「複数の派遣会社に登録してもいいのだろうか」「何社まで登録可能なのだろうか」と悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
結論からいいますと、派遣会社の複数登録は何社でもOKです。
複数登録や登録社数を制限するルールはなく、掛け持ちでの登録がバレても問題ありません。
実際、「ビズヒッツ」が派遣社員の経験者100名に行った調査によると、派遣会社へ2社以上に登録している人が約7割となっています。
ただし派遣会社に登録する数に比例して、各派遣会社の担当者とやり取りする手間が増えることも覚えておいてください。
最初から手当たり次第に登録するのではなく、まずは特に気になっている2~3社の登録からはじめてみてはいかがでしょうか。
この記事では、派遣会社へ複数登録する際のメリット・デメリットや、登録時の注意点について徹底解説しています。
派遣会社へ複数登録することで得られるメリット
まずはメリットからみていきましょう。
派遣会社へ複数登録することで得られるメリットは以下のとおりです。
順番に紹介するので参考にしてみてください。
就業の機会が増える
複数の派遣会社に登録するメリットは、就業の機会が増えることです。
登録した派遣会社の数に比例して、求人紹介を受けられる可能性が高まるからですね。
各派遣会社で保有している求人数や、得意な職種・業界には差があります。
時期によっては希望している条件の求人が少なくなり、紹介を受けにくくなるケースも少なくありません。
1社のみの登録だと、希望の求人が出てくるまでひたすら待つことになりますが、複数登録していれば、登録している中の1社に案件が発生したら紹介してもらえます。
また次の仕事が見つかりやすくなるので、派遣期間満了後もブランクなしで次の派遣先が見つかったり、ブランク期間を抑えたりすることも可能です。
「早く仕事に就きたい」「ブランク期間をつくりたくない」という人は、複数の派遣会社に登録しましょう。
条件のいい求人を選べる
複数登録すれば、条件のいい派遣会社の求人を選べるメリットもあります。
同じ企業の、同じ仕事内容の求人でも、派遣会社によって時給が異なるからです。
時給に差が出るのは、派遣会社の営業力やマージン率が関係しています。
派遣会社の営業力があれば、派遣先企業と交渉を行い、高い時給でのお仕事紹介が可能になることもあるでしょう。
マージン率とは、派遣料金のうち派遣スタッフに支払う賃金を差し引いた額の割合で、「派遣会社の利益」「派遣会社が負担する社会保険料」「福利厚生費」などが含まれています。
マージン率が低ければ派遣スタッフに支払われる賃金は多くなるわけですが、福利厚生や教育訓練などが充実していない可能性もあるので注意してください。
また、交通費の支給額や手当の有無なども各派遣会社によって違いがあります。
より良い条件で働きたいなら、複数登録して時給や交通費の支給額、福利厚生など比べることをおすすめします。
相性の良い派遣会社・担当者を見つけられる
相性の良い派遣会社・担当者を見つけられるのも、複数の派遣会社に登録するメリットです。
派遣会社によって「得意とする業界・職種」「サポート体制」などが違うからですね。
相性の良い派遣会社なら、希望と合う求人をスムーズに紹介してもらえたり、自分のスキルやキャリアに合ったスキルアップ講座が揃っていたりもします。
また、コーディネーターや営業担当者との相性も大切です。
なかなか自分の想いが伝えられない人なら、ヒアリングスキルの高いコーディネーターの面談で、うまく希望などを引き出してもらえるでしょう。
こまめに職場訪問してくれるかや、電話の折り返しが早いなど、就業後の営業担当者のフォロー体制なども押さえておきたいポイントです。
とくに派遣が初めての人だと、コーディネーターや営業担当者の良し悪しは、他の会社と比べてみないとわからないでしょう。
「ずさんなサポート体制」や「やる気のない担当者」だったとしても、「派遣会社ってこんなものか」と納得してしまうことがあります。
複数に登録して自分に合うかを見極め、相性が良いと思える派遣会社をメインで使うのがおすすめです。
派遣会社に複数登録することで考えられるデメリット
続いて、デメリットもみていきましょう。
派遣会社に複数登録することで考えられるデメリットは以下のとおりです。
順番に紹介するので参考にしてみてください。
登録手続きが面倒に感じる
派遣会社に複数登録すると、登録手続きが面倒に感じるデメリットがあります。
登録する派遣会社の数だけ、手続きを行わなくてはいけないからです。
一般的な派遣会社の、登録からお仕事紹介までに行う手続き内容は以下のとおりです。
- 派遣登録会に予約する
- 「プロフィール」「職務経歴」「保有資格」などを入力する
- 希望職種によってはスキルチェックを受ける
- 面談で希望条件や経験などのヒアリング
いろいろとこなさなくてはいけないとわかります。
現在は「来社なし・WEBのみ」で登録完了する派遣会社も増えているため、来社のための往復時間を短縮することは可能です。
ただ来社なしであっても、希望条件や職歴などを電話やオンライン会議形式でヒアリングが行われる傾向にあります。
事前にプロフィールや職務経歴などを準備しておけば使い回せますが、1社ごとに入力したり、面談やスキルチェックを受けたりしなければいけないので、負担が大きいと感じる人も少なくありません。
少しでも負担を減らしたいなら、複数の派遣会社に一括登録可能な機能がある、派遣求人ポータルサイトの利用もおすすめです。
派遣会社からの連絡が増える
派遣会社からの連絡が増えるのも、デメリットのひとつです。
複数の派遣会社から「おすすめの仕事があります」と電話連絡が入ったり、新着求人のメールが届いたりするからですね。
すでにお仕事が決まっている場合や、お仕事を開始しているなら「他社で仕事が決まったので、一旦求人の紹介をストップしてほしい」とお願いすればOKです。
メールについても、不要な場合はマイページなどから配信停止の手続きを行うといいでしょう。
登録から時間が経つと、現状確認の連絡が入ることもあります。
派遣期間終了が近づき、仕事紹介を再開してほしいタイミングであれば、「○月○日に今の契約が終了するので、○月○日ごろから始まる仕事を紹介してほしい」と伝えましょう。
登録した派遣会社の数だけ電話やメール連絡が来る頻度がアップするので注意してください。
複数登録する場合は、あなたが無理のない範囲で対応できる社数に抑えておきましょう。
スケジュール管理の手間がかかる
派遣会社に複数登録すると、スケジュール管理に手間がかかるデメリットもあります。
スケジューリングや応募した案件の把握などは、すべて自分で行わなくてはいけないからです。
複数登録すると、各派遣会社との面談日が重ならないよう調整する必要も出てきますし、「どの仕事にどの派遣会社経由で応募したか」も把握しておかなくてはいけません。
うっかりしているとダブルブッキングや予定をすっぽかしてしまい、派遣会社からの信頼を失って、お仕事が紹介してもらえなくなることも考えられます。
手間はかかりますが、スケジュールアプリや手帳などを活用するなどして、スケジュール管理を徹底しておくようにしてください。
派遣会社に複数登録する際に気をつけたいポイント
派遣会社に複数登録する際は、以下の点に気をつけましょう。
それぞれのポイントについて順番に紹介するので、ぜひ参考にしてください。
担当者からの連絡を放置しない
担当者からの連絡は放置しないようにしましょう。
連絡をもらったのに返事もしないようだと、「社会人としての常識がない」「マナーがなっていない」と判断され、仕事を紹介してもらえなくなる可能性が高いからですね。
複数登録すると、各派遣会社の担当者から電話連絡が入ったり、メールがきたりするため、「折り返しや返信が面倒」と感じることもあるでしょう。
中には「もう他の派遣会社で仕事が決まったから無視してもOK」と考えてしまう人もいるかもしれません。
しかし、今回は『派遣会社A』で仕事が決まったとしても、契約期間が終わったときに『派遣会社B』から仕事を紹介してもらいたくなることは十分考えられます。
今後のことも考慮し、登録した派遣会社からの連絡には礼儀・マナーを守って対応してください。
採用承諾後のキャンセルをしない
採用の承諾した後のキャンセルは、どうしてもやむを得ない事情がある場合以外は辞めてください。
一度承諾したにも関わらず断るのはマナー違反で、派遣先企業や派遣会社に迷惑がかかるからです。
迷惑をかけることなくキャンセル可能なのは、エントリーの辞退までとなっています。
顔合わせのキャンセルや、顔合わせ後のキャンセルも正当な理由があれば断ることは可能ですが、すみやかに辞退したい旨を伝えてください。
直前のキャンセルや、承諾の返事をダラダラ引き延ばしたうえで断るのは、派遣会社と派遣先企業の両方へ迷惑をかけてしまいます。
具体的には、他の派遣スタッフをセッティングし直したり、派遣先企業へスケジュール変更をお願いしたりする必要が出てきます。
また、複数登録していると、『派遣会社A』から紹介された仕事で就業が決まった直後に、『派遣会社B』からもっと条件の良い案件を紹介されることもあるでしょう。
仕事が決まった後でもっと条件の良い仕事を見つけると残念になりますが、「縁がなかった」と諦めるしかありません。
応募の時点で「本命の仕事」「本命以外の仕事」がハッキリしているのなら、同時に複数応募していることを担当者に伝えておくと親切です。
同時進行で顔合わせまで進んでいる場合は、次のようなお願いをしてみてはいかがでしょうか。
- 本命から顔合わせの日を設定してもらう
- 本命から結果が出るまで他の返事は待ってもらう
採用承諾後のキャンセルとならないよう、スケジューリングも工夫してみてください。
複数の派遣会社から同じ求人に応募しない
同じ企業の同じ求人に、複数の派遣会社から応募しないようにしましょう。
同じ人物が複数の派遣会社から応募しているとわかったとき、派遣先企業は不信感を抱き、選考にも進めなくなるからですね。
また、派遣会社からも常識がないと思われ、今後お仕事を紹介してもらえなくなる可能性もあります。
さらに同時応募でなくても、社内選考に落ちたからと、すぐに違う派遣会社から落ちた企業の同じ案件へエントリーするのも避けたほうがいいでしょう。
何度応募しても選考に通過する可能性は低いからです。
ただし、複数の派遣会社から同じ案件の紹介があるケースもあります。
同じ案件だと気づいたら、すみやかに派遣会社の担当者に伝えるようにしてください。
複数登録におすすめの派遣会社6選
最後に、当編集部が選んだ複数登録におすすめの派遣会社を6社紹介します。
特徴やおすすめポイントを紹介しているので、ぜひ複数登録する際の参考にしてみてください。
スタッフサービスは幅広い人におすすめ
- 幅広い職種の求人を保有している
- 全国47都道府県に拠点があり地方求人も豊富
- 未経験歓迎の求人が見つかりやすい
スタッフサービスは幅広い人におすすめな派遣会社のひとつです。
取引先企業も取り扱い求人数も多く、カバーしている「業種・職種」「エリア」が幅広いからですね。
首都圏以外の求人も多く扱っているので、地方にお住まいの人にもおすすめできます。
求人数が多いため、「翌月から働きたい」といった急な仕事探しにも対応してもらえるでしょう。
「早めに仕事を決めたい」「地方で仕事を探したい」という人は、ぜひスタッフサービスへの登録を検討してみてください。
- 全国対応で地方の仕事探しにも使える
- たくさんある非公開求人からも案件を紹介してもらえる
- 条件を満たせば「リクルートグループ団体保険」に加入できる
- 実績豊富で手厚いサポートを受けられる
- 資格支援制度を活用し働きながらキャリアアップを目指せる
- 事務未経験から始められる「ミラエール」という無期雇用派遣がある
- 登録から仕事決定までのスピードがはやい
- 公式サイトに掲載されている求人に応募者殺到で応募できないこともある
対応エリア | 全国 |
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求人数(調査日:2023年9月4日) | 153,006件 |
対応職種 | 一般事務、OA事務、データ入力、営業事務、経理事務、総務事務、人事事務、貿易事務、金融事務、英文事務、通訳、翻訳、受付、秘書、電話業務、インストラクター、営業、販売、介護・ヘルパー、看護師、医療事務、介護、軽作業、機械操作、物流、運搬、システムエンジニア、プログラマー、運用管理・保守、WEBデザイナー、DTP、ヘルプデスク、ものづくり系エンジニア、化学分析など |
スキルアップ制度 |
・スタッフサービスビジネススクール ・提携外部スクールあり(語学、資格、CADなど) ・証券外務員養成プログラム ・TOEIC IPテスト ・ビジネスレスキュー |
福利厚生 |
・有給休暇 ・介護休暇・休業 ・特別休暇(災害、忌引き、子の看護など) ・社会保険 ・健康診断 ・キャリアカウンセリング |
※2023年10月時点
テンプスタッフは事務職を希望している人におすすめ
- 事務・オフィスワーク系に強い
- 福利厚生やスキルアップ制度が充実している
- 求人数は業界最大級
テンプスタッフは事務職を希望している人におすすめの派遣会社です。
テンプスタッフには事務系(事務、金融、受付、コールセンター)の求人が豊富だからですね。
「事務未経験OK」の求人も多いので、事務職にキャリアチェンジしたい人にもおすすめできます。
また、福利厚生やスキルアップ制度が充実しているのもテンプスタッフの特徴です。
オフィスワーク系の仕事を希望する人や、スキルアップを図りたい人は、ぜひテンプスタッフへの登録を検討してみてください。
- オフィスワーク系の求人が見つかりやすい
- 求人数が多く希望の仕事を紹介してもらいやすい
- 「メチャカリ」など女性向け福利厚生を利用できる
- サポート体制が充実しているから相談しやすい
- キャリアサポートや研修を受けてスキルアップを目指せる
- 事務系求人が中心で他の職種が見つかりにくいこともある
対応エリア | 全国 |
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求人数(調査日:2023年9月4日) | 58,716件 |
対応職種 | 一般事務、データ入力、営業事務、旅行事務、経理・財務事務、英文事務、貿易事務、金融・証券事務、医療事務、保険事務、受付、秘書・セクレタリー、翻訳、通訳、テレマーケティング、営業、販売、システムエンジニア、プログラマー、運用管理、CAD、設計、OAインストラクター、WEBクリエイター、DTP、その他デザイン、編集、映像制作、音楽制作、ゲームクリエイター、研究開発、臨床開発、軽作業、物流、運転、設備管理、自動車整備、ピットメカニック、保育、介護、栄養士、調理師など |
スキルアップ制度 |
・資格取得支援 ・OAスキルアップ ・語学スキルアップ ・専門事務スキルアップ ・ビジネススキルアップ ・貿易事務入門スキルアップ ・理系・製薬専門職スキルアップ ・CAD・DTPデザイン系専門職スキルアップ ・ITエンジニア専門職スキルアップ |
福利厚生 |
・有給休暇 ・社会保険 ・介護休暇 ・産前産後休業・育児休業制度 ・ストレスチェック ・健康診断 ・交通費 ・旅行・レジャーなどの優待 |
※2023年10月時点
リクルートスタッフィングは大手・人気企業で働きたい人におすすめ
- 大手や有名企業の求人が豊富
- 「オンラインコンシェルジュ・サービス」を無料利用できる
- テレワーク案件にも力を入れている
大手・人気企業で働きたいなら、リクルートスタッフィングがおすすめ。
リクルートをはじめ、幅広い業界の大手・人気企業と取引があるからですね。
大手企業は時給が高い傾向にあり、職場環境も整っているので、時給や働く環境を重視している人は希望に合う求人も見つかりやすいでしょう。
また、ミスマッチのないお仕事探しができるようサポートしてくれる「オンラインコンシェルジュ・サービス」が無料で利用できるので、派遣が初めての人でも自分に合ったお仕事探しがしやすくなります。
ただし、登録手続き完了から7日間という予約可能期間が設けられているため、利用を希望する場合は注意してください。
紹介可能なエリアは限られていますが、テレワークのお仕事にも力を入れているので、ネットワーク環境があるなど条件をクリアできる人は、希望を伝えて紹介してもらうといいでしょう。
- 大手・有名企業で働けるチャンスがある
- テレワークの派遣求人も紹介してもらえる
- 「リクルート健康保険組合」をはじめとした充実の福利厚生を利用できる
- 首都圏エリアの求人に強い
- 都市部の時給が高い傾向にある
- サポートやサービスの中には期限が設けられているものもある
- 大手派遣会社の割に求人数は多くない
対応エリア | 全国 |
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求人数(調査日:2023年9月4日) | 10,421件 |
対応職種 | 一般事務、営業事務、学校事務、経理事務、人事・総務、英文事務、翻訳・通訳、貿易事務、法務・特許事務、金融事務、データ入力、受付、秘書、営業、販売・接客、窓口・受付、治験、介護、施設内調理、WEB、DTP、デザイン、軽作業、製造、品質管理、ITエンジニア、システム開発など |
スキルアップ制度 |
・eラーニング ・OAセミナー ・提携外部スクールあり ・キャリアコンサルティング ・スタディサプリENGLISHの割引 |
福利厚生 |
・社会保険(リクルート健康保険組合) ・健康診断・歯科健診 ・育児・介護休業 ・保活支援 ・ベビーシッター割引サービス ・団体保険 ・災害時の安否確認体制 |
※2023年10月時点
パソナは子育てと仕事を両立したい女性におすすめ
- 女性への支援やサポートが手厚い
- キャリアサポートが充実している
- スタッフの働きやすさを重視している
パソナは子育てと仕事を両立したい女性におすすめの派遣会社です。
パソナでは以下のような「働くママ・女性向けのサービス」を実施しているからですね。
- 保育園の運営
- 託児所付きの登録会
- ベビーシッター割引サービス
- 働くママ向けのコラム記事
また、パソナオリジナルの研修やeラーニング講座が利用できたり、「Career Step Program」を活用できたりと、キャリアサポートが充実しているのも特徴です。
「手厚いサポートを受けながら働きたい」「キャリアアップを目指したい」と希望する女性は、ぜひパソナへの登録を検討してみてください。
- 休暇制度の充実でライフワークバランスがとりやすい
- 就業中は東京青山の「パソナファミリー保育園」を無料で利用できる
- 手厚いキャリアサポートがあり相談環境も整っている
- 条件に該当すれば月給制も選択できる
- 充実した研修・スキルアップ講座を活用して学べる
- 地方は時給が低め傾向
- 社内選考に通りにくい案件もある
対応エリア | 全国 |
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求人数(調査日:2023年9月4日) | 11,717件 |
求人職種 | 事務・オフィスワーク、外国語事務、営業、販売、接客、テレマーケティング、IT、CAD、クリエイティブ、製造、作業、ヘルスケア、医療、保育、介護、医薬、臨床、研究開発など |
スキルアップ制度 |
・キャリアコンサルティング ・eラーニング ・貿易事務講座 ・金融業務講座 ・メディカルセクレタリー講座 ・提携外部スクールあり |
福利厚生 |
・有給休暇・特別有給休暇 ・介護休暇・休業 ・特別休暇 ・社会保険 ・交通費 ・見舞金 ・介護休暇 ・育児休暇 ・育児補助金・介護補助金 ・女性向けローン ・月給制(条件を満たした場合) |
※2023年10月時点
マンパワーグループは親身・丁寧な対応に強みがある
- 親身なサポート体制あり
- アメリカ発の派遣会社で外資系企業に強い
- 福利厚生が充実している
「親身・丁寧な対応をしてほしい」と考えているなら、マンパワーグループがおすすめ。
マンパワーグループには、派遣スタッフの立場に立った親身なサポート体制があるからですね。
「派遣が初めて」「未経験から事務を目指したい」「紹介予定派遣に挑戦したい」など、派遣スタッフそれぞれに合ったサポートをしてくれます。
また、スタッフの声をカタチにするために定期的なアンケートを実施し、ニーズや課題解決にも迅速に対応しています。
マンパワーグループはアメリカ発の派遣会社でもあるので、外資系企業の求人が充実しているのも特徴です。
外資系企業で英語力や英語以外の語学を活かしたい人も、登録しておくといいでしょう。
- 大手や外資系企業のお仕事も見つかる
- 英語力が活かせる案件を紹介してもらえる
- 未経験からチャレンジできるオフィスワーク系案件がある
- 英語やOAスキルアップのオリジナルプログラムを受けられる
- 「学び」に関する相談サービスを利用できる
- 長年の実績による安心感が大きい
- 幅広い職種を扱っているものの「医療・介護・福祉系」の求人が多い
対応エリア | 全国 |
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求人数(調査日:2023年9月4日) | 10,526件 |
対応職種 | 一般事務、営業事務、学校事務、経理事務、人事・総務、英文事務、翻訳・通訳、貿易事務、法務・特許事務、金融事務、データ入力、受付、秘書、営業、販売・接客、窓口・受付、治験、介護、施設内調理、WEB、DTP、デザイン、軽作業、製造、品質管理、ITエンジニア、システム開発など |
スキルアップ制度 |
・英語スキルアッププログラム ・OAスキルアッププログラム ・eラーニング ・提携外部スクールあり(語学、資格、OA など) ・キャリアカウンセリング ・スキルチェック |
福利厚生 |
・有給休暇 ・社会保険 ・健康診断 ・任意型入院保険に申し込み可能 ・福利厚生プログラム「マンパワーグループ クラブオフ」(レジャー、グルメの優待など) ・災害時の安否確認体制 ・メンタルヘルスカウンセリング |
※2023年10月時点
アデコは「無期雇用派遣」も視野に入れている人におすすめ
- 無期雇用派遣の制度が複数ある
- 高時給求人が見つかる
- 「スタッフ専用相談窓口」に悩みを相談できる
無期雇用派遣も視野に入れているなら、アデコへの登録もおすすめです。
複数の無期雇用派遣の制度を用意しているからですね。
アデコの無期雇用派遣は以下の3つ。(※2023年10月現在)
ハケン2.5 | 今の職場に派遣社員として2.5年以上就業している人向け |
キャリアシード | 事務職経験者向け |
キャリアシード・エル | 未経験から事務職に就きたい人向け |
無期雇用派遣は、派遣期間の制限がない働き方なので雇用が安定するメリットもあります。
もちろん一般派遣の求人も充実。
スイスに本社があるので外資系企業の求人に強く、高時給の求人が見つかるのもアデコの特徴です。
働き方の選択肢が豊富で、高時給求人に出会える可能性もあるため、複数登録先に迷ったら押さえておくといいでしょう。
- 多様な職種の案件があるから希望に合った仕事が見つかりやすい
- 紹介予定派遣に強く直接雇用を目指せる
- さまざまな職種の無期雇用派遣サービスを利用できる
- 高時給の外資系企業の案件紹介を受けられる
- 専属担当者がずっとサポートしてくれる「キャリアコーチ制度」あり
- 育児支援サービスが充実しているから育児と仕事の両立がしやすい
- 東京のお仕事が多く他のエリアだと見つかりにくい可能性がある
- 時短派遣の案件は少ない
対応エリア | 全国 |
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求人数(調査日:2023年9月4日) | 15,151件 |
対応職種 | 一般事務、OA事務、営業事務、経理・財務、人事・総務、法務・特許、広報・宣伝、貿易事務、英文事務、金融事務、翻訳・通訳、秘書・セクレタリー、受付、医療事務、ITエンジニア、プログラマー、運用・管理、ヘルプデスク、機械設計、生産管理、WEB制作、DTP、研究開発、製造、物流、軽作業など |
スキルアップ制度 |
・eラーニング ・動画講座(英語、ビジネス基礎など) ・キャリア開発イベント・セミナー ・キャリアコンサルティング ・提携外部スクールあり(OA、IT、語学、資格など) |
福利厚生 |
・有給休暇 ・社会保険 ・健康診断 ・福利厚生プログラム(レジャー、グルメの優待など) ・育児支援サービス ・安否確認サービス ・スタッフ間のコミュニティ「アデコミュ」 ・スタッフ専用相談窓口 |
※2023年10月時点
希望する業界・職種に特化した派遣会社にも登録しておくのがおすすめ
「工場系」「アパレル系」「エンジニア職」など、希望する業界・職種が決まっているなら、それぞれの業界・職種に特化した派遣会社にも併せて登録しておきましょう。
希望業界・職種に特化している派遣会社なら、大手総合型の派遣会社では扱いのない求人を紹介してもらえたり、希望にピッタリ合った仕事も見つかりやすいからです。
各業界・職種に特化または強い派遣会社を、以下の一覧にまとめたので参考にしてみてください。
工場・軽作業系に強い |
・ランスタッド ・テクノ・サービス(働くナビ) ・日研トータルソーシング(e仕事) ・綜合キャリアオプション |
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アパレル系に強い |
・iDA ・スタッフブリッジ |
IT・WEB系に強い |
・パーソルクロステクノロジー ・エンジニアガイド ・テクノウェイブ |
介護系に強い |
・レバウェル介護 ・ミラクス介護 ・メディカル・コンシェルジュ(MC-介護のお仕事) ・かいご畑 |
また「特定企業のグループ会社である派遣会社」や「大手企業が出資した派遣会社」では、グループ会社の求人を多数取り扱っています。
そのため、働きたい企業と結びつきの深い派遣会社があるか調べてみるのもおすすめです。
たとえば、次に挙げる派遣会社ですね。
派遣会社 | 結びつきの強い企業 |
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パーソルエクセルHRパートナーズ | パナソニックが出資して設立したので、パナソニックグループの求人が多い。 |
アヴァンティスタッフ | みずほ銀行・丸紅と関係が深いため、みずほ銀行や丸紅をはじめ、金融系・貿易系の求人が多い。 |
「大手総合型の派遣会社」と「特化型の派遣会社」を組み合わせて複数登録しておくといいでしょう。
【まとめ】派遣会社の複数登録で効率よく仕事を探そう
派遣会社に複数登録をすることで、仕事探しをより効率的に行えるでしょう。
さまざまな求人と出会えるのはもちろん、条件面の比較などもできるので、よりよい条件で働けるチャンスも増えるでしょう。
ただしあまりに多くの派遣会社に登録すると、連絡や求人紹介が多すぎて対応できないことも。
まずは2~3社への登録からはじめて、なかなかお仕事が見つからないようなら、1社、2社と増やしてみてはいかがでしょうか。
今回「複数登録におすすめの派遣会社6選」で紹介している大手総合型の派遣会社と、特定の職種・業種に特化または強い派遣会社を組み合わせるのがおすすめです。