してWebマーケティングを学べますし、アピールポイントにもなります。

さらにWebマーケティングに関する資格取得を目指してみるのもおすすめ。

資格があればスキルを証明できることにも。

「IMA検定」「ネットマーケティング検定」「ウェブ解析士」などの資格があるので、興味があればインターネットで検索してみてください。

また、「オフィス内で座ってする仕事が苦手」「すぐに結果の出る仕事がしたい」という人は、Webマーケティングに向いていない可能性も。

断られるのがイヤな人は、事前に「適職診断」をしておくのもおすすめ。

「リクナビNEXTのグッドポイント診断」や「キャリアインデックス」などをチェックしてみてください。

3.担当者との相性が悪いと転職活動にストレスを感じる

担当キャリアアドバイザーとの相性が悪いと、転職活動にストレスを感じるデメリットがあります。

転職エージェントを使った転職活動は、担当のキャリアアドバイザーと二人三脚で行います。

例えば、「求人紹介は量より質」と考えている求職者に対し、「できるだけたくさん求人紹介をして早く転職を成功させたい」というやり方のキャリアアドバイザーが担当になれば、相性が合わないのは当然ですよね。

また、Webマーケティング未経験者が、仕事について詳しく教えて欲しいと思っていても、専門性の浅い担当者だと提供してもらえる情報も限られたものに。

反対に、Webマーケティングに詳しい担当者でも、「そんな考え方だとWebマーケティングへの転職はムリ」「高望みすぎ」など、上から目線のアドバイスをされたら転職する意欲も失せてしまう可能性もあります。

担当者との相性が合わないと、思ったような転職活動ができず、なかなか転職が決まらないことにもなりかねません。

「相性がイマイチだな」と感じる担当者は、変更してもらうようにしましょう。

ワンポイントアドバイス

別のキャリアアドバイザーに変更してもらったのに、それでも相性が悪い場合は、利用する転職エージェントを変えてみるのもいいでしょう。

キャリアアドバイザーとの相性は、いろいろと試してみないとわかりません。

相性よりも、誰かに転職活動をサポートしてもらうのが合わない人は、転職エージェントではなく転職サイトがおすすめです。

Webマーケティングの経験があり、自分のやりたいことやキャリアプランなどが決まっていれば、自分で仕事を探してみるのもいいでしょう。

現在、Webマーケティング職は需要が高く、SNSやコンテンツマーケティングの分野で経験があれば選択肢も豊富です。

転職サイトならスカウト機能のある「Green」や「ビズリーチ」を活用してみてください。

Webマーケティングに強い転職サイト＆エージェントの選び方と活用方法

続いて、Webマーケティングに強い転職サイト＆エージェントを選ぶ際のポイントや活用方法を紹介します。

転職サイト＆エージェントを利用する際は、以下の選び方＆活用方法を押さえておきましょう。

順に解説しているので参考にしてください。

Webマーケティングの求人が多い転職サイト＆エージェントを選ぶ

まずは、Webマーケティングの求人が多い転職サイト＆エージェントを選びましょう。

求人数が多ければ自分に合った求人も見つかりやすく、条件面などの比較検討もできます。

転職サイト＆エージェントによっては、Web系職種に強くても、Webマーケティングの求人数は少なかったり、扱っていなかったりすることもあるので注意が必要です。

当記事で紹介している転職サイト＆エージェントは、Webマーケティングの求人が豊富です。

なかでも、転職サイトなら「Green」、転職エージェントなら「ワークポート」がWebマーケティングの求人数が多いですよ。

希望条件に合う求人や企業と取引があるか調べる

希望条件に合う求人や企業と取引があるかも調べておきましょう。

どれだけ求人数が多くても、希望する条件を満たす求人がなければ、登録しても転職に結びつかないからですね。

例えば、地方でWebマーケティングの仕事を探している人は、地方の企業と取引があったり、リモートワークに対応している求人が多い転職サイト＆エージェントを選ぶといいでしょう。

また、特定の企業を希望する人は、希望企業と取引実績があるかも確認してください。

転職サイト＆エージェントの公式サイトには、実績企業が掲載されています。

求人情報に企業名が掲載されている場合もあるので、希望企業をキーワード検索してみるのもいいでしょう。

取引企業の掲載がない場合や、求人検索ができない場合は、「転職事例」「利用者の声」「取引企業数」などをチェックしてみてください。

とくに取引社数の多さは、希望企業が見つかる可能性も高まりますし、たとえ希望企業がなくても選択肢も広がるでしょう。

参考までに、取引企業数を公式サイト上に公開している、Webマーケティングに強い転職サイト・エージェントを紹介します。

Webマーケティングに精通したキャリアアドバイザーが在籍しているか確認する

転職エージェントを利用する際は、Webマーケティングに精通したキャリアアドバイザーが在籍しているか、確認するのも忘れないようにしてください。

Webマーケティングのスキルや経験を正しく評価した上で、マッチング度の高い求人を紹介してもらえるからですね。

またWebマーケティングの世界は変化も激しく、次々と最新のトレンドや技術が出てくるため、専門性の高いキャリアアドバイザーが在籍していれば、情報や有益なアドバイスをもらうこともできます。

キャリアアドバイザーのプロフィールは、転職エージェントの公式サイトで確認できます。

「マーケティング職の転職支援実績が豊富」「Webマーケティングの経験がある」などの強みをもつ、キャリアアドバイザーが在籍していないかチェックしてみてください。

キャリアアドバイザー紹介が掲載されていた転職サイト&エージェントを一覧にしたので、ぜひ参考にしてください。

転職サイト＆エージェントは複数登録する

転職サイト＆エージェントは複数登録することをおすすめします。

求人の選択肢が広がったり、キャリアアドバイザーやサービスの比較検討ができたりするからですね。

とくに転職サイトと転職エージェントの登録で迷っている人は、両方に登録してみることをおすすめします。

実際に利用してみてどちらが自分に合っているかがわかったり、転職支援を受けながら自分でも求人探しができたりと、有効活用できるでしょう。

また、転職エージェントは登録した人しか紹介してもらえない「非公開求人」や「独占求人」を保有しています。

転職エージェントによって扱っている求人が異なるので、複数登録しておくと、いろんな求人を紹介してもらうことが可能になります。

以下のような組み合わせでの利用もおすすめです。

Webマーケティングに強い転職エージェントを利用する際の流れ

この章では、Webマーケティングに強い転職エージェントを利用する際の流れについて解説していきます。

転職エージェントの利用を検討している人は、登録から入社までの流れを把握しておきましょう。

※転職サイトを利用する際の流れについては、各転職サイトの利用方法などを確認してください。

1. 公式サイトから申し込む
   まずは公式サイトの申し込みフォームから登録を行います。
   登録時に「履歴書」や「職務経歴書」の添付を求められることもあるので、申し込み前に用意しておくとスムーズに進められるでしょう。
   登録後に担当者から連絡が入るので、面談の日時を相談して決めてください。
2. キャリアアドバイザーと面談する
   予約した日時に、キャリアアドバイザーと面談を行います。
   面談では、Webマーケティングに精通したキャリアアドバイザーがヒアリングしてくれるので、「ベンチャー企業希望」「Web業界以外で力を試したい」といった希望を遠慮なく伝えましょう。※チェックポイント1※
3. Webマーケティングの求人を紹介してもらう
   面談情報をもとに、あなたの希望や適性に合ったWebマーケティングの求人紹介が行われます。
   公開求人だけでなく、非公開求人も紹介してもらえるので確認しましょう。
   また、求人票だけではわからない、社風や業務内容の詳細な情報なども提供してもらえます。
4. 転職エージェントを通じて求人に応募する
   紹介してもらった中に、気に入った求人があれば、転職エージェントを通じて応募しましょう。
   応募の手続きや書類選考通過後の面接の日程調整なども転職エージェントが行ってくれます。
   ほかにも「推薦状を添付」「履歴書・職務経歴書の添削」「志望動機の書き方アドバイス」などもしてくれるので、積極的にサポートを活用しましょう。
5. 企業との面接を行う
   書類選考に通過したら企業との面接に進みます。
   転職エージェントを利用すれば、「面接の日程調整」「面接対策」「面接のフィードバック」「質問や選考辞退などの連絡代行」などのサポートを受けられます。
   また、Webマーケティングの転職面接でよく質問される内容やアピールポイントなども教えてもらえます。※チェックポイント2※
6. 内定＆入社準備を行う
   給与をはじめとした条件面に希望と異なる点があれば、転職エージェントが企業と交渉してくれます。
   内定を承諾した後は、入社日の調整も代行してくれます。
   退職交渉のアドバイスなども行ってくれるので、退職日がなかなか決まらない人は、相談するようにしましょう。

※チェックポイント1※

今までとは違う業界や大手企業で自分のWebマーケターとしての力を試してみたいという方は、自分の希望を転職エージェントに伝えるのは大切です。

しかしこれまでの経歴や実績、スキルとかけ離れた仕事や企業に応募すると「書類選考が全く通らない」ということにもなりかねません。

例えば、

マーケティングの良し悪しで業績は左右されるため、上記のような実績と見合わない仕事に応募して採用されるのはかなり難しいと言えます。

未経験からWebマーケティングの仕事を探すなら、マスメディアン、プロの転職への登録を検討しましょう。

※チェックポイント2※

Webマーケティングの転職面接では、次のような質問をされることが多いです。

面接では「なぜこの会社に入りたいのか」をしっかり伝える必要があります。

Webマーケティングといっても、「ネット広告の運用が得意」「SEO対策が得意」など企業によって違うため、面接前によく調べておくようにしましょう。

また、自分の持っているスキルが「Webマーケティングにどれだけ活かせるか」や、数年後のキャリアプランを伝えられるように準備しておきましょう。

Webマーケティングに強い転職サイト＆エージェントに関するQ＆A

Webマーケティングに強い転職サイト＆エージェントを利用する際のよくある質問について紹介します。

わからないことや気になる点があれば、参考にしてみてください。

未経験からWebマーケティングを目指すのにおすすめのスクール

Webマーケティングは未経験からでもなれる職種で、経験不問の求人に応募したり、転職エージェントのサポートを受けたりしながら目指すことも可能です。

ただ、「知識をつけた上で挑戦したい」「即戦力であることをアピールしながら転職活動を進めたい」と考える人もいるでしょう。

そこでおすすめなのが、Webマーケティングを学べるスクールです。

おすすめのWebマーケティングスクールは次のとおり。

料金、受講スタイル、講師陣などそれぞれに特徴があります。

興味のあるスクールがあれば、公式サイトをぜひチェックしてみてください。

ワンポイントアドバイス

Webマーケティングスクールを選ぶ際は、料金の安さだけに注目せず、カリキュラムの内容や受講期間などもチェックするようにしましょう。

講義が中心で課題に時間をかけていなかったり、サポートが手薄だったりすることもあるからです。

また、受講後のサポートがあるかもチェックしておきたいポイントのひとつ。

転職支援や案件獲得のフォロー、卒業生同士のコミュニティ、最新のWebマーケティング情報の提供といったサポートがあれば、転職活動や転職後にも役立つでしょう。

まとめ＆当記事の監修者 吉岡政人氏からのアドバイス

Webマーケティングの転職には、転職サイト＆エージェントの利用がおすすめです。

転職サイト＆エージェント選びに失敗しないためにも、もう一度以下のポイントを押さえておきましょう。

スキルやキャリアに自信のある人は、スカウト型の転職サイトを利用するのもおすすめです。

自分で求人検索しなくていいので手間が省けますし、好条件のオファーが届くこともあるので、思いもよらない転職のチャンスを掴むこともできます。

最後に当記事の監修者、ウェブスターマーケティング株式会社代表取締役、吉岡政人氏からのコメントを掲載しておきますので、参考にしてみてください。

当記事の監修者、吉岡政人氏からのアドバイス

ウェブマーケティングの事業を行っている会社へ転職するということはつまり、ウェブ領域におけるマーケターになるということです。

ではウェブマーケターとしての転職においてどうしても抑えておきたいポイントを「そもそも自分に合っている仕事か」「どんなスキルが身に付くか」「今よりも年収を上げられるか」という3点に絞って考えてみましょう。

■そもそも自分に合っている仕事か
あくまで主観論にはなりますが、今まで私がウェブマーケティングの会社を12年間経営してきた経験から以下のような方がウェブマーケターの仕事に向いていると感じます。

もちろん例外もありますので、一つの参考程度で考えてくださいね。

【好奇心がある】
→　ご存知の通り、かなり変化の激しい業界なので、新しいことにチャレンジし続ける好奇心がある方は向いていると思います。逆にルーティンワークや決められたタスクをこなすことが好きな方には向いていない可能性があります。

【人間心理に興味がある】
→　ウェブマーケティングの仕事では、広告のクリエイティブを作ったり、記事を書くなどの仕事がありますが、基本的には文章により人の心を動かすスキルが求められます。なので人間心理を深く理解し読み解くことに興味関心があることが重要です。

【コミュニケーション力】
→　また多様なクライアントさんと連携しながら仕事をすることが多いのでコミュニケーション力も一つの鍵となります。ウェブマーケティングと聞くといかにもデジタルな世界に振り切っていてパソコンの前で全ての仕事が完結するような印象がありますが、実際にはそのようなことはほとんどなく、対人交渉や様々なタスクの進捗調整などが必要です。

【戦略的思考】
→　マーケターの仕事と経営の仕事は割と被る部分が多いですが、物事を俯瞰的に見てそれを戦術レベルに落とし込んで考え抜く力、勝ち筋を見つけて一点突破する力などが必要となります。

【粘り強さとポジティブ思考】
→　最後に必要なのはどんな仕事でも言えることかもしれませんが、決して諦めない粘り強さが必要です。諦めたらそこで試合終了です。

■どんなスキルが身に付くか
ウェブマーケターは「ウェブ上でモノが売れる仕組みを作る仕事」なので、そのために必要とされるスキルはかなり多岐に渡ります。

• 基本的なHTMLやCSS、PHPなどのウェブ制作スキル
• 動画広告やリスティング広告におけるクリエイティブの制作スキル
• 人を動かす力の根本にあるライティングスキル
• 数値やデータの分析スキル

などが身に付きます。そのためにはもちろん学び続ける意欲が重要になってきます。

■今よりも年収を上げられるか
年収については正直なところ、個人の能力以上にその会社が儲かっているかどうか、つまりその会社の収益性が重要になります。

業界全体で言えば伸びている業界なので、大手からベンチャーまで選択肢は広いと言えます。それでもやはりどの会社で、どのポジションで仕事をするかが重要です。

例えば案件の商流が上流工程の仕事をしたい、既にある程度大きな収益がある会社で安定性も重要という視点で選びたいと思えば大手広告代理店が向いています。

自分自身が会社の成長エンジンになりたいと考えていればベンチャー企業も視野に入ってくると思いますし、実際様々なチャレンジをしている企業も多いのがウェブマーケティングの業界の特徴かと思います。

■最後に
どの会社に入ったとしても、多様なスキルと経験を積み重ねて、しっかりと稼げるマーケターになればウェブという特性を使って大きなレバレッジがかかり高い生産性を上げることができます。

そうなると将来の転職や起業にも有利となりますので、自分自身の可能性が広がる業種と言えます。転職活動頑張ってください！