転職エージェントおすすめランキング|1,000人への口コミ調査結果を発表

転職エージェントおすすめランキング

転職活動をする際に頼りになるのが、転職エージェント。

仕事の紹介だけでなく、履歴書の添削や面接対策、スキルの棚おろしなど転職エージェントごとにフォロー体制も充実していて、一人で転職活動をするよりもスムーズに進めやすくなるでしょう。

これから転職活動をするなら、利用しない手はありません。

でも、転職エージェントはいろいろありすぎて、どこに登録したらいいかわからない人も多いのではないでしょうか。

当記事では、実際に転職エージェントを利用したことがある1,000人に口コミアンケート調査を実施しました。

転職エージェントキャプチャー画像

集まった回答数の多さから、「本当におすすめの転職エージェントランキング」を作成しました。

はじめに結果から紹介すると、ランキングの上位7社は次の通りです。

当記事では、「なぜこれらの転職エージェントが選ばれたのか?」を1,000人の回答者の口コミ情報をもとに客観的な視点から解説。

また実際に利用する際の転職エージェントの選び方や、メリット・デメリット部分とあわせた活用方法についても紹介しています。

記事を読み終わる頃には、あなたの登録すべき転職エージェントが明確にイメージできていることでしょう。
【調査概要】

  • 調査対象:転職エージェントを利用したことがある人
  • 調査日:2021年3月3日~3月15日
  • 調査方法:インターネットによる任意回答
  • 調査人数:1,000人(女性517人/男性483人)

目次

【1,000人に聞いた】おすすめの転職エージェント口コミ総合ランキング

転職エージェントランキング

1,000人に聞いたおすすめの転職エージェントランキング第1位に輝いたのは、1,000人中338人と圧倒的な口コミを集めた「リクルートエージェント」でした。

次いで2位に「doda(145人)」、3位「マイナビAGENT(79人)」と続きます。

ランクインした転職エージェントについて、どんな点がおすすめなのか利用者の声とともに紹介していきます。

【1位 リクルートエージェント】転職支援実績No.1(※1)なだけあって圧倒的な求人数

利用して良かった転職エージェント第1位は、1,000人中338人から口コミを集めたリクルートエージェントです。

リクルートグループが運営する業界内でも大手の転職エージェントで、非公開求人も含め、求人数は20万件以上(※2)。

他社と比べても圧倒的な数を誇っています。

求人数が多いため、希望条件にあう仕事を見つけやすく、早期に転職ができるというわけですね。

しかし口コミを見ると、リクルートエージェントをおすすめする理由は、求人数の多さだけではありません。

  • 親身で寄り添った対応
  • 履歴書の書き方や面接に向けた丁寧な指導
  • 自分で気づかなかった強みを見つけてくれた

など担当者の対応を絶賛する声が多く、「満足のいく転職ができた」「心強かった」「思いもよらない仕事に巡り会えた」などの評価が寄せられました。

転職をするなら登録しておきたいエージェントのひとつと言えるでしょう。

ハイクラス転職も視野に含めている場合、同じリクルートの転職スカウトサービス『リクルートダイレクトスカウト』もおすすめです。

(※1)厚生労働省「人材サービス総合サイト」における有料職業紹介事業者のうち無期雇用および4ヵ月以上の有期雇用の合計人数(2021年度実績を自社集計)2022年6月時点
(※2)2022年8月時点

リクルートエージェントのメリット・デメリット

●メリット
・非公開求人も含めて求人数が多く希望に合う求人と出会える可能性も高い
・さまざまな業種や職種を網羅している
・転職支援実績が豊富で充実したサポートを受けられる
・サポート対象者の幅が広い
・転職セミナーやイベントに参加できる
・全国各地に拠点があり地方の求人や転職支援にも強い
●デメリット
・サポート期間の目安があるため焦ってしまうこともある
・申し込みから連絡が来るまで7日以内と少し待つ場合もある

リクルートエージェントの口コミ

20代 男性
  • 転職のノウハウ、質の良い職務経歴書の書き方などを学ばせてもらえた。自分にいろいろ足りていなくても、すすんで動いてくれるのがとても頼もしい
〔出典〕独自アンケート調査
30代 男性
  • こちらの要望を聞いて、幅広い企業を紹介してくれた。また内定が出ても入職を強要することなく最後までこちらの意向を尊重してくれた
〔出典〕独自アンケート調査
20代 女性
  • 私の話、雰囲気や趣味、興味のあることを聞き出し、的確かつ速やかに会社の提案をしてくれた。一人では不安なこともあるが、2人三脚のようでとても安心して利用できた
〔出典〕独自アンケート調査
40代 男性
  • 私の場合は担当者のフォローがあったから転職出来たと思っています。スキルや希望に合った転職先を追加提案して下さり、面談が決まるとスキルシートの添削、面談アドバイスを腹落ちできるレベルまで繰り返し実施してくれた。毎日仕事終わりの時間帯からの転職活動だったので、担当者の方がどんどん推し進めてくれることで、サボる事なく短期間で第一希望の企業へ転職できました
〔出典〕独自アンケート調査
30代 男性
  • 求人数が圧倒的に多く、綿密なヒアリングで転職希望者にあった条件の案件を多数リストアップしてくれます。履歴書作成から丁寧にアドバイスしてもらえ、面接の練習、面接後のアフターフォローもしっかりしています。情報が少なく活動に困っている転職希望者にはお勧めかと思います
〔出典〕独自アンケート調査
リクルートエージェントのチェックポイント
特徴
  • 圧倒的な知名度&求人数
  • 希望に合う企業を幅広く提案してくれる
  • 頼れる担当者で安心して転職活動ができる
タイプ 総合型
対応職種 営業・販売・カスタマーサービス、企画・マーケティング・経営、管理・事務、物流・購買・貿易・店舗開発、コンサルタント、金融専門職、不動産専門職、クリエイティブ、SE・ITエンジニア、エンジニア(設計・生産技術・品質管理)、建築・土木・設備、医療・医薬・化粧品、その他(講師・調理師・介護など)
拠点(面談場所) 北海道支社、東北支社、宇都宮支社、さいたま支社、千葉支社、東京本社、西東京支社、横浜支社、静岡支社、名古屋支社、京都支社、大阪支社、神戸支社、中四国支社/岡山オフィス、中四国支社/広島オフィス、福岡支社
運営会社 株式会社リクルート
公式URL https://www.r-agent.com/

リクルートエージェントで仕事を探す

【2位 doda エージェントサービス】面接対策の充実度が高評価

利用して良かった転職エージェント第2位は、1,000人中145人の口コミを集めたdodaのエージェントサービスでした。

dodaは、求人数の多さや職種の幅広さはもちろん、登録時のカウンセリングや面接対策を評価する声が多く寄せられました。

面接練習やアドバイスを何度もしてもらえるので、自信をもって本番にのぞめたとの声も。

また、dodaは担当者とLINEでやりとりができるため、「気軽に相談や連絡ができてよかった」と回答した人も多数いました。

現在はオンラインでの「面接トレーニング」や「面接対策セミナー」も行っています。

転職サイトとして有名なdodaですが、転職エージェントサービスもぜひ利用してみてください。

dodaのメリット・デメリット

●メリット
・各業界や職種に精通したプロの手厚いサポートが受けられる
・無料診断などのコンテンツが充実している
・スカウトサービスも併用できる
・担当者へ転職に関する相談がしやすい
・転職セミナーや転職フェアを実施している
●デメリット
・登録からキャリアカウンセリングまで2週間程度かかることもある
・担当キャリアアドバイザーがつかないこともある

dodaの口コミ

30代 男性
  • とにかくサポートが親切丁寧。面接前の情報提供、面接終了後のフォローアップなど、きちんと支援がされていると思った
〔出典〕独自アンケート調査
20代 女性
  • オンラインでの講座やzoomで面接練習など面接対策が充実している
〔出典〕独自アンケート調査
20代 女性
  • 大手で取り扱う求人数が圧倒的に多い。特に未経験職種への転職も視野に入れている場合は、選択肢が増えるのでとても魅力的です。担当者の方も非常に良かった。自分の話から面接で話せそうな強みやアピールポイントを見つけ出してくれたことが印象的でした。また面接前にはどの選考タイミングでどの質問をするかと言ったことまで考えて頂き、準備万端で面接に臨むことができました
〔出典〕独自アンケート調査
20代 女性
  • 担当者とLINEで連絡を取ることができたので、疑問点や報告事項などスムーズに連絡がとれた
〔出典〕独自アンケート調査
30代 男性
  • 登録後、カウンセリングまでの時間が短く希望に合わせた求人紹介を即日紹介して頂きました。また定期的に、紹介求人と希望がマッチングしているかのヒアリングがあり、その内容に合わせて紹介求人の修正も行われ非常に好感が持てました
〔出典〕独自アンケート調査
doda エージェントサービスのチェックポイント
特徴
  • 対面・電話・オンラインでの面接対策が充実
  • 扱っている求人数は20万件以上(※2023年3月時点、非公開求人を含む)
  • 担当者とLINEで気軽にやりとりできる
タイプ 総合型
対応職種 営業職、企画・管理、技術職(SE・インフラエンジニア・Webエンジニア)、技術職(組み込みソフトウェア)、技術職(機械・電気)、技術職(化学・素材・化粧品・トイレタリー)、技術職(食品・香料・飼料)、技術職・専門職(建設・建築・不動産・プラント・工場)、専門職(コンサルティングファーム・専門事務所・監査法人)、クリエイター・クリエイティブ職、販売・サービス職、公務員・教員・農林水産関連職、事務・アシスタント、医療系専門職、金融系専門職
拠点(面談場所) 北海道第二オフィス、東北第二オフィス(仙台)、丸の内本社、横浜第二オフィス、静岡オフィス、中部オフィス(名古屋)、関西オフィス(大阪)、京都オフィス、神戸オフィス、岡山オフィス、広島オフィス、九州オフィス
運営会社 パーソルキャリア株式会社
公式URL https://doda.jp/

dodaで仕事を探す

【3位 マイナビAGENT】はじめての転職や第二新卒におすすめ

利用して良かった転職エージェント第3位は、1,000人中79人の口コミを集めたマイナビAGENTでした。

平成27年度には、厚生労働省が定める「職業紹介優良事業社認定制度」において、「職業紹介優良事業社」に認定された、信頼性の高い転職エージェントです。

手厚いサポートへの評価が高く、とくに20代、30代の若い世代や第二新卒の転職を得意としています。

2018年1月の楽天リサーチ調べでは「20代に信頼されている転職エージェント」で1位を獲得していることからも、多くの若い世代の方に利用されていることがわかります。

口コミでも、初めての転職でもイチからいろいろと教えてもらえて心強かったとの声が多く聞かれました。

20代の方は真っ先に押さえておきたい転職エージェントといえるでしょう。

マイナビAGENTのメリット・デメリット

●メリット
・強みをもつ20代・30代の転職を成功へと導いてくれる
・求職者の都合に合わせたサポートが受けられる
・大手から中小やベンチャーまで多様な企業を紹介してもらえる
・全国各地に拠点があるため直接会って話せる面談を利用できる
・職務経歴書の添削や面接対策が徹底しているから内定獲得も期待できる
●デメリット
・ミドル世代以上の活用は難しい

マイナビAGENTの口コミ

20代 女性
  • 20代後半で転職しましたが、若手に強いという触れ込み通り、20~30代を積極採用している企業を紹介してもらえた。入社後のミスマッチも少なく、世代間ギャップの少ない働き方ができている
〔出典〕独自アンケート調査
20代 男性
  • 今までの経験・経歴を踏まえた上で、可能性のある案件を紹介してくれた。なにより利用していて優しさを感じた
〔出典〕独自アンケート調査
20代 女性
  • 模擬面接の機会を設けて下さった。面接対策のフィードバックも大変ためになり、実際の面接への大きな自信となった。内定時の条件交渉に尽力してくださり、かなりの給与アップで転職に成功した
〔出典〕独自アンケート調査
30代 女性
  • 電話でしっかりとヒアリングをして下さり、私にあった案件を考えて提案して下さった。なんでも案件を提案するのではなく、こちらの希望に沿ったものを選んでくれる誠意を感じました
〔出典〕独自アンケート調査
20代 男性
  • 自分に合った仕事を短期間で的確に見つけてくれ、次の就職までの期間が短いのもいいですね。かなり突っ込んだところまで質問されますが、正直な気持ちと強い意志があれば最短で自分のやりたい仕事につけられると思います。1人で仕事を探すのは、時間と手間もかかるし面接までの段取りなどあって大変ですが、希望すれば面接までの契約や、面接の練習までしてくれるので就職活動に不安がある方にもとてもおすすめです
〔出典〕独自アンケート調査
マイナビAGENTのチェックポイント
特徴
  • 「第二新卒」などの若い世代の求人を多く扱っている
  • サポート力・マッチング力が高い
  • 「職業紹介優良事業者」に認定されている
タイプ 総合型
対応職種 SE・システムエンジニア(IT/通信/インターネット)、機械/電気・電子/素材等、化学/素材/食品/化粧品等、営業職、医療系専門職、コンサルタント/監査法人/士業関連、金融専門職、不動産専門職、クリエイティブ、経営/企画/管理/事務、販売/サービス、建築設計/土木/プラント/設備等、その他職種
拠点(面談場所) 銀座オフィス、神奈川支社、北海道支社、宮城支社、名古屋支社、京都支社、大阪支社、兵庫支社、福岡支社
運営会社 株式会社マイナビ
公式URL https://mynavi-agent.jp/

マイナビAGENTで仕事を探す

【4位 JACリクルートメント】ハイクラス向け|スキルや経験を活かした転職が可能

利用して良かった転職エージェント第4位は、 JACリクルートメントでした。

JACリクルートメントは老舗かつ大手の転職エージェント。

国内の大手企業やグローバル企業、外資系企業への転職を目指す人の転職支援を得意としています。

口コミでは、求人の質はもちろん、コンサルタントの専門性の高さや知識の広さ、企業との交渉力の高さを評価する声も多く寄せられました。

各業界に精通した約1,200名(※)のコンサルタントが所属しているため、専門職やニッチな職業を希望している方にも人気です。

ハイクラス転職や、キャリアを活かしての転職を考えている方はぜひ利用してみてください。

上記とあわせて、リクルートのハイクラス転職スカウトサービス「リクルートダイレクトスカウト」の併用もおすすめです。

※2018年8月末現在の実績(JAC Recruitment Group合計)

JACリクルートメントのメリット・デメリット

●メリット
・外資系企業やグローバル企業への転職を目指せる
・優秀なコンサルタントが多数在籍しておりハイクラス転職の満足度も高い
・管理職&専門職に特化しているから経験やスキルが活かせる転職を実現できる
・継続したフォローがあるため転職後もキャリアの相談ができる
・非公開求人が豊富でレア求人の紹介も期待できる
・一人のコンサルタントが企業と求職者両方を担当しているため質の高い情報を得られる
●デメリット
・経歴やスキルの不足している人はサポートを受けるのが難しい

JACリクルートメントの口コミ

50代 男性
  • 外資系企業を受け最終面接まで行ったとき、対策として模擬英語面接をしてもらい、本番でとても役立った
〔出典〕独自アンケート調査
20代 男性
  • 業界ごとの専門チームに分かれていて各担当者がそれぞれ自分の紹介企業に責任を持っている。紹介企業との信頼のパイプも太く、書類審査が通りやすい
〔出典〕独自アンケート調査
30代 男性
  • 業種、職種、地域別にエージェントが分かれていて詳しい部分まで要望をくみ取っていただける。大手エージェント会社が取り扱っていない専門的なスキルが必要なニッチな求人が多い
〔出典〕独自アンケート調査
30代 女性
  • 企業ごとにつく担当エージェントの質が良い。JACリクルートメントならではの、企業とのパイプが強いように感じた。書類通過率も高かった
〔出典〕独自アンケート調査
20代 男性
  • 担当者の知識が豊富で、親身になって相談にのって頂けました。面接対策が手厚く、実際の面接のシミュレーションも本格的なものです。また当時のキャリアは大したことのないものでしたが、それでも多様な提案をしてくれました
〔出典〕独自アンケート調査
JACリクルートメントのチェックポイント
特徴
  • ハイクラス向けの転職に特化
  • 他社では扱っていない独占求人が多数
  • 各業界の精通したコンサルタントが所属
タイプ 特化型
対応職種 人事・労務、総務・広報、法務・知財、内部統制・監査、経理・財務、経営・事業企画、営業、コンサルティング・アドバイザリー、マーケティング・商品開発、クリエイティブ(広告・デザイン・放送関連)、WEB・アプリ・ゲーム、購買・物流・生産管理、秘書・アシスタント・事務・顧客対応、金融、IT、技術系、建築系、土木系、メディカル・バイオ、医療・介護・福祉、その他
拠点(面談場所) 東京本社、北関東支店(さいたま)、横浜支店、名古屋支店、静岡支店、大阪支店、京都支店、神戸支店、中国支店、福岡支店
運営会社 株式会社 ジェイエイシーリクルートメント
公式URL https://www.jac-recruitment.jp/

JACリクルートメントで仕事を探す

【5位 パソナキャリア】きめ細かいサポートに定評あり

利用して良かった転職エージェント第5位は、 パソナキャリアです。

きめ細やかなサポートに定評があり、2019年~2022年の「オリコン顧客満足度調査」では、4年連続転職エージェント第1位を獲得しています。

その称号どおり、当アンケートでも担当者の親身な対応を評価する口コミが多数。

大手エージェントと比べると求人数は多くないですが、マッチング力が高いことから「良い職場に巡り会えた」という声が多く聞かれました。

また、パソナキャリアには女性支援に特化した「女性活躍推進コンサルティングチーム」があります。

女性ならではの悩みや不安に寄り添ったサポートが受けられるので、働くママにもおすすめの転職エージェントと言えるでしょう。

パソナキャリアのメリット・デメリット

●メリット
・ハイクラス求人を多数保有しており年収アップ転職も目指せる
・他社にはないパソナキャリアのみ取り扱っている求人も紹介してもらえる
・丁寧なキャリアカウンセリングで希望にマッチした転職先が見つかる
・女性のハイクラス転職に強く女性活躍の求人も充実している
●デメリット
・地方の求人は多くない
・経験や希望条件によっては求人紹介が難しいこともある

パソナキャリアの口コミ

40代 男性
  • これまでの経験と転職後の希望をしっかりと理解したエージェントで、個々人の転職を親身にとらえていると感じる。営業担当以外に面接対応のための人材が配置されており、面接試験を想定したロールプレイングがあり、わかりにくい点やアピールポイントの整理などの支援もしてくれる
〔出典〕独自アンケート調査
30代 女性
  • できる限りこちらの希望条件に沿った求人を紹介してくれた。同業他社の大手では、この職種は避けたいと伝えてても「経験があるから決まりやすいですよ」と言ってどんどん紹介され、再度お願いしても、AIマッチングでどうしても自動的に紹介されてしまうと説明され求人を見るたびにガッカリしました。パソナさんは紹介数は少ないながらも希望に近い求人を選んで紹介していただけてるのが伝わってきたため高評価です
〔出典〕独自アンケート調査
30代 男性
  • 案件数はそこまで多くはなかったが、その分希望に沿った案件数は多く、質の高い紹介を受けられた。また担当者が親切丁寧で、面接結果のフィードバックなど受けられた点が良かった
〔出典〕独自アンケート調査
40代 男性
  • 希望する業種に合ったキャリアアドバイザーがサポートするので、詳しく話を聞いた上で迅速に会社の紹介とアポイントを取り、最初の面接まで同行して貰えます。会社の社風や離職率など、良いところも悪いところも教えて貰えたので面接を断ったことも有りましたが、信用出来ると感じた大きな点です。専門職で転職したい方には、その分野のキャリアアドバイザーがサポートするので希望にあった転職先が見つかることが多くおすすめ出来ます
〔出典〕独自アンケート調査
30代 女性
  • ヒアリングがとても丁寧でサポートが手厚かった。内定前に聞いておきたいこともスピーディ且つしっかり企業に確認して回答してくださった。自分が希望していた条件以上の会社に決まり、満足しています。
〔出典〕独自アンケート調査
パソナキャリアのチェックポイント
特徴
  • オリコン顧客満足度調査で4年連続NO.1を獲得している
  • 女性の転職に特化した専門のサポートチームがある
  • きめ細やかなサポートで安心して転職活動ができる
タイプ 総合型
対応職種 営業、管理・事務、IT・Webエンジニア、技術職(電気・電子・機械・化学)、クリエイティブ、マーケティング・企画、コンサルタント・士業、販売員・サービススタッフ、研究・開発(メディカル)、専門職(Web・IT・ゲーム)、専門職(金融)、専門職(不動産・建設)
拠点(面談場所) 東京(日本ビル)、大阪、名古屋、静岡、広島、福岡
運営会社 株式会社パソナ
公式URL https://www.pasonacareer.jp/

パソナキャリアで仕事を探す

【6位 エンエージェント】本格的な「適性診断」で能力や特性を分析

利用して良かった転職エージェント第6位は、エンエージェントでした。

エンエージェントの特徴のひとつとして、独自に開発した適性診断の結果をもとにお仕事を紹介してくれるところ。

職歴やスキルではわからない能力や特性を分析し、一人ひとりの強みを見つけてくれます。

未経験の職種に適正が見つかることもあり、転職する際の新たな可能性も広がりますよ。

電話やメールでこまめに連絡をくれるなどサポートが手厚いため、安心できたとの声も多く寄せられました。

自身の市場価値を知りたい方は、エンエージェントの適性診断とキャリア面談を受けてみてはいかがでしょうか。

エンエージェントのメリット・デメリット

●メリット
・業界や職種を熟知した専任担当者による徹底サポートが受けられる
・徹底分析できる適性診断で自分の新たなキャリアを発見できる
・入社後も長期間にわたるフォローがあるから心強い
・大手や有名企業をはじめとした厳選企業の求人を紹介してもらえる
・丁寧なサポートで初めての転職活動の不安を軽減させてくれる
●デメリット
・全体的に求人数は少なめ
・東京以外の求人は見つかりにくい

エンエージェントの口コミ

30代 男性
  • 親身になって自己分析や向いていそうな職種を紹介してくれる。また履歴書や職務経歴書の作成に関してアドバイスしてくれる
〔出典〕独自アンケート調査
30代 男性
  • ケアがよく行き届いていると思う。不安なこともすぐに相談に乗ってくれる
〔出典〕独自アンケート調査
30代 女性
  • こまめなメールをくださり、しっかりとこちらの要望を聞いてくれる。また、実際に転職まで繋がらなかったですが、その後も親身に連絡をくれる
〔出典〕独自アンケート調査
20代 女性
  • 自分が探していた以上の求人を出していただけます。また、各求人に対して会社情報や雰囲気を教えていただけるので安心です
〔出典〕独自アンケート調査
20代 男性
  • 面接の予定が入ったとき、その企業の面接内容の傾向や対策のアドバイスをもらえる。また、企業ごとに口コミも見ることができるため、ある程度の参考にすることが出来る
〔出典〕独自アンケート調査
特徴
  • 独自で開発した適性検査の結果から仕事を紹介してくれる
  • サポートが手厚い
  • 求人情報サイト大手のエンジャパンが運営している
タイプ 総合型
対応職種 営業・マーケティング系事務・管理系経営・経営企画・事業企画系コンサルタント系技術系(IT・Web・通信系)技術系(電気・電子・半導体)技術系(機械・メカトロ・自動車)技術系(化学・素材・食品)技術系(建築・設備・土木・プラント)技術・専門職系(メディカル)不動産系専門職サービス・流通系金融系クリエイティブ系
拠点(面談場所) 東京、名古屋、大阪、福岡
運営会社 エン・ジャパン株式会社
公式URL https://enagent.com

エンエージェントで仕事を探す

【7位 type転職エージェント】一都三県でエンジニア・営業・企画職への転職を目指す人向け

利用して良かった転職エージェント第7位は、type転職エージェントでした。

東京・神奈川・千葉・埼玉の求人を扱うエージェントで、とくに「ITエンジニア」「ものづくり」「営業・企画職」を得意としています。

type転職エージェントは、さまざま業界や目的別の「転職相談会」を毎週開催しているのも特徴の一つ。

  • 年収アップを目指している方のための相談会
  • キャリアの棚卸しをしたい方のための相談会
  • 転職活動を行う前の相談会

などもあるので、現時点で転職するか迷っている方も、ぜひ登録してみてください。

type転職エージェント利用者の満足度は高く、リクナビNEXTのエージェントランキングでも総合満足度2位を受賞。

利用者の71%(※)が年収アップしているため、転職への期待も高まりますね。

一都三県でIT・WEB系の転職先を探している方が押さえておきたい転職エージェントと言えるでしょう。

※2015年1月~12月実績(type転職エージェント調べ)

type転職エージェントのメリット・デメリット

●メリット
・首都圏勤務の「IT」「営業」「ハイクラス」の求人が見つかる
・長年の実績に基づいた転職サポートが受けられる
・毎週開催されている転職相談会や転職セミナーを活用できる
・企業担当から良質な情報を提供してもらえる
・国家資格のキャリアコンサルタント保有者が多数在籍している
●デメリット
・得意領域に該当しなければ活用できない
・求人の多くは首都圏で他エリアを希望する人には物足りない

type転職エージェントの口コミ

20代 女性
  • 特にエンジニアや営業職に特化した求人が多いので、専門職で探している求職者はピンポイントでヒットしやすい。大手・優良企業が多い印象
〔出典〕独自アンケート調査
20代 男性
  • 年収が上がった、業種業界の選択肢が広がった、担当者の対応がよかった
〔出典〕独自アンケート調査
20代 女性
  • 面接対策の講座や複数の会社説明会の案内など積極的にしてくれる
〔出典〕独自アンケート調査
20代 男性
  • 初めての転職エージェントでしたが、自身のキャリアと実際の市場価値との違いや転職に向けての課題など、丁寧に対応していただきました。また、求人応募にあたっても具体的対策など細かくご指導いただけます
〔出典〕独自アンケート調査
20代 女性
  • 転職エージェントとして求人案内が個人の志向や希望に適合していたと感じる。特に前職の『職種』を元に『業界』を幅広く紹介してくれた点がとても良かった
〔出典〕独自アンケート調査
type転職エージェントのチェックポイント
特徴
  • IT・WEB業界に強い
  • 毎週、無料転職相談会を開催している
  • 大手企業・優良企業の求人が多い
タイプ 特化型
対応職種 システムエンジニア、Webエンジニア・クリエイター、営業、販売・接客・コールセンター、管理・マーケティング・経営、事務・オフィスワーク、専門職、クリエイティブ、医薬・化学・素材・食品、電子・電気・機械・自動車、建築・土木・設備、教育・医療・保育・福祉・その他
拠点(面談場所) 東京本社
運営会社 株式会社キャリアデザインセンター
公式URL https://type.career-agent.jp/

type転職エージェントで仕事を探す

続けて、年代別にもランキングを作成してみたので参考にしてみてください。

年代別におすすめの転職エージェントランキング

年代別におすすめの転職エージェントランキングの画像

20代~40代の年代別に口コミを集計したところ、すべての年代で1~3位が全く同じという結果に。

「求人数が多い」「担当者の対応がいい」といった評判のよいエージェントは、どの年代からも支持されていることがわかります。

年代別の結果を知りたい方は、あなたの当てはまる年代の転職エージェントを確認してみてください。

以下、ランキングの結果と考察を20代から順に解説していきます。

20代から口コミで選ばれたおすすめ転職エージェントランキング

20代におすすめの転職エージェント

20代からの口コミを多く集めた転職エージェントランキングの上位3つは、1位「リクルートエージェント(173人)」、2位「doda(84人)」、3位「マイナビAGENT(45人)」の結果となりました。

リクルートエージェントの魅力は、なんといっても求人数が20万件以上(※2023年9月時点)と圧倒的に多いこと。

20代は企業からのニーズも高いため、リクルートエージェントであれば、ある程度条件を絞ってもマッチする求人が見つかりやすいでしょう。

アンケートでも、「選択肢が多いのでよい企業に出会えた」といった声が多く寄せられています。

一方、dodaマイナビAGENTは、担当者の親身な対応に対して多くの支持を集めました。

両社とも、面接対策や提出書類作成のサポートに力を入れているため、転職がはじめての20代にも心強いエージェントです。

また20代の4位には、首都圏の「エンジニア」や「営業職」に強いtype転職エージェントもランクインしました。

以下、20代から口コミを多く集めた上位5社の転職エージェントを掲載しておくので参考にしてみてください。

編集部が独自で選んだ20代向けの転職エージェントの特集記事も用意しているので、興味がある方はあわせてチェックしてみてください。

30代から口コミで選ばれたおすすめ転職エージェントランキング

30代におすすめの転職エージェント

30代からの口コミを多く集めた転職エージェントランキングの上位3つは、1位「リクルートエージェント(114人)」、2位「doda(40人)」、3位「マイナビAGENT(24人)」の結果となりました。

30代になると、結婚・子育て・配偶者の転勤といったライフスタイルの変化により、これまでと同じ働き方ができなくなる人も増えます。

30代を最後のチャンスと考え、「新しい仕事に挑戦したい」と思う人もいるでしょう。

リクルートエージェントでは、幅広い業種・職種を扱っており、30代の異業種転職への支援実績も多数。

そのため、キャリアチェンジしたい方にも人気となっています。

また、30代の4位にはJACリクルートメントがランクインしました。

JACリクルートメントは、大手企業や外資系企業、専門職の転職支援を得意とする転職エージェント。

ハイクラス向けであることから、大手エージェントのように口コミは多くないものの、「エージェントに力量がある」「納得のいく条件で仕事が決まった」など、利用者からは高い評価を得ています。

以下、30代の方から多くの口コミを集めた転職エージェント上位5つまでを掲載しておくので確認してみてください。

編集部が独自で選んだ30代向けの転職エージェントの特集記事も用意しているので、興味がある方はあわせてチェックしてみてください。

40代から口コミで選ばれたおすすめ転職エージェントランキング

40代におすすめの転職エージェント

40代からの口コミを多く集めた転職エージェントランキングの上位3つは、1位「リクルートエージェント(44人)」、2位「doda(19人)」、3位「マイナビAGENT(8人)」の結果となりました。

20~30代と比べて転職が難しくなる40代は、求人数の多さが転職エージェント選びのポイントとなりそうです。

求人数が多ければ、希望の仕事に出会う可能性も高くなるからです。

転職エージェント 求人数
リクルートエージェント 35万1,348件(公開求人14万8,400件/非公開求人20万2,948件)
doda 14万6,139件(非公開求人を含む)
マイナビAGENT 公開求人3万2,390件(全求人の約20%)

(※調査日2021年11月30日)

40代の1位に選ばれたリクルートエージェントには、「他のエージェントでは断られたがリクルートエージェントで決まった」といったコメントも複数寄せられています。

ただし、リクルートエージェントで転職サポートを受けられるのは基本的に3ヶ月間となっています。

あせらず自分のペースで転職活動をしたい方は、サポート期間に期限のないdodaの方がよいでしょう。

40代から口コミを多く集めた上位5社までを掲載しておくので、あなたが興味のある転職エージェントは確認してみてください。

編集部が独自で選んだ40代向けの転職エージェントの特集記事も用意しているので、興味がある方はあわせてチェックしてみてください。

編集部が条件別に選んだおすすめの転職エージェント

編集部が条件別に選んだおすすめ転職エージェントの画像

この章では、口コミランキング上位7位に、惜しくもランク外だった転職エージェントも加え、編集部が条件別に選んだおすすめの転職エージェントを紹介します。

上記内容に従って、詳細説明をしていくので確認してみてください。

はじめての転職活動におすすめの転職エージェント3選

はじめての転職活動に不安を感じている人が転職エージェントを選ぶ際には、次の3社がおすすめです。

マイナビAGENT

転職支援制度が充実。
【公式】https://mynavi-agent.jp

doda

キャリアアドバイザーが親身に対応。
【公式】https://doda.jp/

パソナキャリア

顧客満足度No.1。(※2019年~2022年「オリコン顧客満足度調査」転職エージェント総合1位
【公式】https://pasonacareer.jp/

理由としては、上記3社いずれも「キャリアアドバイザーのサポートが手厚い」からですね。

転職に向けてのスケジュールの立て方や、履歴書の書き方、自己アピール方法まで丁寧に教えてもらえるので、初めての転職活動に不安がある方向けと言えるでしょう。

なかでも押さえておきたいのは「マイナビAGENT」。

今回の口コミアンケートでも、担当者の優秀さ、親身な対応に好意的な声が多くあがっていて、おすすめの転職エージェントと言えるでしょう。

やりたい仕事が決まっていない人におすすめの転職エージェント3選

転職を考えている人の中には、「今の仕事は向いていない気がするけど、何をやりたいかわからない」という方もいるでしょう。

やりたい仕事の決まっていない人が転職エージェントを選ぶ際には、次の3社がおすすめです。

マイナビAGENT

幅広い業界・職種の求人を保有。
【公式】https://mynavi-agent.jp/

doda

スカウトやパートナーエージェントサービスあり。
【公式】https://doda.jp/

エンエージェント

専任キャリアパートナーに相談可。
【公式】https://enagent.com

マイナビAGENTdodaはともに、キャリアアドバイザーのヒアリング力・提案力に定評があり、「強みを見つけてくれた」「キャリアが活かせる転職先を紹介してもらえた」という口コミも多いです。

また、両者とも保有求人の職種・業種の幅が広いため、思いもよらなかった仕事に巡りあう可能性も高いですよ。

エンエージェントでは、90問の質問から能力や特性を分析する「適性診断」を行っています。

新たな適正やキャリアの発見につながるため、ぜひ利用してみてください。

もし本気でやりたいことを探すなら、転職エージェントと違い費用はかかりますが、「キャリアコーチング」を頼ってみるのもおすすめです。

ITエンジニアの仕事をしたい人が選ぶ際におすすめの転職エージェント3選

ITエンジニアに転職したい方には、次の転職エージェント3社から選ぶのはおすすめです。

ユニゾンキャリア

IT・Webエンジニア専門、プロが内定までサポート。
【公式】https://unison-career.com/

type転職エージェント

首都圏の求人に強い。
【公式】https://type.career-agent.jp/

ワークポート

IT業界に強く、求人多数
【公式】https://www.workport.co.jp/

専門職でお仕事探しをする場合は、業界に精通した転職エージェントを利用するのがポイント。

書類作成や面接対策に不安を感じているIT・WEBエンジニアの方であれば、最初の相談から内定まで一貫したサポートを受けられるユニゾンキャリアはチェックしておきたい一社といえるでしょう。

また一都三県で探すならtype転職エージェントがおすすめ。

IT・WEB業界専門アドバイザーに、業界動向や求人傾向ふまえたうえでのキャリアプランニングをしてもらえます。

また、きめ細やかにサポートしてほしい人は、IT業界に精通した「転職コンシェルジュ」がいるワークポートがおすすめです。

エンジニア系に強い転職エージェントを探す際には、「ITエンジニア向け転職エージェント21選」や「AIエンジニア向け転職サイト&エージェント11選」の記事も参考にしてみてください。

女性におすすめの転職エージェント2選

女性が転職エージェントを選ぶ際には、次の2社から選ぶのがおすすめです。

パソナキャリア

女性専門チームのサポートあり。
【公式】https://pasonacareer.jp/

doda

女性が活躍できる求人多数。
【公式】https://doda.jp/

「結婚や出産などでライフステージが変わってもキャリアアップを狙える会社に転職したい」「今の会社には女性管理職のポストがない」など、女性には女性ならではの仕事の悩みがありますよね。

上記2社は、女性がキャリアを形成するためのサポート体制が整っており、女性の転職支援実績も多数あります。

また、女性キャリアアドバイザーが在籍しており、女性ならではの悩みを理解してもらえるため、相談しやすさも抜群。

さらに女性向けコンテンツなども充実しており、転職活動をはじめるにあたり参考になることもたくさんあります。

なかでも『女性活躍推進コンサルティングチーム』という、女性の支援に特化したチームを発足しているパソナキャリアは、サポート体制が万全です。

業界の中でも求人数の多さを誇るdodaには、『Woman Career(ウーマン・キャリア)』という、女性の転職・求人に特化したコンテンツがあり、「女性活躍」「育児・託児支援制度」などの条件で求人検索ができますよ。

別記事で「女性向けおすすめ転職エージェント7社」の特集もしているので、あわせて参考にしてみてください。

第二新卒が選ぶ際におすすめの転職エージェント3選

第二新卒が転職エージェントを選ぶ際には、次の3社がおすすめです。

doda

求人の約6割が「第二新卒歓迎」。(※調査日2023年10月1日
【公式】https://doda.jp/

マイナビジョブ20’s

転職定着率95.2%を誇る。(※2021/10/1~2022/9/30に入社された方の3か月の定着率
【公式】https://mynavi-job20s.jp

DYM就職

専任アドバイザーによるサポートあり。
【公式】https://www.dshu.jp/

「アピールできるキャリアや経験がない」といった不安に陥りがちな第二新卒の転職には、20代の転職実績が豊富で、第二新卒の転職にも注力している転職エージェントを活用しましょう。

大手転職エージェントの中で、第二新卒の転職に力を入れているのはdodaです。

大手や優良企業など、条件のいい求人が見つかるので登録する価値は高いですよ。

20代の経験が浅い転職希望者から支持されているのは、マイナビジョブ20’sDYM就職

初めて転職する第二新卒にとって、心強い対応やサポート力を期待できる2社と言えるでしょう。

第二新卒の転職エージェント探しには、「第二新卒に強い転職エージェントおすすめ19選」や「就活エージェントおすすめ比較15選」の記事も参考にしてみてください。

フリーター・ニートが選ぶ際におすすめの転職エージェント3選

フリーター・ニートが転職エージェントを選ぶ際には、次の3社がおすすめです。

UZUZ

ブラック企業の求人を徹底排除
【公式】https://uzuz.jp/

就職カレッジ

未経験から優良企業への転職も目指せる。
【公式】https://www.jaic-college.jp/

ハタラクティブ

正社員経験ナシでも利用可。
【公式】https://hataractive.jp/

フリーターやニートの転職は、よほどの経験やスキルなどがない限り簡単ではありません。

転職を実現するためには、フリーター・ニートなどの転職実績がある転職エージェントで、キャリアアドバイザーやコンサルタントと二人三脚で転職活動を行うことです。

UZUZは、求職者の個性に合わせた「オーダーメイド型」の転職サポートをしてくれます。

そのため、社会人経験のない人でも自分にあった転職先が見つかる可能性は大きいですよ。

転職後も安定的に働ける企業を紹介して欲しい人は、入社後定着率91.5%(※)のJAICの就職カレッジが使えます。

ハタラクティブは、未経験者でも大企業や優良企業の求人を紹介してもらえるので希望者は登録しておきましょう。

※2019/2/1~2020/1/31に入社した方の3か月定着率

上記以外に「フリーター向け転職エージェントおすすめ14選」の特集記事も参考にしてみてください。

ハイクラスの転職を希望する人が選ぶ際におすすめの転職エージェント3選

ハイクラスの転職を希望する人が転職エージェントを選ぶ際には、次の3社がおすすめです。

LHH転職エージェント

高年収の厳選求人を保有。
【公式】https://jp.lhh.com/

JACリクルートメント

レベルの高いコンサルタント在籍。
【公式】https://jac-recruitment.jp

ランスタッド

外資系企業の転職に強い。
【公式】https://randstad.co.jp/

上記3社は、ハイクラスやエグゼクティブ層の転職に強みをもつ転職エージェントです。

表立って求人募集すると、新規事業など競合他社に知られたくない情報が流出してしまうハイクラス向けの求人は、基本的に一般には出回りません。

そのため、ハイクラスに特化または強い転職エージェントを使わないと、好条件の求人に出会えず転職活動が難航します。

厳選した高年収求人を保有するLHH転職エージェントなら、希望以上の待遇でハイクラス転職を叶えられる可能性もあるでしょう。

JACリクルートメントは管理職や専門職の転職に強く、幅広い専門分野のコンサルタントが在籍しています。

世界39カ国でサービス展開するランスタッドは、外資系企業やグローバル企業の転職を得意としており、年収3,000万円以上(※)の求人も保有しているので、気になる方は登録しておきましょう。

※調査日2021年11月30日

ハイクラス支援している転職エージェントを探す際は、「ハイクラス向け転職エージェント&サイトおすすめ14選」の記事も参考にしてみてください。

UIターンの転職を希望する人が選ぶ際におすすめの転職エージェント3選

転職希望者のなかには、「地方で働きたい」「家庭の事情で実家に戻らなくてはならなくなった」という人もいるでしょう。

Uターン・Iターンの転職を希望する人が転職エージェントを選ぶ際には、次の3社がおすすめです。

パソナキャリア

全都道府県に支店を開設。
【公式】https://pasonacareer.jp/

マイナビAGENT

地方都市の求人を多数保有。
【公式】https://mynavi-agent.jp/

ヒューレックス

I・Uターンに特化した転職支援を実施。
【公式】https://www.hurex.jp/

転職エージェントによっては首都圏や都市部の求人が中心で、地方の求人が極端に少ないところもあります。

しかし、上記3社は全国各地に拠点をおき、地元優良企業や地方に支店のある大手企業の求人を豊富に保有。

Uターン・Iターン転職の実績もあるため、初めて地方で働くという人へのフォロー態勢も整っています。

パソナキャリアマイナビAGENTは業界大手の転職エージェントで、各地域への転職実績も十分にあります。

ヒューレックスは、UIターンに特化した転職エージェントなので、希望者にとっては押さえておきたい一社といえるでしょう。

別記事で「U・Iターン転職におすすめの転職サイト&エージェント10選」の特集もしているので、あわせて参考にしてみてください。

転職エージェントを選ぶ際に知っておきたい4つのチェックポイント

転職エージェントを選ぶときにチェックしておきたいのは以下の4つ。

転職エージェントを選ぶときのチェックポイントについての画像

上記のチェックポイントそれぞれについて詳しく解説していくので、転職エージェントを決める際の参考にしてみてください。

1.希望に合った条件の求人を見極めるための5項目をチェックする

まずは、希望に合った条件の求人がある転職エージェントなのかを確認する必要があります。

希望に合った条件の求人を見極める際には、以下5つのチェックポイントを確認してみてください。

  1. 職種
  2. 業界
  3. 年収
  4. キャリア
  5. 年代など

極端な例ですが、経理職での転職を希望しているのに、美容師の求人に特化した転職エージェントを利用しても仕事は見つかりません。

キャリアや経験の浅い市場価値の低い人が、ハイクラス転職に強い転職エージェントを選んでも登録を断られてしまいます。

どの転職エージェントからチェックすればいいかわからない人は、上記条件を幅広く網羅している「総合型」の転職エージェントからがおすすめ。

追加での希望条件があれば、転職エージェントの公式サイトにある公開求人検索から求人をチェックも可能です。

【例】

  • Uターン転職を希望 ⇒「Uターン歓迎」「U・Iターン支援あり」などの求人を検索
  • 柔軟な働き方をしたい⇒「リモートワーク制度あり」「フレックスタイム制度」などの求人を検索

今回の調査の中からあげると、1位の「リクルートエージェント」、3位「マイナビAGENT」、5位「パソナキャリア」等から選んでみてはいかがでしょうか。

2.相性のいいキャリアアドバイザーがいるかチェックする

転職エージェントを使うメリットのひとつとして、キャリアアドバイザーに相談しながら転職活動できることが挙げられます。

転職エージェントを選ぶにあたり、相性のいいキャリアアドバイザーがいるかをチェックしましょう。

サポート力や提案力のある、優秀なキャリアアドバイザーと出会えればベストですが、とりあえずは「感じがいい」「話しやすい」など直観的な判断でもOKです。

「感じが悪い」「気が合わない」「話しにくい」など、いい印象を抱けないキャリアアドバイザーだと、アドバイスも素直に受けられなかったり相談もしにくいことでしょう。

人と人とのやり取りになるので、相性の差が出ることは仕方ありません。

相性が合わない場合、キャリアアドバイザーの変更に対応している転職エージェントもあるので、一度相談してみてください。

ちなみに複数の転職エージェントへ登録することで、多少不満があっても、以下のように強みや特徴でキャリアアドバイザーの使い分けも可能です。

  • A社:レスポンスは遅いが専門性は高い
  • B社:求人紹介は少ないが話をよく聞いてくれ対応も丁寧
  • C社:相談しにくいが連絡も仕事の紹介もとにかくスピーディー

何名かに相談する中で最も気に入った方を選んでいきましょう。

3.サポートや支援が充実しているかチェックする

転職活動を優位かつスムーズに進めるためには、サポートや支援の充実度をチェックしましょう。

転職活動の中でわからない部分やつまずいた部分が出たときにサポートしてもらえると助かるからです。

転職エージェントでは主に、以下のサポートを受けられます。

【転職エージェントのサポート例】

  • キャリアカウンセリング
  • 求人紹介
  • 応募書類の添削
  • 面接対策
  • 内定後の年収交渉
  • 面接日や入社日などの日程調整

ただし、転職エージェントによってサポート内容は異なります。

「面接対策」を一例として見てみましょう。

【転職エージェントの面接対策例】

  • A社 模擬面接の実施
  • B社 1対1の面談でじっくり時間をかけて対策を練る
  • C社 面接セミナーを視聴する

また、転職エージェントによっては独自のサポートや支援を実施しているところも。

パソナキャリアでは、転職後も1年間無料で学べる「eラーニング」サービスを実施。

JACリクルートメントには、原則24時間以内の状況報告を行うスピード重視のサポートがあります。

サポートや支援内容をチェックする際は、手厚さや自分に合った内容かを重視してみてくださいね。

4.転職エージェントを実際利用した人の口コミや評判をチェックする

口コミや評判をチェックするのも、転職エージェントを選ぶ際の参考になります。

実際に利用した人の口コミから、転職エージェントの良い点・悪い点などの情報を得られるからですね。

当記事の口コミはもちろん、「SNS」「Google検索」「ブログ」「口コミサイト」など、幅広い情報源から口コミをチェックしてみてください。

さまざまな媒体の口コミをチェックすることで、口コミの整合性がわかり信憑性も高まりますよ。

「悪い口コミしかない」「不安要素の大きすぎる口コミがある」という場合は、利用を控えたほうがいいでしょう。

転職エージェントのメリットを知り上手く活用する方法

転職エージェントのメリットを上手く活用する方法についての画像

転職エージェントを使いたいけれど、どうしてよいかわからない人も多いと思います。

そこで、転職エージェントのメリットを知り上手く活用するための方法について紹介するのでチェックしてみてください。

3つのメリット面から転職エージェントを複数登録する

転職エージェントの登録は一社だけに絞らず、次の3つのメリットを得られることから「複数登録」がおすすめです。

  1. 独占求人を含めた幅広い求人の閲覧・応募ができる
  2. 自分に合ったキャリアアドバイザーを見つけやすくなる
  3. 各転職エージェントの強みを使い分けられる

大手転職エージェント「リクルートエージェントの調査」でも、転職経験者の73.2%が複数登録していたという結果が出ています。

ただし、いくら複数登録がおすすめといっても、手当たり次第に登録することはやめましょう。

リクルートエージェントの調査結果の通り、とりあえずは2~3社程度に押さえておくのが無難です。

登録のためのデータ入力や面談からはじまり、応募状況や面接のスケジュール管理など、登録数に比例して使う時間が増えるためですね。

働きながらの転職活動だと、空き時間も少ないので、時間の使い方も大切です。

また、大人数のキャリアアドバイザーからアドバイスをもらいすぎて、余計にどうしたらいいのかわからなくなるケースも考えられます。

複数登録を上手く使うコツとしては、登録している転職エージェントには、他社と併用していることも正直に話しておきましょう。

スケジュールも考慮してくれますし、他社と被らない求人紹介をお願いできます。

「転職エージェントに掛け持ち登録していることを知られたら不快になられたり非協力的になるのではないか?」と思う人もいるかもしれませんが、特に問題ないのでご安心ください。

「総合型」と「特化型」転職エージェントを併用してそれぞれの強みを活かす

「総合型」と「特化型」転職エージェントを併用すると、それぞれの強みを活かせるので転職活動をより効率的に進められます。

以下、「総合型」と「特化型」それぞれの転職エージェントの特徴やメリットについて解説していきます。

総合型の転職エージェントは求人数・サービスともに充実している

名前の通り、企業規模・業界・職種問わず、さまざまな求人案件が取り揃えられているからですね。

たとえば、「大企業」「地方の中小企業」「新進気鋭のベンチャー・スタートアップ企業」など、各求人も充実。

若手からシニア、未経験からエグゼクティブまで網羅されているので、年齢や性別問わず、誰もが利用しやすくなっています。

実際、今回のランキング上位3つは、大手の「総合型」転職エージェントで、多くの人から利用されていることがわかります。

「1位、リクルートエージェント(338人)」「2位、doda(145人)」「3位、マイナビAGENT(79人)」となっていますね。

上記3つにあわせて、大手と言われている総合型転職エージェントを紹介します。

特化型の転職エージェントは、総合型にはない専門性の高さが強み

たとえば、新卒入社したばかりの転職希望者の場合、総合型の転職エージェントでも「20代活躍」「未経験歓迎」などの求人を紹介してもらえます。

しかし、第二新卒に特化した転職エージェントを選ぶことで、キャリアアドバイザーからのより専門的なアドバイスを期待できます。

ひとつに絞り込んで時間をかけている分、キャリアアドバイザーの知識レベルや経験値が高いからですね。

また、「特化型」転職エージェントならではの求人情報が見つかるケースも少なくありません。

「総合型」と「特化型」転職エージェントの併用を必要としないケースもある

「総合型」と「特化型」の転職エージェントそれぞれに登録することをおすすめしましたが、併用を必要としないケースもあります。

専門性のある業界や職種を希望していない場合、「総合型」転職エージェントへの登録のみで事足りるためです。

また、業種・業界によっては、「特化型」転職エージェントのみ登録するだけでOKな場合もあります。

たとえば、「医師」「看護師」「介護職」などの職種は、病院や医療・福祉業界の転職に特化した転職エージェントのほうが求人数、サポートともに充実している傾向が強いためです。

あなたの希望する業種や職種にあわせて使い分けていきましょう。

アドバイザーには経歴や希望を正直に伝える

アドバイザーへこれまでの経歴や希望条件を伝えることで、求人紹介やアドバイスを受けられるのも転職エージェントのメリットといえるでしょう。

その際、「経歴や希望を正直に伝える」のは転職エージェント利用時の鉄則です。

実際とは違う職務経歴や希望条件を伝えてしまうと、以下のようなデメリットがあるからですね。

  • アドバイザーとの信頼関係を損ねる
  • ニーズに合った求人提案を受けられない
  • 入社後トラブルになる可能性がある

たとえば職務経歴やスキルに関してウソをつくと、入社後のトラブルへとつながったり転職先で同僚についていけずに肩身の狭い思いをしかねません。

また「すぐに転職したいのか」「急いでおらず、いい求人があれば転職したいのか」など、転職についてのスタンスについても正直に伝えておきましょう。

「今すぐ転職したいといったほうが、優先的にサポートしてもらえるのではないか」と考える人もいるかもしれませんが、トラブルに発展しかねないのでおすすめできません。

確かに売上だけを考えているアドバイザーであれば、直近で企業からの報酬につながる「今すぐ転職したい人」を優先するかもしれません。

しかし優秀なアドバイザーであれば、「今すぐ転職するつもりがない人」にもきちんと対応してくれます。

それに転職するつもりはないのに急募の求人ばかり紹介されても、応募できませんよね。

実際に転職エージェントに登録する人の中には、「今すぐ転職するつもりはなく、まずは自分の市場価値(適正年収)を知りたい」という人も多くいます。

必要なサポートを受けるためには、ウソをついたり自分をよく見せようと話を大げさにしたりしないようにしましょう。

アドバイザーとこまめにやりとりすることで得られるメリット

アドバイザーとこまめにやりとりすることで得られるメリットもあります。

「面接後の報告」や「求人提案に対するレスポンス」が早いと、アドバイザーから「転職に対する意欲が高い印象」を持ってもらいやすいです。

「転職への意欲が高い人」や「前向きな人」については、アドバイザーも求人提案や企業への売り込みがしやすくなります。

つまり熱意が高く採用確率の高い人は、優先的にサポートしてもらえる可能性があるのです。

一方でレスポンスが遅いと、他の候補者に後れをとってしまう可能性があります。

アドバイザーからの連絡に対しては、丁寧な態度かつ速いレスポンスを心がけましょう。

アドバイザーから言われるがままの求人応募は避ける

転職活動についての不安や疑問が多い方ほど、アドバイザーからもらえるアドバイスはとても助かるし、大きなメリットを感じることでしょう。

しかしアドバイザーに言われるがままに求人応募をするのは避けたほうが無難です。

親身で優秀なアドバイザーであっても、「提示される求人のすべてが細かい部分まであなたの希望とピッタリ」になる可能性は低いのではないでしょうか。

自分の希望と違う求人を薦められた場合は、「応募しない理由」をきちんと説明したうえで断ってください。

優秀なアドバイザーであれば、応募者からのフィードバックをもとに次回はより精度の高い求人の提案を期待できます。

理由を伝えて断ったにもかかわらず、同じような求人ばかり提案される場合は、「アドバイザーを変更する」「別の転職エージェントを利用する」ことも視野に入れていきましょう。

プロからのアドバイスを素直に受け止める態度は大切ですが、希望とはまるで違う求人に無理して応募する必要はありません。

また紹介された求人に応募する場合でも、アドバイザーからの情報だけをもとに準備するではなく、自分でも応募先企業について調べておきましょう。

転職支援のプロの意見であったとしても、最終的な判断を下すのは応募者本人だと心がけておく必要があります。

企業側に直接質問しにくい内容をアドバイザー越しに質問してもらう

企業側に直接質問しにくいと悩んでいる人もいるのではないでしょうか。

転職エージェントではアドバイザー越しに色々と聞いてもらえる点も利用するメリットといえるでしょう。

アドバイザーが間に入ってくれることで、企業側から応募者に対する印象が悪くなるリスクを軽減できます。

たとえば、「残業の頻度や福利厚生」や「年収交渉できる可能性」は直接企業に質問しにくい方も多いのではないでしょうか。

転職エージェントも応募者の転職が決まって欲しいし、転職後もきちんと仕事を継続して欲しいと考えているので、できる範囲内であれば対応してもらえます。

自分で質問するのに抵抗感ある質問や相談内容ほど、むしろアドバイザーに頼ってみてくださいね。

転職エージェントへ登録後は書類添削・面接練習を積極的に受ける

転職エージェントへ登録すると、「履歴書」や「職務経歴書」といった応募書類の添削や、面接に進んだ際の「面接対策」を受けられるのもメリットです。

転職エージェントに登録後は、書類添削や面接練習を積極的に受けてみましょう。

「紹介先企業の選考・面接の傾向」「面接官の人となり」などを把握しているため、応募書類や面接についての的確なアドバイスをもらえたりします。

また多くの転職サポート実績があるので、「不採用になりやすい応募書類や受け答え」の傾向もわかっているはずです。

書類の添削や面接練習を繰り返し受ける中で問題点や改善点も浮き彫りになってきて、選考の通過率アップを期待できます。

また採用面接を受けたあとの「企業側からのフィードバック」を教えてもらえれば、次の面接に活かせます。

落選理由を聞くのは気分良いものではないでしょうし、ときには目を背けたくなることもあるかもしれませんが、今後のためにもしっかり耳を傾けておきましょう。

転職エージェントに転職活動の日程調整を任せる

転職エージェント経験者の多くが「利用してよかった」と思えるメリットのひとつとして、「日程調整を任せられる」が挙げられます。

複数企業に同時応募していると、自分では転職活動のスケジュールを管理しきれなくなるケースも少なくありません。

特に現職が忙しくて空き時間が少ない人ほど、転職希望先と日程調整するための連絡を取りにくかったりするので助かるのではないでしょうか。

また転職エージェントによっては内定を得た後、入社の返事をするまでの期間を調整してくれる場合もあります。

ただし複数の転職エージェントを利用している場合、各エージェント間の調整は自分で行う必要があるので注意してください。

市場には出回らない非公開求人の紹介で転職活動を進めやすくなる

転職エージェントの公式サイトに掲載されている求人情報がごく一部なことはご存知でしょうか。

転職エージェントでは、市場に出回らない非公開求人を紹介してもらうことで転職活動を進めやすくなるのもメリットといえるでしょう。

非公開求人にしている理由は別に出し惜しみなどではありません。

求人を公開募集すると、掲載している情報の中から企業の事業戦略や新規プロジェクトなどが漏れてしまう可能性を防ぐためです。

たとえば、新たなプロジェクトを立ち上げる際、即戦力となる人材を募集したくても、仕事内容や求人の背景などを赤裸々にした求人票は出せなかったりします。

そこで企業は、希望条件に該当する人材を、転職エージェントに登録している人の中から探してもらうわけですね。

また転職エージェントによっては、他では取り扱いのない独占求人を非公開で保有しているケースも少なくありません。

複数の転職エージェントへ登録することで、各サービスならではの非公開求人をチェックできておすすめです。

転職に関するあらゆる相談ができる

仕事紹介や転職活動のサポート以外に、転職に関するあらゆる相談ができるのも転職エージェントのメリットです。

「本当に今のタイミングで転職していいのか」「転職市場で通用するのか」など、転職活動を始める以前の不安や悩みにも対応しています。

転職のプロならではの各業界における採用動向や、求職者のスキルや強みなどを客観的に見たうえでの的確なアドバイスが可能です。

たとえば、「今は採用を控えているから辞めておいたほうがいい」「あなたのスキルならさらに上のポジションも目指せる」といったアドバイスをもらえたりします。

「こんなこと聞いちゃっても大丈夫かな」と、不安を感じる方もいるかもしれませんが、転職は今後の人生にも関わってくる大きなことなので、臆さず聞いてみることをおすすめします。

もしあなたが本気で悩み相談した内容に対して、きちんと回答してくれない転職エージェントに当たった場合は、利用するのを辞めておきましょう。

転職市場の動向や企業の詳細情報を教えてもらえる

転職活動をはじめるにあたって「事前の情報収集」は大切です。

転職エージェントを利用すれば、『候補先企業の詳細情報』や『転職市場の動向』などを教えてもらえるメリットもあります。

なかでも企業研究や転職市場の動向を調査することは、今後の転職成功に向けて欠かせません。

また、企業の内部情報なども保有しているため、もちろん言える範囲内とはなりますが、自身で調査しただけでは手に入らない情報を教えてもらえるメリットも。

企業の口コミサイトやSNSなど、ネット上で検索する方も多いかもしれませんが、転職エージェントのほうが最新の情報を手に入れやすいです。

業界や職種に特化したキャリアアドバイザーが在籍、情報収集を行い、常に新しい情報をアップデートしているからです。

転職エージェントからリアルタイムの生きた情報を得ることで、より効率的に転職活動を進められるでしょう。
メリット内で話したすべてのサポートを無料利用できます

メリット内で紹介した転職エージェントのサポートは、すべて無料で利用できます。

採用が決まれば、募集企業側から転職エージェントへ成功報酬が支払われるため、求職者は無料でサポートが受けられるわけですね。

転職エージェントの主なサポートは以下のとおりです。

  • キャリアアドバイザーへの相談
  • お仕事紹介
  • 応募書類の作成アドバイス
  • 面接対策
  • 条件交渉
  • 転職後のフォロー

せっかく転職エージェントに登録したのに、提供されているサービスを活用しないのはもったいないですよね。

「無料なのにガツガツ使っていいのかな」などと思わず、スムーズな転職活動のために利用できるサービスは積極的に利用していきましょう。

転職エージェント登録前にデメリット部分も理解してから利用しよう

転職エージェント登録前のデメリットについての解説画像

転職エージェントへ登録する前にデメリット部分も知ったうえで利用していきましょう。

デメリット面をあらかじめ理解しておくことで、実際の利用時に注意点すべきポイントも見えてきます。

それではさっそく転職エージェントのデメリットについて順番に紹介していくので、利用時の参考にしてみてください。

スキルや経験、希望条件などによってはサポートしてもらえないこともある

転職エージェントへ登録しても、あなたのスキルや経験、希望条件などが合わない場合、サポートしてもらえないこともあります。

転職成功の見込みが低い人よりも、転職市場で有利な人を優先的にサポートするシビアな一面を持っているからです。

登録申込みはできても、満足できるサポートを受けられなかったり、登録申請の時点で断られてしまうこともあります。

また、これまでの仕事の中で成績をあげてきていたとしても、あなたの希望条件次第では、お仕事紹介が難しいケースもあるので覚えておきましょう。

たとえば、年収1,000万円超えの管理職を希望しているけれど、マネジメントスキルや実績が足りていなかったりです。

自分の適正に合った希望条件へと修正したり、新たなスキルを身に着けてからあらためて転職活動をはじめるなどして、対処していきましょう。

他にも『希望する勤務地』の求人情報が少なくて、転職先の紹介が難しいケースもありますね。

首都圏や都市部などに求人が集中している中、地方の場合だと求める仕事が見つからないことも少なくありません。

地方での転職を目指す人は、地元密着型の転職エージェントを利用するか、ハローワークなどほかの方法で転職活動を行ってみてはいかがでしょうか。

希望に合わない求人を紹介されることがある

転職エージェントを使うと、あなたの希望にマッチしていない求人紹介を受けることもあります。

主な理由は以下の3つです。

  1. あなたの希望条件をキャリアドバイザーが理解していない
  2. あなたの希望に見合った求人がない
  3. キャリアドバイザーのノルマ達成を優先している

希望と合わない求人の紹介が続くようなら、キャリアアドバイザーに「合わない求人ばかりで困る」と、ハッキリ伝えましょう。

遠慮して言わないことで、次から次へと合わない求人ばかり進められていたら、求人チェックするたびにかかるムダな手間と時間を取られます。

紹介している転職エージェント側にも同じことが言えるので、結局お互いのためにも黙っていることはよくないといえるでしょう。

ハッキリと伝えた後は、希望条件を理解していなかっただけなのか、希望に合う求人がないため、やむを得ず合いそうな求人を紹介しているのかを見極められます。

なかには、あなたの経歴やスキルをもとに、希望とは違うものの、キャリアアドバイザーの判断で求人を紹介してくれているケースもあります。

希望と合わないからとすぐ断らずに、検討してみてもいいかもしれませんね。

サポート期間がある転職エージェントを使うと、期間内に転職を成功させようとどんどん紹介してくることもあります。

指摘をしても、紹介される求人内容に改善が見られない場合は、キャリアアドバイザーを変えてもらうか、他の転職エージェントを利用してみてはいかがでしょうか。

連絡の頻度が高いと相手をわずらわしく感じる

転職エージェントからの連絡は意外と多く、わずらわしく感じてしまう人もいます。

主に、求人紹介の電話やメール、進捗状況の確認などが挙げられます。

とくに複数の転職エージェントを利用する場合、連絡の頻度は上がってしまうので注意が必要です。

確認の必要なメールが埋もれてしまったり、混乱してしまうこともあるからです。

また、仕事中に頻繁に連絡が入ることで、転職活動をしていることが職場にバレる確率も高まる点もあわせて注意しておきましょう。

もし転職活動をバレたくない方は、「転職活動がバレた理由や防ぐコツとは?バレて困った場合の対処法も解説【257人アンケート調査】の記事も参考にしてみてください。

上記理由からも、転職エージェントと効率的にやり取りできるように、連絡頻度や方法などをお願いしておくといいでしょう。

たとえば、「就業後の18時以降に連絡が欲しい」「求人の紹介はまとめてメールで送って欲しい」といったカタチです。

メルマガがうっとうしいと感じた場合は、必要なものだけをチェックするようにし、不要なものは送信されないよう管理画面から設定可能なので、ぜひ利用してみてください。
デメリットやリスクを避けるためのアドバイス

転職エージェントのデメリット部分について紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。

共通点として、すべての内容に「アドバイザーの存在」があります。

転職エージェントのデメリットやリスク部分を避けるためには、アドバイザー選びがいかに重要なのかわかります。

転職エージェントへ複数登録する中で、あなたが本当に信頼できる転職エージェントを探してみてはいかがでしょうか。

面倒に感じるかもしれませんが、その後の転職活動をスムーズに進めるためにも検討してみてください。

転職エージェントの利用がおすすめな人

ここまで記事を読んで、転職エージェントを利用するべきか迷っている人もいるのではないでしょうか。

以下に該当する人は、転職エージェントを利用した方が、転職活動をスムーズに進められる可能性が高いでしょう。

転職エージェントの利用がおすすめな人についての解説画像

転職エージェントを利用すると、転職のプロであるキャリアアドバイザーから、さまざまなサポートを受けられます。

転職活動が初めての人ならノウハウを教えてもらえますし、転職への不安が大きい人は的確なアドバイスももらえるので心強いでしょう。

また、希望や適性に合った求人を紹介してもらうことで、仕事探しの手間が省けたり、内定率が高まったりもします。

さらに、市場には出回っていない非公開求人を紹介してもらえるのは転職エージェントならでは。

人気企業や滅多に出てこないポジションへの転職を目指している人は、ぜひ転職エージェントの利用してください。

自分なりの転職の「軸」を持っている人も、キャリアアドバイザーに流されず、転職エージェントを有効活用できる可能性が高いのでおすすめです。

ワンポイントアドバイス

大前提として、希望や属性に合った転職エージェントを利用することです。

上記でおすすめした人に該当しても、転職エージェント選びを誤ってしまうと、「利用しなければ良かった」と思ってしまうことに。

もう一度、当記事内の「年代別」や「条件別」の章を参考に、転職エージェントを選んでみてください。

転職エージェントを利用した転職活動の流れ

転職活動の流れについての画像

転職エージェントを活用して転職活動をする場合の一連の流れを紹介します。

1.利用する転職エージェントを決定する
まずは、自分が利用したい転職エージェントを決めていきましょう。

各社で利用できるサービスや特徴が異なっているため、自分の目指す方向性にあった転職エージェントを探します。

希望の業界・職種があれば、その業界に特化した転職エージェントを選ぶのがおすすめです。

各公式サイトに記載のサービス内容や実際に保有している求人情報や、第三者運営の口コミを参考にするとよいでしょう。

2.転職エージェントサービスへの登録する
転職エージェントサービスを選んだら、利用するために個人情報の登録をする必要があります。

公式サイト内の申し込みフォームから、自分のプロフィール、職務経歴、転職の希望条件(職種、年収、雇用形態、勤務地、転職の時期など)を入力します。

このときに登録した情報をもとにキャリアアドバイザーとの面談が行われるため、なるべく詳細かつ正確な情報を入力してください。

特に職務経歴はスキル・能力の把握に必要で、今後紹介される求人に大きく関わってくるので、しっかり書き込んでおきましょう。

3.キャリアアドバイザーとの面談を行う
登録を完了すると、転職エージェントから連絡があり、日程調整の上担当のキャリアアドバイザーと面談が行われます。

面談方法は対面、電話、オンライン面談などエージェントによってさまざまですが、昨今の社会情勢によりオンライン面談が主流となっています。

対面での面談を希望する方は、リクルートエージェントdodaのような拠点数が多いエージェントの利用が便利ですよ。

面談では、自身のキャリアの棚卸しや転職で成し遂げたいこと、転職活動の方向性などを話します。

また、転職市場の動向、希望の業種・職種に関する最新情報についてもこの場で伝えられることもあります。

面談は一般的に約1時間~1時間半で行われると考えておいてください。

この面談で話したことをもとに求人の紹介がされます。

キャリアアドバイザーとの間で認識に齟齬がないよう、しっかりと漏れなく自分の情報・希望を伝えられるようにしてください。

希望として伝えておきたいことやキャリアアドバイザーに聞いておきたいことを、事前にまとめて面談に臨みましょう。

4.条件にあった求人紹介をしてもらう
面談の結果をもとに、キャリアアドバイザーが求職者の条件にマッチしていると判断した求人情報が紹介されます。

ほとんどの場合は複数の求人紹介を受けますが、提案されたすべてに応募する必要はなく、より自分の希望に近い求人案件のみに絞り込みます。

場合によっては、その時点で提案できる求人がないというパターンや、サービスの利用自体をお断りされる場合もあるので覚えておいてください。

希望条件に合わない求人を紹介されたときは、遠慮なく断るようにしましょう。

5.書類添削・面接対策を行う
利用する転職エージェントによっては、応募に必要な書類の添削や面接の練習サービスの提供があります。

求人への応募前に書類添削、書類選考通過後に模擬面接のサービスを受けるといいでしょう。

新卒時の就活とはポイントが異なるため、特に初めての転職活動の場合はこういったサポートサービスもぜひ活用してみましょう。

6.魅力を感じた求人に応募する
自分の希望条件に近い魅力的な求人があった場合、応募の意思を示します。

転職エージェントから応募することで、応募書類にキャリアアドバイザーからの推薦状が添付されます。

推薦状があることで書類選考通過の可能性が高まるので受け取っておきましょう。

7.選考と面接が行われる
書類選考を通過するといよいよ面接です。

面接日程の調整や選考結果など、企業との連絡は、すべて転職エージェントを通じて行われます。

選考が進むなかで発生する条件交渉や内定時期の調整、あるいは選考辞退の連絡なども転職エージェントが代わりに行ってくれます。

なお、もし選考に落ちてしまったときは、フィードバックしてもらえるので次の選考に活かしましょう。

8.内定~入社までの調整を行う
内定が出たら、転職エージェントを通じて入社日の調整を行います。

転職エージェントによっては、現在の職場を円満退社するためのフォローや、入社に向けての必要な手続きのサポートをしてくれる場合もあります。

一連の流れを解説してきましたがいかがでしたでしょうか。

もし転職エージェントを利用していない場合は、「求人紹介」以降の流れを自分一人で行う必要があります。

転職エージェントを活用することで、一人でするよりも効率的に転職活動を行えるイメージができた方もいると思います。

転職に不安を抱えていたり、現職が多忙で転職活動の時間があまり取れない方ほど、転職エージェントのサポートを受けることで負担が減っておすすめです。

転職エージェントのよくある質問と回答

転職エージェントのよくある質問

転職エージェントを利用してみたいけれど、まだまだわからないことがある人のために、よくある質問をまとめてみました。

不明点や気になることがある人は、ぜひ参考にしてみてください。

転職エージェントとの面談前に準備しておくことは?
転職エージェントとの面談の前に準備しておきたいのは次の3つです。

  1. 詳細を記載した「履歴書」「職務経歴書」
  2. 明確な転職理由や希望条件
  3. 面談の場にふさわしい服装

面談ではあなた自身のことを知ってもらう必要があるため、プロフィールや経歴を前もって整理しておくと、当日スムーズに伝えられるでしょう。

さらに、転職理由や希望条件、転職希望時期などについても聞かれるので、答えられるように準備しておいてください。

また、こちらから質問したいことがあればメモなどに書いて持参しておくと、聞き忘れを防げます。

転職エージェントとの面談の服装は、指定がなければスーツの必要はなく、普段の格好で問題ありません。

ただし、悪い印象を与えかねないので、常識の範囲内で清潔感ある服装を心がけてください。

服装に迷ったらオフィスカジュアルやスーツを選ぶといいでしょう。

登録したら必ず転職しないといけないの?
登録だけでも問題ありません。

転職エージェントに登録したからといって、必ず転職しなければいけないルールはないので、気軽に利用してみてください。

転職に関する相談や、求人をチェックするためだけに利用している人もいます。

転職時期が決まっていない人は、登録時に「転職するか悩んでいる」「転職を検討している」ことを伝えておくといいでしょう。

土日祝日や夜にも対応してもらえる?
転職エージェントによって対応は異なりますが、土日祝日や平日夜間に対応している転職エージェントはたくさんあります。

働きながら転職活動を行う人も多いため、転職エージェントも対応できるよう配慮しているからですね。

平日20時や21時まで対応している転職エージェントもあるので、仕事帰りに面談を受けたり、電話連絡を取ることも可能です。

土日祝日や夜間のサポートを希望する人は、利用を検討している転職エージェントの営業時間を確認しておくといいでしょう。

なぜ転職エージェントは無料で利用できるの?
転職エージェントが無料で利用できる理由は、成功報酬型のビジネスモデルだからです。

具体的に解説すると、転職希望者を企業へ紹介し、内定が決まって入社すると、企業から転職エージェントへ手数料(成功報酬)が支払われます。

そのため、求職者側がお金を払わなくてもビジネスが成り立っているわけですね。

入社後一定期間内に求職者が辞めた場合、手数料の返金または、紹介した人材の代わりとなる人材を無償で紹介する「フリーリプレイスメント」のどちらかで契約を締結するので、成功報酬目的の無理な紹介などは行われません。

興味がある人は、返金かフリーリプレイスメントのどちらで契約しているのか転職エージェントへ確認してみてください。

どれぐらいで転職できるの?
年代・スキルや経験・職種などによって差はありますが、一般的に転職活動を始めてから入社までは3ヶ月~6ヶ月と言われています。

次の大手転職エージェント2社では、以下のサポート期間を設けています。

  • リクルートエージェント(面談日から3ヶ月間)
  • パソナキャリア(サービス開始の通知を行った日から6ヶ月間)

よって、3ヶ月~6ヶ月を転職までの目安と考えておいていいのではないでしょうか。

年齢が上がるにつれて、またスキルや経験が乏しい場合などは、時間がかかる可能性もあることを理解しておきましょう。

担当者と合わない場合は変えてもらえるの?
転職エージェントに申し出れば担当者を変更してもらうことは可能です。

「希望の求人を紹介してもらえない」「連絡のレスポンスがいつも遅い」など、正当な理由があれば担当者を変えてもらえます。

逆に「なんとなく」「生理的にうけつけないから」などの理由だと、変更してもらえなかったり、不審に思われて優先的なサポートが受けられなかったりする可能性もあるので注意してください。

申し出を行う際は、改善して欲しいところや問題点を具体的に伝えておくと、新しい担当者に引き継いでもらえるでしょう。

担当のキャリアアドバイザーに対して、失礼にならない範囲で伝えてみてください。

転職サイトとの違いは?
転職サイトとの大きな違いは、自分一人で転職活動を進めるか、キャリアアドバイザーのサポートを受けながら二人三脚で転職活動を行うかです。

転職サイトは、WEBサイト上に掲載されている求人に自ら応募し、面接日の日程調整なども自分で行います。

一方の転職エージェントは、キャリアアドバイザーと面談を行った上で求人を紹介してもらい、応募や面接日の調整は担当者が行ってくれます。

また、応募書類の添削や面接対策のサポートのほか、条件交渉や入社日の調整も依頼可能です。

自分のペースで転職活動を進めたいなら「転職サイト」、相談しながら効率的に転職活動を行いたいなら「転職エージェント」の利用がおすすめです。

もちろん、両方のサービスを併用することも可能なので、興味がある方は検討してみてください。

人材派遣との違いは?
「人材派遣」と「転職エージェント」の違いは、人材を『派遣』するか『紹介』するかです。

人材派遣は、人材派遣会社が雇用している人材を企業へ派遣する仕組みです。

一方の転職エージェントは、企業に人材を紹介し、マッチングしたら直接雇用されます。

転職エージェントは主に正社員の求人を扱っているので、人材派遣のように3ヶ月や半年ごとの契約更新などはありません。

「長期的なキャリア形成を希望している」「正社員として働きたい」といった場合は、転職エージェントを活用するといいでしょう。

地方在住でも利用できるの?
地方在住の人でも転職エージェントを利用できます。

大手転職エージェントの中には、地方の求人も扱っており、全国各地に拠点も構えている場合もあります。

最近はWEBでの面談にも対応しているので、近くに拠点がなくても登録しやすくなりました。

利用前に、希望するエリアが対応地域か確認してみるといいでしょう。

また、居住地にある「地元密着型」の転職エージェントを利用するという方法もあります。

海外在住でも利用できるの?
残念ながら転職エージェントの多くが海外からの利用は不可となっています。

なぜなら、日本の「職業安定法」によって、お仕事紹介などのサービス提供ができないからですね。

ただし、居住地に支店などがある場合は、紹介してもらうことは可能です。

ちなみに、次の転職エージェントでは、特定の国や地域に限りサービス提供が可能となっています。(2022年7月時点)

  • リクルートエージェント(アメリカや中国をはじめ19カ国)
  • JACリクルートメント(シンガポールやマレーシアなどアジアを中心に11地域)

利用したい転職エージェントに海外拠点があるか、海外在住者でも利用できるのか確認してみてください。

社会人経験がなくても利用できる?
社会人経験がなくても転職エージェントの利用は可能です。

転職エージェントの中には、職歴のないニートや既卒向けのサービスもあるからですね。

初めて就職活動する人に寄り添ったサポートと、未経験向けの求人を保有しているので、仕事が見つかる可能性もアップするでしょう。

職歴のない人や、あっても経験が浅い人などは、「フリーター向け転職エージェントおすすめ14選」の記事をチェックしてみてください。

転職エージェントをやめたい場合どうすればいい?
「転職先が決まった」「サービスが合わないからもう使わない」など、さまざまな理由で転職エージェントをやめたいと思ったら、退会の手続きを進めましょう。

転職エージェントの退会は自由なので、辞めたいと思ったらいつでも退会可能です。

退会方法は各転職エージェントによって違うので、公式サイトや担当者に手続き方法を確認してみてください。

注意したいのが、やめるタイミングです。

選考が進んでいるタイミングだと、企業や転職エージェントに迷惑をかけてしまうので、応募などしていない状態のときに退会するのがベストだといえます。

また、担当者へ何も伝えず退会するよりは、「別の転職エージェントで仕事が決まった」など退会理由を伝えておくと印象もよく、再び転職エージェントを使う機会があるときも利用しやすいでしょう。

転職エージェント以外の転職方法もチェックしてみよう

転職エージェント以外の転職方法もチェックしてみようのイラスト

本当に転職エージェントを使った転職活動が自分に合っているのか迷った場合は、他の転職方法を試してみるのもいいでしょう。

いろいろな転職方法を試した結果、「やはり転職エージェントは頼りになる」と実感できるかもしれません。

以下は、転職エージェント以外の主な転職方法です。

企業のホームページから直接応募する

企業の公式サイト上にある採用情報に求人募集があれば、応募フォームから直接応募が可能です。

転職を希望する企業がある場合、公式サイトを確認してみるといいでしょう。

転職サイト(スカウトサービス)

転職サイト上に掲載されている求人の中から、希望に合う企業を探して直接応募します。

転職サイトの多くはスカウトサービスも提供しており、企業やヘッドハンターからのスカウトを受けることも可能です。

転職サイトについては、「転職サイトおすすめランキングを発表【1,000人の利用者が選んだ口コミ1位は?】」の記事も参考にしてみてください。

求人検索エンジン

インターネット上にある求人情報を収集して掲載しているのが求人検索エンジンです。

企業のホームページや転職サイトに掲載されている求人情報など、膨大な量の求人情報を一括で検索できます。

Indeed (インディード)」や「求人ボックス」などのサービスが有名です。

リファラル採用

リファラル採用は、企業に勤める従業員が、必要としている人材とマッチする知人などを会社に紹介する採用方法です。

近年注目を集めており、導入する企業も増加傾向にあります。

知人からの紹介となるため、会社のリアルな情報を聞くこともでき、マッチング率の高さや内定を得やすいメリットもあります。

ただし、人脈が必要なので、すべての人に適用できる転職方法ではありません。

ハローワーク

ハローワークは全国にある厚生労働省が運営する総合的雇用サービス機関です。

無料で求人が出せることから、求人情報は玉石混交なので注意が必要です。

応募書類の作成方法や面接の受け方アドバイス、お仕事探しに関する無料相談などのサポートも利用できます。

地元の中小零細企業の募集が多い傾向にあるため、大企業を目指す人には向かないと言えるでしょう。

紙媒体の求人

新聞広告や求人フリーペーパーなど、紙媒体の求人に応募する方法もあります。

求人フリーペーパーは駅や公共施設などに置いてあるので、目にしたことがある人もいるでしょう。

最近の主流であるWebでは見つけられない求人に出会える可能性もあります。

ワンポイントアドバイス

上記転職方法と転職エージェントを併用するのもひとつの方法です。

相談やサポートが受けられるハローワークを除いて、求人探しや求人への応募、応募書類の作成や面接対策などはすべて自分自身で行わなければなりません。

転職エージェントのサポートを受けながら、各転職方法のメリットを取り入れれば、選択肢が増え可能性も広がります。

ぜひいろいろな方法を試して、自分に合ったスタイルを見つけてください。

株式会社ラシク代表取締役の黒野 正和氏から転職エージェント活用についてのアドバイス

ここまでお読みいただきありがとうございます。

最後に当記事の監修者、株式会社ラシク代表取締役の黒野 正和氏から転職エージェントを活用する際についてのアドバイスをいただいたのでご紹介します。

黒野 正和氏プロフィール写真
当記事の監修者、黒野 正和氏からのアドバイス

転職を考える人にとって、不安や迷いはつきものです。

しかし、信頼できるエージェントが丁寧にサポートしてくれることで、そうした不安は軽減され、前向きに新たなステージに踏み出すことができます。

各エージェントの強みと弱みをしっかり把握し、自分のニーズに合ったサービスを選ぶことが重要です。

業界特化型か総合型か、サポートの手厚さ、提供される求人の質や数などを確認し、信頼できるエージェントを見つけましょう。

また、口コミや評判も参考にしつつ、エージェントに頼りすぎず自分自身の準備も怠らないことが成功への鍵です。

 

■監修者プロフィール
黒野 正和
株式会社ラシク代表取締役

日本郵便株式会社(旧 日本郵政公社)において13年間勤務。主に施策立案や人材育成などに従事。2016年に独立後、LACIQUEを創立。

ポジティブ心理学の創始者セリグマン博士来日セミナーで公式ファシリテーターを務めた経験を活かし、ポジティブ心理学トレーナーとしてポジティブ心理学を取り入れた「企業文化づくり」及び「従業員の幸せから考える働き方改革」「チームビルディング」など、ウェルビーイング向上をテーマに企業の組織開発や社員研修、若年層の採用・就職支援にも積極的に取り組んでいる。

また、採用のミスマッチを未然に防ぐための「ウェルビーイング合同企業説明会」も主催し、企業と学生の双方から好評を得ている。

他に、ポジティブ心理学をオンラインで体系的に学べる「ラシクアカデミーのポジティブ心理学プラクティショナー養成講座」も開催しており、メディアにも多数取り上げられている。

<資格等>
日本プロフェッショナル講師協会 認定講師
Japan Positive Psychology Institute認定 ポジティブ心理学トレーナー
Gallup認定 ストレングスコーチ(ストレングスファインダー)
キャリアコンサルタント(国家資格)
一般社団法人SDGs支援機構認定 SDGsビジネスコンサルタント
大阪商工会議所認定 メンタルヘルス・マネジメント検定Ⅱ種、Ⅲ種

当記事の内容はいかがでしたでしょうか。

最初に確認したときとは、また違う視点や考えを持って、各転職エージェントを選定できるようになっているのではないでしょうか。

もし、あなたが選ぶ転職エージェントがイメージできている場合、以下に転職エージェントの絞り込み検索ボックスも用意したので、有効活用してみてください。

転職エージェントを絞り込み検索する
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希望の勤務地

検索結果で表示された各サービスの詳細等で詳しく知りたい部分があれば、公式サイトを確認していきましょう。