- 介護士転職サイトってどこがおすすめなんだろう?
- 似たような転職サイトばかりで違いがわからない
…と思っていませんか?
当記事では、「実際に利用した介護士さんの口コミ」「扱う求人の数」「サポート内容」などを元に、介護士さんにおすすめの転職サイトをランキングで紹介します。
また「転職サイト利用でできること」や「上手く使うためにやっておきたいこと」についても解説しています。
介護士におすすめの転職サイトランキング12選|経験者の口コミも公開
介護士さんに人気のおすすめ転職サイト12社をランキング形式で紹介しています。
なおランキングは、以下をもとに編集部が独自に順位付けしています。
各転職サイトの特徴や、利用経験者となる介護士さんの口コミコメントも紹介していますので、気になるサイトがあったら、利用を検討してみてください。
1.『介護ワーカー』は早く転職したい人におすすめ
- 非公開求人を多数保有
- 登録すると非公開求人メールが優先的に届く
- 介護業界に精通したアドバイザーがサポート
介護ワーカーは、常時数万件の求人を扱っている介護職に特化した求人サイトです。
早く転職したい人には、介護ワーカーがおすすめです。
一般の求人サイトではヒットしない非公開求人を多数扱っており、希望に合う求人と出会えるチャンスがあるからですね。
非公開求人は好条件や人気の求人であることが多いため、一般の求人サイトに掲載してしまうと応募が殺到してしまうこともあります。
そんな非公開求人を新着求人メールサービスに登録しておけば、優先的にメールで届けてくれますよ。
さらに介護ワーカーでは、需要の高い常勤希望者や有資格者向けの求人も多数保有しており、好条件でのスピード転職も叶いやすいでしょう。
また転職サポートを利用すれば、介護業界に精通したアドバイザーが希望にあった求人を紹介してくれるのも大きなメリットの一つ。
求人紹介だけでなく、面接の日程調整や面接のアドバイス、雇用条件の交渉もしてもらえるため、一人よりも効率的かつスピーディーに転職活動が進められます。
これらの転職サポートはすべて無料で利用できるので、短期間で転職したい人は、ぜひ介護ワーカーを活用してください。
- 一緒に取り組んでもらえたことによって転職時の不安などを軽減し、楽しみながら転職先を見つけることができたので良かった(25歳 女性)
- 経験値の高さと、地域を問わずに対応してくれる寛大さが気に入った(33歳 男性)
- アフターフォローがしっかりとしている(30歳 男性)
働き方 | 正社員 |
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求人施設 | 特養、介護老人保健施設、グループホーム、有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅、訪問介護、デイサービス、病院、障がい者施設、居宅支援事業所など |
求人エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社トライトキャリア |
公式サイト | https://kaigoworker.jp/ |
2.『ウィルオブ介護』はフルタイムから時短扶養内まで幅広い求人を保有
- フルタイムからパート扶養内まで多様な求人
- 「未経験歓迎」の求人も豊富
- 施設に合わせた面接対策が受けられる
ライフスタイルに合った働き方をしたい方にはウィルオブ介護がおすすめです。
ウィルオブ介護では、フルタイムから夜勤専従・パート扶養内勤務まで、さまざまな雇用形態や就業時間の介護求人を扱っています。
そのため、
- 正社員としてフルタイムで働きたい
- 子どもの帰宅時間に合わせて帰りたい
- 事情があって夜しか働けない
といった希望に応じて幅広い選択肢から仕事を探してもらえます。
経験や資格を問わない求人もたくさんあるので、初めて介護職に挑戦する人にもおすすめですよ。
- 積極的に仕事を紹介してくれる。履歴書、職務経歴書の添削や面接までウィルオブ介護の方が調整してくれるので非常に助かりました(45歳 女性)
- 親切な対応のスタッフがこちらの希望や条件をしっかりと聞き把握したうえで合った求人を紹介してくれましたし、介護業界で働くにあたって役立つ現場の知恵を教えてくれ助かりました(41歳 男性)
働き方 | 正社員(常勤、日勤、夜勤専従)、パート(フルタイム、日勤、時短・扶養内、夜勤専従)、契約(常勤、日勤、夜勤専従)、派遣社員 |
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求人施設 | 特養、有料老人ホーム、グループホーム、居宅介護支援、小規模多機能型居宅介護、サービス付き高齢者向け住宅、病院、デイサービス、ショートステイ、介護老人保健施設、訪問介護、障がい者施設、訪問リハ、クリニックなど |
求人エリア | 東京 神奈川 千葉 埼玉 大阪 兵庫 愛知 |
運営会社 | 株式会社ウィルオブ・ワーク |
公式サイト | https://kaigo-work.jp/ |
3.『ミラクス介護』は色々な求人を見てから職場を決めたい人におすすめ
- 業界屈指の求人数
- 非公開求人も多数
- さまざま雇用形態に対応
ミラクス介護は、介護職・ケアマネ・相談員の転職を専門に扱っている転職支援サービスです。
色々な求人を見てから職場を決めたい人は、ミラクス介護がおすすめ。
業界屈指の求人数を保有しているからです。
ミラクス介護が扱っている総求人数は120,000件以上(※1)あり、他社と比べても圧倒的。
求人が豊富なので、あなたの希望条件にピッタリの求人が見つかる可能性も高いですよ。
また扱っている求人の7割以上が非公開求人(※2)のため、求人検索で「これ」といった求人が見つからなかったときでも諦める必要はありません。
介護の専門知識を持った人材コンサルタントが、希望に沿った求人を紹介してくれるのはもちろんのこと、履歴書の書き方から面接のアドバイスまで手厚くサポートしてくれます。
全国の求人を扱っており、正社員だけでなくパートや派遣など、さまざまな雇用形態の仕事があるのも求人数が多いからこそ。
2020年1月に実施された日本トレンドサーチの調査では、「介護職がおすすめする求人サイトNo.1」にも選ばれているので、どこのサイトを利用しようか悩んでいる人は、登録して損はありませんよ。
※1~2 2023年9月時点
働き方 | 正社員、契約社員、パート、派遣 |
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求人施設 | 特別養護老人ホーム、有料老人ホーム、介護老人保健施設、グループホーム、サービス付き高齢者向け住宅、デイサービス、通所リハ・デイケア、訪問介護、訪問入浴、訪問リハビリ、訪問看護、居宅支援事業所、ショートステイ、小規模多機能型居宅介護、ケアハウス、医療施設・病院、地域包括支援センター、障がい者施設、その他 |
求人エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社ミラクス |
公式サイト | https://kaigo.miraxs.co.jp/ |
4.『かいごGarden』は地元で転職先を探している人におすすめ
- 地域に密着した仕事情報を多数保有
- 介護資格を持ったキャリア・コーディネーターが在籍
- 就業後も継続してサポート
かいごGardenは、介護・医療業界の人材サービスで20年以上の実績(※)をもつ、ツクイスタッフが運営している就業支援サービスです。
地元で転職先を探している人は、かいごGardenがおすすめ。
全国に25支店(※)あり、地元の知識をもった担当者が仕事を紹介してくれるからです。
全国展開しているかいごGardenは、地域に密着した仕事情報を多数保有。
求人票を見ただけではわからない職場の雰囲気や魅力を伝えてくれます。
さらに、介護資格をもった現場経験豊富なキャリア・コーディネーターが多数在籍しており、地域のお仕事情報だけでなく介護の仕事についてもいろいろと教えてくれます。
自分では求人先に言い出しにくい条件交渉なども、キャリア・コーディネーターが代行してくれるのはありがたいですよね。
さらにさらに、転職したあともサポートは継続。
仕事上のトラブルや悩みなどが起きた場合は、担当のキャリア・コーディネーターに相談できるなどアフターフォローも充実しています。
厚生労働省が定める「職業紹介優良事業者」の認定も取得しているので、介護の仕事を探している人は、ぜひ登録を検討してくださいね。
※「かいごGarden」公式サイトより(2023年11月時点)
働き方 | 正社員・契約社員、パート・アルバイト、派遣社員・紹介予定派遣 |
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求人施設 | 特別養護老人ホーム、介護老人保健施設、有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅、グループホーム、ケアハウス・軽費老人ホーム、小規模多機能型居宅介護、デイサービス、デイケア、病院・医療機関、介護医療院・介護療養型医療施設、療養型病院、ホスピス・緩和ケア病棟、障がい者・障がい児施設、居宅介護支援事業所、ショートステイ、訪問介護、訪問入浴、訪問看護、訪問リハビリ、保育施設、その他介護施設・サービス |
求人エリア | 全国 ※一部非対応あり |
運営会社 | 株式会社ツクイスタッフ |
公式サイト | https://www.tsukui-staff.net/ |
5.『カイゴジョブ』は希望条件に合った職場を見つけたい人におすすめ
- こだわりの条件を設定して検索できる
- スカウトメールや電話サポート利用可能
- 累計会員数No.1(※)
カイゴジョブは、介護職の求人を専門に扱っている人材紹介サービスサイト。
自分の希望する条件にあった仕事を探したい人におすすめです。
仕事検索では、「土日祝定休」「扶養内勤務相談OK」など、いろいろな条件を設定して仕事を探せるからです。
気になる求人を見つけたときは、「キープ」をしておけば人事担当からスカウトが届く可能性もありますよ。
また、自分で求人を探す時間のない人やうまく仕事を探せない人には、求人情報を電話で探してもらえる「電話サポート」が利用できるのもおすすめポイントの一つです。
サイト内には、「転職活動のコツ」や「履歴書の書き方」「面接対策」といった転職サポートコラムも充実しているので、わからないことがあったときは確認できるのも便利ですよね。
累計会員数は140万人を数え、介護業界求人・人材紹介サービス会社を対象にした調査では累計会員数No.1(※)を獲得しています。
多くの人に利用されているので、どの転職サービスを利用しようか迷ったときには登録を検討してみてくださいね。
※介護業界求人・人材紹介サービス会員数(2022年2月時点)
- 希望の働き方や時間帯、向いている仕事環境など、適性をかなり細かく把握してもらい、かつ丁寧なサポートをしてもらった(43歳 男性)
- ハローワーク非掲載の求人が多い。スマホで気軽に情報収集から始められるので良かった(51歳 男性)
- とても求人の量が多かった。口コミなど現場の声も聞けて便利(47歳 女性)
働き方 | 正社員、契約社員、パート、アルバイト、派遣社員 |
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求人施設 | 訪問介護、デイサービス、グループホーム、老健、サービス付き高齢者向け住宅、有料老人ホーム、特養、病院など |
求人エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社エス・エム・エス |
公式サイト | https://www.kaigojob.com |
6.『レバウェル介護求人』は信頼のおけるアドバイザーと仕事を探したい人におすすめ
- アドバイザー対応満足度No.1(※)
- ネガティブな情報も教えてもらえる
- 利用途中でもアドバイザーの変更可能
レバウェル介護求人は、しっかりとサポートしてくれるアドバイザーのもとで、仕事を探したい人におすすめの転職サポートサービスです。
アドバイザーの対応の良さには定評があり、2021年9月に行われた調査では、「アドバイザー対応満足度NO.1(※)」に輝いています。
仕事の紹介はもちろんのこと、条件交渉や就職後までしっかりとサポート。
未経験や無資格の人でも希望条件にあった求人を紹介してもらえます。
また、就職後に「こんなはずじゃなかった」がないように、いい情報だけでなく、離職率や人間関係などネガティブな情報も教えてもらえるのも特徴の一つ。
あらかじめ情報をもらっていれば、納得して働けるのではないでしょうか。
転職活動には担当アドバイザーとの相性はとても大切ですが、合わないときには利用途中でも変更可能です。
求人数も多く、カウンセリングは電話でできるので、まずは相談だけでもしてみてはいかがですか。
※2021年9月GMOリサーチ調べ/span>
- 登録後すぐに連絡をいただき、転職活動や企業研究を始めることができた(37歳 女性)
働き方 | 正社員、契約社員、パート、アルバイト、派遣、紹介予定派遣 |
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求人施設 | 特養、有料老人ホーム、老健、デイサービス、訪問介護、グループホーム、小規模多機能型居宅介護、障がい者施設など |
求人エリア | 全国 |
運営会社 | レバレジーズメディカルケア株式会社 |
公式サイト | https://job.kiracare.jp/ |
7.『クリックジョブ介護』は転職支援サービス選びに失敗したくない人におすすめ
- 利用者満足度No.1(※)
- LINEで転職相談ができる
- 非公開求人も紹介してくれる
クリックジョブ介護は、介護業界最大級の求人数を誇る転職支援サービスです。
「転職支援サービスはたくさんあるけど、どれを選んでいいかわからない」という人におすすめです。
数ある転職支援サービスの中から、満足のできるサービスを選ぶのは意外と大変ですよね。
クリックジョブ介護は、2022年2月に行われたインターネット調査で利用満足度No.1に輝いています。(日本トレンドリサーチ調べ)
全国に豊富な求人数をもっていますが、そのほかに好条件、好待遇の非公開求人も扱っていて、希望条件にあったお仕事を専属のエージェントが紹介してくれます。
また、職場の雰囲気や離職率、評判などの情報も収集しているため、応募する前にこれらの情報を教えてもらえますよ。
応募後には豊富な経験とデータを活かした面接対策や履歴書の書き方などもサポートしてくれるので、はじめて転職する人でも不安になることなく転職活動ができます。
さらに、LINEでも転職相談ができるので、忙しくてまとまった時間が取れない人にもおすすめです。
登録はインターネットや電話で、希望条件のヒアリングは電話でできるため、近くに拠点のない人や遠方の人はぜひ登録を検討してくださいね。
※日本トレンドリサーチ 2022年2月調査
- 希望する地域の求人は少ないと思っていたが、多くの案内をしてもらえた。面接に同行していただいた際は、立場的に言いにくいアドバイス(伺った施設で良くない点が多く見受けられたので、止めたほうがいい)を下さったこともあった(25歳 女性)
働き方 | 正社員、契約社員、パート |
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求人施設 | 特養、有料老人ホーム、介護老人保健施設、グループホーム、サービス付き高齢者向け住宅、デイサービス、訪問介護、病院、など |
求人エリア | 全国 |
運営会社 | ライフワンズ株式会社 |
公式サイト | https://kaigo.clickjob.jp |
8.『マイナビ介護職』は介護職を熟知したアドバイザーにサポートしてほしい人におすすめ
- 介護職専門のキャリアアドバイザーがサポート
- 転職エージェント利用者認知度No.1(※)
- 電話やメール、WEB面談にも対応
マイナビ介護職は、大手人材紹介会社「マイナビグループ」が運営する介護職専門の転職エージェントです。
転職活動をするなら、介護業界をよく知っているアドバイザーに相談したいという人におすすめです。
介護職専門のキャリアアドバイザーが多数在籍し、仕事紹介から入社後までサポートしてくれます。
面談は1対1で専用の個別面談ルームで行われるため、はじめて転職する人も周りの目を気にすることなくじっくり相談できますよ。
また、キャリアアドバイザー自らが施設に足を運び、働いている介護士さんから話を聞いているため、職場の雰囲気や人間関係などの情報も教えてくれます。
さらに、面接の日程調整はもちろんのこと、模擬面接を行い「よく聞かれる質問と答え方」など面接対策もしてくれるのも心強いです。
就職が決まったあとは、現在働いている会社の退職交渉のアドバイスなどアフターフォローもしてもらえますよ。
介護職を対象としたアンケート調査では「介護職転職エージェント利用者認知度No.1(※)」にも選ばれています。
求人数も豊富で、遠方に住んでいる人には電話やメール、WEB面談にも対応しているので、介護職に転職を考えているなら押さえていおきたい転職エージェントです。
※2021年7月GMOリサーチ調査
以下、いただいた口コミを一部編集のうえ、掲載しています。
- 12社以上の介護に特化した転職エージェントを利用しましたが、最もアドバイザーの対応がよかった(39歳 男性)
- 転職後も人間関係で悩んだ時や、仕事が上手くいかない時に担当さんが相談に乗ってくれたり、施設長に掛け合ってくれたりと助けてくれた(29歳 女性)
- 求人数も多くてスピーディーに転職ができるのでオススメ(27歳 女性)
働き方 | 正社員、契約社員、非常勤、パート |
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求人施設 | 老健、有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅、特養、デイサービス、通所リハ、グループホーム、障がい者施設、訪問介護など |
求人エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社マイナビ |
公式サイト | https://kaigoshoku.mynavi |
9.『かいご畑』はスキルアップやキャリアアップを目指したい人におすすめ
- キャリアアップ応援制度が利用できる
- スマホで学べるセミナー「ほっと倶楽部web」がある
- 非公開求人あり
かいご畑は、スキルアップ・キャリアアップを目指したい人におすすめの介護求人専門サイトです。
働きながら介護資格が取れる「キャリアアップ応援制度」の利用が可能だからですね。
受講できる講座は「実務者研修」と「介護福祉士受験対策講座」の2つで、どちらも受講料無料で利用できます。
無資格や未経験の人でもサービスが利用できるので、スキルアップやキャリアアップを目指せます。
受講を希望する人は、担当コーディネーターが仕事も講座も用意してくれるだけでなく、シフトや補講の調整もやってくれるのもポイントです。
さらに、介護の基本から応用までが学べるセミナー「ほっと倶楽部web」を運営。
スマホで気軽に学べるので、スキマ時間を有効に使えますよ。
登録すれば非公開求人もからも探してもらえるので、条件のいい求人に出会えるチャンスも広がります。
転職を希望している人だけでなく、「介護の仕事について聞きたい」といった内容でも大丈夫なので、気になる方は相談だけでもしてみてはいかがですか。
- 介護職の求人数が非常に豊富ですしサポート体制も充実しているので効率的に転職活動が行える(38歳 男性)
働き方 | 正社員、契約社員、派遣、紹介予定派遣、パート |
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求人施設 | 特養、介護老人保健施設、有料老人ホーム、デイサービス、グループホーム、訪問介護、サービス付き高齢者向け住宅、病院、障がい者施設など |
求人エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社ニッソーネット |
公式サイト | https://kaigobatake.jp/ |
10.『ジョブメドレー』は未経験者・ブランクのある人におすすめ
- ブランクのある人・未経験者OKの求人掲載に力を入れている
- 求人数は業界トップクラス(※)
- スカウトメールが利用できる
ジョブメドレーは、医療介護従事経験者が運営している日本最大級の医療介護専門の求人サイト。
未経験の人やブランクがあるけど医療介護業界で働きたいという人におすすめです。
「時短勤務制度」や「未経験者歓迎」の求人の掲載に力を入れているからです。
ほぼすべての医療介護職の求人を扱っていて求人数は業界トップクラス(※)。
求人数が多いので、ブランクのある人や未経験者の人でも希望にあった求人を見つけやすいです。
会員登録すると条件にあった求人がメールで届くだけでなく、プロフィールを見た医院や事業所から直接スカウトが届くこともあります。
求人は全国にあり、扱っている職種も多いので、興味のある人は登録を検討してくださいね。
※ジョブメドレー調べ
- 面接日程や、疑問点など、メールでやり取り出来る(21歳 女性)
- 福祉用具専門相談員やヘルパーなど、持っている資格や経験に合った職場からスカウトを受けとれる(31歳 男性)
働き方 | 正社員、契約社員、パート、アルバイト、業務委託 |
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求人施設 | 通所介護、デイサービス、グループホーム、サービス付き高齢者向け住宅、特養、有料老人ホーム、通所リハ、訪問介護、介護老人保健施設、ケアハウス、障がい者支援 |
求人エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社メドレー |
公式サイト | https://kango-roo.com/career |
11.『せんとなび介護』は自宅近くの求人を探しやすい
- 自宅近くの募集求人が一目でわかる
- 現場経験豊富なコンサルタントがサポート
- 正社員から派遣社員まで働き方を選べる
自宅近くでお仕事を探したい人におすすめなのが「せんとなび介護」です。
「せんとなび介護」の求人ページでは、現在地周辺の介護施設が地図上に表示されるようになっています。
わざわざ地域名を入れて検索しなくても、自宅近くで求人募集をしている介護施設が一瞬で見つかるため、仕事探しの手間が省けてとても便利ですよ。
また「せんとなび介護」では、正社員だけでなく、パートや派遣社員の求人も扱っており、ライフスタイルに合ったさまざまな働き方が選択できます。
コンサルタントはすべて福祉の現場経験者なので、介護職ならではの不安や悩みもぜひ相談してみてください。
- 担当者の対応は優しく、丁寧に初心者の私でも働きやすい所を一緒に探してくれました。求人内容も比較的多くありました。使い勝手は少し分かりにくいところもありましたが、担当してくれた方が丁寧に教えてくれました。(23歳 女性)
- 担当者の対応が親切。経験がなく不安でしたがポジティブな気持ちで取り組むよう励ましてくれましたし、希望の合った仕事をできるだけ多く紹介してくれ良かったです。(29歳 男性)
働き方 | 正社員、契約社員、パート、アルバイト、派遣社員 |
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求人施設 | 特養、老人保健施設、デイサービス、グループホーム、サービス付き高齢者向け住宅、住居型有料老人ホーム、小規模多機能型居住介護など |
求人エリア | 埼玉県、東京都、千葉県、神奈川県、大阪府、京都府、兵庫県 |
運営会社 | セントスタッフ株式会社 |
公式サイト | https://st-navi.jp/kaigo/ |
12.『キャリアインデックス』は条件にあった求人が探せる
- 60項目以上の絞り込み条件で求人が探せる
- 幅広い雇用形態に対応
- スカウトサービス・適職診断サービスあり
条件にあった求人を見つけたい人は、キャリアインデックスがおすすめ。
60項目以上の絞り込み条件で求人を探せるからです。
キャリアインデックスは、大手転職サイトとハローワークの求人情報をまとめて検索できる転職サイト。
さまざまな業種・職種の求人を扱い、250万件以上(※1)の求人を保有しています。
介護士求人も20万件以上(※2)あるため、希望条件にあう仕事が見つかる可能性も大きいですよ。
正社員だけでなく、アルバイトやパート、派遣社員など幅広い雇用形態にも対応。
「未経験歓迎」「土日祝なし」「資格取得支援」といったさまざまな条件を入れて、介護求人を探せます。
会員登録すると、レジュメを元にした求人検索ができるようになるのもポイント。
今までの介護士のキャリアや経験を活かした転職先が見つかりそうですよね。
スカウトサービスや年収査定サービス、適職診断などもあるので、会員登録して診断してみてはいかがですか。
※1~2 2023年9月時点
働き方 | 正社員、契約社員、アルバイト、パート、業務委託、派遣社員 |
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求人施設 | 介護老人保健施設、特別養護老人ホーム、リハビリテーション病院、訪問介護、デイサービス、社会福祉事業団、デイサービス、有料老人ホーム、障がい者支援など |
求人エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社キャリアインデックス |
公式サイト | https://careerindex.jp/ |
介護士におすすめの転職サイトを紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
12社もあることで候補先を絞りきれずに迷ってしまう方もいるかもしれません。
そんな方たちに向けて、当サイトではオリジナルの「こだわり検索ツール」もご用意しました。
希望条件を選んでから検索ボタンをクリックすることで、条件に一致した転職サイトのみに絞り込めます。
介護士向け転職サイトを選ぶうえで、ぜひお役立てください。
介護士向け転職サイトの職場・施設別で選ぶ場合のおすすめリスト一覧
続けて、介護士向けおすすめの転職サイトを職場・施設といった働く場所別におすすめリスト一覧として、以下にまとめています。
あなたの希望の勤務先にあわせてチェックしてみてください。
特別養護老人ホームで働きたい人向け介護転職サイト2選
特別養護老人ホームは要介護度3以上の、常に介護の必要な高齢者の介護を行う施設です。
そのため、利用者の入れ替わりが少ないため、施設の雰囲気や特徴は事前に掴んでおきたいところ。
どちらの介護転職サイトも特養の求人を豊富に保有しており、介護業界に精通したアドバイザーが転職を徹底サポートしてくれるからですね。
特養の公開求人だけでも16,000件以上(2023年9月時点)の求人を保有している介護ワーカー。
さらに非公開求人も多数保有しているので、いろんな求人を比較検討できます。
マイナビ介護職には施設の雰囲気や人間関係などを把握したキャリアアドバイザーが在籍しているので、転職先の情報収集を徹底したいと考えている人は押さえておきましょう。
特養の求人数は業界屈指。
【公式】https://kaigoworker.jp/
施設情報に詳しいキャリアアドバイザーが在籍。
【公式】https://kaigoshoku.mynavi.jp/
「特別養護老人ホーム」に勤務経験のある介護士さんに、働く際のおすすめポイントを聞いてみたので、参考にしてみてください。
- 特別養護老人ホームではいろいろな経験ができ、私自身、今の介護の基礎となっています。なぜなら平均介護度4・5ぐらいの重介護の利用者が多く、また自分で訴えができないため、利用者の表情やしぐさから現在の読み解く力がつきました。例えば、麻痺があっても痛いと言えずにその部分をさすっているなど、行動だけではわからないことも病気や生活を知ることで感じられるようになりました。「認知症の利用者がそわそわし始めたらトイレのサイン」など考えて介護ができるようになり、今の介護に活かせています。
デイサービスで働きたい人向け介護転職サイト3選
利用者の介護度が低く、日勤のみの働き方が一般的なので、体力に自信のない介護士からの人気が高い職場のひとつのデイサービス。
上記3つの介護転職サイトはデイサービスの求人数が圧倒的に多く、希望条件に合った求人が見つかりやすいです。
レバウェル介護求人は、転職に関する悩みの相談にのってくれたり、正しい情報を提供してくれたりと、アドバイザーの対応力の高さが魅力です。
転職に不安がある人や、デイサービスで働くのは初めての人は、ぜひ頼りにしてみてください。
好条件のデイサービス求人を探している人は、非公開求人を多数保有している、介護ワーカーを押さえておくといいでしょう。
こだわり条件がたくさんある人は、さまざまな条件設定で求人検索できるカイゴジョブは要チェックです。
希望に合った求人が見つかるだけでなく、スカウトメール機能もあるので、選択肢の幅を広げるためにもぜひ登録してみてください。
多様な雇用形態のデイサービス求人あり。
【公式】https://job.kiracare.jp/
非公開求人メールで好条件求人が見つかる。
【公式】https://kaigoworker.jp/
スカウト機能で効率的に転職活動ができる。
【公式】https://www.kaigojob.com/
「デイサービス」に勤務経験のある介護士さんに、働く際のおすすめポイントを聞いてみたので、参考にしてみてください。
- 介護度の低い利用者が多いので、体に負担のかかる業務が少ないです。「特別養護老人ホーム」は寝たきりの利用者の割合が多いため、入浴介助などが必要となります。しかし、デイサービスの利用者は見守りで大丈夫な方が多く、身体介護をする機会が減ります。ただ、基本的にデイサービスは日中が営業時間となるため、給与に夜勤手当や時間外手当はつかないです。
有料老人ホームで働きたい人向け介護転職サイト2選
上記2社は職場の詳細な情報を掲載している介護転職サイトなので、働き方をイメージしやすいでしょう。
介護ワーカーは業界に精通したアドバイザーが丁寧なサポートをしてくれるので、ミスマッチも生じにくいです。
求人の情報量が豊富なカイゴジョブには、条件面や仕事内容だけでなく、スタッフや採用担当者の声も求人情報に掲載されています。
登録すれば不明な点を電話でも質問できるので、施設の特徴を理解した上で、気になる求人に応募してみてください。
転職サポートで職場のミスマッチを防げる。
【公式】https://kaigoworker.jp/
掲載求人施設の情報量が豊富。
【公式】https://www.kaigojob.com/
「有料老人ホーム」に勤務経験のある介護士さんに、仕事する際のおすすめポイントを聞いてみたので参考にしてみてください。
- 有料老人ホームは基本的に、館内全てがゆっくりしています。大急ぎで何かをしなければいけないといった風潮が一切なく、おじいちゃん・おばあちゃんのゆっくりした空気に合わせた職場となっています。しかし入所者の急病の時だけは急いだ空気になることもあります。もちろん、いたわりや気配りが必要にもなります。例えば、夫に先立たれ独り身の老人の方もいるわけで、家族同然に接するといったことも大事です。
グループホームで働きたい人向け介護転職サイト2選
高齢者向けのグループホームは近年注目を集めており、介護士のニーズも高まっています。
利用者は認知症の『要支援2』以上の高齢者なので、認知症ケアの知識や経験も得やすいです。
医療介護従事経験者が運営するジョブメドレーは、契約している施設の求人を掲載。
グループホームの求人数も充実しており、ジョブメドレーを介さず直接応募できるので、早く転職したい人にもおすすめです。
介護ワーカーもグループホームの求人が多数ある上、公式サイト上にエリアごとの介護転職事情の情報を公開しています。
どの施設形態がおすすめなのか、地域別にチェックできるので、お住いのエリアがグループホームへの転職に向いているか確認しておくのもいいでしょう。
グループホームの求人に直接応募できる。
【公式】https://job-medley.com/
地域ごとに介護転職事情を知れる。
【公式】https://kaigoworker.jp/
「グループホーム」に勤務経験のある介護士さんに、働くうえでのおすすめポイントを聞いてみたので、参考にしてみてください。
- グループホームは人間関係を築くのが簡単です。小さい施設でスタッフも15人〜20人程しかいません。例えば、グループホームの夜勤専従で働くことになれば、関わる人はその職場の社長と一緒に夜勤をするメンバーの数人といった感じです。日勤であっても、曜日によって勤務の人が固定されていることも多いので、限られた人としか関わらず、簡単に人間関係を築けます。
訪問介護で働きたい人向け介護転職サイト2選
高齢者の自宅を訪問し、介助や生活援助などのサービスを提供する訪問介護のお仕事。
直接雇用以外にも登録ヘルパーや派遣ヘルパーとして働く方法もあり、自分のライフスタイルに合った雇用形態を選べることから、「融通が利く」と子育てママからの人気も高い転職先です。
カイゴジョブには研修制度のある求人が多数あるので、ブランクのある人や訪問介護未経験者でも、不安を解消した上で働ける職場を見つけられるでしょう。
未経験歓迎の訪問介護の求人が多数掲載されているジョブメドレーは、必要資格がなくても就業後に取得できる環境の整った求人があります。
未経験・無資格からのお仕事探しに向いているので、ぜひ利用してみてください。
研修制度のある訪問介護求人が豊富。
【公式】https://www.kaigojob.com/
未経験・無資格でも訪問介護の転職を目指せる。
【公式】https://job-medley.com/
介護老人保健施設(老健)で働きたい人向け介護転職サイト2選
介護の必要な高齢者の自立を支援する介護老人保健施設(老健)。
利用者の入れ替わりが早く、いろんな高齢者と接したり、さまざまな知識が得られたりと、経験を積むのにぴったりの職場だと言えます。
求人数が多さに比例して介護ワーカーには、非公開求人も多数あります。
介護ワーカーだからこそ紹介できる介護老人保健施設の求人もあるので、ぜひ相談してみてください。
マイナビ介護職は医療業界にも精通している転職エージェントなので、医療ケアやリハビリといった医療中心のサービスを提供する老人保健施設の求人にも強いです。
上記2社ともフォロー体制は抜群なので、転職活動のサポートをお願いしてみてはいかがでしょうか。
介護ワーカーならではの老健求人多数。
【公式】https://kaigoworker.jp/
医療業界にもパイプあり。老健の求人に強い。
【公式】https://kaigoshoku.mynavi.jp/
病院で働きたい人向け介護転職サイト2選
上記どちらも病院やクリニックなど医療機関の介護士求人が豊富で、「夜勤のみ勤務」や「外来業務のみ」などさまざまな働き方を選べます。
介護ワーカーには、「年間求人110日以上」「夜勤なし」「研修支援有」といった好条件求人が多数あるので、長く働ける環境へ転職したい人におすすめです。
クリックジョブ介護は「託児所あり」の病院・クリニック求人が多く、「休み多め」「育休・産休」など家庭のある女性が働きやすい求人も見つかります。
長く働ける病院・クリニックの求人が見つかる。
【公式】https://kaigoworker.jp/
育児中の介護士向け「託児所あり」求人を保有。
【公式】https://kaigo.clickjob.jp/
介護士向けおすすめの転職サイトを資格の有無にあわせて選ぶ際のリスト一覧
介護士向けおすすめの転職サイトを取得している資格の有無にあわせて選びやすいようまとめました。
現在のあなたの状況にあわせて、選ぶ際の検討材料にしてください。
介護福祉士の資格を活かしたい人向け介護転職サイト2選
介護資格で唯一の国家資格である「介護福祉士」。
上記2社は業界屈指の求人数を誇り、介護福祉士の資格保有者向けの求人も豊富に扱っています。
全国各地のさまざまな施設形態の求人が見つかるので、あなたに合った職場にもめぐりあえるでしょう。
アドバイザーのサポートを必要とする人は介護ワーカーを、スカウトメールを希望する人はカイゴジョブからチェックしてみてください。
「介護福祉士」の求人数は業界屈指。
【公式】https://kaigoworker.jp/
スカウト機能あり。資格をアピールできる。
【公式】https://www.kaigojob.com/
ケアマネージャーとして働きたい人向け介護転職サイト2選
上記2つの介護転職サイトがおすすめな理由としては、ケアマネージャーの求人が豊富にあるからですね。
ジョブメドレーには、介護業務との兼務ができる求人もあるので、利用者のケアにも関わりながらケアマネージャーの業務も行いたい人におすすめです。
高月収・高年収を目指したい人は、マイナビ介護職は外せません。
月収40万円を目指せる条件の求人も保有しているので、キャリアアドバイザーに希望収入を伝えて紹介してもらいましょう。
ケアマネージャーの求人多数あり。
【公式】https://job-medley.com/
高月収・高年収のケアマネ求人が豊富。
【公式】https://kaigoshoku.mynavi.jp/
無資格の転職希望者向け介護転職サイト2選
「介護関連の資格をもっていないけど転職したい」「資格取得が目指せる転職先を希望している」という人もいるのではないでしょうか。
かいご畑は無資格・未経験でもサービスを利用できる上、働きながら「介護福祉士受験対策講座」の受講もできます。
これから資格取得を目指したい無資格の人にはおすすめの介護転職サイトです。
一方のカイゴジョブは、「無資格者相談OK」「研修制度あり」の求人が豊富にあります。
研修制度のある職場を選び、無資格でも貢献できるよう努力してみてはいかがでしょうか。
「キャリアアップ応援制度」が使える。
【公式】https://kaigobatake.jp/
「無資格者相談OK」の職場あり。
【公式】https://www.kaigojob.com/
介護士向け転職サイトを希望条件別に選ぶためのリスト一覧
続いて、介護士さんが仕事探しをする際の希望条件別におすすめの転職サイトを選べるようリスト一覧としてまとめてみました。
ランキングを見ても「イマイチどのサイトがいいか分からない」と思った方や、上記の希望条件がある方は、条件別に紹介しているおすすめ転職サイトから選んでみてください。
パートか派遣で働きたい人向け介護転職サイト2選
派遣業界で知名度の高いウィルオブグループが運営する「ウィルオブ介護」は、派遣社員の介護求人が豊富です。
一方のカイゴジョブには、派遣求人は少ないものの、全体の3割近く(※1)がパート求人です。
パートや派遣なら、希望の勤務日や勤務時間の融通も利きやすいので、「正社員勤務に疲れた」「ライフワークバランスを整えたい」と考えている人は、上記2社を活用してみてください。
※1 2023年9月時点
介護派遣の求人を豊富に保有。
【公式】https://kaigoworker.jp/
パート勤務の求人に強い。
【公式】https://www.kaigojob.com/
転職回数が多い人向け介護転職サイト2選
上記2つの介護転職サイトは面談や相談、応募書類の書き方、面接対策などに力を入れており、サービス利用者の利用満足度が高い傾向にあります。
介護職の場合、他の職種に比べると転職回数の多い人も珍しくないので、過度に心配する必要はありませんが、転職を繰り返さないためにもサポート力は重視したいところ。
面接対策やLINE相談を実施しているクリックジョブ介護なら、転職回数の多さをカバーできるアピールの仕方やアドバイスなども気軽に聞けます。
マイナビ介護職には専門性の高いキャリアアドバイザーが在籍しており、面談で転職を繰り返す原因も突き止めて転職活動に活かせるようアドバイスしてもらえるでしょう。
面接対策やLINE相談などサポートが充実。
【公式】https://kaigo.clickjob.jp/
丁寧な面談で自身の適性を理解できる。
【公式】https://kaigoshoku.mynavi.jp/
夜勤のない求人を希望している人向けの介護転職サイト3選
上記3社はいずれも、日勤のみの求人を2~3万件(※1)保有しているからです。
「夜勤なし」の求人には、デイサービス(通所介護)やデイケア(通所リハ)のようにそもそも夜勤自体がない施設の求人と、「夜勤なしのシフトを希望できる求人」の2パターンあります。
夜勤をしたくないなら、デイサービスやデイケア、もしくは「日勤募集」している施設を選びましょう。
「日勤のみも相談可」と記載している求人の場合、「できれば夜勤もしてほしい」というケースも多いので注意が必要です。
デイサービスの求人が豊富。
【公式】https://kaigoshoku.mynavi.jp/
「夜勤なし」求人が3万件以上。(※2】
【公式】https://kaigoworker.jp
日勤のみの「訪問介護求人」多数。
【公式】https://job-medley.com/hh
※1~2 2023年9月時点
職場の人間関係に不安がある人向けの介護転職サイト2選
上記2つの介護転職サイトがおすすめな理由は、キャリアアドバイザーが施設に足を運び、施設長や介護士さんから職場のリアルな情報を収集しています。
応募の際には、「職場の雰囲気」「人間関係」「離職率」といったサイト上では知り得ない情報も教えてもらえるため、納得したうえで職場が選べますよ。
働くうえで職場の雰囲気や人間関係はとても重要。
良い情報も悪い情報も包み隠さず共有してくれる誠実な転職サイトを利用しましょう。
職場の人間関係を事前に知れる。
【公式】https://kaigoshoku.mynavi.jp/
現場で働く人の声をサイトに掲載中。
【公式】https://job.kiracare.jp
ブランクがあって仕事復帰に不安がある人向けの介護転職サイト2選
マイナビ介護職は全求人のうち4割、カイゴジョブは5割以上が「研修制度あり」の求人となっています。
研修制度の内容は、「新人研修」や、先輩社員が実際の現場で働きながら指導する「OJT制度」など求人によって異なります。
いずれにしても、いきなり即戦力を期待されることに不安がある人におすすめですよ。
またマイナビ介護職は、「履歴書の添削」や「応募先に合わせた面接練習」といった転職活動のサポートも好評。
「転職活動ってどうすればいいんだっけ?」という人もしっかりアシストしてもらえるので安心といえるでしょう。
履歴書添削から面接練習まで丁寧にサポート。
【公式】https://kaigoshoku.mynavi.jp/
全求人の半数以上が「研修制度あり」。
【公式】https://www.kaigojob.com
できるだけラクに仕事を探したい人向けの介護転職サイト2選
上記2つの介護転職サイトには「スカウト機能」があります。
スカウト機能とは、あなたのプロフィールを見た施設から直接「応募してみませんか?」というスカウト(お誘い)が届くシステム。
自分から積極的に動かなくてもいいのはラクで嬉しいですね。
スカウト経由の応募は内定率が高いため、サクッとお仕事が決まる可能性もあっておすすめです。
経験者や資格をお持ちの方は、人事担当の目に留まる可能性が高いので、スカウト機能のあるサイトに登録していきましょう。
「個人情報非公開」でスカウト機能を利用できる。
【公式】https://www.kaigojob.com
北海道から沖縄まで全国でお仕事が見つかる。
【公式】https://job-medley.com/hh
未経験から介護職を目指したい人向け介護転職サイト2選
上記どちらのサイトも未経験者の介護職転職に強く、担当者のサポート力にも高い評価が集まっているため、未経験からの転職活動には心強い存在です。
かいご畑には、介護の基本を学べる「ほっと倶楽部web」というサービスがあります。
まったく介護の経験がない人も知識を得られるので、介護職を目指したい人はぜひ利用してください。
未経験者の希望を丁寧にくみ取り、条件に合った求人を紹介してくれるのは、レバウェル介護求人です。
就業後もサポートしてもらえるので、実際の勤務に不安がある人には活用をおすすめします。
「ほっと倶楽部web」で介護知識を学習できる。
【公式】https://kaigobatake.jp/
未経験からでも転職できる手厚いサポートあり。
【公式】https://job.kiracare.jp/
介護士向け転職サイトを上手く使うためにやっておくこと3つ
この章では、介護士向け転職サイトを上手く使うためにやっておきたいことを紹介します。
転職サイトをうまく活用すれば、転職活動がラクにでき、また希望にマッチした職場を見つけることができますよ。
1.介護士に特化した転職サイトに2~3社登録する
介護職の仕事を探すなら、介護士求人を専門に扱う転職サイトに2~3社登録することをおすすめします。
いろいろな職種を扱う総合型の転職サイトと比べても「介護士求人の数」や「求人施設の種類」が段違いに多く、複数登録しておくことでさまざまな求人を比較検討できるからですね。
さらに介護士専門サイトのコーディネーターは、介護業界に精通しているため、介護の現場や介護士さんならではの悩みを熟知しています。
そのため相談もしやすく、ミスマッチのないお仕事紹介も受けられるでしょう。
また、「特別養護老人ホームの求人を豊富に扱っている」「未経験者の転職支援に強い」といった特徴がある転職サイトもあります。
各サイトならではのサービスもあるので、目的にあわせてまずは2~3社に登録してみてはいかがでしょうか。
2.求人検索で希望条件に合う求人数を確認する
介護士転職サイトに登録する際は、サイト全体の求人数ではなく、『あなたが働きたい条件』に合う求人数がどれくらいあるかを確認しましょう。
サイトの保有する求人数が多くても、希望条件の求人が少ないと、選択肢が狭まってしまいます。
例えば、介護職未経験で訪問介護の仕事をしたいと思っていても、「未経験歓迎の求人は多いが、訪問介護はサービス提供責任者の求人が中心」といった場合、訪問介護の仕事は見つかりにくいですよね。
登録前に、サイト内の検索ページで必ず希望エリアの求人数をチェックしてください。
各転職サイトを1社ずつチェックするのが面倒という人は、求人数の多い転職サイトで確認してみてはいかがでしょうか。
幅広い条件の求人を扱っている可能性が高く、希望条件に合う求人数も期待できるでしょう。
当記事で紹介している12選の中でも、公開求人数が豊富なのは以下の5社です。
介護士転職サイト | 公開求人数(件) |
---|---|
キャリアインデックス | 190,333 |
レバウェル介護求人 | 155,677 |
ジョブメドレー | 84,331 |
カイゴジョブ | 77,593 |
介護ワーカー | 52,092 |
※求人調査日:2024年10月21日
3.「介護職員初任者研修」を修了してから転職サイトを利用する
未経験・無資格の人は、「介護職員初任者研修」を修了してから転職サイトを利用するのがおすすめです。
なぜなら、無資格より紹介してもらえる仕事の幅が広がり、年収・待遇面でも差が出てくるからですね。
求人の中には、採用条件に「介護職員初任者研修修了」と記載されていることもあります。
また、介護の知識が得られるため、未経験でも業務をこなしやすくなるでしょう。
「介護職員初任者研修」とは介護の仕事を初めてする人が受講する研修のことで、受講資格はなく、130時間の講義と実技演習が必要となります。
最短1ヶ月で修了試験が受けられ、合格率もほぼ100%なので、少しだけ転職活動を先延ばしにして受講してみてはいかがでしょうか。
もし、資格取得からの転職を目指すなら、カイゴジョブを運営する株式会社エス・エム・エスの「カイゴジョブアカデミー」をチェックしてみてください。
- 受講料・テキスト代を負担してもらえる「特待生キャンペーン」を実施。
- 資格取得後に「介護職紹介専門のキャリアアドバイザー」が就職・転職のために支援してくれる。
介護士向け転職サイト利用でできること3つ
ハローワークや新聞広告など、介護士の仕事を探す方法はいろいろあります。
ではなぜ、介護士転職サイトを利用して転職活動をした方がいいのでしょう。
以下、代表的な3つの理由です。
上記理由について詳しく解説していくので、参考にしてみてください。
1.ハローワークに掲載されていない求人情報も確認できる
介護職の仕事を探している人の中には、ハローワークを利用する人もいるのではないでしょうか。
転職サイトはハローワークとはまた別の求人情報をチェックできます。
転職サイトの営業担当者が施設に直接足を運ぶことで、独自の求人案件も獲得してきているからです。
たとえば『年収400万円の介護職の求人情報』を閲覧するために検索した場合、ハローワークと転職サイトとではヒットする求人案件や数にも差があるので、ぜひ試してみてください。
2.年収アップのための条件交渉やアドバイスをしてもらえる
介護士転職サイトを利用すれば、年収アップのための条件交渉・アドバイスをしてもらえます。
条件交渉はエージェント側にもとってもメリットがあるからですね。
介護業界は職員の入れ替わりが激しく、転職してすぐに辞めてしまう人もいるため、エージェント側もできるだけ定着できるように細心の注意を払います。
入職後すぐに紹介した求職者が辞めてしまったら、紹介料として受け取った報酬を返還しないといけません。
また、求職者の年収が上がれば、エージェント側の成功報酬もアップするため、条件交渉に力を入れているエージェント型転職サイトも多いです。
「介護報酬」という介護業界ならではの仕組みを理解している介護経験者の中には、介護士の給料アップの難しさを肌身で感じており、年収アップや給料交渉を諦めている人もいるのではないでしょうか。
お金を出して転職サイトを利用している施設なら、「給料を上げてでもいい人材が欲しい」と考えているので、担当者にあなたのいいところをアピールしてもらいながら年収交渉をしてもらうといいでしょう。
また、介護職への転職が初めての人は、「施設形態」や「資格の有無」によって給料が変わってくるなどの情報も担当者からもらえます。
3.専門性の高い担当者から「応募書類の添削」や「面接対策」が受けられる
介護士転職サイトを使えば、専門性の高い担当者から応募書類の添削や面接対策などが受けられます。
「介護の仕事は誰でも採用される」と思われがちですが、介護職は専門性の高い仕事です。
介護業界の知識がある担当者にサポートしてもらったほうが、理想通りの転職や働き方を実現できる確率もアップします。
好印象を与える志望動機の作り方や、施設が採用したくなるアピールポイントなど、具体的な内容を一緒に考えてくれるので、以下のような悩みも解消できるでしょう。
- 「特養から有料老人ホームに移りたい。理由は正直に伝えていいの?」
- 「未経験からの介護職。何をアピールすればいいのかわからない」
転職エージェントは、紹介した転職希望者に内定が出た際に、企業や施設から成果報酬を受け取っています。
求職者ではなく企業や施設からの報酬を得ているため、すべての転職サポートを無料で利用できるのです。
介護士向け転職サイトが合わないと感じる状況とアドバイス
介護士向け転職サイトを使う際に、合わないと感じる状況があることも知っておきましょう。
状況に遭遇した際のアドバイスもしていますので参考にしてください。
1.希望に合わない求人紹介されるケースもある
エージェント型の転職サイトは、企業(施設)に人材を紹介することで報酬を得ています。
ですから、施設側が求める条件を兼ね備えた人材の紹介をしたいと考えています。
その方が採用率も施設側の満足度も高いからです。
たとえば介護職未経験のAさんがB施設を希望したとしても、B施設が「即戦力になる経験者」を求めている場合は紹介できません。
そのためAさんには、「未経験でも採用される可能性が高いC施設を紹介する」といったことが起こるわけです。
優秀な人材がほしいと思うのはどの施設も同じなので、スキルや経験が少ないと、紹介してもらえる求人は限定的になります。
そのため、何とか転職できるように「希望条件には合致しなけれども、こういう求人はどうですか?」といった提案をしてくれるエージェントも。
ただし、希望に合わない求人へ強引に応募させるようなら、エージェントが自身のノルマ達成のために行っている可能性があります。
担当替えをお願いするか、他の転職サイトに乗り換えましょう。
2.都市部に比べると地方の求人が少ない傾向にある
介護転職サイトは、都市部に比べると地方の求人が少ない傾向にあります。
なぜなら、都市部は介護を必要とする高齢者の人口が多く、需要に伴って介護施設も多数開設されているからですね。
また、厚生労働者が発表した「2025 年に向けた介護人材にかかる需給推計(確定値)について 」によると、不足人数(需要ギャップ)が一番多いのは東京の35,751人、次いで大阪府の33,866人。
一方、不足人数(需要ギャップ)が一番少ないのは島根県の326人と、地方との需要人数の差は歴然です。
さらに地方の求人が少ない理由として、地方に転職サイトの営業所や支社がなくエリアをカバーできていないことも挙げられます。
エージェント側も売り上げのためには、需要の高い都市部の転職支援に力を入れるのは当然ですよね。
地方で介護職の仕事を探している人は、上記事情で都市部に比べて求人数が少ないことを理解しておきましょう。
地方での転職を希望する人は、介護転職サイト以外の仕事探しの方法も併用しながら転職活動を進めましょう。
地方の求人数の少なさもカバーでき、選択肢の幅も広がるからですね。
併用におすすめなのは次の方法です。
- 地元に密着した転職エージェント
- 「Indeed(インディード)」などの求人検索エンジン
- 地元の求人誌やフリーペーパー
介護転職サイトは地方の求人数が少ないからと利用しないのはもったいないです。
対応エリアなら非公開求人を保有しているケースもありますし、全国展開している介護施設とのパイプがある場合もあるので、まずは仕事の有無を確認してみてください。
3.自分のペースで転職活動ができない
転職サイトを利用すると、「自分のペースで転職活動ができない」と感じる人もいます。
エージェント型の転職サイトは、担当コーディネーターがついて色々と転職のサポートをしてくれます。
希望条件に合った求人が出れば連絡をくれますし、転職活動の進捗状況を確認することも。
転職に前向きで早く新しい職場を決めたい人にとっては頼もしい存在ですが、転職を急いでいない人の場合、急かされてるようなストレスを感じてしまうかもしれません。
「転職を急いでいない」「自分のペースで転職活動をしたい」という方は、エージェントサービスのない転職サイトがおすすめです。
たとえば、『ジョブメドレー』は求人情報のみ掲載している転職サイトです。
サポートはつきませんが、自分の好きなタイミングで転職活動ができますよ。
介護士向け転職サイトを利用する際の流れをチェック!
それでは、実際にエージェント型の転職サイトを利用する際の流れをチェックしていきましょう。
- 介護士向け転職サイトに登録する
まずは利用したい転職サイトを選び、公式サイトから「職歴」「希望条件」「転職希望時期」などの登録を行います。「介護福祉士」「初任者研修」など資格を保有している方は入力してください。
できるだけ詳細に入力することが、ミスマッチのないお仕事を紹介してもらうコツです。 - 担当キャリアアドバイザーと面談する
登録後は、担当キャリアアドバイザーと面談を行います。
「訪問介護で働きたい」「夜勤なしの施設がいい」といった希望を遠慮なく伝えましょう。
キャリアアドバイザーに聞いておきたいこと、伝えたいことがある場合は、メモにまとめて面談当日に持参することで、聞き忘れを防げますよ。 - 求人紹介・求人に応募する
希望条件に合った求人を紹介してもらい、気に入ったものがあったら、キャリアアドバイザーを介して応募手続きをします。
履歴書や職務経歴書の作成サポートがある転職サイトも多いので、積極的に利用しましょう。
履歴書や職務経歴書は、一度良いものができれば、その後の転職活動でも使い回せますよ。 - 施設との面接を受ける
いよいよ施設との面接です。
面接対策を実施している場合はぜひ利用してください。
介護業界に精通したキャリアアドバイザーから、介護施設にあわせた役立つアドバイスがもらえますよ。
なお、面接日の日程調整は転職サイトが行ってくれます。
面接で聞き忘れたことなどがあれば、後からキャリアアドバイザーに確認してもらうこともできますよ。 - 入社日の調整をする
無事に内定が出たら、転職サイトを通じて入社日の調整をします。
また、給与や勤務条件の交渉も行ってくれるので、希望がある場合は伝えておきましょう。
内定後も退職や入社に向けたサポートを受けられます。不安ごとがあれば遠慮なくキャリアアドバイザーに相談してください。
介護士向け転職サイトの利用時によくある質問・回答
介護士向け転職サイトを利用する際に抱きやすい、よくある質問について回答します。
気になる点があれば、ぜひチェックしてみてください。
介護職は、未経験者にも門戸を開いている業界です。
異業界や就業経験の少ない人でも転職しやすいお仕事なので、安心してコーディネーターに相談してください。
介護職のうち、掃除・シーツ交換・食事準備といった利用者さんの体に触れない「生活援助」のお仕事は無資格でも大丈夫となります。
一方、食事・入浴・排泄介助のような利用者さんに触れる「身体介護」をするには『介護職員初任者研修』という資格が必要です。
『介護職員初任者研修』は講義を受ければほぼ全員が合格できる資格なので、お仕事の範囲を広げるためには取得することをおすすめします。
「ブランク可」の求人には、研修制度が充実している職場や、先輩の指導を受けながら実践を積む制度(OJT制度)が整っている職場などがあります。
ブランクがあって仕事復帰が不安な方は、コーディネーターに相談してみてください。
「日勤のみ」の求人には、以下の2パターンがあります。
- 「夜勤をしたくないという希望も聞きますよ」というパターン
- そもそも施設自体に夜間勤務がないパターン
1の場合、人員が足りなかった場合に夜間シフトに回されてしまう可能性も。
夜勤をしたくないなら、「デイサービス」「デイケア」「訪問介護」のような、そもそも夜間勤務を行っていない施設の紹介をしてもらいましょう。
転職サイトや転職エージェントの複数登録は一般的なことなので、コーディネーターに知られても全く問題ありません。
【介護士の転職事情】経験者にアンケート調査
当メディアでは、現役介護士さんに「介護士になったきっかけ」や「転職活動が順調だったか」などについてアンケート調査を実施しました。
介護士のリアルな転職事情を知りたい方は、ぜひ参考にしてください。
- 調査対象:介護士のお仕事をしている方
- 調査期間:2023年12月25日~29日
- 調査機関:自社調査
- 調査方法:インターネットによる任意回答
- 有効回答数:63人(男性23人/女性40人)
介護士になったきっかけ・理由の1位は「身内の介護」。
親や祖父母が要介護になったことがきっかけとなり、介護の仕事に就いた人が多いようです。
次ぐ2位は「お年寄りが好き」、3位「人の役に立ちたい」となっています。
- 私の祖父が認知症で、晩年にいろいろと世話をしてあげらなかった後悔の気持ちから介護士になりました(30代 男性)
- 祖母が認知症になり、何も分からなく何も出来ない自分がもどかしかったから(20代 女性)
- 母親が寝たきりになってしまったので、知識を増やして役に立ちたかった(20代 女性)
- 体の不自由な方やお年寄りの手助けをしたかったので(30代 男性)
- 母がお世話になる介護施設で、とても親切で素敵な介護士に会ったことです(50代 女性)
- もともとおばあちゃんっ子だったため、高齢者と関わる仕事がしたかった(20代 女性)
介護士は労働環境が厳しく、3Kなどとも言われることもあるお仕事です。
しかしアンケートでは、「家族やお年寄りの役に立ちたい」「お年寄りと関わる仕事がしたい」など、積極的な理由で介護士になった人が多いとわかりました。
現在介護士をしている方に「介護士になる前の仕事」を聞いたところ、最も多かったのは「フリーター・アルバイト」でした。
就業経験のないフリーターでも、就職・転職できていることがわかります。
アンケートでは他にも「販売・接客業」「事務職」など、畑違いの業界からの転職者も多くいました。
- コンビニのレジのアルバイト(30代 男性)
- バイトでたこ焼き屋(30代 男性)
- パン屋の総務。主に学校給食のパン製造に関わる事務を担当していました(30代 女性)
- 飲食店の調理・ホールスタッフ(20代 女性)
介護士は、未経験者でも転職しやすい仕事と言われています。
介護業界は人材不足なため、職歴・経験などを問わず積極的な採用をしているためです。
介護士に興味のある方は、前職やスキルなどを気にせずにチャレンジしてください。
介護士への就職・転職活動は順調だったかと聞いたところ、「順調だった」「まあ順調だった」も合わせて、7割以上が順調に転職できたとわかりました。
- 人手不足の影響なのか、経験がなくてもすんなり転職できた。未経験でも人が欲しそうだった(50代 女性 元接客業)
- いくつか職場見学に行きましたが、全部のところで快く「ぜひ来て下さい」と言われました。応募して断られた経験はありません(30代 女性 元事務職)
- 求人が多かったので、近所の施設を探しやすかった(50代 女性 元販売職)
- 介護業界は人材不足という事もありましたが、自身の前職が職人という事で体力がある事を気に入られ想像以上にスムーズに転職できた(40代 男性 元鳶職)
- ハローワークはもちろん、求人サイトでも介護の求人は多く探しやすかったです(20代 女性 元歯科助手)
口コミを見ても「年齢」や「性別」「前職」を問わず、介護士は転職に苦労しない仕事であることがわかります。
介護士は募集求人数が多いので、「選択肢が多かった」「自宅近くの職場に就業できた」という声も複数寄せられています。
介護ワーカー、ミラクス介護など大手の介護転職サイトを利用すれば、より希望条件にマッチする就業先を見つけられるのでおすすめです。
介護士の転職市場と将来性を解説
深刻な人手不足と言われている介護業界。
引く手あまたの状況ではあるものの、「介護業界に将来性はあるのか不安」「このまま介護士として働き続けてもいいのか迷う」など、悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか。
この章では、具体的な数字とともに、介護士の転職市場や将来性について解説します。
まず、介護士の転職市場について見ていきましょう。
厚生労働省の「一般職業紹介状況(令和6年3月分及び令和5年度分)について」によると、介護サービス職業従事者の有効求人倍率は「3.70」でした。
全体の職業計の有効求人倍率が「1.17」なので、介護士の転職市場は売り手市場で、転職難易度は高くないと言えます。
さらに未経験者歓迎の求人が多いのも、介護士の転職市場の特徴です。
未経験者の介護士転職に強い転職サイト「かいご畑」と「レバウェル介護求人」の、未経験でも応募可能な求人の割合は次のとおり。
転職サイト | 未経験者向け求人の割合 |
---|---|
かいご畑 | 80.2%(無資格・未経験OKの求人割合) |
レバウェル介護求人 | 57.0%(未経験可の求人割合) |
※調査日2024年8月10日
半数以上が未経験者でも応募できる求人となっているため、経験がなくても挑戦しやすい職種であることがわかります。
続いて、介護士の将来性について見ていきましょう。
内閣府発表の「年齢区分別将来人口推計」を見てみると、今後日本は人口減少に加え少子高齢化が進むと推計されており、介護士の有効求人倍率はさらに高くなると予測できます。
実際に厚生労働省が、都道府県が推計した介護職員の必要数を集計したところ、介護職員の不足が明白となる結果に。
2025年には約32万人、2040年には約69万人の介護職員の不足が予測されており、売り手市場は当分の間続くと見込まれます。
介護の需要が増大することから、他の業界から介護事業へ、新たな企業の参入ケースも増えています。
また、人手不足解消や介護人材確保のために、次のような改善が進んでいることから、将来性にも期待できるのではないでしょうか。
- 職場環境や待遇の改善
- ICT導入で仕事効率化
- 介護ロボットなどの技術発展による負担減
- 介護サービスの多様化
- キャリア形成が可能な多様なキャリアパス制度の設置
介護士の転職市場と将来性は良好だと言えるのではないでしょうか。
データなどからも当分の間、売り手市場が続くと予測できるため、優良な施設や求人を選ぶことも可能です。
未経験からでも挑戦しやすく、人材不足解消のためのさまざまな施策が期待される介護業界。
自分の働き方や将来のキャリアをしっかりと見据え、介護士として活躍してください。
介護士からの異業種転職におすすめの転職サイト3選
ここまで、介護職に強い転職サイトを紹介していきましたが、「他の施設に移るか、介護士の仕事を辞めて違う職種に転職するか」悩んでいる人もいるのではないでしょうか。
「介護士の仕事を辞めて他の業界・職種を目指したい」と考える介護士さんにおすすめの転職サイト次の3つ。
上記はいずれも、エージェント型の転職サイトです。
それぞれの特徴と、なぜ介護士からの異業種転職におすすめなのかを解説するので、転職サイト選びの選択肢の1つに入れてみてください。
『リクルートエージェント』は転職支援実績No.1(※)で異業種転職にも対応
介護職からの異業種転職で押さえておきたいひとつめの転職エージェントは、リクルートエージェントです。
業界屈指の求人数を誇っていて、「未経験でも可」の求人も豊富に扱っています。
さらに保有する求人の業種・職種も幅広く、介護の経験しかない人もいろんな仕事を検討しながら決められるでしょう。
また、転職支援実績No.1(※)の手厚いサポートは、介護業界しか知らない介護士さんには心強いと言えます。
さまざまな業界の情報に精通しており、応募書類の書き方や面接対策などもしっかり支援してくれます。
あなた自身が気づいていない価値を見つけ出してくれたり、あなたの市場価値や適性などもキャリアカウンセリングで教えてくれるので、ぜひ介護職から異業種への転職を悩んでいる人は相談してみてください。
- 「未経験でも可」の求人を豊富に保有している
- 異業種・異職種転職の支援実績がある
- キャリアカウンセリングで介護職以外の自分の強みを知れる
※厚生労働省「人材サービス総合サイト」における有料職業紹介事業者のうち無期雇用および 4ヶ月以上の有期雇用の合計人数(2022年6月時点)
『マイナビAGENT』は転職希望の業界・職種が決まっている20~30代におすすめ
介護職から転職したい業界・職種が決まっている20~30代の人は、マイナビAGENTを押さえておくといいでしょう。
なぜなら、多様な業種・職種を網羅しており、各業界・職種に特化した専任のアドバイザーが在籍しているからですね。
これまでの介護職で積んできた経験やスキルを丁寧にヒアリングした上で、転職プランを一緒に考えてもらったり、専門性の高いアドバイスを受けたりしながら転職活動を進められます。
マイナビAGENTは若手向けの求人案件に強く、「未経験の求人特集」を行うなど未経験者の転職支援に力を入れています。
介護職からの異業種転職でもあっても、20~30代なら転職成功の可能性が高いのでぜひ活用してみてください。
- 20~30代の若手・未経験者の転職支援に強い
- 介護職での経験を丁寧にヒアリングした上で転職プランを考えてくれる
- 多様な業種・職種の求人あり。介護職経験を活かせる仕事も見つかりやすい
『ハタラクティブ』は介護職に就いてすぐ転職を検討している社会人経験の浅い若手におすすめ
介護職に就職したものの「思っていたよりきつい」「合わないから違う仕事がしたい」と転職を検討している社会人経験の浅い若手は、ハタラクティブに相談するといいでしょう。
ハタラクティブは、「正社員経験なし」や「スキルや経験に自信がない」といった20代若手向けの転職エージェントです。
取り扱っている求人の大半が20代向けの未経験OK求人で、「ITエンジニア」「接客・販売」「営業」など、若手の活躍できる職種の案件も揃っています。
なぜ介護職が合わなかったのか、カウンセリングであなたの適職も教えてくれるので、転職後は「合わない」「思っていたのと違う」といったミスマッチもなく、長く仕事を続けられるでしょう。
また、内定までは最短2週間と転職活動も効率的に行えるので、できるだけ早く介護職を辞めたいと思っている人はぜひ利用してみてください。
- 社会人経験が短くても活躍できる仕事がある
- 介護職が続かなかった人にも定着できる適職を紹介してくれる
- 内定まで最短2週間と新しい仕事に早く就ける
介護士の経験しかなくても異業種への転職は可能です。
未経験からでも始められる仕事や、介護職で培った経験を活かせる業界もあるからですね。
ただし、転職成功率を上げたい人や、効率的に異業種転職にチャレンジしたい人は、エージェント型の転職サイトの利用は必須と言えます。
理由は次の4点です。
- 本当に介護職を辞めて「転職できるか」「転職するべきか」など悩み相談にのってもらえる。
- 異業種転職が成功するよう、徹底したサポートがある。
- あなたのスキルや経験を活かせる仕事や適性を教えてくれる。
- 介護業界しか知らない人も、さまざまな業種・職種に精通した担当者より企業や転職市場の情報収集ができる。
一人で異業種転職を進めるよりも効率的で、サポートしてもらっているという安心感もあるため心強いでしょう。
くわえて介護職の異業種転職の注意点2つも押さえておきましょう。
- 年齢が上がるほど異業種転職は難しくなるので早めに行動する。
- 早く転職先を決めたい人は介護職の経験が活かせる業界・職種を目指す。
人手不足で経験者が重宝される介護職にはまたいつでも戻れるので、失敗を恐れずにまずは異業種転職にチャレンジしてみましょう。
転職後に「やっぱり介護の仕事が合っている」と気づいた人は、介護士におすすめの転職サイトを使って、ふたたび介護業界に戻ってみてはいかがでしょうか。
介護士のキャリアアップ・年収アップ転職に活かせる資格3選
介護士転職は資格がなくてもできると言われていますが、すでに介護職歴の長い介護士さんの中には、「キャリアアップしたい」「今より高収入を得たい」という人もいるでしょう。
介護士のキャリアアップ・年収アップ転職に活かせる資格は次の3つです。
- 介護福祉士
- 社会福祉士
- ケアマネージャー(介護支援専門員)
資格があるのと無資格とでは、お給料にも差額が生じます。
以下は、介護サービス全体の資格別介護職員の平均給与額です。(令和4年9月)
資格 | 平均給与額(単位:円) |
---|---|
介護福祉士 | 331,080 |
社会福祉士 | 350,120 |
ケアマネージャー(介護支援専門員) | 376,770 |
保有資格なし | 268,680 |
(引用元:厚生労働省「令和4年度介護従事者処遇状況等調査結果 第102表」)
最大で108,090円の給与差が発生していることからも、資格取得は年収アップにも効果的だと言えそうです。
それぞれの資格について概要や受験条件などを紹介するので、資格取得も視野に入れてみてはいかがでしょうか。
介護福祉士は介護資格唯一の国家資格で(※2024年5月時点)、介護をはじめ毎日の健康管理や生活支援、利用者の家族に対して介護に関する相談にのったり指導を行ったりもします。
専門知識やスキルが求められる資格でもあるので、現場のマネジメント業務を任されるようにもなります。
「養成施設」「実務経験」「福祉系高校」「経済連携協定(EPA)」の、4つの受験資格ルートがあります。
実務経験ルートの場合、実務経験3年以上にプラスして「実務者研修(EPA介護福祉士候補者以外)」または、「介護職員基礎研修+喀痰吸引等研修」が必要です。
社会福祉士は、社会福祉業務に携わる人の国家資格で、福祉や医療の相談にのったり支援を行ったりする業務が中心となります。
高齢者だけでなく、障害者やこども、低所得者なども支援対象で、介護施設以外での活躍も可能です。
社会福祉士の受験資格は12のルートがあり、多くが福祉系大学や短大を卒業していることが前提となっています。
卒業後に相談援助実務を積み、養成施設卒業を目指します。
大学や短大を卒業していない人は、相談援助実務を4年積み、一般養成施設を卒業するのが早いルートです。
ケアマネージャーは、上記2つの資格とは違い、都道府県主体の民間資格です。(※2024年5月時点)
介護保険に関するスペシャリストで、介護を必要とする人が介護サービスを受けられるよう、ケアプランを作成したり、サービス事業者と調整をしたりします。
業務は日中に行われることが多く事務作業中心なので、プライベートとの時間も取りやすく、体力面で不安がある介護士さんも、介護業界で長く仕事を続けられるでしょう。
受験資格は以下のどちらかの要件を満たしていることです。
- 国家資格に基づく業務に通算5年(かつ900日)以上従事している
- 相談援助業務を通算5年(かつ900日)以上従事している
たとえば、介護福祉士として通算5年以上働いているなら①の条件に該当しています。
受験資格を満たしている勤務地の都道府県か、勤務していない場合は居住する都道府県で受験する決まりになっており、受験地を自由に決めることはできません。
【経験者に聞いた】介護士の転職先を選ぶときの注意点とアドバイス
最後に、実際に介護士としての転職経験がある方に、転職先を選ぶときの注意点とアドバイスをいただきました。
これから介護士の転職を考えている、もしくは控えている方は、ぜひチェックしてみてください。
■注意点
転職先は母体の大きな事業所をおすすめします。
システム形態がしっかりしていること、仕事の分担がはっきりしているからです。
たとえば介護保険の請求業務などは、職員数の少ない事業所だと現場職員の仕事になりますが、大きい法人だと事務部などが行います。
事業所自体は、介護のケアを中心とした利用者に関する仕事内容に専念できますよ。
また、従業員数が多いと規定やルールをしっかり決めていないとまとまりがつかないので、マニュアルや仕組み化ができている点も魅力といえるでしょう。
しかし小さい会社経営だと、トップの判断次第で色々変わりやすいので、ボーナスの支給率にも影響してきます。
■アドバイス
転職先を選ぶ際に、いくら条件面で選んでも実際に働いてみないと分かりません。
良い面(改善された面)もあれば、悪い面(前職の方がよかった面)もあります。
人間は比較してしまう生き物なので、少なからず「前の方が良かった」と思うことは出てくるでしょう。
それでも、なるべく転職が良い方向になるためのアドバイスとしては、『譲れない条件に優先順位』をつけることです。
細かく設定しすぎると難しくなるので、休み・給与などは最低これくらいは必要だというラインを決めて探すのがおすすめです。
ちなみに私は何度か転職を繰り返していたのですが、この方法を取り入れてからはしていません。
■注意点
初任者研修を受けてからの転職でも遅くはないので、頑張って受けておいてください。
基本的な知識や技術を身に着けていないと、腰を痛めてしまうからです。
たとえばご家族にご高齢者がいればわかるかもしれませんが、寝たきりの方もいるので介助が必要です。
更にはおむつ介助をする必要も出てくる中、知識や技術があれば苦労は減ることでしょう。
■アドバイス
研修で学んだこと以外に資格もあわせて取得しておくのはおすすめです。
介護の職場は未経験者でも優遇されるのですが、施設によっては知識や技術がないと苦労することでしょう。
場の雰囲気になれるのはもちろん、必要スキルを身につけるための時間も必要とするため、休む暇を取るのも難しくなります。
しかし、資格を保持していればある程度の心の余裕が持てるのではないでしょうか。
■注意点
評判の悪い企業へ転職しないように注意しましょう。
例えば、地元では有名な大企業だとしても、「業務内容と給与の割が合っていない」といった不満が多い職場なこともあります。
また、求人情報を頻繁に見かける企業への転職は避けた方が無難です。
人手不足の状態が続いているから応募し続けているわけなので、何かの問題を抱えている可能性が高いからです。
たとえば介護職だけではないかもしれませんが、人間関係が悪くて人の定着率が悪い職場も多々あるので。
■アドバイス
ネットの口コミサイト等を事前にしっかりと調べる事で対処できます。
大手企業になるほど多くの情報を得られる可能性は高くて調べやすいでしょう。
また、小さな法人や事業所の口コミ情報を探すのは難しいかもしれませんが、面接の時に同時に施設見学を申し出ると少しでも職場の雰囲気が分かるので試してみてください。
小規模な事業所ならではのアットホームな雰囲気を感じられる職場も多くあるので、居心地の良さを重視する方にはおすすめといえますよ。
介護職の転職経験者からの具体的なアドバイスはいかがでしたでしょうか。
三者三様の意見となっていますが、なかでも「初心者研修を受けてから転職しないと腰を痛めやすいので注意」といった意見は、まさに現場を知っている人間だからこそのアドバイスといえるのではないでしょうか。
DASUケアLAB®︎代表 大関美里氏から介護士転職アドバイス
当記事の監修者、DASUケアLAB®︎代表 大関美里氏から介護士の転職をお考えの方向けにメッセージをいただいたので紹介します。
介護職の転職では、法人ごとに異なる介護方針やケアの手法が採用されており、現在の職場で身につけた技術や価値観が転職先に合わないこともありえます。
転職の際には、働く中で何を自分は大切にしたいのか価値観を改めて明らかにして、自分の経験やスキルを整理し、応募先の求める条件と照らし合わせて確認することが重要です。
また、ネットだけではなく自分の目で職場を見学し、実際の職場の雰囲気を掴むことをお勧めします。
転職先とのミスマッチを防ぐための準備が成功への鍵となります。
■監修者プロフィール
DASUケアLAB®︎代表 大関美里氏
介護福祉士、社会福祉士
特別養護老人ホーム、ショートステイ等で介護職として働くのち、家族在宅介護で排泄ケアの失敗を経験。おむつメーカーでのアドバイザーと研修事業ディレクション業を経て、排泄ケアに関わる情報を伝えるために2017年より活動開始。
介護する側もされる側も、双方が“シッカリ出して、スッキリ生きる”ことがより良い介護に繋がると、介護施設の現場同行や、排泄委員会サポート、セミナー等を通じ、より良い出し方を共に考える活動を展開中。