ゲーム業界への転職を考えているなら、ゲーム業界に強い転職サイト・エージェントの利用がおすすめです。
ほかの業界や一般的な転職市場とは異なる、ゲーム業界特有の転職事情があったりもします。
そのためゲーム業界に精通したプロにサポートしてもらったり、ゲーム会社の多様な職種の求人情報をチェックしたりするのが転職の近道です。
しかし、どの転職サイト・エージェントがゲーム業界に強いのか、どのサービスを利用すればいいのか判断できない人も多いのではないでしょうか。
当記事では、ゲーム業界の転職におすすめの転職サイト・エージェントを厳選してピックアップ。
さらにはゲーム業界の転職におすすめの転職エージェントを希望条件別にも選出。
サービスの利用がおすすめな理由や気をつけて欲しいことなども紹介しています。
当記事は株式会社ひつじぐも代表の島田類氏から監修いただいております。
株式会社ひつじぐも代表 島田類氏
複数のゲーム会社でシナリオライター、企画職を経て、2010年に株式会社ひつじぐもを設立。代表タイトルに「男遊郭」「女王蜂の王房」「キャバレーと角砂糖」等。現在は主に女性向けドラマCDの企画・制作・販売を手がける一方、ゲーム業界向けにコミック制作やシナリオ制作の受託業務も展開。音楽、ゲーム、出版の分野を横断し、業界の枠を超えたクリエイティブな人材育成にも尽力。
ゲーム業界の転職におすすめの転職サイト・エージェント11選
それでは早速、ゲーム業界の転職におすすめの転職サイト・エージェントを紹介していきます。
なお、おすすめ11選は以下をもとに編集部が独自に選んでいます。
各転職サイト&転職エージェントの特徴や、おすすめポイントなども紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
【ファミキャリ】経営母体のしっかりしたエージェントを利用したい人におすすめ
- ゲーム業界特化型の人材紹介サービス
- 経営母体が業界のパイオニア
- スカウトサービスの利用も可能
ファミキャリは、ゲーム業界に特化した転職エージェントです。
経営母体のしっかりしたエージェントを利用したい人は、ファミキャリがおすすめ。
運営しているのが、クリエイティブ領域においてパイオニアであるクリーク・アンド・リバー社だからです。
設立から30年以上(※)の歴史を持つクリーク・アンド・リバー社は、ゲーム業界をはじめとしたクリエイターに特化した人材紹介会社であり、トップクラスの実績をほこっています。
さらに、ファミキャリは角川グループが運営している「ファミ通com」ともタイアップ。
双方のメリットを生かしたエージェントのため、求人の提案力や圧倒的な求人数はファミキャリならではです。
大手ゲーム企業はもちろんのこと、非公開求人として他社では表に出てこないような求人もありますよ。
ゲーム業界に精通したエージェントスタッフが、求職者の背景も考え最適なプランや仕事を提案。
フォートフォリオの添削など内定までを万全にバックアップしてくれます。
エージェントサービスを利用するのに気が引ける人は、スカウトサービスの利用もできるので、興味のある人は登録を検討してくださいね。
※2023年9月時点
働き方 | 正社員、契約社員 |
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取扱職種 | デザイナー、プランナー、シナリオライター、ディレクター、プロデューサー、アシスタントプロデューサー、プログラマー、エンジニア、スクリプター、コーダー、外注管理、進行管理、アナリスト、品質管理、デバッガー、サウンドクリエイター、その他 |
求人エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社クリーク・アンド・リバー社 |
公式サイト | https://career.famitsu.com/ |
【レバテックキャリア】希望している企業への転職を成功させたい人におすすめ
- 【TVCM放映中】まず抑えておきたい業界最大級の転職エージェント
- ITエンジニアの職種別専門アドバイザーが対応!
- 5人に4人が年収アップを実現(※2020年6月~2021年8月の実績)
レバテックキャリアは、ITエンジニア専門の転職エージェントです。
希望している企業への転職を成功させたい人は、レバテックキャリアがおすすめ。
求職者の経験やスキルから、「内定の決め手」を見つけてくれるからです。
Webエンジニア、ゲームプログラマーなど、IT職種別に専門アドバイザーが在籍し、求職者の経験を丁寧にヒアリング。
客観的な視点から、自分ではわかりにくい強みや市場価値を見つけ、企業側に効果的に伝える方法をアドバイスしてくれます。
的確なアドバイスやサポートで、96%の人が希望の企業に転職成功(※1)させていますよ。
実際、アドバイザーのアドバイスで思ってもいなかったようなレベルの高い企業へ転職を成功させた人も。
さらに、80%の人が年収アップ(※2)を実現させています。
扱っているゲーム関係の職種も多く、リモートワークの仕事もあるので、どこに登録しようか悩んでいる人は、ぜひ候補の一つに入れてくださいね。
(※1)2020年8月~2020年9月の実績
(※2)2020年6月~2021年8月の実績
働き方 | 正社員 |
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取扱職種 | ゲームエンジンプログラマー、ゲームプログラマー、ゲームプランナー |
求人エリア | 全国 |
運営会社 | レバテック株式会社 |
公式サイト | https://career.levtech.jp/ |
【G-JOBエージェント】豊富な求人の中から仕事を選びたい人におすすめ
- ゲーム業界に特化
- 業界最多の求人数
- 多彩な職種を扱う
G-JOBエージェントは、ゲーム業界に特化した経験者向けの転職エージェントです。
豊富な求人の中から仕事を選びたい人は、G-JOBエージェントがおすすめ。
業界最多の求人数を保有しているからです。
大手ゲーム企業はもちろんのこと、有名タイトルの開発会社やベンチャー企業などの仕事を扱い、求人の約70%が非公開求人(※1)。
登録すると非公開求人も含めた求人の中から、最適な仕事を紹介してくれます。
さらに正社員だけでなく、派遣社員や業務委託といった雇用形態も選べるので、さまざまな働き方が可能です。
面談を行うキャリアコンサルタントは、ゲーム会社で働いていた経験のある人や、コンサルタントの資格を持った人材のみ。
経験豊富なキャリアコンサルタントが転職を丁寧にサポートしてくれますよ。
扱っているのは、ゲームプロデューサーなどスタンダードの職種のほか、ゲーム関係の専門学校事務スタッフや教務担当スタッフなど、ほかにはないような求人があります。
年収800万円以上(※2)の高収入の仕事も多数あるので、ゲーム業界に転職を考えたなら外さずに登録しておきたい転職エージェントです。
(※1)「G-JOBエージェント」公式サイトより(2023年9月時点)
(※2)調査日2023年9月13日
働き方 | 正社員、契約社員、業務委託、派遣社員、アルバイト |
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取扱職種 | プロデューサー、ディレクター、プランナー、デザイナー、アーティスト、エンジニア、プログラマー、経営企画、営業、コーポレート、その他 |
求人エリア | 関東、関西、九州 |
運営会社 | 株式会社リンクトブレイン |
公式サイト | https://game-matching.jp/ |
【ゲームキャリアスカウト】ゲーム業界内で転職したい人におすすめ
- 登録しているのはゲーム業界の企業のみ
- 登録スキルは200種類以上
- 募集職種が多彩
ゲームキャリアスカウトは、クリーク・アンド・リバー社が運営しているゲーム業界に特化した転職サイトです。
ゲーム業界内で転職をしたい人は、ゲームキャリアスカウトがおすすめ。
登録しているのは、ゲーム業界の企業のみだからです。
ゲームキャリアスカウトは、その名の通り、登録しておくとあなたのスキルや経験に興味を持ったゲーム企業からスカウトが届くサービス。
登録する際は「開発領域」「ゲームエンジン」など、ゲーム業界ならではのスキルを200種類の中から選択して登録できるため、企業にあなたのスキルや強みを的確に伝えられます。
そのため登録するだけで、あなたの希望にあった企業からスカウトの届く可能性があるというわけですね。
ゲーム業界の企業しか登録していないので、「他業界からスカウトがきた」なんてことはありませんよ。
登録企業は「バンダイナムコスタジオ」「カプコン」といった大手ゲーム企業も多数。
募集職種も「ゲームプログラマー」「ゲームプロデューサー」など多岐にわたるため、転職を機にキャリアアップを目指している人にもぴったりです。
どんなスカウトが届くかで自分の市場価値もわかるので、転職を考えている人は登録を検討してみてはいかがですか。
働き方 | 非公開 |
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取扱職種 | プロデューサー/ディレクター、ゲームプランナー、2Dデザイナー、3Dデザイナー、ゲームプログラマー/エンジニアなど |
求人エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社クリーク・アンド・リバー社 |
公式サイト | https://gamecareerscout.com/ |
【Hiraku agent】働きながら転職活動をしている人におすすめ
- ゲーム業界に特化
- 平日22時まで、土日祝の面談にも対応
- 非公開求人多数
Hiraku agentは、ゲーム業界に特化した転職支援サービスです。
働きながら転職活動をしようと考えている人は、Hiraku agentがおすすめ。
面談できる日時を柔軟に対応しているからです。
Hiraku agentでは、平日は22時まで、土日祝の面談にも対応。
さらにオンライン面談なので、遠方に住んでいる人でも利用しやすいですよね。
経験7年以上のゲーム業界を熟知しているエージェントも多数サポートしてくれる点も魅力のひとつと言えるでしょう。
企業と求職者の双方を一人のコンサルタントが担当しているため、企業側の情報や求人をそのまま求職者に伝えてくれます。
大手ゲーム企業の求人もあり、非公開求人も多数扱っています。
長期的な視点でキャリアを考えてサポートしてくれるので、まだ転職を迷っている人でも利用しやすい転職エージェントです。
働き方 | 正社員・契約社員・派遣 |
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取扱職種 | ゲームプランナー、3DCGデザイナー、UIデザイナー、Unityエンジニア、サーバーサイドエンジニア、プロモーションプランナー、MD開発など要相談。 |
求人エリア | 東京都、千葉県、埼玉県、神奈川県、愛知県、大阪府、京都府、福岡県 |
運営会社 | 株式会社Hiraku agent |
公式サイト | https://hiraku-agent.com/ |
【ギークリー(Geekly)】年収アップを目指している人におすすめ
- 転職成功者の77%が年収アップ(※)
- 独占求人・非公開求人あり
- 無料で年収診断ができる
ギークリーは、IT・Web・ゲーム業界に特化した転職エージェントです。
ゲーム業界への転職で年収アップを目指している人は、ギークリーがおすすめ。
転職を成功した人の77%が年収アップ(※1)しているからです。
創業以来、ITやゲーム業界への転職を専門としているギークリーは、転職を成功させるためのノウハウも豊富。
求職者の希望やスキルとゲーム業界のニーズを正確に把握し、年収アップを見込める仕事を紹介してくれます。
最適なマッチングにより、年収アップ額の平均は76万円(※2)というから期待も大きくなりますよね。
公式サイト内では無料で年収診断もできます。
扱っている求人は「バンダイナムコネクサス」や「コナミ」など、大手企業も多数。
さらに、ギークリーにしかない独占求人や、レアな非公開求人もあります。
利用者の満足度は81%(※2)と高く、求人数も豊富なので、ゲーム業界への転職を考えたら、まずはじめに登録しておきたい転職エージェントです。
(※1)2023年1月時点
(※2)「ギークリー」公式サイトより(2023年9月時点)
働き方 | 正社員 |
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取扱職種 | ゲームプログラマ(ソーシャル・オンライン)、ゲームプログラマ(コンシューマー)、ゲームデザイナー(ソーシャル・オンライン)、ゲームデザイナー(コンシューマー)、イラストレーター・CG・グラフィックデザイナー、ゲームプランナー/ディレクター(ソーシャル)、ゲームプランナー/ディレクター(コンシューマー)、サウンドクリエーター、デバッカー |
求人エリア | 首都圏・大阪 |
運営会社 | 株式会社GEEKLY(ギークリー) |
公式サイト | https://www.geekly.co.jp/ |
【シリコンスタジオエージェント】ゲーム業界でハイクラスの転職を目指す人におすすめ
- ハイクラス転職に特化したサービスがある
- 求人がなくても採用責任者に推薦してもらえる
- 年収1000万円以上の求人多数
シリコンスタジオエージェントは、ゲーム・映像業界専門の転職支援サービスです。
ゲーム業界でハイクラスの転職を目指す人は、シリコンスタジオエージェントがおすすめ。
ハイクラスの転職に特化した「エグゼクティブサービス」があるからです。
高年収層の転職支援を得意としている経験豊富なエグゼクティブキャリアアドバイザーが面談を担当。
年収600万円以上の現場リーダークラスから年収800万円以上の管理職クラスまで、ハイクラスの転職を成功に導きます。
さらに扱っている求人の紹介はもちろんのこと、経営層や採用責任者に直接推薦してもらえるのもポイント。
求職者に合ったポジションを作り出し、採用してもらえるような取り組みもしています。
求人は、「コロプラ」「Cygames」といった大手パブリッシャーからスタートアップ企業まで、幅広いゲーム開発案件を保有。
年収1000万円以上の求人(※)も多数扱っています。
ただし、東京近郊、大阪・京都近郊以外の求人は少なめなので、ほかのサービスと併用して利用するのが便利ですよ。
※調査日2023年9月13日
働き方 | 正社員、契約社員、派遣社員、アルバイト・パート、紹介予定派遣、業務委託 |
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取扱職種 | デザイナー、アーティスト、エンジニア、プログラマー、プロデューサー、ディレクター、プランナー、映像クリエイター、サウンドクリエイター、その他 |
求人エリア | 東京近郊、大阪・京都近郊、その他 |
運営会社 | シリコンスタジオ株式会社 |
公式サイト | https://ss-agent.jp/ |
【マイナビIT AGENT】自分に合った職場を見つけたい人におすすめ
- 転職後90日の定着率97.5%(※)
- 業界に精通した専任アドバイザーがサポート
- 非公開求人多数
マイナビIT AGENTは、大手マイナビグループが運営しているIT業界専門の転職エージェントです。
自分に合った職場を見つけたい人は、マイナビIT AGENTがおすすめ。
転職した人の90日の定着率が、97.5%と高水準(※)だからです。
これほど定着率が高い理由の一つは、マッチング力の高さ。
求職者と面談を行い、今までの職務経歴やスキルこれからのビジョンをしっかり確認し、客観的な目で求職者の強みを見つけます。
一方で、企業側には求める人物像や業務内容などの情報を徹底収集。
求職者と企業の情報を把握することで、求職者にピッタリな仕事を紹介してくれます。
転職活動のサポートには、ゲーム業界を熟知した専任アドバイザーが担当。
応募書類の添削や徹底した面接対策で、選考の通過率を大幅に上げ内定へと導いてくれますよ。
扱っている求人の中には、誰もが知っているゲーム会社の名前も多数。
非公開求人もあるので、求人検索で「これ」といった求人を見つけられなかった人でも諦める必要はありません。
全国各地に面談場所が用意されているほか、電話やWebでも相談が可能なので、来社が難しい人にも利用しやすい転職エージェントですよ。
※2020年10月1日~2021年9月30日にマイナビの人材紹介サービス(マイナビAGENT、マイナビ営業 AGENT、マイナビIT AGENT、マイナビメーカー AGENT、マイナビ金融 AGENT、マイナビ販売サービス AGENT、マイナビEXECUTIVE AGENT、マイナビ会計士、マイナビ税理士)で入社された方の90日の定着率
働き方 | 正社員 |
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取扱職種 | ゲームデザイナー・ゲームプランナー・ゲームプログラマー |
求人エリア | 全国、海外 |
運営会社 | 株式会社マイナビ |
公式サイト | https://mynavi-agent.jp/it/ |
【Green】自分の市場価値を試したい人におすすめ
- スカウトサービスあり
- カジュアル面談ができる
- リモートOKの求人多数
Greenは、IT・Web業界の求人に特化した転職サイトです。
ゲーム業界専門ではありませんが、ゲーム関係の求人を多数保有しています。
ゲーム業界で自分の市場価値を知りたい人は、Greenがおすすめ。
企業側から直接声のかかるスカウトサービスがあるからです。
登録後、プロフィールや職務経歴書を入力して待つだけで、あなたに興味をもった企業からスカウトメールが届きます。
実際、利用者の60%以上(※)の人が人事担当者から直接スカウトを受け、転職に至っていることからも、スカウトサービスは有効なのがわかりますよね。
さらに、興味のある求人を見つけたときには「気になる」を押せば、興味があることを気軽に企業側へ伝えられます。
企業側もあなたに興味を持ってくれたときには、面接前に直接企業の担当者と会える「カジュアル面談」ができますよ。
面接前に企業側の人と会えることで、職場の雰囲気もつかみやすいですよね。
扱っている求人数はIT業界最大級。
求人のなかには、リモートでできるゲームプログラマーやゲームデザイナーの仕事もあるので、興味のある人はぜひ登録を検討してくださいね。
※「Green」公式サイトより(2023年9月時点)
働き方 | 正社員 |
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取扱職種 | プロデューサー・ディレクター・プランナー、ゲームプログラマー、グラフィック・CGデザイナー、CADオペレーター、動画・映像制作、その他クリエイティブ関連 |
求人エリア | 全国、海外 |
運営会社 | 株式会社アトラエ |
公式サイト | https://www.green-japan.com/ |
【ワークポート】転職がはじめての人におすすめ
- 「転職講座」が無料で受講できる
- 扱っている職種が多彩
- 転職スケジュールなどをアプリで管理できる
ワークポートは、IT業界の転職を得意としている転職エージェントです。
転職するのがはじめての人は、ワークポートがおすすめ。
転職のノウハウが身につく「すぐに転職講座」を無料で受講できるからです。
「すぐに転職講座」には、「応募書類作成講座」といった転職に必要な基礎知識から、「モチベーション講座」など、応用ノウハウまでが学べる11のプログラムがあります。
「面接基礎講座」は受講必須講座ですが、そのほかの講座は自由に選択が可能。
専門講師が行う講義は、直接講義と動画で受ける遠隔講義が選べるので近くに拠点がない人でも心配いりません。
誰でも受講可能であり、転職活動をはじめてする人には心強いサービスですよね。
ゲーム業界専門ではないものの、ゲームプログラマーやシナリオライターなど扱っている職種も多彩で、大手ゲームメーカーの求人もあります。
転職相談には、専属の転職コンシュルジュが対応。
求職者に悩みに寄り添ったサポートをしてくれますよ。
リクナビNEXTの『GOOD AGENT RANKING ~2022年度上半期~』では、「転職決定人数部門」で1位を獲得。
アプリで転職活動のスケジュールも管理できるので、在職中で忙しい人はぜひ登録を検討してくださいね。
働き方 | 正社員、契約社員 |
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取扱職種 | ゲーム(ソーシャルゲーム)、ゲーム(コンシューマゲーム)、ゲーム(PC向けゲーム)、ゲーム(アミューズメント)、その他ゲーム開発 |
求人エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社ワークポート |
公式サイト | https://www.workport.co.jp/ |
【RecGame(リクガメ)】まずは自力で転職活動をしたい人におすすめ
- ゲーム業界に特化
- 業界最大級の求人数
- 「求人サイト」「人材紹介サービス」両方を利用可能
RecGame(リクガメ)は、ゲーム業界に特化した人材紹介サービスです。
「まずは自力で転職活動をしたい」「転職のサポートしてもらうのは少し面倒」な人は、RecGame(リクガメ)がおすすめ。
「求人サイト」としてでも「人材紹介サービス」としてでも利用できるからです。
紹介してもらえる求人は2000件以上(※)と業界最大級であり、大手求人サイトには掲載されないような非公開求人も扱っています。
まずは希望にあった職場やこだわりの仕事を見つけて、自分で応募できるのがポイントの一つ。
エージェントサービスをはさまないので、わずらわしく感じてしまうこともある求人情報のメールやコンサルタントからの連絡もありません。
一方で、自力での転職活動に行き詰まってしまったときには、エージェントサービスの利用も可能。
ゲーム業界に精通した転職コンサルタントが、面接対策やポートフォリオ指導など、転職活動をトータルサポートしてくれますよ。
さらに大手企業だけでなくスタートアップ企業やゲームデベロッパー、インディーズなどの求人も扱っているのもポイント。
今までに見たことのないような企業の求人に出会えるチャンスも広がります。
エンジニア系からマーケティング系までゲーム業界のさまざまな職種を扱っているので、大手にこだわらず自分の実力を試したい人はぜひ登録を検討してくださいね。
※調査日2023年9月13日
働き方 | 正社員、契約社員、業務委託、新卒、第二新卒、派遣社員、アルバイト |
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取扱職種 | プロデューサー、エンジニア、デザイナー、プランナー、その他開発、プロモーション、コーポレート、その他 |
求人エリア | 全国、海外、リモートワーク |
運営会社 | ランウェイ・エージェンシー株式会社 |
公式サイト | https://recgame.jp/ |
ゲーム業界の転職におすすめの転職サイト・転職エージェント11社を紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
それぞれに魅力や特徴があり、候補先を絞りきれずに迷ってしまう人もいるかもしれません。
具体的な希望条件がまだ決まっていなくて、どの転職エージェントがいいのかわからない人は、求人数の多い転職サイト・エージェントをひとまず押さえておくのがおすすめ。
以下は11選の中で、ゲーム業界の公開求人数が多い転職サイト・エージェントの上位5社です。
順位 | 転職サイト・エージェント | 公開求人数(件) |
---|---|---|
1位 | シリコンスタジオエージェント | 2,926 |
2位 | RecGame(リクガメ) | 2,432 |
3位 | ファミキャリ | 2,178 |
4位 | Green | 2,127 |
5位 | ワークポート | 1,758 |
調査日:2024年3月23日
具体的な希望条件があるのなら、希望条件別におすすめの転職サイト・エージェントを厳選ピックアップしてみたので、次の章もあわせて参考にしてみてください。
ゲーム業界の転職におすすめの転職サイト・エージェントを希望条件別に選出する
続いて、以下の条件別にゲーム業界の転職におすすめの転職サイト・エージェントを選出してみました。
該当する希望条件がある人は、ぜひ紹介している転職サイト・エージェントをチェックしてみてください。
20代のゲーム業界希望者向けおすすめ転職サイト・エージェント3選
20代のゲーム業界転職には、『ギークリー(Geekly)』『Green』『Hiraku agent』を活用するといいでしょう。
上記3社には若手向けの求人がたくさん揃っているからですね。
新卒で入ったゲーム会社の仕事内容や条件面が合わずに転職を考えている20代は、「第二新卒歓迎」の求人が多いギークリーは使えます。
キャリアアップが目指せる求人も多数あり、年収アップ転職の実績が高いのもポイントです。
ゲーム業界の経験がなくても、エンジニア経験者など通用するスキルのある20代を歓迎している求人も見つかりますよ。
Greenは平均年齢20代の企業の求人を多数掲載。
20代の若手利用者も多く、「エンジニア」「ゲームプランナー」「バックオフィス」など扱っている職種の幅が広いのも特徴です。
ゲーム業界専門の知識やノウハウを活かしたきめ細やかなサポートで、ゲーム業界の経験が浅い若手の転職にも寄り添ってくれるのはHiraku agent。
「履歴書」や「ポートフォリオ」の作成アドバイスはもちろん、面接対策も充実しており、初めて転職活動をする人にもおすすめです。
第二新卒歓迎求人あり。年収アップも目指せる。
【公式】https://www.geekly.co.jp/
20代若手活躍企業の求人多数。
【公式】https://www.green-japan.com/
ゲーム業界専門の高いサポート力が魅力。
【公式】https://hiraku-agent.com/
30代のゲーム業界希望者向けおすすめ転職サイト・エージェント3選
30代のゲーム業界転職には、『ワークポート』『レバテックキャリア』『マイナビIT AGENT』の3社が使えます。
いずれも30代向けのゲーム業界求人を多数保有しており、キャリアが活かせる転職をサポートしてくれる、業界を熟知したキャリアアドバイザーが在籍している転職エージェントです。
ワークポートはIT・ゲーム業界に強い転職エージェントで、中でもゲーム業界は30代向け転職求人数が多く、これまでの経験を活かせる求人が揃っています。
公式サイトの求人検索では年齢から絞り込みも可能なので、自分の年齢向けの求人もぜひチェックしてみてください。
ゲーム業界でエンジニア系の職種を希望するなら、レバッテックキャリアは押さえておきましょう。
レバテックキャリアは30代活躍中の求人が圧倒的に多く、募集職種の中心は「PG」や「SE」です。
非公開求人も充実しているので、より良い条件や希望企業の案件を紹介してもらえる可能性も。
30代になると家庭や子どもをもち、育児・家事と仕事の両立や安定を希望する人も多いのではないでしょうか。
マイナビIT AGENTには「リモートワーク」や「フレックス制度」を導入している大手や上場企業の求人も多く、柔軟な働き方を叶えられるでしょう。
IT・ゲーム業界に強い。30代向け求人が豊富。
【公式】https://www.workport.co.jp/
30代ゲームPGやゲームエンジニア活躍中の求人あり。
【公式】https://career.levtech.jp/
安定性のある企業の求人多数。
【公式】https://mynavi-agent.jp/it/
40代のゲーム業界希望者向けおすすめ転職サイト・エージェント2選
40代のゲーム業界転職には、『G-JOBエージェント』と『シリコンスタジオエージェント』の2社を活用してみてはいかがでしょうか。
どちらもゲーム業界に特化した転職エージェントで、マネジメント経験や過去に携わったゲームをアピールできるよう徹底サポートしてくれるからですね。
ゲーム業界で40代は実績やマネジメント経験が求められる年代です。
業界に特化した転職エージェントなら、「マネージャー」や「リーダーポジション」といったこれまで培ってきたキャリアが活かせる求人も見つかります。
開発現場のリーダー職から管理部門の責任者まで、40代が活躍できる幅広い案件を保有しているのはG-JOBエージェント。
非公開求人の数も豊富なので、年齢がネックになっている人も登録して相談してみる価値があります。
シリコンスタジオエージェントはハイクラス案件も扱っている転職エージェントで、経験豊富な40代なら年収アップ転職を実現できる可能性も大きいでしょう。
求人の7割が非公開。40代向けポジションの案件あり。
【公式】https://game-matching.jp/
ハイクラス転職や年収アップ転職が目指せる。
【公式】https://ss-agent.jp/
未経験者向けおすすめ転職サイト・エージェント2選
未経験からゲーム業界を目指したい人は、『Green』と『ワークポート』の2社を押さえておきましょう。
ゲーム業界は大変人気がある上、中途採用の転職では即戦力が求められるため、未経験者にはハードルが高い業界のひとつです。
ただし、「プログラミング」や「デザイン」など、ゲーム業界で活かせるスキルのある人は、異業種転職を目指せます。
またゲームの開発や制作に関われるスキルがなくても、「デバッカー」や「テスター」といった仕事なら未経験でも転職可能です。
エンジニア経験やプログラミングスキルのある人でゲーム業界を目指したい人は、Greenを活用するといいでしょう。
キャリアチェンジ可能な求人があったり、企業から直接声のかかるスカウトサービスがあるからですね。
ワークポートは、IT・Web業界の未経験者の転職に強みがある転職エージェントで、未経験からの転職支援実績も十分にあるため、サポートに期待できるでしょう。
さらに未経験でもできるデバッカーの求人を複数保有していたり、非公開求人の中には人気の高いゲーム業界の求人が含まれていることもあるのでおすすめですよ。
スカウトサービスで異業種転職を目指せる。
【公式】https://www.green-japan.com/
未経験者の転職支援に強い。デバッカー求人あり。
【公式】https://www.workport.co.jp/
キャリアアップや年収アップ向けおすすめ転職サイト・エージェント3選
より良い条件を求めて同業他社へ転職を希望しているゲーム業界経験者は、『G-JOBエージェント』『RecGame(リクガメ)』『シリコンスタジオエージェント』がおすすめ。
上記3社はいずれもゲーム業界特化型の転職エージェントで、経験や知識の豊富なキャリアアドバイザーが、キャリアアップや年収アップ転職を徹底サポートしてくれます。
G-JOBエージェントは、社内にゲーム開発部署のある「リンクトブレイン」が運営している、ゲーム業界にも精通した転職エージェントです。
キャリアアップの相談に力を入れており、トレンドや現場ディレクターのアドバイスに基づく応募書類作成のアドバイスなども教えてもらえます。
人材紹介と求人サイト両方のサービスを提供しているRecGameは、大手求人サイトでは掲載のない非公開求人や、厳選企業の求人が充実。
好条件の求人も見つかるので、今より良い条件や職場環境を求めている人にもおすすめです。
ゲーム業界でのハイクラス転職を目指すなら、シリコンスタジオエージェントの「ハイクラス転職サービス」を活用してください。
リーダーやマネージャーといったポジションの高年収求人を多数保有しており、マッチング度の高いゲーム会社を紹介してもらえるでしょう。
キャリアアップ相談にも丁寧に対応。
【公式】https://game-matching.jp/
好条件の非公開求人が豊富。
【公式】https://recgame.jp/
ゲーム業界のハイクラス転職に強い。
【公式】https://ss-agent.jp/
コンシューマーゲーム向けおすすめ転職サイト・エージェント3選
コンシューマーゲームを扱う企業への転職を希望する人は、『G-JOBエージェント』『シリコンスタジオエージェント』『ファミキャリ』をチェックしてみてください。
上記3社はゲーム業界専門の転職エージェントで、大手ゲーム企業からベンチャー企業まで、幅広いコンシューマーゲームの求人を保有しています。
G-JOBエージェントは、ゲーム業界の人事経験者や開発現場のマネジメント経験者がキャリアコンサルタントとして在籍。
コンシューマーゲームが適職かを相談できたり、希望の企業に転職できるよう徹底サポートしてくれます。
コンシューマーゲームの「開発」「デザイナー」「プランナー」など、幅広い職種の求人を豊富に保有しているのはシリコンスタジオエージェント。
大手企業や有名企業などの求人も多く、総合職の求人なども見つかります。
「KONAMI」「バンダイナムコエンターテイメント」など業界トップクラスの企業とも取引があるのはファミキャリです。
「ファミ通.com」とのタイアップも強みで、コンシューマー企業が表に出さない求人を紹介してもらえたり、スカウトメールが届く可能性もあるのでぜひ押さえておいてくださいね。
コンシューマーの転職市場に詳しいコンサルタント在籍。
【公式】https://game-matching.jp/
コンシューマー企業の幅広い職種の求人を保有。
【公式】https://ss-agent.jp/
業界売上高上位のコンシューマー企業と取引あり。
【公式】https://www.famitsu.com/career/
ソーシャルゲーム向けおすすめ転職サイト・エージェント3選
ソーシャルゲーム系の会社を希望する人は、『レバテックキャリア』『ファミキャリ』『ギークリー』の3社を押さえておくといいでしょう。
いずれもソーシャルゲーム系企業との取引があって、保有求人数も多いです。
ITエンジニア専門のレバテックキャリアは、エンジニアやゲームプログラマーなどの職種に強いです。
ゲーム業界未経験でも、Web系のスキルや経験のある人なら、案件があれば紹介可能なので、ぜひ相談してみてください。
「GREE」「DeNA」「ミクシィ」をはじめとした、国内有名ソーシャルゲーム企業との取引があるのはファミキャリです。
スカウトサービスもあるので、ソシャゲ企業から声がかかるか試してみるのもおすすめです。
ギークリーはソーシャルゲームのプランナー・ディレクター職の求人が充実しています。
条件の良い独占求人や非公開求人も充実しているので、登録しておけば選択肢の幅も広がるでしょう。
エンジニアやプログラマー職の求人が豊富。
【公式】https://career.levtech.jp/
大手・有名ソーシャルゲーム会社との取引多数。
【公式】https://www.famitsu.com/career/
ソーシャルゲーム企業の独占&非公開求人あり。
【公式】https://www.geekly.co.jp/
条件別におすすめの転職サイト・エージェントを厳選紹介してきましたが、中には希望条件が多岐にわたるため絞りきれない人もいるのではないでしょうか。
複数の希望条件を併せ持った転職サイト・エージェントを効率的に探せるよう、当サイトオリジナルの「こだわり検索ツール」を用意しました。
希望の職種・年収・勤務地などを掛け合わせて検索することで、すべての条件を満たした転職サイト・エージェントのみに絞り込めます。
特別な希望がない項目に関しては「未指定」のままでも検索できるので、気軽に利用してみてください。
ゲーム業界の転職に転職エージェントの利用がおすすめな具体的理由5つ
ゲーム業界の転職に転職エージェントの利用がおすすめな具体的理由は以下の5つです。
順番に解説していくので参考にしてみてください。
1.非公開求人を紹介してもらえるため応募できる求人が増える
ゲーム業界の転職に転職エージェントの利用がおすすめな具体的理由のひとつが、応募できる求人が増えることです。
一般の転職サイトや企業のホームページには掲載されていない、「非公開求人」を紹介してもらえるからですね。
非公開求人とは、何らかの理由で一般には公開されていない求人のことです。
ゲーム会社が求人を非公開とする理由には、以下のようなものがあります。
- 重要プロジェクトに関わる人材募集のため、競合他社に知られたくない。
- 急募求人など、効率的に採用を進めたい。
- 応募の殺到を防ぎ採用活動の手間を削減したい。
とくにゲーム業界では、新プロジェクトの情報が漏れないよう、非公開で採用活動を進める傾向にあります。
簡単に言うと、ゲーム業界には非公開求人が多いというわけですね。
またゲーム業界の転職市場人気はもちろん、ヒット作品を連発している企業や業界大手なども人気が高く、応募が殺到するため、非公開求人として転職エージェントを通す企業も多いです。
シリコンスタジオエージェントでは、非公開求人の例として次のような求人が紹介されていました。
- 【業種】有名スマホアプリの開発運営企業
【職種】ゲームプランナー
【業務内容】ヒットタイトルの開発運営案件 - 【業種】有名クリエイターが率いるコンシューマ開発
【職種】3Dキャラモデラー
【業務内容】大注目タイトルシリーズ最新作の開発
なお非公開求人は、応募者に求められるスキルや能力が明確で、即戦力だったり重要ポジションの求人が中心です。
そのため、以下のような人は非公開求人を紹介してもらいやすく、転職エージェントを使うメリットが大きいでしょう。
- すでにゲーム業界で経験を積み、さらなるキャリアアップを目指したい人。
- 目指すキャリアパスが明確な人。
2.転職活動を効率化できる
「多忙で時間がない」「仕事で疲れていて気力がない」などの理由で、在職中の転職活動が思うように進められない人も多いのではないでしょうか。
転職エージェントを利用すれば、効率的に転職活動を進められるメリットがあります。
転職活動を進めるにあたって「手間のかかる作業」を担当キャリアアドバイザーに代行してもらえるからですね。
具体的には以下のようなサポートを受けられます。
- 求人探し・提案
- 応募書類の提出
- 面接の日程調整
- 給与や勤務条件の交渉など
自分で求人を探す必要もなければ、応募企業とのやり取りの必要もないため、転職活動の負担を大幅に減らせるでしょう。
実際に転職エージェントを利用した人からは、「転職活動がかなりラクになった」「自分ひとりで進めるより効率的」「スピードアップできたと思う」という体験談も多く聞かれます。
とくにゲーム業界の繁忙期は残業が深夜まで続くこともしばしば。
2018年にdodaが行った「15,000人の残業時間ランキング」では、残業時間が多い職種1位に「ゲーム(制作・開発)」がランキング。
その残業時間は45.3時間というから、1ヶ月に20日勤務したとすると毎日2時間以上残業していることになります。
また、同じくdodaが行った2022年4~6月の1ヶ月あたりの平均残業時間ランキングでは、残業時間28.1時間で10位にゲームクリエイターがランクインしました。
残業時間はだいぶ減ったものの、まだ残業の多い業界であることは変わりありません。
そのため同業他社への転職を考えている人や、異業種からの転職でも現職が忙しい人は転職エージェントの活用をおすすめします。
3.内定獲得率アップが期待できる
内定率アップを期待できるのも、転職エージェントの利用がおすすめな具体的理由のひとつです。
なぜなら、転職活動には欠かせない「応募書類」や「面接対策」のクオリティがアップするからですね。
クオリティアップの理由は以下のとおり。
- 自己分析の支援やアドバイスを受けられる。
- 応募書類(履歴書・職務経歴書・ポートフォリオ)の添削をしてもらえる。
- 応募時にエージェントからの推薦状が添付される。
- 企業ごとの面接対策ポイントを教えてもらえる。
- 面接後のフィードバック(評価された点など)を受けられる。
ひとりで転職活動していると、応募書類のブラッシュアップや面接対策は手薄になりがちです。
ゲーム業界は市場拡大にともなって人材が不足しているものの、必要としているのは専門技術をもつ即戦力。
実際、ゲーム業界への就職・転職は内定倍率が高く、合格率は10%前後だとも言われています。
とくに大手は競争率が高くなるため、合格率はさらに下がる傾向が。
経験値やスキルについては、「職務経歴書」や「ポートフォリオ」で判断する企業も多いため、ノウハウのある転職エージェントからアドバイスをもらえば書類選考も通りやすくなります。
また、転職エージェントが添付してくれる「推薦状」が、選考通過率アップにつながることも期待できるでしょう。
※2020年8月~2020年9月の実績
4.リアルな企業情報が入手できミスマッチを防げる
転職エージェントを利用すれば、ゲーム企業のリアルな情報を入手でき、転職のミスマッチを防げます。
ゲーム業界の各企業とのパイプが太い転職エージェントは、企業の内情や企業風土など詳細な情報を提供してくれるからですね。
例えば、東洋経済新報社が出版している「就職四季報(2021年)」では、大手ゲーム会社の入社3年以内の離職率は次のようになっています。
- 任天堂 2.0%
- コナミデジタルエンタテインメント 12.0%
- バンダイナムコエンタテインメント 15.6%
- スクウェア・エニックス 27.3%
このように離職率は、四季報や企業のホームページで確認できますが、「なぜ会社を辞めたのか」という理由はわかりませんよね。
転職活動に企業の情報収集は欠かせませんが、ひとりでの転職活動はどうしてもネットの情報を頼りがちになります。
ネット上には「いつの時点の情報なのか」「嘘か本当か」がハッキリしない情報も多いので注意しなくてはいけません。
「残業が多い」という口コミのもとになっているのが数年前の体験なら、今は労働環境が改善されている可能性もあるわけです。
転職エージェントを利用していれば、このように自分が調べただけではわからないリアルな情報も教えてもらえる可能性が高いですよ。
また、「企業がどのような人材を必要としているか」や「採用につながるアピールポイント」など、ネット上では得られない情報提供もあるので、活用しない手はないでしょう。
5.ゲーム業界での自分の市場価値がわかる
転職エージェントを利用すると、自分の市場価値もわかります。
なぜなら、登録した経歴や面談をもとにキャリアアドバイザーがあなたを評価してくれるからですね。
注目したいのは紹介してもらえる求人数や内容です。
さまざまな案件を提案してもらえたり、高年収・好条件の求人や、今より高いポジションを紹介される場合は、市場価値は高いと評価されたことになります。
一方で「紹介できる求人がありません」と言われた場合、残念ながらゲーム業界での転職は難しいかもしれません。
ただ、他の転職エージェントなら評価してもらえたり、希望条件を変更すれば紹介可能な求人が複数あるケースもあるので、1社の結果だけで悲観的にならないようにしましょう。
すぐ転職するつもりはなくても、「自分のスキルが他社で必要とされるのか」「現職の業界では評価が高いけれど、ゲーム業界では通用するのか」などを知るために転職エージェントに登録する人もいます。
ゲーム業界といってもさまざまな職種があり、必要となるスキルは違います。
例えば、ゲームプランナーならゲーム開発経験や企画力、ゲームデザイナーならアート制作スキルや2D・3DCG作成スキルなどです。
また、ゲーム業界では常に最新技術が必要とされるため、トレンド技術を取得しておくと、より市場価値が高くなりますよ。
思ったより市場価値が低いと感じた場合は、スキルや経験を積んでから転職にトライするのもひとつの方法です。
ゲーム業界の転職に転職エージェントを利用する場合に気をつけて欲しいこと4つ
ゲーム業界の転職に転職エージェントを利用する場合に気をつけて欲しいことは以下の4つです。
順番に詳しく解説していくのでチェックしてみてください。
1.担当者とのやり取りが面倒に感じる
転職エージェントを利用すると、担当キャリアアドバイザーとのやり取りが面倒だったり、負担になったりするデメリットがあります。
なぜなら、求人への応募や面接日の日程調整、条件面の確認などもすべて担当者を通して企業とやり取りしてもらう必要があるからですね。
また、転職エージェントは担当者から求人を紹介してもらうのが基本なので、求人紹介の連絡が入るのはもちろん、求人に応募するかどうかの返事も必要になってきます。
働きながら転職活動をしている方にとって、電話やメールがしつこいと感じてしまうことも。
とくにゲーム業界で同業他社への転職を考えている方は、忙しいこともあり転職エージェントからの連絡を煩わしく感じてしまうことが多いようです。
また就業中に返事の催促連絡が来て転職活動がバレそうになったりすることもあるかもしれません。
担当者とのやり取りが面倒と感じる人は、連絡する頻度や時間帯などをあらかじめ決めておくといいでしょう。
またRecGame(リクガメ)のように、LINEでやり取りができるエージェントなら、読んだことがわかる「既読」や「非通知設定」もできるので便利です。
転職エージェントを利用する限り、担当者とのやり取りは必須です。
しかし、在職中に転職活動をする場合、都度メールをチェックできなかったり、電話に出られないタイミングがあるのは当然のことです。
前もってやり取りのルールを決めておくと、焦ったり、就業中の電話を気にしたりする必要もなくなります。
それでもやり取りが負担になる人は、転職サイトのみを使う転職活動の方が向いていると言えるでしょう。
2.希望に合わない企業を提案される可能性がある
転職エージェントを利用すれば、プロの視点で「希望やスキルにマッチする求人」を紹介してもらえます。
しかし中には、転職エージェントから「希望に合わない求人」を紹介されるケースもあります。
希望に合わない求人を紹介される理由は、主に以下の3つです。
- 本人の能力・経歴が、希望求人の応募条件を満たしていない。
- 転職エージェントが希望に合う求人を保有していない。
- 担当者がマッチング精度よりも「内定が獲得できそうか」を優先している。
とくにゲーム業界は、技術進歩のスピードに人材教育が間に合っておらず、企業は幅広い技術や経験がある即戦力を希望する傾向にあり、職種によっては応募条件のハードルが高いこともあります。
本人の希望が高すぎて紹介できる求人がない場合、自身のスキルや経歴を見直したうえで、条件変更も必要となるでしょう。
希望に近い求人を紹介してもらうには、具体的にどんなスキルが必要なのかをエージェントに確認するようにしてください。
一方、転職エージェント側の都合で、マッチング精度を無視した希望と違う求人を紹介することもあります。
転職エージェントによって「ゲームプログラマーの求人が多い」「ハイクラスの求人が揃っている」など、扱っている求人に特徴があります。
希望条件の中でも何を優先するかを考え、自分が希望する条件に合う求人の取り扱いが多い転職エージェントを利用するようにしましょう。
また残念なことですが、中にはノルマのために「内定獲得時に、企業から転職エージェントに支払われる報酬が高い求人」を、やや強引に紹介してくるキャリアアドバイザーも存在するので注意してください。
希望に合わない求人を紹介されたら、理由を伝えて断るようにしましょう。
何が希望に合わないのか伝えることで、次の求人紹介に活かしてくれるからですね。
また、希望条件や軸がブレない人は、都合がいい求人紹介は難しい求職者だと担当者から認識してもらえます。
理由を伝えているにも関わらず、的外れな求人しか紹介してもらえない場合は、担当者を変更してもらうか、転職エージェント自体変更することをおすすめします。
3.担当キャリアアドバイザーによってサポートの質が異なる
担当キャリアアドバイザーによってサポートの質が異なるのも、転職エージェントならではのデメリットです。
なぜなら、転職エージェントにはいろんなタイプのキャリアアドバイザーが在籍しており、担当者の「当たりはずれ」があるからですね。
サポートの質が異なる理由としては、以下の3つが挙げられます。
例)ゲーム業界に詳しくないため専用ソフトなどの知識がなく、希望が伝わりにくかったりアドバイスが信用できなかったりする。
例)性格のサバサバした担当者に対して「冷たい」「寄り添ってくれない」と感じる人もいれば、「ビジネスライクでラク」と感じる人もいる。
例)できるだけ求職者の希望に合った求人を紹介するスタンスの人もいれば、希望より適職を重視するスタンスの担当者もいる。
合わないキャリアアドバイザーが担当になると、転職活動が苦痛になることも。
口コミでキャリアアドバイザーに対する評価が高くても、担当者の能力や相性の良し悪しでサポートの質が変わることを理解しておきましょう。
今回紹介した転職エージェントの中でもG-JOBエージェントのキャリアアドバイザーは、実際にゲーム会社で働いていた経験のある人たちです。
また、レバテックキャリアは、「ゲームプログラマー」などIT職種別に専門アドバイザーが在籍しています。
担当キャリアアドバイザーの質に疑問を持ったときは、上記の転職エージェントへの登録を検討してみてはいかがですか。
「相性がよくない」「アドバイザーがゲーム業界の知識を十分にもっていない」と感じたら、担当者を交代してもらいましょう。
転職エージェントでは担当者の交代が可能です。
合わない担当者と無理に転職活動を続ける必要はありません。
交代の申し出をする際には、具体的に何が合わないのか、どのような担当者を希望しているのかを伝えておくと、次の担当者選びに反映してくれるでしょう。
ただ、担当者の質にくわえて、紹介してもらえる求人の内容も希望に合わずイマイチな場合、あなたにマッチした求人を保有していない転職エージェントの可能性も。
担当者変更では不満が解決しない可能性もあるので、別の転職エージェントの利用をおすすめします。
4.中小企業の求人は紹介してもらいにくい
転職エージェントでは中小企業のゲーム会社を紹介してもらいにくいデメリットがあります。
なぜなら、中小企業は採用活動にコストをかけられないため、報酬が発生する転職エージェントを利用しない傾向にあるからですね。
各転職エージェントの公開求人をチェックしてもわかるように、大手や有名ゲーム会社の求人が目立ちます。
「転職するなら大手」という方も多いと思いますが、ゲーム業界の中小企業には次のようなメリットがあります。
- 幅広い業務ができるためスキルアップにつながりやすい
- アイデアが採用されやすい
- 活躍が認められれば責任ある仕事を任せてもらえる
- 大企業のゲーム会社より転職する際の競争率が低い
中小企業のゲーム会社へ転職を希望しても、求人数が少ないため条件に合った求人紹介を受けられない可能性があります。
求人検索では「従業員99人以下」「中小企業」「ベンチャー企業」などで求人を絞れる転職エージェントもあるので、中小企業を希望する方は登録する前に確認してください。
中小企業のゲーム会社を希望する人は、転職エージェントと併せて他の方法でも仕事を探してみてください。
求人検索エンジンや求人サイト、企業のホームページ、ハローワークなどで募集している中小ゲーム会社は意外とあります。
ゲーム業界の経験がある人は、これまでの人脈を活用した「リファラル採用」もおすすめです。
もちろん転職エージェントに中小企業の求人がまったくないわけではありませんし、勢いのあるベンチャー企業が転職エージェントを使って採用活動を行っているケースもあります。
面談時に、なぜ中小企業がいいのか理由を伝えれば、条件やキャリアプランに合った働き方ができる企業を紹介してもらえることもあります。
転職エージェントもうまく活用しながら、転職活動を進めていきましょう。
ゲーム業界におすすめの転職サイト・エージェント利用で後悔しないための選び方と活用法まとめ
ゲーム業界の転職活動の際、転職サイト・エージェント利用で後悔しないための選び方と活用法をまとめてみました。
順に解説するのでぜひ参考にしてください。
ゲーム業界に特化した転職サイト・エージェントは押さえておく
まずはゲーム業界に特化した転職サイトまたは転職エージェントは1社以上押さえておきましょう。
一般的な転職サイト・エージェントでは扱っていない、専門性が高いゲーム業界ならではの職種求人が豊富にあり、求人検索もしやすいからですね。
例えば、大手総合転職サイトでゲーム業界求人を検索しようとしても、「IT・Web・ゲームエンジニア」で一括りにされているため、ゲーム業界ならではの職種を検索するにはフリーワードに入力するしかありません。
一方で、ゲーム業界特化型のシリコンスタジオエージェントの求人検索では、「デザイナー、アーティスト系」「エンジニア、プログラマー系」といったように、細かく職種を設定して検索できるため、より希望にあった求人を見つけやすいです。
また「サウンドクリエイター」や「デバッガー」といった求人は、大手総合型の転職サイト・エージェントでも扱いはありますが、求人数は少ないです。
さらに特化型のサイトでは、ゲーム業界向け「転職ノウハウ」や「イベント・セミナー情報」のコンテンツも充実。
転職エージェントなら、ゲーム業界の専門知識が豊富なキャリアアドバイザーも在籍しており、業界の動向やゲーム会社の特徴など正確かつフレッシュな情報を手に入れることもできます。
さらにゲーム業界とのつながりも深く転職支援実績も豊富なので、マッチング精度が高かったり、独自の求人を紹介してもらえたりと内定率アップも期待できるでしょう。
ゲーム業界の希望条件に合う求人が豊富な転職サイト・エージェントを選ぶ
ゲーム業界の希望条件に合う求人が豊富な転職サイト・エージェントを選ぶのも重要ポイントです。
条件に合う求人数が多ければ、より良い条件の求人に出会えるチャンスも広がり、選択肢も増えます。
ゲーム業界特化型はもちろん、「IT・Web系の職種」や「クリエイター職」の転職に強い転職サイト・エージェントでも、ゲーム業界の求人をたくさん保有しているのでチェックしてみるといいでしょう。
公式サイト上にある求人検索機能を使って、希望条件に該当する求人が何件あるかチェックするほか、非公開求人の有無や割合を確認してみてください。
転職サイト・エージェントによって、以下のような違いもあります。
- ソーシャルゲーム関連の求人が多い。
- コンシューマーなど大手企業の求人が多い。
- エンジニアの転職に強い。
得意ジャンルや強みなどのチェックも忘れないようにしてください。
働きたいゲーム会社が決まっている人は取引企業を確認する
働きたいゲーム会社が決まっている人は、転職サイト・エージェントの取引企業も必ず確認しましょう。
大手や有名タイトルを世に送り出しているゲーム会社であれば、公式サイト上に取引企業として掲載している転職サイト・エージェントも多いです。
例えば、ファミキャリ!の公式サイトでは、「ご紹介可能企業ピックアップ」として、
- コロプラ
- バンダイナムコスタジオ
- SEGA
- SQUARE ENIX
などの企業が掲載されています。
また、取引企業の詳細情報がなくても、公開求人をチェックすると募集企業名が掲載されていることも。
希望する企業の求人があれば、たとえ希望する職種の募集が現在なくても、今後求人が出てきたり、非公開求人として保有しているケースもあるので登録する価値はあるでしょう。
転職エージェントは複数登録して比較検討する
転職エージェントを利用する際は、複数登録してキャリアアドバイザーを比較検討してください。
転職活動の成功を左右すると言っても過言でない担当キャリアアドバイザーは、しっかりと見極めなくてはいけないからですね。
とくにゲーム業界の経験がない人や、初めて転職をする人は、担当者の対応がイマイチでも「こんなものなのかな」と不満を抱いたまま、転職支援を受け続けることになってしまいます。
複数の転職エージェントに登録して、いろんなキャリアアドバイザーとやり取りすれば、次のようなことが見えてくるでしょう。
- ゲーム業界に精通しているか
- サポート力の差
- 人柄
- 相性の良し悪し
ただでさえゲーム業界は競争率が高く、新しい知識や技術が必要となるため、頼れるキャリアアドバイザーがいると、精神的にも余裕をができると思いますよ。
また、複数登録すれば求人の幅が広がるのもポイントです。
公開求人はもちろんのこと、それぞれ独自に持っている非公開求人なども見られるようになるからですね。
ゲーム業界での経験や専門的なスキルのある人は、複数登録していることを担当キャリアアドバイザーに伝えておくのがおすすめです。
他社エージェントに負けないよう優先的にサポートしてもらえますよ。
以下に複数登録の具体例を紹介するので、ぜひ参考にしてください。
- ●RecGame(リクガメ)×レバテックキャリア
- 【自分に合った企業へ転職したい人におすすめ】
自分に合った企業へ転職したい人は、希望企業への転職成功率が高い転職エージェント「レバテックキャリア」と、ゲーム業界の求人を豊富に扱っている転職サイト「RecGame(リクガメ)」の複数登録がおすすめです。
- ●ギークリー×ファミキャリ
- 【他にはない高条件の求人を紹介してほしい人におすすめ】
他にはない高条件の求人を紹介してほしい人は、独占求人や非公開求人を多数保有している「ギークリー(Geekly)」と、大手ゲーム企業の求人が多い「ファミキャリ」の複数登録がおすすめです。
- ●ゲームキャリアスカウト×Green
- 【自分の市場価値を知りたい人におすすめ】
自分の市場価値を知りたい人は、IT業界やゲーム業界の求人に特化していて、登録するとあなたのキャリアに興味を持った企業からスカウトが届く転職サイト「ゲームキャリアスカウト」と、「Green」の複数登録がおすすめです。
未経験者は幅広い雇用形態に対応している転職サイト・エージェントを使う
ゲーム業界の経験がない人は、幅広い雇用形態に対応している転職サイト・エージェントを使ってください。
専門性が高いゲーム業界の職種の場合、未経験からトライするのは正直厳しいです。
大手ゲーム会社は競争率が高く、中小企業やベンチャー企業は即戦力となる人を求めているからです。
例えばゲームデザイナーは、何らかのグラフィックツールのスキルと制作経験が求められ、ポートフォリオも提出しなくてはいけません。
まったくの未経験からゲーム業界を目指すなら、正社員よりも未経験者向けの求人が見つかりやすい「派遣社員」や「パート・アルバイト」といった働き方も視野に入れてみるのがおすすめです。
ゲーム業界で働く派遣社員には次のようなメリットもあります。
- 採用ハードルが低い
- 勤務時間や業務内容を選べる
- いろいろなゲーム企業で経験を積める
- 紹介予定派遣ならゲーム業界の社員になれる可能性がある
ゲーム業界での就業経歴もつくれますし、働きながらスキルや経験を積んで正社員転職を目指すのもいいでしょう。
『G-JOBエージェント』『RecGame(リクガメ)』『シリコンスタジオエージェント』は、派遣社員やアルバイト・パートの求人も扱っています。
正社員求人と並行しながら、派遣社員やパート・アルバイトも検討してみてはいかがでしょうか。
ゲーム業界向け転職エージェントを利用する際の一連の流れまとめ
この章では、実際に転職エージェントを利用する際に必要となってくる一連の流れについてまとめてみました。
登録から入社までの流れを把握しておくと、転職活動もイメージしやすくなるでしょう。
※転職サイトを利用する際の流れについては、各転職サイトの利用方法などを参考にしてください。
1.公式サイトから登録・申し込みを行う/キャリアアドバイザーと面談を行う
まずは公式サイトの登録フォームや、気になる案件から申し込みを行いましょう。
プロフィールや経験職種、希望条件、面談希望日など、簡単な内容を項目に沿って入力するだけです。
案件から申し込みをした場合でも、企業に応募したことにはならないので注意してください。
登録・申し込みは1分程度で完了します。気になる転職エージェントがあれば気軽に登録してみてください。
面談までに「履歴書」「職務経歴書」「ポートフォリオ」の送付を求められることもあるので、事前に準備をしておくか、登録後すぐに作成を開始するようにしましょう。
登録・申し込みが完了したら、キャリアアドバイザーと面談を行います。
面談日の日程については、登録後に担当者より連絡が入るので調整してください。
申し込み時に希望日程を伝えた場合は、面談日の連絡が担当者より入ります。
面談では次のようなことを聞かれるので、よく考えていくようにしてください。
- 転職理由
- 転職活動の状況
- 他の転職エージェントを利用しているか
- これまでの職歴・スキル
- 希望条件や年収
最近は来社面談だけでなく、オンラインや電話での面談にも対応してくれるため、遠方に住んでいて来社が難しいという人は、面談方法を相談してみてください。
面談は面接ではないので気軽にリラックスして参加するのがおすすめです。
不安や悩みなど本音で伝えるようにしましょう。
来社面談は1時間〜1時間半、オンラインや電話面談は30分程度です。
ほとんどの転職エージェントはオンライン・電話面談に対応していますが、ギークリーの公式サイトには、「来社での面談はオンライン面談に比べ転職成功率が2倍以上違うというデータがある」と記載があります。
2.求人の紹介/求人に応募する
面談の内容を踏まえた上で、希望条件や適性に合った求人を紹介してもらえます。
仕事内容だけでなく、企業の社風や職場の雰囲気、入社後のキャリアパスなど詳細な情報も教えてもらえるので、応募するか検討してみてください。
ただし、希望条件や求人状況によっては紹介が難しい場合もあります。
また、公式サイトに掲載されている案件から登録・申し込みを行っていても、必ず紹介してもらえるわけではないので注意してください。
希望に合わない求人は断っても問題ありません。紹介してもらえる求人数が少ない場合は、条件を見直してみるといいでしょう。
希望に合った求人が見つかったら、転職エージェントを通じて求人に応募します。
「履歴書」「職務経歴書」「ポートフォリオ」といった応募書類を作成しましょう。
職務経歴書には次のようなことを記載します。
- 今まで働いていた企業の事業内容
- 従業員数・設立年・売上高・資本金などの企業情報
- 仕事内容(プロジェクトチームの人数などを具体的に)
- 保有スキル・資格(使用可能な開発言語やシステムツールなど)
- 自己PR
- 志望動機
応募書類の提出は、転職エージェントがあなたに代わって行ってくれます。
採用担当者は、「社風や職種・スキルが求職者と合っているか」「ポテンシャルが高いか」「将来性はあるか」などを見ます。
「履歴書」「職務経歴書」の添削や、ポートフォリオ作成のアドバイスも受けられるので、初めて転職する人や自信のない人、妥協したくない人はサポートをお願いしてみてください。
3.ゲーム会社の面接を受ける
書類選考に通過したら、ゲーム会社との面接に進みます。
面接日の調整は担当者が対応してくれるので、仕事の都合や予定を伝えておくようにしましょう。
ゲーム業界の面接では、次のようなことを質問されることが多いようです。
- 転職理由
- 志望動機
- これまでの業務内容
- 仕事上での成功体験・失敗体験
- 好きなゲームは何か
- 今まで遊んだゲームで一番印象に残っているものは何か
- 自社のゲームをプレイしたことはあるか?
- どんなゲームを作りたいか
- 将来的なキャリアプラン
転職エージェントでは面接対策も行っています。
基本的な面接のマナーはもちろん、応募企業ごとの面接の傾向と対策、押さえておきたいポイントなども教えてもらえます。
またポートフォリオの提出を求められることも多いです。
ポートフォリオは、次のようなことを見られています。
- スキルとクオリティ
- 個性やセンス、作品へのこだわり
- 制作に対する熱意
- これまでのプロジェクト経験
- 即戦力として働けるか
- オリジナリティ
- 将来性
ゲーム会社によっては複数回面接を行う企業や、職種によっては適性試験が実施されることもあります。
スケジュールの詳細や試験対策の有無も確認しておくようにしましょう。
4.内定&入社の調整を行う
最終面接後に内定の連絡がきたら、入社に向けて条件面や入社日の調整を行いましょう。
担当者が窓口となって対応してくれるので、希望や確認したいことを伝えてください。
とくに条件面は、納得がいくまで確認することをおすすめします。
給与の交渉も行ってくれるので、遠慮なくお願いするといいでしょう。
転職エージェントでは円満退職に向けたフォローも行ってくれます。
退職交渉が不安な人はぜひアドバイスを受けてみてください。
入社までに時間の余裕がある方は、ゲーム業界で役立つスキルを磨いたり、入社する企業をもう一度調べるなどして準備をしておくと、不安が少なく入社日を迎えられるでしょう。
ゲーム業界向け転職サイト・転職エージェントに関するQ&A一覧
ゲーム業界向け転職サイト・転職エージェントを利用する際のよくある質問について紹介します。
Q&A形式一覧としてまとめてあるので、参考にしてみてください。
無料で利用できるのは、転職サイトは「広告料」を、転職エージェントは「紹介手数料」を企業から受け取っているからですね。
そのため登録はもちろん、求人検索や転職支援、キャリアカウンセリングなど、すべてのサービスを無料で受けられます。
費用負担がなく気軽に利用できるので、いろんなサービスを試してみてください。
求人状況によっては、経験・スキル・希望条件にマッチした案件がなく、求人紹介が難しいからです。
また、ゲーム業界は即戦力を求める求人が多いため、一部転職エージェントでは、年齢制限や社会人経験を条件に設けているところもあるので注意してください。
経験・スキル不足で転職エージェントのサポートが受けられない場合は、自分で求人に応募できる転職サイトの利用を検討するといいでしょう。
学生は新卒向け就活サイトの利用をおすすめします。
ゲームの種類で言えば、「ソーシャルゲーム」「コンシューマーゲーム」「アーケードゲーム」などです。
職種については、エンジニアやデザイナーを中心に、「プロデューサー」「サウンド」「テスト」「営業」「法務」「人事」など、クリエイティブ職から管理部門まで多種多様です。
また、大きなプロジェクトから全体を把握できる案件まで、ゲームの規模もさまざま。
詳しくは、各転職サイト・エージェントの取り扱い職種などをチェックしてみてください。
未経験でもゲーム業界で活かせるスキルや経験がある方なら転職は可能です。
ただし、大手ゲーム会社は求人倍率が高いため、未経験者が採用される可能性はとても低いです。
ゲーム業界でも「ゲームプランナー」「ゲームプログラマー」「デバッガー」などの職種は、未経験者でも比較的応募しやすいので、まずはこれらの職種を目指してみましょう。
ポートフォリオは、自分のスキルやセンスなどをアピールする役割があります。
作成する際には、
- 内容は応募職種にあっているか
- 企業の採用意図をくみ取っているか
- 自分のスキルやセンスが伝わるか
などに気をつけましょう。
Hiraku agentやRecGame(リクガメ)は、ポートフォリオの作成アドバイスをしてくれますよ。
紹介時に詳細な情報も教えてもらえるので、不明点などは質問してください。
ただし、非公開求人は一般には公開されない秘匿性の高い求人が中心です。
転職エージェントに登録した人が必ず紹介されるわけではありません。
非公開の案件に相応しいと判断される必要があります。
非公開求人の紹介を希望する人は、非公開求人の多い転職エージェントを利用するか、担当キャリアアドバイザーに自身の経歴や強みなどをアピールするようにしてください。
ゲーム業界は業界的に転職回数が多い傾向にあります。
採用企業も転職回数よりスキルや実績を重視するので、転職するごとにスキルアップやキャリアアップしていれば採用に大きく影響することはないでしょう。
転職エージェントとしても、転職理由が明確で市場価値のある人なら、たとえ転職の回数が多くてもサポートしてくれます。
転職回数が心配な人は、納得してもらえる理由を準備しておくようにしましょう。
あなたの仕事ぶりをよく知る人から情報を得ることで、応募書類や面接では確認できないことを企業は知れるわけですね。
ゲーム業界は転職回数が多くなりがちなうえ、最近はオンライン面談も進んでいるため、ミスマッチを防ぐために導入するゲーム会社も増えています。
ただし、転職活動が現職場にバレたくない人は、現職の上司や同僚ではなく、さらに前の職場の人でもいいか確認してみてください。
もしリファレンスチェックをお願いできる人がいない場合は、担当者に相談するか、リファレンスチェックなしの企業に絞るようにしましょう。
ゲーム業界の事業と企業例を紹介
ゲーム業界未経験者の中には、ゲーム業界にはどのような事業や代表的な企業があるのか知らない人もいるのではないでしょうか。
ゲーム業界には、主に以下の5つの事業があります。
それぞれの事業の特徴と企業例を紹介するので、ゲーム業界の経験を問わずぜひ参考にしてみてください。
知識をつけておけば、応募する企業がどの事業を行っているのかも理解しやすいでしょう。
ゲーム機本体を開発する事業です。
ゲーム機には次のような種類があります。
据え置き型 | ゲームをテレビに接続してプレイするゲーム機 |
携帯型 | 持ち運んでプレイできるサイズのゲーム機 |
ハイブリッド型 | 据え置き型と携帯型の両方の機能を有するゲーム機 |
開発には莫大な資本力と高度な技術力が必要なため、大企業が役割を担うことが多いです。
- 任天堂(Nintendo Switch)
- ソニー(Play Station)など
家庭用ゲーム機でプレイできるゲームソフトを開発する事業です。
プラットフォーマーからの使用許諾権を得た上で、ゲーム機に対応した専用のソフトウェアを開発します。
開発コストがかかるため、大企業が中心となることが多いです。
- カプコン(モンスターハンター)
- スクウェア・エニックス(ファイナルファンタジー)
- バンダイナムコ(テイルズ)など
パソコン上でプレイできるゲームソフトを開発する事業です。
近年パソコンのスペックも向上しており、グラフィックがキレイ、カスタマイズが可能などの理由から一部ユーザーから高い支持を得ています。
ゲーム配信プラットフォームからゲームソフトをインストールします。
- スクウェア・エニックス(ファイナルファンタジーXIV)
- ネクソン(メイプルストーリー)
- バンダイナムコ(テイルズオブアライズ)など
スマホやタブレット向けゲームを開発する事業です。
コンシューマーゲームに比べて開発費は抑えられるため、ベンチャー企業なども目立ちます。
- ガンホー・オンライン・エンターテイメント(パズドラ)
- コロプラ(白猫プロジェクト)など
ゲームセンターやアミューズメント施設などに設置されている業務用ゲームを開発する事業です。
ソフトウェアとハードウェア両方の開発が関与しており、どちらも担う企業もあります。
- コナミアミューズメント(ビートマニア)
- タイトー(スペースインベーダー)
- バンダイナムコ(パックマン)など
ゲーム業界の現状と将来性
ゲーム業界への転職を目指す人が押さえておきたい、業界の現状や将来性について紹介します。
まずゲーム業界の現状ですが、経済産業省の経済解析室による分析・見解では、「ゲーム業界の産業活動指数は高水準で推移している」とのことです。(※)
以下グラフを見てもわかるとおり、国内ゲーム市場は「オンラインプラットフォーム(家庭用ゲーム機ソフト以外) 」の占める割合が約80%で、右肩上がりであるとわかります。
中でもスマホのゲームアプリは、スマホユーザーの増加とともに高水準で推移しています。
さらに注目したいのが「eスポーツ」です。
「グローバルゲームマーケットレポート2020」によると、2023年は競技人口が30億人を突破するとの見解が示されており、ゲーム業界も注目しています。
他にも技術進歩とともに、VR・ARゲームなど、新しいジャンルのゲームも生まれています。
しかし、技術の進歩に人材育成が間に合っておらず、国内では専門技術をもった人材が不足している状況です。
転職を目指すのであれば、トレンドの専門技術を身につけると市場価値は高まるでしょう。
一方で国内のコンシューマーゲームは規模が縮小すると予想されているため、転職を希望する人は注意が必要です。
また、2022年の国内ゲーム市場は2兆円(※)を超えてはいるものの、世界市場に占める日本の割合は9.4%(※)と、決して高いわけではありません。
少子化やゲーム以外の娯楽の充実などによる、ゲーム人口の減少で、国内市場の縮小を危惧する声も一部では上っており、海外市場を見据える企業も今後増えてくるのではないでしょうか。
Vgchartzのハードウェア売上高を見ると、「プレイステーション」「ニンテンドーDS」など、日本での市場規模が縮小傾向にあるコンシューマーゲームも、北米やヨーロッパでは需要が高いです。
東南アジアでもゲーム市場は拡大しており、海外市場のシェア獲得が、ゲーム業界の将来性を左右する課題だと言えるでしょう。
※経済産業省 公式サイト「ひと言解説」より(2023年10月6日)
株式会社ひつじぐも代表の島田類氏からゲーム業界の転職活動をお考えの方にメッセージ
最後に当記事の監修者、株式会社ひつじぐも代表の島田類氏からメッセージいただいたので紹介します。
これからゲーム業界の転職活動を考えている、もしくは控えている方はぜひ参考にしてみてください。
ゲーム業界への転職は、業界特有の文化や技術要件があり、デザイン、音楽、ストーリーテリングなど、複合的な才能が求められることもあります。
専門的な転職サイトやエージェントを活用し、業界知識や人脈を理解するのはおすすめです。
また、自身が「こういう会社に就職したい」という時も親身になってくれる心強い存在でもあります。
専門的な知識を持つ転職サイトやエージェントを活用し、未経験者の方は、個人プロジェクトに挑戦しポートフォリオを充実させることはもちろん、正社員以外の雇用形態も検討し、業界参入の機会を広げることをお勧めします。
急速に変化するゲーム業界では、最新技術やトレンドへの適応力が不可欠です。適切な準備と継続的な学習、そして情熱を持って挑戦すれば、きっと理想の職場が見つかるはずです。