『JACリクルートメント』を利用して転職活動を検討している人の中には、サービス内容や評判が気になる人も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、JACリクルートメントは、以下の人に便利な転職エージェントです。
- キャリアアップを目指すミドル層
- 外資系企業や海外で働きたい人
- 専門性の高いコンサルタントに相談しながら転職活動したい人
当記事では、実際にJACリクルートメントを利用した人の評判やメリット・デメリットなど徹底調査しています。
- 管理職・エグゼクティブ・専門職の転職支援に特化
- 外資系企業や海外転職に強い
- 手厚いサポートやサービスが充実している
JACリクルートメントの「良い評判」「悪い評判」を調査!利用者の口コミも紹介
JACリクルートメントを利用したことのある38人に、「JACリクルートメントを利用して良かった点と悪かった点」についてアンケート調査を実施し、口コミを集計しました。
- 調査対象:JACリクルートメントを利用したことがある方
- 調査期間:2021年7月20日~8月2日
- 調査機関:自社調査
- 調査方法:インターネットによる任意回答
- 有効回答数:38人
その結果を元に、JACリクルートメントの「良い評判」と「悪い評判」を紹介します。
JACリクルートメントの良い評判と口コミ
まずは、JACリクルートメントの良い評判を紹介します。
- コンサルタントの対応が良い(16人)
- 求人の質が高い(12人)
- 希望に合った求人がある(5人)
以下、実際の口コミとあわせて解説していきます。
コンサルタントの対応が良い(16人)
JACリクルートメントの良い評判で1番多かったのは、38人中16人が回答した「コンサルタントの対応が良い」です。
常にサービス品質ナンバーワンを目指しているJACリクルートメントなので、対応の良さに評判が集まったのは納得の結果と言えます。
対応の良さでとくに多く挙がったのが、以下の3つです。
- 丁寧かつ親身なヒアリング
- 応募書類や面接対策のサポート
- 的確なアドバイス
これまでの経歴や希望についてしっかり耳を傾け、転職活動に関する的確にアドバイスをしてくれるというわけですね。
また、転職活動に欠かせない、履歴書・職務経歴書の作成や面接対策のサポートなども万全のようです。
- コンサルタントの質が高く、面接対策など実用的なアドバイスがもらえたのが良かったです。(30代 男性)
- ここまでコンサルタントの質が高いエージェントは他にないでしょう。しっかりとした過去の質問例など、実用的なノウハウ持っていて、的確にアドバイスをしてくださいます。最後の最後まで親身になって相談に乗ってくれました。(30代 男性)
- こちらの近況をしっかり把握した上で、この時期くらいからなら転職を検討するとか、現職の会社の傾向を考え、案件提案してくれるところが良いです。(40代 女性)
求人の質が高い(12人)
JACリクルートメントの良い評判で2番目に多かったのは、38人中12人が回答した「求人の質が高い」です。
30代~50代のミドル層をターゲットとしたJACリクルートメントは、「課長・マネージャークラス」や「部長・役員クラス」といったハイキャリアの求人が中心となっています。
また、技術職や専門職の求人も多数扱っており、求人の検索条件は、最低でも年収500万円以上から。
年収1,000万円以上の公開求人も7,000件前後ありますよ。(※求人調査日:2024年10月27日)
さらに、大手企業や外資系企業をはじめとした優良企業の求人も豊富に扱っており、求人の質が高いという評判が集中しました。
質の高い求人が揃っていることで、「給料のアップを目指せる」「憧れの企業の求人に遭遇した」という口コミもありましたよ。
- ハイレベルの求人に特化しており、転職を通してキャリアアップを期待できるのがいい。(30代 男性)
- 一般的なエージェントに比べてハイクオリティな求人を紹介してくれる点が良かった。(20代 男性)
- ハイキャリア向けと謳っているだけあって、高年収の求人や大手企業が多かったです。(20代 女性)
希望に合った求人がある(5人)
JACリクルートメントの良い評判で3番目に多かったのは、38人中5人が回答した「希望に合った求人がある」です。
幅広い業種や職種の求人を扱っているJACリクルートメントでは、面談で丁寧にカウンセリングを行うため、希望に沿った求人を紹介してもらいやすいです。
そのため、自分で希望の求人を見つけられるだけでなく、希望の求人を紹介してもらえ、スムーズに転職活動が進められるわけですね。
口コミによると、JACリクルートメントのおすすめ求人の紹介は、転職エージェントにありがちな自動的に送られるものではなく、希望に合った紹介があるようです。
- 自分の求めている種類の仕事がたくさん存在した。(20代 男性)
- 他社のように、ランダムな求人を送り付けてくるのではなく、希望に沿った仕事を紹介してくれた点が良かった。(20代 女性)
- 希望条件にマッチした求人が多く見つかり、充実した転職活動が行えて良かったです。(40代 男性)
JACリクルートメントの悪い評判と口コミ
次にJACリクルートメントの悪い評判を紹介します。
- スキルや経験が必要でハードルも高い(9人)
- 求人数が少ない(8人)
- 希望以外の求人紹介が行われる(5人)
実際の回答とあわせて理由について紹介します。
スキルや経験が必要でハードルも高い(9人)
JACリクルートメントの悪い評判で1番多かったのが、38人中9人が回答した「スキルや経験が必要でハードルも高い」です。
JACリクルートメントは管理職・専門職・技術職などに特化した、ハイキャリア向けの転職エージェント。
そのため、求められるレベルも高く、スキルや経験などがなければ紹介は難しいわけですね。
実際に利用した人の口コミでも、「条件が合わずに応募すらできなかった」「スキルを満たしておらず紹介してもらえなかった」という内容が複数ありました。
スキルや経験に自信のない人は、応募や紹介に進むまでにも時間がかかり、転職活動がスムーズに進められない可能性もあります。
- 「ハイキャリア向けの求人が多く、登録当初はなかなか応募ができませんでした。(30代 女性)」
- 「求人によっては高いレベルを求められることも多いので、紹介してもらえない場合がある。(30代 男性)」
- 「それなりのキャリアがないと案件をなかなか紹介してくれません。よってこちら側でかなり自己研鑽をしないといけません。逆に言うとそれぐらい質の高い案件が多いと言えます。生半可な状態では利用できないですね。(30代 男性)」
求人数が少ない(8人)
JACリクルートメントの悪い評判で2番目に多かったのが、38人中8人が回答した「求人数が少ない」です。
デメリットでも紹介したとおり、JACリクルートメントは他の大手転職エージェントに比べると求人数は少なめ。
理由は、ターゲットをハイクラスに絞っているからですね。
また、求人数の少なさだけでなく、取り扱っている業種や職種についても物足りなさを感じている人も一定数存在していました。
- 求人数が少しものたりなかった。(40代 男性)
- IT業界に就職したい方には向いていないと思いました。IT向けの求人はありますが数はそれほど多くないです。なのでIT業界への転職がしたいなら他のサイトで探すことをお勧めします。(30代 男性)
- 他のエージェントに比べると求人数が少なく、業種や職種の幅も物足りなく感じました。(20代 女性)
希望以外の求人紹介が行われる(5人)
JACリクルートメントの悪い評判で3番目に多かったのが、38人中5人が回答した「希望以外の求人紹介が行われる」です。
「希望に合った求人がある」という良い評判がある一方で、希望以外の求人紹介が行われるという悪い評判も同数集まる結果に。
希望の求人紹介だけでなく、企業の採用ニーズの動向や、中長期的なキャリア形成も視野に入れた求人紹介を行っているJACリクルートメント。
そのため、必ずしも希望条件の求人紹介が行われるわけではないようです。
また、押しつけのような紹介や、希望に合わない求人ばかり紹介されたという、転職に結びつかない求人紹介に不満を抱く口コミもありました。
- 必ずしも本人の希望に合った求人を出してきてくれる訳ではなく、自分の担当企業の求人をゴリ押ししてきているだけの印象を受けたことがある。(30代 男性)
- 自身に合ってない会社ばかりを紹介された。(30代 男性)
- 希望職種はあまり聞き入れてくれなかったのが残念でした。(20代 男性)
JACリクルートメントがおすすめなのは、頼れるコンサルタントから、質の高い求人を紹介してもらいたい人です。
口コミでも、「実用的なアドバイスがもらえる」「親身に相談にのってくれる」といった、コンサルタントを評価する声が多くを占めました。
また、ハイクラス向けの高年収求人が多いのも、ミドル人材やマネジメント層から支持されている理由です。
管理職経験や専門性のない人にはハードルの高い転職エージェントですが、スキルや経験に自信があり、質の高いコンサルタントと求人を希望する人には使う価値があるので、ぜひ活用してくださいね。
また、就職・転職活動に役立つサイトも紹介しておくので、JACリクルートメントの口コミとあわせてチェックしてみてください。
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JACリクルートメントのサービス内容を徹底調査【メリット7つ】
JACリクルートメントのサービス内容を調べていく中で見えてきたメリットは7つあります。
上記それぞれの理由について詳しく見ていきましょう。
30代~50代で管理職・専門職の転職におすすめ
JACリクルートメントは、30代~50代の管理職・専門職で転職したい方におすすめです。
JACリクルートメントのユーザー層が30代~50代の「課長・マネージャークラス」「部長・役員クラス」「技術職・専門職」だからですね。
「JAC Recruitmant年代別転職成功者割合(※2023年実績)」を見ても、30代~50代が占める割合は大きいとわかります。
また、扱っている求人を見てみると、「エンジニア」「営業職」「管理部門」「コンサルティング」の求人数が多いです。
JACリクルートメントの求人数が多い職種上位5つは以下のとおり。
順位 | 職種 | 求人数 |
---|---|---|
1位 | 技術系(機械設計・製造技術) | 6,917件 |
2位 | IT(PM・SE) | 4,741件 |
3位 | 営業 | 3,335件 |
4位 | 事業企画・営業企画 | 1,993件 |
5位 | コンサルティング | 1,224件 |
(求人調査日:2024年10月27日)
外資系企業や海外進出企業への転職もできる
JACリクルートメントは、外資系企業や海外進出企業への転職も可能となっています。
JACリクルートメントは、1975年英国で創業した世界11カ国に34拠点(※)がある東証一部上場企業。(※2024年10月時点)
- 日本
- シンガポール
- マレーシア
- インドネシア
- タイ
- 韓国
- ベトナム
- インド
- 英国
- ドイツ
- アメリカ
各国のJACリクルートメントで情報交換を蜜に行っているため、海外駐在員や現地企業への転職支援が可能なわけですね。
以下のように希望の働き方によって、担当する支社が異なります。
- 海外駐在
- 現地企業
日本企業へ入社し、同企業の海外法人や支店に赴任し駐在員として勤務。日本のJACリクルートメントが転職支援。
各国現地企業へ入社し、現地で勤務。海外のJACリクルートメント支社が転職支援。
外資系領域を得意としているコンサルタントも在籍しており、「英文履歴書」「英文レジュメ」の書き方アドバイスや、英語面接のコツなどのフォローも万全ですよ。
現地企業の求人はもちろんのこと、国内大手企業の海外支社の求人なども数多く扱っていて、資本区分から「外資系企業」を検索できたり、自身の語学力から求人検索したりすることも可能。
以下の国・エリアから、希望する勤務地にチェックを入れて求人検索もできますよ。
アジア全域において、日系人材紹介会社としては大きな実績をあげています。
各業界・職種に特化した専門性の高いコンサルを受けられる
JACリクルートメントでは、各業界・職種別に専門性の高いコンサルを受けられます。
各業界・職種に特化した約750名(※)のコンサルタントが所属しているからですね。
以下、コンサルタントが担当している業界や職種一覧となります。
- 管理部門
- 金融業界
- マニュファクチャリング業界
- 自動車・自動車部品業界
- 化学メーカー(化学・素材業界)
- 流通・外食業界
- メディカル(医療)業界
- IT(通信・ソフトウェア・SI・コンサルティング)
- Webサービス・ゲーム業界
- サービス・物流・商社
- 不動産・建設業界
- コンサルティング
コンサルタントは、業種・職種ごとの転職市場の動向を常にアップデートして、公式サイト上で転職情報のコラムも監修しています。
また、求人紹介を行うコンサルタントは、企業に直接訪問しているため、企業の風土・文化・事業戦略までも把握。
リアルかつタイムリーな情報を得ながら、転職活動が行えるのは心強いですね。
専門分野が多岐にわたる仕事を希望する場合、各職種に強みを持った複数のコンサルタントが面談を行ってくれます。
※「JACリクルートメント」公式サイトより(2024年10月時点)
中身の濃い充実した面談で転職の方向性を定められる
中身の濃い充実した面談で転職の方向性が定められるのもJACリクルートメントの特徴です。
JACリクルートメントの面談は、単なる求人紹介にとどまらず、潜在的なキャリアニーズや、自身のキャリアプランの明確化を目的としています。
転職希望者とコンサルタントが初めて出会うキャリア面談では、主に以下の内容について話を聞いてもらったり、アドバイスを受けたりできます。
- 転職のきっかけや希望
- キャリアの棚卸し
- 自身の市場価値について
- 今後のキャリアや目指す方向性のすり合わせ
- 希望する業界・職種に関する転職市場の最新動向の情報提供
- 適切な求人紹介など
1人では進めにくい「キャリアの棚卸し」や「キャリアプラン相談」などのキャリアコンサルティングが受けられるので、キャリアの道筋も明確にでき、転職に向けた具体的な方向性も定められるでしょう。
面談時間の目安は1時間ですが、面談時間が長引く場合は別日に追加面談にも対応してくれます。
オンラインの「転職イベント・セミナー」が用意されている
JACリクルートメントでは、オンライン形式で転職イベントやセミナーを実施しています。
転職活動の参考になる情報や業界動向を転職希望者に提供するためにです。
面接対策や転職のタイミングをテーマにしたイベントや、企業との対談セミナーなど充実した内容となっています。
過去のイベントレポートもチェックできるので、気になるテーマや興味のある企業があればぜひチェックしてみてください。
基本的に「転職イベント・セミナー」はすべて無料です。
詳細は、公式サイトの「JAC Recruitment転職イベント・セミナー情報」から確認してみてくださいね。
お問い合わせに対して原則24時間以内に返答してくれる
JACリクルートメントは、原則24時間以内(※)に返答してくれるため「なかなか連絡が来なくて不安」といったこともありません。
「Speed, Sincerity and Attitude」というサービスポリシーを掲げており、常にスピード感と誠意ある真摯な姿勢を重視した、サービス提供を行っています。
※原則『24時間以内』に関しましては、土日祝および当社指定休業日を除きます。
「Web面談」「電話面談」「対面面談」から選べる
JACリクルートメントでは面談方法を3つの中から選べますが、とくに重視しているのは対面での面談です。
対面による面談を重視している理由は以下の3つ。
- 相互理解
- 信頼を深められる
- 可能性を少しでも多く引き出せる
電話での面談にも対応していますが、顔の見えるFace to Faceの面談が可能なWeb会議ツールを使った「Web面談」または、全国各地にあるオフィスでの「対面面談」がおすすめです。
- 東京本社
- 東北支店
- 北関東支店
- 横浜支店
- 静岡支店
- 浜松支店
- 名古屋支店
- 京都支店
- 大阪支店
- 神戸支店
- 中国支店
- 福岡支店
住所やアクセス情報などは、JACの国内拠点一覧から確認してみてください。
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マイナビ運営の転職エージェント、大手ならではの転職支援サポートが充実。
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JACリクルートメントは紹介されない?【デメリット3つ】
JACリクルートメントのサービス内容を調べていく中で見えてきたデメリットは3つあります。
上記それぞれの理由について詳しく見ていきましょう。
大手転職エージェントに比べて求人数が限られる
JACリクルートメントはミドル層の管理職や専門職に特化した転職エージェントです。
どうしても『総合型転職エージェント』より求人数は限られてしまいます。
以下、大手転職エージェントの求人数を比較してみたところ、一番求人数が多いリクルートエージェント(公開求人)の4.5%あまりで、最も少ない結果となりました。
転職エージェント | 求人数(件) |
---|---|
リクルートエージェント | 公開求人:480,333 非公開求人:400,713(※) |
dodaのエージェントサービス | 公開求人:262,126 |
マイナビAGENT | 公開求人:68,311 非公開求人:13,950 |
JACリクルートメント | 公開求人:21,654 |
(求人調査日:2024年10月28日)
(※)表示件数は採用予定数
スキルや経験のない人は求人紹介してもらえない場合もある
JACリクルートメントは年齢制限なく誰でも登録可能ですが、スキルや実務経験を要しない場合、求人紹介してもらえないケースも出てきます。
JACリクルートメントのユーザー層が「課長・マネージャークラス」「部長・役員クラス」「技術職・専門職」なこともあって、紹介できる求人案件がない場合もあるからです。
上記内容に比例して、JACリクルートメントは、同職種や同業界での経験を必要とする求人も多くなっています。
求人が都市部に集中しているため地方の転職には向かない
JACリクルートメントは、求人が都市部に集中しているため地方の転職に向いていません。
JACリクルートメントの求人の半数以上が東京で、次いで大阪・神奈川・愛知などの都市部の求人が多くなっています。
一方、地方の求人は非常に少なく、たとえば青森は101件、鳥取は86件など全求人の1%にも満たない数です。(求人調査日:2024年10月28日)
地方はもともと求人が少なく、管理職や専門職となるとさらに求人数が限られてきます。
ただ、JACリクルートメントの拠点がある地域は、少なくとも500件前後の求人案件が出ているので、希望条件を満たした転職先が見つかる可能性も見込めます。
以下、国内拠点があるエリアの求人数です。
拠点(検索勤務地) | 求人数 |
---|---|
東京本社(東京都) | 10,991件 |
東北支店(宮城県) | 487件 |
北関東支店(埼玉県) | 841件 |
横浜支店 (神奈川県) | 2,342件 |
名古屋支店(愛知県) | 1,483件 |
静岡支店/浜松支店(静岡県) | 810件 |
大阪支店(大阪府) | 3,488件 |
京都支店(京都府) | 629件 |
神戸支店(兵庫県) | 872件 |
中国支店(広島県) | 543件 |
福岡支店(福岡県) | 637件 |
(求人調査日:2024年10月28日)
上記に入っていない地域を希望する場合は、他の転職エージェントを選んだほうが効率良いと言えます。
失敗したくない人必見!JACリクルートメント活用のコツ3つ
JACリクルートメントを活用して転職を成功させるコツは3つ。
上記それぞれの理由について詳しく解説していきます。
1.他の転職エージェントや転職サイトを併用してJACリクルートメントの弱みをカバーする
大手の転職エージェントに比べると求人数が多いとは言えないJACリクルートメント。
JACリクルートメント1本に絞らず、他の転職エージェントや転職サイトも併用することで、弱みを補っていきましょう。
ここでポイントなのが、他の転職エージェントを利用する際は、コンサルタントと情報共有をすることです。
他の転職エージェントや転職サイトで応募している案件や、転職活動の状況に合わせて、コンサルタントが効率的な選考スケジュールを組んでくれるからですね。
2.JACリクルートメントの基準に合っているか確認した上で登録する
JACリクルートメントの基準に合っているか確認した上で登録しましょう。
登録だけしても面談に進めなければ、コンサルタントの転職支援を受けられず、時間の無駄になってしまうからですね。
JACリクルートメントで取り扱っている求人内容と、自身のスキルや経験がマッチしているか確認してみてください。
自分の能力に合う求人がない場合、スキルや経験を積んでから登録しても遅くありません。
3.コンサルタントを信頼して積極的に転職活動へ取り組む
無事に転職支援サービスを受けられるようになったら、コンサルタントを信頼して、積極的に転職活動へ取り組んでいきましょう。
コンサルタント1人で多数の優秀な転職希望者を担当しているため、「優先度が高い人材」と認識してもらうことが大切だからです。
基本的にコンサルタントにはノルマがあるため、以下のような転職意欲の薄い転職希望者がいれば、『今すぐ転職したい』という人を優先する傾向にあります。
- 「転職時期は半年後ぐらい」
- 「いい企業が見つかった時に転職するか考えたい」
しかし「今すぐ転職したい」と希望していても、アドバイスを受け入れない人や、紹介した求人を断り続ける人は、求人紹介が後回しになったりストップしてしまうことになりかねません。
コンサルタントのアドバイスを素直に聞くことは当然として、不快にさせる態度や行動は避けるように気をつける必要があります。
JACリクルートメントの強い業種・職種を理解して利用する
JACリクルートメントの強い業種・職種を理解して利用しましょう。
管理職や専門職の転職支援に強い転職エージェントであるJACリクルートメントですが、業種・職種によって求人数が大きく違います。
JACリクルートメントの公式サイトに掲載されている求人数から、強い業種と職種を調査したところ、以下の業界・職種であることがわかりました。
(※求人調査日:2024年10月28日)
- ●業種
- ・自動車/部品
・IT/通信
・電気/電機
・機械/装置
・メディカル(医薬品・CRO・医療機器) - ●職種
- ・技術系(機械設計・製造技術)
・IT(PM・SE)
・営業
業種と職種、それぞれについて詳しく見ていきましょう。
JACリクルートメントの強い業種は、次の5つです。
- 自動車/部品
- IT/通信
- 電気/電機
- 機械/装置
- メディカル(医薬品・CRO・医療機器)
以下はJACリクルートメントの公式サイトに掲載されている業種ごとの求人の内訳をまとめたグラフです。
一番多いのは「自動車/部品」で、「IT/通信」「電気/電機」が続きます。
さらに「機械/装置」「メディカル(医薬品・CRO・医療機器)」も僅差で続いており、メーカーやIT業種の求人に強い傾向がうかがえます。
技術・専門職の転職に強いJACリクルートメントらしい業種の求人が目立つ結果となりました。
その他の職種も半数近くを占めており、多種多様な職種を扱っていることから、上記職種を希望していない人も一度求人をチェックしてみてください。
JACリクルートメントの強い職種は、次の3つです。
- 技術系(機械設計・製造技術)
- IT(PM・SE)
- 営業
以下はJACリクルートメントの公式サイトに掲載されている職種ごとの求人の内訳をまとめたグラフです。
一番多いのは全求人の約4分の1を占めている「技術系(機械設計・製造技術)」の職種です。
業種とともに、専門性の高い仕事に強みがあるとわかります。
次に多かったのも専門性の高い「IT(PM・SE)」の職種で、各種SEの求人が多数を占めていました。
また、プロジェクトマネージャーといった管理職ポジションの求人が多いのも、JACリクルートメントならではと言えそうです。
海外営業やマネージャーポジションの「営業職」も充実しています。
無料カウンセリングを通じて、現状分析・市場価値・必要スキルを知れる。
【公式】https://careerdrive.jp/
講師の全員が複数回の転職を経験、繊細さん(HSP)のキャリア支援実績多数。
【公式】https://career-meet.com/
マイナビ運営の転職エージェント、大手ならではの転職支援サポートが充実。
【公式】https://mynavi-agent.jp/
JACリクルートメントは他の転職サイト&エージェントと併用しよう!おすすめ厳選5社
転職成功するためのコツ3つにくわえ、JACリクルートメント以外の転職サイト&エージェントの併用も押さえておきたいポイントです。
複数のサービスを掛け合わせることで、求人の選択肢が増えたりJACリクルートメントが持っていない強みを活かせたりします。
以下、JACリクルートメントと併用するのにおすすめの転職エージェント・転職サイト5つを厳選ピックアップ。
それぞれのおすすめな理由について解説するので、サービスを併用する際の参考にしてみてください。
積極的に転職活動を行いたいならリクルートダイレクトスカウト
転職のサポートを受けながら、スカウトサービスも利用したいという人は、リクルートダイレクトスカウトを併用するといいでしょう。
リクルートダイレクトスカウトは、スカウト型転職サイトのため、JACリクルートメントとは違った転職活動が行えます。
レジュメを見たエージェントや企業からスカウトが届き、直接やり取りができるため、スピーディーな転職も実現可能です。
ハイクラス転職に強みを持つ転職サイトの中では多数の保有求人数を誇っているので、JACリクルートメントでは紹介してもらえない求人にも出会えるでしょう。
■リクルートダイレクトスカウト公式サイト
https://directscout.recruit.co.jp/
大手や有名企業へ転職したい人はパソナキャリア
大手や有名企業へのハイクラス転職を希望している人はパソナキャリアを押さえておくといいでしょう。
なぜなら、人材サービスの先駆者であるパソナキャリアには、豊富な実績と厚い信頼があるため、大手や有名企業の表に出ない非公開求人が多く集まります。
取引企業数が30,000社以上(※)あるので、憧れの企業を紹介してもらえる可能性も高いですよ。
また、独占求人も一定数保有しており、JACリクルートメントでは見つからない求人にも出会えます。
さらに年収アップ率が61.7%(※)と、年収交渉に強いのもパソナキャリアのおすすめポイントです。
転職先はもちろん条件面も重視したい人は、ぜひパソナキャリアをチェックしてみてください。
※「パソナキャリア」公式サイトより(2023年9月時点)
■パソナキャリアの公式サイト
https://www.pasonacareer.jp/
グローバル・外資系企業に挑戦したいならエンワールド
グローバル企業や外資系企業の管理職ポジションを目指したい人は、エンワールドも併せて活用しておくといいでしょう。
エンワールドでは、転職希望者の入社後の活躍と長期的なキャリア構築を重視しており、1年間の「入社後活躍サポート」を実施しています。
そのため、外資系企業での勤務が初めてで不安な人にも心強く、思いきって転職に挑戦できるのではないでしょうか。
キャリアプランの相談や転職市場の情報収集はJACリクルートメントを活用し、求人への応募はエンワールドを使うといった、併用ならではの使い方もおすすめです。
■エンワールドの公式サイト
https://www.enworld.com/
ハイクラスのキャリアを目指しているならミドルの転職
これからハイクラスのキャリアを積みたいと考えている人は、ミドルの転職もチェックしてみてください。
経験重視のハイクラス転職に特化したJACリクルートメントには、レベルの高い求職者が集まるため、スキルや経験が浅い状態でキャリアアップ転職を目指すのは時間がかかる可能性も。
「将来の管理職候補」などの求人が比較的多いミドルの転職を併用しておけば、あなたのスキルと希望に合ったポジションへの転職時期が早まるでしょう。
「JACリクルートメントはレベルが高く、なかなか案件を紹介してもらえない」という人にもおすすめです。
■ミドルの転職公式サイト
https://mid-tenshoku.com/
外資系企業を希望する人はランスタッド
外資系企業へのハイクラス転職を目指したい人はランスタッドも併せて活用しましょう。
なぜなら、ランスタッド自体がオランダに本社を置く外資系の総合人材サービス企業で、世界に39の拠点があり(2024年10月時点)、海外企業とのパイプが太いからですね。
年収800万円以上の求人が8割を占める(※)など、求人の質が高いのも特徴で、30代〜50代と幅広い年代のハイクラス転職を得意としています。
JACリクルートメントも外資系企業への転職に強いので、どちらも併用することで、希望条件に合った転職先が見つかりやすくなるでしょう。
また、日本全国に拠点があり、地方のハイクラス求人も取り扱っているので、地方在住者のハイクラス転職にもおすすめです。
※求人調査日:2023年9月20日
■ランスタッド公式サイト
https://www.randstad.co.jp/tenshoku/
JACリクルートメントの登録から求人紹介開始までの流れ
続いて、JACリクルートメントの登録から転職までの一連の流れについて紹介します。
JACリクルートメントの登録は、公式サイトの「新規登録」から無料で簡単にできます。
登録方法から転職の流れまでを詳しく紹介します。
※海外在住の人は、日本国外にお住まいの方の登録フォームに進んでください。
項目を選択しながらプロフィールを完成させる。
最後に面談希望日時を選択し、入力した内容と事実に相違がなければチェックを入れて完了ボタンを押す。
JACリクルートメントの登録手続きは最短4分(※公式サイトより)と簡単に行えます。
履歴書や職務経歴書の添付も登録の段階では任意となっているので、用意ができていなくても登録可能です。
登録完了後、紹介可能な求人があるかの確認が行われるので、連絡が来るまで1週間程待ってください。
求人紹介が難しい場合、「現時点ではすぐに紹介できる求人がない」旨の連絡があります。
ただ紹介可能な求人が出てきた場合、連絡が入ることもあるので、他の転職エージェントも検討しながら、定期的にメールなどをチェックするようにしましょう。
JACリクルートメントの登録に関する疑問と回答|よくある質問をピックアップ
JACリクルートメントに登録したいけど、上記のような疑問点があるという人のために、Q&A形式でお答えします。
ぜひ登録時の参考にしてくださいね。
Q.20代でもJACリクルートメントを利用できる?
A.JACリクルートメントは年齢制限を設けていないので、20代でも利用できます。
公式サイト上にも、「年齢に関わらず登録できる」旨の記載があります。
30代以上の転職決定者の数が圧倒的ではあるものの、「25歳未満」「25~29歳」の転職決定者も存在しています。
ただし、登録はできても、経験やスキルによっては求人紹介が難しい場合もあります。
くわえて、他の年代に比べると転職決定者が少ないことも理解しておきましょう。
Q.第二新卒の利用は厳しい?
A.残念ながらJACリクルートメントは、第二新卒の利用は厳しいです。
経験・スキルを重視しているJACリクルートメントのターゲットは、ミドル層やハイキャリア層のため、第二新卒は条件に満たないからですね。
もちろん、すでに重要なポジションを任されていてマネジメント経験のある人や、特定の技術や専門性を有しているスペシャリストであれば、可能性はゼロではありません。
実際に、JACリクルートメントの転職決定者の中には「25歳未満」も存在しています。
ただ、これから経験を積もうとしている一般的な第二新卒では、JACリクルートメントでの転職活動は厳しいと言えるでしょう。
Q.英語力に自信がなくても大丈夫?
A.JACリクルートメントには、英語力不問の求人が全体の約6割(※)を占めているため問題ありません。(※求人調査日:2024年10月29日)
英語力が必須というわけではありませんが、英語力が求められる求人もあります。
たとえば、外資系企業では職種に関係なく英語力を求められますし、「営業職」「購買職」「経理職」といった海外企業と接点のある職種も必要となる場合があります。
求められる英語のレベルは、読み書きレベルからネイティブレベルまでさまざまです。
英語に不安がある人は、コンサルタントに相談するといいでしょう。
Q.JACリクルートメントの退会方法を知りたい
A.JACリクルートメントの退会方法は3つです。
1.MyPageから申請する
- MyPageのお問い合わせ画面右側にある「転職支援サービス停止・退会申込はこちら」をクリック。
- 「転職支援サービス 停止・退会申込フォーム」の『退会:登録情報削除』を選択して送信。
- システムの関係上、申請から1~2営業日で手続き完了となります。
2.担当コンサルタントに連絡する
担当コンサルタントに電話やメールで直接連絡をとり、退会したい旨を伝えてください。
3.メールで連絡する
以下のメールアドレス宛に、下記内容を記載して連絡してください。
本文:①氏名 ②生年月日 ③登録時の電話番号 ④退会理由
※ (at) は @ に置き換えてください。
メールからの依頼の場合、手続き完了まで3営業日程度かかります。
Q.JACリクルートメントのサービスの停止方法を知りたい
A.JACリクルートメントのサービス停止方法は3つあります。
退会ではなく停止を選択すると、「MyPage」「転職市場情報やセミナー情報」などのサービスは引き続き利用可能です。
また再開する際に、再度登録の必要はないため、JACリクルートメントでは停止を推奨しています。
1.MyPageから申請する
- MyPageのお問い合わせ画面右側にある「転職支援サービス停止・退会申込はこちら」をクリック。
- 「転職支援サービス 停止・退会申込フォーム」の『停止:活動休止・終了(推奨)』を選択して送信。
2.担当コンサルタントに直接連絡する
担当コンサルタントに直接連絡をとって、サービス停止を依頼しましょう。
依頼する際、理由を伝えておくと、転職活動を再開する時もスムーズですよ。
3.メールで連絡する
「担当コンサルタントに直接伝えづらい」「日中連絡できない」という人は、メールで連絡する方法もあります。
以下のメールアドレス宛に、下記内容を記載した上で送信してください。
本文:①氏名 ②生年月日 ③登録時の電話番号 ④理由(転職先の決定など) ⑤登録情報の削除希望有無:削除を希望しない
※ (at) は @ に置き換えてください。
Q.運営企業の情報を知りたい
A.以下、JACリクルートメントの会社情報となります。
会社名 | 株式会社 ジェイ エイ シー リクルートメント |
---|---|
本社所在地 | 東京都千代田区神田神保町1-105番地 神保町三井ビルディング14階 |
設立 | 1988年3月7日 |
資本金 | 6億7,226万円 |
事業内容 |
人材紹介事業 厚生労働大臣許可番号 (人材紹介事業) 13-ユ-010227 |
子会社 |
株式会社 JAC International 株式会社キャリアクロス JAC Recruitment International Ltd 株式会社バンテージポイント |
企業URL | https://corp.jac-recruitment.jp/ |
Q&Aを確認してもわからない部分や、その他の質問がある場合は、公式サイトから問い合わせ窓口に確認しましょう。
問い合わせたものの、解決しなかったり不安を感じたりする場合は、他の転職エージェントの利用も視野に含めてみてはいかがでしょうか。
JACリクルートメントの利用を検討している人へのアドバイス
JACリクルートメントの評判やサービス内容、活用するためのコツなどについて解説してきましたがいかがでしたでしょうか。
当記事の調査結果を元に、JACリクルートメントがおすすめな方のアドバイスいただいたので参考にしてみてください。
調査結果から、JACリクルートメントはシンプルにハイクラス転職に強く、コネクションを多く持つ会社なので、ポジションと待遇が良い仕事を求めている方におすすめです。
「25歳で執行役員という立場でベンチャーに勤めていた方に対して、100人~300人規模の会社の事業部長などをポンと提案してもらえました」といった口コミからも、キャリアアップに向いている転職エージェントと言えるでしょう。
他にも「コンサル自身がハイクラスな職業を経験したことにより親和性が高く、現場に精通している人が多くて頼りになる」といった意見からも、ハイクラス転職を考える上で押さえておきたい一社と言えます。
JACリクルートメント利用時の注意点としては、現職のポジションや待遇が微妙な状態の場合、キャリアアップ系のお仕事は一切ありません。
そのため自身の強みがある程度明確化された状態でエージェント登録することをおすすめします。
もし現在までキャリアや実績に自信を持てない場合は、純粋に求人数が多い『マイナビAGENT』や『doda』といった、総合型の転職エージェントを選んでいきましょう。
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