ハイクラス転職を目指すなら、『ハイクラスに特化した』転職サービスの活用が必須。
経営幹部や事業戦略に直結するような重要ポジションの求人は、一般的な求人サイトには公開されないからです。
ハイクラス転職を希望する方向けにおすすめの転職サービスとしては、以下の2タイプがあります。
- コーディネーターのサポートを受けながら転職活動をする「転職エージェント」
- 企業やヘッドハンターから声がかかる「ヘッドハンティング型」
一人での転職活動に不安がある方には、キャリア相談ができ、履歴書添削から模擬面接まで転職活動のすべてをサポートしてもらえる「転職エージェント」がおすすめです。
一方、「ヘッドハンティング型」は、登録後はスカウトを待つだけでよいため、受け身の転職活動をしたい方や自分の市場価値を知りたい方に向いています。
転職支援サービスは「複数登録」や掛け持ち利用も可能なので、両サービスを使い比べてみるのもおすすめです。
当記事では、ハイクラス転職を希望する方におすすめの転職エージェント、ヘッドハンティング型の転職サイトを以下の基準をもとに厳選して14社紹介しています。
上記以外にも転職エージェントの選び方、利用時のメリット・デメリットといった上手く活用するためのノウハウも提供しています。
転職エージェントやサイトを初めて利用する方や、利用に不安を持っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
また、当記事は株式会社ビジネスキャリア・コンサルティング代表取締役社長、小松 茂樹氏から監修協力いただいております。
小松 茂樹氏
中小企業診断士・キャリアコンサルタント。
東京外国語大学を卒業後、人材派遣会社、健康食品会社を経て、経営コンサルタントへ。業務改善や制度設計、企業研修などを主領域として活動した後に独立。現在は株式会社ビジネスキャリア・コンサルティング代表取締役社長として、キャリア形成や能力開発に向けたコンサルティング、研修・セミナーを提供している。
- リクルート運営のハイクラス特価型転職サービス
- 年収800万~2000万円求人多数アリ!
- 2023年 オリコン顧客満足度®調査 転職スカウトサービス 第1位の「ハイクラス向け転職スカウトサービス」
ハイクラス向け転職エージェント&サイト14選|各社の特徴・サービス内容・おすすめポイントをチェック!
以下、ハイクラス向けおすすめの転職エージェントと転職サイト14社を厳選ピックアップ。
転職エージェント名 | おすすめポイント |
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type転職エージェントハイクラス | 希望のポジションへ転職したい人におすすめ |
ランスタッド | グローバル・外資系企業へのハイクラス転職を目指す人におすすめ |
リクルートダイレクトスカウト | 自分の市場価値を知りたい人におすすめ |
MyVision(マイビジョン) | 人気の高いコンサル業界へキャリアアップ転職したい人におすすめ |
ビズリーチ | 年収1,000万円以上を目指す人におすすめ |
アカリクキャリア | 研究職への転職を目指している院卒者におすすめ |
タイグロンパートナーズ | 他にはない好条件のハイクラス転職を成功させたい人におすすめ |
ミドルの転職 | 30代・40代でハイクラス転職を目指している人におすすめ |
クライス&カンパニー | 将来的にハイクラスへの転職を考えている人におすすめ |
doda X | ヘッドハンターにサポートを受けたい人におすすめ |
転機 | 企業の重要ポジションへ転職したい人におすすめ |
JACリクルートメント | 満足度の高いハイクラス転職を目指す人におすすめ |
マイナビスカウティング | さまざまな方法で妥協せず転職活動を進めたい人におすすめ |
パソナキャリア | 選抜された優秀なコンサルタントが全面サポート |
【type転職エージェントハイクラス】希望のポジションへ転職したい人におすすめ
取扱業種 | IT・通信、Web・広告・メディア、メーカー(電気・電子・機械)、メーカー(化学・素材・食品)、コンサルティング、医療・医薬、商社・流通、金融、不動産・建設、サービス・小売・外食、人材・アウトソーシング・コールセンター、その他 |
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求人エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社キャリアデザインセンター |
公式サイト | https://type.career-agent.jp/service/middle/ |
type転職エージェントハイクラスの特徴としては、管理職やスペシャリストといったハイクラス・エグゼクティブに特化した転職エージェント。
サービス内容から、希望のポジションに就きたいと考えている人におすすめです。
首都圏だけで1万件以上(※)のハイクラス向け求人を保有しており、大手企業はもちろんスタートアップ企業など、幅広い企業規模のポジションを紹介してもらえます。
さらに、さまざまな企業データを保有しているのもtype転職エージェントハイクラスの強みです。
もともとはハイクラス・エグゼクティブに特化した転職情報誌「type」から始まっており、20年以上(※)に渡っていろんな企業へ取材を行ってきた実績があります。
それぞれの企業に合った「書類添削」や「面接対策」を実施するなど、内定獲得を目指せるサポートも充実。
企業と転職者の両方を担当する「アカウントスペシャリスト」が親身になって転職支援を行ってくれるので、希望のポジションがある人は、まず面談を受けてみてはいかがでしょうか。
- 年収800~1500万円以上の求人多数(※)
- ハイクラス向け求人1万件以上(※)
- 実績豊富な「アカウントスペシャリスト」在籍
※「type転職エージェントハイクラス」公式サイトより(2023年9月時点)
【ランスタッド】グローバル・外資系企業へのハイクラス転職を目指す人におすすめ
取扱職種 | 営業、事務・管理部門、経営・管理職、ライフサイエンス、ITエンジニア、品質、不動産・金融専門職、マーケティング、サプライチェーン、コンサル、WEB・クリエイティブ、技術系、サービス・外食・流通、建設など |
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求人エリア | 全国 |
運営会社 | ランスタッド株式会社 |
公式サイト | https://randstad.co.jp/tenshoku |
ランスタッドは、オランダに本社を置き世界に92拠点(※2)を持つ人材サービス会社で、転職支援サービスも運営しています。
グルーバル企業や外資系企業へハイクラス転職をしたい人におすすめのサービスです。
世界39ヶ国(※2)で活動しているだけあり、グローバル・外資系企業に強い特徴を持っているからです。
若手の転職から年収800万円以上の管理職転職もサポートしていて、求人の中には年収3,000万円以上の超ハイクラス求人も多数(※1)。
国内企業だけでなく各国にコネクションもあるので、ランスタッドだけの独占求人や非公開求人も豊富にありますよ。
転職したい業界に合わせ、各業界に精通した経験豊富な専任コンサルタントが求職者のハイクラス転職をサポート。
応募書類の添削や面接の同行、給与や待遇などの条件もコンサルタントが交渉してくれます。
面談は平日の夜間も受け付けており、遠隔地の人には電話面談にも対応しています。
世界中の人に利用されている世界最大級の転職エージェントなので、登録してみてはいかがですか。
- グローバル・外資系企業に強い
- 年収3,000万円以上の求人多数(※1)
- 世界に92拠点(※2)を持つ人材サービス会社
(※1)調査日2023年9月19日
(※2)「ランスタッド」公式サイトより(2023年9月時点)
【リクルートダイレクトスカウト】自分の市場価値を知りたい人におすすめ
取扱業種 | IT・インターネット、メーカー、流通・小売・サービス、コンサル、マスコミ・メディア、エンターテイメント、金融、建設、不動産、メディカル、インフラ、人材・研修・教育、官公庁など |
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求人エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社リクルート |
公式サイト | https://directscout.recruit.co.jp |
リクルートダイレクトスカウトは、大手企業のリクルートグループが運営するハイクラスに特化した転職サービスです。
転職活動をするからには、自分にどれくらいの市場価値があるのか知りたいという人におすすめのサービスです。
「一求入魂スカウト」と呼ばれるプレミアムスカウトがあるからですね。
「一求入魂スカウト」は、ヘッドハンターや企業が求める限られた会員だけに送られるメール。
ヘッドハンターは一求入魂スカウトを送信できる数が限られているので、メールが届いた人は「市場価値が高い」と判断されたと言えますよ。
また、非公開求人も多数扱っているため、他では見られないようなハイクラスかつ高待遇の仕事をスカウトしてもらえる可能性もあります。
約600社、4,300名以上(※2)のヘッドハンターが在籍しているのもポイントの一つ。
ヘッドハンターの人数が多いので、求職者のスキルや情報が目に留まりやすく「一求入魂スカウト」をしてもらえる可能性も高くなりますよ。
年収800万円~2,000万円(※1)の求人が多数あるので、ハイクラスの転職を目指している人は、ぜひ登録を検討してくださいね。
- 一求入魂スカウトがある
- 非公開求人を多数扱っている
- 年収800万円~2,000万円の求人多数(※1)
(※1)「リクルートダイレクトスカウト」公式サイトより(2023年9月時点)
(※2)2022年5月時点
【MyVision(マイビジョン)】人気の高いコンサル業界へキャリアアップ転職したい人におすすめ
取扱業種 | 総合系コンサルティングファーム、ITコンサルファーム、戦略系ファーム、ブティック系ファーム、日系総合ファーム、日系戦略ファーム、外資系総合ファーム、外資系戦略ファーム、M&A仲介、FASなど |
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求人エリア | 非公開 |
運営会社 | 株式会社MyVision/マイビジョン |
公式サイト | https://my-vision.co.jp/ |
MyVision(マイビジョン)は、コンサルティング業界に特化した転職支援サービスです。
ハイクラス層の転職先として人気の高いコンサル業界へ、キャリアアップ転職したい人におすすめのサービスです。
業界・職種問わず幅広いキャリアを持つ人の、コンサルファームへの転職支援実績が豊富にあります。
特徴として、コンサルファーム出身者のキャリアコンサルタントも多く在籍しており、レスポンスの早さや、厳しい意見を率直に伝えてくれるなど、サポートの質の高さも利用者から評判です。
公式サイト上に公開されている「転職成功事例集」を見てみると、20代~30代が中心で、異職種転職も目立ちます。
年収アップを実現している人も多く、コンサル業界へのハイクラス転職を目指したい人は、押さえておきたい転職エージェントだと言えるでしょう。
200社・1,000ポジション以上(※)の紹介が可能で、国内に展開するほとんどのコンサルファームと強固なコネクションを持っているので、非公開求人や特別選考ルートの紹介を受けられる可能性も。
質の高い優秀なキャリアコンサルタントが、キャリア相談から各ファームの情報提供、コンサル転職では重要度の高い書類選考対策など、手厚くサポートしてくれます。
これまでの経験が活かせるハイクラス転職を、コンサルティング業界で実現したい人は、ぜひ活用してください。
- コンサル業界特化。20代〜30代のハイクラス層に強い。
- 選考突破のためのサポートが充実
- 優秀で質の高いキャリアコンサルタント在籍
※「MyVision(マイビジョン)」公式サイトより(2024年2月時点)
【ビズリーチ】年収1,000万円以上を目指す人におすすめ
取扱業種 | ITインターネット、メーカー、コンサル、サービス、マスコミ・メディア、金融、建設、商社、不動産、流通・小売など |
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求人エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社ビズリーチ |
公式サイト | https://www.bizreach.jp |
CMでおなじみのビズリーチは、ハイクラス転職を専門に扱っている転職サービスです。
年収1,000万円以上のハイクラス転職を目指している人におすすめ。
大きな特徴として、扱っている求人の3分の1以上が1,000万円以上の仕事だからです(※1)。
経営幹部や管理職への転職をしたい人におすすめで、高年収求人を多数扱っていますよ。
職務経歴書を作成すると、あなたに興味をもった優良企業や一流のヘッドハンターからスカウトメールが届くため、自分の「市場価値」がわかるのもメリットです。
実際、30代ハイクラス会員の転職後の平均年収は840万円(※2)というから、すごいですよね。
また、役職や待遇など、ビズリーチならではのクオリティーの高いハイクラス求人を扱っていて、ほかでは見られない求人も多数ありますよ。
スピーディに転職活動をすすめたい人は、ヘッドハンターを介さず企業と直接やり取りすることも可能です。
国内最大級のハイクラス転職サイトで、条件にあった求人を見つけやすいのでハイクラス転職を目指すなら、ぜひ登録を検討してくださいね。
- 扱っている3分の1以上が年収1,000万円以上の求人(※)
- ヘッドハンターからメールが届く
- 国内大手のハイクラス転職サイト
【アカリクキャリア】研究職への転職を目指している院卒者におすすめ
取扱業種 | メーカー、商社、マスコミ・広告・デザイン、金融・保険、IT・通信・インターネット、流通・小売、サービス・レジャー、コンサルティング、官公庁・公共サービス、不動産・建設・設備、人材ビジネス・コールセンター |
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求人エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社アカリク |
公式サイト | https://tenshoku-agent.acaric.jp/ |
アカリクキャリアは、修士・博士の求人に特化したハイクラスの転職エージェントです。
研究職に転職したい大学院卒の人は、アカリクキャリアがおすすめのサービス。
専門性に特化しており、今までの知識が活かせる仕事を紹介してもらえます。
主な特徴としては、創業から10年以上(※1)研究者や大学院生の転職を支援しており、他社にはない専門職の求人を多数保有。
今までの研究内容を活かせる仕事だけでなく、専門的な知識を増やしたい人や最先端な環境で仕事をしたい人にも希望に沿った求人を提案してくれます。
また、転職をサポートしてくれるコンサルタントも多くが博士やポスドクの経歴をもっているため、技術や業界への理解が高く、求職者にあった環境の提案が可能です。
非公開求人も扱っており、年収・キャリアアップが期待できるハイクラス求人も多数。
「NTTデータ」「住友化学」といった大手企業への紹介実績もありますよ(※2)。
文系の院卒者の転職支援にも対応しているので、ぜひ登録を検討してくださいね。
(※1)2023年9月時点
(※2)「アカリクキャリア」公式サイトより(2023年9月時点)
- 修士・博士のハイクラス転職に特化
- 研究職などの専門職の求人に強い
- 非公開求人の紹介も可能
(※1)2021年1月現在
(※2)2021年1月時点。30代ハイクラス会員の実績
【タイグロンパートナーズ】業界精通コンサルタントと共に難易度の高い求人に挑戦しハイクラス転職を成功させたい人におすすめ
取扱職種 | 金融業界、コンサル業界、製造業、DX/ IT、CxO/経営人材 |
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求人エリア | 非公開 |
運営会社 | タイグロンパートナーズ株式会社 |
公式サイト | https://www.tiglon-partners.com/ |
タイグロンパートナーズは、ハイクラス転職に特化した転職支援サービスです。
難易度の高い求人に挑戦しハイクラス転職を成功させたい人は、タイグロンパートナーズがおすすめ。
タイグロンパートナーズにしかない案件や、市場にない求人を多数扱っているからです。
業界出身者など各業界に精通した専門性の高いコンサルタントが、採用企業と転職希望者双方にベストな解決方法を提供。
2007年に設立以来、積み上げてきた採用企業との信頼と実績から、双方のリアルな情報を入手でき、かつ精度の高いマッチングが期待できます。
実際、転職実績の6割以上が年収1000万円以上のハイクラス転職を実現させており、6%の人が3000万円以上の転職を成功させていますよ。(※)
求人紹介から面接対策や日程調整、面接後のフィードバックなどサポートもしてもらえるので、今までにピンとくる求人に出会えなかった人は、ぜひ登録を検討してください。
- 独占求人や市場に出回っていない非公開求人も扱っている
- 好条件のハイクラス、プロフェッショナル求人の紹介もしてもらえる
- 転職実績の6割以上が年収1000万円以上のハイクラス転職である(※)
※「タイグロンパートナーズ」公式サイトより(2024年10月時点)
【ミドルの転職】30代・40代でハイクラス転職を目指している人におすすめ
取扱職種 | 経営、SCM・ロジスティクス、マーケティング、金融系専門職、技術系、サービス・流通、管理部門、営業系、コンサル、不動産系専門職、クリエイティブなど |
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求人エリア | 全国 |
運営会社 | エン・ジャパン株式会社 |
公式サイト | https://www.geekly.co.jp |
ミドルの転職は、日本最大級の求人・転職情報サイト「エン転職」と同じ、エン・ジャパンが運営しているハイクラスに特化した転職サイトです。
30代・40代でハイクラスの転職を目指している人におすすめのサービスです。
主な特徴としてはその名のとおり、ミドル世代に特化したハイクラスの転職エージェントであり、登録者の平均年齢も45歳(※1)。
年収1,000万円以上の経営幹部や部長クラスの求人を10,000件以上扱っています(※1)。
応募可能な求人の中には、「本田技研工業」や「江崎グリコ」「LIXIL」などの大手優良企業も多数ありますよ(※1)。
さらに、一般には公開していないハイクラスの非公開求人を12万件以上(※2)と多数保有。
登録すると、専門分野に精通したエージェントや企業から非公開求人も含め、キャリアに合ったスカウトが届きます。
また、履歴書は匿名で公開されるのも安心度が高いですよね。
公式サイトに掲載されている「転職体験レポート」には、50代の人のレポートもあります。
年収アップを目指したいけど年齢がネックで一歩踏み出せない人は、登録してみてはいかがでしょうか。
- ミドル世代に特化している
- 年収1,000万円以上の求人が10,000件以上(※1)
- 履歴書は匿名で公開
(※1)「ミドルの転職」公式サイトより(2023年9月時点)
(※2)調査日2023年9月19日
【クライス&カンパニー】将来的にハイクラスへの転職を考えている人におすすめ
取扱職種 | 経営企画・事業企画、コンサル、マーケティング・広報、人事、経理・財務・会計、企画、営業、ITエンジニア、WEB・モバイル関連など |
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求人エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社クライス&カンパニー |
公式サイト | https://www.kandc.com |
クライス&カンパニーは、年収800万円以上の求人を主に扱っている(※1)ハイクラス転職に特化した転職支援サービスです。
今すぐではないけど、いつかハイクラスの転職をしたい人におすすめ。
他社ではあまり見かけない特徴のひとつ、中長期にわたる転職支援サービスも行っているからです。
短期間では十分な支援ができないとの考えから、求職者の3年後、5年後のキャリアプランを一緒に考え、実現できるように支援してくれます。
ハイクラス・エグゼクティブポジションの求人は、一般的な求人とは違い常にあるとは限らず、また突然入ってくるのが特長。
中長期で転職支援をすることで、そのようなハイクラス求人でも紹介が可能です。
サポートするコンサルタントは年間100時間以上の社内外研修を行い(※1)、コンサルティング力を培っています。
中長期の転職支援とコンサルタントの力にくわえ、企業側のネガティブな情報も教えてくれるため、とても高いマッチング精度を誇っていますよ。
もちろん「すぐに転職したい」という人のサポートも行っていて、求人の中には年収2,000万円以上やCFO(最高財務責任者)の仕事もあります(※2)。
遠方の人や忙しい人でも電話やSkypeで面談は可能なので、登録してみてはいかがですか。
- 中長期の転職支援サービスを行っている
- マッチング精度が高い
- 電話やSkypeで面談可能
(※1)「クライス&カンパニー」公式サイトより(2023年9月時点)
(※2)調査日2023年9月19日
【doda X】ヘッドハンターにサポートを受けたい人におすすめ
取扱職種 | CxO・事業責任者、経理・財務・人事・法務、金融系専門職、クリエイティブ職、事業企画、マーケティング、医療専門職、サービス系、営業、技術職、IT・・WEBエンジニア、コンサル、物流など |
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求人エリア | 全国 |
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
公式サイト | https://ix-tenshoku.jp/ |
doda Xは、総合人材サービスのパーソルグループが運営しているハイクラス専門の転職サービスです。
さまざまな業界や企業の情報に精通したヘッドハンターにサポートを受けたい人におすすめ。
doda Xのヘッドハンターは求職者のニーズを聞き、条件にあった企業へのエントリーをはじめ、面接の日程調整、待遇の交渉などのサポートをしてくれるからです。
応募・選考から入社までヘッドハンターがサポートを行ってくれるため、働きながらでも効率的に転職活動を進められますよ。
求職者の希望条件と企業のニーズとをすり合わせてヘッドハンターが仕事を紹介してくれるため、ミスマッチを防いでくれるのも大きな特徴のひとつ。
さらに、年収800万円以上の希少性の高い求人や非公開求人も紹介してくれるので、年収アップも夢ではありません。
ヘッドハンターにはランクがあり、上位1%のヘッドハンターは「S」ランク、上位10%のヘッドハンターは「A」ランクとなっています。
ランクの高いヘッドハンターからのスカウトは、ハイランク転職への可能性が広がります。
会員登録・職務経歴書の登録をすれば無料でサービスが利用できるので、登録してみてはいかがですか。
- ヘッドハンターが長期的にサポート
- 希少性の高い・非公開求人を紹介してもらえる
- ヘッドハンターのランクを可視化
【転機】企業の重要ポジションへ転職したい人におすすめ
取扱職種 | CxO・事業責任者、事業企画・経営企画、営業、技術職、管理、IT・・WEB関連職など |
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求人エリア | 全国 |
運営会社 | レイサス株式会社 |
公式サイト | https://ten-ki.jp/ |
転機は、社長・取締役、CxO等の経営執行責任者、部長・事業部責任者等を経験した人に特化した転職支援サービスです。
企業の要となるポジションへ転職したい人におすすめ。
保有している求人の多くはハイクラス・エグゼクティブポジションの特徴を持っています。
重要なポジションの求人が多いため、ほぼすべての求人は経営者との面談が可能。
採用の可否も経営者が直接判断しています。
登録しても機械的なマッチングを行っていないため、条件に合う企業が見つかるまで連絡がこないこともあります。
ただ、機械に頼らない人間味のある紹介だからこそ信用度が高いのではないでしょうか。
また、公式サイト内では社長自らが出演する動画を掲載しており、一緒に働きたいと思った社長がいたときには、自ら「右腕立候補」として応募ができますよ。
掲載されている求人の多くが年収1,000万円以上で、なかには2,000万円以上の求人もあります(※)。
さらに非公開求人も多数扱っているので、企業の経営に関わりたい人や重要ポストとしてハイクラス転職を目指している人は登録を検討してくださいね。
- 経営者と直接面談ができる
- 「社長右腕立候補」制度がある
- 年収1,000万円以上の求人多数(※)
※調査日2023年9月19日
【JACリクルートメント】満足度の高いハイクラス転職を目指す人におすすめ
取扱業種 | サービス、商社、流通、消費財、マスコミ、建設・不動産、金融、コンサル、IT・通信、WEB、EMC、メディカル・バイオ、医療・介護・福祉など |
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求人エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社ジェイエイシーリクルートメント |
公式サイト | https://jac-recruitment.jp |
JACリクルートメントは、管理職・専門職に強いハイクラスに特化した転職エージェント。
納得のいくハイクラス転職を目指す人におすすめのサービスです。
オリコン顧客満足度調査では、ハイクラス・ミドルクラス転職で5年連続1位を獲得しています(※1)。
1988年からの転職活動支援実績は約43万人を数え(※2)、2021年4~6月に行われたアンケート調査では、94.7%の人が「知人・友人にJACを勧めたい」と答えています(※3)。
ロンドン発祥の転職エージェントのため、外資系・海外進出企業の転職に強く、他では見られないようなハイクラスな求人を扱っているのも特徴のひとつと言えるでしょう。
また、専門的な相談にも対応できるように、業界・職種別コンサルタントがサポートしてくれるため、よりハイクラスの転職が目指せますよ。
転職活動サポート中は「24時間以内」の連絡を原則としていて、選考の結果や問い合わせにもスピーディに対応してくれるのもうれしいですよね。
扱っている求人の65%が非公開求人(※4)で、なかには独占求人も多数あります。
多くの人に指示されている転職エージェントなので、転職活動がうまくいっていない人は登録して損はありませんよ。
- オリコン顧客満足度5年連続1位(※1)
- 業界・職種別コンサルタントがサポート
- 問い合わせには原則「24時間以内」に対応
(※1)2019-2023年オリコン顧客満足度調査 ハイクラス・ミドルクラス転職 第1位
(※2)1988年からの累計実績
(※3)2021年4-6月度JAC利⽤者アンケート結果
(※4)「JACリクルートメント」公式サイトより(2023年9月時点)
【マイナビスカウティング】さまざまな方法で妥協せず転職活動を進めたい人におすすめ
取扱業種 | 営業、企画・経営、管理・事務、販売・フード・アミューズメント、美容・ブライダル・ホテル・交通、医療・福祉、保育・教育・通訳、コンサルタント・金融・不動産専門職、クリエイティブ、WEB・インターネット・ゲーム、ITエンジニア、電気・電子・機械・半導体、建築・土木、医薬・食品・化学・素材、技能工・設備・配送・農林水産他、公共サービス |
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求人エリア | 全国、海外 |
運営会社 | 株式会社マイナビ |
公式サイト | https://scouting.mynavi.jp/ |
マイナビスカウティングは、株式会社マイナビが運営する、転職エージェントや人材紹介会社を探せる転職サイトです。
さまざまな方法で妥協せず転職活動を進めたい人におすすめのサービスです。
自分に合った「転職エージェント」や「人材紹介会社」を探せるのはもちろん、求人検索ができたり、スカウトサービスを利用できたりと、いろいろな方法で自分に合った求人と出会えるからですね。
年収1000万円以上を目指すハイクラス向けのサービスも提供しており、ハイクラス転職に強い質の高い転職エージェントを探すことも可能です。
また、選ばれたハイクラス人材だけが受け取れる、スカウトが届くことも。
求人検索では、「希望年収」「募集ポジション」「マネジメント経験」など、ハイクラス転職向けの条件絞り込みも可能で、希望の求人が探しやすいメリットもあります。
さらに「得意分野」「強み」「プロフィール」など細かく条件設定してエージェントを探せるので、希望や相性と合う転職エージェントと出会える可能性も高いでしょう。
ハイクラス転職を目指していて、妥協せず転職活動を進めたい人は、マイナビスカウティングの様々なサービスをぜひ活用してください。
- 転職エージェントや求人を自分で探せる
- ハイクラスユーザー向けのサービスも提供
- スカウトで非公開求人が届く
【パソナキャリア】選抜された優秀なコンサルタントが全面サポート
取扱業種 | 営業、管理・事務、IT・Webエンジニア、技術職(電気・電子・機械・化学)、クリエイティブ、マーケティング、コンサルタント、士業、販売員・サービススタッフ、研究・開発、IT系専門職、金融系専門職、不動産系専門職など |
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求人エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社パソナ |
公式サイト | https://www.pasonacareer.jp/ |
「他の転職エージェントでは満足のいく転職サポートが受けられなかった」という方には、パソナキャリアがおすすめです。
パソナキャリアは、『社内認定コンサルタント制度』のサービスを導入。
支援実績が豊富で社内試験を経た優秀なコンサルタントが、キャリア転職を全面的にバックアップしてくれます。
パソナキャリアは、20代~40代まで幅広く転職をサポートしています。
「現職でのキャリアパスに不安がある」「やりたい仕事ができていない」「社内評価に不満がある」といった悩みが解決できる転職先を提案してもらえますよ。
パソナキャリアにしかない『独占求人』も多数保有(※)していますので、「他の転職エージェントではピンとくる求人の提案をしてもらえなかった」という方は、ぜひ利用してみてください。
- コンサルタントが優秀で信頼できる
- 20代~40代まで幅広く転職をサポート
- パソナキャリアにしかない独占求人が豊富
※「パソナキャリア」公式サイトより(2023年9月時点)
ハイクラス転職向けにおすすめの転職エージェントを紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
上記の12社以外にもハイクラス専門ではありませんが、押さえておきたい転職エージェントをあわせて紹介しておきます。
総合型転職エージェントの『リクルートエージェント』と『doda』の2社です。
リクルートエージェントは「ハイキャリア・グローバル・コンサルティングサービス」、dodaは「エグゼクティブエージェントサービス」という、ハイクラス・高年収領域に向けたサービスを展開。
また両社とも、業界大手であり保有求人数が非常に多いため、上級管理職や年収700~1,000万円クラスの求人など、いわゆるハイクラスと言われる求人も多数保有しています。
選択肢を広げるためにも、大手の総合型転職エージェントに1社以上の登録をおすすめします。
業界・職種に特化した専門コンサルタントがサポート。
【公式】https://www.r-agent.com/
上級管理職のほかエンジニア・士業などの専門職求人も。
【公式】https://doda.jp/
【ハイクラス向け】転職エージェント&サイトの失敗しない選び方を徹底解説!
この章では転職エージェントと転職サイトを選ぶ際のコツについて紹介していきます。
上記内容について順番に解説していくので、チェックしてみてください。
【1】まずはハイクラスに特化した転職エージェント・転職サイトを選ぶ
ハイクラス・エグゼクティブクラスの転職をするなら、まずはハイクラス特化型の転職エージェントや転職サイトに登録しましょう。
ハイクラスに特化した転職エージェントが扱っている求人には次のような特徴があります。
- 高年収(年収800万円以上)の求人が多い
- 管理職・専門職の求人が多い
- 30代・40代のミドル世代の求人が多い
CEO、CxOといった経営幹部の求人を扱っており、このような求人は一般の転職サイトには掲載されていません。
また、ハイクラス特化型の転職エージェントなら、コンサルタントもハイクラス人材の転職支援に精通していますから、質の高い情報やサポート提供を期待できることでしょう。
自分の市場価値を知りたい人におすすめ。
【公式】https://directscout.recruit.co.jp
業界・職種別コンサルタントがサポート。
【公式】https://jac-recruitment.jp
扱っている3分の1以上が年収1,000万円以上(※)。
【公式】https://www.bizreach.jp
※2021年1月現在
経営者と直接面談ができる。
【公式】https://ten-ki.jp/
【2】次に大手の総合型転職エージェントを選ぶ
ハイクラス転職を希望する方でも、下記の総合型大手転職エージェントには登録しておきましょう。
「ハイクラス向け」として扱っている求人は、一般向け求人に比べて数が少ないため、ハイクラス向けエージェントだけに絞ってしまうと、求人の選択肢が狭まります。
ハイクラス特化型でない転職エージェントでも、リクルートエージェントやdodaといった大手なら、実際にはハイクラス求人もかなり扱っていますよ。
ハイクラス求人に明確な定義はありませんが、年収でいうと800万円以上がハイクラスといわれています。
そこで、リクルートエージェントとdodaの年収800万円以上の公開求人数を調べてみました。
転職エージェント名 | 求人数(件) |
---|---|
リクルートエージェント | 192,935 |
doda | 113,154 |
調査日:2024年3月25日
求人数が多く、全国に求人を持っているのもポイントです。
とくに、リクルートエージェントは非公開求人が22万件以上(※調査日:2024年3月25日)あるので、高ポジション・高給与の案件が見つかる可能性も高いといえるでしょう。
非公開求人を22万件以上保有(※)。
【公式】https://www.r-agent.com/
(※調査日:20224年1月24日)
上級管理職のほかエンジニア・士業などの専門職求人も。
【公式】https://doda.jp/
【3】転職エージェントは「複数登録」して求人の質やサービスを比較する
転職エージェントは、少なくとも2~3社登録するのが転職成功のポイント。
企業は、特定の転職エージェントにだけ求人を出しているケースが多いため、複数のエージェントを利用することで出会える求人が増えるからです。
たとえば、『JACリクルートメント』は外資系・海外進出企業の求人が多く、『ミドルの転職』は名前の通り30代、40代のミドル世代向けの求人を多く取り揃えています。
転職したい業種や職種が決まっている方は、その業種に特化したハイクラス転職エージェントと総合型のハイクラス転職エージェント、さらに大手総合型転職エージェントに登録すると効率よく転職活動ができるでしょう。
ITエンジニアでハイクラス転職を目指している方は、『レバテックエキスパート』『リクルートダイレクトスカウト』、『doda』、に登録するといった感じです。
このように複数登録することで、転職先として選べる企業の選択肢が増える確率は高いといえるでしょう。
また、それぞれの転職エージェントが用意している求人の品質や、「担当者のレベル」を比較するためにも複数登録はおすすめです。
年収アップを期待してハイクラス転職に踏み切る人も多いと思いますが、担当者の交渉力によって、年収に大きな差がつくことも考えられます。
さらに、担当者の対応に不満を感じた場合でも、すぐに他のエージェントに乗り換えられるのも複数登録しておくメリットと言えるでしょう。
年代別・条件別・業界別におすすめの転職エージェント&転職サイトは、次の章で解説しているので、ぜひ参考にしてください。
【4】転職エージェントと転職サイトを掛け持ち利用する
転職エージェントと転職サイトの掛け持ち利用もおすすめです。
転職エージェントの持つサポート力と、転職サイトならではの豊富な求人数それぞれの強みを活かせるからです。
たとえば、転職エージェントでキャリアアドバイザーからのアドバイスをもらいながら、転職サイトで転職先を探すのもよいでしょう。
具体例をあげると、『JACリクルートメント』で応募書類や面接対策のサポートを受けている間、『ビズリーチ』のスカウトサービスを活用してハイクラスの求人を探してみたりです。
他にも転職先のイメージができていない場合などは、転職エージェントと相談する中で自分の方向性を定めてから、転職サイトで希望にマッチしている求人を探すのも効率良くておすすめです。
サービス名を見ただけでは転職エージェントなのか転職サイトなのかわかりづらいため、表にまとめてみました。
転職サイト | 転職エージェント | エージェント・転職サイト両方の機能あり |
---|---|---|
マイナビスカウティング | type転職エージェントハイクラス | 転機 |
リクルートダイレクトスカウト | ランスタッド | |
ビズリーチ | アカリクキャリア | |
ミドルの転職 | クライス&カンパニー | |
doda X(※) |
※doda Xは転職サイトですが、ヘッドハンターがサポートしてくれるため、転職エージェントのような利用ができます。
ハイクラス転職をするなら、「ハイクラスに特化した転職エージェント」と「総合型の大手転職エージェント」の併用をおすすめします。
両者にはそれぞれ強みがあり、併用することで双方の良いとこ取りができるからです。
迷った場合、大手企業が運営する『リクルートダイレクトスカウト』と『ビズリーチ』は、手堅い組み合わせといえるでしょう。
ハイクラス向けおすすめ転職エージェント&サイトを年代別から選択する
ハイクラスの転職を目指している方に年代別におすすめのエージェントとサイトを選出してみました。
あなたの現在の年齢にあわせて選択してみてください。
20代のハイクラス向けおすすめ転職エージェント&サイト2選
20代のハイクラス転職には、『AMBI』と『ビズリーチ』を活用するといいでしょう。
どちらも20代の若手ハイキャリアの転職実績が十分にあり、あなたの職務経歴を見た企業の人事担当者やヘッドハンターからもスカウトが届きます。
AMBIは今回おすすめの転職エージェント&サイト14選には入っていませんが、高いポテンシャルをもつ若手ターゲットの転職サイトで、20代でもスキルがあれば活躍できるハイクラスな仕事がたくさん掲載されています。
ある程度キャリアを積んだ20代後半に使えるのはビズリーチです。
審査にさえ通れば、優良企業や質の高いヘッドハンターからスカウトが届き、高年収やリーダー候補など、ハイクラス転職の実現も夢ではありません。
経験に自信のある20代の方は、ぜひ以下の公式サイトをチェックしてみてください。
若手ハイキャリアに特化した転職サイト。
【公式】https://en-ambi.com/
スキルや経験に自信のある20代後半に使える。
【公式】https://www.bizreach.jp/
30代のハイクラス向けおすすめ転職エージェント&サイト2選
30代でハイクラス転職を目指したい人は、『JACリクルートメント』『ランスタッド』を押さえておくといいでしょう。
キャリアアップや年収アップを視野に入れた転職を意識し始める30代。
上記2社は、ハイクラスの転職支援実績が十分にある優秀なコンサルタントが、転職活動を徹底サポートしてくれる転職エージェント。
30代のハイクラス転職も多数成功させており、希望に合った転職の実現が可能です。
JACリクルートメントは、幅広い業界・職種に精通したコンサルタントが在籍しており、スピーディーな対応が魅力の転職エージェント。
一方のランスタッドは国内外問わずさまざまな企業の求人を保有しており、独占求人の紹介や条件交渉を行ってくれたりと、期待以上の転職先が見つかる可能性も高いです。
両方とも外資系企業にも強いので、30代から外資系でキャリアアップしたい人にもおすすめなので、以下から公式サイトをチェックしてみてください。
30代でも満足度の高いサポートを受けられる。
【公式】https://www.jac-recruitment.jp/
30代ハイクラス転職の支援実績が豊富。
【公式】https://www.randstad.co.jp/
40代のハイクラス向けおすすめ転職エージェント&サイト2選
40代のハイクラス層は、『パソナキャリア』と『ミドルの転職』を活用するといいでしょう。
どちらも40代のハイクラス転職に強く、高年収や重要ポジションといった求人も多数取り扱っています。
40代前半の転職支援実績が多いパソナキャリアは、転職後の平均年収も800~1000万円台と満足度の高い転職が実現できるでしょう。
担当のコンサルタントが40代ならではの転職の悩みを聞いてくれたり、的確なアドバイスをしてくれたりするのも心強いはずです。
ミドル世代に特化したミドルの転職は、管理職やマネージャーといったポジションの求人が豊富で、年収1000万円超の求人(※)も見つかります。
非公開求人も充実しており、スカウト機能もあるので、転職先の選択肢も広がるでしょう。
以下、公式サイトを紹介しているので、興味がある方は参考にしてみてください。
※調査日2023年9月19日
40代の転職を得意としている転職エージェント。
【公式】https://www.pasonacareer.jp/
ミドル世代向けマネジメントポジションの求人多数。
【公式】https://mid-tenshoku.com/
50代のハイクラス向けおすすめ転職エージェント&サイト3選
50代のハイクラス転職には、『JACリクルートメント』『転機』『リクルートダイレクトスカウト』を活用してみてはいかがでしょうか。
いずれも役員や経営幹部などの経験がある50代向けの案件を保有している転職エージェント&サイトです。
質の高いエージェントのサポートやスカウトを受けられるので、転職成功の可能性も高くなります。
顧客満足度の高いJACリクルートメントは、さまざまな年代の転職実績があり、50代のハイクラス転職もしっかりサポートしてもらえます。
転機は役員や幹部経験者向けの求人案件が多く、年収も1000~2000万円台と、経験豊富な50代ハイクラス・エグゼクティブ向けのサービスです。
転職エージェントと併せて利用したいのが、スカウト型転職サイトのリクルートダイレクトスカウト。
リクルートダイレクトスカウトは、50代のハイクラス人材を探している企業やヘッドハンターからのスカウトが届くので、利用する価値は高いでしょう。
以下、公式サイトを紹介しているので、興味がある方はチェックしてみてください。
50代の転職支援実績が豊富。
【公式】https://www.jac-recruitment.jp/
重要ポジション経験者向け求人多数。
【公式】https://ten-ki.jp/
50代に強いスカウト型の転職サイト。
【公式】https://directscout.recruit.co.jp/
ハイクラス向けおすすめ転職エージェント&サイトを条件別から選択する
ハイクラス転職を目指す中で、年収やキャリアアップ以外にも様々な希望条件を考えている方もいるのではないでしょうか。
この章では、細かい条件別におすすめのハイクラス向け転職エージェントとサイトを選出してみました。
あなたの希望条件にマッチしている転職エージェントやサイトを選択してみてください。
女性ハイクラス向けおすすめ転職エージェント&サイト2選
ハイクラス転職を目指す女性は、『パソナキャリア』と『LIBZ』をチェックしてみてください。
どちらも女性の転職支援に強い転職エージェントだからですね。
パソナキャリアを運営するパソナは、働く女性が活躍できるよう支援を行っている人材サービス企業です。
女性のキャリアの選択肢が増えた今、パソナキャリアでは専門職や管理職といった女性向けハイキャリア求人にも力を入れています。
一方のLIBZは、今回のおすすめ14選には入っていませんが、ハイキャリアを目指す女性が活躍できる企業の求人や、女性管理職向け求人なども扱う転職エージェントです。
「年収1500万円/外資系コンサル会社/CHRO職/リモート勤務」といったリモートやフレックス勤務可能な案件も多くあります。
ハイクラス転職を目指すうえで、ワークライフバランスの面も重視している女性はチェックしてみてください。
働く女性の転職支援に強い。
【公式】https://www.pasonacareer.jp/
女性がより活躍できる環境の求人あり。
【公式】https://career.prismy.jp/
経営幹部向けおすすめ転職エージェント&サイト3選
「役員や経営幹部の経験者である」「経営幹部のポジションに転職したい」といった人は、『ビズリーチ』『ミドルの転職』『転機』を活用してみてください。
いずれも企業の重要なポジションの求人を豊富に保有しており、あなたの経歴にマッチしたスカウトやオファーを受けられるからですね。
ビズリーチはハイクラス転職では国内トップクラスの転職サイトで、厳正な審査をクリアしたヘッドハンターからのスカウトが届きます。
また、国内外の優良企業の人事担当者なども活用しており、質の高い案件が多く集まっています。
経験豊富なミドル世代の求人を扱うミドルの転職は、非公開の大手優良企業の経営幹部求人といったお宝案件を保有。
ポジションはもちろん、年収や企業にこだわる人は押さえておくといいでしょう。
経営幹部の経験を活かせる求人が豊富な転機は、エージェントと面談した上で企業やポジションの紹介を受けられます。
信頼できるエージェントに相談しながら新たなキャリア提案を受けたいという人は、ぜひ利用してみてください。
重要ポジションのスカウトが受けられる。
【公式】https://www.bizreach.jp/
非公開求人が豊富。希少性の高いハイクラス求人あり。
【公式】https://mid-tenshoku.com/
経営幹部経験者向けの転職支援サービス。
【公式】https://ten-ki.jp/
年収1,000万円以上を目指したい人におすすめ転職エージェント&サイト2選
年収1,000万円以上の転職を希望している人は、『ビズリーチ』と『ミドルの転職』を押さえておくといいでしょう。
ハイクラス転職に強いといっても、転職エージェント&サイトによって取り扱っている求人の年収はピンキリ。
上記2社は年収1,000万円以上の求人数が多いので、希望通りの収入で転職できる可能性大です。
ビズリーチは扱っている求人の3分の1以上が年収1,000万円以上と、質の高い求人が充実しています(※1)。
また、ヘッドハンターから好条件のスカウトを受け取れるチャンスがあるのもビズリーチの特徴です。
一方のミドルの転職も、年収1,000万円以上の求人を1万件以上保有(※2)しており、複数の中から転職先を選べます。
さらに非公開求人も豊富なので、選択肢の幅も広がるでしょう。
(※1)2021年1月現在
(※2)調査日2023年9月19日
年収1,000万円以上の好条件スカウトが届く。
【公式】https://www.bizreach.jp/
高収入を狙える非公開求人も多数あり。
【公式】https://mid-tenshoku.com/
スカウトを受け取りたい人におすすめ転職エージェント&サイト3選
スカウトを受け取りながら転職活動を進めたい人は、『リクルートダイレクトスカウト』『ビズリーチ』『doda X』の中から選ぶといいでしょう。
なぜなら、いずれもスカウト型の転職エージェントで、企業やヘッドハンターからのスカウトも多数届くと評判だからですね。
リクルートダイレクトスカウトは、人材サービス業界大手のリクルートが運営するサービスでもあるため、優秀なヘッドハンターが集まりやすく質の高いスカウトが届きやすい特徴もあります。
スカウト型サービスの知名度が高いビズリーチは、企業の人事担当者などの活用も盛んで、優良企業から直接スカウトを受け取る人も。
doda Xはヘッドハンターにランクがあるので、サポートしてもらうかの判断もしやすいのではないでしょうか。
それぞれのスカウトの特徴を理解し、使い分けるのもおすすめです。
品質の高いスカウトメールが届く。
【公式】https://directscout.recruit.co.jp/
企業からの直接スカウトに強い。
【公式】https://www.bizreach.jp/
ヘッドハンターのレベルを理解して使える。
【公式】https://ix-tenshoku.jp/
ハイクラス向けおすすめ転職エージェント&サイトを職種・業界別から選択する
ハイクラスの転職を目指す方におすすめの職種、業界に別におすすめの転職エージェントとサイトを選出してみました。
あなたの希望する職種や業界にあった転職エージェントやサイトを選択してみてください。
外資系企業へのハイクラス転職におすすめ転職エージェント&サイト2選
外資系企業へのハイクラス転職を希望している人は、『JACリクルートメント』と『ランスタッド』は押さえておきましょう。
上記2社はどちらも海外発祥の転職エージェントで、世界各国にも拠点を構えているため、グローバルなネットワークにも強みがあります。
ロンドン発祥のJACリクルートメントは、外資系企業への転職支援実績も豊富で、アジアやアメリカ、ヨーロッパ圏の求人も保有。
ランスタッドはオランダに本社があり、世界39の国に4,700以上(※)の拠点をもっています。
世界各国にある多数の企業とのネットワークがあるため、外資系企業の選択肢も充実しています。
どちらも外資系企業への転職サポート体制も万全なので、転職を検討している人は相談してみるといいでしょう。
※「ランスタッド」公式サイトより(2023年9月時点)
外資系企業に精通したコンサルタント在籍。
【公式】https://www.jac-recruitment.jp/
世界39の国とのネットワークあり(※)。
【公式】https://www.randstad.co.jp/
※「ランスタッド」公式サイトより(2023年9月時点)
ベンチャー企業へのハイクラス転職におすすめ転職エージェント&サイト2選
ベンチャー企業への転職を希望している人は、『ビズリーチ』『doda X』をチェックしてみてください。
経営管理の知識を必要としていたり、マネジメントポジションが手薄になりがちなベンチャー企業。
急成長が募集の背景にあることも多く、好待遇を提示されるケースもあるため狙い目です。
ビズリーチは、多種多様な企業の人事や案件を抱えているヘッドハンターが利用しており、ベンチャー企業からのスカウトも受けられます。
ベンチャー企業の技術専門種の求人が充実しているdoda Xは、専門性が活かせるハイクラス転職を目指している人におすすめです。
以下、公式サイトを紹介しているので、興味がある方はチェックしてみましょう。
ベンチャー企業からのスカウトが届く。
【公式】https://www.bizreach.jp/
高度な専門性を活かせるベンチャー求人あり。
【公式】https://ix-tenshoku.jp/
コンサル業界へのハイクラス転職におすすめ転職エージェント&サイト2選
コンサル業界へのハイクラス転職を希望している人は、『クライス&カンパニー』と『リクルートダイレクトスカウト』を押さえておきましょう。
専門性やネットワークが必要なコンサル業界への転職には、転職エージェントや転職サイトの活用は必須。
上記2社には、業界に精通したコンサルタントが在籍していたり、コンサル業界にパイプをもつ優秀なヘッドハンターが起用されています。
「転職決定職種」の第3位にコンサルタントがランクインしているクライス&カンパニーは、コンサル業界の転職支援に強く、マッチング精度も高いので強みや希望に合った転職先が見つかるでしょう。
コンサル業界の高年収スカウトが期待できるのはリクルートダイレクトスカウト。
公式サイトでは「経営戦略」「財務・会計」「組織・人事」など幅広いコンサルタントの求人も検索できるので、ぜひチェックしてみてください。
コンサルタント転職のマッチング度が高い。
【公式】https://www.kandc.com/
多様なコンサルタント職の求人あり。
【公式】https://directscout.recruit.co.jp/
ITエンジニアのハイクラス転職におすすめ転職エージェント&サイト2選
ITエンジニアのハイクラス転職を希望している人は、『ビズリーチ』と『レバテックエキスパート』を押さえておきましょう。
どちらもIT業界の転職に強いうえ、ITエンジニアの経験を活かせる高年収や管理職ポジションなどの案件が豊富だからですね。
IT企業の中にはビズリーチを導入している企業も多く、ビズリーチ公式サイト内で公開されている求人情報の約4割がIT・インターネット業界(※)です。
企業からのスカウトはもちろん、好条件を提示してくれるヘッドハンターからもスカウトが届くので登録をおすすめします。
レバテックエキスパートは、IT業界の転職支援に特化したレバテック株式会社のハイクラス向け転職エージェントです。
経験豊富なIT業界に詳しい担当者が転職をサポートしてくれるので、ハイクラス転職を成功させたい人は転職支援を受けてみてはいかがでしょうか。
以下、公式サイトを紹介しているので、興味がある方はチェックしてみてください。
※調査日2023年9月19日
ビズリーチを導入しているIT企業多数。
【公式】https://www.bizreach.jp/
IT業界のハイクラス転職に特化している。
【公式】https://career.levtech.jp/expert/
ハイクラス向けおすすめ転職エージェント&サイトをこだわり条件で検索する
年代・年収・職種・業界など、さまざまな角度からハイクラス向けおすすめ転職エージェント&サイトを紹介してきました。
しかし中には希望条件が複数あることから、利用するサービスを絞りきれずにお悩みの方もいるのではないでしょうか。
転職エージェントと転職サイトのどちらも複数登録や掛け持ち登録可能なので、気になったところを片っ端から登録するのも手段のひとつです。
ただ、一社一社登録の手間もかかるし、できれば登録する数を減らしたい人もいるでしょう。
そこで当サイトでは、オリジナルの「こだわり検索ツール」をご用意しました。
複数のこだわり条件を掛け合わせて検索することで、条件に合致している転職エージェント&サイトのみに絞り込めます。
不必要な項目は選択しなくても使える仕様になっていますので、すべての項目を無理に選択する必要はありません。
ハイクラス向け転職エージェント&サイトを選ぶ上で色々なこだわりを持っている方は、ぜひ有効活用してみてください。
ハイクラス向け転職エージェントを使う6つのメリットを確認する
ハイクラス転職を目指す人が、転職エージェントを利用することで得られるメリットは以下の6つです。
転職活動における「大変なこと」「手間のかかること」をサポートしてくれる転職エージェントは、率直に言って利用しない手はありません。
各メリットについて詳しく解説していくので参考にしてみてください。
【1】ハイクラス転職に合った応募書類の作成サポートをしてもらえる
転職エージェントを使うメリット1つ目は、応募書類の作成サポートをしてもらえることです。
転職の第一関門は、書類審査を通過すること。
ハイクラスの転職では、「重要ポストの応募であること」「役員が選考にかかわることが多い」などの理由から、履歴書や職務経歴書の作成はとても重要です。
しかし、応募書類の作成、とくにフォーマットの自由度が高い職務経歴書は「どう書いていいかわからない」という人も多いのではないでしょうか。
職務経歴書は、いわばあなた自身のプレゼン資料として、あなたを採用するとどのようなメリットがあるのかを企業に対してアピールする手段です。
ハイクラス転職の職務経歴書は、とくに実績やスキル、経験が重要視される傾向があります。
「人柄がいい」「責任感がある」といったことよりも、書かれていることを客観的に評価できるからです。
そのため、関わったプロジェクトや業務は、エピソードをおりこみ具体的に作成しましょう。
また、応募している職種にあったアピールをするのもポイントです。
たとえば管理職求人であれば、マネジメント経験などが伝わる内容にすると「管理職を任せても大丈夫そうだ」という印象を持ってもらえますよ。
このようなハイクラス転職にあった職務経歴書の作成方法も、転職エージェントを利用すれば一から教えてもらえます。
プロに客観的なアドバイスをもらうことで、人事の目に留まり、興味をもってもらえるレジュメの作成が可能です。
【2】ハイクラス企業に合わせた面接対策をしてもらえる
メリット2つ目は、面接対策をしてもらえることです。
転職エージェントのコンサルタントは、「企業がどんな人材を求めているか」「面接で何に着目しているか」などを把握しています。
そのため面接時には、それぞれの企業に合わせた具体的なアドバイスをしてくれます。
さらに「以前にどのような質問をされたか」といったデータもあることから、受験で過去問を解くように対策を講じることが可能です。
一例として、ハイクラス転職の面接で質問されることを挙げてみました。
- 自己紹介(自己PR)
- 今までの職務経歴(スキルや実績)
- 転職理由
- 志望動機
- 今後のキャリアプラン
- 部下やメンバーと接するときに気を付けていること
- 逆質問
実績や経験が多い場合、自己PRは長くなりがちですが、あまりに長いとかえって印象を悪くしてしまう可能性もあるので注意してください。
あらかじめ2~3分程度で終わるように簡潔にまとめておきましょう。
また、選考書類を見ただけでは判断しにくい人柄などを面接では見られています。
転職エージェントを利用すると、上記のようなことも踏まえ、応募する企業にあわせた模擬面接を受けられます。
またエージェントの模擬面接を受けることにより、「自分では気づかない癖を指摘してもらえる」「好感のもたれる話し方を指導してもらえる」といったメリットも。
心理学者のアルバート・メラビアンが提唱した『メラビアンの法則』では、人の印象を決めるのは視覚情報が55%、聴覚情報が38%、言語情報が7%としています。
- 視覚情報:身だしなみ、姿勢、表情など
- 聴覚情報:話し方、声のトーン
- 言語情報:話す内容
【3】企業とのやり取りや日程調整を代行してもらえる
ハイクラス転職を考えている人の中には、社内でも重要なポジションに就いていて、なかなか空き時間が取れない方もいるのではないでしょうか。
企業とのやり取りや面接の日程調整などを代行してもらえるのも、転職エージェントを利用する大きなメリット。
一人で転職活動を行う場合、企業との連絡や面接の日程調整などは全て自分で行わなければいけません。
仕事の合間をぬって企業と連絡を取り合うのは大変ですよね。
企業側から提案された面接日を「ちょっとこの日は休めなくて…」などとは断りにくいもの。
求人によってはすぐに募集が締め切られてしまうこともあるため、電話での日程調整がスムーズです。
しかし、在職中に電話で連絡を取り合うのは時間的にも体面的にも難しいのではないでしょうか。
とくにハイクラス転職の場合、はじめから役員が選考にかかわっている場合もあるため、急に日程が決まることも多く、より日程を調整するのが厳しい状態に。
日程がうまく合わなくて、「選考をあきらめる」なんてことが起こる可能性もゼロではありません。
転職エージェントを通せば、忙しいあなたに変わって担当者が連絡してくれたり、互いの都合の良い日程をすり合わせてくれたりします。
【4】条件交渉を代わりにしてもらえる
転職エージェントを使うメリット4つ目は、給与や待遇などの条件交渉をしてもらえることです。
ハイクラス転職を考えている方であれば、現在より収入のアップや良いポジションで働くことを念頭に置いていると思います。
しかし条件面の交渉、特に『金銭の交渉』を苦手としている人も多いのではないでしょうか。
たとえば年収の交渉をする場合、業界や企業によって「部長」の役職でも年収が違うため、企業の平均年収をあらかじめ知っておき現実的な数字で交渉する必要があります。
しかも企業側の立場からしたら、「できる限り支払う金額を抑えた状態で良い人材に来てほしい」と、交渉に挑んでいる担当者も多いと考えられます。
もし、同じような経験やスキルのある応募者がいた場合、年収アップを条件に入れている人は不利になるのはわかりますよね。
またハイクラス転職の場合、条件交渉のタイミングも重要です。
替えの効かないポジションを募集しているケースも多く、内定が出た後なら企業側も「入ってほしい」と思っているため、条件交渉がしやすくなります。
【5】一般に出回らないハイクラスの非公開求人に出会える
転職エージェントを利用するメリット5つ目は、多くの非公開求人に出会えることです。
ハイクラス・エグゼクティブ向けの求人は、次のような理由から一般的にはあまり出回りません。
- 競合他社に知られたくない新規事業にかかわるポジションである
- 管理職や専門性の高い重要なポジションである
- 企業の経営に直結するポジションである
上記のような案件は非公開求人として扱われていることが多く、登録しなければ企業名をはじめ、詳しい情報はわかりません。
ハイクラスの非公開求人には次のような案件がありますよ。
- グローバルモビリティスキームの設計/1,000万円~1,300万円
- CXOポジション/1,000万円~1,800万円
- ビジネスデベロッパー/1,000万円~1,200万円
転職エージェントへ登録することで、上記のようなサイトが保有している「非公開求人」の紹介も受けられるようになるため、転職先の選択肢は大きく広がります。
今回紹介している転職エージェント・転職サイトは非公開求人を扱っていますが、なかでも「ミドルの転職」は約12万件の非公開求人を確認できました。(調査日 2024年1月27日)
【6】企業や業界の内情を教えてもらえる
転職エージェント使うメリット6つ目は、企業や業界の内情を教えてもらえることです。
応募企業を決める際には、会社のホームページや口コミなどで情報収集をするかと思います。
ハイクラス転職を考える際にあらかじめ調べておきたいのは、主に以下3点です。
- 業績
- 社風・職場の雰囲気
- 企業が掲げている将来像・ビジョン
理由としては、「業績」や「企業が掲げている将来像」は、ホームページなどから情報収集ができます。
とくに上場企業の場合は、「財務諸表」を決算報告として公開することが義務付けられているので、個人でも業績を知ることは可能です。
ただ「社風・職場の雰囲気」は、外部の人間が個人で調べるには限界があります。
エン・ジャパンが『ミドルの転職』のコンサルタントに行った「転職後のギャップを避ける方法」のアンケートでは、次のような結果となりました。
- 人間関係(上司・部下・同僚など)が合わなかった…50%
- 社風が合わなかった…46%
ギャップを感じる上位2つは直接仕事にかかわることではないのが興味深いですよね。
このようなギャップを解消するためには、社内をよく知る人物にヒアリングするのがカギ。
転職エージェントでは、企業に直接出向いたりヒアリングしたりしているため、実際に働いてみないとわからない内情も教えてもらえます。
また、ハイクラス向け転職エージェントには、業界や職種専門のコンサルタントが在籍しており、最新の業界動向にも詳しいです。
ハイクラス向け転職エージェントを使う3つのデメリットを確認する
続いて、ハイクラス転職をする人が転職エージェントを利用するデメリットの解説をしていきます。
上記3つのデメリットとあわせて対処法も紹介していますので参考にしてください。
1.担当者とのやり取りが煩わしいと感じることもある
ハイクラス転職の場合、それなりの役職についていて、現職を続けながら転職活動を行っている人も多いと考えられます。
担当者とのやり取りに手間を感じたり、煩わしいと思ってしまう人もいるかもしれません。
具体的なやり取りの例を挙げると、まず登録後は希望条件の確認やキャリアの棚卸しなどを行うために面談を行います。
また、書類選考時や面接前後には、メールや電話で進捗確認もあります。
大事な会議中や取引企業と商談中と、タイミングが悪いときに連絡が来る可能性もあるので注意してください。
忙しいのは十分に理解していますが、担当者への連絡を無視することが続くと、「あなたの転職の意思が低い」と思われ、求人紹介が減りかねません。
担当者とのやり取りが面倒な方は、リクルートダイレクトスカウトやビズリーチのようなスカウト型の転職サイトを選びましょう。
スカウト型の場合、登録後は企業やヘッドハンターからのスカウトを待つ「受け身の転職活動」ができるため、エージェントとのこまめなやり取りが面倒な方におすすめです。
2.希望していない求人を勧められることがある
転職エージェントのもう一つのデメリットは、希望していない求人を勧められる可能性があることです。
転職エージェントは、紹介した求人者が採用された際に「年収の◯%」というカタチで企業から報酬を受け取っています。
なかには求人者の希望条件よりも「自身のノルマ」を優先することで、コンサルタントにとって都合のよい求人を紹介するケースも見受けられます。
たとえば「年収900万円以上で役職のある仕事」と希望していても、「年収700万円、役職のサポート」といった希望とかけ離れた求人紹介を受けたりです。
コンサルタントに勧められるまま紹介された求人を受けてしまい、なんとなく流されるままに入社した職場だったからと、あとから後悔しても手遅れです。
転職がはじめての人や断るのが苦手な人、転職活動に行き詰っている人などは、特に流されないよう注意してください。
希望していない求人の紹介を受けたときは、「譲れない条件」「妥協してもいい条件」を考え、優先順位をつけてみましょう。
希望条件の優先順位をつける際は、「仕事内容」「収入」「職場環境」「福利厚生」「ワークライフバランス」「昇進や異動」を軸にすると、考えがまとまりやすいです。
それでも求人を無理に勧めてくるなど、エージェントに不信感を覚えた場合は、迷わず他社に乗り替えましょう。
ただし、着信拒否をしてフェイドアウトしようとすると、エージェント側は連絡が取れるまで何度も電話をかけてきたりします。
スッキリした気持ちで他社を利用できるよう、面倒でも「転職活動を終了する」という旨をメールで連絡してみてください。
大手転職エージェントでは、「退会フォーム」を設置しているところもあるので利用していきましょう。
3.スキルや経験不足から求人紹介を受けられないケースもある
管理職や高給与ポジションを提示しているハイクラス向け求人は、求人者に求めるスキルや経験も当然高くなります。
そのため、あなたがスキル不足・経験不足だと「紹介できる求人がない」というケースもあると覚えておいてください。
転職の際に年収アップを目指している人も多いと思いますが、多くの場合、現時点での年収を参考に金額が決められます。
つまりハイクラス転職の目安とされる「年収800万円以上」を希望していても、現職の年収が800万円よりも大きく下回っている場合、「紹介できる求人がない」と言われてしまう可能性も。
具体的には、年収600万円未満の人が転職で年収800万円を目指すのは、かなり難しいといえます。
自分の経験やスキルがハイクラス転職においてどれくらいの価値があるか知りたい人は、リクルートダイレクトスカウトやビズリーチの「スカウト機能」を活用してみるのもおすすめです。
どんなスカウトが届くかで、自分の市場価値が客観的にわかりますよ。
ハイクラス転職では次のようなスキルがあると転職活動がスムーズに進められやすいので覚えておいてください。
- マネジメント能力
- 論理的な考え方
- 変化に対する柔軟性
- 高い交渉力
- ある分野においての高い専門スキル
自分にスキルが足りないと感じたときは、いまいちど転職を検討するか、ハイクラス向けではない一般向けの転職エージェントを利用することも視野に入れましょう。
高給与・高ポジションといったハイクラス求人はそもそも母数が少ないため、登録したタイミングで「たまたまマッチする案件が出ていなかった」というケースもあります。
ただし、代替案も提示されず、求人紹介が全く受けられない場合は、自身が思っている能力と市場価値にズレがあるのかもしれません。
市場価値を知るために「ヘッドハンティング型」の転職サイトを利用し、スカウトがくるかどうか試してみるのもおすすめです。
ハイクラス転職の注意点|会社にバレないために気をつけること
ハイクラス転職を進めるにあたって考えられるリスクとしては、現在勤務する会社に転職活動がバレてしまうことです。
周りにバレてしまうことで、転職活動の計画が予定通り進めにくくなります。
とくにハイクラス人材の場合、現職の企業や上司から強い慰留を受けることも考えられるため慎重な行動が求められます。
ハイクラス転職が会社にバレないようにするための注意点として、次のような行動や言動には気をつけてください。
- 転職の相談を社内の人間にする
- SNSの投稿やフォロー内容
- 会社支給のパソコンやスマホで転職活動
- 普段着用しないスーツやジャケットを着て出社
- 「有給休暇の取得」「遅刻」「早退」の急増
- 仕事中の電話内容やスマホ画面の表示
また、ハイクラス向け転職サイトの多くが提供しているスカウトサービスは、ハイクラス転職を効率よく進めやすいサービスのひとつで、活用する人も多いのではないでしょうか。
スカウトサービスの利用から周りにバレないようにも注意してください。
以下の条件に該当する場合、転職活動を行っていることが会社にバレる可能性が高いため要注意です。
- 現在勤務している会社がハイクラス人材を探している
- 個人が特定可能な経歴を公開する
社内人事に関する情報が手に入ればいいものの、ハイクラス人材の採用動向はキャッチしにくいものです。
自分でできることとして、現在勤務している会社にはプロフィールが閲覧できないように、スカウトサービスのブロック機能の利用をおすすめします。
ほとんどのスカウトサービスにはブロック機能があるので、ぜひ活用してください。
基本的に「氏名」「生年月日」「現住所」「電話番号」といった、個人が特定される情報は非公開となっています。
ただ、スカウトサービスを提供している転職サイトによって、情報の公開範囲が異なるため、サービス内容を理解した上で利用するようにしましょう。
ハイクラス転職に有利な資格&スキルを調査!
ハイクラス転職を目指す中で、転職活動を有利に進めるために必要な資格やスキルを知りたい人もいるのではないでしょうか。
結論から言うと、ハイクラス転職は資格よりもスキルが重視される傾向にあります。
企業がハイクラス人材に求めるのは、豊富な経験や実績だからです。
すでに記事内でも紹介しているとおり、主に以下のようなスキルや経験などが求められます。
ハイクラス転職は、上記のようなスキル保有者を中心に競争が繰り広げられています。
もし他の応募者より有利に転職を進めたいのなら、上記スキルが証明できる資格を取得しておくと、向上心や学習意欲などがプラス評価されるでしょう。
たとえば、コンサルティン業界でハイクラス転職を目指す場合、高い専門性のスキルを証明できる「MBA」や「中小企業診断士」を持っていると、有利に転職活動を進められる可能性があります。
また、マネジメントスキルに関する資格なら、プロジェクトマネジメントの国際資格である「PMP®(プロジェクトマネジメントプロフェッショナル)」などにトライしてみてはいかがでしょうか。
資格があればハイクラス転職ができるのではなく、あくまでもスキルの証明であることを理解しておきましょう。
希望する業界・職種によっては、以下のような「業務独占資格」や「必置資格」が必須となっている求人もあります。
- 業務独占資格:資格保持者だけが独占して当該業務を行える資格。
- 必置資格:設置義務資格とも呼ばれており、特定の事業を行う企業や事業所に、資格保持者を置かなければいけないと法律で設置が義務付けられている資格。
業務独占資格 | 弁護士、公認会計士、司法書士、税理士、社会保険労務士など |
必置資格 | 宅地建物取引士、衛生管理者、管理業務主任者、通関士など |
資格がなければ採用はもちろん、応募もできないため注意が必要です。
転職を目指す業界・職種に必須の資格がないか、転職エージェントを使って情報収集するのもいいでしょう。
ハイクラス転職の定義とは?年収や条件を調査!
ハイクラス転職とは、そもそもどのような転職なのでしょうか。
自分もハイクラス転職を目指せるのか、定義を知りたい人もいるでしょう。
結論から言うと、ハイクラス転職に明確な定義はありません。
転職エージェントや転職サイト、業界、職種などによって定義も異なるからです。
どのような違いがあるのか、今回紹介している14選の各転職エージェント&サイトが公式サイト上に掲載している、年収についての内容を以下にピックアップしてみました。
リクルートダイレクトスカウト | 転職決定年収平均925万円以上 |
ビズリーチ | 年収1000万円以上の求人が1/3以上 |
ミドルの転職 | 年収1000万円以上の求人5000件 |
クライス&カンパニー | 年収800万円以上のハイクラス求人の71%が非公開 |
※2024年1月時点
各転職エージェント&サイトによって、特徴や強みである年収にも違いがあるとわかります。
ただ違いはあるものの、年収800万円~1000万円以上を目指すのが、ハイクラス転職と理解しておいていいのではないでしょうか。
さらに、上記年収の求人は「管理職」「専門職」といった職種が中心で、相応のスキルや知識などが求められます。
たとえば、以下に該当する人や職種です。
- 経営に携わったことがある人
- 責任者としての経験がある人
- マネジメントスキル(運営能力)のある人
- 戦略的なビジョンを持って組織をリードしてきた経験のある人
- 最先端分野の技術を身につけている人
- 高度な専門知識が必要な職種
また年代としては、経験を重ね、知識や専門性の身についている30代~40代のミドル層が、ハイクラス転職の一般的なメインターゲットと言われています。
しかし、年齢よりも実力が評価されることもあるため、20代や50代でも、現在の年収が800万円に満たなくてもハイクラス転職は可能です。
ハイクラス転職が可能なのかわからない人は、記事内で紹介しているスカウトサービスを利用して、自身の市場価値をチェックしてみてはいかがでしょうか。
または、ハイクラス向け転職エージェントに相談してみるのもいいでしょう。
次の章では転職エージェント&転職サイト、両方の利用の流れについて紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
ハイクラス転職と一般的な転職との違い&心得ておく2つのポイント
ハイクラス転職を目指す方は、これまで転職を経験している方も多いのではないでしょうか。
ハイクラス転職と一般的な転職とでは、これまで紹介してきた「求められるスキルや経験値の高さ」「提示される年収や待遇」など以外にも、以下ような違いがあることを理解しておく必要があります。
- 選考プロセスが複雑で転職活動も長期化しやすい
- ハイクラス向け転職エージェントは長期的なサポートを前提にしている
それぞれの違いについて解説するので、心得ておくと一般的な転職とのギャップも感じにくくなるでしょう。
1.選考プロセスが複雑で転職活動も長期化しやすい
ハイクラス転職は選考プロセスが複雑で、転職活動も長期化してしまうことが多いです。
一般的な転職と比べて面接回数が増える傾向にあるからです。
ハイクラス人材は企業の経営に近いポジションで働くことになるため、採用も慎重に行われます。
たとえば、人事担当者だけでなく、役員や代表取締役といった経営陣などとも面接がセッティングされます。
一般的な転職では2~3回だった面接も、ハイクラス転職となれば回数が増えることはよくあること。
dodaの中途採用の実態調査によると、ハイクラス求人の多い「金融系職種」や「専門系職種」は、他職種に比べて4回以上の面接が実施されているケースも多くなっています。
戦略コンサルファームでは4~6回面接が実施されることもあります。
面接では単に受け答えをするだけでなく、問題解決能力や戦略的思考を問うために、プレゼンやディスカッションが行われることも。
2.ハイクラス向け転職エージェントは長期的なサポートを前提にしている
一般的な転職エージェントでは、登録から時間が経つとキャリアアドバイザーからの連絡が減るという声を聞くこともあります。
一方で、ハイクラス転職はキャリアの性質上、転職希望者が転職先企業やポジションなどを吟味し、条件に合う求人が出るまで待つことも珍しくありません。
キャリアを長期的な視点で考え、転職のタイミングを計ることが重要になるため、サポートが長期化する傾向にあるからです。
さらに、良いハイクラス人材が見つかれば採用を検討するという姿勢の企業も多く、募集から採用まで数ヶ月、場合によっては1年以上の採用スケジュールを組んでいることもあります。
そのため、ハイクラス向け転職エージェントも長期間にわたって丁寧なサポートを提供する必要があるわけですね。
また、ハイクラス向け転職エージェントでは、転職後も定期的に連絡を取り、次のキャリアステップを見据えたサポートが受けられるケースも少なくありません。
たとえば、数年後の再転職を見据え、同じエージェントを利用する方も多いです。
単なるハイクラス求人の紹介だけでなく、キャリアの伴走者になってくれるような、キャリアアドバイザーに出会える可能性があるのもハイクラス向け転職エージェントの特徴です。
転職エージェント&転職サイトを利用する際の流れを徹底解説!
実際に転職エージェントと転職サイトそれぞれごとに利用する際の流れを解説していきます。
初めて利用する方は目を通しておきましょう。
まずは、転職エージェントを利用する際の流れから解説していきます。
転職エージェントを使おうと考えている方は参考にしてみてください。
【転職エージェントに登録/コンサルタントと面談】
公式サイトから登録します。コンサルタントがあなたの現状やスキルを正確に把握できるように、できる限り詳細に入力するようにしてください。
ハイクラス転職を目指すなら、自信のある経験やスキルをアピールしましょう。
登録後2~3日程度でコンサルタントから連絡があるので、面談の日時を決めてください。
【求人紹介/求人に応募/企業との面接】
あなたの経験・スキル・希望条件に合った求人があれば、紹介を受けられます。
ただしハイクラス求人の場合、企業が求職者に求める条件も厳しいことから、求人者の経験や希望に見合う案件がなく、紹介を受けられないケースもあります。
紹介された求人の中に希望の案件があったら転職エージェントを通じて応募しましょう。
履歴書や職務経歴書の添削を行っている転職エージェントも多いので、応募書類の作成に不安がある方は積極的に利用するのがおすすめです。
書類選考後は企業との面接となります。
面接の日程調整は転職エージェントが行ってくれます。
ハイクラス転職の面接でよく質問されることは、前の章で紹介したのでぜひ参考にしてください。
また、模擬面接などのサポートも受けられるので、ハイクラス転職が叶うようにアドバイスをもらって面接に備えましょう。
【内定&入社日の調整】
内定が出たら、転職エージェントを介して入社日の調整を行います。
人によっては退職を慰留されたり、退職時期を引き伸ばされたりするケースもありますが、それらの事情も踏まえコンサルタントが入社日を調整してくれるのはありがたいですね。
ハイクラス転職を目指している方であれば、役職についている方も多いと思います。
部下や後輩、同僚に迷惑をかけないように、引き継ぎはしっかり行うようにしましょう。
転職エージェントは、内定後も入社に向けたサポートしてくれます。退職や入社に関して不安のある方はアドバイスをもらうようにしてください。
続けて、転職サイトを利用する際の流れについて解説していくので、転職サイトを使おうと思っている方は流れをチェックしておきましょう。
転職サイトでは求人検索から内定獲得まで、基本的に自分で行わなければいけません。
【登録/履歴書&職務経歴書作成/求人検索】
まずは気になる転職サイトへ登録してみましょう。
登録する際には、自分のプロフィールやスキル、自己PRなどを記載することが多いので、「自分の強み」がしっかりと伝わるよう意識しましょう。
また、ビズリーチやリクルートダイレクトスカウトのように、履歴書や職務経歴書を作成すると、スカウトが届くようになる転職サイトもあります。
あらかじめ履歴書・職務経歴書も用意しておくと登録がスムーズにすすみますよ。
ビスリーチでは、スカウトを受け取るための「職務経歴書の書き方」が掲載されているので参考にしてください。
登録後は社名が非公開となっていた求人も見られるようになります。
ハイクラス転職を目指すなら「年収1,000万円以上」「管理職」など、希望条件を入れて求人検索をしてみましょう。
【求人に応募/面接】
希望の求人を見つけたり、興味のある企業のスカウトが届いたら転職サイトを通じて応募してみましょう。
応募するのと同時に、転職サイトに記載したプロフィールや自己PRが企業側に送られて、書類選考が行われることになります。
そのため、応募する直前に、企業の特徴に合わせて自己PRの内容を修正しておくことが必要です。
また、企業や転職サイトによっては、応募時にエントリーシートも提出する場合がありますので、応募する企業の情報もリサーチしておくことをおすすめします。
書類選考を通過したら、次は面接です。
企業によって、面接試験の回数や面接官の役職も様々ですが、新卒の面接試験と違い、ハイクラス転職なだけに即戦力として期待される場合も多いです。
自分の強みを活かして、どのように貢献できるのか、うまく伝えられるように準備しておきましょう。
なお、現在ではオンラインでの面接が増えていますので、そのような場合でも対応できる環境を整えておくことも必要です。
【内定&入職】
面接後、無事に内定をもらえたら、現職の退職手続きをしていきましょう。
業務の引き継ぎや後任の確保など、自分が退職することで少なからず影響を与えることになるので、早めに進めることをおすすめします。
また、転職サイトによっては退職の進め方についても掲載されていますし、転職エージェントに退職のアドバイスをもらうこともできます。
転職サイトから得られる情報をうまく活用し、転職先へ迷惑をかけることのないよう、早めに行動に移しましょう。
転職エージェントと転職サイトそれぞれを利用する際の一連の流れを紹介してきました。
上記で紹介したのは基本的な流れとなりますが、各転職エージェントのアドバイスごとに細かい点で違いは出てきたりします。
たとえば、必要書類の書き方ひとつとっても各社で差が出てくるのではないでしょうか。
登録から就業へ向けて進めていく中で疑問、質問等が出てきた場合、転職エージェントであれば担当のキャリアアドバイザーへ相談、転職サイトの場合は公式サイトのヘルプページを参考にしていきましょう。
もしヘルプページをチェックしてみても疑問解消しない場合は、お問い合わせフォームから質問してみてください。
ちなみにヘルプページを探すのが面倒な場合、Google検索でそのまま悩みを打ち込むと、質問に答えてくれているページがでてきたり、もしくは解決策を提案してくれているブログが表示されたりしておすすめです。
ハイクラス向け転職エージェント・転職サイトに関するQ&Aで疑問解消しよう
ハイクラス向け転職エージェント・転職サイトに関するQ&Aを紹介します。
わからない点がある場合、実際に転職エージェントや転職サイトを利用する前に疑問解消しておきましょう。
あなたが登録時に作成したレジュメは、転職サイトや転職エージェントに登録している企業やヘッドハンターに匿名で公開されます。
そして、あなたの経歴やスキルに興味をもった企業やヘッドハンターが、「応募してみませんか?」といったメッセージを直接送ってくることを「スカウト」と言います。
スカウトは、あなたの能力を評価している企業が送るため、一般的な応募よりも採用確率が高く、有利な待遇も期待できます。
20代前半では、まだ経験が浅いため挑戦できる求人は多いとは言えません。
採用に年齢が影響しない外資系企業のほうが、ハイクラス転職のできる可能性は高いので、「仕事する意欲」「向上心」が伝わるように転職活動するようにしましょう。
ある程度経験を積んでいる20代後半になると、一般的なハイクラス転職と同じようにスキルや経験が採用に影響します。
ハイクラス転職を目指している20代後半の人は、マネジメント経験やリーダーなどの経験を積み、転職したい職種の専門スキルを磨くように心がけましょう。
ただし、役職の経験がないならハイクラス転職の中でも「経営にかかわる仕事」よりも「高い専門性が必要な仕事」のほうが転職しやすいでしょう。
ハイクラス転職といっても企業によって募集している人材が異なります。
例えば、
- ベンチャー企業:経験のある人材が不足しているため「幹部クラス」
- 中小企業:外部から獲得したいため「後継者候補」
- 大手企業:新規プロジェクトのため「専門分野の経験者」
- 外資系企業:実力主義のため「高い専門スキルを持っている人」
といった感じです。
ハイクラス転職を目指す際は、企業が求めている人材をよく見極めるようにしましょう。
ハイクラス求人を非公開にするのには、下記のような理由があります。
- 不特定多数ではなく、優秀な人材にのみ応募してほしい
- 一般公募をすると応募者は多くなり対応が大変になる
- 他社に知られたくない幹部候補の求人だから
- 極秘プロジェクトのための求人だから
一方、一般向け転職サイトの「非公開求人」は、登録するだけで閲覧できるケースもあります。
ハイクラス転職では、高い専門性のある「専門職」やマネジメント経験のある「管理職」の求人が多いです。
そのため、専門職としてキャリアを重ね、管理職の経験もある人がハイクラス転職ではニーズが高いといえます。
40代以上になると、上記の条件を兼ねそろえた人も増えますが、一般的には30代のほうが新しい環境への適応能力は高いです。
経験とスキル、適応能力といったバランスのとれた30代の方は市場価値が高いでしょう。
登録はもちろん、求人紹介やセミナーへの出席、応募書類の添削、模擬面接など全てのサービスを無料で受けられるところが大半です。
ただし、ビズリーチのように有料プランがあるサイトもあります。
株式会社ビジネスキャリア・コンサルティング代表取締役の小松 茂樹氏から転職へ向けてのアドバイス
総括として当記事の監修者、株式会社ビジネスキャリア・コンサルティング代表取締役、小松 茂樹氏からハイクラス転職成功へ向けてのコメントをいただいたので紹介します。
転職は縁とタイミングです。良い転職を実現するためには、長期戦で臨まれることが望ましいです。
必ずしもすぐに転職に踏み切らなくても、いつか動き出せるようにスタンバイ状態にしておくことが良いでしょう。
まずは、自分にとっての判断軸を明確にしましょう。ご自身の理想的なライフプランから、職務内容や条件面などについて「譲れないもの」「譲れるもの」をそれぞれ分けて考えることで、実際に求人情報を集めてからの取捨選択がしやすくなります。
その上で、複数のルートから求人情報を入手できるよう、複数の転職エージェントや転職サイトに登録しましょう。
どのサービスにもそれぞれの特徴や強みがあります。複数を組み合わせることで、幅広くチャンスを集めることができます。
多くの転職エージェントでは、効果的な書類の書き方や面接対策などを指導してくれるサービスもあり、転職活動を進める上での強力なサポートを得ることもできます。
仕事を続けながらの転職活動は大変かもしれませんが、だからこそ人の力を借りて、効果的、効率的に進めることが有効です。
本サイトの情報を参考に、自分に合ったサービスを複数選んで、まずは実際に登録するところから一歩を進めてください。
ここまでお読みいただきありがとうございます。
「強力なコネクションがある」「ヘッドハンティングされている」といった場合を除いて、ハイクラス転職を目指すなら、転職エージェントの活用はおすすめです。
ぜひ、ご紹介した転職エージェントやサイトをフル活用して、転職を成功させましょう。
最後に、記事内で紹介してきた各転職エージェントと転職サイトの「特徴」「公開求人数」を一覧にまとめました。
気になる転職エージェントまたは転職サイトがあればタップしてみてください。
転職エージェント&サイト | 特徴 | 公開求人数(件) |
---|---|---|
type転職エージェントハイクラス | ハイクラス・エグゼクティブに特化 | 167 |
ランスタッド | グローバル・外資系企業のハイクラス求人が豊富 | 4,809 |
マイナビスカウティング | さまざまな方法で自分に合った企業・求人と出会える | 66,825 |
リクルートダイレクトスカウト | 自分の市場価値を知りたい人におすすめ | 133,535 |
MyVision(マイビジョン) | コンサル特化の転職支援サービス | 103,479 |
ビズリーチ | 扱っている3分の1以上が年収1,000万円以上(※2021年1月現在) | 103,479 |
アカリクキャリア | 研究職への転職を目指している院卒者におすすめ | 3,392 |
タイグロンパートナーズ | 市場にない求人も多数保有 | 2,188 |
ミドルの転職 | エン・ジャパンが提供する30~40代のハイクラス向けエージェント | 57,434 |
クライス&カンパニー | 中長期の転職サポートを実施 | 4,920 |
doda X | ヘッドハンターのランクを可視化 | 37,730 |
転機 | 経営者と直接面談ができる | 124 |
JACリクルートメント | 業界・職種別コンサルタントがサポート | 958 |
パソナキャリア | ハイクラス専門の転職エージェント | 14,117 |
- 公式サイトの求人検索で「年収800万円以上」の求人数を調査(JACリクルートメントは「現在の年収800万円以上」で検索)
- 年収選択ができないビズリーチとアカリクキャリア、タイグロンパートナーズは全求人数を調査
- ランスタッドは「ハイクラス向け転職カテゴリ」の求人数を調査
- 調査日:2023年11月11日