『リクルートエージェント』は、テレビCMをはじめあらゆるメディアに露出していることからも知名度の高い転職エージェントです。
またリクルートエージェントの特徴として、求人数の多さが挙げられます。
他の大手転職エージェントの求人数と比較しても、その差は歴然です。
大手転職エージェント | 公開求人数/非公開求人数 |
---|---|
リクルートエージェント | 474,984件/399,715件(※) |
doda | 264,448件 |
マイナビAGENT | 66,533件/13,621件 |
パソナキャリア | 42,453件 |
type転職エージェント | 12,487件/20,128件 |
LHH転職エージェント | 14,678件 |
調査日:2024年10月11日
※2024年10月10日更新時点
※表示件数は採用予定数。非公開求人件数は登録者専用サイトで検索可能な採用予定数を表示
しかし、知名度の高さと求人数が多いからという理由だけで利用していいものか、悩む人もいるのではないでしょうか。
そこで当記事では、リクルートエージェント利用者への口コミ調査を元に「良い評判」と「悪い評判」を紹介。
また、リクルートエージェントのサービス内容からわかったメリット・デメリットについても解説していきます。
無料カウンセリングを通じて、現状分析・市場価値・必要スキルを知れる。
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リクルートエージェントの良い評判と悪い評判を口コミ調査
リクルートエージェントを利用したことがある68人に、「リクルートエージェントを利用して良かった点と悪かった点」についてアンケート方式による口コミ調査を実施しました。
- 調査対象:リクルートエージェントを利用したことがある方
- 調査期間:2021年5月14日~5月17日
- 調査機関:自社調査
- 調査方法:インターネットによる任意回答
- 有効回答数:68人
調査結果をもとに、リクルートエージェントの「良い評判」と「悪い評判」を紹介していきます。
リクルートエージェントの良い評判
まずは、リクルートエージェントの良い評判を紹介します。
- 求人数が多い中から候補先を選べる(28人)
- 転職サポートが充実していて助かる(17人)
- 担当者の対応が良かった(13人)
以下、実際の口コミとあわせて解説していくので参考にしてみてください。
求人数が多い中から候補先を選べる(28人)
リクルートエージェントの良い評判で1番多かったのは、68人中28人が回答した「求人数が多い」です。
リクルートエージェントが保有する求人数が業界ナンバーワンならではの結果と言えるでしょう。
口コミでも、求人数の多さに満足しており、たくさんある求人の中から、自分に合った仕事を見つけられるという評判が目立ちました。
回答者の口コミ
- リクルートエージェントの良いところは、求人数の多さです。毎日5件ほどの求人が送られてきました。仕事をしながらの転職だったので、仕事が忙しいときにはメールを見逃してしまうほどで、見なかった求人に限って良い求人があったりもしました。
- 求人数が多いため、自分にマッチした仕事が見つかりやすいと思いました。
- 求人数がとても多かったので、給与面や待遇など細かい条件を比べながらじっくり企業を選べたところが良かったです。
- 大手ということもあり、検索できる求人数や求人紹介メールの数はかなりあったので、幅広い仕事探しができました。応募も簡単に出来るので、はじめて転職エージェントを利用する人は使いやすいと思います。
- リクルートエージェントにしかない求人が多かったので良かったです。
転職サポートが充実していて助かる(17人)
リクルートエージェントの良い評判で2番目に多かったのは、68人中17人が回答した「転職サポートが充実している」です。
色々な種類の転職サポートを実施していますが、なかでも以下のサービスに良い評判が集中しました。
- 面接対策
- 職務経歴書の作成サポート
- 履歴書や応募書類の効果的な作成方法のレクチャー
リクルートエージェントでは、提出書類の作成サポートや面接対策に力を入れているため、納得の結果と言えるでしょう。
ほかにも転職のイロハを教えてもらえるなど、初めて転職活動する人へのサポートも万全です。
回答者の口コミ
- 職務経歴書エディターで簡単に職務経歴書を作れ、書類作成や面接対策のサポートが手厚いのが良かった点です。
- 職務経歴書や履歴書作成にあたり、専用のフォーマットがあるのが良かったです。各項目の質問に答えていけば、自動的に職務経歴書や履歴書を作成してくれました。基本的には、エージェントへExcelやWordで作成したものを送付しなくてはいけないのですが、リクルートエージェントは作成不要でしたので、効率よく書類選考へ進めることができました。
- リクルートエージェントは、求人の紹介から面接対策まで一貫した転職サポート体制が充実している。
- 無料の面談セミナーが勉強になって良かった。
- 担当者による面接前後のサポートが参考になりました。面接の事前対策をきちんと準備できたのは良かったです。
担当者の対応が良かった(13人)
リクルートエージェントの良い評判で3番目に多かったのは、68人中13人が回答した「担当者の対応が良い」です。
リクルートエージェントには、さまざまな業種・職種に精通したキャリアアドバイザーが多数在籍しており、一人ひとりに合ったキャリアプランの提案や、転職に対する不安や悩みなどの相談にのってくれます。
口コミでも、リクルートエージェントの担当者は「親切」「相談しやすい」「話をよく聞いてくれる」「的確なアドバイスをくれる」と感じた人が多い結果に。
回答者の口コミ
- 転職市場の状況や、選考通過の見込みについて正確に教えてくれたのはとても良かったです。いい事ばかり話さず、厳しい状況の時も正直に話してくれるので、心構えがしやすかったです。
- リクルートエージェントのいいところは、初回の対面でのカウンセリングで、お互いにどう考えているか話しができ、方向性など相互確認できたことです。
- アドバイザーの女性の方が丁寧で、よく話に耳を傾けて下さいました。
- 経験と知識豊富なキャリアアドバイザーが、親身になって相談に乗って下さりました。内定を貰ってからもサポートして頂き、とても心強かったです。
- 担当者が親切で相談しやすかった。
リクルートエージェントの悪い評判
次に、リクルートエージェントの悪い評判を紹介します。
- 希望と合わない求人を紹介された(20人)
- 担当者の対応がイマイチ(11人)
- 紹介してもらえる求人内容がイマイチ(10人)
以下、上記理由について詳しく解説していくので参考にしてみてください。
希望と合わない求人を紹介された(20人)
リクルートエージェントの悪い評判で1番多かったのは、68人中20人が回答した「希望と合わない求人を紹介された」ことです。
事前に希望条件を提示しているにもかかわらず、希望と合わない求人紹介が行われることに不満を抱く人が多い結果に。
一度ならず、何度も希望と合わない求人の紹介があったり、条件の悪い求人をダメもとで紹介しているんじゃないかと不信感を抱く人の口コミもありました。
希望と合わない求人を紹介するだけでなく、応募するように強く勧めるケースもあるようです。
回答者の口コミ
- 応募数を増やさないと内定に結び付かないなどの理由で、自分の希望と合わない求人を紹介された。強く勧められ断りにくかったです。
- 年齢やスキルの面で難しいかなとは思っていましたが、あまりにも希望していない条件の求人が多かった。
- 興味のない企業の求人に対しても、担当者からゴリ押しされた。
- 車の運転ができないのに「要普通免許」の案件だったり、英語のスキルがないのに英語を使う仕事の紹介がきたりします。
- 希望として登録していない地域の求人を紹介されるなど、見当違いのことも稀にあった。
担当者の対応がイマイチ(11人)
リクルートエージェントの悪い評判で2番目に多かったのが、「担当者の対応が悪かった」となります。
アンケートに答えていただいた方の中には「担当者の対応の良さ」を挙げる人も多かったのですが、対応の悪さを感じる人も存在する結果になりました。
誰しもが性格や相性の合う合わないはあるし、不満を感じるポイントも違うので、完全に防ぐのは難しいでしょう。
具体的な不満としては、柔軟性のない機械的な対応や知識不足、ルーズな対応に不満を覚える人が多い傾向に。
なかには、担当者が指定時間に来なかったという不満の声も見受けられました。
回答者の口コミ
- キャリアアドバイザーによってレスポンスが遅い・対応が強引・仕事に漏れがある。
- たくさん求人紹介いただけるのは有り難かったですが、ブラック企業や条件の悪い求人が多々あり、「応募を検討したい」と伝えると、やや対応が冷たくなったのは残念だった。求職者を選んで態度を変えているんだろうな、と感じました。
- 担当者のスピードが速すぎてついていけませんでした。毎日次から次へと求人が送られてくる点は良かったのですが、応募を迫ってくる担当者だったので、自分でじっくり考える時間が取れませんでした。自分の意に沿わない応募もありました。結果、書類で落ちたので良かったのですが、完全に担当者のペースで転職活動をしていたと思います。
- 後々に発覚したことだが、自分を担当してくれた担当者が時間にルーズだった。さらに、初回の話し合いの中で希望の職種の変更を伝えたが、まったく対応してくれなかったこともあった。
- 面接まで進んだ選考について、1か月以上返事を待たされた事がありました。結局私から返事を催促しました。催促したところすぐに結果の連絡が来ましたが、エージェントの方がもっと早く動いてくれても良かったのでは、と不信感を抱きました。
紹介してもらえる求人内容がイマイチ(10人)
リクルートエージェントの悪い評判3番目に多かったのは、68人中10人が回答した「紹介してもらえる求人内容がイマイチ」です。
自分にマッチした求人がなかなか見つからないことへの不満となります。
なかには「ブラック企業ばかり紹介される」と回答した人もいましたが、リクルートエージェントでは企業に対する厳正な審査を行っているので、コンプライアンス違反企業や反社などの求人は扱っていません。
回答者の口コミ
- 誰も応募しないような条件の悪い求人や、なかなか決まらないんだろうなと思われる仕事をダメもとで紹介してくる点が嫌でした。
- 他の転職エージェントに比べて、企業数が少なく、未経験や無資格の求人にも限りがありました。
- あまり求人を紹介してもらえなかった上、紹介してもらえても「ちょっと違うなあ」と思うのもあって、選考にも進まなかったです。
・・・リクルートエージェントの評判を観てきましたがいかがでしたでしょうか。
「担当者や求人の合う合わない」といった個人差の出る回答も目立つことから、良いか悪いかピンと来なかった方も多いのではないでしょうか。
上記理由から、続けてリクルートエージェントが良いのかイマイチなのかを判断しやすいよう、サービス内容を追加調査してみました。
リクルートエージェントのメリットだけでなく、デメリットの部分もあわせて紹介しているので参考にしてみてください。
無料カウンセリングを通じて、現状分析・市場価値・必要スキルを知れる。
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講師の全員が複数回の転職を経験、繊細さん(HSP)のキャリア支援実績多数。
【公式】https://sugocari.com/
マイナビ運営の転職エージェント、大手ならではの転職支援サポートが充実。
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リクルートエージェントのサービス内容からわかった「メリット」
まずは、リクルートエージェントを調査したことでわかったメリット部分からチェックしていきましょう。
リクルートエージェントの主なメリットは次の5つとなります。
それでは、上記理由について詳しく解説していきます。
求人の選択肢が豊富にある
リクルートエージェントでは、求人の数も種類も豊富に取りそろえられています。
求人数 | 874,699件 |
---|---|
公開求人数 | 474,984件 |
非公開求人数 | 399,715件 |
※2024年10月10日更新時点
※表示件数は採用予定数
さらに数多くの取引企業があるため、幅広い職種や業界の求人があり、専門領域に特化した転職支援も行っています。
たとえば、「MR・メディカル」「IT・Web」「管理職・ハイクラス」「第二新卒」「外資系・グローバル」「Uターン・Iターン」などが挙げられます。
リクルートエージェントが扱っている業界・職種は以下のとおりです。
営業・販売、経営・企画・マーケティング、事務系(経理・総務・人事)、ITエンジニア、電気・機械・科学エンジニア、医療・医薬品・化粧品、コンサルタント、建築・土木技術、その他
IT・通信業界、Web・インターネット業界、機械・電気業界、化学・素材業界、商社、物流・運輸業界、小売・卸売・サービス業界、旅行・エンタメ業界、マスコミ・広告業界、人材業界、コンサルティング業界、金融・保険業界、不動産・建設業界、医療・医薬業界、インフラ・官公庁・その他
ほかにも「大手企業・外資企業・中小企業・中堅企業」など、さまざまな企業の求人の用意があり、全国に20拠点(※)を構えるリクルートエージェントには地方の求人も見つかります。
※2024年10月時点
転職活動に必要な一連の流れに対してのサポートが受けられる
リクルートエージェントでは、転職活動の一連の流れに沿ったサポートを受けられます。
リクルートエージェントのキャリアアドバイザーから受けられるサポートは以下のとおりです。
- 求人紹介
- 提出書類の添削
- 面接対策
- 独自分析の業界や企業情報の提供
- 面接日程の調整
- 年収交渉
- 入社日の調整
- 内定後の退職や手続きなどのサポート
リクルートエージェント側で代行してもらえる作業も多く含まれているため、現職が忙しくて、転職活動の時間がなかなか取れない方におすすめです。
リクルートエージェントには、各業界に精通した実績豊富なキャリアアドバイザーが多数在籍しています。
相談のクオリティを向上させるために、研修や業界動向の勉強会なども実施。
業界ならではの習慣やマナー、必要なスキルなどをキャリアアドバイザーに相談できます。
相談内容をもとにあなたの強み・適正を把握し、業界や業種にマッチしたキャリアプランを提示してくれます。
企業の実績が高く利用しやすい
リクルートエージェントは、「リクルート」が運営する転職エージェントです。
リクルートエージェントは、企業の実績が高いことから安心して利用できます。
もしリクルートそのものは知らなかったとしても、他のサービスも有名なので、ご存知の方も多いのではないでしょうか。
40年以上に渡って積み重ねた転職ノウハウや企業との信頼関係などが、現在のリクルートエージェントの知名度やブランド力にもつながっています。
また、2019年の転職決定者は約5万2000名(※)にものぼっており、数多くの転職希望者を転職成功へと導いてきた実績があります。
※リクルートの中途採用支援サイト「採用成功ナビ」より(2024年10月時点)
リクルートエージェント独自の転職支援サービスが使える
リクルートエージェントへ登録すると、独自で用意している転職支援サービスを使えます。
リクルートエージェントには、以下のような独自サービスがあります。
- 「Personal Desktop(PDT)」(※リクルートエージェントのマイページ)
- 面接力向上セミナー
- 「職務履歴書エディター」(職務経歴書作成ツール)
- 応募書類の添削
なかでも登録者限定で使えるリクルートエージェント独自のマイページ、「Personal Desktop(PDT)」のスマホアプリは便利です。
スマホ一台あれば、求人閲覧・進捗管理できるため、スキマ時間を活かして転職活動できますよ。
たとえば、キャリアアドバイザー厳選の求人情報チェックや、応募手続きの依頼がスマホのボタンひとつで行えます。
設定すればスカウトサービスの利用も可能に。
さらに「職務経歴書エディター」では、案内にしたがって情報を入力していくだけで職務経歴書が作成できてらくちんです。
転職後の退職率4%と転職で失敗するリスクが低い
リクルートエージェントでは、転職後の退職率が4%(※)と低くなっています。
あなたの希望にそわない求人紹介や、転職先を強引に推し進められる確率が低いからこその数字と言えるでしょう。
もしリクルートエージェントの紹介者が入社後、半年以内に退職した場合、企業にコンサルティングフィー(人材紹介手数料)を返金しなければいけないからですね。
転職希望者が入社した企業へ定着することをゴールとしたサポートをしてくれます。
※「リクルートエージェント」公式サイトより(2024年10月時点)
ここまでリクルートエージェントのメリットをご紹介してきましたが、続けてデメリット部分も解説しているので参考にしてみてください。
リクルートエージェントのサービス内容からわかった「デメリット」
リクルートエージェントのサービス内容を調査すると、デメリットも見えてきました。
上記デメリットについて詳しく解説していきます。
求人紹介を受けられないこともある
リクルートエージェントでは、求人の紹介を受けられないケースもあります。
公式サイトにも記載されていることからも確実です。
転職支援サービスのお申し込みにあたって
ご経験、ご要望によっては、サービスをご提供できない場合がございます。取り扱い求人については 留意事項をご確認ください。
引用元:リクルートエージェント公式サイト
詳しい理由について知りたい方は、リクルートエージェント内の以下2ページが参考になります。
サポート期間の目安が3ヶ月間と他社に比べて短い
リクルートエージェントでは、目安としてサポート期間を『約3ヶ月』としているため、長期的なサポートを受けることが難しいです。
「サポート期間の3ヶ月」は原則として、「電話や面談による転職相談の実施」「担当キャリアアドバイザーによる転職活動支援」の開始通知を行った日から3ヶ月を上限に提供。
※リクルート「転職支援サービス利用規約」より(2024年10月時点)
ほかの転職エージェントと比較してみても、短いサポート期間と言えるでしょう。
転職エージェント名 | サポート期間 |
---|---|
リクルートエージェント | 目安として約3ヶ月 |
マイナビAGENT | 実質無期限 |
ビズリーチ | 明記なし |
dodaのエージェントサービス | 実質無期限 |
パソナキャリア | 実質無期限 |
type転職エージェント | 実質無期限 |
JACリクルートメント | 実質無期限 |
(※2024年10月11日時点)
半年や一年とじっくり時間をかけて、転職先を探したいと考えている方にとっては、3ヶ月のサポート期間はデメリットと言えるでしょう。
ただし、あくまでも3ヶ月は目安です。
置かれている立場や求人状況によっては、3ヶ月を超えてもサポートを受けられるので安心してください。
たとえば、書類選考や面接途中にサポートが打ち切られることはありません。
また、担当者から見て魅力的なキャリアや経歴を持っていると、サポート期間を延長してもらえる可能性もあります。
求人数の多さがデメリットになるケースもある
リクルートエージェントの求人数が豊富なのはメリットではありますが、場合によってはデメリットとなる場合もあるので注意しましょう。
求人数が多いことに比例して、条件の悪い求人をつかんでしまう危険性も出てきます。
また、候補先が多すぎて候補を絞り込めずに、転職活動がズルズルと長引いてしまうケースも考えられます。
リクルートエージェントの『口コミ調査』と『サービス調査』の両方が出そろいました。
ここから先は上記の調査結果を参考として、リクルートエージェントを上手に活用するコツについて解説していきます。
【転職成功のコツ】リクルートエージェントを活用する4つのポイント
リクルートエージェントを活用して転職を成功させるコツは4つ。
4つのコツについて具体的に解説していきます。
1.豊富な求人数を活用して転職市場のトレンドを把握する
リクルートエージェントの豊富な求人数を活用して、転職市場のトレンドを把握しましょう。
登録すれば豊富な非公開求人もチェックでき、求人の傾向から転職市場の求人動向の把握も可能で、転職活動のタイミングをつかめます。
登録だけして求人動向をチェックし、希望の業種や職種の求人が多くなってきた時点で面談をお願いすれば、「紹介できる求人がない」と断られることなく転職をサポートしてもらえますよ。
2.サポート期間を気にしすぎない
リクルートエージェントでは3ヶ月のサポート期間を設けていますが、期間を気にしすぎないようにしましょう。
転職活動のサポートは受けられなくなるものの、すべてのサービスが利用できなくなるわけではありませんし、再度サポートを受けたいなら再登録という選択肢もあります。
「サポート期間の3ヶ月以内に転職を決めてしまわないと」と焦って、条件の悪い転職先を選びがちですが、リクルートエージェントは再登録もできます。
もちろん、サポート期間終了後すぐ再登録してもうまくいかないため、足りない経歴や資格などを得たうえで再挑戦するのがコツです。
担当者からの評価が高い人は、サポート期間を延長してもらえる可能性もあるので、焦ったり妥協したりせず転職活動を続けてくださいね。
3.希望と合わない求人を紹介されたらハッキリ断る
希望と合わない求人を紹介される場合はハッキリと断りましょう。
キャリアアドバイザーへ気を使ってしまい、つい流されてしまったりすると希望と違う転職先に就職するリスクも出てきます。
担当者にもノルマがあるため、希望と合わない求人を紹介されることもあります。
条件と合わない場合はハッキリと断り、あらためて希望条件を担当者にアピールしましょう。
4.リクルートエージェントの強い業界・職種を理解して利用する
リクルートエージェントの強い業界・職種を理解して利用しましょう。
総合型の転職エージェントであるリクルートエージェントは、幅広いジャンルの求人を保有しているものの、業界・職種によっては求人数が大きく違います。
リクルートエージェントの公式サイトに掲載されている求人数(※)から、強い業界と職種を調査したところ、以下の業界・職種であることがわかりました。
※2024年10月11日更新/公開求人+非公開求人
※表示件数は採用予定数。非公開求人件数は登録者専用サイトで検索可能な採用予定数を表示
- ●業界
- ・人材業界
・IT/通信業界
・不動産/建設業界 - ●職種
- ・営業/販売
・SE/ITエンジニア
・エンジニア(設計・生産技術・品質管理)
業界と職種、それぞれについて詳しく見ていきましょう。
リクルートエージェントの強い業界は、次の3つです。
- 人材業界
- IT/通信業界
- 不動産/建設業界
以下はリクルートエージェントの公式サイトに掲載されている業界ごとの求人の内訳をまとめたグラフです。
業界別の求人で多かった上位3つは、全求人の2割弱を占めている「人材業界」、次に「IT/通信業界」「不動産/建設業界」と続いています。
とくに人材業界の場合、アウトソーシング業界や人材派遣業界の求人が目立っており、人材業界トップクラスのリクルートエージェントならではの強みと言えそうです。
さらに、「その他」が半数以上を占めていることから、リクルートエージェントの取り扱い求人の幅広さも伺えます。
その他の業界には、全体の9.5%を占め、上位3業界に僅差で続く『機械/電気業界』や『コンサルティング業界』が含まれていました。
つ
リクルートエージェントの強い職種は、次の3つです。
- 営業/販売
- SE/ITエンジニア
- エンジニア(設計・生産技術・品質管理)
以下はリクルートエージェントの公式サイトに掲載されている職種ごとの求人の内訳をまとめたグラフです。
一番多いのは「営業/販売」で、全求人の4分の1を占めています。
なかでも不動産営業の求人が多い傾向に。
続いて、「SE/ITエンジニア」「エンジニア(設計・生産技術・品質管理)」といった技術職の求人が多かったです。
営業職とIT・ものづくり系エンジニア職は、全体の約6割の求人を占めており、リクルートエージェントが強みを持つ分野だと言えるのではないでしょうか。
リクルートエージェントとの併用におすすめ!転職エージェント&サイト5選
この章では、リクルートエージェントとの併用がおすすめの転職エージェントやサイトを紹介していきます。
複数のサービスを掛け合わせることで、求人の選択肢が増えたりリクルートエージェントが持っていない強みを活かせたりできるメリットがあります。
以下5つが、リクルートエージェントとの併用にピッタリの転職エージェント・サイトです。
- doda エージェントサービス
- パソナキャリア
- マイナビAGENT
- リクナビNEXT
- エン転職
それぞれのおすすめな理由について解説するので、参考にしてください。
すぐに転職できるか不安ならdoda エージェントサービス
リクルートエージェントのサポート期間である3ヶ月のうちに転職できるか不安な人は、doda エージェントサービスも併用するといいでしょう。
なぜなら、doda エージェントサービスは実質無期限でサポートを受けられるからですね。
併用しておけば、リクルートエージェントのサポート期間が終わっても、doda エージェントサービスは引き続き利用できます。
たとえば、リクルートエージェントをメインに転職活動を行い、期間が来たらdoda エージェントサービスをメインとする使い方もいいのではないでしょうか。
またdodaエージェントサービスは、求人数ではリクルートエージェントに劣るものの、十分に豊富な求人を取り扱っています。
両方のエージェントを使うことで、より効率的に転職活動を進められるでしょう。
■doda公式サイト
https://doda.jp/
年収アップを希望している人はパソナキャリア
年収アップを目指している人は、パソナキャリアとの併用を検討してみてください。
パソナキャリアは転職後の年収アップ率61.7%(※1)を誇っており、転職支援実績もリクルートエージェントには少し劣るものの、累計59万人(※2)と引けを取りません。
また、パソナキャリアのサポート期間は実質無期限なので、リクルートエージェントのサポート期間終了後に継続して利用すると、転職活動の空白期間を避けられるためおすすめです。
女性の転職支援にも強いので、ハイクラス女性にも利用価値があるでしょう。
(※1)「パソナキャリア」公式サイトより(2024年10月時点)
(※2)パソナキャリアで転職サポートした数(2024年5月時点)
■パソナキャリア公式サイト
https://www.pasonacareer.jp/
20代や第二新卒などの若手はマイナビAGENT
20代や第二新卒といった若手なら、マイナビAGENTもあわせて使うといいでしょう。
なぜなら、リクルートエージェントに比べて20代若手や第二新卒の転職支援に強いからですね。
幅広い年代の求人を豊富に扱うリクルートエージェントなので、もちろん20代の求人は充実しています。
しかし、スキルや経験によっては20代や第二新卒の転職活動に使うには苦戦する可能性も。
マイナビAGENTは利用者の約6割(※1)が20代で、「20代の転職エージェント満足度No.1」(※2)にも輝くほどです。
併用すれば紹介してもらえる求人の数も増えるので、選択肢の幅も広がるでしょう。
(※1)「マイナビAGENT」公式サイトより(2024年10月時点)
(※2)アンケートモニター提供元:GMOリサーチ株式会社(2021年12月実施)
■マイナビAGENT公式サイト
https://mynavi-agent.jp/
効率的に転職活動を進めたい人はリクナビNEXT
効率的に転職活動を進めたい人は、リクナビNEXTも活用するようにしましょう。
リクルートエージェントとリクナビNEXTは、同じリクルートグループが運営するサービスです。
そのため、リクルートエージェントの転職支援サービスを申し込む際に、リクナビNEXTのスカウトサービスにも同時登録が可能になっています。
わざわざイチから転職サイトに登録しなくてもいいので、面倒な手間も省けますよ。
もちろんスカウトサービスだけでなく、求人検索もできるので、リクルートエージェントに登録する際は同時登録しておくといいでしょう。
同じグループ会社の転職サイトなので、「他サービスとの併用をキャリアアドバイザーに言いにくい」という人も、リクナビNEXTなら気兼ねなく利用できるのではないでしょうか。
■リクナビNEXT公式サイト
https://next.rikunabi.com/
企業の情報収集をしたいならエン転職
企業の詳細な情報をチェックしたい人は、転職サイトのエン転職の併用がおすすめです。
なぜなら、エン転職の求人情報には、取材担当者によるレビュー記事や、職場の雰囲気がわかる画像や動画などが掲載されているからですね。
もちろんリクルートエージェントのキャリアアドバイザーもさまざまな企業に精通していますが、併用することで得られる情報量もアップし情報を補えます。
画像や動画は職場の雰囲気もつかみやすいので、リクルートエージェントから紹介された企業の求人を、エン転職でチェックしてみるといいでしょう。
また、中小企業の求人も目立つので、大手が中心のリクルートエージェントでは紹介してもらえない、企業の求人探しに使うのもいいのではないでしょうか。
■エン転職公式サイト
https://employment.en-japan.com/
リクルートエージェントの登録から内定までの流れ
リクルートエージェントの登録から転職先が決まるまでの流れを見ていきましょう。
リクルートエージェントの申込みページより、サイトの流れに沿って必要事項を入力します。具体的に入力しておけば、キャリアアドバイザーとの面談でも具体的な話ができ、希望にそった案件を紹介してもらえやすくなります。
※リクルートエージェントの利用には、リクルートIDの登録が必要です。
希望の面談方法や面談日時を選び、予約を確定させましょう。予約の変更は電話で受け付けているので、都合が悪くなったら連絡を忘れないようにしてください。ただし、求人状況によってはキャリアアドバイザーとの面談・相談サービスの提供が難しいケースもあります。
希望や経験などのヒアリングを行い、キャリアの棚卸しや転職活動の進め方などを決めます。2024年10月現在、面談方法は「オンライン」または「電話」のみで、対面では行っていません。
面談結果をもとに、あなたに最適な求人紹介が開始されます。職務経歴書や履歴書など、応募書類の添削も行ってくれます。
応募先が決まったら、キャリアアドバイザーが志望企業にあなたを推薦してくれます。希望者には、合格に向けた面接対策も実施。
内定後も、年収交渉・入社日調整・円満退社のための手続きやアドバイスなど、最後までしっかりサポートしてもらえます。
続けて、リクルートエージェント利用時によくある疑問点についても解説しているので、あわせて参考にしてください。
リクルートエージェントに関するFAQ
リクルートエージェントに関する「よくある質問」についてお答えしていきます。
気になる項目からチェックしてください。
登録時に困った際には、ぜひ参考にしてみてください。
転職エージェントは「有料職業紹介事業」に分類されており、職業安定法で求職者から手数料を取ることは禁止されているからですね。
リクルートエージェントのビジネスモデルは成功報酬型です。
企業から内定が出て入社した段階で、企業側からコンサルティングフィーを成功報酬として受け取っています。
転職希望者には登録料や手数料は一切発生しないので、安心して利用してください。
なぜなら、学歴の要件などはとくに設けられておらず、スキルに自信のない人の申し込みも受け付けているからですね。
実際に高卒の人でもサポートをしてもらっていますし、高卒可能な求人もあります。
5月に転職したけど、私は高卒扱いだし、年齢的にもマジでハンデ多かったから今の会社に決まるまで超ストレスだった💭💭💭電話かかってくるのだるいけどリクルートエージェントの担当は親切だった👌🏽
— じゅりえってぃ。 (@jurietty_021) August 27, 2024
リクナビやマイナビなどの新卒向けではなくて、リクルートエージェントやマイナビAGENTなんかの方で探すと高卒や既卒中途でも求人が出てきますよ!
— 虫食い卵 (@WingRapid) March 12, 2020
ただし、必ず求人を紹介してもらえるわけではありません。
誰でも登録可能ですが、求人紹介となると実務経験を求められるので、職歴のない人は、既卒・フリーター・未経験者向けエージェントの利用をおすすめします。
東京本社/北海道支社/東北支社/宇都宮支社/さいたま支社/千葉支社/西東京支社/横浜支社/金沢支社/新潟支社/長野支社/静岡支社/名古屋支社/京都支社/大阪支社/神戸支社/岡山支社/広島支社/高松支社/福岡支社
全国各地にネットワークがあるのも、リクルートエージェントの求人数の豊富さにつながっていると言えます。
各エリアならではの転職事情なども把握しているので、お住まいの地域や働きたいエリアなど関係なく、質の高いサポートが受けられるでしょう。
退会方法は、マイページまたは退会(キャンセル)の手続きページから、必要事項を入力して送信するだけです。
リクルートエージェントでは、退会後も登録情報が5年間は保存されます。
個人情報が気になる方は、担当者に電話かメールで連絡して、削除依頼をしておきましょう。
あわせて「リクナビNEXT」に登録している場合は、そちらの退会手続きも忘れないようにしてください。
リクルートエージェントを退会しただけでは、リクナビNEXTの退会にはならないので注意しましょう。
- リクルートエージェント(転職エージェント)
- リクナビNEXT(転職サイト)
リクルートエージェントの公式サイトに、リクルートエージェントとリクナビNEXTの違いについて掲載されています。
両方のサービスを併用できるので、実際に使ってみたら違いがよりわかりやすいですよ。
リクルートエージェントの公式サイトにも「転職するかどうか決まっていなくても、転職エージェントの登録は可能」と記載されています。
ただし、リクルートエージェントでは面談をおすすめしています。
面談ナシだと希望に合った求人の紹介が行われず、一人での転職活動はモチベーションの維持が難しいからです。
電話やメールで面談を促す連絡が入ることもあります。
「0120070585」はリクルートエージェントの電話番号なので、連絡があった場合は面談不要の旨伝えてください。
「まだ転職するか悩んでいる」「どんな求人があるかだけチェックしたい」といった場合、とりあえずの登録だけでもしてみてはいかがでしょうか。
キャリアアドバイザー変更依頼は、以下の手順で行えます。
1.ヘルプページの「担当のキャリアアドバイザーは変更できますか?」ページ下部にある「問い合わせる」をクリック
2.必要事項を入力したら「次へ」をクリック
3.お問い合わせ内容に希望を記入し「上記に同意して問い合わせる」をクリック
リクルートエージェントは「キャリアアドバイザーの変更が可能」なので、相性を見極めながら自分に合う担当者を見つけてください。
会社名 | 株式会社リクルート |
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英文社名 | Recruit Co., Ltd. |
創業 |
2012年 10月1日 株式会社リクルートホールディングス設立時の分社化により設立 2018年 4月1日 株式会社リクルートに商号変更 |
本社所在地 | 東京都千代田区丸の内1-9-2 グラントウキョウサウスタワー |
資本金 | 3億5千万円 |
代表取締役社長 | 北村吉弘 |
厚生労働大臣許可番号 | 13-ユ-010258 |
企業URL | https://www.recruit.co.jp/ |
【調査結果】リクルートエージェントがおすすめな人
リクルートエージェントの評判やサービス内容、上手に使うコツなどについて解説してきましたがいかがでしたでしょうか。
当記事の調査結果をもとに、リクルートエージェントがおすすめな方向けのアドバイスをもらったので参考にしてみてください。
リクルートエージェントは、転職活動をしている中で次の就職先がイメージできずに悩んでいる方へおすすめです。
口コミ調査の中でもありますが、他のエージェントでは載せていないリクルートエージェントならではの求人案件も多数あります。
自分の考えの中になかった予想外に魅力的な仕事が見つかるケースも少なくありません。
他のエージェントと併用することで、リクルートエージェントが珍しい会社やマニアックな求人を保有していることが、より理解できることでしょう。
また、多くの業種や職種に対応していることから、担当キャリアアドバイザーの対応範囲も広く、さまざまな視点からのアドバイスを期待できます。
転職先が決まっていない方にとって、まず登録しておくべき一社と言えるのではないでしょうか。
■リクルートエージェント公式サイト
https://www.r-agent.com/
無料カウンセリングを通じて、現状分析・市場価値・必要スキルを知れる。
【公式】https://careerdrive.jp/
講師の全員が複数回の転職を経験、繊細さん(HSP)のキャリア支援実績多数。
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マイナビ運営の転職エージェント、大手ならではの転職支援サポートが充実。
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