「新たなチャレンジをしたい」「環境も待遇も悪くてツライ」などの理由で、転職を希望するクリエイターの方も多いのではないでしょうか。
また、新しいものを生み出す仕事に憧れを抱いて、クリエイティブ職に就きたいと考える人もいるでしょう。
以下のような悩みをお持ちの場合、クリエイティブ職に強い転職サイト&エージェントの利用がおすすめ。
- クリエイティブ職の経験がなく転職できるか不安。
- クリエイティブ系企業の情報収集がしたい。
- ポートフォリオの作成アドバイスが欲しい。
さらにはクリエイティブ職の専門性の高さから、一般的な転職サイト&エージェントだと、希望する職種の求人が見つからなかったり、求めているようなサポートを受けられない可能性もあります。
そこで当記事では、クリエイティブ職に強いおすすめの転職サイト&エージェントを厳選ピックアップ。
あわせてサービスを利用する際のメリット・デメリット、よくある質問と回答なども紹介。
また、クリエイティブな仕事を多数手掛けている株式会社El Cielo代表の松下氏から監修協力いただいております。
株式会社El Cielo (エル シエロ)代表取締役 松下 貴恒
2007年にホームページ制作やウェブディレクションサービスを行う会社として株式会社エルシエロを創業。現在も多くのホームページ作成やネットショップ運営などを手掛ける。
「TakaYuki」の名称でクリエイターとしても、多くの有名人のホームページ作成はもちろん、作曲、編曲なども行っています。
クリエイティブ職に強い転職サイト&エージェント10選!各社別におすすめの人も紹介
それでは早速、クリエイティブ職に強い転職サイト&エージェント10社を紹介していきます。
なお、おすすめ10選は以下をもとに編集部が独自に選んでいます。
各社の特徴やおすすめの人なども紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
【ギークリー(Geekly)】応募する前に現場の生の声を知りたい人におすすめ
- IT業界に特化した社員口コミサイトがある
- IT転職の支援実績多数
- 無料で「年収診断」「キャリアパス診断」ができる
ギークリーは、IT・Web・ゲーム業界の転職に特化した転職支援サービスです。
応募する前に現場の生の声を知りたい人は、ギークリーがおすすめ。
IT業界に特化した社員口コミサイト「Geekly Review」があるからです。
「Geekly Review」は、実際に働いた経験のある人が企業の口コミを書き込み、共有するサービス。
気になる企業名から口コミの検索ができるほか、選考情報や給与・年収、評価なども見られます。
求人情報だけではわからない情報が得られるので、あなたに合った企業に出会えるチャンスも広がりますよ。
また、IT・Web・ゲーム業界に特化しているため、多くの実績とノウハウをもち、IT転職の支援実績は10,000件以上(※)。
非公開求人を含め求人数も多数あり、多くの人が年収アップを実現しています。
公式サイトでは無料の「年収診断」やChatGPTでの「無料キャリアパス診断」ができるので、興味のある人は診断してみてはいかがですか。
※「ギークリー(Geekly)」公式サイトより(2023年9月時点)
働き方 | 正社員、契約社員 |
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取扱職種 | システムエンジニア、プロジェクトマネージャー・システムコンサルタント、ネットワーク・サーバー、社内SE・テクニカルサポート・その他、プロダクトマネージャー・webディレクター・webデザイナー・webマスター、ゲーム、営業関連、ネットマーケティング、管理・経営企画・新規事業、制御系・組込み・通信系 |
求人対応エリア | 首都圏 |
運営会社 | 株式会社Geekly |
公式サイト | https://www.geekly.co.jp/ |
【レバテックキャリア】なかなか内定がもらえない人におすすめ
- 【TVCM放映中】まず抑えておきたい業界最大級の転職エージェント
- ITエンジニアの職種別専門アドバイザーが対応!
- 5人に4人が年収アップを実現(※2020年6月~2021年8月の実績)
レバテックキャリアは、IT・Web業界のエンジニア・クリエイター専門の転職エージェントです。
なかなか内定がもらえず転職活動に行き詰まっているっている人は、レバテックキャリアがおすすめ。
初回提案での内定率が90%(※1)という高い内定率を誇っているからです。
転職希望者のスキルや経験に合わせて、IT・Web業界の知識豊富なアドバイザーを選定。
丁寧なヒアリングで自分でも気づいていない”強み”を見つけ、企業を紹介してくれます。
また、希望者には応募する企業に合わせて徹底的な職務経歴書の添削を実施しています。
添削を受けることで書類通過率が変わるというから、利用しない手はありませんよね。
さらに、過去の質問例や見送り理由などを集めた独自の資料を用意し、応募企業にあった面接対策も行ってくれます。
年間累計7000回以上(※2)、実際に企業へ足を運び現場のメンバーなどにヒアリングしているため、応募前に「マネジメントの仕方」「同僚の雰囲気」といった詳細な情報を知りたいという人にも利用しやすいサービスです。
(※1)2018年4月~2019年9月の実績
(※2)レバテックキャリア公式サイトより(2023年9月時点)
働き方 | 正社員、契約社員 |
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取扱職種 | ゲームエンジンプログラマー、ゲームプログラマー、ネットワークエンジニア、インフラエンジニア、フロントエンドエンジニア、アプリケーションエンジニア、ブリッジSE、サーバーエンジニア、セキュリティエンジニア、データベースエンジニア、テストエンジニア、組込・制御エンジニア、セールスエンジニア、QAエンジニア、社内SE、マークアップエンジニア、サーバーサイドエンジニア、プログラマー、プロジェクトマネージャー(PM)、プロジェクトリーダー(PL)、ITコンサルタント、SAPコンサルタント、ITアーキテクト、Webディレクター、アートディレクター、データサイエンティスト、マーケティング、テクニカルサポート、ヘルプデスク、CTO候補、幹部候補、オープンポジション、ゲームプランナー、Webプロデューサー、UI・UXデザイナー、その他 |
求人対応エリア | 全国 |
運営会社 | レバテック株式会社 |
公式サイト | https://career.levtech.jp/ |
【HIGH-FIVE】クリエイターに寄り添ったサポートをしてほしい人におすすめ
- クリエイターファーストで転職をサポート
- 1人のエージェントが企業と求職者の双方を支援する「両面型」
- スカウトサービスの利用も可能
HIGH-FIVEは、クリーク・アンド・リバー社が運営しているクリエイター・デザイナー専門の転職エージェントです。
クリエイターに寄り添ったサポートをしてほしい人は、HIGH-FIVEがおすすめ
創業時から「クリエイターファースト」の文化が根付いているからです。
HIGH-FIVEは、創業者自身が元々クリエイター出身であり、クリエイターが働きやすい社会を作ろうと起業した会社。
サポートしてくれるエージェントもクリエイターとして働いているため、クリエイター業界の動向はもちろん、働きやすい環境なども熟知しています。
さらに、1人のエージェントが企業と求職者の双方を支援する「両面型」を採用。
企業の求めている人材と求職者の要望をマッチした紹介が可能ですが、もし双方の要望が一致しない場合は、クリエイターに寄り添って企業と交渉してもらえますよ。
また、求人紹介は「量より質」を重視しており、あなたの価値観にあう企業だけを紹介されるので、求人紹介が多すぎると思っている人にもおすすめ。
職務経歴書などの応募書類だけでなく、ポートフォリオの添削や制作支援も行っており、「選考を通過しやすいポートフォリオ」を実現してもらえます。
創業から30年以上のクリエイター転職支援実績があり、サポート機能だけでなくスカウトサービスもあります。
転職時期を決めていない人も登録だけしておくと思いがけないスカウトが届くかもしれませんよ。
働き方 | 正社員、契約社員、派遣、請負、業務委託 |
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取扱職種 | Webプロデューサー、Webディレクター、Webデザイナー、プロダクトマネージャー、プロジェクトマネージャー、映画・動画クリエイター・映像系職、ゲームクリエイターゲーム系職種、出版・広告、フロントエンジニア、システムエンジニア、プログラマー・デバッガー、社内SE、フィールド・インサイドセールス、事業企画・ビジネスプロデューサー、経営企画、人事・総務ほか |
求人対応エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社クリーク・アンド・リバー社 |
公式サイト | https://high-five.careers/ |
【マイナビクリエイター】ポートフォリオの作成が苦手な人におすすめ
- ポートフォリオ無料作成サービスがある
- ポートフォリオを登録するとオファーが受け取れる
- Web・ゲーム業界出身のキャリアアドバイザーが在籍
マイナビクリエイターは、マイナビグループが運営するWeb・ゲーム・IT業界専門の転職エージェントです。
ポートフォリオを作るのが苦手な人は、マイナビクリエイターがおすすめ。
ポートフォリオを作成できる無料サービス「MATCHBOX(マッチボックス)」があるからです。
「MATCHBOX(マッチボックス)」は、専用ソフト不要で登録後すぐに利用でき、画像や動画・サウンド作品にも対応。
作成したポートフォリオはWebも紙にも対応しています。
さらに、作成したポートフォリオを「オファー機能」に登録しておくと、あなたに興味をもった企業からオファーが受け取れるようになります。
受け取った後のやり取りはキャリアアドバイザーがサポートしてくれるので、働きながら転職活動している人でも利用しやすいですよ。
また、マイナビクリエイターのキャリアアドバイザーは、Web・ゲーム業界の出身者が在籍。
応募する企業が求めるクオリティに合わせたポートフォリオの作り方を教えてくれます。
一般的な転職支援サービスより月に行うカウンセリング人数を減らして対応しているため、きめ細やかなサポートをしてほしい人も登録を検討してくださいね。
働き方 | 正社員、契約社員、派遣社員、その他雇用形態 |
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取扱職種 | Webプロデューサー、Webディレクター、Webデザイナー、Webコーダー、Webプログラマー、Webマーケター、Webライター、ECサイト運営、Web編集・コンテンツ企画、モバイル制作、映像クリエイター、ゲームプロデューサー、ゲームディレクター、ゲームプランナー、ゲームプログラマー、ゲームシナリオライター、ゲームサウンドクリエイター、2DCGデザイナー、3DCGデザイナー、UIデザイナー、イラストレーター、プロジェクトマネージャー、システムエンジニア(Web・オープン・モバイル系)、システムエンジニア(汎用系)、システムエンジニア(制御・組み込み系)、ネットワーク・サーバ設計・構築、ネットワーク・サーバ運用・保守、営業・アカウントエグゼクティブ、事務職、紙系クリエイティブ職 |
求人対応エリア | 東京都近郊、愛知県近郊、大阪府近郊、福岡県近郊 |
運営会社 | 株式会社マイナビワークス |
公式サイト | https://mynavi-creator.jp/ |
【Webist】大手・有名企業へ転職したい人におすすめ
- 大手・有名企業の求人が豊富
- 独占非公開求人あり
- さまざまな雇用形態の求人に対応
Webistは、IT・Web業界の求人に特化した求人サイトです。
大手・有名企業へ転職をしたい人は、Webistがおすすめ。
大手・有名企業をはじめ3,000社以上(※)の企業と取引があるからです。
運営しているのは設立から30年(※)、大手クリエイターエージェンシーのクリーク・アンド・リバー社。
長年にわたり築いてきた信頼とネットワークから、大手・有名企業の求人を豊富に扱っています。
求人の中には「サイバーエージェント」「LINE」など、誰もが知っている有名企業の求人も。
また、一般では募集していない独占非公開求人や週3~4日勤務といった希少求人もありますよ。
登録後は、クリエイティブ職に精通したエージェントが丁寧にヒアリング。
自分では気づけなかった強みを見つけ、求職者に最適な仕事を紹介してくれます。
正社員だけでなく派遣社員や業務請負など、さまざまな雇用形態の求人も扱っているので、自分のワークスタイルに合った仕事を見つけたい人はぜひ登録を検討してくださいね。
※2023年9月時点
働き方 | 正社員、契約社員、紹介予定派遣、派遣社員、請負 |
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取扱職種 | Webプロデューサー・Webマスター、Webディレクター、Webデザイナー、Webコンサルタント、Web編集・ライター、Web動画編集、Webマーケッター、データサイエンティスト・Webアナリスト、プロジェクトマネージャー、制作進行管理、システムエンジニア、フロントエンドエンジニア、コーダー、プログラマー、データエンジニア、ネットワークエンジニア・サーバーエンジニア、プランナー、ライター、カメラマン、デスク・編集、校正・校閲、制作進行管理、クリエイティブディレクター、アートディレクター、エディトリアルデザイナー・グラフィックデザイナー、DTPオペレーター、営業、事務、カスタマーサポート、マーケティング、経営幹部、財務・経理、人事・総務、法務、経営企画・事業企画、広報・宣伝・PR・IR |
求人対応エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社クリーク・アンド・リバー社 |
公式サイト | https://webist-cri.com/ |
【Green】自分主導で転職活動をすすめたい人におすすめ
- 企業の担当者と直接連絡が取れる
- スカウト機能あり
- 面接前にカジュアル面談ができる
GreenはIT・Web業界の求人に強い転職サイトです。
自分主導で転職活動をすすめたい人は、Greenがおすすめ。
企業の担当者と直接連絡が取れるからです。
プロフィールを入力すると、あなたに興味をもった人事担当者から直接スカウトが届くこともありますよ。
利用者の60%以上(※)の人がスカウトをきっかけに転職を成功させていることから、プロフィールはしっかりと作成しておきたいところです。
さらに、求人検索で興味のある企業があったときには「気になる」をクリック。
企業とマッチングすると面接前にカジュアルに担当者と会える「カジュアル面談」ができますよ。
転職エージェントを利用すると、担当者からの連絡が煩わしく感じてしまうこともあると思いますが、求職者と企業との間に何も挟まないので、やり取りもスムーズで自分のペースで転職活動がすすめられます。
扱っている求人はエンジニアやデザイナーを中心に、上場企業や外資系企業、スタートアップ、ベンチャー企業など多数。
未経験からの転職にも対応しているので、クリエイティブ職に興味のある人はぜひ登録を検討してくださいね。
※「Green」公式サイトより(2023年9月時点)
働き方 | 正社員、契約社員 |
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取扱職種 | エンジニア・技術職(システム/ネットワーク)、クリエイティブ職(WEB)、クリエイティブ職(ゲーム/マルチメディア)、企画・マーケティング職、営業職、経営・CXO職、経理・管理・バックオフィス職、アシスタント・事務職・オフィスワーク、サービス職(人材/店舗/医療)、専門職(金融/不動産/コンサルタント/士業)、エンジニア・技術職(電気/電子/機械/半導体)、建築設計・土木・プラント職 |
求人対応エリア | 全国、海外 |
運営会社 | 株式会社アトラエ |
公式サイト | https://www.green-japan.com/ |
【マスメディアン】今まで自分に合った求人が見つからなかった人におすすめ
- 極秘・非公開の特命求人あり
- 転職支援実績多数
- 気軽に相談できる「個別相談会」を開催している
マスメディアンは、マーケティング・クリエイティブ職の求人に強い転職支援サービスです。
今までに自分に合った求人が見つからなかった人は、マスメディアンがおすすめ。
極秘・非公開の特命依頼を受けた求人があるからです。
マスメディアンは、マーケティング・クリエイティブ関連の専門誌を発行している「宣伝会議」のグループ会社。
創刊から70年弱の歴史のある「宣伝会議」は、マーケティングやクリエイティブの職種に強く、専門的なノウハウも豊富にもっています。
また長年の経験と実績により、宣伝会議ならではのネットワークも構築されています。
そのため、経営者や部門責任者から直接人材に関する相談を受けることもあり、マスメディアンだけにしかない極秘求人の紹介が可能です。
転職支援実績は6万人超(※)あり、過去の実績から選考のポイントなどのアドバイスもしてもらえますよ。
履歴書などを持参せず気軽にキャリアコンサルタントへ相談できる「個別相談会」も開催しているので、転職について知りたいことがある人は相談会に行ってみてはいかがですか。
ただし、未経験を対象にしたクリエイターの求人は扱っていないので注意してください。
※2023年9月時点
働き方 | 正社員、契約社員、派遣社員、紹介予定派遣 |
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取扱職種 | 営業・アカウントエグゼクティブ、プロデューサー、制作ディレクター、PRコンサルタント、ストラテジックプランナー、プロモーションプランナー、クリエイティブディレクター、コピーライター、グラフィックデザイナー、UIデザイナー・Webデザイナー、アートディレクター、CM・映像ディレクター、動画クリエイター、Webコンサルタント、デジタルプランナー、デジタル広告運用、Webプロデューサー、Webディレクター、コンテンツディレクター、Webライター、編集・ライター、広報担当、宣伝担当、マーケティング担当、販売促進担当、CRM・顧客データ活用、インハウスライター、インハウスデザイナー、インハウスWebデザイナー |
求人対応エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社マスメディアン |
公式サイト | https://www.massmedian.co.jp/ |
【ワークポート】地方にも強い転職エージェントを利用したい人におすすめ
- 全国に29ヶ所の拠点(※)
- 大手企業から地元企業の求人を扱う
- リモート求人多数
ワークポートは、クリエイティブ系の求人に強い転職エージェントです。
地方にも強い転職エージェントを利用したい人は、ワークポートがおすすめ。
北海道から沖縄まで、国内に29ヶ所の拠点(※)をもっているからです。
公式サイトでは、各エリアの主な産業や特徴、求人情報が掲載。
クリエイティブ職の求人に強いこともあり、「Webエンジニア」「グラフィックデザイナー」といった求人を全国で扱っています。
また大手企業から地元企業までの求人を扱っていて、登録すれば非公開求人の紹介も可能です。
転職活動には、創業20年(※)の経験を活かし、実績豊富な転職コンシェルジュが専属でサポート。
求人の紹介はもちろんのこと、履歴書の添削や面接対策、日程調整なども行ってくれますよ。
リモートワークの求人も扱っているので、通える範囲内に興味のある企業がない人も、まずは相談してみてはいかがですか。
※2023年9月時点
働き方 | 正社員、契約社員 |
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取扱職種 | ソフト開発・システムエンジニア系、クリエイティブ系、通信・インフラエンジニア系、ヘルプデスク・ユーザーサポート、研究、製品開発/品質・評価系、コンサルタント・プリセールス系、ゲーム制作関連、ものづくり系エンジニア、金融・保険・証券系、建設・土木・プラント・設備、不動産専門職、営業系、事務・管理系、経営企画・事業開発、マーケティング・プロモーション系、役員、販売・サービス系、物流・運輸・購買、製薬・創薬系、医療系専門職、福祉・保育・介護、未経験・第二新卒系、教員・公務員・その他専門職 |
求人対応エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社ワークポート |
公式サイト | https://www.workport.co.jp/ |
【CREATIVE JOB】スキルアップしたい人におすすめ
- スキルアップを図れるコンテンツが充実
- 複数のワークスタイルに対応
- 非公開求人を含め求人数が豊富
CREATIVE JOBは、クリエイティブ職の求人を専門に扱っている転職支援サービスです。
転職活動しながらスキルアップもしたい人は、CREATIVE JOBがおすすめ。
セミナーやクリエイターの交流イベントなど、スキルアップを図れるコンテンツが充実しているからです。
登録すると、クリエイター向けの教育プログラムを会員優待価格で受講ができるほか、会員限定のイベントにも参加できるようになります。
セミナーは、初心者から学べる「Excel入門」などの技術的なものから「契約と権利」など、法律に関するものまで多彩。
セミナーのほとんどがオンラインで開催されており、公式サイトから申し込みが可能です。
さらにクリエイターのための情報サイト『CREATIVE VILLAGE』もあり、情報収集に役立ちます。
また「正社員」「派遣社員」「フリーランス」「紹介予定派遣」など、複数のワークスタイルを扱うことで、将来のキャリアビジョンを柔軟に描けるように手助け。
クリエイティブ職の求人を豊富に持っており、非公開求人も扱っています。
面談はオンラインや電話でも可能なので、遠方の人や忙しい人にも利用しやすいサービスですよ。
働き方 | 正社員、契約社員、紹介予定派遣、派遣社員、請負 |
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取扱職種 | 映像、広告・出版、Web/モバイル、ゲーム、遊技機/アミューズメント、アニメ、その他 |
求人対応エリア | 全国、海外 |
運営会社 | 株式会社クリーク・アンド・リバー社 |
公式サイト | https://www.creativevillage.ne.jp/ |
【MORE WORKS】求職者の立場に立ったサービスを利用したい人におすすめ
- 利用審査に通過した求人のみ掲載
- 画像付きの求人情報が見られる
- スカウト機能あり
MORE WORKSは、デジタル・クリエイティブ業界専門の求人サイトです。
求職者の立場に立ったサービスを利用したい人は、MORE WORKSがおすすめ。
利用審査を通過した求人のみ掲載されているからです。
審査は、「クリエイティブプロダクションとして活躍している企業」「自社サービスを生み出している企業」など、サービスコンセプトが求職者とマッチしていること。
審査を通過した企業の求人が掲載されているため、求職者も利用しやすいですよね。
公式サイトでは、一般的な求人検索はもちろん「職種から探す」「キーワードから探す」「事業領域から探す」「インタビューから探す」などで検索が可能。
大きめのボタンで配置されているため見やすく、どの求人にも画像が添付されているので職場の雰囲気なども伝わりやすくなっています。
ユーザー登録すると、希望条件にマッチした求人がひと目でわかるようになるほか、スカウト機能が使えるようになります。
ただし転職エージェント機能はなく、求人も多いとは言えないので、ほかのサービスとあわせて登録すると利用しやすいでしょう。
働き方 | 正社員 |
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取扱職種 | Webデザイン、UIデザイン、インスタレーション、アートディレクション、フロントエンド、バックエンド、インスタレーション、テクニカルディレクション、Webディレクション、サービスディレクション、クライアントへ直接提案、Web企画、映像プロデュース、セールス |
求人対応エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社ハイブ |
公式サイト | https://www.moreworks.jp/ |
クリエイティブ職に強いおすすめ転職サイト&エージェント10社を紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
それぞれに魅力や特徴があり、候補先を絞りきれずに迷ってしまう人もいるかもしれません。
もし悩んでいて決められないなら、希望条件別におすすめの転職サイト&エージェントを厳選ピックアップしてみたので、次の章もあわせて参考にしてみてください。
クリエイティブ職に強いおすすめの転職サイト&エージェントを希望条件から選べる
続いて、以下の条件別にクリエイティブ職に強いおすすめの転職サイト&エージェントを紹介します。
該当する希望条件があれば、ぜひ紹介している転職サイト&エージェントをチェックしてみてください。
1.未経験からクリエイティブ職を目指す人におすすめ転職サイト&エージェント2選
経験者や実務未経験でもスキルのある人が有利なクリエイティブ職の転職。
未経験からクリエイティブ職を目指したい人は、『ワークポート』または『CREATIVE JOB』に相談してみるといいでしょう。
上記2社はクリエイティブ職に強い転職エージェントで、未経験者の転職支援実績も豊富にあります。
ワークポートには、質の高いサービスと、満足度の高い転職を実現できるようサポートしてくれる「転職コンシェルジュ」が在籍。
「IT」「Web」「ものづくり」などに強い転職コンシェルジュが、未経験者に対しても全力でサポートしてくれるので、ぜひ相談してみてください。
「未経験者歓迎」求人を多数保有しているのはもちろん、「セミナー」や「お仕事コラム」など、クリエイティブ職未経験者に役立つコンテンツが充実しているのはCREATIVE JOBです。
担当者の専門性や実績も高く、未経験者でも希望やキャリアプランに沿った支援が期待できるでしょう。
クリエイティブ職未経験者も徹底サポート。
【公式】https://www.workport.co.jp/
未経験者でも使いやすい転職エージェント。
【公式】https://www.creativevillage.ne.jp/
2.デザイナー職を希望する人におすすめ転職サイト&エージェント3選
Webデザイナーやグラフィックデザイナーといったデザイナー職志望の人は、『CREATIVE JOB』『Green』『Webist』を押さえておくといいでしょう。
上記3社は、デザイナー職の求人を多数保有しているため選択肢が豊富で、希望に合った求人も見つかりやすいです。
Web・ゲーム・広告・映像など、幅広い業種のデザイナー職求人を紹介してもらえるCREATIVE JOBは、各業界に強い担当者が多数在籍しています。
「3Dデザイナーとして、映像業界からゲーム業界へ転職」といった異業種転職のサポート実績もあるので、他の業界に興味のあるデザイナーさんもぜひ相談してみてください。
Webやゲーム、マルチメディア系デザイナーの求人を多数掲載しているGreenは、直接応募&企業とやり取りが可能な転職サイトです。
自己アピールできるポートフォリオが充実している人や、マイペースに転職活動を進めたい人には使えるサービスでしょう。
WEB業界に強いWebistは、「Webデザイナー」や「UI/UXデザイナー」の転職支援に強いエージェントが在籍。
大手や有名企業とも取引しており、独占求人も保有しているため、好待遇や人気企業の求人を紹介してもらえる可能性もありますよ。
Webデザイナーの転職支援に強い。独占求人あり。
【公式】https://webist-cri.com/
デザイナー職求人に直接応募が可能。
【公式】https://www.green-japan.com/
幅広い業界のデザイナー求人を多数保有。
【公式】https://www.creativevillage.ne.jp/
3.ライター職を希望する人におすすめ転職サイト&エージェント3選
Webライターやコピーライターなどを希望する人は、『Green』『マスメディアン』『ワークポート』が使えるでしょう。
上記3社は、ライター職の求人を一定数保有していて、Greenはフルリモートや在宅勤務可能のライター求人が充実しています。
働き方を変えたい人や、ワークライフバランスの取りやすさを重視している人はぜひチェックしてみてください。
コピーライターの求人が見つかるのは、広告業界に太いパイプをもつマスメディアンです。
実務経験を活かせる求人が中心で、大手グループ会社や高収入案件などの非公開求人を紹介してもらえることも。
Web業界だけでなく、ゲーム業界とも取引があるワークポートには、シナリオライターの求人があります。
地方にも拠点をもっているので、地元でライターの仕事をしたい人もぜひ相談してみてください。
フルリモート可のライター求人あり。
【公式】https://www.green-japan.com/
広告業界に強い。コピーライターの求人を保有。
【公式】https://www.massmedian.co.jp/
Web・ゲーム業界のライター求人が見つかる。
【公式】https://www.workport.co.jp/
4.ディレクター職を希望する人におすすめ転職サイト&エージェント3選
「クリエイティブディレクター」や「アートディレクター」といった現場責任者の仕事を希望する人は、『CREATIVE JOB』『ギークリー(Geekly)』『マイナビクリエイター』を活用するといいでしょう。
いずれもWebやゲーム業界のディレクター求人を多数保有しており、業界に精通した担当者が転職活動を支援してくれます。
Webやゲーム以外にも、映像や広告・出版のディレクター求人を保有するのはCREATIVE JOBです。
さまざまな業界の求人を扱っているので、希望に合った仕事も見つかりやすいでしょう。
ギークリーは、実績・求人ともに豊富で、内定までの日数が短く、年収アップ転職も実現できるサポート力のある転職エージェントです。
クリエイターやゲーム業界に強いキャリアアドバイザーも在籍しているので、業界の転職事情や、企業の詳細な情報なども教えてもらえますよ。
マイナビクリエイターには、ポートフォリオ作成サービス「MATCHBOX(マッチボックス)」を無料で利用できるメリットが。
Webディレクターのポートフォリオ作成にも使えるので、ぜひ活用してください。
また、在籍しているキャリアアドバイザーの専門性も高く、非公開求人も扱っているので登録して損はないでしょう。
Web・ゲーム・映像・広告・出版業界の求人あり。
【公式】https://www.creativevillage.ne.jp/
ディレクターの転職支援実績あり。
【公式】https://www.geekly.co.jp/
Web・ゲームディレクターの求人が見つかる。
【公式】https://mynavi-creator.jp/
さらに詳細な条件で探せる「絞り込み検索ツール」も活用しよう
前の章では、希望職種を中心に条件別おすすめ転職サイト&エージェントを紹介してきましたが、「もっと詳しい条件で探している」という人は、『絞り込み検索ツール』を活用してみてください。
「年代」「雇用形態」「業種」「年収」「勤務地」などでも絞り込めるツールとなっています。
すべての項目を選択する必要はありません。
重視する条件がひとつでもあれば有効活用できるでしょう。
クリエイティブ職に強い転職エージェントを利用するメリット・デメリット
続いて、クリエイティブ職に強い転職エージェントを利用するメリット・デメリットについて解説していきます。
メリット |
・クリエイティブ職の多種多様な求人を多数保有している ・クリエイティブ職に精通したキャリアアドバイザーのサポートが受けられる ・満足度の高い転職を実現できる |
---|---|
デメリット |
・クリエイティブ職の経験がない人は求人紹介が難しいこともある ・キャリアアドバイザーとの相性で転職活動が左右される ・少数精鋭の企業への転職支援は難しい場合もある |
それぞれのメリット・デメリットについて確認していきましょう。
クリエイティブ職に強い転職エージェントを利用するメリット3つ
クリエイティブ職に強い転職エージェントを利用するメリットは以下の3つです。
順番に解説していくので参考にしてみてください。
1.クリエイティブ職の多種多様な求人を多数保有している
クリエイティブ職に強い転職エージェントを使うメリットとして、多種多様なクリエイティブ系の求人を保有していることが挙げられます。
「Web」「ゲーム」「広告」といったクリエイティブ系の業界に特化しており、各業界とも太いパイプがあるため、求人も集まりやすいからですね。
クリエイティブ職の中でも、Webデザイナーなどは、いろんな職種・業種を扱う総合型の転職エージェントでも紹介が可能です。
しかし、珍しいクリエイティブ職だと、求人を取り扱っていないこともあります。
希望する求人がなかなか見つからない人も、クリエイティブ職に強い転職エージェントなら出会える可能性があるので、ぜひ相談してみてください。
また「マスメディアン」のように、経営者から話を受けた極秘の特命求人を扱っている転職エージェントもあります。
さらに、「レバテックキャリア」のように、求人がなくても企業に直接ポジションがないか打診をしてくれる転職エージェントもありますよ。
2.クリエイティブ職に精通したキャリアアドバイザーのサポートが受けられる
クリエイティブ職に精通したキャリアアドバイザーのサポートが受けられるのもメリットのひとつです。
クリエイターの活躍する、Web業界やゲーム業界などに詳しいキャリアアドバイザーが多数在籍しているからですね。
専門性の高いキャリアアドバイザーからは、以下のサポートを受けられます。
- 転職の不安や悩みなどを聞いてくれる
- 希望や適性に合った求人を紹介してもらえる
- 企業とのやり取りを代行してくれる
- ポートフォリオの作成指導
- 面接対策
- クリエイティブ職の転職市場や企業の情報提供
- 条件交渉など
とくにクリエイティブ職の転職活動で重要な「ポートフォリオの作成」は、転職支援の実績が豊富な担当者にアドバイスをもらうのがおすすめです。
強みや魅力が伝わりやすいポートフォリオを作成すれば、転職成功へ一歩近づくでしょう。
さらに、仕事内容や業界の情報を熟知しているため、アドバイスをもらえるのはもちろん、希望のキャリアプランに沿った求人を提案してもらうことも可能です。
当記事で紹介している転職エージェントのほとんどは、クリエイティブ職に精通したキャリアアドバイザーがサポートしてくれます。
なかでも「 HIGH-FIVE 」は、エージェントも現役クリエイターとして働いています。
また「マイナビクリエイター」は、Web・ゲーム業界の出身者が在籍しているため信頼度も高いでしょう。
3.満足度の高い転職を実現できる
クリエイティブ職に強い転職エージェントを使えば、満足度の高い転職を実現できるメリットがあります。
なぜなら、希望や適性に合った職場が見つかるからです。
クリエイティブ職の転職を希望する人の特徴として、必ずしも待遇アップやキャリアアップを重視しているわけではないことが挙げられます。
もちろん才能に見合った収入や評価を求める人もいますが、なかにはやりがいを重視していたり、仕事をしやすいクリエイティブな環境が整っているかを重視している人も。
クリエイティブ職に強い転職エージェントなら、クリエイターならではの希望も理解したうえで転職活動をサポートしてくれます。
企業の情報についても熟知しているため、「どのようなプロジェクトがあるか」「成長できるのか」「学べる環境はあるか」など、求職者が求めている条件に合うかもしっかり精査した上で求人を紹介してくれます。
そのため、マッチング精度が高い職場と出会える可能性が高いわけですね。
当記事で紹介した中でも、「ギークリー(Geekly)」は利用者から高い満足度評価を得たサービスに贈られる『doda Valuable Partner Award』で「BEST AGENT」を受賞。(※)
「ワークポート」は、『2024年オリコン顧客満足度調査|転職エージェント総合ランキング』で3年連続顧客満足度高評企業に選ばれています。
※アンケート調査概要 調査期間:2021年11月1日~2022年10月31日まで、調査対象社数:約600社、回答対象者:dodaパートナーエージェントサービスを利用したdoda会員
クリエイティブ職に強い転職エージェントを利用するデメリット3つ
クリエイティブ職に強い転職エージェントを利用するデメリットは以下の3つです。
順番に解説していくので参考にしてみてください。
1.クリエイティブ職の経験がない人は求人紹介が難しいこともある
これまでクリエイティブ職の経験がない人は、転職エージェントを利用しても求人紹介してもらえないことがあります。
クリエイティブの仕事は、専門的なスキルや経験が求められる職業でもあるため、職種によっては経験者の採用を優先する企業が多いからですね。
即戦力や新しい風を入れたいという理由で、転職エージェントを使って採用活動を行う傾向があるのもクリエイティブ職の特徴です。
未経験者はニーズが合わず、条件に合う求人がなかなか見つからないケースも少なくありません。
また、未経験者は教育コストがかかるため、採用活動に消極的な企業も見受けられます。
これまで美大や専門学校で学んだり、作品をつくった経験があれば、職歴がなくても採用される可能性もありますが、まったくの未経験だと求人も見つかりにくいでしょう。
「ギークリー」の公開求人数の中から「未経験可」の求人数を調べてみました。
サービス名 | 公開求人数(件) | 業界未経験可求人(件) | 職種未経験可求人(件) |
---|---|---|---|
ギークリー | 29,262 | 750 | 30 |
※調査日2024年10月4日
上記を見てわかると思いますが、未経験可の求人はとても少ないです
とくに、職種未経験可の求人はとても少なく、全求人の0,1%ほどしかありません。
たとえ募集が出てきても競争率が高く、転職活動が長引きやすい点には注意してください。
未経験からクリエイティブ職を目指すなら、まずは知識やスキルを身につけましょう。
知識やスキルがあれば、実務経験はなくても挑戦できる求人はあるからですね。
学ぶ姿勢のある人は、たとえ経験がなくてもやる気があると見なされ、採用される可能性も十分あります。
身についた知識やスキルを活かして作品作りをすすめ、転職活動でアピールできるポートフォリオを準備し、転職エージェントに相談するのもおすすめです。
学習方法が分からない人は、就職支援のあるスクールを利用するのも方法のひとつ。
たとえば、Webデザイナーを目指す人なら、Webデザインが学べてキャリアサポートもある「インターネット・アカデミー」などを活用するといいでしょう。
2.キャリアアドバイザーとの相性で転職活動が左右される
キャリアアドバイザーとの相性で転職活動が左右されるのも、転職エージェントを利用するデメリットです。
転職活動の進め方やクリエイティブ職の専門性、支援実績などは、キャリアアドバイザーによって異なるためですね。
たとえば「量より質のいい求人を紹介してもらいたい」と考えているのに、どんどん求人紹介してくる担当者に当たってしまうと、どの求人が自分に合うのか判断ができず、選択を誤るケースも。
また、クリエイティブ職に強い転職エージェントでも、経験の浅いキャリアアドバイザーが在籍していることもあります。
担当キャリアアドバイザーの経験が浅かった場合、
- 転職する際に身に付けておくと有利になる言語を聞いてみたけれどわかっていない
- クリエイティブ業界の最新情報を聞きたいのに自分の方が詳しい
なんてことがあるかもしれません。
さらに、これまでの経歴やポートフォリオを正しく評価してもらえず、ふさわしくない求人提案ばかり行われた結果、転職活動がなかなか進まないことも。
一部の転職エージェントを除いて、登録時にキャリアアドバイザーは指名できないため、相性の合わない人が担当になる可能性があるのも理解しておきましょう。
「キャリアアドバイザーとの相性が合わない」と感じたら、担当者を変更してもらってください。
転職エージェントでは、担当者の変更には柔軟に対応してくれます。
合わない担当者に転職をサポートしてもらい続けても、転職活動がストレスになってしまうので、すみやかに申し出てくださいね。
変更を申し出る際は、変更理由を伝えると、次の担当者に反映してもらえるでしょう。
ただし、的確なアドバイスにも関わらず、意に沿わない内容だからと担当変更を申し出るケースや、「ただなんとなく合わない」といった曖昧な理由だと対応が難しいことも。
また、担当者を変更したのに対応が変わらない場合、転職エージェントの方針に合わない可能性もあります。
ほかの転職エージェントにも登録して、キャリアアドバイザーの質を比較してみるのもいいでしょう。
3.少数精鋭の企業への転職支援は難しい場合もある
少数精鋭の企業を希望する場合、転職エージェントでは紹介が難しいこともあります。
なぜなら、小規模のデザイン事務所などは自社で募集を行っていたり、リファラル採用などを導入しているからですね。
転職エージェントを利用すると、企業側は紹介手数料を払わなくてはいけません。
大手企業なら採用活動に予算をかけられても、中小企業や小規模企業には負担が大きく、転職エージェントは使わず採用活動を行うケースも。
また、少数精鋭の企業で働きたいなら、次のようなスキルが必要となる場合が多いです。
- 幅広い業務ができる柔軟性
- 時間を有効に使うための段取り力
たとえば、「Webデザイナーだけどコーダーやプログラミングスキルが必要」といったように、マルチに活躍できるスキルが必要とされるかもしれません。
少数精鋭のクリエイター集団の中で働きたい人は、自分のスキルや転職活動の方法を見直してみてください。
中小企業や小規模企業を希望する人は、さまざまなアプローチで情報収集する必要があります。
企業によって採用活動の方法が異なるためですね。
たとえば、転職エージェントの紹介手数料より、転職サイトの広告掲載料のほうが安いと一般的に言われているため、転職サイトで中小・小規模企業が見つかる可能性もあります。
ほかにも、以下の方法を取り入れて探してみるといいでしょう。
- 友人・知人などから紹介してもらう
- ハローワークで探してみる
- 企業のホームページの採用情報をチェックする
- クリエイターコミュニティや交流会に参加して情報収集する
上記方法は、企業規模問わずクリエイティブ職の転職活動に有効なので、転職エージェントを利用する人も取り入れてみてください。
クリエイティブ職に強い転職サイト&エージェントの選び方と活用方法
続いて、クリエイティブ職に強い転職サイト&エージェントを選ぶ際のポイントや活用方法を紹介します。
転職サイト&エージェントを利用する際は、以下の選び方&活用方法を押さえておきましょう。
順に解説していきますので参考にしてください。
クリエイティブ職に特化した転職サイト&エージェントは押さえる
まずはクリエイティブ職に特化した転職サイト&エージェントは押さえておきましょう。
一般的な転職サイトに比べてクリエイター向けの求人が多いのはもちろん、クリエイティブ職向けのコンテンツを利用できたり、サポートを受けられたりするからですね。
とくに転職エージェントは、クリエイティブ職に精通したキャリアアドバイザーが在籍しているので、専門的なアドバイスや満足度の高いサポートを期待できます。
またクリエイティブ職の求人が多ければ、いろんな企業を比較検討できますし、選択肢の幅が広がるメリットもありますよ。
当記事で紹介している、クリエイティブ職に特化している転職サイトと転職エージェントをサービスごとにわけてみたので、参考にしてください。
- ●クリエイティブ職に強い転職サイト
- ・Green
・MORE WORKS - ●クリエイティブ職に強い転職エージェント
- ・ギークリー(Geekly)
・レバテックキャリア
・HIGH-FIVE
・マイナビクリエイター
・Webist
・マスメディアン
・ワークポート
・CREATIVE JOB
希望するクリエイティブ職の求人の取り扱いがあるかチェックする
希望するクリエイティブ職の求人の取り扱いがあるかも必ずチェックしてください。
クリエイティブ職といっても領域は幅広く、転職サイト&エージェントによっては取り扱いがない業界・職種もあるからですね。
たとえば、「Webディレクター」の求人は扱っていても、「映像ディレクター」の求人は扱っていないケースなどが挙げられます。
希望の求人がなければ登録するだけ無駄になってしまうので、登録前に公式サイトの求人検索機能などを使って、必ず確認しておくようにしてください。
今回紹介しているサービスはすべて求人検索ができますが、なかでも「ギークリー(Geekly)」「レバテックキャリア」は細かい条件を選択して求人検索ができるため、希望するクリエイティブ職があるか確認しやすいでしょう。
もし、公開求人に条件の合う求人がなかったとしても、非公開求人を紹介してもらえることもあるので、実績なども調べてみてください。
ポートフォリオの作成指導が受けられる転職エージェントを選ぶ
「ライバルに差がつくポートフォリオを作りたい」「基本的な作り方が知りたい」という人は、ポートフォリオの作成指導が受けられる転職エージェントを選ぶようにしましょう。
クリエイティブ職の転職に必須のポートフォリオは、転職成功に大きな影響を与えるからですね。
ポートフォリオはスキルや能力を証明するためのアイテムで、あなたのセンスや個性、これまでの実績などをアピールできます。
ただし、作品を並べるだけではインパクトに欠けてしまい採用には繋がりません。
ポートフォリオの作成指導を受けられれば、魅力的なアピールができるポートフォリオの作成が可能になり、転職成功にも近づけるでしょう。
また、作成方法だけでなく、面接時のポートフォリオ活用法なども教えてもらえます。
例えば、「ポートフォリオはWEBと紙の両方用意したほうがいい」「応募企業ごとに作品の順番を考える」といった具合ですね。
より良いポートフォリオを作成した人や、活用のコツを知りたい人は、ぜひサポートに対応している転職エージェントに登録してくださいね。
複数登録して自分でも積極的に転職活動を進める
クリエイティブ職に強い転職サイト&エージェントに複数登録して、自分でも積極的に転職活動を進めましょう。
転職先にもこだわりを求めるクリエイターの方は、可能性を広げておくことで、希望に合った仕事が見つかりやすくなるからですね。
とくに細かく希望条件を設定している人だと、1社だけの利用ではなかなか理想通りの職場や仕事内容に出会えない可能性も。
転職サイトを使って自分で直接応募したり、スカウトサービスを併用するのもいいでしょう。
また、転職エージェントに複数登録することで、相性の合うキャリアアドバイザーと出会えることも。
キャリアアドバイザーが合わないと感じる人は、いくつかの転職エージェントに登録してみてくださいね。
複数登録の具体例を紹介します。
ポートフォリオ作成のアドバイスが欲しい人は、『 HIGH-FIVE 』×『マイナビクリエイター』の複数登録がおすすめです。
両サービスともポートフォリオ作成の制作支援を行っており、『マイナビクリエイター』は、ポートフォリオが作成できる無料サービス「MATCHBOX(マッチボックス)」も利用できます。
応募前に職場の雰囲気を知りたい人は、『ギークリー(Geekly)』×『Green』の複数登録がおすすめです。
『ギークリー(Geekly)』はIT業界に特化した社員口コミサイトが見られ、『Green』は面接前に担当者とカジュアル面談ができます。
「HIGH-FIVE」は転職エージェントですが、スカウトサービスの提供も行っています。
転職サイトとエージェントを併用したい人は、前の項に一覧を掲載しているので、ぜひ参考にしてください。
クリエイティブ職におすすめの転職エージェントを利用する際の流れ
この章では、クリエイティブ職におすすめの転職エージェントを利用する際の流れについて解説していきます。
転職サポートを希望する人は、登録から入社までの流れを把握しておきましょう。
※転職サイトを利用する際の流れについては、各転職サイトの利用方法などを確認してください。
まずは公式サイトから登録・申し込みを行いましょう。
「プロフィール」「希望条件」「職歴」など項目に沿って入力していきます。
入力する内容は簡単ですが、間違いがないように注意してください。
会員登録をすると、さまざまな機能が利用できるようになります。
申し込み後、数日以内にメールまたは電話で面談の案内連絡が入るので、面談日を決めましょう。
予約した日時に、キャリアアドバイザーと面談を行います。
面談では、キャリアアドバイザーが、これまでの経歴や希望などを丁寧にヒアリングしてくれます。
面談時に「ポートフォリオ」の持参を求められる場合もあるので、作品がある人は前もって用意しておきましょう。
転職に関する不安や悩み、キャリアプランについても相談できるので、話したいことは面談で伝えるようにしてください。
「対面」「オンライン」「電話」でのカウンセリングに対応している場合もあるので、面談方法についても確認し、自分にあった方法を選ぶといいでしょう。
面談内容をもとに、スキルや希望に合った求人を紹介してくれます。
紹介された求人が希望条件に合うか確認しましょう。
求人の詳細な情報はもちろん、人員構成や職場の雰囲気についても教えてもらえるので、気になる点があれば質問してください。
希望に合わない求人が紹介された際は断っても問題ありません。
非公開求人を紹介してもらえる場合もあるので、担当者に確認してください。
希望に合う求人が紹介されたときは、担当キャリアアドバイザーを通じて応募しましょう。
転職エージェントでは、応募書類の提出や面接日時の調整などすべて代行してくれます。
また履歴書や職務経歴書の添削もしてくれるので、率先してサポートを活用しましょう。
ポートフォリオ作成のアドバイスも応募書類の作成時に受けるようにしてください。
書類選考に通過したら企業との面接に進みます。
面接日などの調整は、転職エージェントが行ってくれます。
多くの転職エージェントが面接対策をしているので、サポートしてもらうのがおすすめです。
過去の質問事例や面接官の人柄といった情報やアドバイスをもらえることもあります。
十分に準備した上で面接に臨むと内定率アップにも繋がりますよ。
担当キャリアアドバイザーから面接後のフィードバックも受けられるので、次回以降に活かしてください。
内定が出たら入社準備を行います。
入社日の調整をはじめ、入社手続きなどは転職エージェントがサポートしてくれます。
また、退職交渉のアドバイスなども行ってくれるので、困ったことがあればいつでも相談してください。
クリエイティブ職に強い転職サイト&エージェントに関するQ&A
クリエイティブ職に強い転職サイト&エージェントを利用する際のよくある質問についてQ&A形式で紹介します。
わからないことや気になる点があれば、ぜひ参考にしてみてください。
無料で利用できる理由は、転職サイトは「広告料」を、転職エージェントは「紹介手数料」を求人企業から受け取って運営しているからです。
求職者には登録料やサポート手数料、成功報酬などは請求されないので安心して利用してください。
ただし、一部の転職サイトでは有料プランを設けているので注意が必要です。
また、転職エージェントとの来社面談にかかる交通費や、その他転職活動にかかる費用は求職者負担となるので理解しておきましょう。
クリエイティブ職の求人は地方より都会に多い傾向があるため、転職サイト&エージェントによっては「首都圏のみ」「大都市のみ」と限定していることもあります。
クリエイティブ系の仕事を扱う広告代理店やデザイン会社などは、産業の中心地である東京に集中しているため、地方より都市部のほうが需要は高いです。
しかし、地方に拠点を構えている転職エージェントもありますし、リモート面談や面接にも対応しているので、地方でも決して転職活動ができないわけではありません。
地方の求人に強い転職サイト&エージェントもあるので、求人検索機能を使って求人が十分あるか検索してみるといいでしょう。
とくにクリエイティブ職に強い転職サイト&エージェントは、ポピュラーな分野からマイナー分野まで求人を取り揃えています。
主に「Web業界」「ゲーム業界」「広告業界」の求人が多く、「建築・インテリア」「プロダクトデザイン」などの求人を扱う転職サイト&エージェントも。
取扱職種については、以下のとおりです。
- デザイナー(Web、UI/UX、グラフィック、ゲーム、工業など)
- イラストレーター
- ライター(Webライター、コピーライター、シナリオライターなど)
- フォトグラファー
- ディレクター(アートディレクター、クリエイティブディレクターなど)
- プロデューサー
- プランナー
- エンジニア(Webエンジニア、マークアップエンジニアなど)
とても幅広く、いろんな仕事があるとわかります。
ただし、転職サイト&エージェントによって強みをもつ業界・職種は違うので注意して利用してください。
自分で求人検索をする必要がないので、在職中で仕事が忙しいクリエイターの方は、効率よく転職活動を進められます。
書類選考なしで直接面接を受けられるスカウトは、内定率が高い傾向にあるため要チェックです。
転職サイトによってさまざまなスカウト機能があり、なかには一斉送信のスカウトメールが届くなど、希望に合わないスカウトが届くこともあります。
各転職サイトのスカウト機能を理解したうえで、上手に活用してください。
クリエイティブ職の中には残業が多い職種もあり、サービス残業が当たり前だったり、日付が変わっても帰宅できないといった経験をしたことがある人もいるでしょう。
最近は働き方改革が進み、規定の整った大手企業を中心に残業時間も少なくなっています。
ただし、繁忙期に入ると残業が発生することもありますし、小規模な会社だとタイトな納期や人手不足のせいで残業が増えることも。
面接時に必ず残業時間や残業手当について確認しておきましょう。
不安な人は、残業状況なども教えてくれる転職エージェントを利用がおすすめです。
転職後のサポートを実施している転職エージェントなら、「確認した残業時間を大幅に上回っている」ようなことが起こっても、間に入って交渉してくれます。
どの程度の残業が許容範囲なのか、自分の中で明確に決めておくと、求人探しや交渉もしやすいでしょう。
クリエイティブ職の転職で求められる3つのスキル
さまざまな職種があるクリエイティブ職。
どの職種にも共通して求められるのが次の3つのスキルです。
それぞれについて解説していきます。
発想力や創造力は、クリエイティブ職にとって重要なスキルと言えるでしょう。
アイデアはプロジェクトや作品づくりに必要不可欠で、常に新しい発想が求められます。
さらに発想から生まれたアイデアをカタチにできる、創造力も併せて必要です。
プロジェクトや作品づくりは一人で行うわけではありません。
チームで協力してプロジェクトを進めることもありますし、一人で仕事を行う場合でもクライアントとのやり取りがあります。
自分のアイデアを他の人に伝えるコミュニケーション力も、クリエイティブ職に求められるスキルのひとつです。
また、高め合える相手や刺激をもらえる人とのつながりも、発想力や創造力を高めるために欠かせません。
クリエイターの人脈づくりにもコミュニケーション力は大切な要素だと言えるでしょう。
問題解決能力も重視されるスキルです。
クリエイティブな仕事をしていれば課題や問題にぶつかることも少なくありません。
問題解決能力が高いクリエイターは、問題が起こっても、作品の品質を維持しながらプロジェクトをスムーズに進行できます。
チームやクライアントからの信頼も得やすく、メンバー同士の信頼関係が深まったり、次の仕事につながったりと、企業にもプラスの影響をもたらせてくれるため重宝されるでしょう。
クリエイティブ職から異職種転職におすすめの仕事3選
転職を試みてみたものの、「クリエイティブ職には向いていないかも」「転職では悩みが解決しない」という人もいるのではないでしょうか。
クリエイティブ職を辞めたい人や、キャリアチェンジも選択肢にある人は以下の仕事を検討してみるといいでしょう。
クリエイティブ分野の専門学校などで、教員・講師を目指すことも可能です。
Webデザイナーやグラフィックデザイナー、ゲームクリエイターなど、さまざまなジャンルの実務経験者を対象にした教員・講師の求人があります。
クリエイティブ職でも必須スキルのコミュニケーション力を活かせるのが営業職です。
ヒアリング力や提案力なども営業職には強みとなります。
また、営業職は未経験からでも転職しやすい職種のひとつで、異職種転職に向いているといえるでしょう。
クリエイターに特化した人材会社などで、人材コンサルタントを目指してみるのもいいのではないでしょうか。
デザインや映像、広告といったクリエイティブ職に精通している強みを活かせるでしょう。
上記で紹介した仕事は、いずれもクリエイター経験を活かせる職種です。
ほかにも「企画職」「マーケティング」「広報」など、クリエイティブ職での経験を活かせる仕事はあります。
異職種転職に興味がある人は、転職サイトで求人をチェックしたり、さまざまな職種の求人を扱う「マイナビAGENT」のような総合型転職エージェントに相談してみてはいかがでしょうか。
総合型転職エージェントを探す際は、「転職エージェントおすすめランキング|1,000人への口コミ調査結果を発表」の記事を参考にしてみてください。
株式会社El Cielo代表取締役の松下貴恒氏からクリエイティブ職への転職希望者へ向けた応援メッセージ
当記事の内容はいかがでしたでしょうか。
最後にクリエイティブ職への転職希望者へ向けて、株式会社El Cielo代表取締役の松下貴恒氏から応援メッセージをいただきましたので紹介します。
皆様はじめまして、株式会社El Cielo (エル シエロ)の代表をしている松下と申します。
結論から言いますと、現職のクリエイターの方はもちろん、これからクリエイティブ系の仕事をしたいと考えている人は、特化型の転職エージェントを利用はおすすめです。
記事内でも紹介されているところで見ると「マイナビクリエイター」やクリーク・アンド・リバー社運営の「HIGH-FIVE」などですね。
多種多様なクリエイティブ職の求人を多く保有しているのはもちろん、クリエイターが活躍する各業界の情報にも詳しいアドバイザーからのアドバイスを見込めるからです。
また、クリエイティブ職の転職に欠かせない「ポートフォリオ」の作成指導や、アピール方法などのアドバイスがもらえる点もメリットといえるでしょう。
ただし、自分のペースで転職活動をしたい人や、小さな事務所に転職したいという人は、転職エージェントよりも転職サイトのほうがあっている場合もあります。
転職サイトなら「Green」が有名なので、気になる方は登録を検討してみてはいかがでしょうか。
ぜひ自分に合うサービスを選んで、クリエイティブ職の転職成功を目指してみてください。