
人事・総務・労務は、ほかの職種や部門に比べて異動が少なく、安定性がある上、専門性を見がうことができると人気が高い仕事のひとつです。
そのため、以下のようなさまざまな志望動機をもった人が人事・総務・労務の転職を目指します。
- 異職種からチャレンジしたい
- これまでの人事・総務・労務部署での経験やスキルを武器にキャリアアップしたい
- 今の会社では管理部門の評価が低いため評価してもらえる会社に転職したい
- 会社の基幹部門で会社を支える仕事をしたい
お仕事自体は、色々な転職サイト&エージェントで探せますが、なかなか希望に合う求人が見つからず、転職活動がうまくいかないという人も多いのではないでしょうか。
当記事では、人事・総務・労務に強いおすすめ転職サイト&エージェントを厳選してピックアップしました。
さらに、人事・総務・労務に強いおすすめ転職エージェントの利用がおすすめな理由や、登録から入社までの流れなども紹介しています。
「人事・総務・労務」に強い転職サイト・エージェント11選!各社のおすすめ理由も
それでは早速、「人事・総務・労務」に強いおすすめの転職サイト&エージェント11社を紹介していきます。
なお、おすすめ11選は以下をもとに編集部が独自に選んでいます。
各社のおすすめ理由についても詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
【MS-Japan】管理部門の転職実績があるサービスを利用したい人におすすめ
- 転職サポート実績多数
- 保有している求人の9割(※)が非公開求人
- 業界に精通したキャリアアドバイザーが徹底サポート
MS-Japanは、管理部門・士業の転職に特化した転職支援サービスです。
管理部門の転職に実績があるサービスを利用したい人は、MS-Japanがおすすめ。
創業から30年間で26,000名以上(※)の転職サポート実績があるからです。
人事や総務・労務の転職支援に特化しているだけあり、豊富な転職サポート実績とノウハウの提供が可能です。
常時最新の市場動向を把握しているため、一人ひとりにあった最適なキャリアプランの提案を受けることができます。
また、保有している求人の9割(※)が非公開求人であり、MS-Japanでのみ扱っている求人も多数あります。
人事・総務・労務に精通したキャリアアドバイザーが、求人の紹介から応募書類の添削、企業側との条件交渉などを徹底サポート。
利用者の満足度も高く、MS-Japanが行った利用者アンケート(※)では、90%以上が「また利用したい」と回答しています。
全国の求人を扱っているので、地方にお住まいの方にも利用しやすい転職エージェントです。
※「MS-Japan」公式サイトより(2023年9月時点)
働き方 | 正社員 |
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取扱業種 | 商社全般、サービス全般、マスコミ・広告業界、IT・通信全般、製造全般、エネルギー・インフラ全般、医療・福祉全般、建築・不動産全般 その他全般、WEB・インターネット全般、金融全般、コンサルティング全般など |
取扱職種 | 人事、総務、その他人事 |
求人対応エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社MS-Japan |
公式サイト | https://www.jmsc.co.jp/ |
【リクルートダイレクトスカウト】自分のペースで転職活動をすすめたい人におすすめ
- 登録後待つだけでスカウトが届く
- 企業と直接コンタクトが取れる
- 非公開求人にも出会える
リクルートダイレクトスカウトは、大手リクルートグループが運営しているハイクラス向けの転職支援サービスです。
自分のペースで転職活動をすすめたい人には、リクルートダイレクトスカウトがおすすめ。
登録後待っているだけで企業やヘッドハンターからスカウトが届くからです。
スカウトが届いた企業と直接コンタクトが取れるため、スムーズに転職活動がすすめられます。
また、5,000名以上(2023年3月時点)のヘッドハンターが、求職者に代わって仕事を探して提案してくれるのもポイント。
求職者の強みを見つけてスカウトを送ってくれるので自分では探せなかった求人や、思いもよらない求人に出会えるチャンスも広がりますよ。
人事・総務の管理職や責任者ポジションの求人が豊富で、キャリアアップや年収アップが目指せるのもリクルートダイレクトスカウトの特徴です。
さらに、一般公開されない非公開求人からのスカウトもあります。
「転職時期は決めていないが、条件のあう求人があったら話を聞いてみたい」「転職コンサルタントから連絡がくるのは面倒くさい」という人には、利用しやすいサービスです。
働き方 | 正社員 |
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取扱業種 | マスコミ・メディア、IT・インターネット、メーカー、コンサルティング、流通・小売・サービス、エンターテイメント、金融、人材・研修・教育、メディカル |
取扱職種 | 人事全般、採用・リクルーター、人材開発・人材育成・研修、制度企画・組織開発、労務・給与 |
求人対応エリア | 全国、海外 |
運営会社 | 株式会社リクルート |
公式サイト | https://directscout.recruit.co.jp/ |
【MyVision(マイビジョン)】人気企業やキャリアアップ転職におすすめ
- 人気の高い企業の人事・総務求人あり
- 経験を活かして人事コンサルタントを目指せる
- 専属担当者による徹底した面接対策を実施
MyVision(マイビジョン)は、コンサルやハイクラス転職に強い転職エージェントです。
人気企業のポジションや、人事・総務などの経験が活かせるキャリアアップ転職を目指す人には、MyVisionがおすすめ。
人気の高いIT企業やメーカーの人事・総務求人のほか、コンサルタントの求人も多数保有しているからですね。
ホワイト企業や福利厚生の充実した企業、安定感のある企業など、優良企業との取引も豊富です。
人事・総務・労務は人気の高い職種で、さらに人気企業となると競争率や転職難易度は高め。
しかし、MyVisionには人気企業の専属担当者が存在するため、企業の選考ルートを熟知した徹底的な面接対策が受けられます。
また、コンサルタントの転職支援にも強く、人事系の経験を活かして人事コンサルタントを目指すことも可能です。
人事コンサルタントの経験を経て、大手企業の人事ポジションに進むキャリアパスなど、選択肢も広がるでしょう。
人事・総務職の将来のキャリアについても相談にのってもらえます。
キャリアプランやキャリアビジョンの描き方に悩んでいる方は、ぜひMyVisionを活用してみてはいかがでしょうか。
働き方 | 正社員 |
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取扱業種 | IT・インターネット、メーカー、コンサルティング、流通・小売・サービス、エンターテイメント、金融、人材 |
取扱職種 | 人事コンサルタント、人事全般、採用・リクルーター、人材開発・人材育成・研修、制度企画・組織開発、労務・給与、経理・財務・総務 |
求人対応エリア | 全国、海外 |
運営会社 | 株式会社MyVision |
公式サイト | https://my-vision.co.jp/ |
【WARCエージェント(ワークエージェント)】IPO準備企業を目指す人におすすめ
- IPO準備企業の転職サポート実績多数
- ベンチャー業界への深い知見あり
- 人事・労務のハイクラス転職にも対応
WARCエージェント(ワークエージェント)は、ベンチャー企業や上場企業の管理部門の転職支援を行っている人材紹介サービスです。
これまでの人事・労務経験を活かしてIPOに携わりたいという人には、WARCエージェント(ワークエージェント)の活用がおすすめ。
WARCエージェントは、ベンチャー企業やIPO準備企業の転職支援に強みがあるからですね。
IPO経験のある経営陣が運営しているエージェントでもあるため、「本当にIPO準備を進めているのか」目利き力も高く、知見を活かしたアドバイスも期待できるでしょう。
人事や労務の転職支援を得意とするキャリアアドバイザーも在籍しており、年収などの条件交渉をお任せできたり、さまざまな相談にのってもらったりすることも可能です。
とくに人事はIPO準備のために業務量が増えるため、ベンチャー企業では即戦力となる人材を必要としています。
人事領域に強いキャリアアドバイザーが在籍しているWARCエージェントなら、ミスマッチも最小限に抑えられ、満足度の高い転職を実現できるでしょう。
IPO準備企業だけでなく、上場企業とも取引があり、人事マネージャーや労務責任者などのハイクラス転職のサポートにも対応しています。
今すぐの転職を希望していなくても、「どのような市場が伸びているのか」「転職後にどのような活躍できるのか」などの話も聞けるので、気軽に相談から転職準備を始めてみてはいかがでしょうか。
働き方 | 非公開 |
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取扱業種 | 要相談 |
取扱職種 | 人事、労務 |
求人対応エリア | 要相談 |
運営会社 | 株式会社WARC |
公式サイト | https://agent.warc.jp/ |
【マイナビAGENT】転職に不安がある人におすすめ
- 求職者の状況にあわせたサポート
- 業界に精通した専任のキャリアアドバイザー在籍
- 利用者満足度が高い
マイナビAGENTは、大手マイナビグループが運営している転職エージェントです。
転職に不安がある人には、マイナビAGENTがおすすめ。
転職回数や年齢に応じたサポートをしてくれるからです。
全国の求人を扱っているマイナビAGENTは、転職支援実績も多数。
今までの実績を活かし、公式サイトでは「はじめての転職」「2回目以降の転職」「20代の転職」「30代の転職」について詳しくまとめてあります。
求職者の状況によっておこる「悩み」や転職活動の流れなどが説明されており、読むだけで求職者についてよく理解していることがわかりますよ。
さらに転職活動をサポートしてくれるのは、人事や総務、労務に精通した専任のキャリアアドバイザー。
人事や総務などの職種について熟知しているため、多くの求人の中からあなたに最適な求人を提案してくれます。
求人数も多く、非公開求人からの紹介も可能。
キャリアアドバイザーとは別に企業の人事担当者とやり取りするアドバイザーが在籍しているため、求人票を見ただけではわからない職場環境や社風などの情報も教えてもらえます。
利用者の満足度も高く、転職活動をトータルサポートしてくれるので、どこに登録するか迷っている人はぜひ候補の一つに入れてくださいね。
働き方 | 正社員、契約社員 |
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取扱業種 | IT/通信業界、インターネット/広告業界/ゲーム、メーカー/製造業、人材サービス、商社、金融機関/金融業界、コンサルティングファーム/監査法人・事務所、不動産/建設業界、小売/運輸・物流/飲食、サービス業、医療/介護サービス、教育・学校/エネルギー/その他業界 |
取扱職種 | 採用、労務・給与社保、教育・研修、人事制度構築、法務、特許・知的財産、内部統制・内部監査・コンプライアンス、総務 |
求人対応エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社マイナビ |
公式サイト | https://mynavi-agent.jp/ |
【ビズリーチ】ハイクラス転職を目指している人におすすめ
- 求人の3分1以上が年収1,000万円以上(※)
- 優良企業・一流ヘッドハンターからスカウトが届く
- 自分の市場価値がわかる
ハイクラス転職を目指している人は、ビズリーチがおすすめ。
扱っている求人の3分の1以上が年収1,000万円以上(※)だからです。
ビズリーチの最大の特徴は、プロフィールを登録すると優良企業や一流ヘッドハンターから直接スカウトが届くこと。
人事・総務・労務の管理職や経営幹部など、役職・待遇がハイクラスの求人や、ほかには出回っていないクオリティーの高い求人が中心です。
思いもよらない企業からスカウトが届くこともあり、自分の市場価値がどれくらいなのか客観的にわかるのもポイント。
意外なスカウトが来ることで、自信をもって転職活動がすすめられるかもしれませんよ。
人事・総務・労務の求人は多数あり、なかにはリモートワーク可の仕事もあります。(調査日:2023年6月17日)
自分の経験やスキルを活かしてワンランク上の転職をしたい人は、ぜひ登録を検討してくださいね。
※2021年1月現在
働き方 | 正社員 |
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取扱業種 | IT・インターネット、メーカー、商社、流通・小売、コンサルティング、マスコミ・メディア、エンターテインメント、金融、建設、メディカル、エネルギー、保険、不動産、士業、サービス、運輸・交通、物流・倉庫、その他(教育・官公庁)など |
取扱職種 | 採用、人材開発・人材育成・研修、制度企画・組織開発、労務・給与 |
求人対応エリア | 全国、海外 |
運営会社 | 株式会社ビズリーチ |
公式サイト | https://www.bizreach.jp/ |
【LHH転職エージェント】転職で年収アップを目指している人におすすめ
- 転職成功者の3人に2人が年収アップ(※1)
- 求職者と企業を同じコンサルタントが担当する「一気通貫型」サポート
- LINE登録で「理想の職場診断」が受けられる
LHH転職エージェントは、世界で展開している総合人材サービス企業のアデコグループが運営している転職支援サービスです。
転職で年収アップを目指している人には、LHH転職エージェントがおすすめ。
LHH転職エージェントの支援を受け、転職を成功させた人の3人に2人が年収アップ(※1)しているからです。
人事や総務分野に精通したコンサルタントが、あなたの”価値”を正確に把握し、最適な求人を提案します。
国内大手企業から外資系企業、優良中堅企業などの質の高い求人を扱っており、年収アップが目指せますよ。
また求職者担当のコンサルタントが、企業の人事担当とも直接やり取りする「一気通貫型」のため、求職者と企業双方にとってのベストマッチを実現してくれます。
転職後の年収は平均101万円アップ(※2)という実績もあることから、一度は利用してみたくなりますよね。
非公開求人を含め、人事・総務・労務の求人を多数扱っており、年収800万円以上(※3)の求人もあります。
管理職の求人も豊富で、自分の経験を活かしたい人にもピッタリです。
LINEに登録すると「理想の職場診断」が受けられるので、まずはLINEの「お友だち追加」からはじめてみてはいかがですか。
(※1、2)2023年4月LHH転職エージェント調べ
(※3)調査日2023年6月17日
働き方 | 正社員、契約社員 |
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取扱業種 | IT・通信、広告・メディア、メーカー、商社、金融・保険、不動産・建設、コンサルティング・会計・法律、サービス、リテール、運輸・物流、その他 |
取扱職種 | CHO/CHRO、人事部長(HRディレクター)、人事課長(HRマネージャー)、人事(採用・リクルーター)、人事(教育・研修)、人事(制度・企画)、人事(労務・労政)、人事(給与/社保)、人事(組織開発)、HR(C&B)、HR(タレントマネジメント)、HR(エンゲージメント)、HR(HRBP)、人事アシスタント、社会保険労務士、その他人事・労務系職種、総務(株主総会・株式業務)、総務(ファシリティ)、総務(庶務)、広報、オフィスマネージャー、その他総務・広報系職種 |
求人対応エリア | 全国 |
運営会社 | アデコ株式会社 |
公式サイト | https://jp.lhh.com/ |
【doda】自分にあった転職支援サービスを利用したい人におすすめ
- 「エージェントサービス」「スカウトサービス」「パートナーエージェントサービス」を展開
- 非公開求人を扱っている
- 面接確約オファーあり
自分にあった転職支援サービスを利用したい人には、dodaがおすすめ。
「エージェントサービス」「スカウトサービス」「パートナーエージェントサービス」を展開しているからです。
エージェントサービスは、求人の紹介から面接対策、条件交渉などをサポートしてくれるため、1人で転職活動ができるか不安な人や転職がはじめての人には便利なサービスです。
一方のスカウトサービスは、プロフィールを登録しておくとあなたに興味をもった企業から直接オファーが届くサービス。
企業と直接やりとりができるため、転職活動がスムーズにすすめられることにくわえ、忙しくて求人を探す時間が取れない人にもおすすめです。
さらに、書類選考がなく面接を受けられる「面接確約オファー」もありますよ。
最後のパートナーエージェントサービスは、dodaに限らず国内400社以上の転職エージェントや、5,000人以上のキャリアアドバイザー(※)からスカウトが届くサービス。
幅広いスカウトが受け取れるだけでなく、人事・総務・労務に強い専門エージェントからサポートを受けられます。
どのサービスも非公開求人を扱っており、多数ある人事・総務・労務の求人から、求職者にあった仕事を紹介してくれます。
それぞれにメリット・デメリットがあるので、自分にはどのサービスがあっているか考えて登録してくださいね。
※2023年6月時点
働き方 | 正社員、契約社員、その他 |
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取扱業種 | IT・通信業界、インターネット・広告・メディア業界、メーカー(機械・電気)業界、メーカー(素材・化学・食品・化粧品・その他)業界、商社業界、医薬品・医療機器・ライフサイエンス・医療系サービス、金融業界、建設・プラント・不動産業界、コンサルティング・リサーチ業界・専門事務所・監査法人・税理士法人、人材サービス・アウトソーシング業界・コールセンター、小売業界、外食産業・飲食業界、運輸・物流業界、エネルギー(電力・ガス・石油・新エネルギー)業界、旅行・宿泊・レジャー業界、警備・清掃業界、理容・美容・エステ業界、教育業界、農林水産・鉱業、公社・官公庁・学校・研究施設、冠婚葬祭業界、その他 |
取扱職種 | 教育・採用担当、給与社保、労務・人事制度、その他人事 |
求人対応エリア | 全国、海外 |
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
公式サイト | https://doda.jp/ |
【リクルートエージェント】いろいろな求人を見て転職先を決めたいという人におすすめ
- 求人数が多い
- 非公開求人を含めた求人から紹介可能
- 電話・Webでの面談に対応
リクルートエージェントは、大手リクルートグループが運営している転職支援サービスです。
いろいろな求人を見て転職先を決めたいという人は、リクルートエージェントがおすすめ。
業界内でも求人の多さには定評があるからです。
全国の求人を扱っており、公開されている人事・総務・労務の求人は5,000件以上。
さらに非公開求人もあわせると、10,000件近い求人があります。(調査日:2023年6月18日)
扱っている求人は大手企業や外資系企業、中小企業など幅広く、さまざまな条件を入れて検索できるので、希望条件にあった求人が見つかる可能性は大きいですよ。
「これ」といった求人が見つからなかったときには、人事・総務・労務の仕事に精通したキャリアアドバイザーが、非公開求人を含めた求人の中から条件にあった仕事を紹介してくれます。
さらに、書類の添削や面接対策、独自に収集した企業情報の提供などのサポートもしてもらえますよ。
面談は対面だけでなく、電話やWebにも対応しているので、来社が難しい人にも利用しやすいサービスです。
働き方 | 正社員、契約社員 |
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取扱業種 | IT・通信、Web・インターネット、機械・電気、化学・素材、商社、物流・運輸、小売・卸売・サービス、旅行・エンタメ、マスコミ・広告、人材、コンサルティング、金融・保険、不動産・建設、医療・医薬、インフラ・官公庁・その他 |
取扱職種 | 人事制度構築、採用、労務・給与社保、教育・研修、総務 |
求人対応エリア | 全国、海外 |
運営会社 | 株式会社リクルート |
公式サイト | https://www.r-agent.com/ |
【パソナキャリア】自分にぴったりな仕事を見つけたい人におすすめ
- マッチング力に強み
- 業界に精通した専任アドバイザーがサポート
- エージェントサービス・スカウトサービスがある
パソナキャリアは、ハイクラスの転職に特化した転職支援サービスです。
自分にぴったりな仕事を見つけたい人には、パソナキャリアがおすすめ。
丁寧なカウンセリングで求職者の適性を知り、最適な企業を提案してくれるからです。
パソナキャリアの強みは「他社にはないマッチング力」と「サポート力」をあげ、客観的な視点から求職者の転職活動をサポートしてくれる点です。
求職者自身が自分の適性を知るために、業界や企業に精通した専任アドバイザーがキャリアカウンセリングを行ない、求職者と企業のベストマッチを目指します。
また、書類選考が通りやすくなるような応募書類の書き方や、実際の面接を想定した模擬面接の実施など、希望の企業に転職できるようにお手伝いしてくれますよ。
面接の日程調整や、求職者からは言い出しにくい年収交渉なども行ってくれるのも心強いですよね。
来社してのカウンセリングが難しい人は、電話やWebでのカウンセリングも可能です。
全国の求人を扱い、非公開求人からの提案もしてもらえます。
なかには年収1,000万円以上の人事・総務・労務求人もありますよ。(調査日:2023年6月17日)
エージェントサービスだけでなくスカウトサービスもあるので、今すぐ転職を考えていない人にも利用しやすいサービスです。
働き方 | 正社員 |
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取扱業種 | 製造業(メーカー)、商社、流通・小売・サービス、IT、マスコミ・広告、金融・保険、不動産・建設、物流・倉庫・交通、コンサルティング・士業、医療・医薬品、教育・人材ビジネス、環境・資源・エネルギー、その他 |
取扱職種 | 採用・労務・制度設計・研修 |
求人対応エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社パソナ |
公式サイト | https://www.pasonacareer.jp/ |
【BEET AGENT】今までのキャリアを活かしたい人におすすめ
- 管理部門・バックオフィスの転職に特化
- キャリアアップしたい人を対象にしている
- 書類添削から条件交渉までトータルサポート
BEET AGENTは、管理部門・バックオフィスの転職を専門に扱っている転職エージェントです。
今までのキャリアを活かしたい人には、BEET AGENTがおすすめ。
キャリアアップしたい人を対象にサービスを展開しているからです。
担当アドバイザーは求職者と綿密な面談を行い、強みや志向性を確認します。
客観的な立場からキャリアが活かせる求人を提案し、自分ではわからなかった可能性を発見できるようにお手伝いしてくれます。
また、書類選考が通るように応募書類の添削をしてくれるだけでなく、個別の面接対策や給料などの条件交渉もサポート。
管理部門・バックオフィスの求人を専門に扱っているため、他社と比べると求人数は多いとはいえませんが、年収600万円以上の人事労務の仕事や、リモートワーク可の総務の仕事などの紹介が可能です。(調査日2023年6月17日)
ただし、キャリアを活かした求人紹介のため、未経験者はサービスの対象外で、バックオフィスの経験が1年以上の人を対象としています。
マッチング精度の高さも魅力なので、人事労務・総務でキャリアアップを目指している人は、登録してみてはいかがですか。
働き方 | 非公開 |
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取扱業種 | 非公開 |
取扱職種 | 非公開 |
求人対応エリア | 非公開 |
運営会社 | 株式会社アシロ |
公式サイト | https://beet-agent.com/ |

人事・総務・労務に強いおすすめの転職サイト&エージェント11社を紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
それぞれに強みや特徴があり、候補先を絞りきれずに迷ってしまう人もいるかもしれません。
もし、まだどのサービスを利用すべきか迷っているなら、希望条件別におすすめの転職サイト&エージェントを厳選ピックアップしてみたので、次の章もあわせて参考にしてみてください。
希望条件別に「人事・総務・労務」に強いおすすめの転職サイト&エージェントを選べる
続いて、以下の条件別に人事・総務・労務に強いおすすめの転職サイト&エージェントを紹介します。
該当する希望条件がある人は、ぜひ紹介している転職サイト&エージェントをチェックしてみてください。
1.未経験から人事・総務・労務を目指したい人向けおすすめ転職サイト&エージェント3選
未経験から人事・総務・労務職を目指したい人は、『マイナビAGENT』『doda』『LHH転職エージェント』を押さえておくといいでしょう。
上記3社は「未経験可」の人事・総務・労務職の求人を保有しており、未経験者の転職サポートも実施しています。
若手や第二新卒などの転職支援に強いマイナビAGENTは、未経験からでもトライできる求人を多数保有しています。
これから経験を積んで、将来は人事・総務・労務のスペシャリストになりたいと考えている人は、ぜひ相談してみてください。
人事・総務・労務の求人を多数掲載しているdodaは、未経験者でも選択肢が豊富で、希望に合った求人が見つかりやすいでしょう。
ポテンシャルや人物を重視する求人も多く、研修制度の充実した企業の求人もあるので、未経験者でも働きやすい職場に出会える可能性があります。
LHH転職エージェントは、担当コンサルタントが求人企業と直接やり取りしていて企業側のニーズを熟知しているため、未経験者でも活躍できる求人を紹介してもらいやすいです。
社会人経験があれば、応募可能な人事・総務・労務の求人もあるので、異職種転職やキャリアチェンジを目指したい人はぜひ活用してください。
若手未経験者の転職支援に強い。
【公式】https://mynavi-agent.jp/
未経験者向けの人事・総務・労務の求人多数。
【公式】https://doda.jp/
一気通貫型サポートで未経験からの転職を目指せる。
【公式】https://jp.lhh.com/
2.リモートで働きたい人向けおすすめ転職サイト&エージェント3選
他の部署とコミュニケーションを取りながら業務を行ったり、従業員の個人情報を扱ったりすることから、人事・総務・労務は、リモートワークが難しいとも言われています。
しかし、リモートに対応した企業に転職したいと考えている人もいるでしょう。
リモートを希望する人は、『リクルートダイレクトスカウト』『パソナキャリア』『BEET AGENT』3社をチェックしてください。
リモートや在宅ワークに対応した求人を取り扱っており、オフィスの所在地や通勤時間に縛られることなく、希望する部署や業務内容の求人を見つけられます。
リクルートダイレクトスカウトは、リモートワークや在宅勤務が可能な人事・総務・労務職の求人も多く、希望を登録しておけば、ヘッドハンターからリモートワーク対応のオファーも受けられるでしょう。
すでにリモートワーク経験のある人は、制度導入に関する知識が評価される可能性も。
マッチング力や交渉に強いパソナキャリアは、希望に合った求人を紹介してくれるのはもちろん、リモートワークをはじめとした各種交渉事も担当者が行ってくれます。
さまざまな業種の企業とも取引を行っており、上場企業や優良企業の求人もあるので、リモートワーク制度の整った企業も見つかりやすいです。
BEETAGENTは、「フルリモート・テレワーク可」の人事・総務・労務の求人も保有しています。
経験者に特化しているため、リモートでもやりがいの高い求人紹介を受けられるでしょう。
リモートワーク対応のスカウトあり。
【公式】https://directscout.recruit.co.jp/
大手や上場企業のリモートワーク求人が見つかる。
【公式】https://www.pasonacareer.jp/
フルリモート可の求人あり。経験者に特化。
【公式】https://beet-agent.com/
3.20代の人事・総務・労務希望者におすすめ転職サイト&エージェント2選
20代で人事・総務・労務の転職を希望する人は、『マイナビAGENT』『LHH転職エージェント』を活用するといいでしょう。
上記2社は、第二新卒向けや若手が活躍できるベンチャー企業などの求人を保有しており、20代の転職に使いやすいからですね。
マイナビAGENTは、公式サイト上に20代の方に向けた転職成功ガイドを掲載しています。
20代の転職市場にも精通しているので、人事・総務・労務のキャリアプランなどについても相談してみるといいでしょう。
「産休育休取得実績あり」の企業の人事・総務・労務求人を多数扱うのは、LHH転職エージェントです。
スイスに本部を置くアデコグループの転職エージェントなだけに、外資系企業にも強く、結婚や出産後も働きたい20代女性が活躍できる職場も見つかりやすいでしょう。
20代や第二新卒の転職市場に精通。
【公式】https://mynavi-agent.jp/
仕事とプライベートの両立可能な企業が見つかる。
【公式】https://jp.lhh.com/
4.30代の人事・総務・労務希望者におすすめ転職サイト&エージェント3選
30代で人事・総務・労務の転職を希望する人は、『MS-Japan』『doda』『リクルートエージェント』が使えるでしょう。
3社いずれも経験者向けの求人が豊富で、これまでの経験や希望を踏まえた、転職サポートを行ってくれます。
管理部門の転職支援実績が豊富なMS-Japanは、人事・総務の求人も充実しています。
実務経験や知識が求められる求人も多く、キャリアアップや年収アップを目指して転職を検討している30代なら、希望に合った求人も見つかりやすいでしょう。
dodaは「社会人経験10年以上歓迎」の条件で求人検索ができるため、30代向けの求人を探しやすいメリットがあります。
30代が活躍している人事・総務・労務の求人も多数掲載されているので、どのような求人があるのかチェックしてみてください。
リクルートエージェントは幅広い年齢の求職者をターゲットにしており、2015年度の転職決定者の年齢を見ても、31~35歳は「26%」、36~40歳は「10%」と30代の転職支援に強いことがわかります。(参照:転職実績データ)
人事・総務など管理部門を担当しているキャリアアドバイザーも在籍しているので、サポートしてもらうといいでしょう。
経験を活かせる人事・総務の求人が豊富。
【公式】https://www.jmsc.co.jp/
社会人経験のある30代向け求人をチェックできる。
【公式】https://doda.jp/
30代の転職支援実績あり。
【公式】https://www.r-agent.com/
5.40代の人事・総務・労務希望者におすすめ転職サイト&エージェント3選
40代で人事・総務・労務の転職を希望する人は、『リクルートダイレクトスカウト』『ビズリーチ』『パソナキャリア』を活用するといいでしょう。
上記3社は、経験豊富な40代のキャリアやスキルを活かせるハイクラス転職が叶えられるからですね。
部長職やリーダー候補といった管理職のスカウトが届くのは、リクルートダイレクトスカウトです。
ハイクラスに特化した転職サイトなので、人事・総務・労務職でも高年収の待遇が期待できます。
ビズリーチも役員や管理職といったハイクラス転職に特化したスカウト型サービスで、さまざまな人事・総務・労務の求人が見つかります。
キャリアアップ転職を目指すなら、登録しておいて損はないでしょう。
親身なカウンセリングで、40代のこれからのキャリアプランについて相談も可能なパソナキャリアは、大手企業のマネージャー職やリーダー職の求人を保有しています。
管理部門領域に強い転職コンサルタントが多数在籍しているので、今後のキャリアや仕事の不安を抱えている人は、ぜひ相談してみてください。
人事・総務・労務の高年収求人多数。
【公式】https://directscout.recruit.co.jp/
ハイクラス転職に特化。キャリアアップを目指せる。
【公式】https://www.bizreach.jp/
管理部門に強い転職コンサルタントに相談できる。
【公式】https://www.pasonacareer.jp/
6.「こだわりツール」で人事・総務・労務それぞれの職種別おすすめ転職サイト&エージェントを探す
「人事に強い転職エージェントを使いたい」「労務の求人を探している」など、職種にこだわりを持っている人もいるのではないでしょうか。
当サイトでは、人事・総務・労務それぞれの職種別おすすめ転職サイト&エージェントを探せる「こだわりツール」を用意しました。
以下の「希望の職種」の項目にある各職種を選べば、絞り込み検索が可能です。
一緒に他の条件も選択して検索できます。
マッチ度の高い転職サイト&エージェントを見つけたいなら、該当項目にも希望を入れて検索してみてください。
「人事・総務・労務」に強い転職エージェントの利用がおすすめな理由5つ
人事・総務・労務に強い転職エージェントの利用がおすすめな理由は次の5つです。
順番に解説していくので参考にしてみてください。
理由1.人事・総務・労務の非公開求人を紹介してもらえる
人事・総務・労務に強い転職エージェントを利用すれば、非公開求人を紹介してもらえるメリットがあります。
管理部門に関する採用活動は、非公開で行われることが多いからです。
企業が求人を非公開にして採用活動を行うのには以下の理由があります。
- 求人情報を公開することで経営戦略やプロジェクトなどが他社に知られてしまう可能性がある
- 社内に採用活動を行っていると知られたくない
- 効率的に条件にマッチした人材を採用したい
とくに人事・総務・労務いずれも、企業の重要な情報を扱う部署でもあるため、募集内容によっては、社内外へ影響を与えることも考えられます。
また、男女ともに人気の高い職種でもあるため競争率が高く、条件によっては応募が殺到して採用に繋がりくいです。
さらに仕事内容が多岐にわたるため、求めている人材とは違う求職者からの応募があることも多く、採用活動に時間がかからないように、非公開で募集を行う場合もあります。
非公開求人は、ミスマッチが生じないよう厳選して求職者へ紹介されるため、倍率は低く、内定率が高い傾向にあるのもメリットです。
人事・総務・労務の非公開求人の一例を紹介します。
【職種】総務マネージャー候補
【仕事内容】業務改善、資産
【必要なスキル】総務業務3年以上
【給与】月給38万円~45万円
【勤務地】埼玉県
例②
【職種】人事総務
【仕事内容】保険手続き、給与計算、採用業務、ファシリティ管理 その他
【必要なスキル】人事もしくは総務経験
【給与】年収400~800万円
【勤務地】東京
理由2.企業の詳細な情報を入手できる
企業の詳細な情報を入手できるのも、転職エージェントを利用するメリットのひとつです。
人事・総務・労務に強い転職エージェントは、各企業の採用担当者を直接訪問して情報収集を行っているため、管理部門の雰囲気や職場環境などもしっかり把握しています。
もちろん、採用活動を行う背景や現状なども丁寧にヒアリングしていますし、求人票には載っていない情報も熟知しています。
また人事・総務・労務いずれも、業界ごとに業務内容が異なることから、求められる人材は多種多様です。
たとえば、人手不足が叫ばれている建設業界は、人事の中でも採用担当者の負担が大きいと考えられています。
ベンチャー企業の多いIT業界なら、人事制度や評価制度の導入経験のある人材が求められる傾向にあります。
さらに、企業によって役割や編成などが異なるのも人事・総務・労務の特徴です。
中小企業なら少数精鋭で仕事を担うこともありますし、大手企業の人事は「人材採用業務を担当する部門」と「教育や研修を行う部門」と、業務を細分化しているケースもあります。
経験者であっても、業務内容によっては、これまで得た知識や経験が活かせないこともあるので注意しましょう。
人事・総務・労務に転職したい人は、次のようなことをキャリアアドバイザーに聞くようにしてください。
- 業務全般を担当するのか、細分化されているのか
- 希望する企業の従業員数や社内の雰囲気はどうか
- 応募する企業で活かせる必要なスキルや経験は何か
理由3.手厚い転職サポートを受けられる
人事・総務・労務の転職活動に必要な、手厚いサポートが受けられるのも転職エージェントを利用するメリットです。
企業によって求める人材やスキルなどが大きく異なるため、しっかり対策を行わないと転職を成功させることは難しいです。
「人事」を希望するにしても、「人事」ならではの志望動機が必要であり、どの経験やスキルをアピールするべきなのか、企業ごとに対策を行う必要が出てきます。
企業側が希望している内容と全く違う、的外れな志望動機や自己PRをしかねないので注意してください。
たとえば、総務・人事の業務を同じ部署で行っている求人に応募する場合は、どちらの業務にも通用するスキルがあることをアピールする必要があります。
「人事」を希望する面接で志望動機を話す際のポイントをいくつか挙げてみました。
- 経験やスキルをアピールする際は、人事業務に活かせる根拠を示す
- 採用企業のニーズに合わせた経験やスキルを話す
- 履歴書の内容とかけ離れないように整合性を取る
- 志望に至ったエピソードを具体的に話す
- 志望している企業に入社したらチャレンジしたいことを盛り込む
応募書類の添削や面接対策なども、個別対応してもらえるので、ぜひサポートを活用して選考通過を目指しましょう。
理由4.人事・総務・労務のキャリアや転職に関する悩みを相談できる
キャリアや転職に関する悩みを相談できるのも、人事・総務・労務に強い転職エージェントを利用するメリットです。
転職エージェントは、求人紹介や面接対策だけでなく、さまざまな相談にのってくれます。
登録後の面談では、業務内容に精通したキャリアアドバイザーが、あなたのこれまでのスキルや経歴、希望条件などをヒアリングしてくれます。
キャリアプランが明確でない人は、面談でキャリアの棚卸しを行いながらアドバイスしていただくこともあります。
人事・総務・労務の経験がある人は、経験を活かし次のようなキャリアチェンジも可能です。
- 総務経理の経験があるなら「経理職」
- 資料作成やデータ入力が得意なら「事務職」
- コミュニケーション能力が高いなら「営業職」
上記のような今後のキャリアプランの相談だけでなく、転職の悩みや不安などを聞いてもらうことも可能です。
人事・総務・労務それぞれのスペシャリストか、多岐にわたる業務をこなせるゼネラリスト、どちらを目指せばいいのか悩んでいるといった内容でも、的確なアドバイスをもらえるでしょう。
転職の悩みや不安がある人は、人事・総務・労務の希望別に応じて転職支援実績が豊富な転職エージェントを活用してみてください。
理由5.人事・総務・労務の最新トレンドや転職市場の動向を知れる
人事・総務・労務に強い転職エージェントを利用すれば、各職種の最新トレンドや転職市場の動向も知れるメリットがあります。
最新トレンドや市場動向を理解しておくことで、転職活動を戦略的に進められるからです。
MS-Japanが公式サイト内に掲載している「【2024年最新版】人事・総務の転職市場動向を徹底解説」を見ると、2024年時点での人事・総務の転職には次のような特徴があるのがわかります。
- 売り手市場が続いており今後もその傾向が続く
- デジタル化が進み「IT系の専門性」「柔軟性」を持っている人材のニーズが高い
- リモートワークが増えたが、出社でのコミュニケーションを重要視する傾向がみられる
- 人事・総務の転職希望者・決定者ともに30代が最多である
法改正によって業務内容が変化する人事・総務・労務。
2024年問題の対応実績を強みにできるなど、今どんなことに取り組んでいればアピールになるのか、常に最新の情報を得ておくことが転職成功にもつながります。
また上記の転職動向の特徴にもあったように、業務のデジタル化が進む中で、人事・総務・労務でもITの専門性をもった人材の市場価値が高まっているなど、ニーズを知ることで転職の難易度なども見えてくるでしょう。
すぐの転職を考えていない人なら、人事・総務・労務の市場価値を高められる知識やスキルを積んだ上で、転職活動を始めるという選択もできます。
「人事・総務・労務」に強い転職エージェントを使う3つのデメリットと対処法
人事・総務・労務に強い転職エージェントを使うデメリットは以下の3つです。
デメリットを軽減するための対処法も併せて紹介するので、ぜひチェックしてみてください。
1.求人状況や希望条件によっては求人紹介が難しいこともある
人事・総務・労務に強い転職エージェントに登録しても、求人状況や希望条件によっては、求人紹介が難しいこともあります。
転職市場において管理部門の求人は決して多くはなく、また人材の流動性が低い傾向にあるため、競争率が高いということもあります。
とくに人事・総務・労務は、次のような理由で転職が難しいと言われる部署でもあります。
- 企業の中核を担う部署のため人気が高い
- 採用・評価・教育・福利厚生の策定など幅広い業務スキルが必要
- 欠員が出ても内部で補填する場合が多い
- 経験や実績が重視される傾向にある
また、企業によって求める人材がさまざまで、なかなかスキルや希望に合った求人に巡り合えないのも仕事柄の特徴といえるでしょう。
たとえば、人事・総務・労務すべての業務がこなせるオールラウンダーを希望する企業の求人の場合、これまで人事畑一本で歩いてきた人だと、総務・労務の知識やスキルが乏しくて不利になることもあります。
さらに人事・総務・労務のような管理部門は、少人数で業務を行う部署でもあるため、欠員が出ても即戦力を優遇する傾向があります。
転職エージェントを利用する中でも、未経験者や経験の浅い人は求人紹介が難しくなることを事前に理解しておいてください。

人事・総務・労務の転職を希望する人は、できるだけ早いうちから転職活動の準備を行っておきましょう。
「人気が高い」「経験が求められる」「求人数は少ない」のが人事・総務・労務の転職市場です。
豊富なスキルと経験があれば、転職活動もスムーズかもしれませんが、経験の浅い方だと簡単には転職先が見つからない可能性もあります。
そんなときは求人の出やすい時期を狙うのもおすすめ。
人事・労務ともに新卒採用が落ち着く夏頃には、求人も増える傾向にあるので、転職活動を始めてみてはいかがでしょうか。
2.自分のペースで転職活動を進めにくい
自分のペースで転職活動が進めにくいのも、転職エージェントを利用するデメリットと言えます。
なぜなら、担当キャリアアドバイザーを通じてでないと、求人に応募したり企業に問い合わせたりができません。
また、キャリアアドバイザーごとに転職活動の進め方や求人紹介のスピード差へ不満を感じることもあります。
たとえば、希望条件に合った人事の求人を見つけたとしても、まずは担当キャリアアドバイザーに連絡しなければいけません。
もし担当キャリアアドバイザーとすぐに連絡が取れなかった場合、人事・総務・労務の求人は人気があるため、「締め切られてしまい応募ができなかった」なんてこともあり得ます。
反対に、紹介スピードが早く「人気の求人なのですぐに応募しないと締め切られてしまう」と言われたら「急かされている」と感じてしまうでしょう。
異職種から人事・総務・労務といった管理職への転職を目指す場合、紹介してもらえる求人が少ない傾向にあるため、「断ってしまったら次はないかも」と焦りを感じるかもしれません。
「多くの会社に応募したい」「じっくり考えてから応募したい」と考えている人にとっては、転職エージェントが合わない可能性もあります。

自分のペースで転職活動を進めたい人は、転職サイトを活用してみてはいかがでしょうか。
転職サイトは自分で求人を検索して応募ができるので、気になる求人があれば適性など関係なく応募することは可能です。
希望の企業がある人や、とにかく挑戦したいという人は、ぜひ転職サイトを使ってみてください。
内定をもらえる可能性がある求人に応募したいという人は、スカウトサービスの利用もおすすめです。
登録しているプロフィールや職歴を見たヘッドハンターから声がかかり、興味があれば話を聞くこともできますし、条件と合わなければ断ることも可能です。
今回紹介している11選の中にも、スカウトサービスを提供している転職サイト&エージェントがあるのでチェックしてみてくださいね。
3.職種柄キャリアアドバイザーと相性が合わないと感じることも珍しくない
職種柄、キャリアアドバイザーと相性が合わないと感じることも珍しくないでしょう。
とくに人事経験者の場合、自身が人材採用に携わっており、「キャリアコンサルタント」や「産業カウンセラー」といったマネジメント系資格・スキルを保有している人もいます。
そのため「やり方が合わない」「アドバイスに違和感がある」など、ついついキャリアアドバイザーに対して厳しい目を持ってしまいがちに。
また人事・総務・労務に強い転職エージェントでも、管理部門全般を担当するキャリアアドバイザーが多く、幅広い領域を扱うゆえ、希望する職種の専門性が乏しい担当者もいます。
たとえば、「人事」には強くても「総務」の領域には詳しくないキャリアアドバイザーなどですね。
キャリアアドバイザーとの相性は転職成功にも関わってくるので、以下のワンポイントアドバイスを参考にしてみてください。

キャリアアドバイザーと合わないと感じたときは、担当者を変えてもらいましょう。
転職エージェントでは担当者の変更にも対応しているので、相性が合わないにも関わらず、無理にサポートをお願いし続ける必要はありません。
とくに人事・総務・労務の転職を希望する場合、専門性の高いキャリアアドバイザーの手厚いサポートが重要です。
変更をお願いする際は、具体的な理由を伝えておくと、次の担当者選びに反映してもらえるでしょう。
希望に合うキャリアアドバイザーが見つからない場合は、別の転職エージェントを利用してください。
失敗しないための「人事・総務・労務」に強い転職サイト&エージェントの選び方と活用方法
続いて、人事・総務・労務に強い転職サイト&エージェントを選ぶうえで失敗しないための、選び方や活用方法を紹介します。
以下を押さえたうえで、転職サイト&エージェントを利用してください。
順に解説しているので参考にしてください。
大手転職サイト&エージェントは押さえる
まずは、大手転職サイト&エージェントは押さえておくことをおすすめします。
取引社数が多く、各企業には管理部門もあるため、人事・総務・労務の求人も多い傾向があるからです。
特に大手総合型の転職サイト&エージェントは、さまざまな職種・業種の求人を多数扱っているため、いろんな企業と取引を行っています。
たとえば、当初は営業職の採用活動のために転職サイト&エージェントを利用していたとしても、人事・総務・労務に欠員が出た時に求人を掲載したり人材紹介を依頼するケースがあります。
さらに公開求人に希望の求人が見つからなくても、スカウトが届いたり非公開求人を紹介してもらえたりする可能性も。
今回11選で紹介している転職サイト&エージェントの中で大手サービスは次の通りです。
ぜひ活用してください。
人事・総務・労務に詳しいキャリアアドバイザーが在籍しているか確認する
転職エージェントを利用するなら、人事・総務・労務に詳しいキャリアアドバイザーが在籍しているかも必ず確認しておきましょう。
専門性の高いキャリアアドバイザーのサポートを受けられれば、選考通過や内定獲得もしやすくなります。
たとえば、応募書類の添削や、人事・総務・労務を希望する人ならではの企業へのアピール方法をアドバイスしてもらえます。
人事・総務・労務が分かれていない企業であれば、業務全般がこなせることをアピールしたほうが採用に繋がりやすいでしょう。
反対に分かれている企業であれば「長年採用業務を担当していた」など、企業のニーズに合うアピールをするのがいいでしょう。
人事・総務・労務に詳しいキャリアアドバイザーがいれば、上記のようなことをより具体的にアドバイスしてくれますよ。
在籍の有無については、転職エージェントの公式サイト上に掲載されているプロフィールをチェックしてみてください。
得意領域や担当職種などが記載されているので、該当するキャリアアドバイザーが在籍していれば、的確なアドバイスやサポートも受けられるでしょう。
希望に合う求人があるか下調べをする
希望に合う求人があるかしっかり下調べをした上で、転職サイト&エージェントを使うのもポイントです。
人事・総務・労務の領域は幅広く、一見すると求人数が多くても、「希望に合う求人が見つからない」こともあります。
たとえば、人事・労務カテゴリの求人が多いからと選んだにも関わらず、実際は「人事の人材育成」の求人が中心で、これまでの経験を活かせない場合もあります。
また、各転職サイト&エージェントの求人検索によって、人事・総務・労務の職種分類が「管理」になっていたり、人事のカテゴリ内に「労務」が入っていたりと、希望の職種を見つけにくいケースも少なくありません。
特に転職サイトを利用する際は、自分で求人検索する必要があるので、希望条件にマッチしている求人を見落とさないよう注意してください。
複数登録してより多くの求人に出会えるようにしておく
転職サイト&エージェントは複数登録して、より多くの求人に出会えるようにしておくのがおすすめです。
人事・総務・労務の求人数は多くないものの、人気や競争率も高いため、求職者によってはいろんな企業にアプローチする必要も出てきます。
また、非公開で採用活動を行う傾向にある職種なので、「非公開求人」や「独占求人」に出会えるチャンスも広がります。
さらに担当者との相性やサポート内容を比較するのにも、複数登録は有効です。
いくつかの転職エージェントを利用すると、担当者の良し悪しや、合う・合わないなども見えてくる点でもおすすめです。
『LHH転職エージェント』×『ビズリーチ』 |
【年収アップしたい人におすすめ】 年収アップを目指している人は、「LHH転職エージェント」「ビズリーチ」の複数登録がおすすめです。 高年収の求人を扱っており、年収アップを実現させた転職成功者が多数います。 |
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『MS-Japan』×『マイナビAGENT』 |
【希望に合った求人が見つからなかった人におすすめ】 今まで希望条件に合った求人が見つからなかった人は、「MS-Japan」「マイナビAGENT」の複数登録がおすすめです。 非公開求人や独占求人を多数扱っており、転職支援実績も申し分ありません。 |
『MS-Japan』×『BEET AGENT』 |
【人事・総務・労務の転職に強いサービスを利用したい人におすすめ】 人事・総務・労務の転職に強いサービスを利用したい人は、「MS-Japan」「BEET AGENT」の複数登録がおすすめです。 管理部門の求人を専門に扱っており、転職活動をフルサポートしてくれます。 |
「人事・総務・労務」の違いは?それぞれの仕事内容を解説
人事・総務・労務、それぞれの違いについて理解できていない人もいるのではないでしょうか。
人事・総務・労務は、企業によって、独立した部署として設置されることもあれば、ひとつの部署ですべての業務が行われることもあります。
たとえば、総務の募集でも、仕事内容は人事や労務が含まれるなど、多岐にわたる業務の求人募集を行っている企業と出会うこともあるでしょう。
それぞれの仕事内容について解説するので、求人を探す際の参考にしてみてください。
人事では、企業の人材に関する業務全般を担います。
少子高齢化で労働力不足が進む中、優秀な人材を確保するための人事の存在は重要度が高まっています。
人事の主な仕事内容は以下のとおりです。
- 採用
- 人材育成(教育・研修)
- 人材評価
- 人員配置(昇進、降格、異動など)
- 評価制度・昇進制度などの策定など
企業によっては人事で労務の業務を担っている場合もあります。
社内の人材だけでなく、学生や求職者との接点があるのも人事の特徴といえるでしょう。
総務には、スムーズな会社運営のサポートと、従業員が快適に働ける職場環境を整える役割があります。
具体的な仕事内容は企業によって異なり、中小企業の場合、人事や労務の仕事を総務として担うことも。
また、広報・企画などの仕事が割り当てられることもあり、企業によっては幅広い業務領域の仕事が可能です。
総務の主な仕事内容は次のとおりです。
- 備品の発注・管理
- 施設・設備の管理
- 文書管理(契約書、会議資料、稟議書など)
- 来客・電話・郵便物・メールの対応
- 社内行事の企画・運営
- 株式総会・取締役会の企画・運営など
労務の役割は、従業員が安心して働ける労働環境の管理です。
人事のように従業員と接する機会は少なく、仕事内容は事務処理が中心となります。
改正が繰り返し行われる、「労働基準法」の知識は押さえておく必要があるでしょう。
労務の主な仕事内容は次のとおりです。
- 勤怠管理
- 給与計算
- 社会保険手続き
- 健康診断の対応
- 就業規則の作成など
労務は人事や総務とも関連性の高いため、独立した部門として配置せず、兼務している企業も少なくありません。

大手企業はそれぞれが独立した部門であることも多いですが、中小企業はコスト面で「人事」「総務」「労務」をひとつの部門で担う傾向にあります。
「専門性をもちたい」「ひとつの業務に集中したい」なら大手企業、いろいろな仕事を経験したいなら中小企業を中心に求人をチェックするのもおすすめです。
【利用の流れ】「人事・総務・労務」に強い転職エージェントの登録から入社までを解説
転職エージェントを利用する際のおおまかな流れは、以下のようになります。
利用してみたい転職エージェントが決まったら、公式サイトのフォームに必要事項を入力して登録を行います。
- 氏名などの基本情報
- 職歴
- 保有資格
- 希望条件
登録後、数日以内に転職エージェントから連絡がくるので、キャリアアドバイザーとの面談日を決めましょう。
キャリアアドバイザーは、登録情報を元に、これまでの経歴や希望、今後のキャリアビジョンなどを丁寧にヒアリングしてくれます。
転職に関する不安や悩みなど、気になることは遠慮せずに何でも相談して下さい。
面談内容をもとに希望や適正に合った求人を紹介してもらえますので、条件に合う求人があれば応募しましょう。
転職エージェントを利用した場合、「企業への応募」「面接日時の調整」などは、すべてキャリアアドバイザーが代行してくれます。
応募書類の添削をしてくれるエージェントも多いので、職務経歴書の作成に自信がない方はサポートを受けて書類通過率を上げましょう。
書類選考に通過したら、いよいよ求人先との面接です。
多くの転職エージェントが「模擬面接」や「面接対策セミナー」を行っているので、積極的に活用してください。
【Q&A】「人事・総務・労務」に強い転職サイト&エージェントにまつわる疑問5つ
人事・総務・労務に強い転職サイト&エージェントを利用する際のよくある疑問についてQ&A形式で紹介します。
わからないことや気になる点があれば、参考にしてみてください。
人事・総務・労務は専門性の高い職種でもあるため、経験者のみを対象にした求人を扱っている転職サイト&エージェントも存在します。
一方で、未経験者向けの求人を掲載している転職サイトや、未経験者の転職支援実績がある転職エージェントもあります。
それぞれの転職サイト&エージェントの特徴を把握したうえで登録するようにしてください。
ただし、未経験者に対応していても、年齢やこれまでの経験、転職市場の動向によっては転職が難しいことも。
人事・総務・労務の経験がない人は、転職エージェントに相談してみるといいでしょう。
転職サイトは「広告料」を、転職エージェントは「紹介手数料」を企業から受け取って運営しており、求職者の費用負担はありません。
ただし、一部の転職サイトでは別途有料のオプションサービスを提供している場合もあります。
今回紹介している「ビズリーチ」では有料プランの用意があるので、利用する際は料金など確認するようにしてください。
専門性の高い職種ではあるものの、資格がなければできない仕事ではありません。
ただし、同じような実務経験をもつ人が候補に挙がった場合、資格がある人を優先する可能性はあります。
また、スキルを証明できたり、資格取得のための努力や向上心のアピールに使えることも。
以下は、人事・総務・労務に役立つ資格の一部です。
- 社会保険労務士
- キャリアコンサルタント
- 人事総務検定
- 衛生管理者
- ビジネス・キャリア検定
転職時に評価してもらえる可能性もあるので、興味がある人は参考にしてみてください。
多くの転職サイト&エージェントが地方の人事・総務・労務の求人を取り扱っています。
ただし、人事・総務・労務のような管理部門は本社に配置されることが多く、企業の本社が集まる東京や大阪といった大都市のほうが転職には有利です。
大手や有名企業への転職を目指す人や、細分化された部署で専門的な仕事をしたいという人は、大企業が集まる都市部での転職活動がおすすめです。
一方で、地方には幅広い業務を担当できる中小企業の求人が多い傾向に。
オールラウンダーを目指したい人は、地方の中小企業で経験を積むのも選択肢のひとつではないでしょうか。
経歴や希望条件を登録するだけでスカウトメールが届くので、自分で求人検索する手間が省けます。
人事・総務・労務の採用活動においては、特定のスキルや経験を求める企業も多く、ミスマッチが生じないようにスカウトサービスを利用して、求職者を吟味しながら採用活動を行うこともあります。
そのため、スカウトはマッチング度が高いというメリットも。
ただし、手あたり次第スカウトメールを送る企業やヘッドハンターも存在するので、内容をしっかり確認した上で返信するようにしてください。
「人事・総務・労務」の異職種転職におすすめの職種を紹介
「人事・総務・労務」から、これまでの経験を活かせる他の仕事に挑戦したいと転職を考える人もいるのではないでしょうか。
「人事・総務・労務」では、それぞれ業務内容や活かせるスキルが異なるため、目指せる職種は異なります。
それぞれの経験が活かせる職種や異職種転職事情などについて調査したので、ぜひ参考にしてください。
人事はさまざまな応募者と接する機会も多ければ、組織内でも部署間の橋渡し役になるなどコミュニケーション力が高い傾向にあります。
また、組織運営への理解もあることから幅広い職種に挑戦可能ですが、人事経験を活かすなら次の職種がおすすめです。
- ●キャリアアドバイザー
- ●人事コンサルタント
求職者の転職活動のサポートやキャリアのアドバイスを行うキャリアアドバイザーは、転職エージェントなどの人材業界で活躍できる職種です。
人事経験者の視点に立った的確なキャリアアドバイスをできる強みがあるため、キャリアアドバイザーとしての需要は高いと言えます。
キャリアコンサルタントの資格保有をしていると、より転職活動も有利になるでしょう。
企業の人事に関する問題や課題に対して、アドバイスや解決に向けた提案を行うのが人事コンサルタントです。
人事経験があれば、人事戦略、採用戦略などのコンサルティングが可能で、人材や組織の領域に特化したコンサルティングファームへの転職を目指せます。
採用活動の最適化や、適切な人材確保などのサポートもできるでしょう。
「何でも屋」とも呼ばれる総務は、会社によって担当業務も異なります。
そのため、転職市場で有利なスキルや経験を積んでいるかが異職種転職のポイントに。
そのような総務の異職種転職におすすめなのが次の職種です。
- ●事務職
- ●秘書
幅広い業務を担当する総務ですが、事務的な業務内容を経験してきた人なら、事務職で総務経験を活かせます。
事務職の業務内容は変化が少なく安定的なので、業務内容が多岐にわたる総務業務に疲れたという人にもおすすめです。
企業によっては事務職が総務を兼ねていることもあるため、求人探しの際はチェックしてみてください。
総務は会社全体のサポートを行いますが、営業のサポートを担当する営業事務もおすすめです。
社長や役員などの業務を総合的にサポートする秘書は、総務の業務内容と通ずるものがあります。
社内のイベントや会議のスケジュール管理経験なども活かせるでしょう。
いろいろな部署との関わりで培ったコミュニケーション力や、さまざまな業務の発生に対応する柔軟性なども秘書業務には適しています。
法律の知識がある労務は専門性を活かした異職種転職が可能です。
保有資格や経験によっては次の職種への転職が目指せるでしょう。
- ●社会保険労務士
- ●労務コンサルタント
労務の業務内容との関連性が高い、社会保険労務士として働く道もあります。
ただし、社会保険労務士の資格保有が前提です。
資格があれば、行政機関に提出する書類の作成(1号業務)や、労働社会保険関係法令に基づく帳簿書類の作成(2号業務)などの独占業務を担当できます。
労務で実務経験を積んでいるなら、即戦力として活躍できるでしょう。
労務からの異職種転職を検討している人は、ぜひ社会保険労務士の資格取得を目指してください。
労務管理や労働問題などのサポートを行う労務コンサルタントも、労務の経験が活かせるでしょう。
フレックスタイムやテレワークなど、働き方が多様化している中で、労働関係の法律知識や労務での実績は強みとなります。
主な転職先はコンサルティング会社で、労務に特化したコンサルティングファームを目指すのがおすすめです。

上記おすすめ職種への転職を目指す人は、以下の職種別記事も参考にしてみてください。
社会保険労務士事務所フォレストの渡邉健吾氏から転職成功に向けてのアドバイス
最後に社会保険労務士事務所フォレスト代表取締役の渡邉健吾氏から、転職成功に向けてのアドバイスをいただいたので紹介します。
これから、人事・総務・労務職への転職活動をするうえでの参考にしてみてください。

人事・総務・労務職は近年の労働法・社会保障法の改正が多々あり、また労働者のコンプライアンスに対する意識が高まる中、企業にとって重要な職種となってきています。
人と人とが関わることのため、難しいこともありますが、その分やりがいもあります。
給与計算や勤怠管理のシステム化も進んできており、システムを扱える人材は特に重宝されるでしょう。
会社をよりよくしたい、従業員に気持ちよく働いてほしい、という気持ちをもってご自身に合う会社を探しましょう。
■監修者プロフィール
社会保険労務士事務所フォレスト
渡邉健吾氏
2012年4月に社会保険労務士事務所フォレストを開業し、2017年1月に法人化。
埼玉を中心に130社を超える顧問企業数をかかえ、労務相談や公的保険手続、給与計算業務を手掛ける。
また別法人にて技能実習や特定技能の外国人労働者の紹介業も手掛ける。