「事務の仕事がしたいけど未経験だと難しそう」「派遣事務ってメリットがあるのかな」と不安を抱いている人も多いのではないでしょうか。
また、事務職の求人を扱う派遣会社がたくさんあって、「どの派遣会社に登録したらいいのかわからない」という人もいるでしょう。
当記事では「派遣事務におすすめの派遣会社ランキング12選」をご紹介。
これから派遣事務として働きたい人に役立つ情報も解説しています。
派遣事務におすすめ派遣会社ランキング【12選】
派遣事務におすすめの派遣会社12選をランキング形式で紹介していきます。
ランキングは次の条件を基準に選んだ結果となります。
各派遣会社の特徴や、おすすめポイント、口コミ(※)なども紹介しているので、気になる派遣会社があったらぜひ登録してみてください。
アデコ【語学が活かせる仕事を探している人におすすめ】
アデコはスイスに本社を置き、60を超える(※1)国と地域でサービスを展開している総合人材サービス会社です。
語学が活かせる仕事を探している人は、アデコがおすすめ。
自身がグローバル企業の強みで、語学力が活かせるお仕事を多数扱っているからです。
アデコでは外資系企業を担当する専任の部署を設置し、企業の社風や特徴をしっかり把握。
「英文事務」「貿易事務」といった英語を使う仕事には、求職者の英語力や経験、希望条件を考えたうえで最適な仕事を紹介してくれます。
また、優先して取引をしている外資系企業が多数あり、今まで英語を使った実務経験がある人はもちろんのこと、未経験の人にも紹介が可能ですよ。
就業中は「キャリアコーチ」がアドバイスや不安解消など、安心して働けるようにあなたをサポート。
「月間人材ビジネス」が行った第38回派遣スタッフ満足度調査では、「今後もこの派遣会社から働きたい(再就業率)でNO.1」を獲得しています。
国内企業だけでなく外資系企業の事務職にも興味のある人は、登録しておきたい派遣会社です。
- 語学力を生かせる仕事が豊富
- キャリアコートがサポート
- 今後もこの派遣会社から働きたいNO.1(※2)
(※1)2023年9月時点
(※2)「月間人材ビジネス」第38回派遣スタッフ満足度調査
運営会社名 | アデコ株式会社 |
---|---|
対応地域 | 全国 |
労働者派遣事業許可番号 | 派13-010531 |
登録・面談方法 | Web登録 |
公式URL | https://www.adeccogroup.jp/ |
テンプスタッフ【きめ細やかなサポートをしてほしい人におすすめ】
テンプスタッフは、創業から約50年の実績(※1)をもつ業界最大級総合人材サービス会社です。
きめ細やかなサポートをして欲しい人は、テンプスタッフがおすすめ。
「スタッフフォロー」というフォロー専任者がいて丁寧にサポートしてくれるからです。
就業前のサポートはもちろんのこと、就業中の悩みや相談も面談やメールでカウンセリングが可能。
テンプスタッフのきめ細やかなサポートには定評があり、「派遣会社満足度ランキング2021」では、総合満足度NO.1(※2)を獲得しています。
また、福利厚生やスキルアップのサポートも充実。
OAやビジネスマナーなど、利用できるスキルアップ講座は2600以上(※3)ありますよ。
事務職が未経験の人や、スキルに自信のない人でも働きながらスキルアップを目指せます。
さらに事務の求人を豊富に扱っているのも大きなメリットの一つ。
業界トップクラスの求人を扱っていますが、なかでも事務職に強く、全求人の約半数が事務の求人です。
WEB面談や電話での面談にも対応しているので、近くに拠点のない人でも利用しやすいですよね。
派遣事務で働きたい人は、チェックしておきたい派遣会社のひとつといえるでしょう。
- 福利厚生やスキルアップのサポートが充実
- 派遣会社満足度ランキングNO.1(※2)
- 事務職の求人が豊富
(※1・3)2023年9月時点
(※2)派遣スタッフが選ぶ!派遣会社満足度ランキング2022総合満足度1位(派遣の働き方研究所)
運営会社名 | パーソルテンプスタッフ株式会社 |
---|---|
対応地域 | 全国 |
労働者派遣事業許可番号 | 派13-010026 |
登録・面談方法 | Web・電話・来社と好きな面談方法を選択可能 |
公式URL | https://www.tempstaff.co.jp/ |
ランスタッド【在宅勤務で事務の仕事をしたい人におすすめ】
ランスタッドは、オランダに本社をおき世界でサービスを展開していうる総合人材サービス会社です。
在宅でできる事務の仕事を探している人は、ランスタッドがおすすめ。
在宅勤務ができる「おうち派遣」があるからです。
在宅で働ける仕事には、都市部の有名企業の求人がほとんど。
データ入力などの「一般事務」だけでなく、英語などのスキルを活かせる「英文事務」など、さまざまな職種の仕事があります。
事務職といっても地域によって時給差があるのは一般的。
しかし「おうち派遣」では、派遣先企業のあるエリアに合わせた条件で仕事を紹介してくれるので、スキルがあればどこに住んでいても同じ条件で働けますよ。
はじめて在宅勤務に挑戦する人でも、在宅勤務ならではの注意事項を事前に研修できるのも心強いですよね。
さらに最寄り支店の担当者が就業後もしっかりとフォローしてくれるため、疑問や不安があるときには直接会って相談も可能。
派遣登録から企業との顔合わせなど、100%来社不要ですべて自宅で完結できます。
インターネット環境のあることが必須条件となりますが、子育て中の人や地方に住んでいる人には便利なサービスなので、在宅勤務したいならぜひ登録を検討してくださいね。
- 全国どこでも同じ条件で働ける
- 最寄り支店の担当者がしっかりとフォロー
- 100%自宅で完結
運営会社名 | ランスタッド株式会社 |
---|---|
対応地域 | 全国 |
労働者派遣事業許可番号 | 派13-010538 |
登録・面談方法 | Web登録 |
公式URL | https://www.randstad.co.jp/ |
スタッフサービス【求人数の多い派遣会社を利用したい人におすすめ】
スタッフサービスは、スタッフサービスグループが運営している事務職の求人を中心に扱っている派遣会社です。
求人数の多い派遣会社を利用したい人は、スタッフサービスがおすすめ。
業界の中でも多くの求人を扱っているからです。
なかでも事務の求人に強く、扱っている全求人の8割以上(※1)が事務職求人。
一般事務から営業事務、経理事務など扱っている職種も多彩です。
また、フルタイムだけでなく「週3~4日」「時短勤務」「未経験OK」など、さまざまな条件に合わせたお仕事も豊富なのは求人数が多いからこそ。
全国各地に事業所があり、専任の担当者が仕事探しのサポートをしてくれます。
創業40年、今までに登録したスタッフは業界トップクラスの120万人(※2)。
「優良派遣事業者」にも認定されているので、派遣で事務の仕事を探しているなら、忘れずに登録候補に入れてほしい派遣会社です。
- 多数の求人を保有
- 専任の担当者がサポート
- 優良派遣事業者に認定
(※1)調査日2023年9月19日
(※2)「スタッフサービス」公式サイトより(2023年9月時点)
運営会社名 | 株式会社スタッフサービス |
---|---|
対応地域 | 全国 |
労働者派遣事業許可番号 | 派13-011061 |
登録・面談方法 | Web登録 |
公式URL | https://www.022022.net/ |
リクルートスタッフィング【ミスマッチなく条件にあった仕事を見つけたい人におすすめ】
リクルートスタッフィングは、リクルートグループが運営している総合人材サービス会社です。
ミスマッチなく条件にあった仕事を見つけたい人は、リクルートスタッフィングがおすすめ。
コンシェルジュが仕事探しをサポートしてくれる「オンラインコンシェルジュサービス」があるからです。
疑問や不安なこと、知りたいことなど、さまざまな内容の相談をコンシェルジュが1対1で聞いてくれます。
さらに、希望にあった仕事が見つけられるように登録情報や希望条件入力など幅広くサポート。
コンシェルジュが希望を正しく把握したうえで仕事を紹介してくれるため、ミスマッチが防げスムーズに仕事が決まります。
事務職は人気があり、条件にあった求人はすぐに決まってしまう可能性があるだけに、マッチング度の高い求人を早く紹介してもらえるのは大きなメリットですよね。
「オンラインコンシェルジュサービス」を利用した人の利用者満足度は90%以上(※1)。
さらにサービスを利用するかしないかで、一人あたりの仕事紹介数が約2倍(※2)違うというから、利用しない手はありません。
相談は電話やビデオ通話で行うため、都合の良い時間や場所で相談できるのも便利です。
ただし「オンラインコンシェルジュサービス」が利用できるのは、登録手続完了後から7日間なので注意してくださいね。
いろいろな相談ができるので、派遣で働くのがはじめての人やスキルに自信のない人にも利用しやすいサービスです。
- 「オンラインコンシェルジュサービス」が利用できる
- サービス利用で仕事紹介が2倍に増加(※2)
- ミスマッチが防げる
(※1)「リクルートスタッフィング」公式サイトより(2023年9月時点)
(※2)本サービスを利用していない当社スタッフと比較して、一人あたりのお仕事紹介数が約2倍(2020年10月実績)
運営会社名 | 株式会社リクルートスタッフィング |
---|---|
対応地域 | 全国 |
労働者派遣事業許可番号 | 派13-010563 |
登録・面談方法 | Web登録 |
公式URL | https://www.r-staffing.co.jp/ |
パソナ【キャリアアップを目指したい人におすすめ】
パソナは、全国に60拠点以上・海外にも拠点を持っている大手人材派遣会社です(※1)。
キャリアアップを目指したい人は、キャリアアップ支援が充実しているパソナがおすすめ。
働きながらキャリアを築けるように「就労支援」「キャリアコンサルティング」「教育研修」の3本柱でキャリアをサポート。
キャリアアップが目指せるお仕事の紹介はもちろんのこと、専門職へのキャリアチェンジも視野にした仕事の紹介も可能です。
また研修・教育制度も充実しており、全国どこにいても好きな時間・場所で受講できる「PASONA CAREER COLLEGE 」やパソコンスキルなど1600種類の講座(※1)が利用できるeラーニングもあります。
さらに、今後のキャリアに不安がある人や自分の強みを知りたい人には、キャリアコンサルタントにマンツーマンで相談できる「キャリアコンサルティング」が受けられます。
全国に求人を持ち、扱っている求人のうち約6割が事務職の求人(※2)なので、希望にあったお仕事を見つけられる可能性は大きいですよ。
非公開求人も扱っており、登録すると見られるようになります。
月間人材ビジネスが行った第34回派遣会社満足度調査では、「所属している派遣会社を友人に勧めたい(口コミ率)NO.1」を獲得。
さらに16項目のうち13項目で1位を取得しています(※3)。
来社面談だけでなくWeb面談にも対応しているので、事務職の求人を探しているなら登録しておきたい派遣会社です。
- キャリアアップ制度が充実している
- 事務職の求人が多く非公開求人あり
- 満足度調査では13項目で1位を獲得(※3)
(※1)2023年2月時点
(※2)調査日2023年9月19日
(※3)「パソナ」公式サイトより(2023年9月時点)
運営会社名 | 株式会社パソナ |
---|---|
対応地域 | 全国 |
労働者派遣事業許可番号 | 派13-304674 |
登録・面談方法 | Web登録 |
公式URL | https://www.pasona.co.jp/ |
マンパワーグループ【大手企業で働きたい人におすすめ】
マンパワーグループは、世界75ヶ国以上(※1)にサービスネットワークをもつマンパワーグループが運営している、日本で最初にできた人材派遣会社です。
大手企業で働きたい人には、マンパワーグループがおすすめ。
大手有名企業の求人を多数扱っていて、保有している事務求人は、関東だけでも3,000件以上(※2)。
なかには、「マイクロソフト」「資生堂」といった誰でも知っているような大手有名企業の求人があります。
社員として働くのは難しい大手企業でも、派遣なら働けるチャンス大。
いずれは社員になることを前提にした「紹介予定派遣」の求人もあるので、あこがれの大手企業に入社することも夢ではありません。
扱っている職種も「一般事務」「営業事務」「経理事務」など多彩。
「未経験OK」の求人も豊富に扱っているため、自分のスキルや経験を生かした職種はもちろんのこと、今までとは違った事務職種に挑戦することも可能です。
登録すればキャリアアップサポートも受けられるので、「大手企業で働きたいけどスキルに自信がない」という人にも便利なサービスですよ。
- 大手有名企業の求人が豊富
- 紹介予定派遣の求人もあり
- 登録するとキャリアアップサポートが受けられる
(※1)2023年9月時点
(※2)調査日2023年9月19日
運営会社名 | マンパワーグループ株式会社 |
---|---|
対応地域 | 全国 |
労働者派遣事業許可番号 | 派13-315642 |
登録・面談方法 | Web登録 |
公式URL | https://www.manpowerjobnet.com/ |
パーソルエクセルHRパートナーズ【パナソニックグループで働きたい人におすすめ】
パーソルエクセルHRパートナーズは、パナソニックの100%出資の派遣会社として設立され、現在はテンプスタッフと同じパーソルグループが運営しています。
パナソニックグループで働きたい人は、パーソルエクセルHRパートナーズがおすすめ。
パナソニックが設立した派遣会社だけに、独自の求人を多数扱っているからです。
パナソニックと言えば、国内だけでなく世界でも活躍しているグローバル企業。
一般事務・営業事務から英語が活かせる貿易事務までさまざまな事務の職種を扱っています。
さらに、パナソニック健康保険組合に加入できるのもメリットの一つ。
一般的な企業の保険料負担割合は5割ですが、パナソニックでは約4割の負担割合で加入できます。
また、スポーツクラブや旅行・レジャーなどのサービスも優待価格で利用が可能です。
スキルや経験に自信のない人でも、仕事内容をしっかり把握している担当が丁寧にフォロー。
研修や教育制度も充実していて、お仕事もイチから教えてくれるので未経験の人でもチャレンジできます。
パナソニックだけでなく、ほかにも大手優良企業の求人もあるので興味のある人はぜひ登録を検討してくださいね。
- パナソニックグループの求人を多数保有
- パナソニック健康保険組合に加入できる
- 研修や教育制度も充実
運営会社名 | パーソルエクセルHRパートナーズ株式会社 |
---|---|
対応地域 | 全国 |
労働者派遣事業許可番号 | 派27-010226 |
登録・面談方法 | Web登録 |
公式URL | https://persol-hrpartners.co.jp/ |
ヒューマンリソシア【働きながら資格取得を目指したい人におすすめ】
ヒューマンリソシアは、スクールや通信教育などの教育事業を展開しているヒューマングループが運営している派遣会社です。
働きながら資格取得を目指したい人は、ヒューマンリソシアがおすすめ。
同じグループが運営している「ヒューマンアカデミー」を、さまざまな特典付きで受講できるからです。
ヒューマンリソシアに登録すればヒューマンアカデミーの講座受講時に入学金OFFに。
さらに就業中の人には、オンラインスクール講座の受講料50%、通信講座「たのまな」の受講料40%をヒューマンリソシアが負担してくれる「リソシア奨学制度」の利用ができます。
事務職で働きたいならパソコンスキルは必須。
エクセル・ワード・パワーポイントが学べる講座やパソコン資格「MOS」の試験対策講座が特別価格で利用できるので、スキルに自信のない人にはうれしいサービスですよね。
扱っている全求人のうち50%以上が事務の求人であり、「日立グループ」「NTTグループ」といった大手優良企業のお仕事もあります(※)。
登録や面談はWebででき、お仕事は担当者からメールや電話で紹介してもらえるので来社不要。
テレワークの仕事も多数扱っているので、どこの派遣会社を利用するか迷っている人は、ぜひ候補に入れてくださいね。
- ヒューマンアカデミーの講座を特別価格で利用可能
- 登録から仕事紹介までオンラインで完結
- テレワークの求人多数(※)
※調査日2023年9月19日
運営会社名 | ヒューマンリソシア株式会社 |
---|---|
対応地域 | 全国 |
労働者派遣事業許可番号 | 派13-080176 |
登録・面談方法 | Web登録 |
公式URL | https://resocia.jp/ |
ANAビジネスソリューション【航空・旅行業界で働きたい人におすすめ】
航空・旅行業界で働きたい人は、ANAビジネスソリューションがおすすめです。
その名の通り、ANAグループが運営している派遣会社であり、航空・旅行業界の求人を多数扱っています。
ANAグループ企業や大手旅行会社でのバックオフィス業務を中心に取り扱っています。
未経験でも応募可能な一般事務やコールセンターのお仕事から、英語が活かせる事務サポートの仕事など、扱っている求人も多彩です。
さらに「OAセルフトレーニング」「航空・旅行端末研修(有料)」といったスキルアップ環境も充実しています。
事務の経験がない人や航空・旅行業界で働いたことのない人でも、さまざまな研修を受けることで、自信をもって働けるようになるのではないでしょうか。
登録した後は、あなたのキャリアビジョンを一緒に考え、希望にあった就業先を紹介してくれます。
ANAグループの国内・国際航空券が割引料金で利用できるなど、福利厚生も充実しています。どこに登録しようか迷っている人は、ぜひ候補の一つに入れてください。
- ANAグループ企業の求人を扱っている
- 未経験でもチャレンジできる航空・旅行求人がある
- ANAグループの航空券が割引料金で利用できる
運営会社 | ANAビジネスソリューション株式会社 |
---|---|
対応地域 | 全国 |
労働者派遣事業許可番号 | 派13-050147 |
登録・面談方法 | Web登録 |
公式URL | https://www.anajinzai.com |
ウィルオブ【派遣社員として働くのが不安な人におすすめ】
ウィルオブは、東証プライム市場上場企業のウィルグループが運営している、全国に50ヶ所(※1)の登録拠点をもつ派遣会社です。
派遣社員として働くのが不安な人は、ウィルオブがおすすめ。
スタッフが快適に働けるようにケア・サポートが充実しているからです。
最大の特長は、ウィルオブの社員が派遣先に常駐している「FS(フィールドサポーター)制度」があること。
わからないことや困ったことがあったときにも、すぐに相談できますよ。
またパソコンスキルやビジネスマナーなど、事務職の業務内容に不安がある人には、業界に特化した研修制度もあり、事前準備を行ってから仕事をはじめられます。
スタッフが安心して派遣先で働けるようにサポートしてくれるので、約8割の人が半年以上仕事を継続しています(※2)。
条件を満たせば、社会保険や有給休暇ももらえるので仕事とプライベートを両立したい人は、利用する候補に入れてくださいね。
- 派遣先にウィルオブの社員が常駐している
- 業界に特化した研修制度あり
- 約8割が半年以上継続(※2)
(※1)2023年9月時点
(※2)「ウィルオブ」公式サイトより(2023年9月時点)
運営会社名 | 株式会社ウィルオブ・ワーク |
---|---|
対応地域 | 全国 |
労働者派遣事業許可番号 | 派13-080490 |
登録・面談方法 | Web登録 |
公式URL | https://willof.jp/ |
綜合キャリアオプション(そうキャリ!)【給与の前払いを利用したい人におすすめ】
綜合キャリアオプションは、全国に60ヶ所の拠(※1)点をもつ派遣会社です。
製造業派遣シェアNO.1(※2)と製造業の求人を得意としていますが、事務職の求人も豊富に扱っています。
給与の前払いに対応している派遣会社を利用したい人は、綜合キャリアオプションがおすすめ。
給与の7割を先にもらえる給与前払いサービス「CRIA」があるからです。
前払いの申請は、タイムカードの写真をメールで送るだけ。
スマホアプリやパソコンから簡単に申請できます。
事務職で前払いに対応している派遣会社は少ないので、とても便利なサービスですよね。
急な出費があってもあわてることがなくなりますよ
また「同じ就業場所での時給NO.1」を目指しているだけあって、時給の高い求人が多いのもメリットの一つ。
事務派遣の平均時給は1650円くらいですが、綜合キャリアオプションには時給2000円を超える求人もありますよ(※3)。
女性が利用するなら簡単にお仕事が探せる「ラシーク」も利用できるので、ぜひ登録を検討してくださいね。
- 前払いサービスが利用できる
- 高時給の求人が多い
- 女性専用の求人検索サイトあり
(※1)2023年9月時点
(※2)全国求人リサーチ調べ
(※3)調査日2023年9月19日
運営会社名 | 株式会社綜合キャリアオプション |
---|---|
対応地域 | 全国 |
労働者派遣事業許可番号 | 派13-070490 |
登録・面談方法 | Web登録 |
公式URL | https://sougo-career.jp/ |
派遣事務でおすすめの派遣会社12選を紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
それぞれの派遣会社ごとに魅力的な特徴があるため、候補先を絞り切れずに迷っている人もいるかもしれません。
もし悩んでいて決められないなら、次の章で「事務職の種類別」「希望条件別」におすすめの派遣会社を厳選ピックアップしいるので、ぜひ参考にしてみてください。
事務の種類別|おすすめの派遣会社を厳選紹介
事務職求人と一口に言っても、さまざまな種類のお仕事があります。
この章では、以下の事務の種類ごとにおすすめの派遣会社をご紹介します。
あなたの希望する事務職があれば、ぜひ派遣会社選びの参考にしてみてください。
1.一般事務を希望している人
ファイリングやパソコンを使った書類作成などを行う一般事務は、事務職の経験がない人からも人気の高い仕事のひとつ。
一般事務を希望する人は、『テンプスタッフ』または『アデコ』を押さえておくといいでしょう。
どちらも一般事務の求人が充実しており、事務職に必須のパソコン関連のスキルアップ講座が充実しています。
業界トップクラスの事務職求人数を誇るテンプスタッフは、Word・Excelなどが学べる「eラーニング」や「講座」が充実。
活用すれば、一般事務職に必要な最低限のパソコンスキルを身につけられるでしょう。
これまでの事務経験を活かして、大手や有名企業で働きたいならアデコが使えます。
優良企業の一般事務求人を多数保有しているので、環境の整った企業で働ける可能性も高いです。
OAレッスンや提携スクールをお得に利用できるサポートもあるので、スキルアップを目指したい人にもおすすめです。
一般事務職の求人数多数。
【公式】https://www.tempstaff.co.jp/
寮によってはカップルや家族で住める。
【公式】https://www.adecco.co.jp/
2.営業事務を希望している人
事務職でもアクティブに働きたい人や、コミュニケーション力に自信のある人には営業事務がおすすめ。
営業事務として働きたい人は、『スタッフサービス』と『テンプスタッフ』を押さえておくといいでしょう。
上記2社は幅広い業種の営業事務求人が多く、担当者のサポート力にも評判があるからですね。
地方の求人に強いスタッフサービスは、大手から中小企業まで、さまざまな企業規模の地元の求人を紹介してもらえます。
積極的にいろんな求人を紹介してくれるので、早く営業事務の仕事に就きたい人にもおすすめ。
テンプスタッフは担当者の評判が高い派遣会社のひとつ。
「お客様からのクレームが辛い」「営業さんからどんどん仕事が回ってきてつらい」など、営業事務によくある悩みにも親身に対応してくれ、解決策なども一緒に考えてくれるでしょう。
いろんな業種の営業事務求人を紹介してもらえる。
【公式】https://www.022022.net/
就業後の担当者のサポートが手厚い。
【公式】https://www.tempstaff.co.jp/
3.総務事務を希望している人
派遣先によっては人事・労務・法務・広報など、専門的な業務をこなすこともある総務事務。
総務事務を希望する人は、『テンプスタッフ』と『リクルートスタッフィング』をチェックしてみてください。
テンプスタッフには、経験を問わない総務アシスタントの求人が比較的多いので、総務事務の経験がない人もチャレンジできます。
「在宅勤務」を希望する人は、リクルートスタッフィングを押さえておくといいでしょう。
リクルートスタッフィングはテレワークに力を入れており、「ほぼフル在宅」「週2日出社」など柔軟な働き方を叶えられます。
総務アシスタントの求人も多い。
【公式】https://www.tempstaff.co.jp/
在宅勤務の総務事務求人あり。
【公式】https://www.r-staffing.co.jp/
4.経理事務を希望している人
会社のお金に関する業務を担当する経理事務は、簿記資格や経験を活かせるお仕事です。
経理事務を希望する人は、『アデコ』と『テンプスタッフ』を押さえておくといいでしょう。
どちらも経理事務の求人に強く、直接雇用を目指せる紹介予定派遣の経理事務求人も見つかります。
アデコはこれまでの経理事務の経験を活かせる求人が豊富で、英文経理や会計・税務など専門性の高い案件も紹介してもらえます。
一方のテンプスタッフは、即戦力として活躍できる紹介予定派遣の求人から、未経験OKの求人まで幅広く保有。
スキルアップやキャリアチェンジを目指したい人向けの、経理職への転職支援サービス「ネクスク経理」というサービスもあるので活用してみてください。
経験者が活躍できる経理事務の求人あり。
【公式】https://www.adecco.co.jp/
経理職へのキャリアアップも狙える。
【公式】https://www.tempstaff.co.jp/
5.大学・学校事務を希望している人
大学・学校事務は、土日祝日が休みだったり、長期休暇が取りやすいなどの理由で派遣のお仕事の中でも人気が高いです。
そんな大学・学校事務を目指すなら、『パソナ』や『マンパワーグループ』を活用するといいでしょう。
上記2社は学校や教育関連の企業との取引があり、「大学事務」や「学校事務」の求人も豊富にあるからですね。
パソナには未経験OKのアシスタントのお仕事や、語学力の活かせる学校事務の求人などがあります。
「学校・大学特集」のあるマンパワーグループは、学校や大学名から求人をチェックすることも可能です。
働いてみたい学校や大学のある人は、ぜひ特集をチェックしてみてください。
語学力を活かせる学校事務の求人が見つかる。
【公式】https://www.pasona.co.jp/
有名大学の求人あり。
【公式】https://www.manpowerjobnet.com/
6.医療事務を希望している人
企業ではなく病院やクリニックで勤務する医療事務は、医療業界に興味のある人にもおすすめの事務職です。
医療事務の仕事がしたい人は、『スタッフサービス』と『ヒューマンリソシア』をチェックしてみてください。
グループ事業に「スタッフサービス・メディカル」があるスタッフサービスは、医療業界とのつながりも強く、医療事務の求人も豊富に保有。
また、優待特典が受けられる提携スクールの中には、医療事務のコースがあるところもあるので、資格取得も目指せます。
教育事業がバックボーンにあるヒューマンリソシアも、通信講座「ヒューマンアカデミー」の受講料が10%オフになるなど、医療事務の勉強にも使えます。
医療クラークの求人もあるので、医療事務の資格取得を目指しながら医療業界に携わるのもおすすめです。
医療業界とのパイプあり。医療事務求人にも強い。
【公式】https://www.022022.net/
医療事務の資格を目指しながら働ける。
【公式】https://haken.resocia.jp/
希望条件別|派遣事務でおすすめの派遣会社を比較
続いて、下記「6つの条件別」に派遣事務におすすめの派遣会社を比較紹介していきます。
あなたの希望に該当する条件に合わせて選んでみてください。
1.事務職希望の40代・50代のミドル世代におすすめの派遣会社2選
事務派遣を希望するミドル世代(40代・50代)は、『テンプスタッフ』と『ランスタッド』をチェックするといいでしょう。
上記2社は、40代・50代が活躍する企業の求人も扱っており、ミドル世代の派遣実績も十分あるからですね。
テンプスタッフは、「40代活躍中」の派遣先企業の求人も豊富で、多種多様な案件があります。
働くママのサポートも万全で、子どもの成長に合わせた働き方の相談もできるので、40代のママにも使いやすいでしょう。
ミドル世代の中には、パソコンキルに自信のない人や、パソコン操作のブランクがある人もいるのではないでしょうか。
ランスタッドでは、無料で「PCセルフトレーニング」が受けられるので、お仕事探しと併せて活用してください。
子どものいる40代のサポートも万全。
【公式】https://www.tempstaff.co.jp/
無料の「PCセルフトレーニング」あり。
【公式】https://www.randstad.co.jp/
2.事務未経験から働きたい人におすすめの派遣会社2選
「事務職の経験は一切ないけれど、事務の仕事がしたい」という人は、『スタッフサービス』または『テンプスタッフ』を押さえておくといいでしょう。
どちらも「未経験OK」の求人が豊富なのと、スキルアップ支援が充実しています。
ビジネスマナーやパソコンの学習もできるので、事務職を含め社会人経験の浅い人にもぴったりです。
スタッフサービスには「ミラエール」という、無期雇用派遣の制度もあり、事務未経験でも充実のサポートで事務職を目指せます。
テンプスタッフは、就業中のフォローも手厚く、経験豊富なコンサルタントによる「キャリア・コンサルティングサービス」も受けられます。
事務職に就くだけでなく、どのようなキャリアを築いていきたいか相談にのってもらうのもいいのではないでしょうか。
未経験からでも「無期雇用派遣」で事務職を目指せる。
【公式】https://www.022022.net/
手厚いフォローで未経験の不安を軽減できる。
【公式】https://www.tempstaff.co.jp/
3.単発・短期派遣で事務の仕事がしたい人におすすめの派遣会社2選
「スキマ時間に事務経験を活かしたい」「事務職がどんな仕事か経験してみたい」という人は、『アデコ』『リクルートスタッフィング』をチェックしてみてください。
どちらも短期や単発で働ける事務職求人を多く保有しているので、希望に合う仕事が見つかりやすいです。
アデコの短期求人には、アデコスタッフが働く派遣先もあるので、派遣社員のいる職場がいい人におすすめです。
1~2ヶ月程度の期間で働きたい人はリクルートスタッフィングを押さえておくといいでしょう。
「未経験者歓迎」の求人もあるので、未経験から少しずつ事務経験を積むことも可能です。
アデコのスタッフが活躍する短期派遣あり。
【公式】https://www.adecco.co.jp/
未経験でも短期派遣が可能。
【公式】https://www.r-staffing.co.jp/
4.派遣事務から正社員を目指したい人におすすめの派遣会社2選
派遣事務から正社員を目指したい人は、『テンプスタッフ』と『アデコ』が使えます。
どちらも派遣先に直接雇用されることを前提とした「紹介予定派遣」の求人が豊富だからですね。
テンプスタッフは紹介予定派遣の案件数が多く、希望の業界・事務職の種類などを選べます。
また、紹介予定派遣の実績も豊富なのでサポートも期待できるでしょう。
アデコは紹介予定派遣の求人が多いだけではありません。
アデコと雇用契約を結び派遣するスタイルの無期雇用派遣の「キャリアシード」や「キャリアシード・エル」という選択肢もあります。
事務系の無期雇用派遣で、「キャリアシード」は実務経験者、「キャリアシード・エル」は事務未経験者が対象となっています。
興味のある方は、併せてチェックしてみてはいかがでしょうか。
「紹介予定派遣」の求人数・実績ともに業界トップクラス。
【公式】https://www.tempstaff.co.jp/
事務系専門の「無期雇用派遣」の選択肢もある。
【公式】https://www.adecco.co.jp/
5.事務のパート派遣を希望している人におすすめの派遣会社2選
「週3日」「扶養内」などのパート派遣で働きたい人は、『パソナ』と『スタッフサービス』を活用するといいでしょう。
上記2社は「週4日以内」「扶養内OK」などの求人も多く扱っており、個々の都合に合わせたフレキシブルな働き方が可能だからですね。
パソナは勤務曜日を指定して働けるため、子どもの習い事の予定などに合わせた働き方も可能です。
ほかにも「短時間勤務」や「週2・3日勤務」など、出産や子育てで仕事を離れていた人が、ゆっくり仕事復帰できるような働き方ができる求人も見つかります。
スタッフサービスも主婦(主夫)・ママ向けの求人が充実しており、小さなお子さんがいても働ける「扶養内OK」の在宅勤務求人が出てくることも。
パート派遣は人気も高いので、両方に登録しておくと可能性が広がるでしょう。
勤務曜日を指定して仕事が探せる。
【公式】https://www.pasona.co.jp/
扶養内のテレワーク求人あり。
【公式】https://www.022022.net/
6.事務職に就きたい男性向け派遣会社2選
女性が就くイメージの強い事務職ですが、もちろん男性でも派遣事務として働けます。
男性で派遣事務を希望する人は、『ランスタッド』と『アデコ』を押さえておくといいでしょう。
どちらも男性の多い職場かをチェックしての求人検索が可能で、男性活躍中の事務求人も探しやすいです。
ランスタッドは未経験からでも可能な、誰でも挑戦しやすい仕事内容の一般事務求人があります。
また、「軽作業+事務」といった力仕事を任される求人も見つかるので、「座り仕事だけだと逆に疲れる」といった男性はチェックしてみてください。
「経理事務」や「人事事務」といった専門性の高い事務職求人の多いアデコは、すでに事務職経験のある男性が派遣事務として活躍しています。
即戦力として働ける男性はチェックすることをおすすめします。
事務未経験の男性でも活躍できる。
【公式】https://www.randstad.co.jp/
専門性の高い事務職求人あり。
【公式】https://www.adecco.co.jp/
【当サイトオリジナル】こだわり検索ツールで派遣会社を探す
派遣事務の仕事を探す中で、「これだけは譲れない」といったこだわりポイントをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
当サイトでは、オリジナルのこだわり検索ツールをご用意しました。
以下の項目内から希望の内容を選んでいただき検索ボタンを押すことで、条件に該当している派遣会社のみを一覧表示してくれます。
派遣会社を効率よく探したい方は、ぜひ利用してみてください。
登録前に理解しておきたい派遣事務として働くメリット・デメリット
派遣登録する前に、派遣事務として働くメリット・デメリットについて理解しておくことをおすすめします。
メリット・デメリットは以下のとおり。
メリット |
・仕事探しの負担が少ない ・ライフスタイルに合う仕事が探せる ・パート・アルバイトより時給が高い ・さまざまな事務の仕事を経験できる ・派遣会社のサポートを受けながら事務の仕事ができる ・充実した福利厚生制度を利用できる |
---|---|
デメリット |
・直接雇用に比べると雇用が不安定になる ・正社員事務に比べると収入が少なく安定しない ・仕事にやりがいを感じにくい |
それぞれのメリット・デメリットについて確認していきましょう。
派遣事務として働くメリット6つ
派遣事務として働くメリットは以下の6つです。
それぞれのメリットについて解説しているので、ぜひ参考にしてください。
1.仕事探しの負担が少ない
正社員やパートなどに比べて、仕事探しの負担の少なさが派遣社員のメリットです。
派遣会社に登録して希望の勤務条件を伝えれば、コーディネーターがおすすめの仕事を提案してくれるからですね。
派遣事務の求人は正社員に比べて求人が多いため、希望に合う仕事を探すのにもかなり時間がかかります。
はじめはウキウキしながら求人探しをしていても、あまりにも事務求人が多かったり、反対に希望の求人が少なかったりすると、求人を探すのも負担に感じるようになるかもしれません。
派遣会社を利用すれば、自分で求人探しをする手間が省ける上、求人サイトなどに出回っていない求人案件を紹介してもらえることも。
また派遣社員の場合、派遣先企業による「採用面接」がないので、就業開始までのハードルが低くなるのもメリットと言えるでしょう。
とくに事務職は人気職種なので、不採用が続く人も多いのではないでしょうか。
面接で何度も企業に足を運ぶ必要もありませんし、正社員採用が狭き門である「大企業」「有名企業」で働ける可能性も広がります。
実際、テンプスタッフでは「大手・有名企業」の派遣事務職求人を24,000件以上扱っています。(※)
さらに「未経験歓迎」の求人も紹介してもらえるので、派遣会社を介してなら、未経験から事務職にチャレンジしたい人も、就業チャンスが増えるでしょう。
調査日:2024年9月22日
2.ライフスタイルに合う仕事が探せる
ライフスタイルに合う仕事が探せるのも、派遣事務のメリットです。
派遣事務は長期のフルタイム勤務求人が多い傾向にあるものの、なかには「週3日勤務」「短時間勤務」「短期派遣」といった働き方の求人もあります。
上記の条件で事務職求人の多い「テンプスタッフ」と「スタッフサービス」の求人を調べてみました。
サービス名 | 事務職求人数(件) | 週3~4日勤務 | 短時間勤務 | 短期派遣(3カ月未満) |
---|---|---|---|---|
テンプスタッフ | 33,700 | 1,490 | 93(4時間未満) | 397 |
スタッフサービス | 19,807 | 644 | 288(5時間未満) | 733 |
※調査日2024年9月22日
また、残業についても「子どもの習い事がある月曜と水曜以外ならできる」「延長保育が難しいから残業は一切できない」など、対応できる範囲内の仕事に絞って探すことも可能です。
そのため、以下のような働き方を考えている人に派遣事務はおすすめです。
- 残業は最小限にとどめてプライベートを充実させたい。
- 子どもが小さいうちは時短勤務したい。
- 小学校の夏休み期間中は休みたい。
- 留学資金を貯めるため短期で働きたい。
また、正社員のように遠方へ配属されたり異動もなく勤務地を選べるので、「自宅近く」「幼稚園や保育園近く」など利便性重視の職場で働くこともできるでしょう。
3.パート・アルバイトより時給が高い
派遣事務の時給は、パート・アルバイトに比べて高い特徴があります。
理由は以下のとおりです。
- ボーナスや昇給などが上乗せされている。
- 採用コストのカットで派遣先が時給を高く設定できる。
- 即戦力として期待されている。
「求人ボックス給料ナビ」の一般事務の平均時給を比較しても、派遣社員が「1,261円」なのに対し、アルバイト・パートは「1,094円」と約167円の差が。(※2024年9月18日更新)
同じ時間を働くなら、できるだけ時給が高い働き方のほうがいいですよね。
「英語で電話対応ができる」「5年ぐらい経理経験がある」など、専門性の高い業務を担当できるのであれば、さらに高い時給も期待できるでしょう。
4.さまざまな事務の仕事を経験できる
派遣事務は、さまざまな仕事を経験できるメリットもあります。
契約満了後は次の派遣先で働くことになるため、いろんな職場を経験することになります。
例えば、大手派遣会社は幅広い業界の求人を扱っているので、憧れの業界・企業で働けるチャンスも。
また派遣先の規模も「ベンチャー企業」「中小企業」「大手企業」などさまざまで、職場ごとに違った社風や働き方に触れられ、視野も広がるでしょう。
実際、大企業と中小企業の事務職では仕事内容も変わってきます。
- 大企業:「営業事務」「経理事務」「人事・総務」など事務業務が細分化されている
- 中小企業:大企業のように細分化されておらず全ての事務業務を担当する
さらに事務職と一口に言ってもいろんな種類があり、仕事内容も以下のように多種多様です。
- 「データ入力」や「来客・電話対応」中心の『一般事務』
- 「輸出通関書類作成」や「輸入通関手配」など、専門知識の必要な『貿易事務』
「自分にあう職場・職種を探したい」「ずっと同じ職場で働いていると飽きる」という人は、派遣事務という働き方を選んでみてはいかがでしょうか。
5.派遣会社のサポートを受けながら事務の仕事ができる
事務の仕事が初めての人や、職場の人間関係に不安を抱いている人もいるのではないでしょうか。
派遣社員なら、派遣会社のサポートを受けながらお仕事できるメリットがあります。
派遣会社は仕事を紹介するだけでなく、就業中や契約満了後のフォローも行ってくれるからですね。
具体的に以下のサポートがあります。
- 派遣先訪問による就業状況の確認
- 仕事上の悩みについての相談対応
- 困りごと解決に向けてのバックアップ
- スキルアップ支援
- キャリアカウンセリング
- 派遣期間終了後の仕事探しサポート
とくに未経験から事務職に派遣された人にとっては、仕事内容をよく知った相談相手がいるだけでも安心感が違うのではないでしょうか。
また、スキルに自信のない人がスキルアップ支援を受けられるのも心強いですよね。
派遣会社のサポートがしっかりしていれば、悩み相談や疑問点の確認がしやすく、安心して就業できます。
派遣先の正社員に悩み相談するのが難しい人も、第三者である派遣会社の担当者になら相談しやすいのではないでしょうか。
また、希望すれば契約満了後、新たな派遣先も探してくれます。
派遣事務として働く人は、ぜひ充実したサポートを活用してみてください。
6.充実した福利厚生を利用できる
派遣会社の充実した福利厚生を利用できるのも派遣事務のメリットのひとつ。
事務職求人の豊富な派遣会社には大手も多く、福利厚生制度も整っているからですね。
例えば、以下のような福利厚生があります。
- 年次有給休暇制度
- 社会保険制度
- 産前産後休業・育児休業制度
- 定期健康診断
- ベビーシッターサービス
- スポーツクラブの特別価格利用
- 旅行の割引・特典サービス
- ホテルの特別優待料金利用
- 飲食店やリフレッシュ施設の割引価格利用
- 各種相談窓口など
法律で義務付けられた福利厚生はもちろん、プライベートやリフレッシュ目的に使える福利厚生制度を充実させている派遣会社も。
とくに未経験者や経験の浅い人は、充実した福利厚生制度のある企業に直接雇用で採用されるのは難しい可能性も高いため、派遣社員という働き方はおすすめです。
福利厚生制度の整っている派遣会社を活用すれば、働きやすい職場環境と、お得に楽しめるプライベートでメリハリをつけられるでしょう。
なかでも「テンプスタッフ」「スタッフサービス」「パソナ」は福利厚生が充実しています。
派遣事務として働くデメリット3つ
派遣事務はメリットの多い働き方ですが、以下のようなデメリットもあります。
詳細について解説し、デメリットをカバーする方法も紹介します。
1.直接雇用に比べると雇用が不安定になる
派遣事務は直接雇用される正社員に比べると、雇用が不安定になりがちです。
なぜなら、派遣社員は契約更新を繰り返しながら働くからですね。
一般的に派遣社員の契約期間は、3ヶ月または6ヶ月で、派遣先と派遣社員の合意のもと「契約更新するか契約終了するか」が決まります。
そのため、派遣先の都合で「まだ働きたいのに契約終了されてしまう」というケースもありえます。
テンプスタッフの公式サイトに掲載されている「派遣で人気の職は?」によると、ベスト5の中に4つの事務職が入るほど、派遣事務は人気の職種。
求人数が多い一方でライバルも多くいるため、派遣先にとっても一人の派遣社員に固執する必要はないわけです。
また、派遣社員が同じ職場にいられるのは最長でも3年までと「労働者派遣法の第三十五条の三」で定められているため、ずっと同じ職場で働くことはできません。
派遣事務は合わない職場を辞めやすい一方、「好きな職場で働き続けられない」「数ヶ月おきにおきに契約更新されるか不安になる」といったデメリットがあることも知っておきましょう。
雇用の安定を優先する人は、「紹介予定派遣」「常用型派遣」を検討してみてはいかがでしょうか。
どちらも有期雇用の「登録型派遣」より安定性のある働き方だからですね。
紹介予定派遣は直接雇用化が前提の働き方で、派遣先企業が合うかどうか派遣社員として働きながら見極められるメリットも。
「常用型派遣」は、派遣会社の正社員として雇用される働き方です。
派遣会社と「無期雇用契約」を結ぶため、契約満了後に雇用契約も終了とはなりません。
派遣先での就業が終了し、次の派遣先が決まるまでの間も給与の支払いが行われるので、無収入の期間もできないわけですね。
事務職向けの常用型派遣なら、スタッフサービスの「ミラエール」や、リクルートスタッフィングの「キャリアウィンク」をチェックしてみるといいでしょう。
2.正社員事務に比べると収入が少なく安定しない
正社員より収入が少なく安定しないのも派遣事務のデメリットと言えるでしょう。
派遣社員の多くは月給制ではなく時給制で、ボーナスの支給や昇給などもないため、年収に大きな差が生じることも。
派遣事務はカレンダー通りに休む企業で働くことも多いです。
そのため、大型連休やお盆休み、年末年始などがある月は手取りがグンと減ってしまうこととにも。
具体的な数字で見てみましょう。
Dodaの「平均年収ランキング(2023年版)」によると、正社員事務の平均年収は343万円です。
一方、はたらこねっとの「派遣の職種別平均時給【2024年8月関東版】」によると、派遣一般事務の平均時給は1579円。
平均時給から、1日8時間、月20日勤務した時の年収を出してみると、303万円になります。
正社員よりも業務範囲は狭いものの、同じ事務職で40万円の差は大きいと感じますよね。
残業の多い職場を選ぶなどし、必要最低限の収入を確保できるようにするのもいいのではないでしょうか。
また、派遣会社が派遣社員の待遇を「派遣先均等・均衡方式」で決めている場合、派遣先企業の規定によってはボーナスが支給されることもあるので、担当者に確認してみるといいでしょう。
安定した収入を得るためには、派遣社員として事務経験を積み、転職を目指すのもおすすめです。
未経験で正社員の事務職を目指すのは厳しいですが、派遣でも事務経験を積んでいれば、転職活動にも活かせるからですね。
また、派遣会社のスキルアップ支援を活用して、事務スキルをさらに磨いたり、資格取得を目指すのもいいでしょう。
転職の際は、派遣会社のようにお仕事紹介やサポートをしてくれる、転職エージェントの利用も検討してみてはいかがでしょうか。
転職エージェント選びの際は、『【事務職が見つかる転職サイト&エージェントおすすめ10社の比較】利用者の口コミも紹介』の記事も参考にしてみてください。
3.仕事にやりがいを感じにくい
派遣事務は人によってやりがいを感じにくいデメリットもあります。
なぜなら、以下の理由が挙げられます。
- 業務範囲が限定されている
- 補助的な仕事を任されることが多い
- 昇進しない
事務職には、「自分がサポートすることで円滑に業務が遂行される」「周りの人から感謝される」などのやりがいがあります。
しかし、派遣社員は基本的に、「営業活動の根幹に関わるような責任ある仕事」や「業務改善の提案」などは行わず、正社員のアシスタント的な役割を求められます。
そのため、以下のような人は派遣事務にやりがいを感じにくいでしょう。
- 自分からどんどんアイデアを出して、業務効率を改善したい。
- データ入力やファイリングなど単調な事務作業は苦手。
派遣会社に登録する際は、自分の経験やスキルをしっかり伝えましょう。
「あなたのスキルを必要としている職場」を紹介してもらうことで、派遣事務でもやりがいをもって働ける職場に出会える可能性も高まります。
コーディネーターから仕事を紹介してもらう際は、具体的な仕事内容を確認し、やりがいが得られそうかじっくり検討することも忘れないようにしてください。
もし仕事に就いてやりがいを感じない場合は、担当者に相談してみるのもひとつの方法です。
事務の仕事が合っていないから、やりがいを感じない可能性も考えられるからですね。
とくに未経験から派遣事務に就いた場合、実際に業務を始めてみて「思っていた仕事と違った」「苦痛を感じる」という人もいます。
また、仕事の取り組み方のアドバイスがもらえたり、契約した仕事内容を見直してもらえるケースもあるので、一度相談してみてください。
派遣事務向け|派遣会社選びのポイント5つ
この章では、事務の仕事をしたい人が、派遣会社を選ぶ際に押さえておくといいポイントについて紹介します。
順に解説していくので、派遣会社選びのときに活用してください。
「優良派遣事業者」に認定されている派遣会社かを確認する
まずは、「優良派遣事業者」に認定されている派遣会社かを確認してみてください。
事務職求人を扱う派遣会社は非常に多いため、絞り込む際の目安にもなるからですね。
優良派遣事業者は、以下の項目について「基準を満たしている」と厚生労働省に認定されている派遣会社です。
- コンプライアンス(法令遵守)
- 派遣スタッフのキャリア形成支援
- 派遣スタッフによってのよりよい労働環境の確保
- 派遣先企業での就業上のトラブル予防
上記のような優良派遣事業者なら、派遣事務が初めての人も、トラブルなどなく登録・就業できるでしょう。
優良派遣事業者に認定されている派遣会社は、「優良派遣事業者認定制度」の公式サイトで確認できます。
また、「派遣会社の公式サイト」や「派遣コーディネーターの名刺」に優良派遣事業者の認定マークがついていることもあるので、チェックしてみてください。
今回紹介している12選のうち次の6社は優良派遣事業者に認定されています。
派遣事務の求人数が多いかチェックする
派遣会社を選ぶ際は、事務職の求人数が多いかを登録前にチェックしておきましょう。
求人数が多ければ、「やりたい仕事」や「働きたい会社」に出会える可能性も高くなるからですね。
例えば「事務」といっても、「データ入力などの一般事務」「営業事務」「金融事務」「貿易事務」など種類はさまざま。
そのため求人の総数だけではなく、「働きたい事務職種の求人が多いか」もチェックしておきましょう。
求人数が多ければ扱っている事務職の種類も多いため、キャリアを活かせるお仕事から、未経験でもチャレンジしやすいお仕事まで、さまざまな希望条件に対応できます。
当記事で紹介している派遣会社の中で、派遣事務の求人数が多い3社を紹介します。
派遣会社名 | 公開求人数(件) |
---|---|
テンプスタッフ | 33,479 |
スタッフサービス | 27,444 |
パソナ | 11,298 |
※調査日2024年12月27日
ただし、派遣会社によっては、「求人の総数は多いものの地方の求人が少ない」といったケースもあります。
そのため求人の総数だけでなく、「働きたいエリアの求人が多いか」もチェックし忘れないようにしてください。
各派遣会社の時給を比較する
各派遣会社の事務職の時給を比較することも大切です。
なぜなら、同じ派遣先でも派遣会社によって時給が違うことはよくあるからですね。
同じ職場で同じ仕事をするのに、派遣会社が違うだけでもらえるお金が減ってしまってはモチベーションにも関わってきますよね。
また比較すると、各派遣会社の時給や、事務職の種類ごとの時給相場などもわかってきます。
比較的時給の高い派遣会社や、高時給の職種の求人が多い派遣会社を選ぶのもいいでしょう。
さらに、支給される「通勤交通費」の上限額も派遣会社ごとに違うので、忘れず確認してください。
当記事で紹介している派遣会社の中でも、「パソナ」は高時給の案件が多いと言われています。
また、「綜合キャリアオプション」は、「同じ就業場所での時給NO.1」を目指しているため、高時給の求人が多いですよ。
事務職に役立つ研修制度が充実している派遣会社を選ぶ
事務職に役立つ研修制度の充実している派遣会社を選ぶのもおすすめです。
なぜなら、ブランクがある人や事務未経験者も準備をした上で就業を開始できるからですね。
就業前に研修などが受けられると、安心感も大きいですよね。
とくに大手派遣会社は、各種研修やスキルアップ支援が充実しており、無料で受けられるものもあります。
よく提供されているのは、以下のような研修・講座です。
- Microsoft Office(Word、Excel、PowerPointなど)の操作方法
- 語学
- ビジネスマナー
事務職向けの内容も多く、専門的なスキルや資格を取得できる制度もあるので、スキルアップを目指したい人は活用することをおすすめします。
以下に、当記事で紹介している「派遣事務におすすめの派遣会社ランキング12社」の、事務職向け研修・講座内容をピックアップしました。
派遣会社 | 事務職に役立つ研修・講座内容例 |
---|---|
アデコ | 「動画で学ぶ!ビジネス基礎」、「eラーニング講座」(Microsoft Officeなど)、「動画で学ぶ!ビジネス英語」 |
テンプスタッフ | 無料eラーニング学習システム「L-TEMP」(OA基礎、ビジネス基礎、専門職種など) |
ランスタッド | PCセルフトレーニング |
スタッフサービス | 「無料で使える学習アプリ スタッフサービス ぽけっと」(OAスキル、ビジネススキル、ビジネスマナーなど無料動画教材、Zoomを使ったOAスキル、職種別のオンライン講座など) |
リクルートスタッフィング | eラーニング「ELAN」(Office系講座、ビジネスマナーなど)、OAセミナー、ビジネスシーンの困りごとや悩みに対応してくれる「ビジネスレスキュー」、音声コンテンツ「らしさラジオ」 |
パソナ | 「PASONA CAREER COLLEGE」(PC、語学のスキルアップ、貿易・経理など専門職種を学べる講座、ビジネスマナー&コミュニケーション講座、eラーニングなど) |
マンパワーグループ | 無料のオンライントレーニング「powerYOU」(英語、OA、ビジネススキルなど)、「オンライン型セミナー」 |
パーソルエクセルHRパートナーズ | 無料eラーニング パーソルグループ共通「L-TEMP」(OA、ビジネス、語学など)、「派遣Café」 |
ヒューマンリソシア | 「ステップアップNEXT」(OA講座など、オンライン研修と来社受講が選べる。) |
ウィルオブ | 業界に特化した研修(みだしなみのレクチャー、基本的なPCの操作、業界ごとの専門知識・用語)、派遣先企業にウィルオブ社員が常駐している「FS制度」など |
綜合キャリアオプション(そうキャリ!) | 要問合せ |
※調査日:2024年6月23日
派遣会社によって、研修・講座を受講できる条件が異なるため、事前に確認するようにしましょう。
また「専門講座の受講費用」や「専門学校の授業料」が割引になる制度を設けている派遣会社もあります。
登録時に派遣コーディネーターの対応が丁寧か確認する
派遣登録時には、コーディネーターの対応を必ず確認しましょう。
コーディネーターが忙しすぎたり、あまり熱心でなかったりすると、以下のようなデメリットが発生するからです。
- 希望に合う求人を紹介してもらえない。
- 相談したいことがあるのに電話がつながらない。
- 悩み相談したのに対応が遅く、状況が改善されない。
丁寧に対応してくれたり、相談しやすい雰囲気のコーディネーターだと、仕事紹介もスムーズですし、就業後も気持ちよく働けます。
また、コーディネーターと信頼を築くために、以下の点にも注意しましょう。
- 登録の際は職歴やスキルを正直に伝える。
- 不満を伝えるときは感情的にならない。
- コーディネーターからの連絡には速やかにレスポンスする。
今回紹介した派遣会社の中でも、事務職の求人を豊富に扱っている派遣会社は、事務職に就いているスタッフのサポートにも慣れていると言えます。
とくに、「テンプスタッフ」は派遣事務の求人数も多いです。
さらに「派遣会社満足度ランキング2024」では、6年連続で総合満足度ランキング1位を獲得(※)しており、「担当者が親身になってくれるから」とスタッフからも高い評価を得ています。
※参考「派遣スタッフが選ぶ!派遣会社満足度ランキング2024発表」
事務職向け|派遣会社の登録から勤務開始までの流れ
この章では、事務職を希望する人が派遣会社を利用する際の流れを解説していきます。
事務職ならではの「スキルチェック」といったステップもあるので、流れや内容を理解しておきましょう。
1.事務職の求人を扱っている派遣会社に登録する
まずは事務職求人を扱う派遣会社に登録します。
派遣事務として働くためには、派遣会社に登録して仕事を紹介してもらう必要があるからです。
派遣事務の登録は、登録会への参加、またはWEBや電話での登録となります。
対面でコーディネーターに相談したい人は、登録会が実施されている派遣会社を利用しましょう。
登録会に参加する場合でも、事前に登録フォームから職歴や資格などの情報を入力する必要があるので、指示に従って進めておきましょう。
コーディネーターとの主な面談内容は以下のとおりです。
- 派遣の仕組みについての説明
- スキルチェックやテストの実施
- 事前に登録しておいた職歴などをもとに経歴を確認
- 希望条件のヒアリング
- 疑問点についての質問や悩みなどの相談
事務職のスキルチェックは、パソコンスキルや一般常識が中心です。
「経理事務」や「英文事務」といった専門的な事務職を希望する場合は、仕訳や試算表などの作成、英語力のチェックが行われることもあります。
2.仕事の紹介を受ける
コーディネーターとの面談後、スキルや希望に合った求人を紹介してもらえます。
派遣会社が保有している求人の中から、あなたの希望やスキルに合った求人をいつくかピックアップしてくれるので確認してみてください。
エントリーした仕事の詳細についても教えてもらえますが、すでに他の派遣スタッフで決まっていたり、スキルが伴わない場合は応募できないこともあるので理解しておきましょう。
面談当日に紹介が難しくても、希望に合った求人が出てくれば、後日コーディネーターから紹介の連絡が入ります。
希望に合わない求人の場合、断っても問題はありません。
断る際に具体的な理由を伝えておくと、次回以降の求人紹介に活かしてもらえるでしょう。
また、仕事紹介の返事は早めにハッキリと伝えることが大切です。
悩んでいるうちに他の人で決まってしまったり、連絡が遅いとコーディネーターへの印象も悪くなってしまいます。
3.派遣先オフィスの職場見学・顔合わせに行く
応募したい求人が見つかれば、仕事にエントリーして職場見学・顔合わせを行います。
仕事内容や就業条件、職場の雰囲気を確認するためですね。
派遣先の人事担当者や上司なになる人との顔合わせでは、以下のことを聞かれるので、事前に回答を用意しておくといいでしょう。
- 簡単な自己紹介
- 資格やスキル
- 職歴
- 就業条件など
こちらから疑問や不明点について質問する時間もあるので、気になることがあれば確認しておきましょう。
職場見学には派遣会社の営業担当者が同行し、顔合わせにも同席してくれます。
顔合わせの進行やフォローなどもしてくれるので、流れに沿って話をするといいでしょう。
職場の環境や働いている人の雰囲気をチェックすることも忘れないようにしてください。
4.雇用契約の締結後に仕事を開始する
職場見学・顔合わせの後、派遣スタッフと派遣会社どちらも合意すれば、雇用契約を締結してお仕事スタートです。
派遣社員の雇用主は派遣会社なので、派遣会社の最終判断を経て雇用契約を結ばないと働けません。
派遣会社が「派遣するのは厳しい」と判断した場合、不採用となることもあります。
雇用契約を締結する際は、契約書の内容をよく確認し、顔合わせの時に聞いた内容と違いがないか確認してください。
勤務開始後、派遣先で困ったことやトラブルが発生したら、すぐ派遣会社の営業担当者に相談するようにしましょう。
問題を解決したり相談にのってくれたりと、担当者がしっかりサポートしてくれます。
担当者によっては、定期的に職場訪問をしてくれたり、電話で状況確認をしてくれるので、初めての派遣でも心強いですよ。
Q&A|派遣会社を利用する際の疑問や不安を解決しよう
派遣事務で派遣会社を利用する際、疑問や不安を抱く人もいるのではないでしょうか。
この章では、派遣事務でよくある疑問や不明点などをピックアップしてみたので、ぜひ参考にしてみてください。
短期や単発の事務職求人もありますが、フルタイム・長期のお仕事が中心となるため、高卒以上または高校卒業の年齢を条件にしている派遣会社が多い傾向に。
ただし、高卒でなくても18歳以上で、高卒同等程度の能力がある人なら登録可能な派遣会社も。
また、「適性テストの結果」や「仕事の実務経験」など、派遣会社によって登録条件が異なるので、事前に確認するようにしましょう。
派遣会社によっては、就業中の人のために、平日の夕方や土日に登録会や面談を実施しています。
希望の日時があれば対応してくれる派遣会社もあるので、登録希望の支店に相談してみてください。
他の派遣会社で現在就業中の人や、退職後に派遣として働きたい人が、スムーズに次の仕事を探せるよう、働きながら登録するケースもあります。
登録時にいつから就業可能か伝えておくと、スムーズに仕事を紹介してもらえるでしょう。
派遣事務では、OA操作を求められる求人がほとんどなので、派遣登録前に練習しておくことをおすすめします。
登録時に「タイピング」「Word」「Excel」などのスキルチェックがあり、スキル不足と判定されれば求人を紹介されないことも。
「入力作業のみ」や「難しいパソコン操作なし」といったお仕事もあるので、まずはパソコンの文字入力から始めてみてください。
また、派遣会社によっては、OA操作のスキルアップが期待できる講座やスクールの優待などもあるので活用するといいでしょう。
派遣会社のサポート体制を利用すれば、さまざまなスキルアップを目指せます。
スキルアップを目指したい人は、以下のサポートがある派遣会社を選ぶといいでしょう。
- eラーニング
- 各種講座や研修
- 資格取得支援制度
- 提携スクールなど
パソコンや語学、ビジネスマナーなど、事務職に役立つサポートがあるのでぜひ活用してください。
さらに、派遣会社のキャリアコンサルティングを受けるのもおすすめです。
キャリアアップを希望していると伝え、どのようにキャリア形成していけばいいか、アドバイスをもらうといいでしょう。
どちらかが合意しなければ採用はされないので、「合わない」「続けられない」と思ったら断ることも可能です。
注意したいのが、正社員ではなく契約社員として採用されるケースもあることです。
紹介予定派遣として働く前に、派遣期間終了後の契約条件を必ず確認しておきましょう。
リモート・在宅勤務|注目の事務派遣の働き方を解説
近年、多くの企業でリモートワークや在宅勤務が導入されるようになりましたが、派遣社員はどうなのでしょうか。
派遣社員でもリモートワークや在宅勤務は可能で、派遣事務も例外ではありません。
厚生労働省はテレワークガイドラインを策定し、「派遣労働者等に係るテレワークに関するQ&A」も作成するなど、派遣社員でもテレワークが行いやすい環境を整備してきました。
雇用形態問わず、多様な働き方を採用している企業も増加しており、派遣社員のリモートや在宅勤務の機会も増えています。
とくに派遣事務の業務のうち、パソコンを使う業務内容は、インターネット環境があれば問題なく仕事に対応できるため、リモート・在宅勤務の求人も一定数あります。
派遣事務のリモート・在宅勤務の働き方は、主に次の2種類です。
リモート・在宅勤務の種類 | 働き方 |
---|---|
フルリモート・完全在宅勤務 | オフィスには出社せずに働く方法。 |
一部リモート・在宅勤務 | 必要に応じてオフィスに出社する働き方。 |
一部リモート・在宅勤務の場合、案件によって「週1~2日出社」などの条件があるので、応募する際は出社とリモート・在宅ワークの日数を確認するようにしてください。
派遣事務のリモート・在宅勤務には以下のようなメリット・デメリットがあります。
- ●メリット
- ・通勤時間の負担を減らせる
・通勤が難しい派遣先を選べる
・仕事と家事や育児の両立がしやすい - ●デメリット
- ・コミュニケーションが取りづらい
・孤独を感じやすい
・オンとオフの切り替えが難しくメリハリをつけられない
デメリットもあるため、派遣事務のリモート・在宅勤務を希望する人は、自分に向いているか否かを判断する必要があるでしょう。
自宅で就業する場合、在宅勤務手当を支給している派遣会社も。
当記事で紹介している派遣事務におすすめの派遣会社は、リモートワークや在宅勤務の求人も取り扱っているので、興味がある方は相談してみてはいかがでしょうか。
人気の事務職に就きたい人には派遣事務がおすすめ
人気の事務職に就きたい人には派遣事務がおすすめです。
大変人気の高い事務職ですが、厚生労働省の令和5年3月分及び令和4年度分統計によると、有効求人倍率は事務的職業で「0.51倍」と低く、競争率の高い職種のひとつでもあります。
派遣事務なら直接雇用のように採用面接もありませんし、未経験からでも人気の事務職を目指すことが可能だからですね。
また、派遣会社が間に入ってお仕事紹介から就業後のトラブルまで対応してくれたり、スキルアップ支援があるなどサポート体制も万全なので、利用する価値は高いでしょう。
押さえておきたいのは、事務職に強い派遣会社を選ぶこと。
今回記事内で紹介した派遣会社はいずれも事務職派遣に強いです。
最後に「派遣事務におすすめの派遣会社ランキング12選」を一覧にまとめたので、興味のある派遣会社があればチェックしてみてください。
派遣会社 | おすすめな人 |
---|---|
アデコ | 語学が活かせる仕事を探している人におすすめ |
テンプスタッフ | きめ細やかなサポートをしてほしい人におすすめ |
ランスタッド | 在宅勤務で事務の仕事をしたい人におすすめ |
スタッフサービス | 求人数の多い派遣会社を利用したい人におすすめ |
リクルートスタッフィング | ミスマッチなく条件にあった仕事を見つけたい人におすすめ |
パソナ | キャリアアップを目指したい人におすすめ |
マンパワーグループ | 大手企業で働きたい人におすすめ |
パーソルエクセルHRパートナーズ | パナソニックグループで働きたい人におすすめ |
ヒューマンリソシア | 働きながら資格取得を目指したい人におすすめ |
ウィルオブ | 派遣社員として働くのが不安な人におすすめ |
綜合キャリアオプション(そうキャリ!) | 給与の前払いを利用したい人におすすめ |