- 今の薬局はルーティン作業ばかり。もっとスキルアップしたい
- 子育てと両立できる職場で働きたい
- ブランクがあるが復職したい
- 職場の人間関係がつらい
さまざまな理由で転職や再就職を考えている薬剤師さんも多いのではないでしょうか。
この記事では、薬剤師におすすめの転職サイト13社を紹介します。
まずは、早く知りたい方に向けて各サイトの名前と特徴をピックアップしました。
転職サイト名 | おすすめポイント |
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ファルマスタッフ | 薬剤師に選ばれている転職サイトを利用したい人におすすめ |
ファーマキャリア | 希望条件通りの職場に転職したい人におすすめ |
お仕事ラボ | これで転職は最後にしたい人におすすめ |
レバウェル薬剤師 | 自分にあった転職支援サービスを利用したい人におすすめ |
アプロ・ドットコム | できるだけ早く転職をしたい人におすすめ |
ファル・メイト | きめ細かいサポートをしてほしい人におすすめ |
薬キャリAGENT | 自分にあったコンサルタントのもとで転職活動をしたい人におすすめ |
セルワーク薬剤師 | 高条件の仕事を探している人におすすめ |
アポプラスキャリア | 調剤薬局未経験・ブランクのある人におすすめ |
マイナビ薬剤師 | 転職がはじめての人におすすめ |
ヤクジョブ | 求人数の多い転職エージェントを利用したい人におすすめ |
リクナビ薬剤師 | 満足できる転職をしたい人におすすめ |
ママ薬PLUS | ブランクのあるママさん薬剤師におすすめ |
ここから先にかけて、各サイトの情報についてさらに詳しく解説していきます。
あわせて、条件別におすすめの転職サイト、メリット・デメリット、選ぶ際に失敗を避けるコツについても紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
薬剤師向け転職サイトおすすめ13選!利用者の口コミも紹介
薬剤師さんにおすすめの転職サイト13社を紹介していきますが、以下の内容を参考として、編集部が独自に選別しています。
各社の特徴や、実際に利用した薬剤師さんの口コミも紹介していますので、「興味がある」と思える転職サイトを見つけたら、ぜひ気軽に利用してみてください。
ファルマスタッフは薬剤師に選ばれている転職サイトを利用したい人におすすめ
ファルマスタッフは、大手薬局チェーン「日本調剤」と同じグループ会社で、薬剤師の転職に特化した転職サポートです。
薬剤師に選ばれている転職サイトを利用したい人にはファルマスタッフがおすすめ。
転職相談の満足度96.7%を誇っているからです。(※1)
また、日本マーケティングリサーチが行った調査では「20代30代に強い薬剤師転職サイト」でNo.1を獲得しています。(※2)
ファルマスタッフには、エリア担当のコンサルタントがいて薬局や病院などに足を運び、信頼関係を確立。
地域密着型の活動を続けることで、求人票ではわからない情報も教えてもらえます。
さらに忙しい薬剤師さんのために、必要書類の作成や面接の調整、給与などの条件交渉など、さまざまな面でサポートしてくれます。
手厚いサポートは転職希望の薬剤師さんからも好評です。
また、厚生労働省認可の「職業紹介優良事業者」「優良派遣事業者」の認定も受けているのもポイント。
薬剤師としてのスキルアップやキャリアアップのサポートもしているので、転職を機にスキルアップを目指している人は、登録して損はありませんよ。
※1 お客様満足度調査(2022年7月実施)ファルマスタッフ調べ
※2 日本マーケティングリサーチ調べ(2021年11月期)
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都心部から地方への転職だったため、雰囲気が分からず不安は大きかったですが、担当者の方は紹介している薬局内の雰囲気や、会社の社長の雰囲気などをしっかり把握されているため安心感がありました。事前打ち合わせでも、求人先ごとに適切なアドバイスを下さいました。
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ヒアリングの時間を十分とってもらえた。仕事をしながらの利用だったので、急な時間変更などもありご迷惑をかけてしまったが、先方との時間をなんとか調整していただけた。また事前に聞いていた話と面接の条件が異なることもあったがそれも隠さず教えていただけ、「ここはやめたほうがいい」と言ったアドバイスもいただけた。
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平日フルタイムで働いているが土曜日も働きたいと思い、このご時世に土曜日だけのパート募集をしている薬局なんていないのはわかっていたがダメ元で応募。やはり難しいとの返事でしたがその数週間後、とある薬局さんが「土曜日のみのパート勤務でもよいとオファーしてくれた」と連絡をいただいた。難しい中でも、確実に仕事をこなしてくれる会社と感じました。
働き方 | 正社員、パート・アルバイト、派遣、紹介予定派遣 |
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就業先 | 調剤薬局、病院・クリニック、企業、ドラッグストア、ドラッグストア(調剤あり)など |
求人エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社メディカルリソース |
公式サイト | https://www.38-8931.com/ |
ファーマキャリアは希望条件通りの職場に転職したい人におすすめ
ファーマキャリアは、大手人材紹介会社出身のコンサルタントが立ち上げた薬剤師専門の転職支援サービスです。
希望条件にできるだけ近い職場に転職したい人は、ファーマキャリアがおすすめ。
一人ひとりの希望条件に合わせてオーダーメイドで求人を作ってくれるからです。
すでにある求人の中に希望条件に合う職場がない場合は、コンサルタントがあなたの希望に合うように交渉を重ね、希望条件にできるだけ合うようにしてから仕事を紹介してくれますよ。
希望に近い転職ができるため、好条件で転職できる可能性も高く、年収アップも夢ではありません。
もし応募した転職先が希望と合わなかったときは、担当コンサルタントが辞退の連絡してくれるので、「断りづらい」と悩むこともありませんよ。
コンサルタントは担当する薬剤師の人数が決まっているため、丁寧なサポートをしてくれるのもポイント。
調剤以外の業務やブランクのある薬剤師さんにも紹介可能なので、自分の希望条件では転職が難しいと思っている人ほど、登録を検討してみてくださいね。
働き方 | 正社員、契約社員、パート・アルバイト |
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就業先 | 調剤ありOTC、調剤薬局、OTC、病院、老人ホーム・老健、企業、漢方相談薬局、診療所、在宅専門薬局など |
求人エリア | 全国 |
運営会社 | エニーキャリア株式会社 |
公式サイト | https://pharmacareer.jp |
お仕事ラボはこれで転職を最後にしたい人におすすめ
もう転職はしたくない、転職はこれで最後にしたいという人には、お仕事ラボがおすすめ。
紹介後の定着率は95.6%(※)と高水準だからです。
各薬局の事情をよく知っている担当者が、求職者の面談も担当する「ワンストップ型」を採用。
業界に精通した担当コンサルタントが綿密な面談を行い、希望条件にあった精度の高い求人を紹介してくれるため、高い定着率を実現しています。
さらに、条件に合う求人がないときには、職場に求職者を逆紹介してくれるのもポイントの一つ。
求人がなくても気になる職場があったときには、求職者を売り込んでくれることも定着率が高い理由なんですね。
お仕事のラボの代表自身が薬剤師のため、求職者の気持ちに寄り添ったサポートを可能にしています。
転職後のお悩みも電話やメールで相談できるので、登録を検討してくださいね。
※求職者への3ヶ月間定着確認(2018年2月時点)お仕事ラボ調べ
働き方 | 正社員、パート、派遣、紹介予定派遣 |
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就業先 | 調剤薬局(調剤専門)、ドラッグストア(調剤併用)、ドラッグストア(OTC)、病院・クリニック、企業など |
求人エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社AXIS |
公式サイト | https://oshigoto-lab.com/ |
レバウェル薬剤師は自分にあった転職支援サービスを利用したい人におすすめ
レバウェル薬剤師は、医療や介護、ヘルスケア領域の求人を専門に扱っているレバウェルが運営している薬剤師に特化した転職支援サービスです。
自分にあった転職支援サービスを利用したい人は、レバウェル薬剤師がおすすめ。
「転職エージェント」「スカウトサービス」「直接応募」の3つのサービスを利用できるからです。
求人紹介から面接対策、条件交渉など、転職活動をサポートしてほしい人は「転職エージェント」の利用が便利。
一方で、まずは「自分で頑張ってみたい」「アドバイザーからの連絡を煩わしく感じてしまう」人は「直接応募」。
「転職時期を決めていない」「すき間時間を有効に使いたい」という人は、登録しておくとあなたの経歴に興味を持った薬局や事業所からスカウトが来る「スカウトサービス」が利用できます。
3つのサービスから自分にあった転職支援を選べるので、ストレスを感じることなく効率よく転職活動がすすめられますよ。
14,000の医療機関と取引があり(※)、事業所へ直接取材を行い情報収集しているため、応募前に職場のリアルな情報がわかります。
「調剤薬局」「ドラックストア」などの勤務施設はもちろん、待遇や福利厚生などのさまざまな条件で求人検索できるので、希望条件にあった求人も見つかりやすいでしょう。
求人情報のお届けや相談はLINEでもできるので、転職を考えはじめたばかりの薬剤師さんにも利用しやすいサービスです。
※2023年3月実績
働き方 | 正社員、契約社員、パート・アルバイト |
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就業先 | 調剤薬局、ドラックストア、調剤併設型ドラックストア、漢方薬局、一般病院など |
求人エリア | 全国 |
運営会社 | レバレジーズメディカルケア株式会社 |
公式サイト | https://levwell.jp/profession/ph/ |
アプロ・ドットコムはキャリアに悩んでいる人におすすめ
アプロ・ドットコムは、薬剤師だった社長が設立した薬剤師専門の人材紹介会社です。
キャリアに悩んでいる方には、アプロ・ドットコムがおすすめ。
25年以上の就職・転職実績(※)があり、薬剤師としてのさまざまな働き方を提案してもらえるからです。
アプロ・ドットコムは正社員のほか長期派遣、単発派遣といった多様な求人を保有。
また、求職者担当と企業担当が同じなので、あなたの希望に合ったミスマッチのない就業先を紹介してもらえます。
もちろん応募先や勤務条件が気に入らなければ断ることも可能。
気に入った勤務先が見つかるまで何度でも求人紹介してもらえます。
今の勤務先に不満のある人は、アプロ・ドットコムを利用してみてはいかがですか。
※2023年9月時点
働き方 | 正社員、契約社員、パート、派遣、紹介予定派遣 |
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就業先 | 調剤薬局、調剤薬局+OTC、OTC、企業、病院、老健・療養型施設など |
求人エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社アプロ・ドットコム |
公式サイト | https://www.apuro.com/ |
ファル・メイトはきめ細かいサポートをしてほしい人におすすめ
ファル・メイトは、薬剤師専門の転職支援サービスです。
転職活動をする際には、きめ細かいサポートをして欲しい人にファル・メイトはおすすめ。
専任のコーディネーターが、本当に自分に合った働き方を実現するまでサポートしてくれるからです。
業務内容や待遇面はもちろんのこと、求人票ではわからない「働きやすさ」や「人間関係」など職場の雰囲気も知っておきたいですよね。
ファル・メイトでは、転職後に後悔しないように、職場環境もしっかり伝え不安要素を取り除いてくれます。
また、求人を紹介する際には、あなたが納得するまで何度も同行してくれますよ。
さらに、給与や勤務時間の交渉などもコーディネーターがしてくれるのも心強いですよね。
新卒から定年後のベテラン薬剤師さんなど、幅広い年齢層が利用しているので、どこに登録するか決めていない人は、ぜひ登録を検討してくださいね。
働き方 | 正社員、契約社員、パート、派遣、紹介予定派遣、嘱託社員 |
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就業先 | 調剤薬局、病院、調剤併設店、OTC、企業など |
求人エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社ファル・メイト |
公式サイト | https://pharmate.jp/ |
薬キャリAGENTは信頼できるコンサルタントの元で転職活動をしたい人におすすめ
薬キャリAGENTは、医療業界専門のエムスリーグループが運営している薬剤師の転職を専門としている転職エージェントです。
信頼できるコンサルタントと一緒に転職活動をしたい人は薬キャリAGENTがおすすめ。
コンサルタント満足度が95%(※1)と高いからです。
希望と合わない条件だったときにはコンサルタントが直接交渉してくれますよ。
また、一般的な企業と違い医療業界は内情がわかりにくいことも多いですが、職場の雰囲気や有給取得率など、求人票には掲載されない情報もしっかり確認してもらえます。
あらかじめコンサルタントから情報がもらえ、条件交渉もしてくれるので、「転職しなければよかった」なんてことも起こりにくいでしょう。
非公開求人も多数あり、薬剤師登録者数No.1(※2)なので、薬剤師の転職でどこに登録しようか迷ったときには、登録候補に入れてみてはいかがですか。
※1 薬キャリAGENT調べ(2014年10月)
※2 薬剤師ポータルサイトにて19社中「年間登録者数」No.1(2015年3月 薬キャリAGENT調べ)
働き方 | 正社員、契約社員、パート |
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就業先 | 調剤薬局、病院、OTC販売、企業など |
求人エリア | 全国 |
運営会社 | エムスリーキャリア株式会社 |
公式サイト | https://agent.m3caree |
セルワーク薬剤師は高条件の仕事を探している人におすすめ
セルワーク薬剤師は、薬剤師の求人を専門に扱っている人材紹介サービスです。
高条件の仕事を探している人は、セルワーク薬剤師がおすすめ。
「年収650万円以上」「土日休み残業なし」といった求人を多数扱っているからです。
セルワーク薬剤師が扱っている求人は17万件以上あり業界最大級。(※)
求人数が多いため、希望条件に合った仕事を見つけられる可能性は高いですよ。
また非公開求人も多数扱っているので、今まで「これ」といった求人が見つからなかった人にも利用価値は大きいでしょう。
安定した収入が望める正社員の求人が多く、ブランクがある人や「調剤薬局未経験者歓迎」といった求人もあるので、久しぶりに職場復帰を考えている薬剤師さんにもおすすめです。
キャリアアドバイザーが仕事の紹介はもちろん、働き方などのアドバイスもしてくれるので、どこに登録するか迷っている人はぜひ候補に入れてくださいね。
※調査日2023年11月15日
働き方 | 正社員・契約社員、派遣社員、パート・アルバイト・職業紹介 |
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就業先 | 調剤、医薬品販売、薬剤師その他、調剤薬局、調剤薬局・OTC販売、OTC販売、病院、薬剤師、ドラッグストア、登録販売者 |
求人エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社セルバ |
公式サイト | https://phama.selva-i.co.jp/ |
アポプラスキャリアは調剤薬局未経験・ブランクのある人におすすめ
アポプラスキャリアは、大手調剤チェーングループ「クオールホールディングス」が運営している薬剤師に特化した転職支援サービスです。
調剤薬局未経験の人やブランクのある人は、アポプラスキャリアがおすすめ。
調剤実技研修を定期的に開催しているからです。
登録して面談・履歴書を提出した人なら研修受講料は半額、転職が決定した人は無料で受けられます。
実際に研修を受けた人からは「医療保険の仕組みや調剤業務の基礎を教えてもらえた」「現場では学べないことが学べた」などの声も。
研修参加者のアンケート調査では、満足度100%というから受講者から高評価を受けているのがわかりますよね。
さらに薬局で実際に研修を受けたキャリアコンサルタントが転職活動をサポート。
現場目線で求職者に合った求人を紹介してくれますよ。
もし「これ」といった求人が見つからなかった場合は、求職者に合わせて求人をカスタマイズしてもらえるのもポイント。
また「手厚くサポートしてほしい」「面接を同行してくれるだけでいい」など、サポート方法のカスタマイズも可能です。
全国展開しているので、地方在住や引っ越し予定のある人などにも利用しやすいサービスです。
働き方 | 正社員、派遣社員、パート |
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就業先 | 調剤薬局、病院・クリニック等、企業、ドラッグストア(OTCのみ)、ドラッグストア(調剤併設店) |
求人対応エリア | 全国 |
運営会社 | アポプラスキャリア株式会社 |
公式サイト | https://www.apo-mjob.com/ |
マイナビ薬剤師は転職がはじめての人におすすめ
マイナビ薬剤師は、マイナビグループが運営している薬剤師専門の転職エージェントです。
はじめて転職を考えている人はマイナビ薬剤師がおすすめ。
薬剤師専門のキャリアアドバイザーが、丁寧にサポートしてくれるからです。
「臨床以外の仕事がしたい」「通いやすい薬局がいい」などの希望条件に合った求人の紹介はもちろんのこと、履歴書や職務経歴書も添削してもらえるので書類選考通過率もアップ。
応募の手続きや面接などの日程調整もしてくれるので、忙しい薬剤師さんでも複数企業への応募が可能です。
書類選考通過後は、面接練習やアピール方法も伝えてくれるため、ひとりで転職活動をするよりも内定に近づくでしょう。
さらに、自分では言い出しにくい年収や入社時期などの条件交渉も行ってくれるのは大きなメリットです。
しっかりとサポートしてもらえるので、2021年7月に行われたGMOリサーチのアンケートでは、「はじめての転職で登録した転職サイトNo.1」に輝いていますよ。
全国に14拠点(※2)を持ち、アフターフォローも充実しているので、はじめて転職を考えている薬剤師さんはぜひ登録を検討してくださいね。
※1 2017年7月 GMOリサーチ調査
※2 2023年9月時点
以下、いただいた口コミを一部編集のうえ、掲載しています。
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私の希望にあった案件を20件くらい提案してくれ、そこから「気になる」「少し気になる」「気にならない」の3つに分類してくれた。対面で話し合って進めたのでかなりスムーズに話を進められた。面接に同行してくれ、話しにくい給与のことや休みのことを聞いてくれたりしたので助かりました。
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対面での面談を重視したていねいな転職サポートしてくれる。職場の内情に詳しく転職後のミスマッチを防げる。また求人数が多く、さまざまなニーズに対応できるのでドラッグストアや企業への転職に強く、ブランクのある人向けの復職支援コンテンツが充実している。
働き方 | 正社員、契約社員、パート・アルバイト、業務委託 |
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就業先 | 調剤薬局、病院・クリニック、ドラッグストア(調剤併設)、ドラッグストア(OTCのみ)、企業、臨床開発、治験コーディネーターなど |
求人エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社マイナビ |
公式サイト | https://pharma.mynavi.jp/ |
ヤクジョブは求人数の多い転職エージェントを利用したい人におすすめ
ヤクジョブは、薬剤師の転職・就職・派遣をサポートする求人サイトです。
転職する際はいろいろな求人を見たいという人には、ヤクジョブがおすすめ。
業界最多級となる40,000件以上(※)の求人を扱っているからです。
取引実績は、調剤薬局をはじめドラッグストアや病院、クリニックなど。
47都道府県の求人を扱っているため、Uターン・Iターン転職にも対応してもらえるのは求人数が多いからこそなせるワザですよね。
転職のサポートはベテランの専任コーディネーターが担当。
求人紹介はもちろんのこと、面接のサポートや給与交渉などをしっかりサポートしてくれます。
さらに正社員やパート、派遣などすべての雇用形態の求人を扱っているのもポイントの一つ。
薬剤師として正社員以外の働き方ができるので、選択肢も広がりますよね。
登録するとほかでは見られないような非公開求人も紹介してもらえます。
※2023年9月9日時点
働き方 | 正社員、契約社員、パート・アルバイト、派遣、紹介予定派遣 |
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就業先 | 調剤薬局、病院、クリニック、企業、ドラッグストア(調剤併設)、福祉施設など |
求人エリア | 全国 |
運営会社 | クラシス株式会社 |
公式サイト | https://yaku-job.com/ |
リクナビ薬剤師は満足できる転職をしたい人におすすめ
リクナビ薬剤師は、リクルートグループが運営する薬剤師専門の転職エージェントです。
自分にあったサポートで満足できる転職をしたい人には、リクナビ薬剤師がおすすめ。
あなただけの求人を紹介する「あなただけ」3原則があるからです。
薬剤師専任のキャリアアドバイザーが、一人ひとりの希望条件に合った満足できる求人先を紹介。
さらに「スキルアップはできるか?」「どんな人がいるのか?」など、求人先の事前調査を徹底的に調査し、就業後にトラブルが起きないように最善を尽くしてくれます。
また、働きながら転職活動をしている人には、日程の調整や勤務先への条件交渉などサポートしてくれるので、気持ちに余裕を持ちながら転職活動を進められます。
非公開求人も多数扱っているので、どこに登録するか迷ったときは候補に入れてみてはいかがですか。
「あなただけ」3原則はこちら↓
- 「あなた」も「雇用先」も満足頂ける求人を徹底的に探します!
- 「あなた」が勤める勤務先の情報を徹底的に事前調査します!
- 「あなた」が働きながら転職できるよう万全のサポートをします!
働き方 | 正社員、アルバイト・パート |
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就業先 | 調剤薬局、ドラッグストア(調剤併設)、ドラッグストア(OTCのみ)、病院・クリニック、企業、漢方薬局など |
求人エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社リクルートメディカルキャリア |
公式サイト | https://rikunabi-yakuzaishi.jp |
ママ薬PLUSはブランクのあるママさん薬剤師におすすめ
ママ薬PLUSは、医療従事者の転職を専門に扱っているアポプラスキャリアが運営している、ママさん薬剤師に特化した転職支援サービスです。
ブランクのある人や調剤経験なしのママさん薬剤師には、ママ薬PLUSがおすすめ。
さまざまな研修制度を利用できるからです。
登録すると「調剤実技編」「無菌調剤編」が半額で受講可能、転職が決まると受講料は無料となります。
「調剤実務編」の研修は3~4日間で、ブランクのある人や調剤未経験でも即戦力として活躍できるような内容となっていますよ。
出産・育児で薬剤師業務を離れていたママさん薬剤師でも研修を受けられるので、自信を持って転職活動ができるようになるでしょう。
さらに、「急な休みにも理解のある薬局」「子供がいても正社員で働ける職場」など、ママ薬剤師が働きやすい職場の紹介も可能。
給与や勤務日数など、自分では言い出しにくいこともコンサルタントが交渉してくれます。
求人はすべて完全非公開となっているので、気になる人は登録してみてはいかがですか。
働き方 | 正社員、派遣社員、パート |
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就業先 | 調剤薬局、ドラッグストアのみ、ドラッグストア(調剤併設店)、病院・クリニック、企業など |
求人エリア | 全国 |
運営会社 | アポプラスキャリア株式会社 |
公式サイト | https://job-medley.com/ |
薬剤師におすすめの転職サイトを紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
13社もあることで候補先を絞りきれずに迷ってしまう方もいるかもしれません。
次の章では、希望の職場や条件別におすすめのサイトを厳選してみたので、あわせて参考にしてみてください。
薬剤師におすすめの転職サイトを希望の職場・条件別に厳選ピックアップ
続いて、「希望の職場・条件別」におすすめの薬剤師転職サイトを厳選ピックアップしてみました。
あなたが薬剤師の勤務先として、「ここだけは譲れない条件」と照らし合わせながら選んでみてください。
1.調剤薬局で働きたい
調剤薬局で働きたい方には、ファルマスタッフとお仕事ラボがおすすめです。
薬剤師の転職サイトのなかには、大手の調剤薬局が母体となっているところがあり、当然そういった転職サイトであればグループの調剤薬局の求人が豊富だからです。
ファルマスタッフは、大手調剤薬局チェーン「日本調剤」のグループ会社、お仕事ラボは全国に400店舗(2023年9月時点)ある「アイセイ薬局」が母体となっています。
逆に、ドラッグストアで働きたいという場合は、上記のような調剤薬局が母体の転職サイトでは求人が少なめなのでおすすめできません。
日本調剤のグループ会社。高年収の薬局求人が豊富。
【公式】https://www.38-8931.com/
全国に400店舗(※)ある「アイセイ薬局」の子会社。
【公式】https://oshigoto-lab.com/
※2023年9月時点
2.ドラッグストアで働きたい
ドラッグストアで働きたい薬剤師さんは、『マイナビ薬剤師』『ヤクジョブ』『リクナビ薬剤師』を活用するといいでしょう。
上記3サイトは「調剤併設」「OTCのみ」どちらのドラッグストア求人も豊富に扱っており、希望に合った職場を見つけやすいです。
なかでもマイナビ薬剤師の求人数は公開求人だけで4万件超(2023年9月時点)と圧倒的に多く、好条件の非公開求人も紹介してもらえます。
ドラッグストアの勤務を希望している人で、転職サイト選びに迷っているなら押さえておくことをおすすめします。
ヤクジョブも非公開求人の多さが特徴で、正社員だけでなく派遣やパート・アルバイトの求人もあるので、ライフスタイルに合った働き方を検討している薬剤師さんにぴったりです。
リクナビ薬剤師は調剤併設型ドラッグストアの求人に強いです。
大手企業とのパイプもあり、有名チェーン店の案件も紹介してもらえるので、安定性を求めている人はぜひチェックしてみてください。
圧倒的な数のドラッグストア求人を保有。
【公式】https://pharma.mynavi.jp/
非公開の好条件求人が見つかる。
【公式】https://yaku-job.com/
有名チェーン店の案件あり。
【公式】https://rikunabi-yakuzaishi.jp/
3.病院・クリニックで働きたい
病院・クリニックで薬剤師として働きたい人は、『ファルマスタッフ』『マイナビ薬剤師』『薬キャリAGENT』をチェックしてみてください。
病院・クリニックとの取引実績が高く、求人数も充実しているからですね。
ファルマスタッフは、コンサルタントが病院に足を運んで情報収集も行っているため、職場の雰囲気や環境など詳細を教えてもらえます。
マイナビグループならではのネットワークを構築しているマイナビ薬剤師は、取引病院やクリニックの数が多く、好待遇求人の紹介も期待できるでしょう。
医療業界専門のエムスリーグループが運営する薬キャリAGENTには、医療業界の転職支援に精通しているコンサルタントが在籍しています。
そのため、病院・クリニックへの転職活動が初めてでも、丁寧かつ転職に有利になるようサポートしてもらえるので、ぜひ活用してみてください。
病院・クリニックの求人が豊富。
【公式】https://www.38-8931.com/
多数の医療機関と取引あり。
【公式】https://pharma.mynavi.jp/
医療業界に精通したコンサルタント在籍。
【公式】https://agent.m3career.com/
4.企業で働きたい
企業で薬剤師資格を活かして働きたい人には、『マイナビ薬剤師』一択です。
商社やメーカーといった幅広い業種にくわえ、ラウンダーやDI職など職種の選択肢も充実。
マイナビ薬剤師は、人材サービス大手のマイナビグループに属しているため、薬局や病院だけでなく一般企業にも太いパイプがあります。
そのため、ほかの薬剤師におすすめの転職サイトよりも、圧倒的な数の企業の求人を保有しています。
これまでのスキルやキャリアを武器に、マイナビ薬剤師を活用して、他業種や他職種にチャレンジしてみてください。
薬剤師の企業求人数は業界屈指。
【公式】https://pharma.mynavi.jp/
5.ママ薬剤師として活躍したい
ママ薬剤師として活躍したい人は、『ママ薬PLUS』『ファーマキャリア』『リクナビ薬剤師』を押さえておくといいでしょう。
いずれの転職サイトも、ママ薬剤師として活躍できる条件の整った求人が充実しているからですね。
ママ薬PLUSはその名のとおり、ママ薬剤師専門の転職支援サービス。
ママ薬剤師向けの求人紹介はもちろん、出産・育児を経て復帰する人のための研修制度も利用できます。
子どもの預け先に不安がある人は、「託児所あり」の求人が見つかるファーマキャリアは要チェックです。
住宅手当や各種支援が整った優良企業の求人が多いのはリクナビ薬剤師。
「転勤なし」など一つの場所に根をおろして働ける求人もたくさんあるので、子どもの学校や家庭を優先したい人にもおすすめです。
ママ薬剤師専門の転職支援サービス。
【公式】https://www.mamayaku.com/
「託児所あり」の職場への転職を目指せる。
【公式】https://pharmacareer.jp/
育児中でも働きやすい優良企業の求人多数。
【公式】https://rikunabi-yakuzaishi.jp/
6.50代・60代からの転職を希望している
「年齢的に今の職場がつらい」「定年後もまた働きたい」など、まだまだ働きたい50代・60代の転職には、『薬キャリAGENT』『ヤクジョブ』の活用がおすすめ。
非公開求人を多数保有している薬キャリAGENTなら、市場には出回らないシニア向け求人を紹介してもらえる可能性も大きいでしょう。
ヤクジョブには「管理薬剤師・薬局長」の求人が豊富にあります。
管理薬剤師不足が叫ばれているので、経験者なら転職活動にも有利になるはずです。
30~40代に比べると求人数はぐんと減り、不利な状況の50代・60代薬剤師の転職活動。
エージェント型の転職サイトを利用すれば、サポートを受けながら転職成功を目指せるので、ぜひ上記2サイトを活用してみてください。
シニア歓迎の求人を保有。
【公式】https://agent.m3career.com/
「管理薬剤師」「薬局長」経験を活かせる求人あり。
【公式】https://yaku-job.com/
7.給与重視で仕事を探したい
今よりも給与アップを目指したい方には、ファルマスタッフと薬キャリAGENTがおすすめ。
両社とも、年収600万円以上の高給与案件を多数保有。
さらに条件の良い非公開求人も豊富なので、年収アップを狙っている方は外せない転職サイトです。
高収入案件が充実。担当者の親身なサポートに定評あり。
【公式】https://www.38-8931.com/
非公開求人を多数保有。正社員の仕事を探している人向け。
【公式】https://agent.m3caree
8.ブランクがあって仕事復帰に不安がある
久しぶりの仕事復帰で不安がある方には、「未経験可」や研修制度が充実した職場の求人が豊富なマイナビ薬剤師、ファルマスタッフ、ヤクジョブがおすすめです。
上記3社は、正社員だけでなくパート・アルバイト求人が多いのも特徴。
パートやアルバイトは正社員に比べて選考のハードルが低いため、「まずはパートでお仕事に慣れてから正社員にシフトする」といったことも可能です。
求人数は業界屈指。職場探しの選択肢が広がる。
【公式】https://pharma.mynavi.jp/
担当者の親身なサポートに定評あり。
【公式】https://www.38-8931.com/
全国に1万件以上のパート求人を保有。(※2023年9月時点)
【公式】https://yaku-job.com/
9.キャリアアップ・スキルアップしたい
「薬剤師としてキャリアを積みたい」「今よりもスキルアップしたい」という方におすすめなのは、マイナビ薬剤師とファルマスタッフです。
上記2社には、チームリーダーやマネージャーといった管理職候補の求人や、キャリアアップ・スキルアップにつながる「管理薬剤師」の求人が豊富。
また、無料でeラーニングが受講できたり、資格取得支援制度があったりと、社員のスキルアップをサポートする体制が整った求人先も多いです。
今よりもステップアップしたいという意欲のある方はぜひ利用してみてください。
求人数は業界屈指。職場探しの選択肢が広がる。
【公式】https://pharma.mynavi.jp/
管理薬剤師の求人が豊富。
【公式】https://www.38-8931.com/
10.職場の人間関係に不安がある
職場の人間関係に不安がある薬剤師さんには、マイナビ薬剤師とファルマスタッフをおすすめします。
マイナビ薬剤師は、キャリアコーディネーターが求人先である薬局や病院に直接足を運び、現場の状況をしっかり把握することをポリシーとしているからです。
またファルマスタッフは、地域密着型の転職サイトであり、地域専属のコーディネーターが求人先をしっかりリサーチしています。
両社とも、「薬局の雰囲気」「職場の人間関係」「求人応募の経緯」「離職率」などを隠すことなく共有してくれるので、転職先の人間関係について不安がある人でも安心してお仕事探しができますよ。
求人先の詳細な情報を事前に共有してくれる。
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全国に12拠点(※2023年9月時点)。地域専属の担当者がしっかりサポート。
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11.パート・アルバイトで働きたい
「扶養内で働きたい」「子どもを預けている間だけ働きたい」といった方におすすめなのが、パートやアルバイト。
マイナビ薬剤師、ヤクジョブともに1万件以上のパート求人を保有しています。(2023年9月時点)
薬剤師は時給が高いので、パート・アルバイトといってもしっかり稼ぐことができます。
パート・アルバイトを希望する場合は、以下の転職サイトから探してみてください。
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全国に1万件以上(※2023年9月時点)のパート求人を保有。(※)
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12.派遣で働きたい
派遣求人の取扱いが多いのは、ファル・メイト、ファルマスタッフ、ヤクジョブです。
なかでもおすすめはファル・メイト。
ファル・メイトでは全国に3,000件以上の派遣求人を保有しているうえ、関東・関西エリアに関しては時給2,800円以上を最低保障しています。(2023年9月時点)
派遣は、残業がない(少ない)、勤務時間の融通がきく、雇用条件を細かく設定して仕事を選べる面がメリットといえるでしょう。
また、パートタイマーよりも時給が高い傾向もあります。
子育て中の方やワークライフバランスを大事にしたい方、フルタイム以外でもしっかり稼ぎたい方におすすめの雇用形態ですよ。
関東&関西の派遣求人は時給2,800円を最低保証。(※1)
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福利厚生は業界最高水準の充実度。
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※1~2 2023年9月時点
薬剤師の転職サイトを希望の地域別チェックツールから探す
薬剤師の転職サイトを選ぶ際、希望の地域の求人を取り扱っているかどうかは大切なポイントのひとつと言えるでしょう。
たとえ魅力的なサービスやサポートを取り扱っていたとしても、肝心の求人がなければ登録する価値は低いです。
当サイトでは、薬剤師の転職サイトを希望の地域別から検索できるオリジナルチェックツールをご用意しました。
あなたの希望する地域にチェックして検索するだけのカンタン仕様となっているので、ぜひお気軽に試してみてください。
薬剤師が転職サイトを使うメリットとなる部分4つ
薬剤師さんが負担なく転職活動を行い、納得のいく転職先に出会いたいと思うなら、転職サイトの活用は必須。
薬剤師転職サイトを使う主なメリットとなる部分は以下4つです。
上記理由について詳しく解説していくので参考にしてみてください。
1.忙しい薬剤師さんの転職活動を全面的にサポートしてもらえる
エージェント型の転職サイトでは、転職活動におけるあらゆることをサポートしてくれます。
転職活動が初めてだったり、久しぶりの転職活動だったりすると、何から手をつけていいのか、どんなふうに進めていいのかわらかない方も多いのではないでしょうか。
また職務経歴書を作成するときになって、「書き方がわからない」なんてこともあるかもしれません。
薬剤師の職務経歴書では、「主に何科の処方箋を扱っていたのか」「疾患や薬の知識」「患者さんとのコミュニケーション能力」など、経験やスキルなどを書いていきます。
エージェント型の転職サイトであれば、上記のようなことを薬剤師転職に精通したコーディネーターがアドバイス&サポートしてくれますよ。
また、閉店時間が遅いドラッグストアなどで働きながら転職活動をしている薬剤師さんにとって、面接日程などのスケジュール調整をしてもらえるのは大きなメリット。
転職サイトのコーディネーターは、求人探しから内定後の手続きまでワンストップで導いてくれますよ。
しかもこれらのサービスやサポートはすべて無料。利用しない手はありませんね。
2.職場の内情を事前に把握できる
薬剤師さんが転職サイトを利用するメリット2つ目は、応募前に職場の内情を知れることです。
「職場の人間関係」「休みの取りやすさ」「子育てに理解のある職場か」といった内情は、求人サイトの情報だけではわかりません。
「残業は少ないと聞いていたのに毎日残業」「忙しすぎて調剤をこなすだけの流れ作業になっている」など、無事転職ができても「こんなはずじゃなかった」なんてことにもなりかねません。
その点、エージェント型の転職サイトでは、コーディネーターが求人先の薬局や企業に行き、担当者や薬剤師さんにヒアリングするなどしてリアルな情報を収集しています。
求人を紹介してもらう際には、1日に来る処方箋の枚数や電子処方箋の有無など、具体的なことも聞いておくと、働いている自分をイメージしやすいでしょう。
内部事情を知ったうえで応募できるため、「転職してからミスマッチに気づく」という事態を防げますよ。
3.勤務先や働き方の選択肢が広がる
薬剤師さんが転職サイトを利用するメリット3つ目は、勤務先や働き方の選択肢が広がることです。
転職サイトでは、調剤薬局やドラッグストアだけでなく、病院薬剤師、製薬メーカーの相談室、メディカルライター、臨床開発モニターなどさまざま求人を保有しています。
また勤務形態も、正社員、パート、派遣、業務委託など幅広く取り扱っています。
未経験の業界だったとしても、研修制度が整った職場を紹介してくれるので不安も軽減できますよ。
自分一人で転職活動をしていては思いつかないような働き方や勤務先も知りたい方は、使っておいて損はありません。
4.一般公開していない「非公開求人」が見られる
薬剤師さんが転職サイトを使うメリット4つ目は、「非公開求人」を見られることです。
「非公開求人」とは、サイトに登録した人だけが見られたり紹介してもらえたりする求人のこと。
条件の良い求人は一般公開すると応募が殺到し、対応が大変になってしまうケースもあるため、「非公開求人」という形で限られた人にのみ公開している企業も少なくありません。
例えば、次のような求人が非公開になっていることも
- 時給3,000円以上の病院薬剤師
- 一般企業内診療所での薬剤師業務
- 週1回から勤務OKのパート・アルバイト薬剤師
転職サイトに登録することによって、上記のような高時給・レア求人・高待遇の求人が見られるようになります。
転職サイトによっては、求人の7割以上を非公開にしているところもあることから、登録して損はないですよね。
転職サイトに登録すれば、一般の人よりも出会える求人の数が圧倒的に多くなります。
転職サイトは無料で利用できるので、いくつか登録し、各社の非公開求人をチェックしてみるのもいいでしょう。
薬剤師転職サイトを使うことで起こりうる2つのデメリット
続いて、転職サイトを使うことで起こりうる2つのデメリットを紹介します。
上記理由について、経験者の口コミや困った時のアドバイスつきで解説していくので、ぜひ参考にしてみてください。
1.希望と合わない求人を紹介されるケースもある
転職サイトやエージェントを利用した場合、希望条件と合わない求人を紹介されるケースもあるようです。
例えば、「調剤薬局希望なのにドラッグストアの求人ばかり紹介された」「転勤がある求人をすすめられた」などです。
転職エージェントは、人材を紹介する対価として企業から手数料が支払われる仕組み。
また支払われる手数料の額は「採用された人がもらう年収の◯%」となっています。
そのため、業績を上げるために、採用されやすい企業を紹介したり、給与の高い求人を紹介したり…といったコーディネーターもなかにはいるようです。
また、大手調剤薬局が母体となっている転職サイトの場合は、紹介される求人が偏る可能性もあります。
-
エージェント側も商売なので仕方がないが、プッシュしたい企業(案件単価が高い?)については、なにかと理由をつけて応募させようとしてくる。
-
少し強引さがあるのは否めない。きちんと断ればしつこく勧められることはないが、ある程度自分の意思で転職活動できる方でないと、(希望と違う求人)に流されてしまうかもしれない。
希望と合わない求人をゴリ押しされる場合は、担当替えをお願いするか、他サイトに乗り換えをしましょう。
ただし、ミスマッチな求人紹介をされるには、「条件が細かすぎてマッチする求人がない」といったケースも考えられます。
その場合は、優先度の低い条件を除外するなどして、希望条件をゆるめてみましょう。
2.担当者からの連絡が煩わしくなる薬剤師さんもいる
エージェント型の転職サイトは一人ひとりに担当者がつき、サポートしてくれるのがメリット。
希望に合う求人が見つかった際に電話やメールで教えてくれたり、進捗情報の確認連絡がきたりします。
しかし、働きながら転職活動をしている人のなかには、担当者からの電話やメールへの対応が面倒と感じる人もいるようです。
実際、調剤薬局やドラッグストアに勤務している薬剤師さんが業務中に電話を取るのは不可能であり、再度折り返すのもかなりの手間になるのは、想像がつくのではないでしょうか。
また、求人紹介が多すぎてゆっくり考える余裕がなくなり、そのまま流されるように転職活動をすすめてしまうなんてことも。
「とりあえず登録してみた」といった転職を急いでいない薬剤師さんにとっても、積極的なお仕事紹介は煩わしく感じるようです。
-
ずっと求人紹介メールがきていたり、仕事中に電話の着信があったりと、すこし追い込まれてるような気持ちになり不快に感じました。メールもメルマガのように来ていましたがほぼ見ていませんでした。
-
何度か電話が来ても取り損なったりするので掛け直しなども面倒。また興味本位で登録するとその後もずっと連絡がくるので困る。紹介していただくにあたり、一度面接が必要な点も面倒だった。
-
お仕事をしている方は、電話に出られる時間帯の指定をおすすめします。
事前に希望を伝えておくことで、お互いの手間もストレスもなくなります。
また、どうしても電話が煩わしい場合は、メール連絡のみにしてもらうようお願いしましょう。
薬剤師が転職サイトを選ぶ際や利用時に失敗を避けるコツ
この章では、薬剤師が転職サイトを選ぶ際や利用時に失敗を避けるためのコツについて解説していきます。
下記のポイントを抑えることで失敗を回避できて、満足度の高い転職へとつながる可能性が高まるので、ぜひ参考にしてみてください。
1.薬剤師に特化した転職サイトを選ぶ
薬剤師さんが転職するなら「薬剤師専門」の転職サイト・転職エージェントを選びましょう。
幅広い業種や職種を扱う総合サイトと比べ、薬剤師専門サイトは、コーディネーターが薬剤師業界に精通しているからです。
業界の情報はもちろん、薬剤師さんならではの悩みや希望も熟知しているため、的を得たアドバイスや的確なサポートをしてもらえます。
また、専門サイトは「薬剤師求人の数」や「薬剤師さんが活躍できる就業先」も総合サイトに比べて豊富です。
10万件以上の求人を扱っている大手総合転職サイトと、ファルマスタッフの薬剤師の求人数を比較してみました。
総求人数(件) | 薬剤師求人数(件) | |
---|---|---|
ファルマスタッフ | 49,704 | 49,704 |
大手総合転職サイト | 102,589 | 689 |
※調査日 2023年12月23日
表を見てもらえば、薬剤師専門の転職サイトが扱っている薬剤師求人の多さが一目瞭然ですよね。
薬剤師求人が多いため希望にあった仕事も見つけやすく、コーディネーターも業界に精通しているなんて、使わないともったいないくらいです。
専門サイトとして、ファスマスタッフやマイナビ薬剤師あたりがおすすめです。
2.働きたいエリアの薬剤師求人数が多い転職サイトを選ぶ
転職サイトに登録する際は、サイト全体の求人数よりも「あなたが働きたいエリアの求人数が多いか」の方が重要。
たとえば、数万件の求人を保有する転職サイトでも、希望勤務地の求人が数十件しかなくては、選択肢が狭まってしまうからです。
実際、「全求人のうち7割が東京都内」「関西エリアに強い」のように求人地域に偏りがあるサイトも少なくありません。
たくさんの選択肢から希望にマッチした職場を選べるよう、登録前にあなたが働きたいエリアに求人が十分あるかを確認するようにしてください。
また働きたいエリアの求人が少なかったり、希望に合う求人が見つからなかった場合は、エリアを広げて探してみましょう。
とくに、配偶者やお子さんがいないなどの理由から、居住地にこだわらないという方であれば、地方案件も狙い目です。
通常、給与や時給は地方よりも都市部の方が高い傾向のある中、薬剤師に関しては地方の方が高いケースも多々あるからです。
地方求人の場合、赴任代・交通費の支給や住宅補助など、給与以外にも高待遇を用意しているところも少なくありません。
都市部以外の地方求人も視野に入れることで転職先の選択肢も広がるので、住む場所のこだわりがなければ積極的に取り組んでいきましょう。
3.実績のある薬剤師転職サイトを選ぶ
実績のある転職サイトを利用するのも、失敗を避けるコツのひとつです。
実績があるというのは、多くの求職者や企業が信頼して利用していることでもあるからです。
具体的には、以下の数字をチェックしてみるといいでしょう。
- 薬剤師向け転職サイトの運営歴、運営会社の設立年月
- 転職支援実績の具体的な数字
- 取引企業や取引施設の数
- 運営会社の規模
運営歴や運営会社の規模などは、公式サイト上の「会社概要」「運営会社について」などをチェックするとわかりますし、取引企業・施設は「求人掲載企業一覧」「取引実績例」などに掲載されています。
人材紹介大手や薬局・ドラッグストア業界で知名度の高い企業が運営している場合などは、信頼性も高いのではないでしょうか。
転職支援実績の数字も公式サイト上に掲載されていますが、合理的な根拠に基づいているか確認するようにしてください。
たとえば、どのような調査方法で実績を計算しているのかや、計算対象期間などです。
根拠のない数字が並んでいたり、運営会社などの詳細な情報が掲載されていなかったりする転職サイトは避けたほうがいいでしょう。
4.利用したいサービスやサポートがあるか確認する
利用したいサービスやサポートがあるかを確認するのも忘れないようにしてください。
求人数を重視するのはもちろん大切ですが、活用できるサービスやサポートがなくては、転職活動もうまく進められません。
どの転職サイトもキャリアカウンセリングや求人紹介、面接対策、条件交渉などは行っているので、他の特徴あるサービスやサポートをまずはチェックしましょう。
たとえば『ファーマキャリア』には、薬剤師さんの希望条件に合わせた求人をオーダーメイドで作成してくれるサポートがあります。
また『ファルマスタッフ』には、薬剤師の有資格者全員を対象とした「JPラーニング」という教育制度が整っています。
転職サイトによっては正社員だけでなく、派遣やパート・アルバイトといった雇用形態の求人を紹介してもらえることも。
各転職サイトの特徴を調べた上で、自分自身に必要なサービスやサポートがそろっている転職サイトを選びましょう。
5.薬剤師転職サイトは複数登録する
- できるだけ希望に合った求人を見つけたい
- 良い求人に出会いたい
それなら、転職サイトは1社に絞らず2~3社に登録しましょう。
前の章でも解説したように、転職サイトには「調剤薬局の求人が得意」「スキルアップできる求人が多い」など、条件によって得意・不得意などの特徴があります。
複数登録することで、各転職サイトのメリットを享受できますよ。
例えば、調剤薬局か病院・クリニックへの転職を目指している方は、『ファルマスタッフ』と『薬キャリAGENT』がおすすめ。
ブランクがあるからまずはパートから働きたいという薬剤師さんは、『マイナビ薬剤師』と『ヤクジョブ』を利用といった感じです。
また一般公開していない「非公開求人」をもっているため、複数登録することで、より多くの求人に出会えます。
さらに複数の転職サイトを比較検討することで、各サイトのサービスや担当者の対応が比較できるのも大きなメリットです。
一つのサイトだけ利用すると比較対象がないため、求人の種類・サービス内容・担当者の対応がイマイチだったとしても「こんなものか…」と思ってしまいます。
転職を成功させるには、良い求人を逃さず、しっかりサポートしてくれる良い担当者についてもらうことが重要。
まずは2~3社利用してみて、最終的に信頼できる転職サイトにお任せるするのがおすすめです。
おすすめできない薬剤師向け転職サイトの特徴
優良な薬剤師向け転職サイトがある一方で、登録や利用を避けたほうがいい転職サイトも存在します。
転職サイトを使っても転職活動が円滑に進まないことにくわえ、トラブルに巻き込まれる可能性もあるからです。
おすすめできない薬剤師向け転職サイトには、次のような特徴があるので、利用前にチェックしてみてください。
悪い口コミや評判ばかりの転職サイトは避けましょう。
口コミや評判は、良い内容と悪い内容の両方あるのが一般的です。
悪い評判が極端に多い場合、重大な問題がある可能性も。
ただし、いたずらや嫌がらせで悪い口コミばかりが集中して偏っている場合もあります。
口コミの信憑性の判断として、具体的な経験談や専門用語が使われているなど、薬剤師ならではの口コミ内容かどうかチェックしてみてください。
古い求人情報が掲載されている転職サイトの利用もおすすめできません。
サイトを更新していない可能性が高く、応募してもすでに募集が終了していたり、意図的に条件の良い求人を長期間掲載し続け、登録者を集めていたりするケースも考えられます。
「統廃合前の薬局名で募集が出ている」「すでに閉店したドラッグストアの店舗の募集がある」といった求人が掲載されている場合は、気をつけたほうがいいでしょう。
求人の更新情報やお知らせなどが常時更新されているかもチェックしてみてください。
信頼性やセキュリティ対策が不安な転職サイトはおすすめしませんし、利用を避けてください。
登録内容などの個人情報が漏えいしたり悪用されたりする可能性もあるからです。
とくに薬剤師資格の漏えいは、重大リスクを伴うため注意が必要です。
以下のような転職サイトは危険度が高いので、登録しないようにしてください。
- 運営元の記載がない
- SSL認証がない
- プライバシーポリシーが不明確
薬剤師転職におすすめの時期4つ
転職を考えている薬剤師さんにとって、「いつ頃転職するのがいいか」「転職しやすい時期はあるのか」は、知っておきたいところなのではないでしょうか。
薬剤師転職におすすめの時期は、おもに4つあります。
以下、おすすめの時期とそれぞれの理由について解説しているので、自分にあったタイミングで転職活動をはじめてくださいね。
求人数が多い時期(1~3月) |
新規採用とあわせて中途採用の求人も出すことが多いため求人数は増加する。 ただし、求人数は多いが転職希望者も増えるため倍率は高くなる。 |
---|---|
競争率が低い時期(4~6月) |
4月入社する人が多いこともあり転職希望者は少なく競争率が低い。 求人数は多いとは言えないものの、薬剤師国家試験に不合格となってしまった人の内定が取り消される場合もあり、思いがけない求人を見つけられることも。 |
円満に退職できる時期 |
内科なら患者が増える年末、耳鼻科なら花粉シーズンなどの繁忙期を避けた時期(閑散期)は、職場に迷惑をかけることが少なく退職しやすい。 また、4月に新卒が入るため3月末は円満退職しやすい。 |
ボーナス支給後(7月・1月) |
6月・12月のボーナス支給後なら心置きなく転職活動に励める。 ただし、ボーナス前に転職することを伝えてしまうと、職場の規定によっては満額支給されない場合もあるので注意が必要。ボーナス支給後1~2ヶ月後の退職を目処に転職活動するのがおすすめ。 |
どの時期に転職するかはそれぞれですが、辞めたいと思ったときが最適なタイミングとも言えます。
とはいえ、社会人としては職場にできるだけ迷惑をかけないように退職したいものです。
現職の方は、勤務している職場によって繁忙期が異なるので、よく見極めて転職活動するのがおすすめです。
薬剤師が転職サイト利用する際の手順まとめ
薬剤師が転職サイトを利用する際の手順をまとめると以下の通りです。
各手順の注意する点について解説していくので参考にしてみてください。
登録する項目は、
- 保有資格・経験
- 希望雇用形態
- 希望業種
- 氏名・生年月日などの個人情報
- 希望勤務地
- 希望転職時期
などです。
入力内容は簡単なものばかりなので、5分もあれば登録が完了するでしょう。
登録内容は、他の転職サイトに登録する際に使い回せるよう、メモなどに保存しておくと便利ですよ。
面談では「転職理由」「希望条件」「職務経歴」などが聞かれ、さらに希望条件の明確化、キャリアや強みの棚卸しなどが行われます。
「調剤薬局で働きたい」「土日祝は休みたい」「年収◯◯円以上はほしい」といった希望は遠慮せずに伝えましょう。
例えば、
今まで製薬会社でMRをしていたけれど、結婚を考えているため転勤のない調剤薬局で働きたい。調剤薬局で患者さんに話を聞き、薬剤師としての知識を増やしスキルアップも目指したい。
といったように話せば、「なぜ調剤薬局で働きたいのか」「転勤のない職場希望」「結婚予定がある」ことがキャリアアドバイザーに伝わりますよね。
今までの職歴や経験、希望条件などを詳しく伝えることで、ミスマッチのない仕事を紹介してもらえます。
キャリアアドバイザーに確認したいこと、質問したいことがあれば、メモにまとめて面談当日に持参するのがおすすめです。
紹介時には、職場の雰囲気や求人募集の背景なども教えてもらえます。
調剤薬局勤務希望であれば、「何科の門前薬局なのか」「1日どれくらいの処方箋が来るのか」など、気になる点があれば遠慮なく質問して、できる限り詳細な状況を提供してもらいましょう。
紹介してもらった求人が希望に合わなかった場合は、断っても構いません。条件の見直しをして再度紹介を受けましょう。
応募の際には、履歴書や職務経歴書が必要です。
職務経歴書には、次のようなことを書きます。
- 在籍期間
- 業務内容
- これまで担当した科目や知識・スキル
- 取得している資格
- 自己PR
調剤薬局で働いていた方なら、1日の処方箋枚数や服薬指導内容、薬剤管理についても記載しましょう。
応募書類の作成を手伝ってくれる転職サイトも多いので、履歴書や職務経歴書の作成に自信がない方はサポートしてもらってください。
企業との面接日調整はコーディネーターが代行してくれます。
面接では以下のようなことを質問されることが多いようです。
- 転職理由
- 志望動機
- これまで経験した薬剤師業務について
- 薬剤師として今後のキャリアプラン
- 逆質問
コーディネーターが面接対策をしてくれるところも多いです。
「どんな人材を求めているか」や「どのように受け答えすればいいか」等、役立つアドバイスをもらえるので、ぜひ活用して万全の体制で面接にのぞみましょう。
ファルマスタッフのように面接に同行・同席してくれるエージェントもあります。面接が苦手な方はお願いしましょう。
また、内定先との関係書類の取り交わしなどの入社手続きもサポートしてくれます。
薬剤師の仕事は命にも関わる仕事でもあるので、現職の場合は引き継ぎをしっかり行うようにしてください。
「現在働いている企業に退職を伝えにくい」という場合は、退職交渉の相談にものってもらえますよ。
薬剤師が転職サイトを使う際に抱きやすい疑問・質問への回答
転職サイトを使う際に、薬剤師さんが抱きやすい疑問・質問について回答していきます。
気になる点や不安点がある薬剤師さんは、ぜひ参考にしてみてください。
サポート型の転職サイトは、求職者を紹介して内定が決まった際に「企業側」から転職サイトに成功報酬が支払われる仕組みだからです。
ハードルが高く感じる場合は、まずは選考の難易度が低いパートや派遣社員で働く方法もあります。
また、「土日休みの正社員」「扶養内パート」「派遣」など雇用形態も多種多様なので、ライフスタイルに合わせた多様な働き方を提案してもらえますよ。
転職サイトによっては、全求人のうち7割以上を非公開にしているところもあります。
複数の登録サイトに登録することで、それぞれのサイトが独占保有している求人をより多く見ることができます。
コーディネーターのサポートを受ける転職サイトの場合は、登録後に面談を行います。
対面での面談は、要望をしっかり伝えられたり、その場でお仕事を紹介してもらえたりするため、利用者さんに好評です。
ただ最近は、感染症予防の観点から「オンライン面談」に対応しているところもあります。
対面での面談が難しい場合は問い合わせてみてください。
例えば、調剤薬局は18時~19時くらいまで開局していて土曜日も休みでない場合が多いですが、「平日は17時まで、土曜日は出勤できないけど給与は◯円以上」など、希望条件が細かすぎる・厳しい場合は、「紹介できるお仕事がない」と言われることもあり得ます。
お仕事紹介が受けられない場合は希望条件の優先順位を整理して、妥協できる点はないか再検討してみましょう。
ただ、転職サイトによって保有する求人が違うため、他のサイトであれば希望通りの求人が見つかる可能性もあります。
マッチする職場に出会える確率を上げるには、複数の転職サイトの併用をおすすめします。
転職サイト以外で薬剤師転職を目指す方法3つ
転職サイトのメリットはたくさんありますが、「合わない」「希望エリアの求人がない」など、使えない人もいるかもしれません。
また、転職サイト以外の選択肢を知りたいと考える人もいるでしょう。
転職サイト以外で薬剤師転職を目指す主な方法は3つあります。
まずは、自分が働きたい希望の職場へ直接応募する方法です。
自社の公式サイトや店頭ポスターなどで募集を行っている、薬局や病院などもあります。
たとえば、地元に密着した薬局や、全国各地に店舗を展開している大手ドラッグストアなどです。
近所で働きたい人や大手を希望する人は、直接応募も選択肢に入れてみるといいでしょう。
ただし、職場の詳細な情報を事前に知ることが難しいため、入職後に合わず転職失敗となる可能性もあるので注意してください。
友人や知人から紹介してもらう方法もあります。
薬局や病院などで働いている大学時代の友人とつながりがあれば、欠員が出たときに声をかけてもらえることもあるでしょう。
また、これまでの人脈を頼って仕事を紹介してもらう薬剤師さんもいます。
友人・知人からだと職場の生の情報も入りやすく、身近な人からの紹介という信頼性によって、採用ハードルも低くなる傾向に。
転職が頭をよぎったら、友人・知人などに相談したり、紹介をお願いしたりしておくと、チャンスも広がりやすくなるでしょう。
ただし、選考を辞退しづらかったり、転職後の仕事でプレッシャーを感じてしまったりするデメリットがあることも理解しておいてください。
都道府県に1ヶ所以上設置されており、管轄エリアの求人を豊富に扱っているハローワークで探すのもひとつの方法です。
転職サイトだと薬剤師求人が見つからない場合でも、ハローワークなら見つかる可能性は高いでしょう。
国が運営しており、求人掲載も無料のため、求人が集まりやすい特徴も。
さらにハローワーク職員による、対面での就職相談にも対応しています。
ただし、薬剤師の求人に特化しているわけではないため、就職相談をしても薬剤師ならではの専門的なアドバイスは期待できないかもしれません。
また無料で求人掲載できることから、転職サイトなどに有料で求人広告を出すのが厳しい経営状況の、薬局や医療機関の募集もあるため見極めが重要だと言えるでしょう。
薬剤師に特化したエージェント型の転職サイトなら、仕事探しも日程調整もコーディネーターが代行してくれますし、薬剤師の転職活動に対する理解も深いためキャリアアドバスなども受けられます。
友人・知人のようなしがらみもなく、条件交渉や内定辞退などすべてお任せできる強みも。
ただし、転職サイトがカバーしていないエリアでの転職や、転職エージェントの利用を断られた場合などは、今回紹介した方法が使えます。
もちろん、転職サイトと併用するのもアリです。
まずは転職サイトから始めてみて、転職活動がうまくいかないようなら、他の転職活動の方法を取り入れてみるといいでしょう。
異職種転職を目指す薬剤師さんにおすすめの職種8選
転職を考えている薬剤師さんの中には、薬剤師を辞めて違う仕事に挑戦してみたい人もいるのではないでしょうか。
もちろん薬剤師から他の職種への転職は可能ですが、まったくの異業種への転職は難易度が上ってしまいます。
そこで、薬剤師の資格や経験が活かせる異職種をいくつかピックアップしました。
ぜひ職種選びの参考にしてみてください。
医師や薬剤師といった医療関係者に、自社の医薬品の品質や有効性、安全性などの情報提供を行う仕事です。
転職するなら製薬会社かCSOを目指します。
CSOとは医薬品の営業やマーケティングを専門に請け負う会社のことで、CSO所属の場合は「コントラクトMR」と呼ばれます。
MRは特定の免許や資格は不要ですが、製薬会社によっては「MR認定資格試験」の合格を求めるケースも。
「MR認定証」がなければ出入りできない病院もあるためです。
薬学部を出ていれば、MR認定資格試験の全3科目中2科目は受験が免除されるので、薬剤師さんには有利でしょう。
また、医薬品を持参して医療機関や薬局などを訪問するため、運転免許の保有が応募条件になっていることも多いので、免許がない人は注意してください。
最新の医学情報を医療現場の医師や研究者に提供する職種です。
MRとの違いは販売促進が目的ではないことなので、営業に抵抗がある薬剤師さんは選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。
主な仕事内容は、学会参加や論文検索などで最新の医学情報を収集し、アプローチを行うことです。
欧米では以前からある職業ですが、日本では2000年代から募集が始まり、製薬会社の研究不正事件が起きたことによって、2010年頃から注目され始めました。
病院薬剤師として培った臨床現場の経験も活かせますし、実際に薬剤師からMSLに転職する人もいます。
医薬品業界で重要な役割を果たすMSLですが、日本では新しい職種でキャリアパスが確立されていないため、挑戦しがいもあるでしょう。
CRC(治験コーディネーター)とは、製薬会社などが開発中の医薬品の安全性や有効性を確認するために行われる治験において、治験が実施される医療機関側で調整役を務める職種です。
勤務先は病院などの医療機関となります。
国の承認を受けるのに必要なデータを集めるために、「治験業務のフロー作成」「被験者対応」「治験担当医師のサポート」などを行い、新薬開発の一端を担います。
特別な資格は必要なく、医療系資格や病院での臨床経験があれば業務の理解もしやすいため、薬剤の知識がある薬剤師も活躍可能です。
転職で目指す場合は、医療機関に派遣されるSMO(治験施設支援機関)に所属するのがいいでしょう。
院内治験コーディネーターも存在しますが、院内の医療従事者が部署異動で就くケースが多いため、求人を目にする機会は少なく、転職難易度は高いです。
現在病院に所属している薬剤師さんなら、部署異動でCRCになれるチャンスもあるので検討してみてください。
新薬開発のために行う治験の計画や準備、治験中のモニタリングや症例報告などの業務を製薬会社側の立場で行う仕事です。
勤務先は主に製薬会社で、治験を行う施設や治験担当医師の選定なども行います。
製薬会社の開発部門に属するため、勤務先は会社のある大都市が中心で、地方だと仕事は見つかりにくいでしょう。
CRAの中途採用のほとんどが、即戦力となる「医療資格保持者」が対象なので、薬剤師さんなら転職を目指せます。
またCRAが活躍する製薬企業は外資系も多く、英語力を求められることもあるので、英語スキルを身につけておくと転職活動も進めやすいでしょう。
「製薬会社」「食品会社」「化粧品会社」など、一般企業での研究職の道もあります。
新薬の研究はもちろん、食品や化粧品の安全性や新たな成分を調査するなど、医療的な視点で携わる研究もあるため、薬剤師のスキルや経験なども活かせるでしょう。
ただし、研究職は待遇が良く人気職のひとつであるものの、求人数は少なく倍率が高いです。
また求められるスキルも高く、ライバルも修士号や博士号を取得している人ばかりなので、大学院に進学して博士号の取得は欠かせません。
博士号をもつ薬剤師さんは、研究職への転職を目指しやすいでしょう。
医療機関や薬局などの経営や現場の課題に対し、専門的なアドバイスを行うお仕事です。
病院や薬局などでの実務経験が活かせるため、経験豊富な薬剤師さんなら転職できる可能性が高いでしょう。
とくに管理薬剤師として調剤薬局の管理や運営を経験してきた人には狙いやすいです。
薬剤師として関わっていた医療分野以外にも、経営戦略やマーケティングといったビジネスに欠かせない知識も必要となります。
経営者視点で考えられる人や、経営に興味がある人には向いているでしょう。
「コンサルティング業界に強い転職エージェントおすすめ17選!選ぶ際の重要ポイントも解説」の記事もチェックしてみてください。
医療従事者や専門家などに医療情報を文章で伝える、メディカルライターという仕事もあります。
薬事申請などに関する文章の作成や、雑誌やWebといった媒体の記事執筆などを行います。
製薬会社や医療系出版社などの一般企業に属する人もいれば、フリーランスとして活躍する人も。
医療に関する専門的な知識があれば資格は必要ありません。
論文や文献の情報をもとに、正確な医療情報を提供することが求められるため、医療業界での経験がある薬剤師さんは有利となるでしょう。
薬科大学・薬学部の教員、専門学校・予備校の講師という選択肢もあります。
大学では学生に講義や研究指導を行うほか、自身の研究活動も行います。
大学教員になるためには博士号が必要な場合も多く、求人が表に出てくることも少ないため転職の難易度は高いです。
専門学校や予備校であれば、博士号などは求められないため、幅広い薬剤師さんが挑戦可能です。
講師なら、薬剤師としての経験だけでなく、薬剤師試験の経験なども活かせるでしょう。
異職種へ転職したものの、「薬剤師のほうが良かった」と思わないか不安な人もいるでしょう。
薬剤師はブランクがあっても比較的復職しやすい職種なので、思い切って挑戦してみるのもアリではないでしょうか。
転職は人生の分岐点にもなるため、異職種転職の決断ができなければ、薬剤師向けのエージェント型転職サイトに相談してみるのもおすすめです。
挑戦したものの合わなかった場合は、当記事で紹介している薬剤師向け転職サイトを活用して復職を目指してみてください。
おわりに
薬剤師におすすめの転職サイト・使い方・監修者様からのアドバイス等の紹介をしてきましたが、いかがでしたでしょうか。
ここまでに得た情報をもとに、薬剤師向けおすすめの転職サイト13選を再度見てみたい方は、こちらのリンクをタップすることで確認してみてください。
当記事の情報が転職サイトを探している薬剤師さんにとって、少しでも参考となれば幸いです。