- ワークライフバランスを重視したい
- キャリアアップや年収アップを目指している
- 安心して長く働ける職場に転職したい
女性の転職理由は実にさまざまで、年齢やライフステージなどによっても違ってくるのではないでしょうか。
そこで転職を考えている女性におすすめしたいのが、転職エージェントの利用です。
「応募企業の選定」「職務経歴書の添削」「面接練習」といった転職活動の基本的なことはもちろん、一人の働く女性としてキャリアや自己実現にも配慮したサポートを行ってくれるからです。
結婚や出産・子育てなどのライフイベントを機に、働き方を変えざるえない女性ならではキャリアの不安にも、しっかりと寄り添った支援が受けられるでしょう。
ただ、転職エージェントによって強み・特徴は異なるため、自身の状況や希望に合うサービス選びが重要です。
当記事では、女性向けにおすすめの転職エージェント7社を厳選してご紹介。
女性向けおすすめ転職エージェント厳選7社
では早速、女性におすすめの転職エージェント厳選7社を紹介していきます。
なお、おすすめ7社は「転職に関する独自アンケート調査(※)」「求人数」「サポート面の充実度」「サイトの使いやすさ」などを元に作成しています。
各転職エージェントの特徴や、おすすめポイント、実際に転職エージェントを利用した人の口コミ(※)なども紹介しているので、転職エージェント選びの参考にしてみてください。
【1.マイナビAGENT】20代~30代前半の女性におすすめ
- 20代~30代女性の転職支援実績が多数
- 女性の転職市場に精通したキャリアアドバイザー在籍
- 面接対策や書類添削が丁寧
20代~30代の女性におすすめなのはマイナビAGENTです。
マイナビAGENTは、女性の転職市場に精通した「キャリアアドバイザー」と、企業と太いパイプを持つ営業担当の「リクルーティングアドバイザー」がチームになって女性の転職活動を徹底サポート。
20代~30代女性の転職支援実績も多数あり、「女性の転職成功事例」も公式サイト上に掲載されていますよ。
女性キャリアアドバイザーも在籍しており、キャリアの棚卸しから経験・スキルの明確化、応募書類の添削や面接対策など丁寧にサポートしてくれたり、親身になって話を聞いてくれたりもします。
また、中小企業から大手・上場企業、ベンチャー企業まで幅広い求人を保有しており、異業種・異職種転職の支援にも強いです。
女性の転職活動で押さえておきたいポイントなども教えてもらえるので、転職活動がうまくいかない人や、自信のない人もマイナビAGENTは活用できるでしょう。
「女性の転職コラム」や「GroWomen Leaders(グロウメンリーダーズ)」といった、転職やキャリアに悩む女性向けコンテンツも充実しているので、ぜひチェックしてみてください。
取扱業種 | SE、医療系専門職、不動産専門職、販売・サービス、機械設計、コンサルタント、士業関連、クリエイティブ、建築設計・土木・プラント、営業、金融専門職、経営、事務など |
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求人数 | 非公開 |
運営会社 | 株式会社マイナビ |
公式サイト | https://mynavi-agent.jp/ |
【2.ハタラクティブ】難易度低めの求人が多数!スキルに自信がない20代女性におすすめ
- 利用者の9割以上が20代(※1)。20代女性の支援実績あり
- 応募のハードルが低い「未経験OK」の求人が多数
- 内定率が80%以上(※2)
「アピールできるようなスキルがない」という20代女性におすすめなのがハタラクティブです。
ハタラクティブは、初めて就職する既卒やフリーター、第二新卒など、スキルや経歴に自信のない20代のサポートを得意としています。
転職先は、女性に人気のオフィスワークから、研修や教育体制の整った大手企業の営業職、応募のハードルが低い接客・介護・製造業までさまざま。
転職者の経歴・状況・希望・適正に合わせて紹介してもらえます。
「産休・育休充実」の企業求人もあるため、将来的に結婚や出産しても仕事が続けられる転職先を紹介してもらうことも可能です。
企業に合わせた面接対策をしてくれるため、内定率は80%以上(※2)と高水準。
公式サイト内で更新されている「お役立ち記事」では、女性向け内容の記事も多数あるので、ぜひ参考にしてみてください。
(※1)「ハタラクティブ」公式サイトより(2023年9月時点)
(※2)2022年2月~2022年4月時点の面接実施した求職者数のうち、内定が出た求職者の割合
取扱業種 | 営業、販売・サービス、事務・アシスタント、不動産・建設、IT・機械、医療・福祉、物流、工場・製造、企画・管理、教育、クリエイティブなど |
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求人数 | 約1,100件 |
運営会社 | レバレジーズ株式会社 |
公式サイト | https://hataractive.jp/ |
【3.Ready就活】未経験から営業職に挑戦したい方におすすめ
- 女性の営業職求人に強い
- 20代女性のキャリア支援に特化
- 未経験から挑戦できる求人多数
未経験から営業職に挑戦したい女性におすすめなのがReady就活です。
Ready就活は、ビジネスマッチングエージェントのReady Crew(レディクル)が運営する転職エージェントサービス。
女性特有のライフイベントやキャリアの悩みに寄り添いながら転職活動を親身にサポートしてくれます。
特徴は、一人ひとりに合わせたきめ細やかな対応。
特に20代で営業職への転職を目指す方に特化しており、未経験でもチャレンジできる求人を多く取り扱っています。
大手の転職エージェントと比べて公開求人数は多くありませんが、そのぶん個々の希望や適性にマッチした求人を厳選して紹介してくれます。
応募書類の添削はもちろん、企業ごとの面接対策もしてくれるので、「書類の作成や面接が苦手」「転職活動が初めてで不安」という方でも、安心して転職活動を進められますよ。
Ready就活との面談は、オンラインで可能。
平日夜間や土日にも対応してもらえるので、現在お仕事をしている方も気軽に利用してみてください。
取扱業種 | サービス、IT、web、エネルギー、インフラ関係、コンサルティング、流通、小売、メーカー、不動産、建築、土木、人材、BPO、商社、広告、PR、マスコミ、金融、保険、証券など |
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求人数 | 150件前後 |
運営会社 | フロンティアエージェント株式会社 |
公式サイト | https://frontier-agent.jp/ |
【4.doda】都市部と地方両方を選択肢に考えている女性におすすめ
- 求人数が多数!都市部でも地方でも仕事が見つかる
- 業界・職種・地域に精通したコンサルタントがサポート
- 女性専門サイト「Woman Career」あり
dodaは求人数が15万件以上と業界大手の転職サービスです。
全国どこでも仕事が見つかるため、「地方にお住まいの方」や「配偶者の転勤に合わせて転職先を探したい女性」にもおすすめです。
dodaの特徴は、転職サイトと転職エージェントが一本化しているところ。
一人での転職活動が不安な方はサポートを受けられる「転職エージェント」を、自分のペースで動きたい方は「転職サイト」を利用できます。
転職エージェントでは、業界・職種・エリアの動向に精通した専属コンサルタントが転職活動に伴走してくれるので、転職が初めての女性も安心です。
また、働く女性へヒントを伝えてくれる「Woman Career」という女性専門サイトでは、以下のような女性ならではの気になることをチェックできます。
- 女性のモヤモヤを解消する100問100答
- 女性の平均年収ランキング
ほかにもオンラインでの「転職フェア」や「転職相談会」、「面接力アップセミナー」「職務経歴書の書き方セミナー」など、さまざまなイベントを随時行っているdoda。
登録後は全てのイベント・セミナーに無料で参加できるので、転職を検討している人はぜひ活用してみてください。
- 求人数が豊富でアドバイザーのフォローが手厚かった。希望に沿って様々な角度から求人を紹介してくれる点が良かった。また、対応もスピード感あってテンポよく進められた(30代 女性)
- しつこい連絡はなく、普段のコミュニケーションや手続がテキパキしていてストレスがなかった(20代 女性)
- 初めての転職だったので、リクルーターが色々と教えてくれたので転職のことを一からしっかりできてよかったです(20代 女性)
- 仕事を多数紹介してくれるのは大変ありがたいのですが、中には私の希望とずれているものも見受けられたため、少しその点が残念でした(20代 女性)
- 紹介してくれる求人が多く、選ぶのが困難だった。また、希望する求人は人気が高く中々進められなかった(30代 女性)
取扱業種 | 営業、金融専門職、マーケティング、広告宣伝、人事、経理、SE、アプリ開発、電気・機会系技術職、製品開発、建設・建築・不動産・工場系技術職、コンサル、クリエイティブ職、販売・サービス、公務員、事務、医療系専門職など |
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求人数 | 約150,000件 |
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
公式サイト | https://doda.jp/ |
【5.リクルートエージェント】幅広い業種・職種・業界をカバーしたい女性におすすめ
- 求人数は50万件以上と多数
- 幅広い業種・職種をカバー
- 応募書類の添削や面接対策が好評
リクルートエージェントは、幅広い業種・職種・業界をカバーしたい女性におすすめの転職エージェント。
求人数は公開・非公開合わせて50万件以上と、数ある転職エージェントの中でもトップクラスとなるからです。
そのため、就きたい仕事が決まっている人だけでなく、「自分にはどんな仕事が向いているか分からない」という人でも、コンサルタントと相談しながらの転職活動が可能です。
「とても親身になって相談にのってくれた」「さまざまな提案やアドバイスをもらえた」といった声も多く、頼れるコンサルタントの多いことが伺えます。
応募書類の添削や面接対策、面接後のフィードバック、条件交渉などもしっかり行ってくれるので、転職活動を始めるなら登録する候補に入れたい転職エージェントです。
- 登録初日から親身なって話を聞いてくれた上、自分に合う業界の非公開求人をどこよりも紹介してくれた。また、自分では見つけ出すことのできない求人に応募でき、面接で伝えきれなかった部分を補ってくれた(20代 女性)
- とても親身になって話を聞いてもらえました。私自身が強みと思っていなかった部分も伝えていただきました。また「自己PRでこういうことも書くとより深い内容になる」なども教えていただきました(20代女性)
- 面接ごとにすぐにフィードバックしてもらえた(20代 女性)
- 面接に行く度、受けた質問や手ごたえを聞き出す電話がかかってきた。必要なことだとはわかっているが、働きながらの転職活動だったため時間をとるのが難しかった(20代 女性)
取扱職種 | 営業、販売、企画、マーケティング、事務、貿易、コンサル、金融専門職、クリエイティブ、SE、エンジニア、建築・土木、医療・医薬・化粧品など |
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求人数 | 公開求人約260,000件/非公開求人約280,000件 |
運営会社 | 株式会社リクルート |
公式サイト | https://www.r-agent.com/ |
【6.type女性の転職エージェント】女性が働きやすい職場をたくさん紹介してくれる
- 女性の転職支援に特化
- 女性が働きやすい職場環境の求人多数
- 面接メイクアップのサービスあり
女性が働きやすい職場を求める人におすすめなのが、type女性の転職エージェントです。
type女性の転職エージェントは、名前の通り女性の転職支援に特化しています。
年間10,000名以上(※1)のキャリアカウンセリング数と、年間数千名の転職支援実績(※2)を誇るtype女性の転職エージェントには、蓄積された女性の転職に関するさまざまなノウハウがあります。
転職を希望する女性のニーズにこたえるため、「福利厚生」「勤務時間」「職場環境」などにおいて、女性が働きやすい職場や実際に女性の活躍している企業の求人を多数保有。
口コミには「育児と両立できる仕事を紹介してもらった」「事務や受付など女性向けの求人が多い」といった声も多く寄せられています。
また、「女性専用で男性のライバルがないぶん、応募時の倍率が下がる」という声も。
「総務・人事・事務」「販売・接客」など、女性人気の高い職種専門のキャリアアドバイザーも在籍しています。
さらに「女性のための面接メイクアップ」といった、type女性の転職エージェントならではのサポートも女性にはうれしいポイントではないでしょうか。
ただし、求人は首都圏や大阪・名古屋・福岡といった主要都市に集中しているため、地方にお住まいの方はマイナビAGENTやdodaと併用することをおすすめします。
(※1)2022年度実績
(※2)「type女性の転職エージェント」公式サイトより(2023年9月時点)
- 女性の転職活動に特化しているので、女性の悩みを理解し寄り添って下さいました。女性にとって嬉しい福利厚生の充実している求人が多いです。面接メイクアップ講座があるので、適切な身だしなみで面接に臨めて良かったです(20代 女性)
- 育休・産休がとりやすい求人をたくさん紹介してもらって、可能性を広げられた(20代 女性)
- 担当者の対応がとても好印象でした。また紹介してくださる求人も私が求めるものに近いものが多く、意向を汲み取った上で考えて送って下さっているのがよく分かりました。面接対策やスケジュールもしっかり対応頂けてとても満足のいく活動ができたと思ってます(20代 女性)
- 地方は求人が少ない(20代 女性)
- 大手と比較すると持っている求人数は少ないのかなと感じました。ただ、根拠のない求人をたくさん送られてくるよりはいいです(20代 女性)
取扱業種 | 管理、マーケティング、SE、WEB、クリエイティブ、事務、販売、接客、コールセンター教育、保育、医療、福祉など |
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求人数 | 公開求人約5,000件/非公開求人約20,000件 |
運営会社 | 株式会社キャリアデザインセンター |
公式サイト | https://type.woman-agent.jp/ |
【7.ビズリーチ】ハイクラス転職を目指す女性におすすめ
- ハイクラス求人に特化
- スカウトが届くので「受け身」の転職活動ができる
- 女性向け専門職・リーダー職・管理職の求人も多数
CMでもおなじみのビズリーチは、ハイクラス転職を目指す女性におすすめの転職サービスです。
ビズリーチの特徴は、受け身の転職活動ができること。
経歴やスキルを登録しておくと、あなたのレジュメを見た企業のリクルーターや転職エージェントからスカウトが届く仕組みなので、自分から積極的に転職活動をする必要がありません。
- 仕事が忙しくて転職活動の時間が取れない
- 今の仕事に満足しているが、もっと良い仕事があれば転職を考えたい
といった女性におすすめです。
また、ビズリーチはハイクラス向け&スカウト型なので、「どのような企業からスカウトが来るか」で、自身の市場価値がわかります。
「ハイクラス転職を目指している」「今の会社には女性のキャリアアップを期待できる環境がない」「自分の市場価値を知りたい」といった方は、ビズリーチへの登録を検討してください。
取扱業種 | 経営、管理、マーケティング、営業、コンサル、広告、新聞、出版、IT・技術職、電気・電子・機械系技術職、金融専門職、研究・臨床開発、建築・土木系技術職、医療、看護、薬剤など |
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求人数 | 約80,000件 |
運営会社 | 株式会社ビズリーチ |
公式サイト | https://www.bizreach.jp |
【8.パソナキャリア】女性が活躍できる専門職・管理職の求人が多数
- オリコン顧客満足度4年連続No.1(※1)
- 子育てとキャリアの両立を支援
- 求人の半数が年収800万円以上(※2)のハイクラス求人
ハイクラス転職を希望する女性にはパソナキャリアがおすすめです。
全体の約半数が年収800万円以上のハイクラス求人(※2)というパソナキャリア。
求人エリアは、東京・神奈川・大阪・名古屋といった大都市中心ですが、以下のような幅広い職種で、現在女性が活躍している企業のハイクラス求人を多数保有しています。
- 事務・管理部門
- 営業
- マーケティング
- コンサル
- ITエンジニアなど
また、長期的に女性が活躍できるよう専門チームで徹底サポートするなど、社会で活躍する女性を支援し続けているのもパソナキャリアの特徴です。
キャリアプランやワークライフの実現に向けたきめ細やかな支援を得意としており、「女性が活躍できる環境の企業か」「女性管理職比率はどれぐらいか」など、ひとりでは得られない情報も提供してもらえます。
女性の活躍促進状況が優良な「えるぼし認定」や、子育てサポート企業として厚労省から「くるみん認定」を受けている企業の求人も扱っているので、キャリアも子育ても大切にしたい女性はぜひ相談してみてください。
(※1)オリコン顧客満足度調査2019-2022「転職エージェント総合1位」
(※2)「パソナキャリア」公式サイトより(2023年9月時点)
- キャリアアドバイザーの方のサポートがとても手厚かった。こちらの希望など丁寧にヒアリングしてくれ、面接対策や書類の書き方などこまやかにサポートしてくれた(20代 女性)
- 面談の時に希望している業界の方向性なども教えてくれたので、とても勉強になりました。30歳を超えていたので、きちんと戦略を練らないと、転職活動は難しいという現実的な話をしてくれたのもよかったです(30代 女性)
- 求人数は大都市がとても多く、自分の希望している地域の求人は他のサイトに比べて少なめだった(20代 女性)
- 連絡が多すぎるため、少し転職に焦ってしまう気分になったり、急かされているように感じる(20代 女性)
取扱業種 | 営業、管理・事務、IT・WEBエンジニア、技術職(電気・電子・機械・化学)、クリエイティブ、マーケティング、コンサル、販売、研究・開発、金融専門職、不動産専門職など |
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求人数 | 約40,000件 |
運営会社 | 株式会社パソナ |
公式サイト | https://www.pasonacareer.jp/ |
女性におすすめの転職エージェント7社を紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。
当記事では続けて、20代・30代・40代と年代別、さらに次の章では職種別で女性におすすめの転職エージェントを紹介しています。
いまのご自身の年齢や希望の職種や条件を鑑みながら、もっともマッチしている転職エージェントを選んでいきましょう。
【20代・30代・40代】女性向けおすすめ転職エージェントを年代別に紹介
転職エージェントは、「若年層の転職支援に特化したところ」「30代以上のキャリアを積んだ女性向け」など、それぞれターゲットが異なります。
そのため、年齢に合った転職エージェントを選んだほうが、お仕事が見つかりやすくなります。
この章では、20代・30代・40代別におすすめの転職エージェント各社を紹介しているので参考にしてみてください。
20代女性におすすめの転職エージェント4社
20代は企業からのニーズが高いため、ある程度の経験やスキルがあったり、同業種への転職であれば、どの転職エージェントでもお仕事が見つかりやすいです。
なかでもマイナビAGENTとハタラクティブの各社は、若年層の転職支援に特化しており、ヤル気や伸びしろに期待する『ポテンシャル採用』の企業も扱っています。
「スキルがない」「社会経験が少ない」といった20代女性でもお仕事が見つかりやすいでしょう。
dodaは職種・業種とも幅広い求人を多数扱っており、サポート体制も整っているので、転職が初めての20代女性でも安心して利用できますよ。
また、7選では紹介していませんが、社会人経験のない20代女性は就職カレッジをチェックしてみてください。
正社員求人のみ扱っているので、フリーターから正社員転職を目指している20代女性には使えるでしょう。
以下、20代女性におすすめの転職エージェント4社を紹介しているので、興味のあるサービスをチェックしてみてください。
「第二新卒」「若手未経験」向けの求人が多い。
【公式】https://mynavi-agent.jp/
スキルに自信がない20代女性におすすめ。
【公式】https://hataractive.jp/
都市部でも地方でも仕事が見つかる。
【公式】https://doda.jp/
社会人未経験の20代女性でも正社員を目指せる。
【公式】https://www.jaic-college.jp/
30代女性におすすめの転職エージェント3社
20代と違い経験値を求められるようになる30代の転職では、企業に向けて自身のスキルをしっかりアピールすることが重要になってきます。
また、結婚・出産などのライフイベントによって、今までと同じ働き方が難しくなるケースもあるでしょう。
そのため30代女性は、「状況に合ったアドバイスやサポート」「ライフスタイルに合ったお仕事紹介」してくれる転職エージェントを選ぶことが大切です。
上記条件に当てはまるのは、業界大手のリクルートエージェントとdoda、そして女性の転職支援に強いパソナキャリアとなります。
リクルートエージェントは、業界トップクラスの求人数を誇っており、年代や性別を問わず幅広い求人が揃っています。
30代女性のこれまでの経験やスキルを活かせる仕事も見つかるので、選択肢が欲しい人におすすめです。
dodaは、ライフステージの変化を経験しやすい30代女性の、不安や迷いなどを理解してくれる女性キャリアアドバイザーが多数在籍。
30代女性の参考になる、充実した内容のコンテンツもあるのでチェックしてみてください。
これからキャリアアップしていきたい30代女性は、パソナキャリアを押さえておくといいでしょう。
働く女性への支援が手厚く、キャリアプランの相談にものってくれるのでおすすめです。
以下、30代の女性におすすめな転職エージェント3社の公式サイトを紹介していくので、気になった会社があればチェックしてみてください。
30代女性が活躍できる求人多数。
【公式】https://www.r-agent.com/
30代女性の転職市場や悩みを熟知。
【公式】https://doda.jp/
専門職・管理職の求人多数。キャリアプランのサポートあり。
【公式】https://www.pasonacareer.jp/
40代女性におすすめの転職エージェント4社
40代になると、20代・30代と比べて仕事が見つかりにくくなります。
そのため、複数の転職エージェントに登録し、できるだけ選択肢を広げることが転職成功の秘訣となります。
なかでも、求人数が多い大手転職エージェントは押さえておきたいです。
一方40代であっても、専門性のある方やマネジメント経験がある方は、経験やスキルが強みになるため、年齢はハンデになりにくいです。
ビズリーチ、パソナキャリアといったハイクラス向けの転職エージェントなら、40代女性の求人も見つかります。
スカウト型のビズリーチは、ハイクラス向け転職サイトの中では求人数トップクラス。
40代女性のハイクラス人材を探している企業やヘッドハンターも多いので、ぜひ登録してスカウトを受け取ってみてください。
子育てとキャリアの両立を支援しているパソナキャリアは、子どもの成長と共に仕事の幅を広げたいと考える40代女性の転職にもおすすめ。
dodaは社員の平均年齢で求人検索も可能で、40代が活躍している企業の求人を探すことも可能です。
保有求人数が圧倒的に多いリクルートエージェントなら、転職が厳しくなってくると言われている40代でも、求人を紹介してもらえる可能性が高いでしょう。
以下、40代女性におすすめの転職エージェント4社を紹介しているので、チェックしてみてください。
ハイクラス転職を目指す40代女性におすすめ。
【公式】https://www.bizreach.jp/
40代女性のキャリアを支援してくれる。
【公式】https://www.pasonacareer.jp/
40代が活躍する企業の求人が見つかる。
【公式】https://doda.jp/
40代女性の転職支援実績あり。
【公式】https://www.r-agent.com/
【女性に人気の条件別】おすすめ転職エージェントを希望条件で選ぼう
20代でバリバリキャリアを積んで年収アップの転職を目指す女性もいれば、40代から異業種転職を希望する女性もいるでしょう。
この章では、女性からの人気が高い条希望件別に、女性におすすめの転職エージェントをピックアップしてみました。
ワークライフバランスを重視したい女性におすすめの転職エージェント2社
家庭やプライベートなど、ワークライフバランスを重視した転職希望の女性は、「マイナビAGENT」と「type女性の転職エージェント」に相談してみてください。
どちらも福利厚生の充実した大手や優良企業との取引があり、時短勤務やフレックス制度を導入するなど、フレキシブルに働ける環境が整っている企業を紹介してもらえるからですね。
マイナビAGENTは「残業ほとんどなし」「リモートワーク/在宅勤務」などの求人も扱っており、子どもの送り迎えや行事などとの調整が取りやすい職場も見つかりやすいでしょう。
type女性の転職エージェントは、ライフステージの変化で転職する女性の転職支援にも強く、ワークライフバランスを取りやすい企業の求人も多数扱っています。
また、「ワークライフバランスを整えたい人のための転職相談会」も実施しており、女性がより働きやすい職場へ転職できるようアドバイスもしてもらえるでしょう。
以下は、ワークライフバランスを重視したい女性におすすめの転職エージェント2社となるので、興味があればチェックしてみてください。
育児と仕事の両立可能な転職にも対応。
【公式】https://mynavi-agent.jp/
ワークライフバランスのアドバイスがもらえる。
【公式】https://type.woman-agent.jp/
キャリアアップを目指す女性におすすめの転職エージェント3社
- 管理職やマネージャー経験を活かしてのハイクラス転職を目指したい。
- 実力主義の会社で年収アップを目指したい
上記のようなキャリア志向の女性は、「JACリクルートメント」「エンワールド」「ビズリーチ」を押さえておくといいでしょう。
「女性活躍推進法」の改正や、SDGsなどを背景とした女性管理職のニーズの高まりに対応しているのはJACリクルートメントです。
部長クラス以上の管理職経験がある女性向けの転職支援に強いので、エグゼクティブ層の女性はぜひ利用してみてください。
年齢や性別関係なく実力を評価されたい人は、外資系やグローバル企業の転職支援に強いエンワールドがおすすめ。
すでに多くの女性が職場で活躍しており、リーダーを目指せたり、出産や子育てからの復帰などもしやすい土壌があります。
ハイクラス転職で国内最大級のビズリーチは、性別問わず20代から50代まで幅広い年齢層が転職を成功させています。
スカウト型の転職サイトなので、自分の市場価値を知るのに利用するのもいいでしょう。
以下、キャリア女性におすすめの転職エージェント3社となるので、参考にしてみてください。
女性管理職の転職支援に強い。
【公式】https://www.jac-recruitment.jp/
外資系企業で女性リーダーを目指せる。
【公式】https://www.enworld.com/
若手からミドル世代まで女性のハイクラス転職が可能。
【公式】https://www.bizreach.jp/
未経験の業界・職種を希望する女性におすすめの転職エージェント3社
未経験の業界・職種を希望する人は、「マイナビAGENT」「ハタラクティブ」「doda」を活用するといいでしょう。
上記3社は未経験者向けの求人も多く、異業種・異職種への転職支援実績もあります。
マイナビAGENTは未経験向け求人が多いだけでなく、女性の転職に特化したチームでサポートしてくれるので、未経験からでも転職を目指しやすい特徴があります。
「フリーター経験しかない」「経験が浅い」という20代女性は、ハタラクティブを押さえておくといいでしょう。
未経験に特化した手厚いサポートで、バイトや派遣から正社員転職を果たした女性もたくさんいます。
dodaは女性が活躍できる企業の求人も多く、「職種未経験歓迎」や「業種未経験歓迎」の求人も見つかります。
在籍しているキャリアアドバイザーの専門性も多種多様なので、異業種・異職種転職にも使えるでしょう。
以下、未経験の業界・職種を希望する女性におすすめの転職エージェント3社を紹介しているので、チェックしてみてください。
未経験女性の転職を徹底サポート。
【公式】https://mynavi-agent.jp/
20代に特化。バイトや派遣から正社員を目指せる。
【公式】https://hataractive.jp/
女性活躍の企業求人多数。異業種・異職種転職を目指せる。
【公式】https://doda.jp/
引き続き、女性におすすめの転職エージェントを職種別に紹介しているので、あわせて参考にしてみてください。
【職種別】女性向けおすすめ転職エージェントをピックアップ
希望の職種が決まっているなら、それぞれの分野に強い転職エージェントを選んだ方が、転職成功の確率が上がります。
この章では、以下の職種別に選りすぐりのおすすめの転職エージェントをピックアップしました。
事務職で働きたい女性におすすめの転職エージェント3社
事務職は女性人気の高い仕事なので、好条件の会社や大手企業は応募が集まりやすく、ライバルも多いです。
そのため、事務職を希望する人は「数打ちゃ当たる」の精神で転職活動をしていくことも大切になります。
できるだけ多くの求人を紹介してもらえるよう、事務職求人を多く保有する転職エージェントに登録しましょう。
たとえばリクルートエージェントは、ポジティブ・アクションに取り組む企業との取引も多く、女性向け事務職求人を紹介してもらえることも。
経理や人事・総務など、事務職が活躍できる管理部門の専任の女性キャリアアドバイザーが在籍しているdodaは、ライフイベントを踏まえたキャリアの相談や案件紹介を行ってくれます。
以下、事務職の仕事を探したい女性におすすめの転職エージェント2社となるので、気になった会社があればチェックしてみてください。
女性活躍促進に取り組む企業との取引多数。
【公式】https://www.r-agent.com/
管理部門専任の女性キャリアアドバイザー在籍。
【公式】https://doda.jp/
営業職で働きたい女性におすすめの転職エージェント3社
営業職を希望する女性は、「hape Agent(エイプエージェント)」「doda」「パソナキャリア」を押さえておきましょう。
いずれも下記のような女性向けの営業求人をたくさん保有しているからですね。
- 女性向けの商材を扱う企業の求人
- 女性が働きやすい職場環境の求人
7選では紹介していないhape Agent(エイプエージェント)ですが、営業職に特化した転職エージェントなので、営業の仕事をしたい女性に使えます。
営業職としての強みや将来のキャリアプランの描き方、女性営業職が活躍する業界の情報提供など、営業職特化型の転職エージェントならではの徹底したサポートで転職活動を進められるでしょう。
dodaは「女性が活躍している企業の営業職求人特集」を行うなど、女性営業職の転職にも力を入れています。
また、営業職でハイクラス転職を目指す女性にはパソナキャリアもおすすめ。
法人営業から海外営業、MR、アライアンス営業まで、現在女性が活躍中のハイクラス求人が多数あります。
以下、営業職の仕事に就きたい女性におすすめの転職エージェント3社を紹介しているので、気になるサービスがあればチェックしてみてください。
営業職に特化した転職エージェント。
【公式】https://www.r-agent.com/
女性営業職の転職支援にも力を入れている。
【公式】https://doda.jp/
女性のサポートに強い。高収入の営業職案件あり。
【公式】https://pasonacareer.jp/
販売・接客業で働きたい女性におすすめの転職エージェント3社
販売・接客業は女性向けの求人が多数。
また「未経験可」の求人も多いため、子育てママの仕事復帰としてもハードルが低くおすすめです。
販売・接客業の仕事を探す際におすすめの転職エージェントとしてまず挙げるとしたらiDA。
なぜなら、女性客をターゲットとしたファッションやコスメ販売の求人に特化しているからですね。
未経験歓迎の求人から、レベルの高い接客力を求められるハイブランドまで幅広い求人が揃っており、業界経験に富んだキャリアアドバイザーの転職支援も受けられます。
dodaには女性が活躍している販売職や飲食店のスタッフ、美容系の接客業や受付、ホテルや企業のフロントなど、多種多様な求人があります。
また、女性の転職支援に特化しているtype女性の転職エージェントも、「アパレル」「マンションのコンシェルジュ」「ショップのマネージャー候補」など、女性に向けた販売・接客の求人が多いです。
iDAやdodaに比べると求人数は多くありませんが、女性に特化した転職エージェントならではのきめ細やかなサポートを受けられるので、ぜひ相談してみてください。
以下、販売・接客業で働きたい女性におすすめの転職エージェント3社を紹介しているので、気になるサイトがあれば確認していきましょう。
ファッション・コスメの販売職求人が多い。
【公式】https://ida-mode.com/
多種多様な接客業の求人を保有。
【公式】https://doda.jp/
女性向け販売・接客の求人が見つかる。
【公式】https://type.woman-agent.jp/
IT・WEBエンジニアで働きたい女性におすすめの転職エージェント2社
ITやWEB業界、エンジニアの仕事を探したい女性の方は、IT・WEB系に特化した転職エージェントに登録しましょう。
やはり「餅は餅屋」と言われるように、専門性の高い職種や業種は専門エージェントに任せるのがおすすめ。
IT業界に精通している特化型の転職エージェントなら、細かい悩みや要望まで相談でき、的確なアドバイスをもらえます。
また特化型のエージェントは、ITやWEB業界とのつながりがあるため、全職種対応型の転職エージェントにはない独占求人も多数保有しています。
IT業界は女性の比率が低いと言われていますが、レバテックキャリアは女性でも働きやすい職場環境の整った企業との取引多数。
女性の転職支援実績もあるので、ぜひ活用してみてください。
マイナビIT AGENTはITエンジニア専任の女性アドバイザーが在籍しているので、女性ならではの悩みを理解した上で仕事を紹介して欲しいと考える人におすすめ。
独占求人も取り扱っているので、なかなか希望に合う仕事が見つからない人はぜひ利用してみてください。
以下、ITやWEBエンジニアの仕事を探している女性におすすめの転職エージェント2社を紹介しているので、参考にしてみてください。
IT・Web業界に特化。女性の転職支援実績あり。
【公式】https://career.levtech.jp/
ITエンジニア専任の女性アドバイザー在籍。
【公式】https://mynavi-agent.jp/it/
看護師として働きたい女性におすすめの転職エージェント2社
勤務時間が不規則な看護師さんも、転職エージェントを活用することで転職活動がぐっとラクになります。
希望条件を伝えておけば、コンサルタントがあなたに合った求人を選別してくれたり、病院との日程調整をしてくれたりと、転職活動における様々なことを代行してくれるからです。
看護師に特化したエージェントは複数ありますが、ママナースには日勤求人を多く保有するナース専科 転職がおすすめ。
また、職場の人間関係に不安がある方には、年間4,000回(※)の職場訪問をして、紹介先の内情をしっかり把握しているレバウェル看護がおすすめです。
以下、看護師におすすめの転職エージェント2社を公式サイトのリンクつきで紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
※2022年5月11日時点
ママの働きやすい日勤求人が多数。
【公式】https://nursejinzaibank.com/
保育士として働きたい女性におすすめの転職エージェント2社
保育士として働きたい女性は、「マイナビ保育士」と「保育士ワーカー」を押さえていきましょう。
どちらも園の雰囲気や教育方針、仕事環境などをしっかりと把握しており、入職前後のミスマッチが生じにくいからですね。
保育園は女性の多い職場なだけに、園の方針や条件面だけでなく人間関係も心配ですよね。
マイナビ保育士は、コンサルタントが担当エリアの施設に足を運び、園の実情をしっかり把握。
あなたの希望や適性に合った職場紹介はもちろん、気になることや不安などについても丁寧に説明してくれます。
初めての転職で不安な女性には保育士ワーカーがおすすめです。
転職活動をフルサポートしてくれるのはもちろん、コンサルタントが面接に同行してくれます。
上記でおすすめ紹介してきた転職エージェント2社の公式サイトを掲載しておくので、興味があればチェックしてみてくださいね。
入職後の「こんなはずじゃなかった」を回避できる。
【公式】https://hoiku.mynavi.jp/
親身な対応が高評価!面接に同行してくれる。
【公式】https://hoikushi-worker.com/
転職エージェントを利用した女性98人が選んだ職種についても聞いてみました。
- 調査対象:転職の際に「転職エージェント」を利用した経験がある女性
- 調査期間:2022年6月20日~7月5日
- 調査機関:自社調査
- 調査方法:インターネットによる任意回答
- 有効回答数:98人
結果から言うと、転職後の職種で最も多かったのは「事務職」でした。
事務職は女性に向けた求人が多く、「一般事務」「営業事務」「経理事務」「受付事務」など職種もさまざま。
またメーカーや商社のほか、建設会社・工場・病院・法律事務所など「勤務先の業種」や「会社の規模」も多種多様です。
そのため、「適性にあった職場」や「興味のある業界」を選べます。
次いで多かったのは、看護師や薬剤師などの「医療系専門職」。
看護師や薬剤師は慢性的な人手不足で経験者は大歓迎されるため、年齢を問わず引く手あまたです。
専門職に特化した転職エージェントに2つほど登録しておけば、仕事探しに困ることはないでしょう。
そして、異業種からでも転職しやすいのが「営業」や「販売・接客」です。
金融営業など一部の仕事を除いては、「未経験可」の求人が多く、応募のハードルはそれほど高くありません。
女性向け転職エージェント選定のコツとポイント5選
転職を意識し始めると、転職エージェントの広告が目につくようになるかもしれません。
ただ転職エージェントはたくさんあるので、「どこがいいのかわからない」という人も多いでしょう。
そこでこの章では、女性向けに転職エージェントを選定するためのコツとポイントについて紹介しているので参考にしてみてください。
選定のコツとポイント1.女性の転職支援に注力している転職エージェントを選ぼう
複数登録をする際は、女性の転職支援に注力している転職エージェントを1社は押さえておきましょう。
なぜなら、「女性に人気の仕事」や「女性が働きやすい職場」の求人を多く扱っているからです。
また、数多くの女性をサポートしてきたノウハウがあるため、「家庭や子育てとの両立」「介護」「配偶者の転勤」など、女性ならでは悩みにもしっかり対応してもらえます。
女性コンサルタントも多数在籍しているため、親身なサポートが受けられるのもメリットです。
今回紹介した中で、女性向けコンテンツがある転職エージェントをまとめてみました。
転職エージェント名 | 女性向けコンテンツ |
---|---|
type女性の転職エージェント | 女性の転職に特化 |
doda | 女性専門サイト「Woman Career」あり |
パソナキャリア | 女性向け求人情報・コラムが掲載された「女性の転職特集」あり |
マイナビAGENT | 女性専用ページあり |
選定のコツとポイント2.結婚や出産を考えている女性は「大手の総合型転職エージェント」を選ぼう
結婚や出産などライフイベントを控えている女性は、大手の総合型転職エージェントをできるだけ押さえておきましょう。
産休・育児休暇の取得やフレックス勤務ができる企業の求人を多数扱っているからです。
子育てに参加する男性は増えていますが、出産は女性のみができることであり、出産予定日の6週間前から出産後8週間は「産休」の取得が労働基準法で定められています。
大手総合型転職エージェントは、女性活躍推進に力をいれている大手企業や優良企業との取引もあるので、女性ならではのライフイベントに対応している求人が豊富。
求人検索で「産休・育休取得実績あり」「フレックス勤務」が選択できたりするので、女性の転職活動を進めやすい傾向が。
なかでも、リクルートエージェントやdodaといった大手転職エージェントは、中小の転職エージェントとは求人数がケタ違いです。
扱う求人数が多ければ、それだけ希望にマッチした求人に出会う確率も高まります。
また、公式サイト上に掲載されている求人数だけでなく、非公開求人数にも注目してみてください。
非公開求人には女性が働きやすい人気企業や好条件の求人も多く、より良い待遇で転職できる可能性も高まります。
大手の総合型転職エージェント4社の「公開求人数」「フレックス勤務あり求人数」「産休・育休取得実績あり求人数」を調査したので、ぜひ参考にしてください。
転職エージェント名 | 公開求人数 | フレックス勤務あり | 産休・育休取得実績あり |
---|---|---|---|
リクルートエージェント | 374,782 | 97,446 | 35,902(※1) |
doda | 221,864 | 62,969 | 75,256 |
マイナビAGENT | 48,639 | 8,368 | 8,824 |
パソナキャリア | 33,453 | 8,049 | 18,336 |
※調査日2023年11月30日
(※1)キーワードに「産休」を入れて検索
選定のコツとポイント3.女性の転職を得意としているエージェントと大手エージェントを複数登録しよう
転職エージェントは1社に絞らず、女性の転職を得意としているエージェントと大手エージェントの複数登録をおすすめします。
それぞれのおすすめポイントは上記で述べてきたとおり。
さらに複数登録すると次のようなメリットがあります。
- 求人の選択肢が増える
- 転職エージェントの比較ができる
- 主導権を握りやすい
どの転職エージェントも全求人数と比べれば、「産休・育休」「フレックス勤務」の求人数が少ないのは当たり前ですよね。
女性にとって働きやすい条件がそろった求人ほど競争率は高くなるわけですが、転職エージェントはそれぞれ非公開求人や独占求人を保有しています。
そのため、複数の転職エージェントを利用すれば、ほかでは探せなかった求人や、より希望条件にあった求人に出会える可能性も高くなりますよ。
また、保有する求人の質、コンサルタントの対応力、サイトの使い勝手などは実際に使ってみないことにはわかりません。
とくに担当のコンサルタントが「仕事と育児を両立させたい」など、女性に多い悩みや疑問に対応できるかは大きなポイントです。
実際に「何社か登録してみて、最終的に一番対応の良かった転職エージェントを利用している」という人は多いです。
さらに複数登録していることを転職エージェントに伝えておくと、主導権を握りやすくもなります。
とくに専門的なスキルのある人や高い実績を残している女性は、転職市場での価値が高く、担当者も他社に負けないよう優先して対応してくれるでしょう。
残念ながら女性に特化した転職エージェントは少ないため、特化型の登録を考えたなら「type女性の転職エージェント」を検討してくださいね。
選定のコツとポイント4.希望業界が明確なら「業界・職種特化型」の転職エージェントを選ぼう
金融業界・外資系・IT系職種など、希望業界や職種が明確な方は、大手と合わせて「特化型」の転職エージェントを利用しましょう。
特化型の転職エージェントは、コンサルタントがその業界・職種出身だったり、企業とのコネクションが強かったりするケースも多いです。
業界・職種によって、企業が求める人材や企業へのアプローチ方法は異なるため、各業界・職種に精通したコンサルタントのサポートを受けることで、転職活動を有利に進められます。
とくに経済産業省「IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果・報告書概要版」によると、IT業界は女性比率が25%程度と低く、女性が転職するにはハードルが高いといえます。
しかしIT業界に特化した転職エージェントならIT業界への女性転職支援も十分に見込めるでしょう。
反対に、「保育士」「看護師」といった仕事はまだまだ女性が多い職種なので、女性の転職についても精通している場合が多いでしょう。
職種別に探す場合は、『女性におすすめの転職エージェントを職種別に選ぼう』の章を参考にしてみてください。
選定のコツとポイント5.女性キャリアアドバイザーが多数在籍している転職エージェントを選ぼう
女性キャリアアドバイザーが多数在籍している転職エージェントを選ぶのもおすすめです。
同性のキャリアアドバイザーなら、女性ならではの転職の悩みやライフイベントなども理解してもらいやすいからですね。
実際に転職を経験していたり、結婚や出産とキャリアに悩んだことがある女性キャリアアドバイザーも多く、女性の立場に立ったアドバイスや求人紹介が期待できるでしょう。
ただし、キャリアアドバイザーの質や相性に関しては、面談やサポートを受けてみないとわかりません。
もし合わない場合でも、女性キャリアアドバイザーが多く在籍していれば、変更もしてもらいやすく、あなたに合う担当者がついてくれる可能性も高まります。
【Q&A】女性ならではの転職エージェント利用時のよくある質問
転職エージェントを利用する際のよくある質問について紹介します。
疑問点や気になることがある方は、参考にしてください。
登録はもちろん、求人紹介やセミナーへの出席、応募書類の添削、模擬面接など全てのサービスを無料で受けられるところが大半です。
ただし、ビズリーチのように有料プランがあるサイトもあります。
転職エージェントは、「人材を探してほしい」という企業に対してニーズに合う人材を紹介し、紹介した人材が企業に採用された際に「成功報酬」として手数料を受け取っています。
企業から報酬を受け取っているため、転職希望者からサービス料を受けとることはありません。
出産・育児後も長く勤めるつもりであれば転職できる可能性はあります。
しかし復職することを考えると、入社後1~2年程度は働き仕事を覚え、職場になれるのと同時に、ポジションを確立しておくのがおすすめです。
「残業がない」「休みやすい」「職場に子育て中の女性が多い」など、ワーキングマザーが働きやすい職場は増えています。
出産を機にパートや派遣にシフトチェンジする女性も多いですが、もしも正社員がご希望なら、あきらめる前に転職エージェントに相談してください。
女性の転職支援に強い転職エージェントなら、子育てと両立できる職場を探してもらえますよ。
事務職からITエンジニア、WEB系職種、営業まで、「在宅勤務可能」な企業は増えています。
フルリモートの企業は少ないものの、「週◯回出勤」「月◯回出勤」「必要に応じて出勤」といった企業は少なくありません。
リクルートエージェントやdodaは、リモートワーク可能な求人を多数扱っています。
ほかにも、フレックスや時差通勤など、自由度の高い働き方ができる企業もあるので、コンサルタントに相談してみてください。
転職エージェントに伝えるのはもちろんのこと、企業側にも早めに伝えましょう。
企業はシングルマザーであるかないかを区別することはあまりありません。
ただ「残業ができない」「急に休みを取る可能性がある」などであれば、応募のタイミングで伝えすることをおすすめします。
シングルマザーだという理由で落とすような企業はおすすめできないので、マイナスに考えずに転職活動をしましょう。
ブランクがあっても「仕事をしたい」意欲を企業側へしっかりとアピールしましょう。
近年、出産後も仕事を続ける女性が増えているのもあり、ブランクが長い女性を受け入れる企業は増えています。
転職エージェントと相談し、しっかり準備・対策をして前向きに転職活動をすすめましょう。
「非公開求人」とは、転職エージェントに登録後、応募可能な人(企業が求める能力をもっている人)が個別で紹介してもらえる求人のことです。
企業が求人を非公開にするのには、下記の理由があります。
- 急な異動や退職による欠員募集に対応するため、求人サイトに掲載して応募を待つ時間がない
- 企業が求めるスキルをもった人材にのみ応募してほしい
- 競合他社に人事について知られたくない
企業が求める経歴やスキルなどの条件を満たしていない場合は、「紹介できるお仕事がない」と言われることはあり得ますよ。
その場合は、希望条件を緩めたり、職種や業種の幅を広げたりすることで、お仕事を紹介してもらいやすくなります。
【年代・ケース別】女性が転職成功に向けて押さえておきたいポイントを解説
男女共同参画局が、総務省の「労働力調査(基本集計)」をもとに作成した『女性就業率の推移』を見ると、女性の就業率は右肩上がりで増加しています。
また、2022年の15~64歳女性の就業率は72.4%、25~44歳女性の就業率は79.8%と、多くの女性が仕事に就いていることもわかります。
この章では、就業率の高い20代~40代女性の、転職成功に向けて押さえておきたいポイントを年代・ケース別に詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
20代前半の女性が転職で成功するためのポイント
20代女性が転職で成功するためのポイントは、20代前半と20代後半では転職事情が異なります。
まず20代前半女性の転職成功ポイントとして、「ポテンシャル採用の求人に応募する」「将来の働きやすさを重視した転職先選び」が挙げられます。
20代前半の女性は即戦力ではなく、仕事に対する意欲や伸びしろなどが重視される傾向にあるため、強みとなるスキルがなくても、採用してもらえる可能性も高く選択肢が豊富です。
仕事のやり方に強いこだわりをまだ持っておらず、教育しやすい側面があるため、経験が浅くても歓迎されます。
そのため、異業種・異職種への転職がしやすいのも20代前半だと言えます。
第二新卒枠を用意している企業もあるので、新卒で入社した会社や仕事が合わない人は、思い切って新たな分野にチャレンジしてみるのもいいでしょう。
さらに、「出産や育児といったライフイベントのことはまだ考えられない」という20代前半の女性であっても、将来の働きやすさを重視した転職先選びは転職成功のポイントと言えます。
ライフステージが変わったとしても、女性が働きやすい職場なら、仕事を継続しながらキャリアを積んだり叶えたりできるからです。
若いと「どうせまたすぐ辞めるのでは」と思われてしまうこともありますが、将来のことを踏まえた職場選びのアピールを行えば、早期離職の懸念も持たれにくくなるでしょう。
20代後半の女性が転職で成功するためのポイント
続いて20代後半の転職成功ポイントです。
20代後半の女性は、キャリアプランを立てた上で、経験とスキルをアピールしましょう。
一定のスキルや経験を積んでいる20代後半の女性は、転職市場でも注目される年齢で、経験値だけでなく成長意欲やチャレンジ精神なども期待されます。
自身の強みをアピールするためにも、転職活動を始める前からキャリアプランを立て、目標に向かって努力することが大切です。
転職エージェントに相談しながらキャリアの棚卸しを行い、求人企業が求める人材像などの情報提供を受けながら、強みがアピールできるようにしておくといいでしょう。
キャリアアップ転職を目指す30代女性の転職成功のポイント
キャリアアップ転職を目指す30代女性は、キャリアプランを策定して計画的に行動するようにしましょう。
業種や職種にもよりますが、一般的に20代に比べて、30代の転職活動のハードルは上がると言われているため、見切り発車で転職活動をスタートするのはおすすめできません。
また30代女性の転職市場には、マネジメント経験のある人が増えてくるなど、経験の差も生じてくるため、競争も厳しくなります。
求められるスキルやキャリアの期待値も高まるため、5年後・10年後のキャリアプランを立てた上で、アピールできる材料を多く用意しておきましょう。
キャリアチェンジ転職を目指す30代女性の転職成功ポイント
30代に入ると、「本当に今の仕事を続けていいのか」「やりたいことができる最後のチャンスかもしれない」という迷いを抱く女性も出てくるでしょう。
キャリアチェンジ転職を目指す30代女性は、できるだけ早く行動してください。
年齢が上がるにつれて、未経験の仕事への挑戦は厳しくなってくるからです。
一般的に企業が30代に求めるのは即戦力です。
とくに専門的な知識や技術が必要な業界・職種の場合、企業側にとってイチから時間をかけて教育することはコストがかかるため、即戦力の人材で補いたいと考える傾向にあります。
キャリアチェンジを目指すなら、挑戦する業界・職種に関するスキルや知識を身につけた上で転職活動をスタートしたほうが、転職成功の可能性は高まるでしょう。
悩んでいるうちに時間が過ぎ、チャンスを逃してしまうことになるので、ぜひ行動に移してください。
またキャリアチェンジ転職の場合、全てがイチからのスタートになるため、待遇にはこだわりすぎないようにしましょう。
たとえば、月給が今より少し下がることを迷っているうちに、応募が締め切られたり、他の人で決まったりするケースもあります。
さらに注意したいのが、いったん仕事を辞めて、時間をかけてじっくり転職活動を行おうとすることです。
万が一、キャリアチェンジ転職が叶わなかった場合のリスクを考えると、30代女性が退職してから転職活動をするのはおすすめできません。
ただ未経験であっても、30代女性を歓迎する人手不足の業界もありますし、時代の流れとともに30代前半の女性なら年齢の壁を感じないようにもなってきているので、諦めずに挑戦してみてください。
ワークライフバランスを重視する30代女性の転職成功のポイント
厚生労働省の統計情報によると、令和3年では第1子出生時の母の平均年齢は『30.9歳』と上昇しています。
出産・子育てなどライフステージの変化を30代で迎える女性が増えてきており、キャリアと働き方で悩み、転職を考える女性もいるでしょう。
ワークライフバランス重視の転職を希望する30代女性は、柔軟な働き方のできる企業選びが転職成功のポイントです。
企業によっては女性の働きやすい職場環境の整備が行われていなかったり、旧態依然とした考え方が残っていたりすることも。
転職先を検討する際は、以下の点に注意してみてはいかがでしょうか。
- 出産や育児を経験している女性社員や女性管理職の多い企業
- ワーママが働きやすい社風
- 在宅勤務や時短勤務などに対応している
また、育休後に転職を希望する場合は、「仕事への意欲」「ブランクを感じさせないスキル・専門性」「サポート体制が整っている」ことをアピールしましょう。
転職後すぐ辞められたり、子どもの都合でひんぱんに休まれたりすることを企業側は危惧します。
即戦力になれる強みのある人や、子どもがいても融通の利く人は、子持ちママの転職市場でも有利に転職活動を進められるでしょう。
40代女性が転職で成功するためのポイント
40代女性が転職で成功するためには、「求められるレベルの高さ」を理解することと、これまでのやり方や肩書きなどにこだわらない柔軟な考え方をもつことです。
20代や30代に比べて求人数が減少する40代。
40代に対しては、若手にはない経験値の高さや専門性などがあることを前提とした採用活動が行われるため、求められるレベルも必然的に高くなります。
たとえばマネジメント能力やリーダーシップなどです。
また、自分よりも若い年齢の上司や同僚とうまく関係性を築くコミュニケーション能力も必要ですし、前職のやり方に固執しない柔軟性も必要でしょう。
ただ求人は少ないとは言え、働く40代女性も増加しており、転職市場の年齢も上がってきていると、40代の利用者も多い転職サイト「ビズリーチ」の公式サイト上に掲載されている転職コラムでも紹介されています。
ブランクから復帰の40代女性が転職で成功するためのポイント
「子育てが一段落したから、そろそろ社会復帰したい」と考える40代女性も多いのではないでしょうか。
ブランクからの復帰を希望する40代は、これまでの経験を活かせる分野に絞って、長く働けることをアピールしましょう。
未経験から正社員転職を目指せるのは主に20代若手です。
ブランクのある40代には厳しいため、少しでも転職活動をスムーズに進めたいなら、経験のある職種で仕事を探すのがおすすめです。
子育てが落ち着き、ライフステージも変化しにくくなる40代は、安定的に長く働ける強みがあります。
人手不足に悩まされている業種や職種なら、40代ブランクありでも歓迎されるでしょう。
もし、これまでの経歴を活かしたいのに年齢的に厳しく転職活動が難航しているなら、未経験からでも活躍可能な「販売」「接客」「介護」「営業」「コールセンター」などの仕事に挑戦してみてください。
また、いきなり正社員を目指すのではなく、パートから始めてみたり、紹介予定派遣の制度を利用したりするのもいいのではないでしょうか。
女性が働きやすい転職先を見つけるコツ
転職するなら「長く勤められる職場」を探したいと考える女性も多いのではないでしょうか。
特に女性は、妊娠・出産とライフステージに変化があっても、退職することなく働ける職場を見つけられるかもポイントとなってきます。
女性が働きやすい転職先を見つけるためのコツは以下の3つです。
- 「産休」「育休」「生理休暇」の取得実績が高い職場である
- 女性の管理職がいる
- 「えるぼし認定」「くるみん認定」を取得している
それぞれのコツについて解説していきます。
「産休」「育休」「生理休暇」の取得実績が高い職場は、女性の働きやすい環境が整っていると言えるでしょう。
休暇を取得している人が多いと、休むことに負い目を感じにくく、職場復帰もしやすいからです。
また休暇を取得した経験のある社員が多ければ、生理による体調不良や子どもの発熱など、急な休みを取ることになっても理解を得られやすく、柔軟に対応してもらえます。
女性の管理職がいる職場は、女性が働きやすい転職先である可能性は高いでしょう。
女性の体調に理解があり、相談もしやすいからです。
また、出産・育児の経験がある女性管理職であれば、仕事と家庭の両立がどれだけ大変かもわかってくれることでしょう。
さらに、職場に女性管理職がいれば「女性でも管理職になれる」と考えられ、やる気アップにも繋がります。
「えるぼし認定」「くるみん認定」を取得している職場は、女性が働きやすい職場と言えます。
「えるぼし認定」「くるみん認定」は、厚生労働省が女性の活躍に取り組んでいる企業に対して認定する制度だからです。
「えるぼし認定」「くるみん認定」の概要は次の通りです。
女性活躍推進法に基づく一般事業主行動計画の策定・届出を行った企業のうち、女性の活躍推進に関する取組の実施状況等が優良な企業は、都道府県労働局への申請により厚生労働大臣の認定を受けることができる。
(引用:厚生労働省「えるぼし」認定とはより)
【くるみん認定】
行動計画を策定し、その行動計画に定めた目標を達成するなどの一定の要件を満たした場合、必要書類を添えて申請を行うことにより、「子育てサポート企業」として厚生労働大臣(都道府県労働局長へ委任)の認定(くるみんマークの認定)を受けることができる。
(引用:厚生労働省「くるみんマークの認定とは」より)
「えるぼし認定」「くるみん認定」ともに、定められた基準をクリアしていなければ認定されないため、女性が働きやすい転職先を探す際の目安になることでしょう。
認定企業は厚生労働省のホームページ(※)に掲載されているので、確認してみてください。
※えるぼし認定企業:「女性活躍推進法への取組状況(一般事業主行動計画策定届出・「えるぼし」「プラチナえるぼし」認定状況)」
※くるみん認定企業:「くるみん認定、プラチナくるみん認定及びトライくるみん認定企業名都道府県別一覧」
女性の転職事情を340人にアンケート調査
転職を考えてはいても、「どのような基準で転職先を選んだらいいのか」「今のスキルで転職できるだろうか」と悩んでいる女性も多いのではないでしょうか。
今回は転職経験のある女性340人にアンケート調査を実施し、「転職先を選ぶときに重視した条件」や「転職で役立った資格・スキル」を聞きました。
- 調査対象:転職経験のある女性
- 調査期間:2024年7月23日~8月6日
- 調査機関:自社調査
- 調査方法:インターネットによる任意回答
- 有効回答数:340人
- 回答者の年代:10代 0.9%/20代 64.6%/30代 26.2%/40代 7.1%/50代 1.2%
※アンケート中の年齢は、すべて転職当時のものです。
当アンケート調査が転職するかどうかの判断材料として、少しでも参考になれば幸いです。
女性340人が選んだ転職理由1位は「人間関係が悪かった」
転職経験のある女性340人に「転職理由」を聞いたところ、1位は「人間関係が悪かった(98人)」でした。
2位「仕事量・残業が多い(54人)」、3位「収入面での不満(36人)」と続きます。
10代から50代まで、幅広い年代から「職場の人間関係」という声が寄せられました。
「ジョブチェンジ」や「スキルアップ・キャリアアップ」よりも、今の人間関係から逃れることを目的とした人が多いとわかります。
また結婚や出産といったライフステージの変化にともない、「残業が多すぎる仕事は困る」と感じている女性も目立ちました。
- 上司のパワハラやモラハラが酷かった。職員が有給休暇を取る時は必ず機嫌が悪くなり、「私が若かった頃はそんなもの取らせてもらなかった」等と毎回嫌味を言われたり、子育てのことやプライベートな部分にズカズカと入ってきたりした(23歳)
- 職場にずっと馬の合わない先輩がいて、耐えながら働いていたものの、誰かのミスを私がやったと言って吹聴されたことで限界が来たから(28歳)
- 女性の先輩・同僚との関係性に疲れたことです(34歳)
1位は「人間関係が悪かった」でした。
人間関係が悪い職場だと、仕事のモチベーションが下がったり業務効率が落ちてしまったりします。
例えば「新人として入ったのに、先輩が意地悪で仕事を教えてもらえない」といった状況だと、入社早々に心がくじけてしまいますよね。
人間関係が原因で心身に不調をきたすことも考えられるため、努力しても改善できないようなら異動や転職を検討すべきでしょう。
- 勤務時間が長い上に不規則であり、体力的に辛かったため(27歳)
- 業務量が増えているのに対して、マンパワーは増員がないまま仕事量ばかりが増えてきて、心身ともに持たないと思ったことが一番の要因(53歳)
- 残業が多く、子供のお世話がおろそかになった(45歳)
2位は「仕事量・残業が多い」でした。
「深夜まで残業」「仕事量が多すぎて心身ともに疲弊した」といった体験談が多く寄せられました。
業務量や残業が多い要因としては「人が足りない」「個々人の負荷を考慮しない業務分担」などが考えられます。
スタッフが疲弊しているのに、新たなスタッフの採用や自動化・効率化といった対策がとられない職場なら、転職したくなりますね。
- 給与が安く、昇給額も微々たるものなため金銭的な不安を感じた(24歳)
- お給料と仕事内容がつりあわなかった(45歳)
- 年収が低い業界だったから(31歳)
3位は「収入面での不満」でした。
「今の収入が少ない」という人もいれば、「昇給の見込みがない」という人もいました。
昇給する見込みがないと、将来の生活が不安になりますよね。
また、収入と仕事内容・量が釣り合っていないと感じ、転職を決意した人もいました。
働きや能力に応じた収入を得られていないと感じている女性もいるのですね。
- 離婚をきっかけに手に職をつけたいと思いました。全国どこでも場所を選ばず、年齢を重ねても続けられる仕事を目指しました(27歳)
- 子育てがあり融通のきく会社へ転職しました(25歳)
- 結婚、出産しても働き続けたかったから。以前の職場は早朝、深夜も含めたシフト制だったので、仕事を続けるのは難しいと感じました(30歳)
「ライフステージの変化」が4位でした。
ライフステージの変化としては、「結婚」「出産」「子どもの進学」「離婚」などが挙げられました。
ライフステージが変わる前から勤務している会社では、「出産を経ての職場復帰」「子どもの状況に合う時短勤務」ができないこともあります。
また結婚時に引越しをして、「通勤できないので退職・転職」という選択をした女性も目立ちました。
- 今後ライフスタイルが変わっていっても続けられるような仕事にかわりたいと思ったので(25歳)
- 違う職種も経験してみたかった。若いうちに、色々な体験もしてみたかった(30歳)
- 新卒で入社した会社に面白みを感じられなかった(25歳)
5位は「仕事内容を変えたい・今の仕事が合わない」となりました。
「他の仕事に興味が湧いた」「色々な仕事を経験してみたい」といった前向きな転職理由が多く寄せられました。
いくつかの職を経験するうち、やってみたいと思える仕事に出会った人も。
一方で、「今の仕事が楽しいと思えないので、他の職種や職業に転職したい」という人もいました。
- 事務職をしていたが、このままずっと勤めても、何もスキルが身に付かないなと感じたため(28歳)
- 仕事内容が簡単で物足りないと感じたので(27歳)
- 金融分野の知識や領域をもっと深堀りしたくなった(27歳)
「スキルアップ・キャリアアップしたい」が6位でした。
「スキルを身につけないまま、年を重ねていいのだろうか」と危機感を覚え、転職を決意した女性も。
自分の能力に対して仕事が簡単すぎたり、スキルを必要としない単純作業だったりすると、やりがいを持てず仕事がつまらなく感じてしまう人も多いでしょう。
一方、前職でのスキルをさらに向上させるために転職を選んだ人もいました。
- 夜勤で体調を崩してしまったため(28歳)
- ストレスを感じ毎日吐き気あったり溜息が出たりイライラすることが多くなり家族にも悪影響だと感じたから
- 腰を痛めて体力的に辛くなったから(27歳)
7位は「体調を崩した」です。
夜勤などの不規則勤務や過労、人間関係のストレスが原因で、体調を崩してしまった人も。
体調を崩すほど心身にストレスがかかる職場であれば、悪化する前に早めめに転職を検討しましょう。
女性が転職先を決める際に重視したことは「満足できる収入」
「転職先を決める際に重視したこと」の1位は「満足できる収入(73人)」。
2位は「通勤しやすさ・希望の勤務地(62人)」、3位「仕事内容が合っているか・希望の職種か(60人)」と続きます。
人間関係を理由に転職した人が多いのに、重視したことの1位は「満足できる収入」という結果になりました。
人間関係の良し悪しは入社してみないとわからないため、選ぶときの基準にはしない人が多いのかもしれません。
- 現在の収入よりも、収入が多くなるかどうか(27歳)
- 給与の額もさることながら、年1回の昇給があるか(34歳)
- 生活に必要なお金が欲しかったので、お給料で決めました(43歳)
1位は「満足できる収入」となりました。
収入を軸に仕事探しした人が最も多くなりました。
「能力に見合った収入を得たい」「キャリアアップ転職したい」といった人のほか、前職の年収が少なすぎて収入アップしないと生活が苦しい人もいるようです。
収入を軸に仕事探しする場合は、月給だけではなく「手当」「賞与」「昇給制度」についても調べておくのがおすすめです。
- 勤務先が自宅がある市内で、通いやすいところ(25歳)
- 通勤に便利な場所であり、さほど時間が掛からない事を最重要条件にしていました(31歳)
- 通勤時間があまりかからないところ(27歳)
2位は「通勤しやすさ・希望の勤務地」でした。
自宅と職場の距離が遠すぎると、通勤だけで疲れてしまいます。
「通勤時間は無駄」と感じる人も多いのではないでしょうか。
また子育て中だと、できるだけ自宅や保育園から職場が近いほうがありがたいですよね。
- 接客の仕事が好きだったため接客ができる仕事を探しました(26歳)
- 外回りや、外部の会議の臨席等、外に出向く仕事がなく、内勤のみであることを重視しました(24歳)
- 自分が興味のある業界であること、営業職ならインセンティブがあること(28歳)
3位は「仕事内容が合っているか・希望の職種か」でした。
「やりたい仕事か」「苦手な業務ではないか」「やりがいを感じられるか」「経験や能力を活かせるか」などを重視して仕事を選んだ人が多いとわかります。
やりたい仕事が明確になっていれば、職探しに迷うことはありませんし、面接などでも熱意をアピールしやすいですね。
やりたい仕事や向いている働き方を探すためのオンラインツールなども公開されています。
方向性に迷っている人は、一度試してみてもいいかもしれません。
- 有給休暇の取得のしやすさ(27歳)
- 子育て中なので、急遽の時にお休みを取りやすいかという事を重視しました(44歳)
- 休みがしっかりと取れるところを重視しました(24歳)
「休みが多い・取りやすい」が4位でした。
休日の多さも、転職先選びの重要な要素のひとつ。
休日が少ないと疲労の回復やリフレッシュができにくくなる可能性もあるからです。
子どもの体調不良の際に気兼ねなく休める職場を望む人も多くいました。
「有給休暇の取りやすさ」を面接で質問するのは気がひけるという方は、転職エージェントを通じて質問する方法もあります。
- 定時で帰れる場所であるか(22歳)
- 残業ができるだけ少ない職場であることをもっとも重視しました(29歳)
- 子育て中だったので、残業がなく定時に帰れるところ(41歳)
5位は「残業がない・少ない」です。
残業が多すぎると体調やプライベートに影響することから、残業の有無を重視して転職先を探した女性も多数。
残業が少ない職場や、「残業は◯◯時間以内」という人もいましたが、残業ゼロで定時で帰れる職場を探した人も少なくありませんでした。
- 職場の雰囲気がギスギスしていないこと(30歳)
- 雇用主やスタッフは感情的にならないタイプか、周りの顔色をうかがわずにのびのび働ける雰囲気か、を重視しました(29歳)
- 人間関係が良さそうかどうか、職場の雰囲気をよく観察しました(27歳)
「人間関係がよい・職場の雰囲気が良い」が6位でした。
人間関係が原因で転職を決意した人は、「次は人間関係のいい職場に転職したい」と考えるでしょう。
入社前に人間関係を見極めるのは難しいですが、「企業口コミ」や「離職率」をチェックすることで、悪質な人間関係やハラスメントがないかはある程度予想できます。
転職エージェントを利用しているのであれば、担当者に「社内の雰囲気」「上司になる人の性格」などを聞いておくのもよいですね。
- 時短勤務が可能かどうか(34歳)
- 二交代制で、夜勤回数が許容範囲であること(30歳)
- 持病があるので、パートタイムで働けること(33歳)
6位は「ライフスタイルに合う勤務時間」です。
勤務時間に関しては「夜型なので遅めに出勤したい」「子育て中なので短時間で働きたい」といった希望があるでしょう。
ただ正社員の場合、入社してすぐに時短勤務をするのは難しいのが現状です。
「時短勤務できるのは、入社後1年経ってから」というルールを設けている会社も多いからですね。
女性が転職する際に役立ったスキル・資格は「パソコンスキル・OA関連資格」
最後に、実際に転職する際に役立ったスキルや資格を聞いたところ、1位は「パソコンスキル・OA関連資格(59人)」でした。
2位は「簿記(37人)」、僅差の3位は「前職での経験(35人)」となりました。
多くの会社で必要とされるPCスキルや簿記が上位になっています。
事務職に転職したいなら、PCスキルと簿記があると評価されやすそうですね。
外資系企業や海外とのやりとりがある職場なら、語学力も必要でしょう。
一方「資格やスキルはとくになかったが、前職での経験が評価された」という声も多くなりました。
資格が必須ではない業務であれば、資格よりも実務経験が評価されることも多いです。
人柄などの他条件を考慮しなければ、「資格はありますが実務未経験です」という人よりも、「資格はないけれど10年間の実務経験があります」という人のほうが選ばれやすいのですね。
人間関係が辛くて転職を決意した女性が多かったものの、転職先に求めた条件は「満足できる収入」が多数。
「人間関係は入社してみないとわからない」「多少仕事が大変でも給料が良ければ許容できる」と考える人も多いのかもしれません。
事務職に転職する場合は「PCスキル・OA関連資格」や「簿記の資格」が役立ちます。
「事務職にジョブチェンジしたくて、何か自信をもてる資格・スキルが欲しい」という場合は、「MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)」や「日商簿記」に挑戦してみるとよいでしょう。
ただ資格がなくても、接客や営業の業務経験が評価されたという人も多くなりました。
今までやってきたことが、意外なほど高く評価される可能性もあります。
資格がなくスキルに自信もないけど転職したいという場合は、まず業務経験を転職エージェントなどの第三者に評価してもらうのもおすすめです。
女性向け転職エージェント活用のポイントと監修者からのアドバイス
女性が転職をする際は、ぜひ「女性の転職に強い転職エージェント」を利用してください。
転職活動における面倒なことの代行をはじめとしたあらゆるサポートをしてくれますし、女性ならではのキャリアの悩みにも丁寧に対応してもらえるからです。
女性の転職支援実績が多い転職エージェント使うことによって、以下4つのメリットが得られます。
- 転職成功率が上がる。
- 「女性が働きやすい職場」や「女性が現在活躍している職場」を紹介してもらえる。
- 女性ならではのキャリアの悩みや働き方の相談ができる。
- 条件交渉や内定後のフォローがある。
転職に年齢制限はないものの、結婚・出産といったライフイベントとの兼ね合いで、できるだけ早く転職を成功させたいと焦ったり悩んだりする女性もいるでしょう。
転職活動は、「自己分析」「求人の選別」「応募書類の作成」「面接の日程調整」などやることが多く、本当に大変です。
また女性の場合、『家庭や子育てと両立できる仕事』といった希望も出てくるため、転職活動はより難しくなります。
そんな女性の転職活動を効率的に成功させるためにも、一人で頑張らず、今回紹介している女性におすすめの転職エージェントをぜひ活用してください。
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