Webデザイナーが転職を考えるとき、おすすめなのは転職エージェントを利用することです。
業界に精通した担当者が転職活動をサポートしてくれ、転職を成功へと導いてくれるからですね。
しかし、「どの転職エージェントを選べばいいのかわからない」「未経験からでも仕事を紹介してもらえるのだろうか」と、不安を覚える人も多いのではないでしょうか。
当記事では、Webデザイナー向けおすすめ転職エージェントを厳選してピックアップ。
さらにWebデザイナーが転職エージェントを利用する際に理解しておきたいことや、利用時のよくある質問と回答なども紹介しています。
また監修者として、株式会社El Cielo代表の松下氏から協力いただいております。
株式会社El Cielo (エル シエロ)代表取締役 松下 貴恒
2007年にホームページ制作やウェブディレクションサービスを行う会社として株式会社エルシエロを創業。現在も多くのホームページ作成やネットショップ運営などを手掛ける。
また、「TakaYuki」の名称でクリエイターとしても、多くの有名人のホームページ作成はもちろん、作曲、編曲なども行っています。
Webデザイナーにおすすめの転職エージェント12選!各サービスの特徴を詳しく紹介
以下の条件をもとに、編集部が独自に選んだWebデザイナー向けおすすめの転職エージェントを紹介していきます。
各サービスの特徴や、おすすめポイントなども紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
【ギークリー(Geekly)】早く転職したい人におすすめ
- 内定までの日数は平均30日(※1)
- 非公開求人多数
- 利用者満足度・年収アップ率が高い
ギークリーは、IT・Web・ゲーム業界に特化した転職エージェントです。
とにかく早く転職したい人には、ギークリーがおすすめ。
内定までの日数が平均30日だからです(※1)。
求人票だけではわからない情報を提供することにくわえ、これまでの経験を分析し、スピード感とマッチング率の高さを実現。
他社では内定までかかる日数は平均2ヶ月ですが、ギークリーなら約半分の期間で転職できる可能性が高いわけですね。
求人数も多く、WEBデザイナーの求人の中には、「リモートワーク可」「副業可」などのお仕事も多数あります。
非公開求人もあるので、希望条件にあった求人が見つからなかったとしても諦める必要はありません。
転職成功者の93%(※2)が紹介求人経由で転職を成功させていますよ。
利用者満足度は81%(※3)と高水準であり、年収アップ率も81%(※4)と高いので、登録に迷ったときにはぜひ候補に入れてください。
(※1・2・3)「ギークリー」公式サイトより(2023年9月時点)
(※4)2023年1月時点
働き方 | 正社員、契約社員 |
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求人エリア | 首都圏 |
運営会社 | 株式会社GEEKLY(ギークリー) |
公式サイト | https://www.geekly.co.jp/ |
【レバテックキャリア】希望の企業に転職したい人におすすめ
- 【TVCM放映中】まず抑えておきたい業界最大級の転職エージェント
- ITエンジニアの職種別専門アドバイザーが対応!
- 5人に4人が年収アップを実現(※2020年6月~2021年8月の実績)
レバテックキャリアは、ITエンジニア・デザイナー専門の転職エージェントです。
自分の行きたい企業に転職したい人は、レバテックキャリアがおすすめ。
利用者の96%が希望の企業に転職を成功させているからです。(※1)
転職をしたことのない人にとって、自分のスキルや経験は他社でも通用するのかわからないものです。
それと同じように自分の強みや市場価値も気づきにくいもの。
レバテックキャリアでは、IT技術に精通したアドバイザーが丁寧にヒアリング。
求職者が気づいていない強みを見つけ、希望条件にあったベストマッチな企業を紹介してくれます。
実際、強みを活かした転職ができているため、80%の人が年収アップ(※2)しているというからすごいですよね。
扱っている求人は、規模も技術もトップクラスの大手企業が多数。
専門アドバイザーからの思いがけない提案やアドバイスから、年収200万円アップを実現させた人もいます。
転職活動の進め方から職務経歴書の書き方・面接対策などのフォロー体制も万全。
WEBデザイナーの人が転職を考えたなら、はじめに登録しておきたい転職エージェントです。
(※1)2020年8月~2021年9月の実績
(※2)2020年6月~2021年8月の実績
働き方 | 正社員 |
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求人エリア | 全国 |
運営会社 | レバテック株式会社 |
公式サイト | https://career.levtech.jp/ |
【マイナビIT AGENT】条件にあった仕事が見つからない人におすすめ
- 非公開求人多数
- サイト内のコンテンツが充実
- Webや電話での面談にも対応
マイナビIT AGENTは、大手マイナビグループが運営しているIT・エンジニアの転職に特化した転職エージェントです。
条件にあった仕事がなかなか見つからない人は、マイナビIT AGENTがおすすめ。
マイナビIT AGENTにしかない非公開求人を扱っているからです。
非公開求人の中には大手優良企業の求人もあり、ほかでは見つからかなったような求人にめぐり合うチャンスも。
専任のアドバイザーが希望条件にあった求人を紹介してくれるのはもちろんのこと、職場の雰囲気などの求人票に掲載されていないような情報も収集してくれます。
また公式サイトでは、WEBデザイナーも含めIT業界のさまざまな職種の仕事内容や必要なスキルが書かれた「職場図鑑」や、「WEBデザイナーへの転職知識」などのコンテンツが充実しているのも大手ならでは。
未経験でも転職の可能性が高まる方法なども書かれていますよ。
面談は来社のほかWebや電話にも対応しているので、遠方の人や忙しい人にも利用しやすい転職エージェントです。
働き方 | 正社員 |
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求人エリア | 全国、海外 |
運営会社 | 株式会社マイナビ |
公式サイト | https://mynavi-agent.jp/it/ |
【HIGH-FIVE】多数の求人紹介に疲れてしまった人におすすめ
- 「量より質」を重視した求人紹介
- 一人のエージェントが企業と求職者を支援する「両面型」
- ポイントを押さえたポートフォリオ作成のアドバイスが可能
HIGH-FIVEは、クリーク・アンド・リバー社が運営しているクリエイター・デザイナー専門の転職エージェントです。
多すぎる求人紹介に疲れてしまった人は、HIGH-FIVE がおすすめ。
「量より質」を重視した求人紹介が行われているからです。
HIGH-FIVEでは、クリエイティブ業界に精通したエージェントが面談を行い、あなたの「転職軸」を理解したうえで価値観の合う企業だけを紹介。
1人のエージェントが企業と求職者の双方を支援する「両面型」のため、企業の求めている人材と求職者の要望をマッチした紹介が可能です。
さらにエージェントからは、求人票には載らない「生の声」も教えてもらえますよ。
そのためマッチング度も高く、入社決定者の定着率は平均98.7%。(※)
また、Webデザイナーの選考では欠かせないポートフォリオの添削・制作支援も行っており、採用担当者の求めるポイントを押さえたアドバイスが可能なため、「選考を通過しやすいポートフォリオ」を実現しています。
書類選考通過率は相場よりも高い平均62%(※)であることからも、適切なアドバイスをもらえるのがわかるのではないでしょうか。
クリエイター転職支援実績も申し分ないので、どこのサービスを利用するか迷っている人はぜひ候補の一つに入れてみてくださいね。
※「HIGH-FIVE 」公式サイトより(2024年4月時点)
働き方 | 正社員、契約社員、派遣、請負、業務委託 |
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求人エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社クリーク・アンド・リバー社 |
公式サイト | https://high-five.careers/ |
【type転職エージェントIT】転職支援実績が豊富なエージェントを利用したい人におすすめ
- 転職支援実績が豊富
- 求人の8割が非公開求人で独自求人もあり(※1)
- 年収アップ率78%(※2)
type転職エージェントITは、アクセスNO.1の転職サイト「type」と同じキャリアデザインセンターが運営しているIT業界・エンジニアの転職に特化した転職エージェントです。
転職支援実績の豊富な転職エージェントを利用したい人は、type転職エージェントITがおすすめ。
サービス開始から19年で31万人以上の転職支援実績(※3)があるからです。
専任のキャリアアドバイザーが、求職者の希望やキャリアビジョンについてじっくりとヒアリング。
希望にあった仕事の紹介はもちろんのこと、書類の添削や面接対策、日程調整などのサポートもしてくれます。
また求人の8割が非公開求人(※1)であり、独自求人も多数扱っています。
豊富な経験と転職ノウハウを活かした転職サポートで、転職を成功させた人の年収アップ率は78%(※2)と高水準。
転職を機に年収アップを目指している人にもピッタリのサービスです。
扱っているWEBデザイナーの求人の中には、大手企業の仕事もありますよ。
首都圏(1都3県)の求人を中心に扱っているので、地方の人は他のサービスとあわせて利用すると便利です。
(※1)調査日2023年9月14日
(※2)2021/10/1~2022/9/30実績
(※3)「type転職エージェントIT」公式サイトより(2023年9月時点)
働き方 | 正社員 |
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求人エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社キャリアデザインセンター |
公式サイト | https://type.career-agent.jp/ |
【マスメディアン】転職を考えはじめた人におすすめ
- 無料の個別相談会を開催
- クリエイティブ業界に特化したコンサルタントに相談可能
- 非公開求人・極秘求人あり
マスメディアンは、マーケティング・クリエイティブ職種の求人を得意としている転職エージェントです。
具体的な時期などは決めていないけど、なんとなく転職を考えはじめた人には、マスメディアンがおすすめ。
「転職なんでも個別相談会」を実施しているからです。
「転職なんでも個別相談会」は、転職市場動向についての情報や、業界の求人動向などの情報提供をしてもらえる相談会。
WEBデザイナーを含むクリエイティブ業界に特化したコンサルタントに、「今後のキャリアについて」や「業界の求人動向」など、さまざまな相談ができます。
相談会には、履歴書や職務経歴書などの書類を持っていく必要はなく、「手ぶら」で参加できるのもポイント。
完全個室で相談できることにくわえ、服装自由・参加無料なのもうれしいですよね。
相談会でマスメディアンに登録した人には、その場で求人の紹介も可能。
公開されている求人はもちろんのこと、非公開求人やマスメディアンにしかない極秘求人も紹介してもらえますよ。
ただしWEBデザイナーの求人は多数ありますが、基本的に「未経験」の求人は扱っていないので注意してください。
個別相談会は、東京・横浜・名古屋・大阪・福岡・金沢で開催されており、予約制となっています。
いろいろな相談ができるので、自分のキャリアを見直したい人にも利用しやすいサービスです。
働き方 | 正社員、契約社員、派遣社員、紹介予定派遣 |
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求人エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社マスメディアン |
公式サイト | https://www.massmedian.co.jp/ |
【ワークポート】未経験からWEBデザイナーを目指している人におすすめ
- 未経験からのキャリアチェンジに強い
- IT業界専門の「転職コンシェルジュ」がサポート
- 転職決定人数部門NO.1(※)
※リクナビNEXT『GOOD AGENT RANKING ~2022年度下半期~』(2022年10月~2023年3月)にて、『転職決定人数部門 第1位』
ワークポートは、建設業界・製造業界・営業・事務職などさまざまな業界の求人を扱っている人材紹介会社です。
とくにIT業界の求人に強く、WEBデザイナーの求人も多数扱っています。
IT業界未経験からWEBデザイナーを目指している人は、ワークポートがおすすめ。
未経験からのキャリアチェンジを得意としており、なかでもIT業界の求人に強く、WEBデザイナーの求人も多数扱っているからですね。
ワークポートには、IT業界専門の「転職コンシェルジュ」が在籍しており、IT業界未経験者が希望の仕事に就けるようにきめ細やかなサポートを行っています。
選考書類や面接も、創業から20年(※2)の実績を活かし的確にアドバイス。
選考通過率をアップしてもらえますよ。
また、応募状況や選考状況などの転職活動の進捗がわかる転職支援アプリ「eコンシェル」があり、気になる求人を見つけたときにはその場で転職コンシェルジュに問い合わせが可能。
働きながら転職活動を行っている人にとって、スマホで転職活動の確認できるのはとても便利ですよね。
リクナビNEXT『GOOD AGENT RANKING ~2022年度上半期~』では、「転職決定人数部門NO.1」を受賞するなど、実績もバッチリです。
WEBデザイナーに興味はあっても経験がなく諦めていた人は、利用して損はありませんよ。
※2023年10月時点
働き方 | 正社員、契約社員 |
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求人エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社ワークポート |
公式サイト | https://www.workport.co.jp/ |
【フリーランスキャリア】フリーランスを視野に入れている人におすすめ
- フリーランス向けWeb業界の案件を保有
- 「面談付き無料相談」で非公開案件の紹介を受けられる
- お仕事スタート後も手厚いフォローあり
フリーランスキャリアは、フリーランス向けの求人・案件サイトです。
フリーランスWebデザイナーという働き方も視野に入れているなら、ぜひ一度フリーランスキャリアをチェックしてみてください。
フリーランスの求人・案件がチェックできるだけでなく、転職エージェントのように、非公開案件の紹介やキャリア相談受けられる「面談付き無料相談」も実施しています。
会員登録する前でも求人検索は可能なので、まずは案件チェックがおすすめ。
もしWebデザイナーの公開案件が見つからないときは、無料相談に申し込んで非公開案件を紹介してもらうといいでしょう。
専門のコーディネーターが、フリーランスのお仕事探しをしっかりフォローしてくれます。
お仕事スタート後も、確定申告のサポートや契約満了後のお仕事紹介など、フリーランスが初めての人も安心な手厚い支援があるので、ぜひ挑戦してみてください。
働き方 | フリーランス |
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求人エリア | 要相談 |
運営会社 | 株式会社マノア・リノ |
公式サイト | https://freelance-career.jp/ |
【リクルートエージェント】利用するなら大手がいいという人におすすめ
- 非公開求人を含め圧倒的な求人数
- 転職支援実績NO.1(※1)
- IT業界の知識を持つアドバイザーがサポート
『リクルートエージェント』は、リクルートグループが運営している転職エージェントです。
利用するならやっぱり大手がいいという人は、リクルートエージェントがおすすめ。
求人数、サポート体制など、どれをとっても業界トップクラスだからです。
公開されている求人は30万件以上、非公開求人を含めると約60万件と圧倒的な求人数を保有(※2)。
IT業界専門の転職エージェントではありませんが、WEBデザイナーの求人を豊富に扱っています。
求人の中には、有名企業のお仕事も多数。
「リモートワーク」や「フレックス」「土日祝休み」で働けるWEBデザイナーの仕事もありますよ。
さらにサポート力も万全で、転職支援実績NO.1(※1)。
IT業界の知識を豊富にもつキャリアアドバイザーが、求職者の希望にあった仕事を紹介してくれます。
転職を考えたならはじめに登録しておきたいエージェントであり、IT業界専門の転職エージェントとあわせて利用すると、転職活動の幅が広がりますよ。
(※1)厚生労働省「人材サービス総合サイト」における無期雇用および4ヵ月以上の有期雇用の合計人数(2019年度実績)2020年6月時点
(※2)調査日2023年9月14日
働き方 | 正社員、契約社員 |
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求人エリア | 全国、海外 |
運営会社 | 株式会社リクルート |
公式サイト | https://www.r-agent.com/ |
【Webist】大手・有名企業への転職を目指している人におすすめ
- 大手・有名企業の求人多数
- 企業名から検索可能
- 各領域に精通したエージェントがサポート
Webistは、東証1部上場企業のクリーク・アンド・リバー社が運営している、IT・Web業界に特化した転職・求人サイトです。
大手や有名企業への転職を目指している人は、Webistがおすすめ。
大手・有名企業を含め3000社以上(※)の企業と取引があるからです。
設立から30年の実績(※)と経験から、企業との信頼関係とネットワークを構築。
取引企業の中には、「サイバーエージェント」「ヤフー」といった誰も知っているような大手有名企業が名を連ねています。
さらに非公開求人も扱っているため、ほかにはないような有名企業の求人に出会えるチャンスも。
企業名から求人を探せるため、入りたい企業がある人にも便利です。
各領域に精通したエージェントが転職をサポートしており、さまざまな業界のWEBデザイナーの求人を扱っています。
異業種にチャレンジしたい人にも利用しやすい転職エージェントですよ。
※「Webist」公式サイトより(2023年9月時点)
働き方 | 正社員、契約社員、紹介予定派遣、派遣社員、請負 |
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求人エリア | 全国、海外 |
運営会社 | 株式会社クリーク・アンド・リバー社 |
公式サイト | https://webist-cri.com/ |
【R-Stone】サポート体制の充実したエージェントを利用したい人におすすめ
- 一人のコンサルタントが「求職者」と「企業」を担当
- チーム体制でサポート
- マッチング精度が高い
R-Stoneは、IT・WEB・ゲーム業界のエンジニア、クリエイターに特化した転職エージェントです。
サポート体制の充実したエージェントを利用したい人は、R-Stoneがおすすめ。
専属のコンサルタントが「求職者」と「企業」の双方を担当しているからです。
一人のコンサルタントが求職者と企業を担当しているため、企業ごとの面接対策や企業へのスピーディーな交渉が可能に。
また最新情報を収集しているため、会社の雰囲気や本質的な企業像を伝えてもらえます。
さらに、R-Stoneでは担当コンサルタントだけでなく、業界に強いコンサルタントがチーム体制になって求職者をバックアップ。
それぞれのコンサルタントの視点から求職者にそった情報や提案をしてもらえますよ。
『一気通貫性』のフォロー体制は、マッチング実績にもあらわれており、マイナビが行っている転職エージェントアワードでは、「THE BEST MATCHING OF THE YEAR」を受賞しています。
WEBデザイナーの求人には、年収800万円以上(※)の高収入の仕事も多数。
「残業少なめ」や「リモートOK」の求人もあります。
面談は、電話やオンラインにも対応しているので、気になる人はぜひ登録を検討してくださいね。
※調査日2023年9月14日
働き方 | 正社員、契約社員 |
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求人エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社アールストーン |
公式サイト | https://www.rstone-jp.com/ |
【DXキャリア】雇用形態にこだわらない人におすすめ
- さまざまな雇用形態の求人あり
- 非公開求人・独自案件あり
- スカウトメール機能あり
DXキャリアは、WEB・IT・AI業界に特化した総合求人サイトです。
「正社員」「フリーランス」「派遣」など、雇用形態にこだわらずにWEBデザイナーの仕事を探している人は、DXキャリアがおすすめ。
さまざまな雇用形態の求人を扱っているからです。
業界に特化しているため、WEBデザイナーの求人も多数。
「副業でWEBデザイナーの仕事をしたい」「フリーランスで働きたい」など、正社員以外の雇用形態にも対応しています。
また、扱っている求人は公開求人だけでなく、非公開求人やDXキャリアにしかない独自案件もあります。
とりあえず自力で転職活動をしたい人には「直接応募」の求人もあるのも便利。
さらに職務経歴書を入力しておくと、あなたに興味をもった企業からスカウトメールが届きますよ。
転職活動に行き詰まった人は、エージェントサービスの利用も可能です。
取引企業は5000社(※)を突破し、業界大手企業の転職実績も多数。
雇用形態にこだわらずWEBデザイナーの仕事を探している人は、登録してみてはいかがですか。
※「DXキャリア」公式サイトより(2023年9月時点)
働き方 | 正社員、契約社員、業務委託、派遣社員 |
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求人エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社プロフェッショナルメディア |
公式サイト | https://www.koukokutenshoku.com/ |
Webデザイナーにおすすめの転職エージェント12社を紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
それぞれに強みや特徴があり、候補先を絞りきれずに迷ってしまう人もいるかもしれません。
もし悩んでいて決められないなら、希望条件別におすすめの転職エージェントを厳選ピックアップしてみたので、次の章もあわせて参考にしてみてください。
Webデザイナー向けおすすめ転職エージェントを条件別で選ぶ
続いて、下記「3つの条件別」にWebデザイナーにおすすめの転職エージェントを紹介していきます。
該当する希望条件がある人は、ぜひ紹介している転職エージェントをチェックしてみてください。
1.未経験からWebデザイナーを目指したい人
未経験からWebデザイナーを目指したい人は、『リクルートエージェント』『ワークポート』を併用するといいでしょう。
どちらも「未経験可」のWebデザイナー求人を保有しているからですね。
Webデザイナーの求人は経験者向けが多く、未経験者向けの求人は少なめ。
しかし、リクルートエージェントは業界トップクラスの求人数を誇るだけに、Webデザイナー向け転職エージェントの中では「未経験者歓迎」の求人数は多めです。
Web・クリエイティブ系のキャリアアドバイザーも在籍しているので、ぜひ相談してみてください。
ワークポートは、未経験者の転職支援に強いので頼りになるでしょう。
ただし、未経験者向けのWebデザイナー求人は多くないので、他の転職エージェントも併せて利用するようにしてください。
「未経験者歓迎」の求人が見つかる。
【公式】https://www.r-agent.com/
未経験者の転職支援に強い。
【公式】https://www.workport.co.jp/
2.キャリアアップや年収アップを目指している経験者
Webデザイナーとしてのキャリアアップや年収アップを目指している人は、『レバテックキャリア』『ギークリー』『マスメディアン』をチェックしてみてください。
どの転職エージェントもWEB業界やデザイナー職に精通したキャリアアドバイザーが在籍しており、求職者の希望に合った転職支援を徹底して行ってくれます。
レバテックキャリアは大手企業の案件も多く、実際に転職で年収アップを実現した人は80%にものぼっています。
また求職者の強みが活かせる求人を紹介してくれるなど、希望以上の条件で転職を成功させている人も。
同様にギークリーも年収アップ率77%を誇っており、利用者満足度も高いので、高年収を目指したい人はぜひ押させえておくといいでしょう。
クリエイティブ系の求人に強いマスメディアンは、Webデザイナーのキャリアアップとして目指せる「Webディレクター」や「アートディレクター」などの求人も充実。
個別相談会を実施するなど、Webデザイナーのキャリアの悩みをサポートする体制も整っているので、ぜひ相談してみてください。
80%が年収アップを実現。大手・成長企業の求人あり。
【公式】https://career.levtech.jp/
条件面でも満足度の高い転職が可能。
【公式】https://www.geekly.co.jp/
キャリアアップのアドバイスや転職支援に強い。
【公式】https://www.massmedian.co.jp/
3.フリーランスへの転職も視野に入れている人
フリーランスのWebデザイナーに転職したいと考えている人は、『Webist』『MarketerAgentクリエイティブ』『DXキャリア』を押さえておくといいでしょう。
3社とも「請負」「フリーランス」といった働き方の求人も保有しており、希望に対しても柔軟に対応してくれます。
Webistは大手や成長企業など、さまざまな業種の請負案件を保有しています。
東京の求人が中心なものの、フルリモート勤務の求人もあるので、地方からの応募も可能です。
MarketerAgentクリエイティブでは、WACULが有する3万以上の企業リストから優良案件を紹介してもらえます。
多様な働き方の転職支援に強いDXキャリアは、非公開求人や独自案件も充実しているので、登録しておけばフリーランスの道も開けやすいでしょう。
大手や成長企業の請負案件も保有。
【公式】https://webist-cri.com/
企業とのマッチングをWACULのコンサルタントがサポート。
【公式】https://wacul.co.jp/
フリーランスとして活躍できる案件あり。
【公式】https://www.koukokutenshoku.com/
年代・希望の年収を選択して「こだわり検索ツール」で絞り込む
Webデザイナーの転職を検討している人の中には、「年代や希望年収によっては使える転職エージェントがないのではないか」と不安を抱いている人もいるのではないでしょうか。
若手が多い印象のWebデザイナーの転職市場ですが、条件によっては年代問わず利用できる転職エージェントもあります。
また、Webデザイナーは低年収と言われがちですが、高年収の求人に強みを持っている転職エージェントも存在します。
ぜひ、以下の「こだわり検索ツール」を使って、Webデザイナー向けの転職エージェントを絞り込んでみてください。
転職活動に活用できる転職エージェントが見つかるでしょう。
年代や希望の年収以外にも、さまざまな条件に対応しているツールなので、こだわり条件を選択して検索してみてくださいね。
Webデザイナーが転職エージェントを利用する際に理解しておきたいこと
Webデザイナーが転職エージェントを利用する際に理解しておきたいことは以下のとおりです。
理解しておきたいメリット |
・選べる求人の幅が広がる ・転職活動の手間や負担を軽減できる ・転職活動の質がアップする ・自分の市場価値をつかめる |
---|---|
理解しておきたいデメリット |
・希望に合わない求人を紹介されることもある ・担当者とのやり取りが面倒に感じる ・サービスの利用を断られることもある |
それぞれの理解しておきたいことについて確認していきましょう。
Webデザイナーが転職エージェント利用時に理解しておきたいメリット4つ
Webデザイナーが転職エージェントを利用する際に理解しておきたいメリットは以下の4つです。
順番に詳しく解説します。
1.選べる求人の幅が広がる
Webデザイナーが転職エージェントを利用するメリットのひとつに、選べる求人の幅を広げられることが挙げられます。
転職エージェントでは、企業のホームページや転職サイトには掲載されない「非公開求人」を扱っているからですね。
一般的に以下のような求人は、採用活動の手間を省きたかったり、情報が洩れたくないといった理由で非公開求人になりやすい傾向に。
- 急募
- 好条件
- 管理職・マネジメントクラス
- 重要なプロジェクトに関わる人材
例えば、「type転職エージェントIT」の公式サイトでは、全求人の8割が非公開求人と明記されています。(※2024年9月時点)
つまり、全求人数が10,000件だった場合、8,000件が非公開求人というわけですね。
また、「type転職エージェントIT」「DXキャリア」では、他では取り扱いのない「独占求人」を、「マスメディアン」では「極秘求人」の紹介も可能です。
転職エージェントに登録することで、「レア求人」や「質の高い求人」に出会える可能性もアップするでしょう。
2.転職活動の手間や負担を軽減できる
転職活動の手間や負担を軽減できるのも転職エージェントを利用するメリットです。
なぜなら、担当のキャリアアドバイザーやコンサルタントが以下のような、転職に必要な手厚いサポートを行ってくれるからですね。
- 適性や希望に合った求人探しと紹介
- 応募先への書類提出
- 面接日や入社日の調整
- 年収や待遇などの条件交渉
- 質問や確認のやりとりなど
ワークポートの公式サイト内「転職・仕事の調査データ【転職希望者編】」では、転職希望者に「転職活動で最も大変だと感じるのは何か」を質問。
次のような回答が掲載されています。
- 面接…31%
- 求人情報の収集…19%
- 職務敬礼書作成…19%
- 面接などのスケジュール調整…9%
Webデザイナーの仕事には納期があるため、長時間労働や残業が多くなってしまうこともしばしば。
自力で転職活動をするとなると、上記のことをすべてこなさなければいけませんが、忙しい現役Webデザイナーさんにとっては、かなり負担に感じるのではないでしょうか。
さらに、Webデザイナーが気になる「繁忙期の残業」や「給与などの条件」についても、自分で交渉しなければいけません。
転職エージェントを利用すると、担当者が条件交渉もしてくれるため、「どのタイミングで、どのように切り出せばいいか」考えたり悩んだりする時間も省けます。
転職活動にはかなりの労力がかかるため、求人探しから事務的なことまで代行してもらえるのは、在職中で多忙なWebデザイナーさんには大きなメリットと言えるでしょう。
3.転職活動の質がアップする
転職活動の質がアップするのも、転職エージェントを利用するメリットのひとつです。
転職エージェントに登録すると、以下のような転職支援を受けられるからですね。
- 自己分析のサポート
- 履歴書・職務経歴書の添削
- ポートフォリオの作成アドバイス
- 推薦状の添付
- 面接前のアドバイスや模擬面接の実施
- 面接後のフィードバック
- 企業情報の提供など
特に、転職活動で「面接」を最も大変だと感じる人が多いため、面接対策をしてもらえるのはポイント。
Webデザイナーの面接では「自己PR」「志望動機」「前職の退職理由」など、一般的に質問されることに加え、「Webデザインのスキルはどのように身に付けましたか?」「ポートフォリオの中で思い入れのある作品はありますか?」など、Webデザイナーならではの質問もよくされます。
キャリアアドバイザーやコンサルタントから、転職に関するさまざまなアドバイスがもらえるので、「応募書類」や「面接での受け答え」のクオリティアップも期待できます。
実際に「職務経歴に自信がなかったものの、担当者のアドバイスに従ってポートフォリオを作成した結果、転職につながった」という声も。
また応募先企業の「社風」や「面接官の雰囲気」についても情報提供してもらえるので、自分でネットなどを使って情報収集するよりも、企業研究の質が高まるでしょう。
4.自分の市場価値をつかめる
一度もWebデザイナーとして転職したことがないと、「自分の能力・スキルが他社でどれくらい通用するのか」はわかりづらいものです。
転職エージェントを利用すれば、自分の市場価値をつかめるメリットがあります。
紹介してもらう求人から、どのような評価がされているのかわかるからですね。
次のようなスキルがあると、Webデザイナーとして高く評価されます。
- プログラミングスキルがある
- 最新の情報やトレンドに詳しい
- マーケティングの知識がある
- マネジメント能力がある
他にもキャリアカウンセリングなどを通して行われる、あなたのこれまでのスキルや経験から「強み・弱み」などを分析したフィードバックも参考になるでしょう。
Webデザイナーが転職エージェント利用時に理解しておきたいデメリット3つ
Webデザイナー向け転職エージェント利用時に理解しておきたいデメリットは次の3つです。
順番に詳しく解説していきます。
1.希望に合わない求人を紹介されることもある
転職エージェントのデメリットとして、希望に合わない求人を紹介されることが挙げられます。
ミスマッチが生じる原因として、以下の理由が考えられます。
- 本人の希望よりも「内定が獲得できそうか」を担当者が優先している。
- 希望に合う求人を転職エージェントが保有していない。
- Webデザイナーとしての能力・経歴が応募条件を満たしていない。
本人が高望みしている可能性もありますが、中には転職エージェントの都合で希望とは違う求人ばかり紹介するケースも。
例えば、「週2~3回リモートワーク可で年収600万円以上のWebデザイナー希望」なのに、紹介されたのは「リモートワーク可で年収500万円のインフラエンジニアだった」といった感じです。
実際に「希望とは全然違う求人ばかり紹介され利用をやめた」という人もいます。
「希望に合わない求人ばかり紹介されている」と感じたら、担当者を変えてもらうか別の転職エージェントを利用しましょう。
希望に合う求人を紹介してもらうためには、詳細な希望条件をハッキリ伝えておくことも大切です。
言葉足らずで意思疎通が上手くできていない可能性もあるからですね。
例えば自分の中で年収アップは絶対に譲れない条件としているのに、「年収アップも狙えるようならお願いしたい」といった曖昧な言い方をするとしましょう。
「そこまで年収にはこだわりがないのかな」と担当者は受け取ってしまい、他の条件を重視した求人紹介が行われるかもしれません。
「年収500万円を目指している」「年収アップの条件を一番に優先して欲しい」など、具体的に伝えると、希望条件を理解してもらいやすいでしょう。
また、高望みし過ぎていないかを担当者に確認するのもおすすめ。
「年収500万円は厳しいから希望年収を少し低く設定するか、スキルを積んでから再度転職活動をしたほうがいい」など、アドバイスがもらえます。
希望条件を少し調整すれば、希望に合った求人紹介が可能になることもあるので、担当者とのコミュニケーションを大切にしてください。
2.担当者とのやりとりが面倒
転職エージェントを利用すると、担当者とのやり取りが面倒に感じるデメリットもあります。
登録後の面談からはじまり、転職活動は担当者経由で行わなければならないことも多いからですね。
例えば、紹介してもらった求人に応募するかの返事や、面接日の調整などが挙げられます。
紹介メールの中には「返信不要です」と書かれたものもありますが、ビジネスマナー的に「ありがとうございました」程度の返信は必要です。
さらにメールなどの連絡は、転職エージェントの営業時間に合わせて行うのが理想的。
求人企業との間に入ってもらえるのはメリットでもありますが、Webデザイナーとして忙しく働いている人にとって、度々入る連絡や返信を迷惑と感じる可能性もあります。
実際、職場によって違いはあるものの、Web業界は残業が多いことも多く、「紹介メールをゆっくり見る時間がない」「忙しすぎて担当者に連絡できない」なんてことが起こる可能性もゼロではありません。
また、担当者との相性が悪かったり、手腕がイマイチだったりすると、「自分で転職活動したほうが効率的」だと転職エージェントの利用を後悔することにも。
やり取りが面倒に感じた場合は、以下のようなルールを決めておくのもいいでしょう。
- 電話でのやり取りではなくメールやLINEで連絡してもらう。
- 連絡の時間帯や頻度をあらかじめ決めておく。
在職中で忙しいWebデザイナーさんは、転職エージェントの複数利用に注意しましょう。
さらにやり取りが頻繁になってしまい、「面倒臭さ」や「せわしなさ」が増してしまいます。
一度に何社も登録するのではなく、転職活動の状況に応じて登録数を増やしてみるのもいいのではないでしょうか。
担当者とのやり取り頻度などが改善しない場合は、自分のペースで転職活動ができる「求人サイト」の利用もおすすめ。
3.サービスの利用を断られることもある
転職エージェントを活用したくても、サービスの利用を断られることもあります。
なぜなら、経歴やスキルが不足していたり、希望条件に合った求人がない場合、サポートができないからですね。
例えば、以下のようなケースでは断られることがあります。
- 首都圏や大都市圏の求人に強い転職エージェントを、地方での転職を希望する人が使うケース。
- 即戦力のWebデザイナー求人に強い転職エージェントを、未経験からWebデザイナーを目指したい人が使うケース。
ただ利用を断られたとしても、他の転職エージェントでは求人を紹介してもらえる可能性もあるので、Webデザイナーの転職を諦める必要はありません。
万が一使える転職エージェントがない場合は、次の方法も検討してみてください。
- インターネット・アカデミーやデジタルハリウッドSTUDIO by LIGなどの「就職支援付きWebデザインスクール」
- GreenやFINDJOB!などの「転職サイト」
- ハローワーク
利用を断られないためにも、各転職エージェントの特徴を理解して登録しましょう。
転職エージェントは、たとえスキルが不足してたり、条件に合わなかったりしても、誰でも登録はできてしまいます。
職業安定法で「求職の申込みは全て受理しなければならない」と定められているためです。(参照:職業安定法 第五条の七)
しかし、登録のために時間をかけて必要事項を入力したにも関わらずサービスを利用できないのは、貴重な時間を無駄にすることに。
手あたり次第登録せず、今回紹介している13選の特徴を参考に、利用する転職エージェントを決めてみてはいかがでしょうか。
Webデザイナーにおすすめ転職エージェントの活用ポイント
この章では、Webデザイナーとして働きたい人が押さえておきたい転職エージェントの活用ポイントを解説します。
転職エージェントを活用するためには、以下のポイントを押さえておきましょう。
順に解説していきます。
Webデザイナーの求人数が多い転職エージェントを選ぶ
まずはWebデザイナーの求人数が多いかをチェックしましょう。
求人数が多ければ選択肢が広がり、希望に合った仕事や職場も見つかりやすくなるからですね。
当記事で紹介している転職エージェントは、Webデザイナーの求人が充実しているので、優先的にチェックしてみてください。
とくにWebデザイナーの公開求人数が多いのは次の3社です。(※)
ただし、WEB・IT系の求人は首都圏に集中しているため、地方勤務を希望するWebデザイナーへの求人紹介が難しい転職エージェントも一部あります。
参考までに、今回おすすめしている13選のWebデザイナー向け転職エージェント各社が公開している求人のうち、首都圏(東京・神奈川・埼玉・千葉)が占める割合を調査しました。(※)
転職エージェント | 首都圏の求人割合(%) |
---|---|
ギークリー(Geekly) | 81.2% |
レバテックキャリア | 78.3% |
マイナビIT AGENT | 70.0% |
HIGH-FIVE | 88.1% |
レバテックダイレクト | 80.5% |
type転職エージェントIT | 96.9% |
マスメディアン | 63.6% |
ワークポート | 67.0% |
リクルートエージェント | 64.7% |
Webist | 84.7% |
R-Stone | 96.6% |
DXキャリア | 97.9% |
どの転職エージェントも6割以上が首都圏の求人となっています。
希望するエリアの求人数が多いかもチェックし忘れないようにしてくださいね。
地方の求人を探すなら、「ワークポート」「マスメディアン」「リクルートエージェント」を比較検討してみるといいでしょう。
※求人調査方法:公式サイトの求人検索で「Webデザイナー」の職種にチェック、またはキーワード検索でヒットした求人数を比較。(調査日:2024年11月18日)
Web業界に精通したキャリアアドバイザーが在籍しているか確認する
Web業界に精通したキャリアアドバイザーが在籍しているか確認するのも忘れないようにしてください。
なぜなら、Web業界に詳しくないキャリアアドバイザーは専門性がないため、的外れなアドバイスをされたり、サポートがイマイチだったりして転職できない可能性も出てくるからですね。
Web業界に精通したキャリアアドバイザーであれば、次のようなことも教えてもらえます。
- 「Illustrator」「Photoshop」が使えるなど、Webデザイナーにはどのような知識が必要か
- ポートフォリオなどを活かした具体的なアピール方法
- Webデザイナーの求人が増える時期
総合型転職エージェントは、幅広い業界・職種の求人を扱うため、Web業界専門のキャリアアドバイザーが不在であったり、在籍していても担当者によって専門知識にバラつきがあるケースも考えられます。
そのため、IT・Web業界に特化した転職エージェントの利用がおすすめです。
または、総合型転職エージェントでも「リクルートエージェント」のように、Web・クリエイティブ系のキャリアアドバイザーが在籍している転職エージェントを利用しましょう。
自分のスキルや属性に合っているか調べる
自分のスキルや属性に合っている転職エージェントかを調べておくのも大切です。
転職エージェントによって、求職者のターゲットや扱う求人が異なるからですね。
例えば、Webデザイナーは未経験歓迎の求人が少ない傾向にあるため、スキルに合わない転職エージェントを選んでしまうと、まったく求人を紹介してもらえないことに。
逆に十分な経験や実績のあるWebデザイナーは、スキルアップやキャリアアップ転職に強い転職エージェントを活用しないと、満足できる転職が叶えられず転職を繰り返すなんてことにも。
さらに、希望しているのが大手企業なのか、中小企業なのかでも必要なスキルは変わってきます。
大手企業であれば「Webデザイナーの中でも特定分野に特化したスキルがあった方いい」、中小企業であれば「WebデザイナーだけでなくWeb制作全般ができると有利」といった具合です。
またWebデザイナーの場合、年齢もポイントになってきます。
20代であれば実務未経験でもポテンシャル採用を期待できますが、年齢を重ねるごとにスキルが重視される傾向に。
ある程度の年齢になると、「キャリアシフトを見据えた転職」を目指す必要性も出てきます。
キャリアプランを見据えたアドバイスがもらえるか、幅広い年代の転職支援実績があるかなども確認しておくといいでしょう。
複数の転職エージェントに登録してチャンスを広げておく
転職のチャンスを広げるためにも、複数の転職エージェントに登録して活用しましょう。
転職エージェントそれぞれの非公開求人や独占求人の紹介も受けられれば、サポート内容や担当者の質なども比べられるからですね。
また、条件によってはWebデザイナーの求人が少ないケースも考えられます。
1社だけに頼っていてはなかなか紹介が受けられなくても、複数利用することで転職活動のスピードアップもはかれるでしょう。
複数の転職エージェントに登録していることは、担当者に伝えておくことをおすすめします。
担当者が他社を意識して優先度を上げてくれたり、スケジュールを配慮してくれるメリットも。
ただし、あまりにも多く併用するのはおすすめできません。
連絡のやり取りが大変になったり、担当者も「いろんな転職エージェントを利用しているようだから、よそに任せよう」とサポートが手薄になる可能性も考えられるので注意してください。
複数登録の具体例を紹介するので、ぜひ参考にしてください。
- Webデザイナーの転職に強い転職エージェントと総合型転職エージェントの組み合わせ
- IT業界に特化した転職サイトとWebデザイナーの転職に強い転職エージェントの組み合わせ
- Webデザイナーの求人数が多い転職エージェントとサポート体制が充実した転職エージェントの組み合わせ
「レバテックキャリア」×「リクルートエージェント」
「Green」×「ギークリー(Geekly)」
ポートフォリオのアドバイスをもらえる転職エージェントも押さえておく
Webデザイナーの転職に欠かせない「ポートフォリオ」。
「初めての転職で、転職活動に必要なポートフォリオの作成方法がわからない」「転職に有利となるポートフォリオを作りたい」という人は、ポートフォリオのアドバイスをもらえる転職エージェントの利用は必須です。
Webデザイナー職に精通したキャリアアドバイザーから、ポートフォリオ作成に関する疑問やわからないことも教えてもらえるからですね。
下記のことを押さえたポートフォリオは、企業へアピールできる可能性が高いですよ。
- 応募企業のニーズに合わせたポートフォリオにする
- プロフィールページを作成し、スキルやWebデザイナーとしての実績を入れる
- 制作過程や背景、どのような思いでデザインしたかを示す
また、キャリアカウンセリングを通して、以下の点も教えてくれるので、どのような作品を実績に入れるべきかなども見えてくるでしょう。
- あなたの強みを活かせるアピールポイント
- 企業が求めるスキルや経験
面接でのポートフォリオを使ったアピール方法などをアドバイスしてくれる転職エージェントもあるので、登録時に「ポートフォリオ作成」のアドバイスがもらえるかも確認しておくといいでしょう。
Webデザイナーが転職エージェントを利用する際の流れ
この章では、Webデザイナーが転職エージェントを利用する際の流れを解説します。
登録から入社まで流れを把握しておきましょう。
1.転職エージェントの公式サイトから登録・申込みする
まずは、転職エージェントの公式サイトにある登録・申込みフォームに必要事項を入力しましょう。
名前や生年月日などのプロフィール、直近の職種や希望勤務地など、簡単な内容の入力が求められます。
入力情報をもとに、あなたのプロフィールや希望条件に合ったキャリアアドバイザーが担当についてくれるので、正確に入力するようにしましょう。
Webデザイナー向けの転職エージェントのほとんどが無料で登録・申込みできます。
2.キャリアアドバイザーと面談をする
登録・申込み後、担当キャリアアドバイザーとの面談に進みます。
これまでの経験や希望、転職の悩みなどをヒアリングし、キャリアの棚卸やキャリアプランなどの設計を行った上で、希望や適性に合った求人を紹介してもらえます。
Web業界やWebデザイナーの仕事に精通したキャリアアドバイザーが対応してくれるので、正直に不安や希望などを伝えるようにしましょう。
「来社」「Web」「電話」など、転職エージェントによって面談方法は異なります。
また、忙しいWebデザイナーのために、土日や平日夜でも面談を実施している転職エージェントも。
もし面談方法や日時が合わない場合でも、理由次第では対応してくれる可能性もあるので、一度相談してみてくださいね。
3.求人を紹介してもらう
面談でのヒアリングをもとに、経験や希望にマッチした求人を紹介してもらいましょう。
ただ求人を紹介するだけでなく、社風や企業の近況といった求人票からだけではわからない情報も教えてもらえます。
仕事内容や条件面などで気になることがあれば質問も可能なので、担当者に確認してくださいね。
求人紹介は面談当日に行われることもあれば、メールや電話で後日になることもあります。
4.転職エージェント経由で応募する
応募したい求人が見つかれば、転職エージェントを通じて応募をしましょう。
推薦状と一緒に応募書類を提出してくれたり、面接日の日程調整なども行ってくれます。
「履歴書」や「職務経歴書」の書き方をアドバイスしてもらうと、より書類選考にも通りやすくなるのでサポートしてもらってください。
「ポートフォリオ」の作成アドバイスや、公式サイト上にサンプルやハウツーを掲載している転職エージェントもありますよ。
5.応募先の面接を受ける
選考に通過したら、次は応募先との面接です。
転職エージェントは面接対策も行ってくれるので、内定につながるよう準備しておくといいでしょう。
面接の基本から、応募先の特徴をふまえた対策まで徹底的にサポートしてくれます。
模擬面接を行っている転職エージェントもあるので、面接が不安な人は練習しておくと緊張も和らぎます。
作品のプレゼンテーションが必要な場合は、面接対策と併せてコツやポイントも聞いておくといいでしょう。
面接日の日程調整は担当者が行ってくれるので、希望日を伝えてお任せしてください。
また、合否に関しても転職エージェントから連絡が入るのを待ちましょう。
6.内定&入社日の調整を行う
内定が出たら入社日の調整を行い、晴れて入社となります。
年収や勤務条件といった直接企業に言いづらいことも、担当者が代わりに交渉してくれるので、希望がある人は伝えてください。
円満退社のアドバイスや、入社前に準備しておいたほうがいいことなども教えてくれますよ。
転職エージェントによっては、入社後も定期的にフォローしてくれるので、転職後に悩みなどが出てきたら担当者に相談することをおすすめします。
Webデザイナー向け転職エージェントに関するQ&A
Webデザイナー向け転職エージェントを利用する際のよくある質問について紹介します。
疑問点や気になることがあれば、チェックしてみてください。
明確な転職時期を決めていない人や、転職するか悩んでいる人も登録しています。
実際に「転職活動をどう進めればいいのか」「Webデザイナーとしてのキャリアプランの立て方がわからない」といった相談のために転職エージェントを利用する人も。
登録したら必ず転職しなくてはダメという決まりはないので、まずは気軽に登録して相談するといいでしょう。
Webデザイナーの転職は、専門的な技術や実績が重視されます。
ただ、資格があればアピールポイントにはなるので、これからWebデザイナーを目指す人や、転職を有利に進めたい人はWeb関連の資格を取得するのもいいでしょう。
資格取得を目指すなら、以下の3資格をチェックしてみてください。
- 国家資格の「ウェブデザイン技能検定」
- IT・Web職が取りたい資格の上位に上がる「HTML5プロフェッショナル認定試験」
- 実務で評価される知識が身につく「Webクリエイター能力認定試験 エキスパート」
資格取得を検討している人は、キャリアアドバイザーにどの資格を取るべきか相談してみるのもおすすめです。
クリエイティブ職は転職回数が多くなる傾向にあり、Webデザイナーの職種もそのひとつ。
「センスを磨くためにいろんな職場で経験を積んでいる」「スカウトを受けて新たな挑戦のために転職した」といった前向きな理由で転職を繰り返しているのであれば、問題なくサポートしてもらえるでしょう。
一方で、短期間で何度も転職を繰り返していたり、転職回数に比べて経験が浅かったりすると、紹介してもらえる求人がないケースも。
多い転職回数にネガティブなイメージを持たれないよう、面談時に転職理由を説明できるようにしておきましょう。
近年、在宅勤務を導入している企業も増えており、フルリモートや完全在宅可能なWebデザイナーの求人紹介も可能となっています。
ただし、フルリモート勤務が初めて人は、実際に働いてみたら「向かない」と感じることもあるので、出社勤務に切り替えられるのか確認しておくことをおすすめします。
また、転職エージェントによっては取り扱いが少ないケースも。
地方在住者や通勤時間を省きたいという人は、希望を伝えた上で、紹介可能か確認するといいでしょう。
効率的に転職活動を進められるため、多くの求職者が同時に複数の企業へ応募しています。
転職エージェントを利用すれば、スケジュールの調整も行ってくれるので、面接日が重なったり、内定辞退の期限を忘れたりすることもありません。
他の転職エージェントを併用している人は、それぞれの担当者に応募状況を伝えておくと配慮してもらえるでしょう。
Webデザイナーの転職事情を調査!
比較的技術が身につけやすく、未経験からでも目指しやすいと言われているWebデザイナー職。
IT人材の不足が叫ばれているものの、Webデザイナーに関しては、厚生労働省運営の「jobtag」で紹介されているハローワークの求人統計データ(令和4年度/全国)によると、有効求人倍率は0.18と低く競争率は高めです。
ハローワークの有効求人倍率が低い理由として、Webデザイナーの人気が高いことや、多様なWebデザイナーの働き方が考えられます。
学歴や資格なども必要なく、在宅での仕事も可能なため、主婦・主夫や子育て中の女性が家事・育児の合間に学んで目指すケースも目立ちます。
正社員のように企業と直接雇用契約を結ぶ働き方だけでなく、個人事業主やフリーランスとして働けるのもWebデザイナーの人気理由と言えるでしょう。
有効求人倍率や人気、AI化、ノーコード開発などを考えると、「転職は難しいのでは」「将来性を期待できないのでは」と不安を覚える人もいるかもしれません。
しかし経済産業省の調査によると、国内の「電子商取引市場規模」は右肩上がりで、Webサービスを提供したい企業からの安定したニーズは、今後も期待できるのではないでしょうか。
さらに、デジタル広告市場の拡大もあり、スキルや経験値の高いWebデザイナーであれば、将来性を悲観する必要はないでしょう。
年収に関しては、「jobtag」によると全国平均480.6万円となっていますが、東京が527.8万円と平均年収を上げているとわかります。
また一般的に、中小企業より大企業のほうが年収は高い傾向にあるため、中小規模のWeb制作会社へ転職する際は大手より年収は低くなるでしょう。
ただ、中小の制作会社の場合、業務の幅が広く裁量権も大きいというメリットが。
年収と仕事内容、どちらに重きを置くのかも転職活動前に考えてみてくださいね。
ホームページやWebデザイン制作を行う株式会社El Cielo代表取締役、松下貴恒氏から転職活動に向けてのアドバイス
最後に、2007年からホームページやWebデザイン制作を手掛けている株式会社El Cielo代表取締役、松下貴恒氏から転職活動に向けてのアドバイスいただきました。
これから転職活動を考えているWebデザイナー希望者は、ぜひ参考にしてみてください。
皆様はじめまして、株式会社El Cielo (エル シエロ)代表の松下と申します。
2007年に創業から現在にかけて、ずっとお客様のホームページ制作やWebデザインを手掛けてきています。
周りにもWebデザインの仕事をしている友人、知人が多いことから、これまでにも転職や独立についての相談も多々受けてきました。
転職活動を効率的に進めるうえで、確かに転職エージェントは転職についてのアドバイスを色々といただけるのでおすすめと言えます。
ただ、Webデザイナーが新たなお客様や仕事先を探す場合、最重要となるのはポートフォリオの充実度、ようは「これまで積み重ねてきた制作実績」と考えています。
なぜなら「どんなデザインを作れるのか一度見せてもらえますか?」と、聞かれないことはまずありません。
また、Webデザイナーとして自分だけの強みを持つことが大切です。
私はWebデザインにプラスして、コーディングスキルと制作スピードを強みになんとかいままで生き残ってきています。
実際、当社のお客様に聞いてみると、ほとんどの方が「仕事の速さ」と言ってくださっています。
もしデザイン力だけにこだわっていたら、いまでも仕事をもらえていたかわかりません。
世の中には、自分よりも優れたデザイナーさんが溢れていますし、いままでも何度も打ちのめされてきました。
このようにデザイン以外のスキルも取り入れてアピールすることで、転職活動をより有利に進められるのではないでしょうか。
Webデザイナーに強い転職エージェントであれば、企業側から求められているスキルも熟知していると思いますので、一度相談してみることをおすすめします。