Webサイトを構築するにあたり、企画・提案を行ったり、メンバーを選定してスケジュール進行を管理したりと、多岐に渡る業務を担当するWebディレクター。
WebエンジニアやWebデザイナーからキャリアアップを目指す人や、Webディレクターとしてスキルアップや待遇改善を希望する人など、転職理由はさまざまです。
ただ、未経験からでもWebディレクターへの転職は可能なのか、転職でキャリアアップや年収アップは目指せるのか、不安で一歩を踏み出せない人もいるのではないでしょうか。
そこでおすすめなのが、Webディレクターに強い転職サイト&エージェントの活用です。
当記事では、Webディレクターにおすすめの転職サイト&エージェント10社を徹底比較してご紹介。
さらにWebディレクター向けの転職エージェントの選び方や活用方法も紹介していきます。
【徹底比較】Webディレクターにおすすめの転職サイト&エージェント10選
それでは早速、Webディレクターにおすすめの転職サイト&エージェント10社を紹介していきます。
各社・サービスのおすすめポイントや特徴についても解説しているので、ぜひ比較してあなたのニーズに合うサービスを選んで下さい。
なお、おすすめ10選は以下をもとに編集部が独自に選んでいます。
各転職サイト&転職エージェントの特徴や、おすすめポイントなども紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
【ギークリー(Geekly)】働きながら転職活動したい人におすすめ
- 利用者の8割以上(※1)が働きながら転職に成功
- マッチング精度が高い
- 登録してから内定まで平均約30日(※3)
ギークリーは、IT・Web・ゲーム業界に特化した転職エージェントです。
働きながら転職活動をしたい人は、ギークリーがおすすめ。
利用者の88%の人が(※1)が現職で働きながら転職を成功させているからです。
書類の提出や面接日時などのスケジュール管理もコンサルタントがサポートしてくれるので、働きながらスムーズな転職活動が可能。
非公開求人を含めた多数の求人の中から、希望条件にあった求人を紹介してくれます。
内定後は円満退社ができるようにアドバイスしてくれるのも心強いですよね。
また、Web業界に特化しているため、Webディレクターの転職事情にも精通。
密度の高い情報提供と効果的なアドバイスができるため、マッチング精度が高く、書類選考通過率は3.4倍(※2)にアップした実績もあります。
さらにギークリーでは、登録してから内定がでるまでの日数は平均約30日(※3)。
他社と比べて約半分の期間で内定が出るのもうれしいポイントです。
年収アップ率やユーザー満足度も高いので、Webディレクターに転職したいなら、ぜひ登録する候補に入れてくださいね。
(※1)2022年12月時点
(※2)2022年8月時点でのギークリー調査結果
(※3)「ギークリー」公式サイトより
働き方 | 正社員、契約社員 |
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求人対応エリア | 首都圏 |
運営会社 | 株式会社Geekly |
公式サイト | https://www.geekly.co.jp/ |
【レバテックキャリア】年収アップとキャリアアップ両方叶えたい人におすすめ
- 【TVCM放映中】まず抑えておきたい業界最大級の転職エージェント
- ITエンジニアの職種別専門アドバイザーが対応!
- 5人に4人が年収アップを実現(※2020年6月~2021年8月の実績)
レバテックキャリアは、IT・Web業界のエンジニアやクリエイター専門の転職エージェントです。
年収アップとキャリアアップ両方を叶えたい人には、レバテックキャリアがおすすめ。
レバテックキャリアが目指すのは、「年収」「キャリア」「スキル」すべてにおいて『今より高く』を目指す転職です。
Web業界やWebディレクター職に精通した専任担当者が、キャリアの相談に乗ってくれたり、年収交渉を行ってくれたりと、今以上の条件で転職できるよう徹底サポートしてくれます。
有名企業や人気企業などへの紹介実績も豊富で、希望企業への転職成功率は96%(※)と高い数字を誇っているのも特徴です。
好条件の企業への転職も目指せるので、希望の企業がある人は、ぜひスキルや経験が通用するか相談してみるといいでしょう。
また、掲載求人数の多いレバテックキャリアには、リモートワークやフレックス制といった多様な働き方が可能な求人も充実しています。
Web業界の幅広い求人がそろっているので、理想のWebディレクター転職を叶えたい人はぜひ活用してください。
※2020年8月~2021年9月の実績
働き方 | 正社員 |
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求人対応エリア | 全国 |
運営会社 | レバテック株式会社 |
公式サイト | https://career.levtech.jp/ |
【リクルートダイレクトスカウト】年収アップを目指している人におすすめ
- 年収800万円以上(※)の求人多数
- スカウト機能あり
- 利用者満足度が高い
年収アップを目指している人は、リクルートダイレクトスカウトがおすすめ。
年収800万円以上(※)の求人を多数扱っているからです。
リクルートダイレクトスカウトは、大手リクルートが運営しているハイクラス向けの転職支援サービス。
WebやIT専門のサービスではありませんが、Webディレクターの求人を多数扱い、なかには年収2,000万円以上の求人(※)もあります。
また上場企業の求人も多く、「業界未経験歓迎」の求人もあるので、自分のWebディレクターのキャリアを新しい業界で試してみたい人にもおすすめ。
登録した後は、待つだけでヘッドハンターがあなたに代わって仕事を探して提案してくれます。
さらに、企業から直接スカウトが届くこともありますよ。
利用者の満足度も高く、全国の求人を扱っているので、どこに登録するか迷っている人は、ぜひ登録を検討してくださいね。
※調査日:2023年7月8日
働き方 | 正社員 |
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求人対応エリア | 全国、海外 |
運営会社 | 株式会社リクルート |
公式サイト | https://directscout.recruit.co.jp// |
【マイナビクリエイター】評価されるポートフォリオの作り方を知りたい人におすすめ
- ポートフォリオの作成をサポート
- ポートフォリオ作成サービス「MATCHBOX(マッチボックス)」が無料で利用可能
- Web業界に精通したキャリアアドバイザーがサポート
マイナビクリエイターは、Web・ゲーム関連の求人を専門に扱った転職支援サービスです。
評価されるポートフォリオの作り方を知りたい人は、マイナビクリエイターがおすすめ。
「企業が求めるクオリティ」を把握しながら、Webディレクターにふさわしいポートフォリオの作り方をサポートしてくれるからです。
Webディレクターでも転職の際には、ポートフォリオは必要不可欠。
マイナビクリエイターでは、ポートフォリオの評価対象をしっかり把握しているWeb・ゲーム業界出身のキャリアアドバイザーが、Webディレクターならではのポートフォリオの作り方を教えてくれます。
さらに今までの転職支援実績を活かし、誰でも簡単にポートフォリオを作成できる「MATCHBOX(マッチボックス)」を開発。
無料で利用できるうえに、「履歴書」や「職務経歴書」も同時に作成できるとても便利なサービスですよ。
またポートフォリオについての講座やイベントをオンラインで開催することもあり、無料で受講できるのもポイント。
Web業界に精通しているキャリアアドバイザーが、求人の紹介や条件交渉など、きめ細やかにサポートしてくれるので、転職を考えたならはずさずに登録しておきたい転職エージェントです。
働き方 | 正社員、契約社員、派遣社員、その他雇用形態 |
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求人対応エリア | 東京都近郊、愛知県近郊、大阪府近郊、福岡県近郊 |
運営会社 | 株式会社マイナビワークス |
公式サイト | https://mynavi-creator.jp/ |
【ワークポート】自分のことを客観的に知りたい人におすすめ
- 「CUBIC適性検査」が無料で受けられる
- Web業界に詳しい転職コンシェルジュがサポート
- 非公開求人を含めた求人から紹介可能
ワークポートは、エンジニア系の転職を得意としている転職支援サービスです。
自分のことを客観的に知りたい人は、ワークポートがおすすめ。
自分の適性がわかる「CUBIC適性検査」が無料で受けられるからです。
簡単な質問に直感的に回答していくだけですが、問題数は123問で検査時間の目安は約20分と本格的。
診断結果から「向いている職種」「自己評価」「外勤型or内勤型」「組織に定着しやすいか」がわかります。
「自分で思っている適職」と「実際の適職」に大きな差がある場合もあり、Webディレクターとして仕事の幅が広がる可能性も。
また客観的な適性を知ることで、「自分のしたいこと」と「仕事内容」のミスマッチを減らせ、新しい可能性を見つけられます。
転職活動には、Web業界を熟知した転職コンシェルジュがきめ細やかにサポート。
非公開求人を含めた求人の中から、最適な仕事を提案してくれます。
Webディレクターとしての方向性がわかるため、「Webディレクターに向いていないのでは」と思っている人や、キャリアアップを目指しているという人はぜひ登録を検討してくださいね。
働き方 | 正社員、契約社員 |
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求人対応エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社ワークポート |
公式サイト | https://www.workport.co.jp/ |
【Green】転職活動を効率よくすすめたい人におすすめ
- 企業の担当者と直接連絡が取れる
- カジュアル面談ができる
- スカウト機能あり
Greenは、IT/Web業界の求人に強い転職サイトです。
転職活動を効率よくすすめたい人は、Greenがおすすめ。
企業の担当者と直接連絡が取れるからです。
会員登録すると、詳しい応募要件や想定年収、選考プロセスが見られるように。
「気になる」ボタンをクリックすると企業の担当者があなたのプロフィールを確認し、返信が届きますよ。
あいだに何も挟まずに企業側と直接やり取りができるため、自分のペースで効率よく転職活動をすすめられます。
また、Greenでは選考前にカジュアル面談ができるのも特徴の一つ。
直接採用担当者と会って話ができるため、求人票を見ただけではわからない生の情報を収集できます。
さらに、こちらからコンタクトしなくても、あなたに興味をもった企業からスカウトが届く可能性も。
Greenの転職成功者の90%以上(※)は企業からのスカウトに応募してることからも、スカウトが転職を選考させるカギと言っても過言ではありません。
Webディレクターの求人も多数扱っており、上場企業や外資系企業の求人もあるので、ぜひ登録する候補に入れてくださいね。
※Greenの転職成功者の企業からのスカウトへの応募率
働き方 | 正社員、契約社員 |
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求人対応エリア | 全国、海外 |
運営会社 | 株式会社アトラエ |
公式サイト | https://www.green-japan.com/ |
【ビズリーチ】自分の市場価値を知りたい人におすすめ
- 優良企業や一流ヘッドハンターからスカウトが届く
- どんなスカウトが届くかで自分の市場価値がわかる
- 求人の3分の1以上が年収1,000万円以上(※)
ビズリーチは、ハイクラス求人に特化した転職サイトです。
自分の市場価値を知りたい人は、ビズリーチがおすすめ。
優良企業や一流のヘッドハンターからスカウトが届くからです。
会員登録して職務経歴書を入力して待つだけで、あなたの経歴に興味をもった企業やヘッドハンターからスカウトが届きます。
どんなスカウトが届くかで、現時点で自分の市場価値がわかり、転職活動をどのようにすすめていけばいいかヒントになりますよ。
また、自分では探せないような求人や、思いもよらないようなスカウトが届くこともあり、転職の幅が広がる可能性も。
管理職などのプロフェッショナル求人を主としていて、扱っている求人の3分の1以上が年収1,000万円以上(※)なので、年収アップを目指している人にもぴったり。
Webディレクターの求人も多数扱っており、そのほとんどが年収800万円以上の求人です。(調査日:2023年7月10日)
さまざまな業種のWebディレクター求人があるので、異業種への転職を考えている人にも利用価値は高いですよ。
「無料プラン」と「有料プラン」があるので、自分にあったプランを確認してから登録するようにしてください。
※2021年1月現在
働き方 | 正社員 |
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求人対応エリア | 全国、海外 |
運営会社 | 株式会社ビズリーチ |
公式サイト | https://www.bizreach.jp/ |
【doda】まずは自分主導で転職活動をすすめたい人におすすめ
- 「転職サイト」「転職エージェント」の両方が利用可能
- スカウトサービスあり
- キャリアアドバイザーとLINEで気軽にやり取りができる
dodaは、大手派遣会社テンプスタッフと同じパーソルグループが運営している転職支援サービスです。
まずは自分主導で転職活動をすすめたい人は、dodaがおすすめ。
転職サイトと転職エージェントの両方が利用できるからです。
「転職時期を明確に決めていない」「メールや連絡が来るのはわずらわしい」と感じる人は、まずは転職サイトとして利用するのが便利。
Webディレクター専門ではないものの、多くの求人を扱っているのは大手だからこそ。
気になる求人を見つけたときは、サイト内から応募ができます。
また、求人を探す時間がない人は、会員登録後にWeb履歴書を作成して待つだけで企業から直接フォーが届くことも。
オファーのなかには、書類選考がなく必ず面接を受けられる「面接確約オファー」や「プレミアムオファー」、非公開求人のオファーが届くこともありますよ。
一方で、「思うように転職活動がすすまない」「誰かに相談したい」という人は、転職エージェントを利用するのが便利。
求人の紹介から面接日程の調整、応募書類の添削や面接対策などを、Web業界に精通した専任のキャリアアドバイザーがサポートしてくれます。
電話やメールだけでなくLINEでのやり取りもできるので、気軽に転職についての不安や疑問を相談できますよ。
キャリアカウンセリングは電話やオンラインでできるので、遠方の人でも利用しやすいサービスです。
働き方 | 正社員、契約社員、その他 |
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求人対応エリア | 全国、海外 |
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
公式サイト | https://doda.jp/ |
【Webist】大手・有名企業に転職を目指している人におすすめ
- 大手・有名企業の求人多数
- さまざまな雇用形態の求人を保有
- 非公開求人からの紹介も可能
Webistは、Web・広告/出版業界に特化した転職支援サービスです。
大手・有名企業に転職をしたい人は、Webistがおすすめ。
大手・有名企業をふくめ3,000社以上(※)の企業と取引があるからです。
Webistを運営しているのは、設立から約30年(※)、Web/ITやクリエイティブ職に強く前述でも紹介したクリーク・アンド・リバー社。
長年にわたり築いてきた実績と経験から、経営層や採用担当者との信頼関係とネットワークができあがっており、大手・有名企業の求人を多数保有しています。
取引企業のなかには、『サイバーエージェント』『スターバックスコーヒージャパン』『ヤフー』といった誰もが知っている大手企業も名を連ねていますよ。
実際、Webディレクター求人の半数以上が大手企業の求人。(調査日:2023年7月8日)
「大手企業のWebディレクター」という肩書を手に入れるのも夢ではありません。
さらに正社員はもちろんのこと、「契約社員」「紹介予定派遣」「派遣社員」「業務請負」といった、さまざまな雇用形態の求人を保有。
「週3・4勤務」や「リモートワーク」といった求人のほか、非公開求人からの紹介も可能です。
登録するとWeb業界に精通したエージェントが転職活動をサポートしてくれるので、Webディレクターに転職したいなら登録して損はありませんよ。
※2023年7月時点
働き方 | 正社員、契約社員、紹介予定派遣、派遣社員、請負 |
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求人対応エリア | 全国、海外 |
運営会社 | 株式会社クリーク・アンド・リバー社 |
公式サイト | https://webist-cri.com/ |
【CREATIVE JOB】いろいろな求人を見て転職先を決めたい人におすすめ
- クリエイティブ職の求人多数
- さまざまな雇用形態に対応
- 非公開求人あり
CREATIVE JOBは、クリエイティブ職を専門に扱っている転職支援サービスです。
いろいろな求人を見て転職先を決めたい人は、CREATIVE JOBがおすすめ。
他社と比べてもクリエイティブ職の求人を多数扱っているからです。
CREATIVE JOBは、クリエイティブ業界への転職・派遣に強みをもつクリーク・アンド・リバー社が運営するサービス。
バックグラウンドがしっかりしているためクリエイター職の求人も多く、「正社員」「派遣社員」「請負」といったさまざまな雇用形態にも対応しています。
大手印刷会社やITソフトウェアメーカーなど、大手企業からベンチャー企業までの求人を扱っていて非公開求人も多数。
さらに、在宅勤務やフレックスタイム制のWebディレクター求人を選べるのも、求人数が多いからこそです。
またセミナーも定期的に開催されており、オンラインで参加できるので、スキルアップやキャリアアップを目指すWebディレクターにもおすすめです。
クリエイターのための情報サイト「CREATIVE VILLAGE」もあるので、情報収集をしたい人も含めて、ぜひ利用を検討してくださいね。
働き方 | 正社員、契約社員、紹介予定派遣、派遣社員、請負 |
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求人対応エリア | 全国、海外 |
運営会社 | 株式会社クリーク・アンド・リバー社 |
公式サイト | https://www.creativevillage.ne.jp/ |
Webディレクターに強いおすすめの転職サイト&エージェント10社を紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
それぞれに強みや特徴があり、候補先を絞りきれずに迷ってしまう人もいるかもしれません。
もし、まだどのサービスを利用すべきか迷っているなら、希望条件別におすすめの転職サイト&エージェントを厳選ピックアップしてみたので、次の章もあわせて参考にしてみてください。
【希望条件から選べる】Webディレクター向け転職サイト&エージェント
続いて、下記4つの条件別にWebディレクター向け転職サイト&エージェントを紹介していきます。
該当する希望条件がある人はチェックしてみてください。
1.未経験からWebディレクターを目指したい人向けおすすめ転職サイト&エージェント3選
未経験からWebディレクターを目指すなら、『ワークポート』『ギークリー(Geekly)』『マイナビクリエイター』を活用してみてはいかがでしょうか。
上記3社なら、未経験者向けの求人も扱っており、Web業界に精通したキャリアアドバイザーの支援を受けながら転職活動が進められます。
未経験者や若手を歓迎する案件も得意としているワークポートは、「Webディレクターに挑戦してみたい」と希望する20代・若手向けです。
タイミングによっては、ポテンシャル採用のWebディレクター求人が出てくることもあるので、転職をサポートしてもらうといいでしょう。
ギークリーは若手活躍中やポテンシャル採用に積極的な企業とも取引を行っており、非公開求人も多数扱っています。
サポート力や選考対策にも強いため、これまでの経験を活かせるキャリアチェンジ転職にもおすすめです。
未経験歓迎の求人は決して多くありませんが、Web業界で何らかの経験を積んでいる人であれば、マイナビクリエイターも使えるでしょう。
これまでの経験を評価してもらえるポートフォリオ作成のアドバイスや、マイナビグループならではの手厚いサポートを受けながら転職活動が進められるからです。
経験豊富なキャリアアドバイザーが揃っているので、まずはキャリアカウンセリングを受けて、目指し方を相談してみるのもいいでしょう。
転職サイト&エージェント名 | おすすめポイント |
---|---|
ワークポート | Webディレクターのポテンシャル採用求人あり。 |
ギークリー(Geekly) | キャリアチェンジ転職もサポート。 |
マイナビクリエイター | 手厚いサポートを受けながら転職を目指せる。 |
2.リモート勤務で働きたい人向けおすすめ転職サイト&エージェント3選
リモートで働けることを希望条件にしている人は、『doda』『Green』『CREATIVE JOB』が使えます。
上記3社は「リモート可」「フルリモートワーク」「在宅勤務」を条件面に含めたWebディレクターの求人が充実しています。
リモートワークありの求人を多数保有しているdodaは、選択肢が豊富なので、リモートワークも含めた、さまざまな条件を満たす求人が見つかりやすいでしょう。
上場企業からベンチャー、中小企業までさまざまな企業規模の求人もチェックできます。
「週に1回以上のリモート」「フルリモート」「リモート勤務の相談可」の求人条件で絞り込めるのはGreenです。
リモート勤務に対応した企業の求人が多いので、理想のリモートワークを実現できるでしょう。
「リモートワークに興味はあるものの、自分に合った働き方かわからなくて不安」という人は、CREATIVE JOBに相談してみてはいかがでしょうか。
リモートワークの求人数が多いのはもちろん、転職支援も行ってくれるので、働き方について的確なアドバイスがもらえるでしょう。
転職サイト&エージェント名 | おすすめポイント |
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doda | リモート可のWebディレクター求人を多数保有。 |
Green | リモートワークの求人検索がしやすい。 |
CREATIVE JOB | 働き方についての相談可。 |
3.大手企業を目指したい人向けおすすめ転職サイト&エージェント3選
中小企業やベンチャー企業などに比べて安定性が高く、リソースも充実している大手企業。
「大きなプロジェクトに関わりたい」「福利厚生が充実した企業に勤めたい」といった理由で大手企業を目指す人は、『マイナビクリエイター』『Webist』『ワークポート』を押さえておくといいでしょう。
3社いずれも大手企業との取引がある転職エージェントで、表にはなかなか出てこないビッグネーム企業の求人を紹介してもらうことも可能です。
マイナビグループならではのパイプをもつマイナビクリエイターは、Web・ゲーム業界の大手企業と取引があって、ディレクション関連の求人も多数あります。
非公開求人も多数保有しており、自分では見つけられない求人を紹介してもらえる可能性もあるので、相談してみるといいでしょう。
取引している大手企業からの信頼が厚いのは、業界30年の実績があるWebistです。
公式サイト上に取引のある企業が掲載されているので、転職を希望する意中の大手企業がある人は、ぜひチェックしてみてください。
大手への紹介実績をもつワークポートは、大手企業の転職支援に強みをもつ転職コンシェルジュが多数在籍しています。
カウンセリングから入社後のフォローまで、手厚いサポートで転職活動を支えてもらいたい人におすすめです。
転職サイト&エージェント名 | おすすめポイント |
---|---|
マイナビクリエイター | 大手企業の非公開求人を紹介してもらえる。 |
Webist | 大手企業と長年の取引あり。 |
ワークポート | 大手企業の支援に強い転職コンシェルジュ在籍。 |
4.年収アップやキャリアアップを目指したい人向けおすすめ転職サイト&エージェント3選
Webディレクターとして年収アップやキャリアアップを目指す人は、『リクルートダイレクトスカウト』『ビズリーチ』『レバテッククリエイター』をチェックしてみてください。
上記3社は、高収入はもちろん、多様な経験を積める求人・案件が見つかります。
リクルートダイレクトスカウトはハイクラス求人を得意としており、質の高い人材を求める企業やヘッドハンターから直接スカウトを受け取れます。
年収応相談の求人も多く、交渉次第で年収アップを狙えるので、ぜひヘッドハンターにサポートを依頼してみてください。
厳選された企業と取引を行っているビズリーチなら、高収入・好待遇の質の高いスカウトが受け取れるでしょう。
さまざまな分野のWebディレクター求人を扱っており、これまでに培ってきた経験や、幅広い対応領域を活かすことも可能です。
フリーランスという働き方を検討している人は、レバッテククリエイターが使えます。
プロジェクトによっては会社員よりも高収入が得られますし、多様な経験を積めるメリットもあるので、収入とキャリアどちらもアップを目指したいなら検討してみてください。
転職サイト&エージェント名 | おすすめポイント |
---|---|
リクルートダイレクトスカウト | 年収応相談の求人多数。 |
ビズリーチ | 優良企業&優秀ヘッドハンターからのスカウトに出会える。 |
レバッテククリエイター | さまざまな経験を積めるフリーランス転職が可能。 |
【Webディレクター必見】転職エージェントを活用する利点と問題点
この章では、転職を考えているWebディレクターが知っておきたい転職エージェント活用の利点と問題点について解説していきます。
利点 |
・専門性の高いキャリアアドバイザーに転職をサポートしてもらえる ・非公開求人や適性に合った求人紹介が受けられる ・効率的に転職活動が進められる |
---|---|
問題点 |
・担当キャリアアドバイザーと合わないことがある ・自分のペースで転職活動を進められない ・Web業界の経験がないと転職支援を受けられないこともある |
Webディレクターが転職エージェントを利用する利点3つ
転職を検討しているWebディレクターが転職エージェントを利用するメリットは、以下の3つです。
下記メリットに魅力を感じる方は、ぜひ利用してみてください。
1.専門性の高いキャリアアドバイザーに転職をサポートしてもらえる
Webディレクター向けの転職エージェントを利用すれば、専門性の高いキャリアアドバイザーにサポートしてもらえるメリットがあります。
なぜなら、Web業界に精通した転職支援実績の豊富なキャリアアドバイザーが多数在籍しているからですね。
具体的には以下のようなサポートが受けられます。
- 求人紹介
- 転職市場やWeb業界の情報提供
- 応募書類やポートフォリオの作成アドバイス
- 面接対策
- キャリア相談
- 転職ノウハウの提供
- 推薦状の添付
他の業界や職種とサポート内容に大差はありませんが、持っている情報の専門性や質は高く、転職活動を有利に進めやすいでしょう。
Web業界はテクノロジーの進化が早く、業界全体としてスピード感が求められる傾向にあったり、急激に状況が激変するケースも少なくありません。
転職市場でも最新の技術やトレンドに対応できるIT人材が有利になったり、専門性の高い人材の需要が高い傾向にあります。
実際、2022年まではAIがそこまで注目されることなかった中、ChatGPTのリリース以降、AIを上手く使える人材需要が高まっています。
当記事で紹介している転職サイト&エージェントの中でも、「レバテックキャリア」はITエンジニアの職種別専門アドバイザーがサポートしてくれるため、転職が初めてのWebディレクターの人でも利用しやすいでしょう。
他にも、Webディレクターの仕事や業界に対する理解のあるキャリアアドバイザーが揃っているので、ぜひ転職成功を目指してサポートしてもらってください。
2.非公開求人や適性に合った求人紹介が受けられる
Webディレクター向けの転職エージェントのメリットとして、非公開求人や適性に合った求人を紹介してもらえることが挙げられます。
非公開求人は転職エージェントに登録した求職者のうち、企業側が求める条件を満たしている人しか紹介してもらえない求人です。
面談時にヒアリングした希望やこれまでの経験・実績などをもとに、企業のニーズに合っており、なおかつ適性があると判断された人のみに紹介されるので、マッチング度や内定率も高い傾向にあります。
非公開で求人が募集されるのには、以下のような理由があるからです。
- プロジェクトや戦略などを他社に知られたくない
- 社内に採用活動を行っていることが知られたくない
- 好条件や人気のある企業など応募殺到の可能性がある
- 企業側に明確な希望の人材像がある(特定の業界で3年以上ディレクション経験があるなど)
とはいえ、どんな非公開求人があるのかピンとこない人もいるのではないでしょうか。
Webディレクターの非公開求人の一例を紹介します。
【企業名】大手ネット金融企業
【業務内容】広告代理店や制作会社向けのディレクション
【給与】想定月収50万円~60万円
【勤務地】東京都
例2
【企業名】テレビ局グループ企業
【業務内容】テレビ番組のWebディレクター業務
【給与】想定月収22万円~37.5万円
【勤務地】大阪府
魅力的な新規プロジェクトに関われたり、好待遇だったりと、中には自分では見つけられないようなお宝求人も期待できるでしょう。
3.効率的に転職活動が進められる
Webディレクターの転職だけではありませんが、効率的に転職活動が進められるのも、転職エージェントを利用するメリットのひとつです。
求職者に代わって、転職活動に関するさまざまなことを担当キャリアアドバイザーが対応してくれます。
具体的には以下のことを代行してくれます。
- 希望条件に合う求人探し
- 求人への応募
- 面接日や入社日のスケジュール調整
- 給与や勤務条件などの交渉
- 業界や企業の情報収集
- 求人企業への質問や問い合わせ
- 内定辞退の連絡
マイナビ転職に掲載されている「転職した300人に聞きました!転職活動正直しんどかったことベスト5」では、2位に「情報収集や書類作成に十分な時間がとれない」、3位に「仕事がうまく調整できず、面接の日程が決まらない」が入っています。
マイナビ転職のアンケート結果からも、転職エージェントがサポートしてくれるメリットは大きいのがわかりますよね。
また、現職でWebディレクターとして働いている人の場合、新たな知識を学ぶために本業時間以外の休日も忙しくしている方もいるのではないでしょうか。
たとえば、最新の「SEO情報」「ソースコード」「Webデザイン」をチェックしているだけで、あっという間に一日が終わっていたりします。
他にも今後はAIを上手く使えるかどうかでも仕事面で大きな差が出てくるので、勉強している人も多いのではないでしょうか。
転職に必要なことを代行してもらえば、転職活動にかける時間や負担も軽減できるでしょう。
また、一人で転職活動をしていると、理想が高くなりがちで、適性に合わない求人にばかり応募して転職活動に時間がかかってしまうことになりかねません。
自分に合う職場を紹介してもらえるのも、転職活動の時間短縮につながるので、早く転職先を決めたい人にもおすすめですよ。
Webディレクターが転職エージェントを利用する際の問題点
転職を検討しているWebディレクターが転職エージェントを利用する際には、以下のような問題点があります。
上記問題点に対するワンポイントアドバイスも紹介しているので、合わせてチェックしてみてください。
1.担当キャリアアドバイザーと合わないことがある
Webディレクター向けの転職エージェントを利用しても、担当キャリアアドバイザーと合わないことがあります。
キャリアアドバイザーによって転職活動の進め方が違ったり、サポートの質が異なるなど、当たり外れがあるからですね。
たとえば、Web業界の経験が一切ない新人のキャリアアドバイザーが担当になった場合、希望を理解してもらえなかったり、的確なアドバイスがもらえないこともあるでしょう。
また一口にIT・Web業界といっても、システム系に強いキャリアアドバイザーだとWebディレクターのようなクリエイティブ系はあまり得意でない場合も考えられます。
さらに、Webディレクターの転職支援実績は豊富でも、コミュニケーションの取り方が合わず、やり取りを億劫に感じてしまう人もいます。
合わないと感じるキャリアアドバイザーに当たった場合、無理に使い続けないことをおすすめします。
担当キャリアアドバイザーが合わない場合は、変更してもらうといいでしょう。
転職エージェントでは、正当な理由があればキャリアアドバイザーの変更にも対応してくれます。
特にWebディレクター向けの転職エージェントは、Web業界に特化しているところも多いので、他にもたくさんの専門性をもったキャリアアドバイザーが在籍しています。
- 希望より適性を優先した求人紹介ばかりされるから、希望条件に合った求人を紹介してくれる担当者がいい。
- 制作会社と太いパイプのある担当者を希望したい。
- 悩みに対して当たり障りのないアドバイスしかもらえない。もっと具体的なアドバイスや解決策が欲しい。
上記のように具体的な理由を伝えれば、変更にも柔軟に対応してくれるでしょう。
担当者を変えても合わないと感じるなら、転職エージェントの方針に合わない可能性もあります。
別の転職エージェントにもサポートをお願いしてみるといいでしょう。
2.自分のペースで転職活動を進められない
転職エージェントを利用した場合、「自分のペースで転職活動を進められない」と感じる人もいます。
なぜなら、担当キャリアアドバイザーを通じて転職活動を進める必要があります。
Webディレクターの転職活動を効率的に進められるメリットがある一方で、以下のような不満を感じること少なくありません。
- 紹介してもらった求人しか応募できないのに、なかなか求人を紹介してくれないから転職活動が進まない。
- もう少し検討したいにも関わらず、「応募するか」「内定を受けるか」など聞いてくるので急かされた気分になって焦る。
売り上げやノルマ達成のため、できるだけ早く求職者を転職させたいと考えるキャリアアドバイザーもいるので注意してください。
またWeb業界は変化が速い業界のひとつなので、キャリアアドバイザーはスピード感を重視する傾向があります。
あなたのスキルや技術の需要が高いうちに転職を進めずにタイミングが遅れると、突然、市場価値が落ちる場合もあるからです。
たとえば、Googleのアップデートによって、これまで培ってきたSEOの知識や経験が役に立たなくなるケースも少なくありません。
SEOに強いWebディレクターを売りにしていたのが、強みが消えることで転職需要も低くなります。
転職エージェントを使うと、スピードが重視されることを理解しておきましょう。
自分のペースで転職活動を進めたいなら、転職サイトを利用するといいでしょう。
転職サイトなら直接求応募が可能なので、自分で求人検索しながら気になる求人に応募ができます。
ただ、Webディレクターの求人は非公開で募集されることも多いため、転職エージェントが扱う非公開求人を紹介してもらえなくなるデメリットが生じてしまいます。
表には出ない求人情報も欲しい人は、スカウトサービスの併用がおすすめ。
どうしても転職エージェントを利用したいなら、担当キャリアアドバイザーに転職活動の希望のペースを伝えてみてはいかがでしょうか。
紹介してもらった求人に応募するか考える期間を具体的に伝えたり、一度にたくさんの求人提案は避けてほしいと伝えることで、担当者も配慮してくれ、自分のペースを守りながら転職活動を進められるでしょう。
3.Web業界の経験がないと転職支援を受けられないこともある
Web業界の経験がないと、Webディレクターの転職支援を受けられないこともあります。
未経験可のWebディレクター求人もありますが、Web業務に関する知識や経験が求められる傾向が強いです。
Webディレクターの求人数が多い「レバテックキャリア」「CREATIVE JOB」の「未経験者可」の求人数を調べてみました。
サービス名 | Webディレクター求人数(件) | 未経験可求人数(件) |
---|---|---|
レバテックキャリア | 2,147 | 選択肢なし |
CREATIVE JOB | 1,139 | 53 |
※調査日2024年9月25日
レバテックキャリアのように、求人検索の時点で「未経験可」を選択できる転職サイト&エージェントは少なく、「CREATIVE JOB」のように選択できたとしても、Webディレクター未経験可の求人は全求人数の5%にも満たないのが現状です。
Webディレクション業務を行ううえで、以下のように様々なスキルを必要とします。
- プロジェクト進行管理
- フレームワークの組み立て
- HTMLやPHPといったソースコードの基本知識
- SEOに関する知識
- 分析と改善
- 予算管理
- コミュニケーション力
- 提案力・プレゼンスキル
上記はあくまで一例であってそれ以外にも、システムやプログラミングを導入する場合、さらに難易度は上がってくるでしょう。
Webに関する知識や経験のない人が、Webディレクターとして働けるようになるまで時間を必要とします。
管理職としてのマネジメント力があったとしても、業界用語を理解していない場合、共通の言葉を使ってのコミュニケーションを取るのは難しいです。
Webプログラマーやデザイナー、ライターなどをまとめるためにも、基本的な言葉は覚えておくことをおすすめします。
また、わからない単語が出てきた場合、すぐGoogleやChatGPT、その他SNSを利用することで調べる癖を身に着けておいてください。
Web業界をまったく知らないという人は、Webディレクターの転職支援をしてもらえない可能性があることを理解しておきましょう。
Web業界の経験が一切ない人は、Web関連の資格を取得したり、知識を身につけてから転職活動をはじめるといいでしょう。
たとえ経験がなくても、資格を保有していることや、知識を身につけるために努力していることは、評価してもらえる可能性があります。
また、事前にWeb業界の知識をつけておくことで、業務にも取り組みやすくなります。
参考までに、Webディレクター未経験者向けの資格は以下のとおりです。
- Web検定 Webディレクション
- Googleアナリティクス個人認定資格
- Google広告認定資格
- ITパスポート試験
- Webデザイン基礎資格
- デジタルマーケティング資格など
実務経験を積むのに、自分でWebサイトを運営してみるのもおすすめ。
Web業界が未経験でもWebに関する知識があることをアピールできるようにしておきましょう。
Webディレクター向けの転職サイト&エージェントは賢く選んで活用しよう
Webディレクター向けの転職サイト&エージェントを選ぶ際のポイントや活用方法を紹介します。
転職サイトやエージェントの選び方の基本を押さえて、効果的に活用しましょう。
Web業界またはクリエイティブ職に特化している転職サイト&エージェントを選ぶ
まずはWeb業界またはクリエイティブ職に特化している転職サイト&エージェントを選ぶといいでしょう。
業界特化ならではの求人が多いのはもちろん、転職エージェントの場合だと、専門性の高いキャリアアドバイザーも多数抱えています。
また、「今後もWeb業界の市場規模は拡大していく」といったWeb業界やクリエイティブ職の転職市場の動向や、「UI・UXデザインのニーズが増加する」など、現在トレンドとなっている情報にも精通していて、様々な情報を得たい人は登録しておいて損はありません。
特にWeb系企業は、Web業界やクリエイティブ職に強い転職サイト&エージェントで採用活動を行う傾向にあります。
リクルートエージェントやdodaといった総合型の転職サイトやエージェントでは見かけなかった、思わぬお宝求人が見つかるケースも少なくありません。
10選で紹介しているうち、Web業界またはクリエイティブ職に特化しているのは、以下の6社なので、気になるサービスをチェックしてみてください。
Webディレクターの求人が多いかチェックする
Webディレクターの求人が多いかは必ずチェックしてください。
転職エージェントやサイトによっては、Webディレクターの求人がほとんどない場合もあるからです。
たとえば、Web業界特化の転職エージェントやサイトであっても、「エンジニア転職」「Webデザイナー転職」「ゲーム転職」関連の求人が中心で、肝心のWebディレクター求人がほとんどないこともあります。
まずは各転職サイト&エージェントの公式サイト上にある求人検索で、Webディレクターの求人を検索してみるといいでしょう。
当記事で紹介している転職サイト&エージェントで、Webディレクターの求人が多い上位3社を紹介します。
エージェント名 | 公開求人数(件) |
---|---|
CREATIVE JOB | 1115 |
レバテックキャリア | 1104 |
リクルートダイレクトスカウト | 1047 |
※調査日2024年10月31日
ただし、非公開求人でWebディレクターの求人を多数保有しているケースもあります。
非公開求人の取り扱いについて、記事内で紹介している転職エージェントの公式サイトを調査したところ、以下の転職エージェントは、非公開求人に強みを持っていることがわかりました。
転職エージェント | 非公開求人の強み |
---|---|
ギークリー(Geekly) | 非公開求人8,000件以上(※1) |
ワークポート | 保有求人の約70~95%が完全非公開求人(※2 ) |
(※1)2024年5月時点
(※2)公式サイトより(業界・職種などによって若干異なります)2024年6月時点
もし公開求人で希望のWebディレクター求人が見つからなくても、非公開求人が多ければ紹介してもらえる可能性もあるので、優先的に選択してみてはいかがでしょうか。
希望する条件の求人を取り扱っているか調べる
希望する条件の求人を取り扱っているかも調べておきましょう。
転職サイト&エージェントによって、取引企業や求人の強みが異なります。
特に調べておきたいのは、どのような会社やWebディレクターの求人が充実しているかです。
たとえば、Webディレクターの転職先としては以下が挙げられます。
- Web制作会社
- サービス事業会社
- 広告代理店
- Web開発会社
受託開発なのか、自社サービス開発なのかによって、仕事内容や必要なスキルも異なるので、希望する転職先の求人が充実しているかは重要ポイントです。
また、Webディレクターは活躍の幅が広いため、以下のような役割や専門性別のカテゴリーもあります。
- マーケティング・企画系Webディレクター
- デザイン・クリエイティブ系Webディレクター
- システム系Webディレクター
- 運用管理系Webディレクター
- 営業系Webディレクター
希望する転職先や仕事内容が明確な人は、希望条件に合った求人があるか必ず確認しておくようにしましょう。
複数登録して選択肢を増やす
複数登録して選択肢を増やしておくのも、Webディレクターの転職活動にはおすすめです。
各転職サイト&エージェントの「独占求人」や「非公開求人」をチェックできる可能性も高くなります。
企業によっては、転職サイト&エージェントを複数ではなく、1社だけに絞り込んで利用していることもあります。
また、Webディレクターの採用活動は非公開で行われているケースも少なくありません。
登録の手間はかかりますが、複数登録することで選べる求人の幅も広がるので、まずは2社~3社ほど登録&確認してみてはいかがでしょうか。
特に転職エージェントの場合、キャリアアドバイザーの合う合わないやサポート内容を比較できる面からも、複数登録はおすすめといえるでしょう。
また、Web業界やクリエイティブ職に特化した転職サイト&エージェントを1社以上押さえておくのはもちろん、総合型の転職サイト&エージェントの併用もおすすめです。
複数登録の具体例を紹介するのでぜひ参考にしてください。
- ●レバテックキャリア×マイナビクリエイター
- 【キャリアアドバイザーのサポートを期待している人におすすめ】
キャリアアドバイザーのサポートを期待している人は「レバテックキャリア」「マイナビクリエイター」の複数登録がおすすめ。
業界に精通したキャリアアドバイザーがサポートしてくれるため、転職成功率が高く、ポートフォリオの作り方も教えてくれます。
- ●Webist×doda
- 【総合型の転職サイト&エージェントを併用する人におすすめ】
業界特化型と総合型の転職サイト&エージェントとの併用を考えている人は、「Webist」「doda」の複数登録がおすすめ。
両社とも大手・有名企業の求人を多数扱っており、転職活動をフルサポートしてくれます。
Webディレクターに向いている人・向いていない人の特徴
未経験からWebディレクターを目指す人や、現職がWebディレクターの人の中には「向いていないかもしれない」と不安になっている人もいるのではないでしょうか。
Webディレクターに向ている人・向いていない人の特徴は以下のとおりです。
Webディレクターはクライアントと直接やり取りする機会が多く、プロジェクトメンバーのパフォーマンスを高めるための役割もあります。
そのため、クライアントとの関係性を上手く築くことや、メンバーへの指示の仕方、モチベーションを上げるためのコミュニケーション力は必須です。
また、制作現場の責任者という立場上、プロジェクトを管理する能力も高くないと仕事を円滑に進められません。
Web業界は常に新しい技術やトレンドが生まれる業界で、新たなアイデア生み出す思考を磨くことも大切です。
努力すれば能力や思考を高められる可能性はあるので、意識しながら業務に取り組むといいでしょう。
Webディレクターの適性があるか不安な人は、転職エージェントに相談することをおすすめします。
Webディレクター向け転職エージェントの利用手順
Webディレクター向けの転職エージェントを利用する際の手順を3STEPに分けて解説します。
各エージェントごとに細かな違いはあっても、おおまかな流れはどのエージェントも同じです。
「どのような感じで転職活動が進むのか」利用前にチェックしておきましょう。
※転職サイトを利用する際の流れについては、各転職サイトの利用方法などを確認してください。
まずは公式サイトから登録・申し込みを行います。
項目に沿って入力するだけなので、登録は数分で終わります。
登録すると数日以内にメールまたは電話で面談の連絡が入るので、面談日時を決めてください。
面談では、キャリアアドバイザーが今までの経歴や希望などをヒアリング。
「広告代理店でWebディレクターをやりたい」「リモートワークで仕事がしたい」など、希望があればキャリアアドバイザーにしっかりと伝えるようにしてください。
「事業会社」「制作会社」など、勤務先によってWebディレクターの業務内容も異なります。
自分はどんなWebディレクターの仕事をしたいのか、よく考えるようにしましょう。
また面談時に「ポートフォリオ」を持参すると、より具体的な面談が可能となり、エージェントによってはポートフォリオ作成のアドバイスがもらえる場合もあります。
面談が終わると、希望条件やスキル・実績をもとに求人を紹介してもらえます。
希望にあったWebディレクターの仕事が見つからない方は、非公開求人も確認するようにしましょう。
希望に合う求人が紹介されたときは、担当キャリアアドバイザーを通じて応募しましょう。
企業への応募や面接日時の調整などすべて代行してくれます。
また履歴書や職務経歴書の添削もしてくれるので、率先してサポートを活用しましょう。
Webディレクターの転職活動には、ポートフォリオが必要なことも多いです。
ポートフォリオ作成のアドバイスも応募書類の作成時に率先して受けるようにしてください。
書類選考に通過したら、いよいよ企業との面接です。
Webディレクターの面接では、志望動機や転職理由のほかに、次のような質問をされることが多いです。
- 今までの業務実績
- Webに関するスキルはどれくらいあるか
- 仕事に関する成功体験と失敗体験
- 今後のキャリアプラン
多くの転職エージェントが面接対策をしており、過去に面接を受けた人が、どのような質問をされたのかといった情報を提供してくれる場合もあるので、確認してみましょう。
面接後は担当キャリアアドバイザーからフィードバックも受けられるので、次回以降に活かしてください。
内定が出たら入社準備を行います。
入社日の調整をはじめ、条件交渉などもサポートしてもらえます。
退職交渉のアドバイスなども行ってくれるので、困ったことがあればいつでも相談してください。
未経験からWebディレクターを目指して無事内定をもらい、入社まで時間がある方は、コーディングやWebサイトの知識、Webの仕組みなどを勉強しておくと、入社してからも役立ちますよ。
Webディレクター向け転職サイト&エージェントのよくある質問
Webディレクターに強い転職サイト&エージェントを利用する際のよくある質問について紹介します。
わからないことや気になる点があれば、参考にしてみてください。
求人を募集している企業から、転職サイトは「広告料」を、転職エージェントは「紹介手数料」を受け取って運営しています。
そのため、求職者は「登録料」や「会費」などの負担はなく、各サービスを無料で利用可能です。
ただし、転職エージェントの面談や企業との面接へ行くための交通費などは、自己負担となります。
また、今回紹介しているビズリーチなど、一部の転職サイトでは有料プランを設けているところもあるので注意してください。
転職サイト&エージェントに登録したからといって、ただちに転職しないといけないわけではありません。
相談だけで利用する人もいれば、Web業界の転職市場の動向について情報収集したい人なども利用しています。
在職中から時間をかけて転職の準備を行っている人もいるので、好きなタイミングで登録するといいでしょう。
地方にもWebディレクターの求人はあります。
ただ、Web業界の企業は都市部に集中しており、Webディレクターの求人も都市部に多いため、地方だと選択肢は少なくなる傾向に。
選択肢を増やしたいなら、フルリモートという働き方もあります。
フルリモートなら地方在住者であっても、都市部の企業に応募が可能です。
注意点として、転職エージェントによっては地方の求人が少ないため、Uターン転職などのサポートに対応していないところもあります。
登録前に、各転職サイト&エージェントが対応しているエリアを確認するようにしましょう。
AI技術の進歩によって、「Webディレクターの仕事がなくなってしまうのではないか」と不安を抱えている人もいるかもしれませんが、AIによってなくなることはありません。
Webディレクターの業務内容には、AIには代替できない役割も多いです。
また、Web業界は今後も需要が高まり続けると考えられており、WebディレクターをはじめWeb系の職種がなくなる可能性は低いと言われています。
ただし、スキル不足やチーム・クライアントから信頼を得られないWebディレクターの市場価値は低く、淘汰される可能性も。
コミュニケーションやプロジェクトの管理能力を磨き続けるのはもちろん、専門知識のアップデート、戦略的な思考を持ち続けることなども忘れないようにしてください。
【まとめ】Webメディア制作会社タンタカ丹野氏からのおすすめアドバイス
当記事の総括として、複数のWebメディア制作を行っている株式会社タンタカ代表の丹野貴浩氏から、監修者としておすすめアドバイスいただいたので紹介します。
みなさまはじめまして、株式会社タンタカの丹野と申します。
Webディレクターの転職には、Web業界に特化した転職エージェントは1社以上活用することをおすすめします。
Web業界に精通した専門性の高いキャリアアドバイザーに転職を支援してもらうことで、転職活動もスムーズに進めやすくなります。
第三者視点からの自己分析や市場価値についてもアドバイスしてもらえるので、希望や適性に合ったWebディレクター職に就ける確率もアップするのではないでしょうか。
また記事内にも書かれている通り、Web業界の転職市場には独特の特徴もあって、業界を理解したキャリアアドバイザーのサポートは転職活動を有利に進める一助にもなります。
上記理由から転職エージェントの利用は、Webディレクターの転職成功だけでなく、選択肢の幅や可能性も広げてくれます。
特に以下に該当する人は、Web業界に特化した転職エージェントを利用してみてはいかがでしょう。
- 初めての転職でどのように進めたらいいかわからない。
- Webディレクターの経験がなく転職できるか不安がある。
- 仕事が忙しくて転職活動に時間をかけられない。
- 大手や有名企業のWebディレクターを目指したい。
- Webディレクターの仕事が合っているのか自分の適性を知りたい。
- 好条件や高待遇の職場に転職したい。
- これまでのスキルや経験など評価してもらえる転職を希望している。
また転職エージェント以外にも、転職サイトやスカウトサービスも併用すると、求人の選択肢が広がる点で使っておいて損はありません。
まずは記事内で紹介されているWebディレクターにおすすめの転職サイト&エージェント10選の中から、興味があるサービス2~3社に登録ことをおすすめします。
株式会社タンタカの代表取締役「丹野貴浩」。
簿記1級の資格を持ち、15年以上、クレジットカードやカードローン、住宅ローン、保険など金融系のWEBメディアを運営・管理している金融メディア運営の専門家です。
その他、空き家再生、不動産賃貸業も行っています。