「ChatGPT」をはじめとした生成AIの台頭によって注目されているAI分野。
なかでもAI(人工知能)を利用してシステム開発を行う「AIエンジニア」に興味をもっている人もいるのではないでしょうか。
さらにエンジニア経験がまったくない人から、SEなどの経験がありAIエンジニアへのキャリアアップを目指している人、現役AIエンジニアまで、転職を検討している人もいるでしょう。
そこでおすすめなのが、AIエンジニア向け転職サイト&エージェントの活用です。
当記事では、AIエンジニアにおすすめの転職サイト&エージェントを厳選してご紹介。
さらにAIエンジニアが転職エージェントを使う前に知っておきたい選び方や活用方法以外に、メリット・デメリットや利用時のよくある質問と回答なども紹介しています。
1972年東京都葛飾区生まれ。
IT歴26年間で3万人以上のITに関する相談を受け、合計100億円以上のシステム導入に携わる。
大学卒業後、大手物流会社に営業職として入社。富士通株式会社で10年間医療機関向けのプロジェクト管理を行う。その後日本初のスマホ(W-ZERO3)に興味を持ち、ウィルコム株式会社へ入社。ソフトバンク株式会社までの10年間は、システム運用設計・システム企画・社内業務改善などを行う。
2018年にアカリンク合同会社を設立。経済産業省認定のIT導入支援事業者、スマートSMEサポーターとしてITツールを40万点以上取り扱い、DX推進を行っている。すべての人がITと共に未来を創造し、「デジタルの力を普及させること」を人生のミッションとしている。
2022年6月に著書『超DX仕事術』をサンマーク出版より発売。
AIエンジニアの転職におすすめの転職サイト&エージェント11選
それでは早速、AIエンジニア向けおすすめの転職サイト&エージェント11社を紹介していきます。
なお、おすすめ11選は以下をもとに編集部が独自に選んでいます。
各転職サイト&転職エージェントの特徴や、おすすめポイントなども紹介しているのでぜひ参考にしてみてください。
【ギークリー(Geekly)】早く転職したいAIエンジニアにおすすめ
おすすめポイント1 | 登録から内定が出るまで約30日 |
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おすすめポイント2 | 転職成功者の約8割が年収アップを実現 |
おすすめポイント3 | 「年収診断」「キャリアパス診断」が無料で受けられる |
ギークリーは、IT・Web・ゲーム業界に特化した転職支援サービスです。
早く転職したいAIエンジニアは、ギークリーがおすすめ。
登録してから内定が出るまでの日数が他社と比べても短いからです。
一般的に内定が出るまでの期間は約2ヶ月ですが、ギークリーは約30日。
他社と比べると約半分の期間で内定をもらえる可能性があるのは大きな魅力ですよね。
早く内定がもらえる理由は、マッチング精度の高さと時間のムダを作らないスムーズな転職サポートがあるから。
非公開求人を含め、IT求人を多数扱っており、その中から求職者の希望にあった最適な仕事を紹介してもらえます。
さらに転職成功者の80%以上が年収アップを実現させている(※)というから期待もふくらみます。(※公式サイトより:2023年7月時点)
AIエンジニアの求人のなかには、年収1,000万円以上の求人が多数あり、年収2,000万円の高収入案件も。(調査日:2023年7月17日)
求人票には担当コンサルタントのおすすめポイントや事業内容も詳しく掲載されているので、どのようなAIエンジニアが求められているのかもわかりますよ。
会員登録すると「年収診断」や「ChatGPTキャリアパス診断」が無料で受けられるようになるので、興味のある人は登録してみてはいかがですか。
働き方 | 正社員、契約社員 |
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求人対応エリア | 首都圏・大阪 |
運営会社 | 株式会社Geekly |
公式サイト | https://www.geekly.co.jp/ |
【レバテックキャリア】面接が苦手な人におすすめ
おすすめポイント1 | 企業にあわせた面接対策 |
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おすすめポイント2 | 職務経歴書も徹底的に添削してくれる |
おすすめポイント3 | 初回提案の内定率が高い |
レバテックキャリアは、IT/Web業界のエンジニア・クリエイター専門の転職エージェントです。
面接が苦手な人は、レバテックキャリアがおすすめ。
応募する企業にあわせて、面接のアドバイスをしてくれるからです。
レバテックキャリアでは、各企業が採用の際に重視するポイントや、今までの面接時に聞かれた質問例、不採用になった理由などをまとめたオリジナル資料が用意されています。
この独自の資料を元に模擬面接を実施し、希望企業の面接でも上手にアピールできるようにアドバイスしてくれますよ。
また、模擬面接を通して求職者の弱点や課題点を見つけ出してくれるので、今まで苦手だった面接の改善が可能です。
求人先企業と求職者のニーズに寄り添った面接対策だけでなく、職務経歴書の添削も徹底的に行なってくれるため、初回提案での内定率が高い(※)のもレバテックキャリアの特徴。(※公式サイトより:2023年7月時点)
AIエンジニアの求人も扱っており、求人のなかには大手企業の仕事もあります。
IT業界専門アドバイザーのサポートもあり、満足度も高いので、ぜひ登録する候補に入れてくださいね。
ただし、AIエンジニア求人のほとんどが大都市に集まっているので(※)、まずは求人検索して確認してみてくださいね。(※調査日:2023年7月17日)
働き方 | 正社員 |
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求人対応エリア | 全国 |
運営会社 | レバテック株式会社 |
公式サイト | https://career.levtech.jp/ |
【マイナビIT AGENT】今後転職はしたくない人におすすめ
おすすめポイント1 | 転職後90日の定着率が97.5%と高水準 |
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おすすめポイント2 | AIエンジニアを熟知したキャリアアドバイザーがサポート |
おすすめポイント3 | 転職成功者の7割以上が年収アップを実現 |
マイナビIT AGENTは、大手マイナビグループが運営しているIT・Webエンジニア向けの転職支援サービスです。
転職するのはこれで最後にしたい人は、マイナビIT AGENTがおすすめ。
転職後の定着率が高いからです。
マイナビIT AGENTでは、求職者が後悔のない選択ができるように転職活動をサポート。
価値観やライフスタイルにあわせて求人紹介をしていることもあり、サービスを利用して入社した人の90日の定着率は97.5%(※)となっています。
(※2020年10月~2021年9月にマイナビグループの人材紹介サービスで入社された方の90日の定着率)
転職後すぐに辞めてしまう人が少ないのは、マッチング制度が高い証拠ですよね。
AIエンジニアの転職事情に詳しいキャリアアドバイザーが、応募書類の添削から条件交渉までをフルサポート。
求職者のスキルや経験を聞き、市場価値をふまえたキャリアプランの提案をしてくれるため、転職成功者の7割以上(※)が年収アップを実現しています。
(※2021年10月1日~2022年9月30日の間に転職が決まった方で転職前の年収額を上回った割合)
実際、年収1,000万円以上のAIエンジニアの求人も扱っており、さらに高条件や人気のある非公開求人も多数あるので、年収アップも夢ではありません。
大手企業のAIエンジニア求人もあるので、転職を考えたならはじめに登録しておきたい転職エージェントです。
働き方 | 正社員 |
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求人対応エリア | 全国、海外 |
運営会社 | 株式会社マイナビ |
公式サイト | https://mynavi-agent.jp/it/ |
【アカリクキャリア】院卒でAIエンジニアの転職を考えている人におすすめ
おすすめポイント1 | 院卒者に特化した転職エージェント |
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おすすめポイント2 | エンジニアスペシャリストの転職支援に強い |
おすすめポイント3 | 大手・有名企業の紹介実績あり |
アカリクキャリアは院卒者・エンジニアスペシャリスト専門の転職サービスです。
大学院でAIに関する研究や学習経験があり、AIエンジニアへの転職を考えている人には、アカリクキャリアが使えるでしょう。
100%の求人が院卒者向けで(※)、AIエンジニアをはじめとしたエンジニアスペシャリストの転職支援に強いからです。
就職や転職時、院卒者向けの求人は見つかりにくいと耳にしたことがあり、転職すべきか不安を抱えている人もいるのではないでしょうか。
アカリクキャリアなら利用者の99%以上(※)が院卒者で、大学院での研究内容が活かせるAI求人も見つかる可能性が高いです。
公式サイトには、ご紹介企業の一例として、「NTTデータ」「GMO」「TDSE」といった大手・有名企業との取引も掲載されています。
院卒者や大学院生のサポート実績が15年(※)あり、キャリア面談では過去の研究内容から今後のキャリアや志向性まで丁寧にヒアリングしてもらったうえで、的確な求人提案を受けられます。
院卒という学歴を活かしたいなら、アカリクキャリアで転職活動をサポートしてもらうといいでしょう。
※「アカリクキャリア」公式サイトより(2024年1月時点)
働き方 | 要相談 |
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求人対応エリア | 要相談 |
運営会社 | 株式会社アカリク |
公式サイト | https://tenshoku-agent.acaric.jp/ |
【Green】面接前に企業のリアルな情報がほしい人におすすめ
おすすめポイント1 | 採用担当者と「カジュアル面談」ができる |
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おすすめポイント2 | 求人には企業の写真が多数掲載 |
おすすめポイント3 | スカウト機能あり |
Greenは、IT/Web業界の求人に特化した転職支援サービスです。
面接前に企業のリアルな情報がほしい人は、Greenがおすすめ。
採用担当者と直接話ができる「カジュアル面談」があるからです。
気になる求人を見つけたら「気になる」ボタンをクリック。
あなたのプロフィールを確認した企業の担当者から返信がきたら面談にすすめますよ。
面談は選考にかかわる「面接」ではないため、正式な応募意志がなくても大丈夫です。
採用担当者と直接話ができるので、求人票には掲載されていない情報や雰囲気がわかるのはメリットですよね。
扱っている求人も多く、AIエンジニアの求人も多数。
求人掲載企業のほとんどが写真を掲載しているので、写真からも社内の雰囲気がわかります。
また、プロフィールを充実させると企業からスカウトが届くことも。
転職成功者の90%以上(※)がスカウトに応募していることからも、活用したい機能です。
「未経験歓迎」のAIエンジニア求人もあるので、AIエンジニアを目指している人はぜひ登録を検討してくださいね。
※Greenの転職成功者の企業からのスカウトへの応募率
働き方 | 正社員 |
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求人対応エリア | 全国、海外 |
運営会社 | 株式会社アトラエ |
公式サイト | https://www.green-japan.com/ |
【リクルートダイレクトスカウト】ハイクラスの転職をしたい人におすすめ
おすすめポイント1 | ハイクラス求人に特化 |
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おすすめポイント2 | スカウト機能あり |
おすすめポイント3 | 企業と直接コンタクトが取れる |
リクルートダイレクトスカウトは、大手リクルートグループが運営している転職支援サービスです。
ハイクラスの転職を目指している人は、リクルートダイレクトスカウトがおすすめ。
ハイクラス求人に特化したエグゼクティブ向けの転職サービスだからです。
リクルートが運営しているだけあり、上場企業やベンチャー企業などのAIエンジニア求人も多数。
全国でAIエンジニアの仕事紹介が可能で、年収800万円以上の求人や高待遇求人もありますよ。(調査日:2023年7月16日)
登録後は、待つだけであなたの経歴に興味をもったヘッドハンターや企業からスカウトが届きます。
非公開求人からスカウトが届くこともあり、自分の可能性を広げられるかもしれませんよ。
企業とは直接コンタクトが取れるため、スピーディに転職活動をすすめたい人は、利用しやすいサービスです。
働き方 | 正社員 |
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求人対応エリア | 全国、海外 |
運営会社 | 株式会社リクルート |
公式サイト | https://directscout.recruit.co.jp// |
【ビズリーチ】年収アップを目指している人におすすめ
おすすめポイント1 | 求人の3分の1以上が年収1,000万円以上 |
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おすすめポイント2 | 企業やヘッドハンターからスカウトが届く |
おすすめポイント3 | 秘匿性の高い非公開求人の提案あり |
ビズリーチは、ハイクラスの求人を専門に扱っている転職サイトです。
年収アップを目指している人は、ビズリーチがおすすめ。
扱っている求人の3分の1以上が年収1,000万円以上(※)だからです。
(※2021年1月現在)
管理職などのプロフェッショナル人材向けの求人を扱っており、IT技術職の求人も多数。
年収1,000万円以上のAIエンジニアの求人もありますよ。(調査日:2023年7月17日)
会員登録後に職務経歴書を作成すると、あなたに興味をもった企業やヘッドハンターからスカウトが届きます。
スカウトが届いた企業とは、直接コンタクトが取れるので効率的な転職活動が可能ですよ。
またヘッドハンターからのスカウトでは、秘匿性の高い非公開求人を提案してもらえる可能性もあるので、ほかにはないようなAIエンジニアの求人に出会えるチャンスも。
職務経歴書を入力して待つだけでスカウトが届くので、転職時期を決めていない人にも利用しやすいサービスです。
働き方 | 正社員 |
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求人対応エリア | 全国、海外 |
運営会社 | 株式会社ビズリーチ |
公式サイト | https://www.bizreach.jp/ |
【ワークポート】実績のある転職エージェントを利用したい人におすすめ
おすすめポイント1 | 転職支援実績多数 |
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おすすめポイント2 | 業界に精通した転職コンシェルジュがサポート |
おすすめポイント3 | カウンセリングは対面・オンライン・電話に対応 |
実績のある転職エージェントを利用したい人は、ワークポートがおすすめ。
設立から20年、転職支援実績も多数あるからです。
ワークポートは、さまざまな職種の求人を扱っている総合転職エージェントですが、なかでもエンジニア・クリエイティブ系が得意。
今までに転職支援した人数は67万人おり、2万社以上の取引企業(※)がありますよ。(※公式サイトより:2023年7月時点)
AIエンジニアに詳しい転職コンシェルジュが、求人紹介から応募書類の添削、給与などの条件交渉までをサポート。
優れた提案力は定評があり、リクナビNEXT『GOOD AGENT RANKING ~2022年度下半期~』の転職決定人数部門では、「転職決定人数NO.1」を獲得しています。
AIエンジニアの求人は多いとはいえないものの、「リモート可」「非公開求人」「大手企業」の求人も保有。
カウンセリングは、対面・オンライン・電話から選べるので地方の人にも利用しやすい転職エージェントです。
働き方 | 正社員、契約社員 |
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求人対応エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社ワークポート |
公式サイト | https://www.workport.co.jp/ |
【doda】効率よく転職活動をすすめたい人におすすめ
おすすめポイント1 | 「自分で応募」「エージェントサービス」両方の利用が可能 |
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おすすめポイント2 | スカウト機能あり |
おすすめポイント3 | カウンセリングはオンラインまたは電話に対応 |
dodaは、パーソルグループが運営している転職支援サービスです。
効率よく転職活動をすすめたい人は、dodaがおすすめ。
自分で応募する方法と転職エージェントを利用する方法の両方があるからです。
明確に転職時期を決めていない人や、エージェントからの連絡がわずらわしいと感じる人は、自分主導で転職活動をする方法が便利。
求人ページから応募ができ、直接企業とやり取りができるため、スムーズに転職活動がすすめられます。
またプロフィールを入力しておけば、あなたに興味をもった企業からスカウトが届くことも。
自分では探せないような求人と出会うチャンスがありますよ。
一方で転職活動がうまくいかないときや、自力での転職活動に限界を感じた人は、エージェントサービスが便利。
希望にあった求人の紹介から応募書類の添削、条件交渉までをAIエンジニア業界の知識豊富な専門スタッフがサポートしてくれます。
両方のサービスを利用できるので、自分主導の転職活動から転職サポートしてもらう転職活動へ簡単にシフトチェンジが可能で、効率よく転職活動がすすめられます。
大手が運営しているだけあり求人数も多く、全国のAIエンジニア求人の紹介が可能。
キャリアカウンセリングはオンラインまたは電話で行うので、近くに拠点のない人にも利用しやすいサービスです。
働き方 | 正社員、契約社員、その他 |
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求人対応エリア | 全国、海外 |
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
公式サイト | https://doda.jp/ |
【Paiza転職】自分のスキルレベルを試したい人におすすめ
おすすめポイント1 | コーディングスキルチェックが受けられる |
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おすすめポイント2 | 自分のスキルが客観的にわかる |
おすすめポイント3 | スキルチェックの結果によってスカウトが届く |
Paiza転職は、IT・Webエンジニアに特化した転職支援サービスです。
自分のスキルレベルを試したい人は、Paiza転職がおすすめ。
コーディングスキルチェックの結果で、スカウトが届くからです。
登録後プログラミングスキルチェックを受けると、6段階評価のランク判定がPaiza転職から届きます。
ランク判定の結果に応じて応募可能な求人情報が表示されるため、自分のスキルを客観的に判断できますよ。
またスキルチェックで一定のスコアを取ると、企業からスカウトが届き、書類選考なしで面接にすすめます。
さらにスキルチェックで提出したコードは応募企業にも共有され、自己PRの材料として活用できます。
AIエンジニアの求人も多数扱っており、求人には通過ランクも表示されているので、自分のスキルが通用するのかも一目瞭然。
AIエンジニアの求人のなかには1,000万円以上(調査日:2023年7月17日)の高収入案件もあるため、年収アップを目指している人にもおすすめです。
スキルチェック問題を解くためだけに登録する人もいるので、ぜひ登録を検討してくださいね。
働き方 | 正社員、契約社員 |
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求人対応エリア | 全国 |
運営会社 | paiza株式会社 |
公式サイト | https://paiza.jp/ |
【EDGE CAREER(エッジキャリア)】AIエンジニア未経験の人におすすめ
おすすめポイント1 | AIエンジニアに特化した転職支援サービス |
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おすすめポイント2 | AIエンジニア未経験でも紹介が可能 |
おすすめポイント3 | 非公開・独自求人あり |
EDGE CAREER(エッジキャリア)は、AI領域へ転職したいエンジニアに特化した転職支援サービスです。
AIエンジニアとして働くのが未経験の人は、EDGE CAREER(エッジキャリア)がおすすめ。
AI実務が未経験でも転職可能な求人を紹介してくれるからです。
EDGE CAREER(エッジキャリア)を運営しているエッジテクノロジーは、AI領域の各種ソリューションを提供しているAIの専門家。
企業にAI導入の支援をしてきた実績と独自ネットワークを活かし、AI領域の求人を多数扱っており、AIエンジニア未経験可の求人もあります。
求人のなかには、非公開求人やEDGE CAREER(エッジキャリア)にしかない独自案件もありますよ。
AI領域に特化したコンサルタントがキャリアプランをヒアリングし、希望に沿った最適な求人を提案。
面接の日程交渉や年収交渉などもサポートしてくれます。
AIエンジニアは未経験で応募するのも難しいので、AIエンジニア未経験から転職を目指している人は、登録して損はありませんよ。
働き方 | 正社員、契約社員 |
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求人対応エリア | 全国 |
運営会社 | エッジテクノロジー株式会社 |
公式サイト | https://www.edge-career.com/ |
上記11社の転職サイト&エージェントはどれもおすすめですが、選べないという人へ編集部が提案するならば、「ギークリー(Geekly)」「マイナビIT AGENT」「レバテックキャリア」をおすすめします。
いずれも歴史のある転職エージェントで、転職支援実績も豊富だからですね。
それでもピンと来ないなら、次の章で紹介している「年代別」「未経験者」におすすめの転職サイト&エージェントから選んでみてはいかがでしょうか。
【年代別・未経験者向け】AIエンジニアにおすすめ転職サイト&エージェントをピックアップ
AIエンジニアにおすすめの転職サイト&エージェントを、「年代」と「未経験者」の条件でピックアップしてみました。
各年代または未経験者に該当する人は、ぜひ紹介している転職サイト&エージェントから選んでみてください。
【20代向け】AIエンジニアにおすすめ転職サイト&エージェント3選
AIエンジニアの転職を目指す20代は、『レバテックキャリア』『Green』『EDGE CAREER(エッジキャリア)』を活用してください。
いずれも20代若手の登録者や転職支援実績が多く、20代のAIエンジニア転職に使いやすいからですね。
また、AI人材が不足している今、即戦力となる若手のAIエンジニアを歓迎する企業は非常に多く、上記3社にも若手向け求人が多数集まっています。
レバテックキャリアは、登録者数の52.4%(※)が20代と若手の利用者が多いITエンジニア専門の転職エージェントです。(※ITエンジニア動向レポートより)
そのため若手の転職支援にも強く、模擬面接の実施や企業の詳細な情報提供など、内定獲得のための徹底サポートを受けられます。
IT業界のエンジニアだけでなく、AIエンジニア職にも詳しい専門性の高いアドバイザーが在籍しているので、初めて転職活動を行う20代にもおすすめです。
Greenは若手経験者のIT人材の求人に強く、「平均年齢20代」という特徴をもつ企業の求人を絞り込み検索することも可能です。
「もっとスキルを磨きたい」「年齢ではなく実力で評価してほしい」という20代は、スカウト機能なども併せて活用するといいでしょう。
AI領域に特化したEDGE CAREER(エッジキャリア)は、SEやPG経験者の転職支援に強い転職エージェントです。
20代の転職成功事例もあるので、AI分野を目指してみたいと考えているなら、ぜひ相談してみてください。
転職サイト&エージェント名 | おすすめポイント |
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レバテックキャリア | 20代若手に利用されている。エンジニアの転職実績多数。 |
Green | 若手経験者向け。20代が活躍する企業の求人も見つかる。 |
EDGE CAREER(エッジキャリア) | 20代のSE・PG経験者のキャリアチェンジ転職に強い。 |
【30代向け】AIエンジニアにおすすめ転職サイト&エージェント3選
30代でAIエンジニアの転職を目指すなら、『マイナビIT AGENT』『ワークポート』『paiza転職』を押さえておくといいでしょう。
30代前半だと若手扱いに、30代後半だと中堅扱いになる30代は、幅広い求人の揃っている上記3社が使えます。
マイナビグループならではの太いパイプがあるマイナビIT AGENTは、他では見つからないような非公開求人も保有しています。
エンジニアの転職事情にも詳しく、これまでの経験やスキルが活かせるAIエンジニアの求人を提案してもらえるでしょう。
人材紹介業20年のワークポートは、AIエンジニアが活躍できるIT業界に強い経験豊富な転職コンシェルジュが多数在籍。
成長の著しいAI分野についても幅広い知識と情報をもっているため、相談にのってもらいながら転職活動を進められます。
公式サイト上には、30代の転職成功者の声も掲載されているので、ぜひ参考にしてみてください。
スキルチェックの成績によって、受け取れるスカウト数が変わるpaiza転職は、自身の市場価値を確認したい30代に使える転職サービスです。
求人情報には通過ランクも表示されており、自身のAIエンジニアとしてのレベルを把握することもできるので、ぜひ一度スキルチェックを受けてみるといいでしょう。
転職サイト&エージェント名 | おすすめポイント |
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マイナビIT AGENT | これまでの経験が活かせる求人を紹介してもらえる。 |
ワークポート | 30代のIT業界の転職支援実績が豊富。 |
paiza転職 | プログラミングスキルのある30代におすすめ。 |
【40代向け】AIエンジニアにおすすめ転職サイト&エージェント3選
40代のAIエンジニア転職には、『ギークリー(Geekly)』『ビズリーチ』『リクルートダイレクトスカウト』を活用しましょう。
AI開発経験が活かせる求人はもちろん、40代のリーダーシップを期待する企業の求人なども見つかるからですね。
IT・Web・ゲームなどの業界に特化したギークリーは、エンジニアの転職支援にも強く、専門知識をもったキャリアアドバイザーが多数在籍。
経験豊富な40代でも満足度の高いアドバイスが受けられるでしょう。
「GeeklyMedia」ではAIエンジニアや40代の転職をテーマにした記事も読めるので、ぜひチェックしてみてください。
ビズリーチは40代の即戦力を期待するベンチャー企業からのスカウトに期待できます。
ベンチャー企業は裁量が大きい傾向にあるため、これまでの経験を存分に活かすこともでき、チャレンジングな取り組みも行えるでしょう。
ヘッドハンターを検索して相談できるリクルートダイレクトスカウトは、年齢的に転職を悩んでいる人におすすめ。
ヘッドハンターの詳細情報を確認した上で相談できるので、「転職エージェントを利用したものの、自分に合うキャリアアドバイザーに出会えなかった」という人もぜひ活用してみてください。
転職サイト&エージェント名 | おすすめポイント |
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ギークリー(Geekly) | エンジニア転職に強い。40代の転職支援実績あり。 |
ビズリーチ | 40代の即戦力を期待するベンチャー企業多数。 |
リクルートダイレクトスカウト | ヘッドハンターを検索して相談できる。 |
【未経験者向け】AIエンジニアにおすすめ転職サイト&エージェント2選
未経験からAIエンジニアを目指したい人は、『EDGE CAREER(エッジキャリア)』『ワークポート』を押さえておくといいでしょう。
上記2社はAIエンジニア経験のない人に使いやすい転職エージェントです。
EDGE CAREER(エッジキャリア)はAIエンジニアに特化した転職エージェントで、AI未経験の転職支援も行っています。
AI領域に特化しているだけに未経験者向けの非公開求人も多数保有。
エンジニア経験を活かせるキャリアアップ転職が目指せるので、ぜひ相談してみてください。
ワークポートは、未経験からのキャリアチェンジに強いのが特徴。
キャリア相談にものってもらえるので、AIエンジニアの目指し方を教えてもらうのもいいでしょう。
転職サイト&エージェント名 | おすすめポイント |
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EDGE CAREER(エッジキャリア) | AI未経験の転職支援を行っている。 |
ワークポート | 未経験からのキャリアチェンジに強い。 |
AIエンジニア向け転職エージェントを使うメリット3選
AIエンジニア向け転職エージェントを使うメリットは、以下の3つです。
順番に解説していくので、AIエンジニア転職の参考にしてみてください。
1.AIエンジニアの転職に詳しいキャリアアドバイザーのサポートを受けられる
転職エージェントを使えば、AIエンジニアの転職に詳しいキャリアアドバイザーのサポートを受けられるメリットがあります。
AIエンジニアの転職市場の動向や、各企業の内部情報などを保有しているキャリアアドバイザーのサポートがあれば、転職活動を有利に進められるからですね。
AI分野はここ数年で急速な変化を遂げており、新しい技術が出てきてはトレンドや需要が変化するため、AI業界の情報がない状態で転職活動を進めても苦労します。
転職エージェントを利用すれば、最新のAIエンジニアの求人動向なども教えてもらえるため、手探りで転職活動をはじめて路頭に迷うようなことにはならないでしょう。
AIエンジニアの転職に精通したキャリアアドバイザーは、主に以下のようなサポートを行ってくれます。
- キャリアアドバイス
- 希望や適性に合った求人紹介
- 応募書類やポートフォリオの作成アドバイス&添削
- 面接対策
- 企業の情報提供
とくにAIエンジニア向け転職エージェントのサポートは、AI分野の専門的な知識や、これまでのAIエンジニアの転職支援実績に基づいた質の高いサポート内容となっています。
2.企業との間に入ってもらえるから転職活動の負担が軽減できる
企業との間に転職エージェントが入ってくれるので、転職活動の負担が軽減できるのもメリットと言えるでしょう。
転職エージェントは、求人紹介や転職支援を行うだけでなく、求職者に代わってさまざまな企業とのやり取りを代行してくれるからですね。
たとえば、以下の内容はすべて転職エージェントが求職者に代わって対応してくれます。
- 求人の応募
- 面接日の設定
- 条件交渉
- 入社日の相談
- 不明点などの問い合わせ
とくに現役エンジニアとして働いている人は忙しい人も多く、やり取りが面倒と感じる人もいるのではないでしょうか。
また、企業に連絡したくても日中に電話ができなかったり、メールでのやり取りだと意思疎通がうまくいかないケースもあります。
さらに条件面の交渉については、転職のプロである転職エージェントに任せたほうが、うまくいく可能性も高いです。
AIエンジニアの給与相場を理解した上で、求職者がもつ価値の高いスキルなどの情報を提示しながら、冷静に交渉を行ってもらえます。
交渉事が苦手という人にも、転職エージェントの活用はおすすめです。
3.AIエンジニアの非公開求人を紹介してもらえる
AIエンジニアの非公開求人を紹介してもらえるのも、転職エージェントを利用するメリットのひとつです。
非公開求人は、求人サイトや企業の公式サイト上などには出ておらず、転職エージェントに登録していて、なおかつ条件に合う人にしか紹介してもらえない求人です。
そのためマッチング度が高いのはもちろん、競争率は低く選考に通過しやすい特徴があります。
また、好条件のレア求人も多く、高年収や大手企業などの求人を紹介してもらえるケースも少なくありません。
さらにAIエンジニアの場合、求人情報は慎重に扱われる傾向にあります。
求人を公開することで研究開発やプロジェクトを他社に知られてしまう恐れがあり、最新技術開発の先を越されてしまわないか危惧するからですね。
なかなか求人が見つからないという人は、転職エージェントに登録して非公開求人の紹介が受けられるチャンスを作っておきましょう。
AIエンジニア向け転職エージェントを使うデメリット3選
AIエンジニア向け転職エージェントを使うデメリットは以下の3つです。
順番に解説していくので、AIエンジニア転職の参考にしてみてください。
1.希望どおりの求人を紹介してもらえるわけではない
転職エージェントを利用しても、希望どおりの求人を紹介してもらえるわけではありません。
求人状況によっては希望に合う求人がないこともありますし、希望条件よりも適性を重視した、求人紹介を行うこともあるからです。
とくに転職を希望する特定の企業がある人は、転職エージェントによっては取引のない企業があることも理解しておかなくてはいけません。
また、AI分野は人手不足のため、経験者は選択肢も豊富ですが、IT関連分野での経験がない人だと希望条件どおりにはいかない可能性が高いです。
当記事内で紹介している転職サイト&エージェントの中から、何社かの未経験者向け公開求人をチェックしてみました。(※「AIエンジニア」と以下の条件で検索)
転職サイト&エージェント | 検索条件 | 求人数 |
---|---|---|
ギークリー(Geekly) | 職種未経験歓迎 | 0 |
レバテックキャリア | 実務経験が浅い方OK | 0 |
Green | 職種未経験歓迎 | 16 |
リクルートダイレクトスカウト | 未経験歓迎 | 4 |
※調査日:2024年6月29日
あくまでも公開求人数ですが、未経験者を歓迎する企業は決して多くないのがAIエンジニアの転職市場です。
希望どおりの求人を紹介してもらいたい人は、AIエンジニアに求められるスキルを積んでおくようにしましょう。
スキルがあれば、紹介してもらえる求人数が増えたり、幅が広がったりする可能性もあるからですね。
AIエンジニアに求められるスキルは以下のとおり。
- プログラミングスキル(言語:Python、R、Julia、C++など)
- 数学や統計の知識(微分積分、線形代数など)
- 機械学習やディープラーニングの基礎知識
- データベース知識や運用スキルなど
また、AI分野で活かせる次の資格をもっていると、評価してもらえることもあるでしょう。
- G検定
- E資格
- AWS Certified Machine Learning
- 統計検定
- Python3エンジニア認定基礎試験など
未経験者や経験の浅い人は条件を絞り込みすぎないようにし、希望条件を低くしておくのもおすすめです。
特定の企業を希望する人は、前もって取引企業を確認しておくようにしてくださいね。
2.スキルや経験によっては転職支援を受けられないこともある
スキルや経験によっては、転職エージェントのサポートを受けられない可能性もあります。
AIエンジニアは基本的に即戦力を求める求人が多いため、スキルや経験のない人向けの求人が紹介できないからですね。
人材不足で需要も高いと言われているAIエンジニアなので、「未経験からでも採用されるのでは」と思う人もいるかもしれません。
しかし、AIエンジニアは高度なスキルや知識が必要な職種で、企業も未経験者を育てる人材がいない状況です。
ただ未経験者といっても、AIエンジニアの経験はなくてもエンジニア経験があれば、まったくの未経験者よりも転職の可能性はあります。
「プログラマー」や「SE」といったエンジニア職の経験がまったくない人は、AIエンジニア転職は非常に狭き門で、転職支援も受けられない可能性があることを理解しておいてください。
エンジニア職の経験が一切ない状態でAIエンジニアを目指したい未経験者は、まずプログラミングの勉強から始めてみてはいかがでしょうか。
AIエンジニアは、「Python」などのプログラミング言語を使用してプログラムを書く必要があるため、プログラミングスキルは必須です。
独学で学ぶこともできますが、自信のない人やきちんと学びたいという人は、プログラミングスクールを活用するのもいいでしょう。
「テックアカデミー」や「サムライエンジニア」はPythonも学べるので、ぜひチェックしてみてください。
プログラミングを学習後、プログラマーとして経験を積み、AI分野の知識を身につけてAIエンジニアを目指すというステップが一般的です。
相談だけでも可能な場合は、転職エージェントにAIエンジニアの目指し方について教えてもらうのもいいでしょう。
3.AIエンジニアに詳しいキャリアアドバイザーがいない場合もある
転職エージェントによっては、AIエンジニアに詳しいキャリアアドバイザーが在籍していないこともあります。
急速に発展しているAI分野は、そもそも経験者も多くなく、AIエンジニアだけでなく専門性をもったキャリアアドバイザーも不足している可能性があるからです。
もちろんAIエンジニアの転職支援に対応している転職エージェントなら、キャリアアドバイザーがサポートを行ってくれます。
ただ、技術の変化や発展スピードが速いAI分野なので、現職エンジニアより知識不足であったり、現場で働いている人のほうが情報をもっていたりする可能性も。
どのようなキャリアアドバイザーが在籍しているのか、公式サイト上に掲載されている、各キャリアアドバイザーのプロフィールなどをチェックするようにしてください。
専門性の高いキャリアアドバイザーを希望する人は、IT業界やエンジニア職に特化した転職エージェントを利用するといいでしょう。
AI分野に精通したキャリアアドバイザーが在籍している可能性も高いからですね。
実際にIT業界やエンジニア職に特化した転職エージェントには、AIエンジニアの転職支援実績もあります。
また、転職エージェントとあわせて、自分でも積極的に転職活動を行うのもおすすめです。
とくにAIエンジニアの経験者は引く手あまた状態なので、「スカウトサービス」を活用したり、知り合いなどから紹介してもらう「リファラル採用」なども選択肢に加えてみてはいかがでしょうか。
相馬正伸氏
メリットとデメリットをよく理解すること。
転職エージェントを利用する際には、そのメリットとデメリットをよく理解することが重要です。以下のようにデメリットを補完する対策を行えば、リスクを減らしメリットを十分に活かすことができます。
希望通りの求人が紹介されない場合:
エージェントに頼りきりではなく、自分自身でも積極的に求人情報を収集しましょう。複数のエージェントを利用することもおすすめです。また、エージェントとの定期的なコミュニケーションを通じて希望を正確に伝え、適切なサポートを受けることが重要です。
スキルや経験不足で転職支援を受けられない場合:
自己分析を行い、必要なスキルや資格を取得するための努力を惜しまないことが必要です。オンラインコースや資格取得を通じてスキルアップを図りましょう。
AIエンジニアに詳しいキャリアアドバイザーがいない場合:
AI分野に特化したエージェントを選ぶことが大切です。各エージェントのホームページをよくチェックし、LinkedInなどのSNSを活用して最新情報を収集しましょう。専門性の高いエージェントを見つけることが肝心です。
転職エージェントを上手に活用することで、あなたのキャリアを大きく前進させるチャンスが広がります。メリットとデメリットを理解し、適切な対策を施すことで、理想の転職を実現しましょう。
【登録前に知っておこう!】AIエンジニア向け転職サイト&エージェントの選び方と活用方法
続いて、AIエンジニア向け転職サイト&エージェントを選ぶ際のポイントや活用方法を紹介します。
転職サイト&エージェントを利用する際は、以下の選び方&活用方法を押さえておきましょう。
順に解説しているので参考にしてください。
AIエンジニアの求人が多いかチェックする
転職サイト&エージェントを選ぶ際は、AIエンジニアの求人が多いかをチェックしましょう。
AIエンジニアは注目されている職種ではあるものの、転職サイト&エージェントによっては求人の取り扱いが少なかったり、転職支援に力を入れていないこともあるからです。
たとえば、求人掲載数の多い「リクナビNEXT」ですが、職種のカテゴリに「AIエンジニア」はなく、求人数も100件程度と少なめ。(調査日:2023年7月25日)
取扱求人数が多いと評判の転職サイト&エージェントであっても、AIエンジニアの求人は少ない可能性があります。
登録する前に、各転職サイト&エージェントの求人検索機能を使って求人数をチェックしてみてください。
ただし、AIエンジニアの求人は非公開で扱っていることもあるので、非公開求人の割合なども併せてチェックしておくといいでしょう。
AI・IT業界やエンジニア職に強い転職エージェントは押さえておく
AI・IT業界やエンジニア職に強い転職エージェントは押さえておきましょう。
なぜなら、AIエンジニアの転職支援に強いキャリアアドバイザーが在籍している可能性も高いからですね。
専門性の高い、転職支援実績の豊富なキャリアアドバイザーが在籍していれば、転職活動もうまく進められますし、満足度の高い転職を実現できます。
ただ「EDGE CAREER(エッジキャリア)」のような、AIエンジニアのみに特化した転職エージェントはほとんどありません。
そのため、AIエンジニアの活躍の場である、「IT企業」「メーカー」「研究機関」と取引のある転職エージェントがおすすめです。
IT企業の求人を多数扱うIT業界に強い転職エージェントや、「メーカー」「研究機関」などのエンジニア職に強い転職エージェントなら、AIエンジニアについても詳しいでしょう。
希望するサポートが受けられるか特徴を調べる
転職サイト&エージェントを選ぶ際は、希望するサポートが受けられるか、必ず特徴を調べたうえで登録しましょう。
転職サイト&エージェントごとに、提供しているサービスやサポートは異なるため、選択を間違えると希望に合った転職を実現できない可能性があります。
たとえば、ITエンジニアから未経験のAIエンジニアに転職を希望しているものの、どのようにして転職活動を進めたらいいのかわからない人なら、サポートが手厚い転職エージェントを選ぶ必要があります。
他にも、以下のような希望がある場合、利用する転職サイト&エージェントを厳選する必要があるでしょう。
希望内容 | 選ぶべき転職サイト&エージェント |
---|---|
ポートフォリオ作成のアドバイスが欲しい | ポートフォリオのアドバイスに対応している転職エージェント |
スキルや経歴を評価してくれる企業からスカウトが欲しい | スカウト機能のある転職サイト |
AIエンジニアの経験を活かして年収1000万円を目指したい | ハイクラス向け転職サイト&エージェント |
また、具体的な希望企業がある場合は、取引企業を確認しておく必要があります。
登録前に、「スキルや経歴の棚卸し」「希望条件のピックアップ」をしておくと、どのような転職サイト&エージェントが使いたいのかが見えてくるでしょう。
キャリアアドバイザーと相性が合わない場合は変更してもらう
転職エージェントを利用する人で、キャリアアドバイザーとの相性が合わない場合は、すみやかに変更してもらいましょう。
「合わないな」と感じるキャリアアドバイザーをダラダラと使い続けても、転職活動はうまくいかないからですね。
AIエンジニアの転職では、キャリアアドバイザーの知識や専門性に不安を覚えたら、すぐに変更してもらったほうがいいでしょう。
とくに現役のAIエンジニアは、キャリアアドバイザーよりも現場や業界のことに詳しいケースもあり、有意義なアドバイスをもらえなかったり、情報収集ができないなんてことも考えられます。
また、「転職活動の進め方が合わない」「コミュニケーションがうまく取れない」といったこともあるでしょう。
転職エージェントでは担当キャリアアドバイザーの変更に対応しているので、遠慮せず窓口などに変更依頼をしてください。
後任キャリアアドバイザー選びに反映してもらえるので、具体的な理由を伝えるようにしましょう。
複数の転職サイト&エージェントを活用する
AIエンジニアの転職には、複数の転職サイト&エージェントの活用をおすすめします。
なぜなら、よりたくさんの求人情報をチェックでき、いろんなサービスを併用しながら転職活動を進められるからですね。
それぞれの転職エージェントが保有する非公開求人を紹介してもらえる可能性もありますし、担当者にサポートしてもらいながら、自分でも転職サイトで求人検索しながら応募することも可能です。
また、A社のキャリアアドバイザーから聞けなかった情報を、B社のキャリアアドバイザーから聞けることもあります。
収集できる情報量も増えますし、求人やキャリアアドバイザーの質、サポート内容なども比較検討できるので、ぜひ複数登録してください。
相馬正伸氏
エージェント=サポート役、最後は自分で決める。
転職活動は人生最大級のイベントと言っても過言ではありません。成功させるためには、エージェントの専門性と業界知識を確認することが不可欠です。知り合いやSNSを通じて、実際にエージェントを活用した人から直接フィードバックをもらう方法もあります。遠慮せずにあらゆる手段を駆使し、最適なエージェントを選びましょう。
ただし、希望のエージェントを選んだとしても、相性が合わないこともあります。担当者とは積極的にコミュニケーションを取り、企業が求めるスキルや経験だけでなく、性格や人間性も理解してもらい、それにマッチする企業を紹介してもらえるかどうかが重要です。
転職は、自分の人生を決める大事な選択です。そのため、100%エージェントに頼るのではなく、最後は自分で決めることが大切です。エージェントはあくまでサポート役として認識し、自分の意思で最良の選択をしましょう。
転職は人生の大きな転機です。最適なエージェントを選び、上手に活用することで、理想のキャリアを実現するための一歩を踏み出しましょう。
AIエンジニア向け転職エージェント|基本の流れ
この章では、AIエンジニアにおすすめの転職エージェントを利用する際の、基本の流れについて解説していきます。
転職サポートを希望する人は、登録から入社までの流れを把握しておくと、実際に利用する際もわかりやすいでしょう。
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登録・申し込み
公式サイトから転職支援の登録・申し込みを行いましょう。入力項目は転職エージェントによって異なりますが、プロフィール、希望条件、職歴など簡単な内容が中心で時間もかかりません。
入力が完了したら、利用規約や個人情報の取り扱いに同意して申し込み完了です。
すぐの転職を希望していなくても申し込みは可能なので、まずは登録して話を聞いてみてください。 -
個別面談・カウンセリング
申し込み後、数日以内にメールまたは電話で面談の案内連絡が入るので、面談日を決め、キャリアアドバイザーと面談を行います。面談では、これまでの経歴や希望、今後のキャリアビジョンになどを丁寧にヒアリングし、キャリアプランの設計などを提案してくれます。
希望する分野や使える言語などは正直に伝えるようにしましょう。
AIエンジニアについて詳しいキャリアアドバイザーがサポートしてくれるので、不安や疑問がある人はぜひ相談してください。
夜間や土曜日にも面談・カウンセリングに対応している転職エージェントもあります。仕事の都合がつかない人は、お願いしてみるといいでしょう。 -
求人紹介&応募
面談内容をもとに、希望や適正に合った求人を紹介してもらい応募しましょう。企業が取り組んでいるプロジェクトや方針、キャリアパス制度の有無などを確認し、応募するか検討してみてください。
ビジョンや希望条件が合致していれば、応募へと進みましょう。
企業への応募や面接日時の調整などすべて代行してくれますし、応募書類の添削や、ポートフォリオの作成サポートもお願いできます。
求人の詳細な情報はもちろん、職場の雰囲気やリモートワーク環境なども教えてもらえるので、気になる点があれば質問してください。 -
面接
書類選考に通過したら求人先との面接を受けます。多くの転職エージェントが面接対策を実施しているので、サポートしてもらうのがおすすめです。
とくにAIエンジニア未経験者は、志望動機や意欲などが重視されるので、アピールの仕方をアドバイスしてもらいましょう。
経験者の場合、これまでの実績やAI分野の保有スキルなど、具体的な質問が中心になるため、模擬面接を受けておくのがおすすめです。
担当キャリアアドバイザーから面接後のフィードバックも受けられるので、次回以降に活かしてください。 -
内定・条件交渉・入社
内定が出たら条件交渉を行い、いよいよ入社です。条件面で不明な点や希望があれば、担当キャリアアドバイザーに条件交渉を代行してもらいましょう。
内定を辞退する場合は、できるだけ早く担当キャリアアドバイザーに伝えてください。
現職の退職がうまくいかないときは、退職交渉のアドバイスを受けながら進めるといいでしょう。
AIエンジニア向け転職サイト&エージェントのよくある質問とは?
AIエンジニア向け転職サイト&エージェントを利用する際、わからないことや気になる点もあるのではないでしょうか。
この章ではよくある質問について紹介します。
転職サイト&エージェントの利用を検討しているAIエンジニアのみなさんは、ぜひ参考にしてくみてください。
AIエンジニアには「微分積分」「線形代数」「確率統計」などの知識が要求されることも多いため、数学の知識は必須です。
よって数学が好きな人や得意な人には向いていると言えるでしょう。
また、AIは驚くほど急速に発展しており、新たな技術や知識などをキャッチする知的好奇心も欠かせません。
さらにAIは問題の解決策を提供できるツールでもあるため、利用者の問題・課題などを分析し、適切なアルゴリズムなどを選定して解決策を見つける必要性も。
そのため問題解決力も重要となってくるでしょう。
一方で向いていないのは、数学が苦手な人や根気強さのない人です。
AIエンジニアの仕事は、トライ&エラーを繰り返す必要があったり、時間のかかるプロジェクトがあったりと、根気強さがなければ耐えられない地道な作業も多いです。
あとはコミュニケーション力がない人にも向かないと言えるでしょう。
チームで開発を進めるため、協力や連携は必須ですし、アイデアを共有し合う必要もあります。
向いていると思った人は、ぜひAIエンジニアを目指してみてくださいね。
AIエンジニアの求人を扱う転職サイト&エージェントの中にはハイクラス向け求人も保有しています。
また、希望条件を設定しておけば希望年収のスカウトが届いたり、転職エージェントが年収交渉を行ってくれたりもします。
ちなみに厚生労働省の『jobtag』が、「令和4年賃金構造基本統計調査」の結果を加工して作成したAIエンジニアの全国平均年収は534.6万円です。
ただし、未経験からAIエンジニアを目指す場合、上記年収で働くのは難しく、現職より年収がダウンする可能性も高いので注意しましょう。
転職サイト&エージェントの「スカウト機能」や「年収診断」などを活用して、ぜひ自身の市場価値をチェックしてみてください。
AI分野は人手不足が叫ばれていることもあり、職場環境を整えて人材集めに力を入れていたり、人材の定着を目指している企業も多いです。
「激務」や「残業が多い」というイメージも強いですが、残業なしでライフワークバランス抜群の職場環境が整った企業も存在します。
また、「フレックス制度」や「リモートワーク」を取り入れている企業もあり、フレキシブルに働くことも可能です。
求人内容をチェックしたり、職場環境についてキャリアアドバイザーに情報を求めたりして、理想的な働き方ができる転職先を見つけてくださいね。
今後さまざまな分野で導入が進むと考えられており、AI技術も日々進化しています。
ただし将来性は高いものの、活躍し続けるためにはスキルを磨き続ける必要がありますし、専門知識や新しい技術を学び続ける必要があることを理解しておきましょう。
いろんな機関がAI業界の予測を発表しているので、興味がある人はぜひチェックしてみてください。
AIエンジニアには大きくわけて、「プログラム分野」と「アナリティクス分野」の2分野があります。
プログラム分野の仕事内容は、必要なデータをAIに学習させてシステム開発やプログラム実装を行うことです。
一方のアナリティクス分野では、AIで収集したデータの解析や分析を行い、ビジネス上の問題解決に活用できるか検討・提案を行います。
両方の分野のスキルをもっておくことで、AIエンジニアとして幅広い領域で活躍できるでしょう。
AIエンジニアが活躍できる主な転職先
AIエンジニアといえばIT業界をイメージする人も多いのではないでしょうか。
実はIT業界以外でもAIエンジニアの需要は増えています。
AIエンジニアが活躍できる転職先は以下のとおりです。
IT企業
AIエンジニアの求人が多いのは、やはりIT企業です。
さまざまなIT系企業が、AI(人工知能)の研究開発に注力しています。
IT系スタートアップやIT系ベンチャーは、若手AIエンジニアの採用にも積極的です。
ベンチャー企業が成長したことで規模の大きくなったメガベンチャーは、待遇や福利厚生も期待できるでしょう。
システム開発から運用・保守まで行うSI企業でも、機械学習などAI領域に注力しており、AIエンジニアの需要も大きくなっています。
大手IT企業や外資系IT企業は、即戦力のAIエンジニアを高待遇で歓迎するでしょう。
製造業
自動化による従業員の負担軽減や作業の効率化、品質向上などを目的にAI技術の導入が進んでいる製造業も、AIエンジニアが活躍できる業界のひとつです。
総務省が公表した「令和元年版 情報通信白書」では、非製造業に比べて、AI導入状況は製造業が上回っています。
今後もAI技術を導入する製造業は増えると予測されており、AIエンジニアの需要も期待できるでしょう。
外資系企業
さまざまな業界の外資系企業が、AIエンジニアの採用を積極的に行っています。
世界的にもAIエンジニアの需要は高まっており、国内外問わず優秀な人材を確保するためです。
外資系企業のAIエンジニアは、スキルや経験などにもよりますが、日本より高収入で年収数千万円の求人も見つかります。
ただし、海外拠点での採用や語学力が求められることもあるので、希望やスキルに合うか注意しながら求人を探してみてください。
研究機関・大学の研究職
AIの研究をしたい人や、最先端AI技術の研究に携わりたい人なら、研究機関や大学の研究職につくのもいいでしょう。
産学官連携で行うAIの共同研究なども増えてきています。
ただ、企業の研究所などの求人に比べて、大学の研究職はポスト自体が少ないため狭き門です。
応募要件もあるので、一度大学の公募情報をチェックしてみるといいでしょう。
相馬正伸氏
活躍できる業界を選択しましょう。
AIエンジニアが活躍できる主な転職先は、技術革新が進んでいる業界やAI技術の需要が高い業界です。例えば、大手テクノロジー企業やスタートアップでは、機械学習やデータサイエンスのスキルを活かして、AI研究開発やプロダクトの改善に貢献できます。
逆に、AIエンジニアが活躍しにくい業界も存在します。例えば、伝統的な農業や小規模な手工業では、AI技術の導入が進んでおらず、AIエンジニアのスキルを活かす場が限られています。
また、人間の手作業が重視される個人のフィジカルケアや美容関連のサービス業でも、AIの導入が難しく、活躍の機会が少ないです。
これらの業界では、AI技術の普及が遅れているか、そもそも必要とされないため、AIエンジニアとしてのスキルを発揮するのが難しい場合があります。転職を考える際には、自分のスキルや経験が最大限に活かせる業界を選ぶことが重要です。
経験問わず転職活動の際は「AIエンジニア向け転職エージェント」を利用しよう
AIエンジニアの転職を希望する人は、経験問わずAIエンジニア向け転職エージェントの利用がおすすめです。
進化のスピードが速いAI分野においては、最新情報を保有しているAIエンジニアの転職支援に強いキャリアアドバイザーのサポートを受けたほうが、転職活動を有利に進められます。
「キャリア相談」「選考対策」「条件交渉」「情報収集」など、一人での転職活動では対応が難しいことや手間のかかることも、転職エージェントを頼れるので心強いでしょう。
とくに以下に該当する人は、AIエンジニア向け転職エージェントの利用がおすすめです。
- AI分野の経験がなく転職できるか不安がある。
- どのようにAIエンジニアを目指せばいいかわからない。
- SEやPGからのキャリアアップ転職を希望している。
- 希望に合うAIエンジニアの求人が見つからない。
- 転職を希望しているものの現職が忙しくて転職活動の時間が作れない。
- AIエンジニアに向いているのか知りたい。
- AIエンジニアの求人動向や転職市場について情報が欲しい。
- 転職先企業のプロジェクトやチームの詳細な情報を把握しておきたい。
ただし、AIエンジニアの転職市場に詳しくない転職エージェントも存在するので、複数のサービスを比較しながら、転職活動を共に進められる自分に合ったキャリアアドバイザーを見つけてください。
さらにスカウトサービスを併用しておくと、転職の可能性や選択肢の幅も広がり、自身の市場価値も把握できるのでおすすめです。