2023年12月4日に全面リニューアルした『リクルートダイレクトスカウト』。
以前はハイクラス層をターゲットにしていましたが、ハイクラスはもちろん、幅広い人が利用できる会員制の転職スカウトサービスにリニューアルされました。
当記事では、リニューアル後のリクルートダイレクトスカウトを徹底調査。
リニューアル後、実際に利用した人の口コミも掲載しています。
リクルートダイレクトスカウトのサービス内容の調査から見えた7つのメリット
リクルートダイレクトスカウトのサービス内容を調べていく中で見えてきたメリットは7つあります。
上記それぞれの理由について詳しく見ていきましょう。
『リクルート』運営のサービスで使いやすい
リクルートダイレクトスカウトは、大手人材会社『リクルート』の運営するサービスで使いやすいです。
人材サービスの経験や実績が豊富で、下記サービスの運営を長きにわたり行っています。
- 国内最大級の転職サイト『リクナビNEXT』
- 人材紹介サービス『リクルートエージェント』
- 就活生が利用する『リクナビ』
- 人材派遣『リクルートスタッフィング』
たとえば、リクナビNEXTと連携して使えたりと使い勝手が良いです。
幅広い年収・職種の求人に出会える
リニューアル前はハイクラスに特化していたリクルートダイレクトスカウト。
リニューアル後は幅広い「年収」「職種」を希望する求職者が活用できるようになりました。
リクルートでは、さまざまな人材サービスとレジュメを連携しており、スカウトの対象者が拡大しています。
以下はレジュメ展開済みの、リクルートが提供するサービスの一例です。
※2023年12月4日時点
※レジュメを登録している求職者のうち「リクルートダイレクトスカウトの会員登録」を許可している方のみが対象
幅広い求職者がスカウトの対象になることから、
- 年収800万円以上のハイクラス人材
- 中堅人材
- ポテンシャル人材
などを対象にした求人に出会えるでしょう。
求人検索する際の年収レンジも、200万円以上~5000万円以上と広く設定してありますよ。
以下は年収別求人数です。
年収 | 求人数(件) |
---|---|
200万円~300万円 | 4,797 |
300万円~400万円 | 32,000 |
400万円~500万円 | 58,468 |
500万円~600万円 | 56,653 |
600万円~700万円 | 46,777 |
700万円~800万円 | 45,666 |
800万円~900万円 | 29,533 |
900万円~1000万円 | 38,671 |
1000万円~1500万円 | 37,989 |
1500万円~2000万円 | 8,732 |
2000万円~3000万円 | 1,447 |
3000万円~4000万円 | 170 |
4000万円~5000万円 | 436 |
5000万円以上 | 109 |
(調査日:2024年9月26日)
年収別に見ると求人数が多いのは「年収400~500万円」「年収500~600万円」のレンジです。
しかし、ハイクラスと言われている年収800万円以上の求人も十分多く、幅広い人が活用できることに納得ではないでしょうか。
ハイクラス転職に強い
リクルートダイレクトスカウトは幅広い求職者が利用できる一方で、ハイクラス転職にも強い特徴があります。
年収800万円以上の高収入求人が充実していますし、前身は2014年にスタートした、ハイクラス人材に特化したヘッドハンティングサイト「CAREER CARVER(キャリアカーバー)」です。
2021年8月に、転職エージェント(ヘッドハンター)と企業から直接スカウトを受けられるサービス「リクルートダイレクトスカウト」に変わり、2023年12月のリニューアルに至ります。
実際に以下のような口コミもあります。
- 「高品質な求人情報や充実したスカウト機能、手厚いサポート体制が魅力の転職サービスだなぁと感じました。特にハイクラスな求人を求める方にとって、非常に有益な選択肢となると思います。」(30代 男性)
登録審査がなくて誰でも無料利用できる
リクルートダイレクトスカウトは登録審査がなくて、誰でも無料で利用できます。
現在の収入やスキルは関係なく、年齢や居住地の制限などもありません。
簡単にレジュメ作成できる機能で速やかに転職活動を始められる
転職サイトに登録する際に面倒なのがレジュメの入力ではないでしょうか。
リクルートダイレクトスカウトには、簡単にレジュメ作成できる機能があるので、速やかに転職活動が始められます。
会員登録時に経験やスキル、希望条件など、表示される質問に答えるだけでレジュメが完成する機能を搭載しているからです。
ほとんどが、表示された項目を選んでいくだけなので、簡単に完成します。
レジュメをもとに企業やエージェントからスカウトが届くので、スピーディーにレジュメ作成できるのはありがたいですよね。
AIレコメンド機能でマッチング度の高い求人に出会える
リクルートダイレクトスカウトは、AIレコメンド機能によって、マッチング度の高い求人に出会えます。
求職者が登録したレジュメと、企業が設定した希望などをAIが分析し、マッチする求人を提供してくれるからです。
マッチ度の高いおすすめ求人は毎日更新して届けてくれるので、求人検索の手間も省けます。
また求人だけでなく、希望条件に合ったスカウトにもAI分析でラベルがつくようになっています。
利用した人からは以下のような口コミが寄せられました。
- 「AIによるレコメンド機能が搭載されたので、データや統計に基づいた正確な情報を知れるようになって良かったです。自分にマッチしたスカウトが届き、活動がスムーズに進みました。初期費用が発生しないため、手軽に利用する事が出来るのも嬉しいですね。」(20代 女性)
企業やエージェントとチャットで気軽にやり取りできる
リクルートダイレクトスカウトは、企業やエージェントと気軽にチャットでやり取りできるメッセージ機能があります。
チャット形式なので、企業やエージェント相手でもかしこまらずに利用できるでしょう。
興味を持ったスカウトの些細なことも聞きやすく、電話でのやり取りが苦手な人や、電話に出られる時間が限定されたりする人にも使いやすいのではないでしょうか。
過去のやり取りを見返しやすいなど、メッセージ管理もしやすいでしょう。
利用した人からは以下のような口コミが寄せられました。
- 「やり取りもチャット形式になり、より気軽に相談できるようになったことも大きなメリットと感じています。」(30代 男性)
リクルートダイレクトスカウトのサービス内容の調査から見えた3つのデメリット
リクルートダイレクトスカウトのサービス内容を調べていく中で見えてきたデメリットは3つあります。
上記それぞれの理由について詳しく見ていきましょう。
スカウトが届かないと転職活動が進めにくい
リクルートダイレクトスカウトは、企業やエージェントからのスカウトが来ないと転職活動を進めにくいです。
自分でも求人検索はできますが、直接応募はできない『スカウト型の転職サイト』だからです。
応募したい求人には「気になる」ボタンを押して、企業やエージェントからのスカウトを待つカタチになります。
たとえ「気になる」ボタンを押しても、企業やエージェントから反応がなければ、その先には進めません。
そのため、「来月にでも新しい会社で働きたい」というような、転職を急いでいる人には向かないと言えます。
求人検索機能の設定条件が少なく絞り込みにくい
リクルートダイレクトスカウトは、求人検索機能の検索条件が少なく、求人が絞り込みにくいです。
検索時に設定できるのは、「職種」「年収」「勤務地」「フリーワード」となっています。
「リモートOK」「残業なし」のような、こだわり条件での検索は残念ながらできません。
そのため、検索の仕方によっては膨大な求人がヒットしてしまうことも。
こだわり条件がある人はレジュメ作成時に、
- 休日休暇
- 福利厚生・働き方
- 転勤可否
- 職場環境
- 歓迎条件
上記のこだわり条件項目にチェックを入れておくと、AIレコメンド機能が希望に合った求人をピックアップしてくれるでしょう。
スカウトメールが届きすぎることもある
スキルや経験、希望条件によっては、スカウトメールが届きすぎることもあります。
リクルートダイレクトスカウトは、企業やエージェントが求職者へ送るスカウトの数を制限していません。
企業やエージェント側にも、AI分析によるマッチ度の高い候補者を自動でレコメンドする機能があるため、手当たり次第送信しているようなスカウトが届く機会は減っていると考えられます。
それでも、マッチ度の高いスカウト数が多くなるほど一つ一つチェックする手間がかかり、魅力的なスカウトメールを見落としてしまうこともあるでしょう。
リクルートダイレクトスカウト利用時の注意点
リクルートダイレクトスカウトを利用する際にの注意点は次の5つ。
上記理由について詳しく解説していきます。
1.スカウトのマッチ精度を高めるためにもレジュメ作成は漏れがないようにする
スカウトの精度を高めるためにもレジュメは漏れがないように作成しましょう。
リクルートダイレクトスカウトでは、登録したレジュメをAI分析し、企業やエージェントが求める人材要件に近ければスカウトの候補となります。
候補になれば企業やエージェントの目にも留まり、スカウトメールが届きます。
レジュメは基本的に表示されているキーワードを選択するだけなので、面倒な手間もかかりません。
漏れや間違いがないようにさえすれば、届くスカウトの精度も高まるでしょう。
実際に利用した人からも以下のような口コミが寄せられています。
- 「リニューアル後の「リクルートダイレクトスカウト」では、より多くの企業から直接オファーが届くようになり、スカウトの精度が向上しました。プロフィールを充実させることで、企業とのマッチ度が高い案件が増加し、希望条件に合致する転職活動がスムーズに進行。」(20代 男性)
2.複数の中から自分に合ったエージェントを選ぼう
複数の提案を受けて、自分に合ったエージェントを選ぶといいでしょう。
さまざまなエージェントがリクルートダイレクトスカウトを利用しているため、最初から一本に絞り込む必要はありません。
いくつかのエージェントを利用することで、提案を受ける数もアップしますし、それぞれの良し悪しも見えてきます。
エージェントに同時相談も可能で、「合わないな」と感じたら利用を停止し、別のエージェントからのスカウトを待ってみてください。
3.足りない部分は他の転職エージェントや転職サイトで補う
リクルートダイレクトスカウトを利用する中で足りない部分は、ほかの転職エージェントや、転職サイトを併用して補いましょう。
リクルートダイレクトスカウトはあくまでも転職サイトであって、転職活動のアドバイスやフォローの部分に物足りなさを感じやすいです。
キャリアカウンセリングや転職活動のフォローなどは、エージェントからのスカウトがあればサポートしてもらえる可能性もあります。
しかし、企業からのスカウトの場合は、応募書類や面接対策などは、すべて自分で準備をしなくてはいけません。
ハイクラス転職目的でリクルートダイレクトスカウトを利用しているのなら、JACリクルートメントの併用がおすすめです。
JACリクルートメントはキャリアコンサルティング・求人紹介・アドバイスなど、求職者へのフォローが充実しています。
4.リクルートが運営する3つの転職サービスの違いを知って使い分ける
リクルートダイレクトスカウトを運営するリクルートは、さまざまな転職サービスを提供しています。
なかでも以下の2サービスには、「リクルートダイレクトスカウトとどう違うの?」「どのサービスを利用したらいいのかわからない」といった声があがることも少なくありません。
『リクルートエージェント』『リクルートエグゼクティブエージェント』と、リクルートダイレクトスカウトとの違いについて紹介するので、特徴を理解した上で自分に合ったサービスを使い分けていきましょう。
『リクルートエージェント』はターゲットの幅が広い転職エージェント
『リクルートエージェント』は、職歴のある幅広い人に対応した転職エージェントです。
リクルートダイレクトスカウトとの違いは、ハイクラス求人の充実度と転職支援の有無。
リクルートエージェントにも年収1,000万円以上のハイクラス求人はありますが、求人の中心は1,000万円未満。
また、リクルートダイレクトスカウトが『スカウト型転職サイト』なのに対し、リクルートエージェントは、キャリアアドバイザーによる一貫サポートが受けられる『転職エージェントサービス』です。
『リクルートエグゼクティブエージェント』は経営層向け転職エージェント
リクルートエグゼクティブエージェントは、経営層向け転職エージェントです。
リクルートダイレクトスカウトのようにハイクラス向け高年収の案件がそろっているものの、ターゲットを「現職取締役」「執行役員」「部門責任者」として活躍中の経営幹部に特化している点に違いがあります。
また、リクルートエグゼクティブエージェントでは、コンサルタントに相談しながらの転職活動が可能です。
5.リクルートダイレクトスカウトの強い職種を理解して利用する
リクルートダイレクトスカウトの強い職種を理解して利用しましょう。
年収800万円以上のハイクラス求人を中心に、幅広い年収の求人を掲載しているリクルートダイレクトスカウトですが、職種によっては求人数が大きく違います。
リクルートダイレクトスカウトの公式サイトに掲載されている求人数から、強い職種を調査したところ、以下の職種であることがわかりました。
(※求人調査日:2024年9月27日)
- IT
- 営業
- 建築・土木・プラント専門職
- 機械・電気・電子製品専門職
以下はリクルートダイレクトスカウトの公式サイトに掲載されている、職種ごとの求人の内訳をまとめたグラフです。
幅広い職種の求人を掲載しているリクルートダイレクトスカウトですが、約半数が上記4職種で占められています。
一番多いのは「IT職」で、次に「営業職」、さらに「建築やものづくり系の専門職」が続く結果に。
専門性の高い求人が多い傾向にあるとわかります。
IT職は「システムエンジニア」、建築系は「施工管理・現場責任者」、ものづくり系は「製品開発」の求人が充実しています。
リクルートダイレクトスカウトとの併用におすすめの転職エージェント・転職サイト4選
転職成功するためのコツ4つにくわえ、リクルートダイレクトスカウト以外の転職エージェント・転職サイトの併用も押さえておきたいポイントです。
複数のサービスを掛け合わせることで、求人の選択肢が増えたりリクルートダイレクトスカウトが持っていない強みを活かせたりします。
以下、リクルートダイレクトスカウトとの併用におすすめの転職エージェント・転職サイト4つを厳選ピックアップ。
それぞれのおすすめな理由について解説するので、サービスを併用する際の参考にしてみてください。
サポートを受けながら転職活動するならJACリクルートメント
最適なエージェントが見つかるか不安な人は、JACリクルートメントを押さえておくといいでしょう。
JACリクルートメントは、経歴や希望に合ったコンサルタントが担当として、マンツーマンで転職のサポートを行ってくれる転職エージェントだからです。
万が一リクルートダイレクトスカウトで自分に合うエージェントが見つからなくても、JACリクルートメントリクルートメントを併用しておけば、転職活動は進められます。
JACリクルートメントは、オリコン満足度調査において「ハイクラス・ミドルクラス転職」で1位を4年連続(2019年〜2022年)獲得している転職エージェントです。
専門性の高いコンサルタントが多数在席しているので、転職サポートをお任せしてみるのもいいのではないでしょうか。
■JACリクルートメント公式サイト
https://jac-recruitment.jp
質の高いスカウトサービスを利用したい人はビズリーチ
質の高い求人やヘッドハンターに出会いたいという人はビズリーチも活用しましょう。
なぜなら、ビズリーチには独自の審査があり、厳選した求人やレベルの高いヘッドハンターと出会えるからですね。
もちろん求職者側にも審査があり、一部有料サービスがあるなど、すべてにおいて一定の水準をクリアしていることにこだわっているため、質の高い転職が目指せます。
自身の転職市場における価値を知るために、ビズリーチを併用するのもいいのではないでしょうか。
■ビズリーチ公式サイト
https://www.bizreach.jp/
ハイクラス転職に挑戦したい30・40代にはミドルの転職
スキルや経験に不安がありつつも、ハイクラス転職に挑戦してみたい30〜40代の人は、ミドルの転職もぜひチェックしてみてください。
年収800万円以上の求人割合が高いリクルートダイレクトスカウトでは、30〜40代なら相応のスキルや経験が求められるため、管理職経験が浅い場合などは転職が難しいケースも。
一方、エン転職は「リーダー候補」「副部長」といったポジションの求人もリクルートダイレクトスカウトに比べると見つかりやすいので、スキルや経験に自信がない人も利用しやすいでしょう。
ハイクラスのキャリアを手に入れたい30〜40代にもおすすめです。
■ミドルの転職公式サイト
https://mid-tenshoku.com/
じっくり転職先を決めたいならクライス&カンパニー
「条件面は絶対に妥協したくない」「キャリアデザインの相談にのって欲しい」など、ハイクラス転職は慎重になりますよね。
じっくり時間をかけて転職先や今後のキャリアプランを検討したい人は、クライス&カンパニーを併用するといいでしょう。
なぜなら、クライス&カンパニーは3年後や5年後を見据えた生涯価値のアップにコミットしているからですね。
そのため、納得できる転職を実現できるまで、中長期にわたる転職サポートを受けられます。
リクルートダイレクトスカウトで相性の合うエージェントを探しながらスカウトを待ち、長期的に寄り添ってくれるクライス&カンパニーは相談をメインに使ってみてはいかがでしょうか。
■クライス&カンパニー公式サイト
https://www.kandc.com/
リクルートダイレクトスカウトの登録から転職活動までの流れ
続いて、リクルートダイレクトスカウトの登録から転職までの一連の流れについてご紹介します。
リクルートダイレクトスカウトの新規会員登録ページから行います。
すでにリクルートIDを持っている人は、リクルートIDでログイン後にレジュメ登録へ進みましょう。
まだリクルートIDを持っていない人は、メールアドレスを入力し「仮登録メールを送信」を押してください。
新規会員登録(認証コード入力)画面に切り替わったら、入力したメールアドレス宛に届いた認証コード6桁を入力します。
パスワードや名前など必要事項を入力します。
入力項目が表示されるので、該当する箇所を選択してレジュメを充実させます。
充実度が低いとスカウトが受け取れません。
充実度100%を目指して登録を完了させてください。
必要事項の入力が完了すれば、スカウトメールが届くようになります。
新規登録時に登録したメールアドレスへ確実にメールが届くよう、受信制限をしている人は設定を確認しておきましょう。
メールが届かないと、レジュメなどの入力に進めないので注意してくださいね。
リクルートダイレクトスカウトとビズリーチを比較
ハイクラス求人に強いリクルートダイレクトスカウトは、『ビズリーチ』と比較されることも多いです。
一体、両社にはどのような違いがあるのでしょうか。
結論から言うと、『リクルートダイレクトスカウト』と『ビズリーチ』の違いは「ターゲット」「求人数」「審査の有無」「料金」の4つ。
以下は、『リクルートダイレクトスカウト』と『ビズリーチ』の比較表です。
リクルートダイレクトスカウト | ビズリーチ | |
---|---|---|
ターゲット層 | さまざまなキャリアの求職者 | ハイクラス人材に特化 |
求人数 | 公開求人:371,181 | 会員への公開求人:296,068 |
会員数 | 非公開(新規登録者は毎月2万人※1) | 247万人(※2) |
登録時の審査 | 無し | 有り |
利用料金 | 無料 | 有料プランあり |
直接応募 | 不可 | 可(※3) |
(調査日:2024年9月28日)
(※1)2022年度実績:2022年4月~2023年3月の間にスカウトを新規で利用開始した登録者実績の平均
(※2)スカウト可能会員(2024年4月末時点)
(※3)有料プランの条件あり(公募・特集に掲載されている求人は、すべてのビズリーチ会員が可能)
まず、ターゲット層に違いがあります。
リクルートダイレクトスカウトはハイクラス層にも強いですが、幅広い年収帯の求職者が登録しており、ハイクラス以外の求人も豊富です。
公開求人数が倍近く多いのも、審査無しなのも、より幅広い人がターゲットであることを物語っています。
一方のビズリーチはハイクラスをターゲットとしており、登録時に審査を行って会員クラス分けも行っています。
さらに『無料プラン』だけでなく『有料プラン』があることも大きな違いでしょう。
求人への直接応募ができるなど、『有料プラン』でしか利用できないサービスもあるため、ビズリーチをフル活用するためにはお金がかかってしまうわけですね。
ハイクラス以外の人や、ハイクラスでも転職活動にお金をかけたくない人には、リクルートダイレクトスカウトがおすすめです。
リクルートダイレクトスカウトのよくある質問と回答
最後にリクルートダイレクトスカウトを利用する中で出てくる疑問点に対してお答えしていきます。
上記内容を順番に紹介していきます。
Q.リクルートダイレクトスカウトの『退会』はどこからできる?
A.マイページから簡単に退会できます。
『マイページ』を開き、一番下にある『リクルートダイレクトスカウトを退会する』を選択。
「退会理由」にチェックを入れて次に進みます。
退会確認ページの注意事項を確認し、「以上を確認しました」にチェックを入れたら「退会する」を押して完了です。
レジュメの内容の削除を希望する場合は、退会完了画面に表示される「こちらのページ」から手続きを行ってください。
「リクルートID」の退会も希望する場合は、上記退会手続きを行った後に、『リクルートID退会画面』から手続きを進めましょう。
Q.『スカウト受信停止』の方法を知りたい
A.スカウト受信の停止はできませんが、新着スカウト通知メールの停止は可能です。
『マイページ』を開き、『メール受信設定』を選択します。
『新着スカウト通知メール』をOFF設定にして保存すれば、新着スカウト通知メールは届かなくなります。
リクルートダイレクトスカウトでは、スカウト受信を停止することで、より良い機会や出会いの損失が求職者にとってもったいないとの考えで、スカウト受信の停止はできないようにしているようです。
Q.特定の企業・エージェントからのスカウト停止はできますか?
A.企業ブロック設定から手続き可能です。
『マイページ』の『企業ブロック設定』を選択。
『ブロック企業を追加』からブロックしたい企業を入力し、一覧に表示された該当企業・エージェントにチェックを入れたら下のブロックボタンを押して完了です。
設定した企業・エージェントは、レジュメの閲覧やスカウトができなくなります。
Q.『メール配信停止』の方法を知りたい
A.リクルートダイレクトスカウトからのメールを受け取りたくない人は、メール通知の設定を行ってください。
『マイページ』の『メール通知設定』に進み、停止したいメールをOFFに設定して保存するだけです。
LINEと連携していて、LINEへのスカウト通知を止めたい場合は、LINE上の設定で通知をOFFにすれば止められます。
スカウトの配信を停止したい場合は、LINEアカウントをブロックしてください。
Q.運営会社の詳細を知りたい
A.以下、リクルートダイレクトスカウトの運営会社情報となります。
会社名 | 株式会社リクルート |
---|---|
英文社名 | Recruit Co., Ltd. |
創業 |
2012年 10月1日 株式会社リクルートホールディングス設立時の分社化により設立 2018年 4月1日 株式会社リクルートに商号変更 |
本社所在地 | 東京都千代田区丸の内1-9-2 グラントウキョウサウスタワー |
資本金 | 3億5千万円 |
代表取締役社長 | 北村吉弘 |
厚生労働大臣許可番号 | 13-ユ-313011 |
企業URL | https://www.recruit.co.jp/ |
【まとめ】すべての調査結果から見えたリクルートダイレクトスカウトがおすすめな方
リクルートダイレクトスカウトの評判やサービス内容、活用するためのコツなどについて解説してきましたがいかがでしたでしょうか。
当記事の調査結果をもとに、リクルートダイレクトスカウトがおすすめな方のアドバイスを紹介します。
『リクルートダイレクトスカウト』は、企業やエージェントからのスカウトを受けながらハイクラス転職を目指したい人におすすめなサービスです。
大手や有名企業を中心に、年収800万円以上の好案件が豊富なのは、『リクルート』運営のサービスだから実現できること。
経験豊富で能力の高いハイクラス・エグゼクティブ層にピッタリのスカウトが届きますよ。
2023年12月4日にリニューアル後は、ハイクラス以外の求人も増加し、より幅広い人が利用しやすいサービスへと変貌を遂げています。
スキルや年齢などの制限なく利用は誰でも可能で、レジュメ作成が簡単にできたり、AIによるマッチング精度が向上したりと使いやすくなっています。
リクルートIDがあれば簡単に登録も進められるので、ハイクラス人材以外の方も、ぜひ気軽に利用してみてはいかがでしょうか。
- 年収800万円以上のハイクラス求人を探している人
- マッチング度の高いスカウトを受けたい人
- じっくり時間をかけて転職活動したい人
■リクルートダイレクトスカウト公式サイト
https://directscout.recruit.co.jp/
- 調査対象:リニューアル後の「リクルートダイレクトスカウト」利用経験者
- 調査期間:2024年9月27日~10月3日
- 調査機関:自社調査
- 調査方法:インターネットによる任意回答
- 有効回答数:8人