- 今の職場環境に不満がある
- 新しい職場でスキルアップを目指したい
- ライフスタイルに合った勤務先に変えたい
様々な理由で転職を考えている栄養士さんも多いことでしょう。
栄養士さんが転職を検討しているなら、転職サイトや転職エージェントの利用をおすすめします。
転職サイトやエージェントを利用すれば、希望条件にマッチした職場を見つけてもらえたり、転職活動の負担を減らしたりすることができるからです。
そこで当記事では、栄養士の転職に強いおすすめの転職サイト&エージェントを11社紹介していきます。
転職サイトや転職エージェントの効果的な活用方法、キャリアチェンジを検討している栄養士さんにおすすめの職種なども紹介します。
また、当記事は管理栄養士でウェルネスコンサルタントとして活躍中のGLOCAL EATs代表の石松 佑梨氏に監修いただいております。
GLOCAL EATs代表 石松 佑梨氏
管理栄養士、ウェルネスコンサルタント
大学卒業後、医療・福祉業界の管理栄養士を経て独立。
世界で活躍するトップアスリートの専属管理栄養士として、選手のパフォーマンスアップに貢献する一方、次代を担うジュニアアスリートの食育にも力を入れている。
のべ2万人以上に提供してきた「頑張らない食トレ」を武器に、近年は健康経営や地域創生も展開する。
メディア掲載も多数。著書に『過去最高のコンディションが続く 最強のパーソナルカレー』(かんき出版)がある。
栄養士向け転職サイト&エージェント11選!各社のおすすめポイントも掲載
早速、栄養士さんの転職に活用できるおすすめの転職サイトと転職エージェントを11社をそれぞれの特徴付きでご紹介。
なお、おすすめの11社は以下をもとに編集部が独自に選んでいます。
特徴や基本情報以外に「各社のおすすめポイント」もピックアップした後に掲載しているので、ぜひ参考にしてみてください。
【栄養士人材バンク】栄養士の仕事ついて悩みや疑問がある人におすすめ
- 栄養士専門のコミュニティサイトがある
- 栄養士仲間と疑問や悩みを共有できる
- 専任のキャリアパートナーがサポート
栄養士人材バンクは、管理栄養士・栄養士専門の転職支援サービスです。
栄養士の仕事について悩みや疑問がある人は栄養士人材バンクがおすすめ。
管理栄養士・栄養士のコミュニティ「エイチエ」があるからです。
11万人の会員がいて「求人情報」や「献立レポ」が見られるエイチエは、栄養士専門サイトで、栄養士人材バンクと同じ「エス・エム・エス」が運営しています。
「エイチエ」の特徴としては、栄養士の仕事をしていて疑問に思ったことやわからないことを投稿・回答できる「みんなのQ&A」があること。
同じ栄養士の人たちがどんなことに悩んだり疑問をもっているのかわかり、回答も見られるのは心強いですよね。
もちろんサイトが充実しているだけでなく、転職支援サービスも万全。
栄養士業界に精通した専任のキャリアパートナーが、仕事の紹介から面接対策までをしっかりサポートしてくれます。
登録は30秒ででき、サービスはすべて無料なので、登録して損はありませんよ。
働き方 | 常勤、非常勤 |
---|---|
就業先 | 非公開 |
求人対応エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社エス・エム・エス |
公式サイト | https://ejb.eichie.jp/ |
【マイナビコメディカル】納得できる転職をしたい人におすすめ
- 施設や企業の情報を徹底的に収集
- 「求人の質」にこだわっている
- 非公開求人を含め求人数が豊富
マイナビコメディカルは、大手マイナビグループが運営している、理学療法士や栄養士などの求人を専門に扱っている転職エージェントです。
納得できる転職をしたい人は、マイナビコメディカルがおすすめ。
医療機関や施設、企業の情報を徹底的に収集しているからです。
マイナビコメディカルのキャリアアドバイザーは、自らが担当エリアの企業や施設に足を運び、採用担当者に直接ヒアリング。
「職場の雰囲気」など、求人票を見ただけではわからない生の情報を教えてくれます。
さらにこだわっているのは、「求人の質」。
希望条件にあう求人を紹介するのはもちろんのこと、職員の定着率が低い職場は紹介しないなど配慮してくれますよ。
サポートしてくれるのは、栄養士の転職に精通したキャリアアドバイザーなので、はじめて転職する人でも心配はいりません。
全国に豊富な案件をもっていて、マイナビコメディカルにしかない「独占求人」もあるので、栄養士の人が転職を考えたならはじめに登録を考えたい転職エージェントです。
働き方 | 正社員(正職員)、契約社員(職員)、非常勤・パート、その他 |
---|---|
就業先 | 病院、クリニック、介護福祉施設、企業、保育園、その他 |
求人対応エリア | 一都三県、大阪、兵庫、京都 |
運営会社 | 株式会社マイナビ |
公式サイト | https://co-medical.mynavi.jp/ |
【しんぷる栄養士】好条件の非公開求人を紹介してほしい人におすすめ
- 好条件の非公開求人を扱っている
- 幅広い職場に対応
- 担当者とLINEで連絡が取れる
しんぷる栄養士は、栄養士・管理栄養士に特化した転職支援サービスです。
好条件の非公開求人を紹介してほしい人は、しんぷる栄養士がおすすめ。
「賞与4ヶ月以上」「年間休日125日」「土日休み」といった条件のいい非公開求人を扱っているからです。
そもそも非公開求人は、応募の殺到するような人気求人が多く、上記のような好条件の求人も多数。
登録しなければ見られないため、一般的な転職サイトから求人を探すよりもライバルは少ないですよ。
扱っている職場も「保育園」「病院」「介護施設」「歯科医院」「給食委託会社」など幅広く、自分のライフスタイルに合わせた職場選びも可能です。
求人紹介はもちろんのこと、応募書類の添削や面接対策も行っており、サポートもバッチリ。
担当者とLINEでやり取りができるため、困ったことや疑問があるときには気軽に連絡が取れます。
利用者からの評価もいいので、どこに登録しようか悩んでいる人は、ぜひ候補の一つに入れてくださいね。
ただし、対応エリアは一都三県なので注意してください。
働き方 | 正社員、パート |
---|---|
就業先 | 非公開 |
求人対応エリア | 一都三県 |
運営会社 | Simple株式会社 |
公式サイト | https://simple-eiyoushi.com/ |
【栄養士ワーカー】転職前と転職後でギャップを感じたくない人おすすめ
- 一般には公開されない情報が充実
- 入職後の条件がちがう時は交渉してくれる
- 栄養士専門のアドバイザーが徹底サポート
栄養士ワーカーは、栄養士の求人に特化した転職エージェントです。
転職前と後でギャップを感じたくない人は、栄養士ワーカーがおすすめ。
登録者限定の情報を伝えてくれ、入職後もサポートしてくれるからです。
数多くの紹介実績から、「実際の残業時間」「有給消化率」「職場の人間関係」など、一般には公開されない求人に関する情報が充実。
応募する前に多くの情報を教えてもらえるので、「思っていた職場とちがう」なんてこともありません。
また、面接時にはかならず事業所から「条件書」をもらい、コピーして転職希望者と共有。
入職後に条件がちがったときには、担当のキャリアアドバイザーが職場に連絡して改善を促してくれますよ。
もちろん、転職活動中も面接日程の調整や面接対策、条件交渉など、栄養士専門のアドバイザーが徹底サポート。
公開されていない高額求人や高待遇求人も多数あるので、ほかで条件のあう求人を見つけられなかった人は相談してみてはいかがですか。
働き方 | 正社員、アルバイト・パート |
---|---|
就業先 | 保育園・幼稚園、病院・クリニック、介護施設 |
求人対応エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社トライトキャリア |
公式サイト | https://eiyoushi-worker.com/ |
【ジョブメドレー】自分のタイミングで転職活動をすすめたい人におすすめ
- どこも介さず自分で直接応募できる
- スカウト制度あり
- 医療・介護・福祉の求人が充実
ジョブメドレーは、医療・介護・福祉業界の求人を扱っている求人サイトです。
自分のタイミングで転職活動をすすめたい人は、ジョブメドレーがおすすめ。
求人情報やスカウト通知の「受け取る」「受け取らない」を簡単に設定できるからです。
「いますぐの転職は考えていない」「仕事中に連絡が来るのは避けたい」という人にとって、担当者からの連絡を”わずらわしい”と感じてしまうことも。
ジョブメドレーは、情報がほしい時、ほしくない時で設定が変えられるので、自分主体で転職活動ができます。
掲載している求人は、すべて契約事業所から寄せられた正規の求人情報であり、公式サイトから応募が可能。
応募内容は、ジョブメドレーを経由せず直接事業所へ届くので選考もスムーズにすすめられますよ。
また会員登録しておくと、登録内容に興味をもった事業所からスカウトが届く可能性もあり、自分では見つけなれないような仕事に出会えるチャンスも。
扱っている医療介護求人数は充実しており、栄養士の求人も豊富に扱っています。
子育て支援や時短勤務制度など、子育て中の人でも働きやすい職場の求人の掲載に力を入れているので、復職を考えている人は、ぜひ登録を検討してくださいね。
働き方 | 正職員、契約職員、パート・バイト、業務委託 |
---|---|
就業先 | 保育所(保育園)、診療所・クリニック、企業、介護施設、一般病院、スポーツ・フィットネスクラブ、直営施設、配食サービス、小規模保育園、ドラッグストア、幼稚園 |
求人対応エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社メドレー |
公式サイト | https://job-medley.com/ |
【GUPPY】雇用形態にこだわっていない人におすすめ
- さまざま雇用形態の求人を扱っている
- スカウト機能あり
- 無料で適性診断が受けられる
GUPPYは、医療・介護・福祉求人を専門に扱っている転職サイトです。
雇用形態にこだわらずに栄養士の仕事を探している人は、GUPPYがおすすめ。
「正社員」「パート」「派遣」など、さまざまな雇用形態の求人を扱っているからです。
「残業なし」の正社員求人や、「週1日~」のパート求人など、いろいろな条件で検索できるので、条件にあった仕事が見つかるチャンスも大きいですよ。
またGUPPYの求人検索で、ハローワークの栄養士求人も同時に探せるのも便利。
登録すると匿名での問い合わせが可能になり、さらにあなたに興味をもった採用担当者から「スカウト」が届くこともあります。
今までにGUPPYで求人募集したことのある病院や介護施設、企業は4万法人以上。
年間382万人が利用していて、ショッパーズアイの調査(202年8月時点)では「転職で使いたい医療・介護・福祉求人サイトNO.1」を獲得しています。
公式サイトでは、自分の特性や傾向を分析できる「適性診断」が無料で受けられるので、気になる人はぜひ登録を検討してくださいね。
働き方 | 正社員(常勤)、パート・非常勤、契約社員 |
---|---|
就業先 | 一般病院、ケアミックス病院、療養型病院、精神科病院、老人保健施設、歯科医院、薬局(調剤メイン)、特別養護老人ホーム、有料老人ホーム、グループホーム、通所、ショートステイ、その他介護・福祉、保育所、企業/その他、サービス付き高齢者向け住宅 |
求人対応エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社グッピーズ |
公式サイト | https://www.guppy.jp/ |
【コメディカルドットコム】信頼性の高い転職サイトを利用したい人におすすめ
- おとり求人を扱わないように徹底
- 毎日5,000件以上の求人が更新
- 「マッチング機能」「スカウト機能」あり
コメディカルドットコムは、医療・福祉業界専門の転職サイトです。
信頼性の高い転職サイトを利用したい人は、コメディカルドットコムがおすすめ。
「おとり求人」を扱わないように徹底しているからです。
おとり求人とは、実際には募集していないのに求職者を集めるためだけに掲載されている求人のこと。
求人の問い合わせをしたら「募集が終了した」と言われたことがある人は、それがおとり求人だった可能性もあります。
6割以上の人が「おとり求人」に釣られた経験があるといわれているなか、コメディカルドットコムの「おとり求人」はもちろん0件。
毎日5,000件以上(※)の求人が更新されており、栄養士求人の新鮮で正確な情報がチェックできるメリットも。
求職者と求人の相性を診断してくれる「マッチング機能」があり、条件にあった最適な栄養士の求人もすぐに見つけられます。
また、スカウト機能もあるので、自分が今どれくらいの市場価値があるのか知りたい人にもおすすめです。
公式サイトから自分で直接応募できるので、スムーズに転職活動をすすめたい人にも利用しやすいですよ。
※2023年9月時点
働き方 | 常勤、パート |
---|---|
就業先 | 公的病院、一般病院、ケアミックス病院、療養型病院、精神科病院、有床クリニック、産婦人科、クリニック、健診・検診、歯科医院、介護老人保健施設、特別養護老人ホーム、有料老人ホーム、サ高住、グループホーム、ショートステイ、障害福祉事業所、小規模多機能型、デイサービス・デイケア、介護関連事業所、調剤薬局、保育園、企業 |
求人対応エリア | 全国 |
運営会社 | セカンドラボ株式会社 |
公式サイト | https://www.co-medical.com/ |
【アルク栄養士】ほかでは条件にあった求人が見つからなかった人におすすめ
- 全求人の78%が非公開求人(※)
- 「寮あり」「上京サポートあり」の求人も
- 全国の栄養士求人を扱う
アルク栄養士は、栄養士の求人を専門に扱っている転職エージェントです。
ほかでは条件にあった求人が見つからなかった人は、アルク栄養士がおすすめ。
非公開求人を豊富に扱っているからです。
アルク栄養士では、扱っている全求人の78%が非公開求人(※)。
非公開求人の中には、公開してしまうと応募が殺到してしまうような人気の求人や、高待遇の求人などがあります。
そのため、今までに条件にあった求人が見つからなかった人でも、「これ」という求人にめぐり会える可能性もありますよ。
また公開求人も含めた求人の中には、「寮あり」「上京サポートあり」の栄養士求人もあるので、地方に住んでいる人でも利用しやすいですよね。
登録すると非公開求人が紹介してもらえるようになるだけでなく、求人情報に精通したキャリアアドバイザーが面接対策や条件交渉などをサポート。
全国の求人に対応しているので、どこに登録するか悩んでいる人はぜひ候補の一つに入れてくださいね。
※「アルク栄養士」公式サイトより(2023年9月時点)
働き方 | 正社員、契約社員、アルバイト・パート |
---|---|
就業先 | 病院、特別養護老人ホーム、有料老人ホーム、保育園、老人保健施設、障害者支援施設、デイサービスなど |
求人対応エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社ALC(アルク) |
公式サイト | https://a-l-c.jp/ |
【栄養士転職ナビ】自力の転職活動に行き詰まってしまった人におすすめ
- 業界専任のコンサルタントが徹底サポート
- 業界内でも求人数が豊富
- 営業時間内であれば即日対応
栄養士転職ナビは、栄養士・調理師専門の転職支援サービスです。
自力の転職活動に行き詰まってしまった人は、栄養士転職ナビがおすすめ。
業界専任のコンサルタントが、徹底的にサポートしてくれるからです。
求人の紹介はもちろんのこと、履歴書の書き方から面接の調整など、細かいところまでコンサルタントがサポート。
さらに給料やボーナス、残業のことなど、自分では言い出しにくいこともあなたに変わって交渉してくれます。
また業界内でも求人数が豊富で、選択肢が多数あるのもメリットの一つ。
全国の求人に対応しているので、地方の人でも仕事が見つかりやすいほか、「調理業務なし」や「土日休み」の栄養士求人も多数あります。
登録すると営業時間内であれば即日で対応してくれるので、できるだけ早く転職活動をすすめたい人にはぜひ登録を検討してくださいね。
働き方 | 正社員、扶養内パート、フルタイムパート、派遣 |
---|---|
就業先 | 病院・クリニック、介護施設、保育園・幼稚園、委託会社、スーパーマーケット、飲食店、その他 |
求人対応エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社プレアデス |
公式サイト | https://eiyoushi-tensyoku.com/ |
【クックビズ】まずは自力で転職活動をしたい人におすすめ
- 「スカウト機能」「転職支援サービス」両方が利用可能
- 非公開求人も紹介してもらえる
- 入社後もフォローしてもらえる
クックビズは、飲食店の求人を専門に扱っている転職サイト・転職支援サービスです。
「自分主体で転職活動したいけど、内定がもらえるか不安」という人は、クックビズがおすすめ。
「スカウト機能」と「転職支援サービス」の両方が利用できるからです。
「スカウト機能」を利用すると、忙しくて求人を見る余裕がない人でもWEB履歴書を登録して待つだけで、あなたに興味をもった企業から直接スカウトが届きます。
企業と直接やりとりができるため、スムーズに転職活動を進められますよ。
また、自力での転職活動がツラいと思ったときには、転職支援サービスの利用も可能に。
転職支援サービスを申し込むと、キャリアアドバイザーが希望条件にあった求人の紹介から面接日程の調整・待遇面の交渉、入社後までフォローしてくれます。
どちらも利用できるので、「スカウト機能」「転職支援サービス」のメリット・デメリットもわかりやすく、利用のしがいがありますよね。
栄養士の求人は、病院や介護施設の求人を中心に扱っていて、非公開求人もあります。
ただし、栄養士の求人は多いとはいえないため、ほかのサービスとあわせて利用すると便利ですよ。
働き方 | 正社員、契約社員、業務委託、アルバイト・パート |
---|---|
就業先 | 給食・社員食堂・介護・病院 |
求人対応エリア | 全国 |
運営会社 | クックビズ株式会社 |
公式サイト | https://cookbiz.jp/ |
【リスジョブ栄養士】いろいろな求人を見てから転職先を決めたい人におすすめ
- 一社に限らずまとめて求人検索ができる
- 全国各地の求人を多数扱っている
- エリアごとに対応可能な人材紹介会社がわかる
いろいろな求人を見てから転職先を決めたい人は、リスジョブ栄養士がおすすめ。
人材紹介会社や派遣会社が扱う栄養士の求人をまとめて検索できるからです。
リスジョブが扱っている求人は、医療介護福祉を中心に全国各地に多数あります。
介護職や薬剤師などの求人と比べると数は少ないものの、栄養士の求人も充実。
リスジョブ栄養士では、一社に絞らずいろんな人材紹介会社の栄養士求人が見られるため、今まで条件に合う求人が見つからなかった人でも、お宝求人に巡り会える可能性もアップ。
また、住んでいるエリア・希望勤務地で対応可能な転職エージェントを一覧で見られる機能があるので、どのエージェントを利用したらいいかわからない人にも便利ですよね。
登録しなくても求人は見られるので、まずはどんな求人があるのかいろいろ条件を入れて検索してみてくださいね。
働き方 | 正社員、契約社員、派遣社員、パート |
---|---|
就業先 | 病院、クリニック、介護老人保健施設、特別養護老人ホーム、有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅、保育園、企業、学校 |
求人対応エリア | 全国 |
運営会社 | ライフワンズメディア株式会社 |
公式サイト | https://lisujob.com/ |
栄養士におすすめの転職サイト&エージェント11社を紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
それぞれに強みや特徴があり、候補先を絞りきれずに迷ってしまう人もいるかもしれません。
もし、まだどのサービスを利用すべきか迷っているなら、希望条件別におすすめの転職サイト&エージェントを厳選ピックアップしてみたので、次の章もあわせて参考にしてみてください。
【希望条件で選ぼう】栄養士におすすめの転職サイト&エージェント
続いて、以下5つの条件別で3栄養士さんにおすすめの転職サイト&エージェントを紹介します。
該当する希望条件がある人は要チェックです。
1.栄養士の実務未経験者におすすめ転職サイト&エージェント3選
資格はあるけど実務の経験がないという未経験者には、『GUPPY』『栄養士転職ナビ』『クックビズ』をチェックしてみてください。
3社いずれも「未経験可」「初心者歓迎」といった求人を多数保有しています。
さまざまな雇用形態の求人を検索できるGUPPYは、未経験可の正社員求人が多いので、正社員転職を目指す人は押さえておくといいでしょう。
転職活動を支援してもらいたい人は、栄養士の転職支援に特化した栄養士転職ナビを活用してください。
専任コンサルタントが未経験者の転職も親身になって徹底サポートしてくれます。
実務経験がなく、転職できてもうまくやっていけるか不安な人は、入社後のフォローもあるクックビズを利用してみてはいかがでしょうか。
資格や知識を活かせる求人も紹介してもらえるので、ぜひ相談してみてください。
2.管理栄養士向けおすすめ転職サイト&エージェント2選
病気などで療養している人への栄養指導もできる管理栄養士。
栄養士に比べて幅広い業務が行える管理栄養士の資格を活かしたい人は、『マイナビコメディカル』『栄養士ワーカー』が使えます。
上記2社は、質の高い管理栄養士の求人を多数保有しており、非公開求人を紹介してもらうことも可能です。
病院・介護施設・保育園など、幅広い施設の求人を扱うマイナビコメディカルは、担当者が職場を熟知しており、ミスマッチの生じにくい特長があります。
自分に合った職場で、管理栄養士としてキャリアを積みたい人は押さえておくといいでしょう。
栄養士専門のキャリアアドバイザーが在籍している栄養士ワーカーでは、今よりも良い条件で転職できるよう、条件交渉を行ってくれます。
交渉が苦手な人や、収入アップを目指している人は、サポートしてもらうことをおすすめします。
- マイナビコメディカル:管理栄養士として活躍できる施設・企業を紹介してもらえる。
- 栄養士ワーカー:年収アップ転職を目指すことも可能。
3.医療機関で働きたい栄養士向けおすすめ転職サイト&エージェント3選
病院やクリニックなど医療機関で働きたい人は、『栄養士ワーカー』『アルク栄養士』『GUPPY』を押さえておくといいでしょう。
栄養士ワーカーは、「医療・介護・保育分野における適正な有料職業紹介事業者」の認定を受けており、医療分野の転職支援を得意としています。
全国各地の求人を扱っており、転職サポートにも対応しているので、地方で仕事を探している人もぜひ利用してみてください。
公開・非公開問わず、多数の病院求人を保有しているのがアルク栄養士です。
経験者優遇の好条件求人も見つかるので、今の待遇に不満がある人は相談してみるといいでしょう。
一般病院の栄養士求人を多数掲載しているGUPPYは、栄養士の転職市場の情報収集に使えます。
求人検索で給料の相場や待遇などをチェックしたり、スカウト機能で自身の市場価値を確認してみるのもおすすめです。
4.保育園で働きたい栄養士向けおすすめ転職サイト&エージェント3選
保育園で栄養士として働きたい人は、『栄養士転職ナビ』『栄養士人材バンク』『ジョブメドレー』を活用してみてはいかがでしょうか。
上記3社は、正社員から扶養内パートまで幅広い雇用形態の求人を取り扱っており、ライフスタイルやキャリアプランに沿った働き方ができます。
「ブランクOK」の求人が見つかりやすいのは、栄養士転職ナビです。
パートや派遣といった働き方も選べるので、栄養士として復帰したい人は相談してみるといいでしょう。
異業種から保育園を目指す人は、栄養士人材バンクが使えます。
「保育園経験不問」の求人も定期的に出ており、専任キャリアアドバイザーによるサポートを受けながら転職を目指せます。
すでに保育園での勤務経験がある人なら、自分で求人に応募できるジョブメドレーが使いやすいでしょう。
スカウト機能もあるので、「好待遇の求人があれば転職したい」と考えている人にもおすすめです。
5.介護施設で働きたい栄養士向けおすすめ転職サイト&エージェント2選
福祉・介護施設で働きたい人は、『マイナビコメディカル』『コメディカルドットコム』を押さえておきましょう。
どちらも、栄養士だけにとどまらず、介護関連の職種の求人も扱っているため、介護業界とも太いパイプがあります。
マイナビグループが運営するマイナビコメディカルは、非公開求人も多数保有しており、選択肢が豊富です。
「介護老人保健施設」「特別養護老人ホーム」など、詳細な施設形態から求人検索できるコメディカルドットコムは、希望する施設がある人には使いやすいでしょう。
スカウト機能を使った転職活動もできるので、ぜひ活用してみてください。
- マイナビコメディカル:介護施設の求人多数。非公開求人も紹介してもらえる。
- コメディカルドットコム:さまざまな施設形態の求人あり。
栄養士におすすめの転職サイト&エージェントの効果的な活用法
続いて、栄養士さんにおすすめの転職サイト&エージェントの効果的な活用法を紹介します。
「転職サイトや転職エージェントを使っての転職は初めて」という方はぜひ参考にしてください。
効果的な活用法①栄養士に特化した転職サイト&エージェントを1社押さえておく
まずは、栄養士に特化した転職サイト&エージェントを1社押さえておくようにしましょう。
栄養士の求人のみを扱っているため、幅広い業界の仕事が見つかりやすいからですね。
さらに、栄養士に特化した転職エージェントなら、栄養士専任のキャリアアドバイザーも必ず在籍しているので、専門性の高いアドバイスやサポートが受けられます。
また、どのような求人があるのかチェックできたり、施設や企業の情報収集に使ったりもできます。
栄養士に特化した転職サイト&エージェントは下記の通りです。
どこに登録するか迷った時はぜひ参考にしてください。
サービス名 | 転職エージェント | 転職サイト |
---|---|---|
栄養士人材バンク | 〇 | ― |
しんぷる栄養士 | 〇 | ― |
栄養士ワーカー | 〇 | ― |
アルク栄養士 | 〇 | ― |
栄養士転職ナビ | 〇 | ― |
リスジョブ栄養士 | ― | 〇 |
効果的な活用法②栄養士の求人数が多い転職サイト&エージェントを選ぶ
栄養士の求人数が多い転職サイト&エージェントを選ぶのもポイントです。
栄養士に特化していなくても、栄養士の求人をたくさん保有している転職サイト&エージェントはあります。
たとえば、栄養士が活躍できる病院、保育園、介護施設などの求人に特化した転職サイト&エージェントが挙げられます。
それぞれの業界で培ってきた施設・企業との太いパイプがあるため、栄養士の求人もたくさん保有できるわけですね。
栄養士に特化したサービスだけに絞り込まず、いろんな転職サイト&エージェントも選択肢に入れて検討してみてください。
当記事で紹介している転職サイト&エージェントで「栄養士・管理栄養士」の求人数BEST3は次の通りです。
サービス名 | 求人数(件) |
---|---|
GUPPY | 19,179 |
ジョブメドレー | 12,556 |
栄養士ワーカー | 9,977 |
※調査日2024年9月10日
効果的な活用法③栄養士として働くうえでの希望条件に合った求人を扱っているかチェックする
栄養士として働くうえでの希望条件に合った求人があるかは必ずチェックしてください。
とくに希望が明確な人だと、利用する転職サイト&エージェントによっては、希望条件に合う求人が見つからないこともあります。
たとえば、以下の希望条件がある人は、求人の有無を確認しておくことで、転職活動もスムーズに進められます。
- 勤務地
- 業界
- 直営か委託か
とくに地方は、病院や介護施設、保育園などの数が多い都市部に比べると栄養士の求人は少ない傾向に。
もしすべての希望条件に当てはまる求人が少なかった場合は、どの条件を優先するかをあらかじめ決めておきましょう。
「通勤時間30分以内で土日休み希望。子供が好きなので保育園で働きたい」という希望条件があったとします。
「通勤時間は1時間かかるが土日休みの保育園」がいいのか、「通勤時間は30分以内だけど、土曜日は休みではない。介護施設なら希望条件に当てはまる求人がある」がいいのかを考えてみてください。
条件の優先順位を決めることで、選択できる求人も増えていくでしょう。
また、栄養士を直接採用している直営施設だけでなく、委託会社の募集もあるため、どちらの求人が多いかも確かめる必要があります。
効果的な活用法④栄養士の転職活動には複数の転職サイト&エージェントを併用する
複数の転職サイト&エージェントを併用しながら転職活動を進めるのもおすすめの方法です。
いろんな求人をチェックできたり、キャリアアドバイザーのサポート力などを比較検討できるからですね。
とくに転職エージェントを利用する場合、より多くの「非公開求人」や「独占求人」を紹介してもらうチャンスがあります。
1社だけに絞り込んでしまうと、紹介してもらえる求人や情報なども限定的になってしまい、転職成功の確率が下がってしまうことにも。
たとえば、以下のような組み合わせで使うのもいいのではないでしょうか。
- 「栄養士求人が豊富な転職サイト」×「栄養士特化型の転職エージェント」
- 「栄養士特化型の転職エージェント」×「大手総合型の転職エージェント」
- 「栄養士特化型の転職サイト」×「希望する介護業界に特化した転職エージェント」
具体例:「栄養士人材バンク」×「リクルートエージェント」
具体例:「リスジョブ栄養士」×「マイナビコメディカル」
効果的な活用法⑤地方で栄養士の転職活動を行うなら転職サイト&エージェント以外も利用する
地方で栄養士の転職活動を行うなら、転職サイト&エージェント以外の方法も利用しましょう。
転職サイト&エージェントの求人検索をしてもわかるように、地方の求人は決して多いとは言えないからですね。
地方なら、次のサービスや方法で、栄養士の求人を探してみるのもいいでしょう。
地方で栄養士の転職を目指す人は、求人数の選択肢が少ないことを念頭に置いておく必要があるでしょう。
「ハローワーク」「Indeed」「求人ボックス」の栄養士求人数を調べてみたので、ぜひ参考にしてください。
サービス名 | 求人数(件) |
---|---|
ハローワーク | 12,672 |
Indeed | 87,000 |
求人ボックス | 359,776 |
※調査日2024年9月10日:「栄養士」で検索
栄養士が転職エージェントを使って転職活動するメリット
栄養士さんが転職時に転職エージェントを活用するメリットは以下の3つです。
とくに「転職が初めて」「転職活動ってどう進めればいいかわからない」という人にとってはメリットが大きいですよ。
栄養士が転職エージェントを利用するメリット①栄養士向けの「非公開求人」を紹介してもらえる
転職エージェントを利用すれば、栄養士向けの「非公開求人」を紹介してもらえるメリットがあります。
「非公開求人」とは、転職サイトや企業のホームページなどには掲載されていない求人のことで、転職エージェントに登録していないと紹介してもらえません。
非公開求人には次のようなものがあります。
【勤務施設】衛生センター
【職種】管理栄養士
【月給】20~28万円
【仕事内容】使用される食材や調理された加工品などの細菌検査
例②
【勤務施設】直営施設
【職種】栄養士・管理栄養士
【月給】18~30万円
【仕事内容】店舗管理、献立修正・発注、調理補助など
施設や企業が非公開で採用活動を行うのには、以下の理由があります。
- 外部に重要プロジェクトを知られたくない。
- 有名企業や高待遇などの人気求人は応募者が殺到するため手間を省きたい。
- 急な欠員や人手不足で採用を急いでいる。
- 求める人材像が明確。
そのため、「競争率が低い」「待遇がいい」「採用されやすい」などのメリットがあります。
たとえば栄養士の求人なら、直営の企業などは人気が高いため非公開求人で募集されていることも。
ただし、転職エージェントに登録しても必ず非公開求人を紹介されるわけではありません。
条件が合わなければ紹介してもらえないことは理解しておきましょう。
栄養士が転職エージェントを利用するメリット②栄養士専任のキャリアアドバイザーのサポートを受けられる
栄養士専任のキャリアアドバイザーのサポートを受けられるのも、転職エージェントを利用するメリットです。
とくに栄養士の求人に特化した転職エージェントでは、栄養士専任のキャリアアドバイザーが在籍しており、さまざまな転職支援を行ってくれます。
以下は、栄養士専任のキャリアアドバイザーによる支援内容です。
- 希望や適性に合った求人紹介
- 求人票だけではわからない詳細な求人情報の提供
- 施設や企業とのやり取りを代行
- 応募書類の書き方や面接のアドバイス
- 給料や休みなどの条件交渉
- 栄養士ならではの悩み相談にのってくれる
転職活動の中でも、面接を苦手としている人は多いのではないでしょうか。
栄養士の面接では、次のような質問をよくされます。
- 当社を希望した理由は何ですか?
- 前職の退職理由を教えてください
- 栄養士を目指したきっかけを教えてください
- 栄養士として働くうえで、大切にしていることは何ですか?
- 当社で栄養士として何がしたいですか?
- 調理経験はありますか
転職エージェントを利用すると、上記のような面接でよく聞かれる質問内容にくわえ、回答の仕方もアドバイスがもらえますよ。
初めて転職する人はもちろん、収入アップやキャリアアップを目指したい人も、徹底したサポートが受けられるので、希望に合った転職を実現できる可能性もアップします。
さらに就業中で仕事が忙しく、転職活動に時間をかけられない人も、キャリアアドバイザーのサポートを受ければ、効率的に転職活動を進められるでしょう。
栄養士が転職エージェントを利用するメリット③栄養士転職で悩みがちな入職後のフォローも受けられる
入職後のフォローを受けられるのも転職エージェントを利用するメリットのひとつです。
栄養士の転職では入職後のギャップに悩む人も少なくありませんが、担当キャリアアドバイザーが問題点を改善してくれたり、相談にのってくれたりします。
とくに栄養士さんは、入職後の人間関係に悩みがちです。
さまざまな職種と連携して仕事を進める一方で職場は閉鎖的になりやすいため、人間関係の問題に直面しやすいともいわれています。
また、複数人体制だと他の栄養士とやり方・考え方が違うと悩む人もいれば、一人体制で不安が募る人もいるでしょう。
上記のような悩みや不安も、対応してくれる担当キャリアアドバイザーがいれば、心強いのではないでしょうか。
当記事で紹介している転職エージェントの中でも、「栄養士ワーカー」と「クックビズ」は、公式サイトに入職後もサポートしていることが明記されています。
栄養士が転職エージェントを使って転職活動するデメリット
栄養士さんが転職エージェントを使って転職活動をする際に起こりうるデメリットも知っておきましょう。
順番に解説していくので参考にしてみてください。
栄養士が転職エージェントを利用するデメリット①自分のペースで転職活動を進めにくい
栄養士だけではありませんが、転職エージェントを利用すると、自分のペースで転職活動を進めにくいデメリットがあります。
なぜなら、求人紹介や求人の応募はすべてキャリアアドバイザーを通して行わなくてはいけないからですね。
キャリアドバイザーのサポートはメリットが大きい一方で、以下のようなデメリットもあります。
- キャリアアドバイザーの面談を受けてからでないと求人を紹介してもらえない。
- 紹介可能な求人が出てくるまで連絡を待つ必要がある。
- 公式サイトに掲載されている求人に応募したくても断られることがある。
- 興味がない求人への応募を猛プッシュされる。
- 応募や内定受諾をどうするかの連絡が入る。
例えば、「月収30万円、残業ほぼなし、離職率が低く人間関係良好の病院勤務」と書かれた管理栄養士の求人に応募したいと考えたとします。
転職エージェントを利用している場合、自分で応募はできないため、まず担当のキャリアアドバイザーへの連絡が必要になります。
しかし、すぐにキャリアアドバイザーと連絡が取れなかったり、反対にあなたがキャリアアドバイザーからの折り返し連絡を取れなかったりと、行き違いが起こる可能性もありますよね。
そうこうしているうちに、応募が締め切られてしまうなんてことが起こるかもしれません。
そのため、求人を紹介してもらうまで時間がかかってイライラしたり、急かされているような気分になったりと、ペースが乱されてしまう人もいるでしょう。
自分のペースで転職活動をしたい人は、転職サイトも併用してみてはいかがでしょうか。
転職サイトなら掲載されている求人に直接応募が可能で、求人への応募や辞退などもすべて自分の判断で行えます。
ただし転職サイトは、転職の相談や応募書類の添削、面接対策といったサポートは受けられません。
しかし併用しておけば、求人への応募は転職サイトを使い、栄養士の転職市場の情報収集は転職エージェントを活用するといった転職活動も可能に。
今回紹介している11選のうちジョブメドレーは、栄養士の求人数も豊富なので併用する際はチェックしてみてください。
栄養士が転職エージェントを利用するデメリット②キャリアアドバイザーの質がイマイチなこともある
転職エージェントにはいろんなキャリアアドバイザーが在籍しており、質がイマイチな担当者に遭遇することもあります。
栄養士の求人を扱っている転職エージェントであっても、栄養士専任のキャリアアドバイザーが不在な場合もあるからですね。
栄養士や管理栄養士の男女比率は1:9と言われており、圧倒的に女性が多い仕事です。
そのため職場も女性が多く、女性社会でうまく立ち回る能力が必要だったりします。
しかし、女性社会をあまり知らないキャリアアドバイザーや自分より経験の少なそうな担当者だった場合、もの足りなさや頼りなさを感じてしまうかもしれません。
栄養士は一般的な職種に比べてニッチな職業でもあるため、栄養士に特化した転職エージェントや専任キャリアアドバイザーは決して多いとは言えません。
中には他の職種と兼任していたり、栄養士が活躍している業界のキャリアアドバイザーが担当しているケースもあります。
また、専任キャリアアドバイザーが在籍していても、タイプやサポート方法が合わないこともあるでしょう。
知識不足や相性の合わないキャリアアドバイザーが担当になると、転職も難しくなってしまうので、しっかり見極めるようにしましょう。
登録後の面談で、キャリアアドバイザーの知識の有無や、相性を確認してみてください。
面談で話をすることで、専門性があるかや、フィーリングが合うかもわかるでしょう。
たとえば、栄養士の仕事を経験した人でしか知り得ない内容や、専門用語を交えて話をしてみるなどですね。
専門分野かどうかを聞いてみるのもいいでしょう。
利用を進めるうちに「合わない」「質がイマイチ」と気づいたら、担当キャリアアドバイザーを変更することも可能です。
合わないキャリアアドバイザーを使い続けても、希望通りの転職はできません。
変更をお願いする際は、具体的にどのようなところが合わないのか明確にして伝えると、新しいキャリアアドバイザー選びの際に配慮してもらえるでしょう。
栄養士の知識や専門性のあるキャリアアドバイザーがいないとわかったときは、他の転職エージェントを利用するようにしてください。
栄養士が転職エージェントを利用するデメリット③業界が限られている転職エージェントも存在する
栄養士の求人を扱っていても、取引している業界が限られている転職エージェントもあります。
なぜなら、栄養士が活躍する業界に特化した転職エージェントもあるからですね。
たとえば、「医療業界」「介護業界」「保育業界」「飲食業界」などに特化した転職エージェントが挙げられます。
栄養士の求人は上記業界に多くあるため、業界特化型の転職エージェントでもサポートが受けられます。
ただし、特定の業界を絞り込んでいない栄養士さんにとっては、選択肢が狭くなるデメリットも。
また「栄養士としてこれまで経験した病院への転職にするか、興味のある保育園を目指すか」と迷ったとき、医療業界に特化した転職エージェントのみを使っていると、保育業界のアドバイスをもらうのは難しいでしょう。
いろんなタイプの転職エージェントがあることを理解して利用してください。
希望の業界を絞り込んでいない人は、栄養士に特化した転職エージェントを利用するといいでしょう。
栄養士が活躍しているさまざまな業界と取引しているため、幅広い業界の求人を保有しており、キャリアアドバイザーに相談しながら、自分に合った業界を見つけることもできます。
転職活動を進めるうちに、希望の業界が明確になった場合は、あわせて業界特化型の転職エージェントに登録してみてはいかがでしょうか。
今回紹介している11選の中では、次の4つが栄養士に特化した転職エージェントとなります。
上記をチェック後、気になったエージェントへ登録していきましょう。
栄養士からの異職種転職におすすめの職種4選
栄養士さんの中には、「栄養士以外の仕事に就いてみたい」「キャリアチェンジを考えている」という人もいるのではないでしょうか。
栄養士からの異職種転職におすすめの職種は以下の4つです。
いずれも、栄養士の経験や資格などが活かせる職種だからです。
たとえば営業職の場合、扱う商材が食品だと栄養士の知識や経験が活かせますし、ライターなら「栄養士ライター」として活躍できる可能性も十分あります。
商品開発・企画に関しては、食品や飲食店のメニューを開発する企業・部署などで、栄養士の資格が強みになるでしょう。
商品やサービスを購入した顧客に対して提案や問題解決支援を行う「カスタマーサクセス」という選択肢も。
とくに健康食品や健康関連企業なら、栄養士の資格は歓迎されるでしょう。
栄養士の経験や知識などがまったく不要な職種を希望する場合は、転職の難易度も高くなるので、転職エージェントなどに相談しながら転職活動を進めるのがおすすめです。
栄養士向けの転職エージェントを利用する際の流れ【登録~内定まで】
この章では、栄養士におすすめの転職エージェントを利用する際の流れについて解説します。
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公式サイトから登録する
項目に沿って、以下の必要事項を入力していきましょう。
- 保有資格(栄養士、管理栄養士など)
- 希望する働き方や転職時期
- プロフィール
入力した必要事項をもとに、あなたに合ったキャリアアドバイザーが担当についてくれるので、登録する際は、正確に希望やプロフィールを入力すること。
転職エージェントによっては、公式サイト上に掲載されている求人情報ページから問い合わせを行い登録へ進む方法もあります。
また、電話登録に対応している転職エージェントもあるので、やりやすい方法を選んでください。
- キャリアアドバイザーとの面談を行う
転職の方向性を定めたり、求職者にマッチした求人を紹介するために、これまでの経歴や希望を詳しくヒアリングしてくれます。
また、転職に関する悩み以外にも、今の職場のことやキャリアについての相談にものってもらえます。
面談方法は次のとおり。
- 対面
- Web
- 電話
- 訪問
転職エージェントによって対応が異なるため、登録時に確認しておきましょう。
キャリアアドバイザーに聞きたいことや相談したいことがあれば、前もってメモなどにまとめておくのがおすすめです。
-
求人を紹介してもらう
面談をもとに、希望や適性に合った栄養士の求人を紹介してもらいましょう。
条件が合えば、一般には公開されていない栄養士の非公開求人を紹介してもらえることも。
職場の雰囲気や仕事内容の詳細、実際に働いている人の情報なども教えてもらえます。
ただし、求人状況や希望条件によっては求人紹介が難しいケースもあります。
希望に合わない求人が紹介された場合は、断っても問題ないので、担当キャリアアドバイザーへ正直に伝えてください。
断る際は具体的な理由を伝えておくと、次回以降、希望に合った求人を紹介してもらいやすくなるでしょう。
希望に合う求人がなかなか見つからない場合は、条件を見直してみてくださいね。
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希望の求人に応募する
転職エージェントを通じて希望の求人に応募しましょう。
応募書類の提出など、すべて転職エージェントが代行してくれます。
「履歴書」や「職務経歴書」の作成に不安がある人は、キャリアアドバイザーに添削してもらいましょう。
栄養士の志望動機の書き方ポイントなども教えてもらえるので、わからないことは積極的に聞いてみてください。
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施設や企業との面接を受ける
書類選考に通過したら、応募した施設や企業との面接です。
転職エージェントが面接日や面接場所の調整を行ってくれます。
希望がある場合は、担当キャリアアドバイザーに伝えるようにしてください。
在職中に転職活動を行っている人は、仕事の都合を伝えておくとスムーズにセッティングしてもらえます。
求人ごとに面接対策も行ってくれるので、アドバイスをもらって面接に臨みましょう。
また、面接時に質問できなかったことがあれば、担当キャリアアドバイザーが施設や企業の採用担当者に確認してくれるので、相談してください。
-
内定&入職の準備を行う
無事に内定が出たら、入職の準備を行いましょう。
内定承諾する旨を担当キャリアアドバイザーに伝えると、入社日の調整を行ってくれます。
給与や勤務条件などが納得できない場合は、交渉も代行してくれるので、相談するようにしてください。
制服の有無や、初出勤時に持参した方がよいものはないかなど、わからないことがあれば確認しておくといいでしょう。
内定を辞退する際は、担当キャリアアドバイザーが代わりに伝えてくれるので、できるだけ早く申し出るようにしてください。
登録から内定までの流れでは、以下の点にも注意してみてください。
- 登録の際は希望やプロフィールは正確に入力する。
- 求人内容に不明点があれば必ず確認し、納得した上で応募する。
- 経歴・希望・悩みなどはキャリアアドバイザーへ正直に伝える。
転職支援を希望する人は、流れや注意点なども理解しておくと、転職エージェントを上手に使えるでしょう。
※転職サイトを利用する際の流れについては、各転職サイトの利用方法などを確認してみてください。
栄養士向けの転職サイト&エージェント:よくある質問と回答
栄養士におすすめの転職サイト&エージェントを利用する際のよくある質問について紹介します。
わからないことや気になる点があれば、ぜひ参考にしてみてください。
「栄養士」と「管理栄養士」それぞれの求人を掲載・保有している転職サイト&エージェントがほとんどです。
登録時にどちらの資格を保有しているかチェックを入れれば、保有資格に合った求人のお知らせメールや紹介を受けられます。
以下は「栄養士」と「管理栄養士」の違いを簡単にまとめたものです。
栄養士 | 管理栄養士 | |
---|---|---|
資格取得方法 | 栄養士養成施設を卒業後、各都道府県知事から免許を受ける。 | 管理栄養士国家試験に合格し、厚生労働省から免許を受けます。 |
栄養指導の対象 | 健康な人 | 健康な人や傷病者など |
求人数の割合は、転職サイト&エージェントによって異なるので確認してみてください。
むしろ栄養士の仕事は、いろんな職場を体験するほど学べることも増えるため、転職の理由を前向きに説明できれば転職回数も強みになります。
転職を重ねることで、大量調理や献立作成、栄養指導の経験が増えた人もいるでしょう。
ただし、年齢の割にあまりにも転職回数が多かったり、ネガティブな理由で転職を繰り返している人は、一度転職エージェントに相談してみてください。
求職者に登録料や紹介料などは一切請求されないので安心して利用してください。
ただし、来社面談を行う際、転職エージェントの拠点までの交通費は自己負担となります。
また、面接のためのスーツといった転職活動にかかるその他の費用についても、自己負担となることを理解しておきましょう。
転職サイトに掲載されている求人をチェックして、栄養士の転職市場を把握する使い方もできれば、転職エージェントのキャリアアドバイザーに「とりあえず相談だけする」という使い方もできます。
とくに転職エージェントは、転職やキャリアプランに関する悩みも親身になって聞いてくれます。
登録してみてサービスが合わなかったらいつでも退会可能なので、転職が頭に浮かんだタイミングで、まずは登録してみるといいでしょう。
転職エージェントによっては面談時に栄養士免許の提出が求められたり、求人施設や企業から提示を求められたりすることもあります。
もし紛失などで手元にない人は、以下の申請窓口に再発行してもらいましょう。
- 栄養士/「交付を受けた」都道府県の窓口
- 管理栄養士/「現在住んでいる」都道府県の窓口
資格によって、申請窓口が異なるので注意してください。
GLOCAL EATs代表の石松 佑梨氏から栄養士の転職支援アドバイス
最後に当記事の監修者、GLOCAL EATs代表の石松 佑梨氏から、これから転職を考えている栄養士さんたちに向けた転職支援アドバイスいただいたので紹介します。
食生活を通して人々の健康をサポートする栄養士は、医療、介護、教育、スポーツ、食品、給食、飲食など、様々な分野で活躍することができます。
個々のニーズに合わせた食事指導やメニュー作成のほか、商品開発では企画から製造、マーケティングまで幅広く携わり、高いやりがいを感じられる求人もあります。
キャリアアップを目指すのであれば、興味のある分野を学び、関連資格を取得することで、専門性が証明できます。
一方、給食や製造現場では、シフト勤務を含む場合もあります。
応募前に、基本的な労働条件に加え、自身の経験やスキルを整理し、採用側の求める条件に合致させておくことが重要です。
ここまでお読みいただきありがとうございます。
栄養士におすすめの転職サイト&エージェントをはじめ、様々な角度からのお役立ち情報を紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
自分が選ぶべきサービスの基準もある程度、イメージできてきた人もいらっしゃると私達も嬉しいです。
株式会社R&Gでは、栄養士さんがより効率よく自分にマッチしている転職サイト&エージェントを探しやすいよう、独自の検索機能をご用意しました。
項目ごとに希望条件を選択して、検索ボタンを押すだけのカンタン仕様となっているので、お気軽にご利用ください。