
「さらなるキャリアアップを目指して海外に挑戦したい」「海外に憧れがある」といった理由で転職を考えている人もいるのではないでしょうか。
しかし「海外転職ってどのように進めたらいいのわからない」という人も多いでしょう。
そこでおすすめなのが、海外転職に強い転職サイト&エージェントです。
当記事では、海外転職におすすめの転職サイト&エージェントを厳選してピックアップしました。
さらに、「国・エリア」「スキル・経験」などの条件別おすすめ転職サイト&エージェントや、利用するべき理由なども紹介しています。
海外への転職を希望する人におすすめの転職サイト&エージェント12選
それでは早速、海外転職を希望する人におすすめの転職エージェント&サイト12社を紹介していきます。
なお、おすすめ12選は以下をもとに編集部が独自に選んでいます。
各転職サイト&転職エージェントの特徴や、おすすめポイントなども紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
【リクルートダイレクトスカウト】利用するなら大手がいいという人におすすめ
- リクルートグループが運営
- 非公開求人も含め求人多数
- スカウトサービスの顧客満足度が高い
利用するなら大手がいいという人は、リクルートダイレクトスカウトがおすすめ。
リクルートグループが運営している転職サイトだからです。
語学が活かせる求人や外資系企業の求人、海外勤務ができる求人など、海外に関連する求人は35,000件以上(調査日:2023年6月6日)と豊富。
「業界未経験歓迎」や「リモート・在宅勤務可」の求人もあり、「海外に関する仕事をやってみたい」という人にも利用しやすいですよ。
ハイクラス向けの転職サービスのため、上場企業や優良企業の求人や高年収の海外関連の求人も多数。
会員登録をし、匿名レジュメを入力しておくと、あなたの経歴に興味をもった企業やヘッドハンターからスカウトが届きます。
とくにヘッドハンターから届くスカウトは、ヘッドハンターが求職者に代わって仕事を探して提案してくれるため、自分では探せなかったような仕事と出会えるチャンスも。
スカウトサービスの利用者満足度は高いので、フルに活用したいところです。
さらに会員登録すると非公開求人情報も見られるようになるので、「これ」といった求人が見つからなかった人は、登録してみてはいかがですか。
求人対応エリア国 | 中国、韓国、香港、シンガポール、その他アジア、オーストラリア、アメリカ・カナダ、ヨーロッパ、その他海外 |
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取扱職種 | 営業、経営ボード、経営企画・事業企画、管理、人事、マーケティング、クリエイティブ、サービス、コンサルタント、ITコンサルタント、専門職、IT技術職、Webサービス・制作、機械、化粧品・食品、建設・施工管理 |
運営会社 | 株式会社リクルート |
公式サイト | https://directscout.recruit.co.jp/ |
【Samurai Job】グローバル・外資系企業のエグゼクティブポジションを目指している人におすすめ
- 経営幹部クラスに特化した転職支援を行っている
- グローバル・外資系・ハイクラス求人が豊富
- 非公開求人や独占求人も保有
グローバル・外資系企業のエグゼクティブポジションを目指している人は、Samurai Jobがおすすめ。
経営幹部クラスに特化した転職支援も行っているからです。
そもそもSamurai Jobを運営しているのは、ハイクラスの転職に強いJACリクルートメントと、グローバルな情報とネットワークを持つムーンコミュニケーションズ・エンタープライゼス社。
JACリクルートメントは、ハイクラス転職に強みを持っており、年間約85,000人(※2)が転職サポートに登録、今までに約43万人(※)の支援実績があります。
約20,000件(※1)のグローバル・外資系・ハイクラス求人を保有し、なかには一般には公開されない非公開求人や、ここだけの独占求人も保有。
イギリスを起点とした11カ国で日系企業の海外進出をサポートしており、海外駐在からバイリンガルポジションまでと、さまざまなニーズに対応しています。
CEOやCOO、海外カントリーマネージャーなどを目指している人の転職支援も可能なので、興味のある人は相談してみてはいかがですか。
(※1)「Samurai Job」公式サイトより(2025年2月時点)
(※2)2018年実績
(※3)1988年からの累計実績
求人対応エリア国 | 英国を起点とした11カ国 |
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取扱職種 | 海外営業、サービス、商社、流通、外食、消費財、建設、不動産、金融、クリエイティブ、マーケティング、運輸、物流、倉庫、IT・通信、、コンサルティング、法律・会計、電気・電子、半導体、機械、自動車、化学、金属・素材、エネルギー、メディカル・バイオ、医療 |
運営会社 | 株式会社JACリクルートメント、ムーンコミュニケーションズ・エンタープライゼス合同会社 |
公式サイト | https://www.samuraijob.com/ |
【ランスタッド】優秀なコンサルタントのサポートを希望する人におすすめ
- 世界39の国に拠点あり
- すべてのコンサルタントが英語に対応可能
- 非公開の海外求人を紹介してもらえる
ランスタッドはオランダ発の総合人材サービス会社で、転職支援では主にハイクラス向けのサービスを提供しています。
優秀なコンサルタントのサポートを希望する人は、ランスタッドを押さえておくといいでしょう。
条件交渉や的確なアドバイスなどのサポートはもちろん、コンサルタント全員が英語に対応可能だからですね。
ランスタッドは社内言語が英語で、英語と日本語両方に対応しているため、英語対応していない転職エージェントに比べて就業条件などの認識相違が発生しにくい特徴もあります。
公開されている海外勤務地の求人は少ないものの、ランスタッドの求人情報の約80%は非公開求人(※)です。
また、グローバル企業ならではコネクションをもっており、希望に合った非公開の海外求人を紹介してもらえる可能性も。
新たなキャリアステージとして海外を選ぶ人は、ぜひランスタッドの優秀なコンサルタントに相談してみてはいかがでしょうか。
※「ランスタッド」公式サイトより(2023年6月時点)
求人対応エリア国 | オランダ、アルゼンチン、オーストラリア、ベルギー、ルクセンブルク、カナダ、チリ、フランス、ドイツ、ギリシャ、インド、イタリア、日本、メキシコ、ポーランド、ポルトガル、スペイン、スウェーデン、スイス、イギリス、アメリカなど(※事業所のある国) |
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取扱職種 | 営業、マーケティング・販促・企画、事務・管理部門、サプライチェーン・購買・物流、経営・管理職、コンサルタント・士業、ライフサイエンス(製薬、医療機器等)、Web・クリエイティブ、ITエンジニア(IT・Web・通信)、技術系(機械・電気・電子・化学)、品質、サービス・外食・流通、不動産・金融専門職、建設・土木・プラント、その他 |
運営会社 | ランスタッド株式会社 |
公式サイト | https://www.randstad.co.jp/ |
【ビズリーチ】ハイクラスの海外勤務転職を目指している人におすすめ
- ハイクラス転職専門の転職サイト
- 海外勤務の求人多数
- スカウト機能あり
ハイクラスの海外勤務転職を目指している人は、ビズリーチがおすすめ。
経営幹部・管理職などのプロフェッショナル人材向けの転職サイトだからです。
ビズリーチが扱っている求人は、3分の1以上が年収1,000万円以上の仕事(※)。(※2021年1月現在)
中国やタイなどのアジアを中心に海外勤務の求人も多数扱っており、「エンジニア」「研究・開発」「事業統括」など、さまざまな職種の求人があります。
ビズリーチの特徴の一つは、職務経歴書を入力すると、あなたの経歴に興味をもった企業やヘッドハンターからスカウトが届くこと。
現時点での自分の市場価値が客観的にわかるため、自分の実力を試したい人にはピッタリのサービスです。
企業からのスカウトには直接やり取りができるため、転職活動もスピーディにすすめられるほか、ヘッドハンターからのスカウトでは、そのままサポートを受けられる案件もあります。
海外勤務だけでなく、国内の海外事業、国内で展開しているグローバル企業の求人も多数あるため、海外の仕事に携わりたい人はぜひ登録を検討してくださいね。
求人対応エリア国 | 中国、韓国、香港、シンガポール、タイ、ベトナム、アメリカ・カナダ、ヨーロッパ、オーストラリア |
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取扱職種 | 経営企画・経営戦略、データサイエンティスト、戦略コンサルタント、SE(Web・オープン系)、SE(汎用系)、インフラエンジニア、広報・PR・広告宣伝、リサーチ・データ分析、Web広告運用・SEO、サーバーエンジニア(構築・運用)、事業企画・事業統括、新規事業企画・事業開発、業務プロセスコンサルタント、ネットワークエンジニア、プロジェクトマネージャー(Web・オープン系)、サーバーエンジニア(構築・運用)、研究・開発、機械設計、スマートフォンアプリエンジニア、運用・保守・監視・テクニカルサポート、法人営業、営業企画、ルートセールス・渉外・外商、組織・人事コンサルタント、採用、プラント設計、機械設計、その他 |
運営会社 | 株式会社ビズリーチ |
公式サイト | https://www.bizreach.jp/ |
【GJJ海外就職デスク】海外で就職するのがはじめての人におすすめ
- ネットではわからない生の情報を提供
- 海外就職セミナーを開催
- グローバルキャリアサポートあり(有料)
海外で就職するのがはじめての人は、GJJ海外就職デスクがおすすめ。
海外就職に興味がある人を対象にセミナーやカウンセリングを実施しているからです。
カウンセリングでは、国ごと業界ごとの就職状況など、ネットではわからない生の情報を提供。
海外就職における求職者の課題や問題点を分析してアドバイスしてくれるほか、海外・国内転職を含め、そもそも転職が必要かなどのキャリアアドバイスもしてくれます。
さらに、海外就職を成功させるために無料の「はじめての海外就職セミナー」を開催。
セミナーはオンラインで開催され、国別の就職事情や必要なスキル、具体的に準備していくものなどを教えてくれます。
海外就職を決めた人には、海外就職についての情報と経験をもつ、グローバルキャリアコンサルタントがサポートしてくれるサービスもあります。
アジア地域を中心にさまざまな職種の求人を扱っているので、海外への就職を考えている人は、ぜひ登録を検討してくださいね。
ただしカウンセリング・セミナーは無料ですが、キャリアサポートは有料なので、利用をする際はよく確認するようにしてください。
求人対応エリア国 | シンガポール、マレーシア、タイ、ベトナム、インドネシア、インド、フィリピン、カンボジア、ミャンマー、中国、台湾、香港、アジア複数国、欧米諸国、その他の国 |
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取扱職種 | サービス、コンサルタント、営業・販売・マーケティング、経営管理・マネジメント、エンジニア、秘書・事務、生産管理・品質管理・購買、総務・人事、経理・財務、翻訳・通訳、その他 |
運営会社 | GJJ株式会社 |
公式サイト | https://www.kaigai-shushoku.com/ |
【PERSOLKELLY中国(英創人材)】中国で働きたい人におすすめ
- 中国転職に特化している
- 専任のキャリアコンサルタントがサポート
- 求人の90%が非公開求人(※)
中国で働きたい人は、PERSOLKELLY中国(英創人材)がおすすめ。
中国転職に特化した転職支援サービスだからです。
公式サイトでは、業界別に中国の市場動向や求められる人材などの情報が掲載。
また中国転職がはじめての人のために、ビザ資格や語学、中国での生活についてなど、中国転職の基本情報も掲載されています。
転職活動は、業界や職種に詳しい専任のキャリアコンサルタントがサポート。
丁寧なヒアリングを行い、あなたの強みを見つけて将来を見据えたキャリアプランの提案をしてくれますよ。
求人数も多く、全求人の90%が非公開求人(※)。
業種や職種はもちろん、年齢や希望月収などのさまざまな条件で検索が可能なので、希望条件にあった求人を見つけやすいのもメリットです。
海外在住など遠方の人には電話やメールでの相談もできるので、中国で働きたい人はぜひ登録する候補に入れてくださいね。
※「PERSOLKELLY中国」公式サイトより(2023年6月時点)
求人対応エリア国 | 中国 |
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取扱職種 | 経営管理、証券/投資/先物、銀行/保険/金融、財務/監査/税務、法務関連職、営業/貿易、コンサルタント、マーケティング/企画/広告、広告/広報/メディア、人力資源/行政、コンピュータ/インターネット/通信、顧客サービス、プリセールスアフター/技術サポート、電子/電器/半導体/計測器、生産/製造/工程エンジニア、物流/倉庫/輸出入、生物/製薬/化工、アパレル/紡績、医療設備/医療機器/医療消耗品、機械/工程/不動産/エネルギー/設計、建築工程/不動産/装飾、通訳/翻訳、環境保全工学/環境管理、学生、小売/サービス/その他 |
運営会社 | PERSOLKELLY中国 |
公式サイト | http://www.yingchuang.com/ |
【REERACOEN(リーラコーエン)】働きたい国が決まっていない人におすすめ
- 条件と経歴から最適な仕事を紹介
- 海外拠点常駐の日本人スタッフに相談可能
- 日系企業の求人を中心に扱う
働きたい国が決まっていない人は、REERACOEN(リーラコーエン)がおすすめ。
希望条件と経歴からあなたに最適な仕事を紹介してくれるからです。
REERACOEN(リーラコーエン)は、タイ・インドネシア・シンガポールなど、アジア7カ国の求人を扱っている海外就職支援サービスです。
アジア各国に12の拠点をもち、全拠点に日本人スタッフが常駐。
海外で働きたくても具体的なイメージが湧かない求職者には、現地にいるコンサルタントに問い合わせができ、長期的なキャリア構成や現地での生活情報を提供してくれます。
実際に海外常駐のコンサルタントにリアルな情報が聞けるため、どこの国が自分にあっているのかイメージしやすいですよね。
取引クライアント数は1,000社を超え、応募求職者も10,000人超(※)。
海外に展開している日系企業の求人を中心に扱い、営業職やエンジニア職、コンサルタントなどさまざまな職種の仕事がありますよ。
海外転職に興味のある人は、まずは現地コンサルタントに相談してみてはいかがですか。
※「REERACOEN(リーラコーエン)」公式サイトより(2023年6月時点)
求人対応エリア国 | タイ、インドネシア、シンガポール、フィリピン、マレーシア、台湾、ベトナム |
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取扱職種 | 製造(PD)、技術者、金型技術者、その他、安全管理者、セールスエンジニア、品質管理、サービスエンジニア、電気設計技術者、機械設計技術者、品質保証、生産管理、製造技術者(PE)、購買/調達、回路設計技術者、セールスコーポレート、ビジネスデベロップメント、教員/教育コンサルタント、セールスエンジニア、テレセールス、営業(法人)、カストマーサポート/サービス、研究開発、医薬情報担当者、通訳/翻訳者、ロジスティックコーディネーター、営業(保険)、プロダクトスペシャリスト、営業(個人)、ファンド・投資顧問など |
運営会社 | 株式会社ネオキャリア |
公式サイト | https://www.reeracoen.asia/ |
【カモメアジア転職】自分では見つけられないような求人に巡りあいたい人におすすめ
- スカウト機能あり
- 非公開求人あり
- 求人は現地で働くスタッフが厳選
カモメアジア転職は、その名の通りアジア地域の求人を専門に扱っている転職サイトです。
自分では見つけられないような求人に巡りあいたい人は、カモメアジア転職がおすすめ。
スカウト機能が利用できるからです。
スカウトの利用方法は、プロフィールを登録して待つだけ。
あなたの経歴に興味をもった各国の企業から直接連絡が届きますよ。
スカウト機能のメリットは、一般には公開されていない求人からもスカウトがくること。
自分では探せなかったような求人や、思いもよらなかった求人からのスカウトが届くこともあり、お宝求人に巡りあえるかもしれません。
スカウトが届いても必ず応募する必要はなく、まずはメールやSkypeで気軽に話すだけでもOK。
カモメアジア転職で紹介している企業は、すべて現地で働くスタッフが実際に目で見て厳選している点もポイントですよ。
スカウト機能を利用すると、書類選考合格率が通常応募の約2倍(※)になるというから利用しない手はありません。
公式サイトは、「海外就職ノウハウ」「海外就職体験談」などのコラムも充実しているので、海外転職がはじめての人にも利用しやすいサービスですよ。
※「カモメアジア転職」公式サイトより(2023年6月時点)
求人対応エリア国 | シンガポール、タイ(バンコク)、ベトナム、インドネシア、マレーシア、ミャンマー、フィリピン、カンボジア、インド、香港・マカオ、台湾、日本、その他海外、オーストラリア、ドバイ |
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取扱職種 | 営業・販売、事務・企画・管理、仕入れ・購買・物流、生産管理・品質管理、事務系専門職、技術系専門職、IT(ブリッジ・SE・PM・営業)、建築・設備・土木・不動産、コールセンター・顧客サポート、ホテル・旅行・サービス、飲食・フード、デザイン・クリエイティブ、通訳・翻訳、日本語教師、その他(美容師・医師・教師) |
運営会社 | RGF Talent Solutions China Co., Ltd. |
公式サイト | https://kamome.asia/ |
【QUICK USA】アメリカで働きたい人におすすめ
- アメリカ専門の転職支援サービス
- 経験豊富なコンサルタントがサポート
- 転職に役立つニュースレターが無料で購読できる
アメリカで働きたい人は、QUICK USAがおすすめ。
アメリカでの転職を専門に扱っている転職支援サービスだからです。
求人紹介は全米が対象であり、アメリカのどのエリアに住んでいてもサービスの利用が可能。
経験豊富なコンサルタントが、仕事の紹介はもちろんのこと、英文履歴書や面接前のアドバイス、年収などの交渉も必要に応じて行ってくれます。
もちろんアメリカ以外に住んでいる人でも登録可能は可能で、忙しい人はメールで英文履歴書を送るだけで登録ができる「エクスプレス登録」も利用できますよ。
さらに、語学やパソコンなどのスキルアップを目的とした各種セミナーも開催しており、アメリカで有利に仕事探しができるようにサポートしてくれます。
紹介してもらえる職種は、「営業」「ITエンジニア」「マネージメント」「金融専門職」「ホスピタリティ」など多岐にわたり、アメリカでのキャリアスタート・キャリアチェンジのお手伝いもしてくれます。
登録すると、アメリアでの転職や就職に役立つ情報が見られるニュースレターを無料で購読できるので、情報が欲しい人はぜひ登録を検討してくださいね。
求人対応エリア国 | アメリカ |
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取扱職種 | IT、エンジニアリング、メディカル、エンジニアリング、販売、営業、経営者、管理職、経理、会計、事務系、事務系、旅行・航空・ホテル、貿易・物流、財務・会計、その他 |
運営会社 | 株式会社クイック |
公式サイト | https://www.919usa.com/ |
【Working Abroad】自分のペースで転職活動をすすめたい人におすすめ
- 「直接採用」「人材紹介」「人材派遣」が選べる
- スカウト機能あり
- 非公開求人あり
自分のペースで転職活動をすすめたい人は、Working Abroadがおすすめ。
「直接採用」「人材紹介」「人材派遣」が選べるからです。
「直接採用」は企業が直接募集をしている求人で、Working Abroad内の求人検索から応募ができ、直接企業とやり取りができます。
あいだに人材紹介会社などを挟まないため、やり取りもスムーズでスピーディに転職活動がすすめられます。
また、今すぐに転職を考えていない人も自分のタイミングで応募できるので、「早く決めないと」といったプレッシャーもかからずに利用しやすいですよね。
スカウトサービスもあるので、履歴書を作成しておけば、あなたに興味をもった企業から届くことも。
自分の市場価値がわかるうえに、非公開求人からのスカウトがあるのもポイントですよ。
「直接応募」でうまく転職活動がすすめられなかった時は、「人材紹介会社」「人材派遣会社」が扱っている求人に応募することも可能。
人材紹介会社の案件は、履歴書の作成や面接対策などのサポートが受けられるので、転職活動に行き詰まってしまった人には心強いですよね。
事務職からエンジニアまでさまざまな職種の求人を扱っており、アジア地域を中心に、北米・ヨーロッパの求人もあります。
実際に海外で働くWorking Abroadユーザーが発信する現地の様子も見られるので、まずは希望する国の情報を調べてみてはいかがですか。
求人対応エリア国 | ポーランド、イギリス(英国)、その他ヨーロッパ、中国、インド、インドネシア、香港、マレーシア、フィリピン、シンガポール、韓国、中華民国(台湾)、タイ、アラブ首長国連邦、ベトナム、その他アジア、アメリカ合衆国(米国)、メキシコ、その他北米、オーストラリア、ニュージーランド、その他オセアニア |
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取扱職種 | エグゼクティブ/経営、IT関連(オープン・WEB系)、IT関連(汎用系)、IT関連(インフラ系)、IT関連(組込み/制御系)、IT関連(その他)、保険、金融/銀行/証券/投資、その他金融関連職種、電機(電気/電子/半導体)、機械(自動車/プラント/精密機器)、メディカル/医薬/バイオ/素材/食品、建築/土木/設備/不動産、コンサルティング、総務/人事、財務/会計、法務/特許・知財、カスタマーサービス、事務系、資産/不動産資産/不動産、流通・小売/消費財/ファッション、企画/マーケティング/PR、教育/トレーニング/語学系、ホテル/レジャー/外食系/旅行、クリエイティブ(広告/出版/放送/映像関連)、医療/福祉/介護、その他の職種 |
運営会社 | ヒューマングローバルタレント株式会社 |
公式サイト | https://workingabroad.daijob.com/ |
【centre people】イギリス・ヨーロッパ地域で働きたい人におすすめ
- イギリス・ヨーロッパの求人を扱う
- 日英両言語の対応可能なコンサルタントがサポート
- 入社後もサポートあり
イギリス・ヨーロッパ地域で働きたい人は、centre peopleがおすすめ。
ロンドンに拠点をおき、イギリスとヨーロッパの日系企業の求人を中心に人材紹介サービスを行っているからです。
イギリスを中心にヨーロッパ全域の求人を扱い、どの地域からでもサービスの利用は可能。
もし、希望の地域や条件にあった求人がなかったときは、求人が入り次第連絡をしてもらえます。
転職をサポートしてくれるのは、日英両言語の対応が可能なバイリンガルのコンサルタント。
経験の浅い求職者から現地法人社長クラスの求人までを対応できる、幅広い仕事を扱っています。
また金融・商社・製造・サービスといった、さまざまな業界の求人が紹介可能なのもポイントです。
履歴書の提出から条件交渉、入社に至るまでをコンサルタントがフルサポート。
入社した後も順調に仕事ができるようにフォローアップもしてくれます。
設立から35年以上の豊富な実績と経験もあるので、イギリスやヨーロッパへ転職を考えたなら、登録して損はありませんよ。
求人対応エリア国 | ロンドン、ハートフォードシャー/エセックス、ケント/サリー、バークシャー/バッキンガムシャー、イングランド南東部、イングランド南西部、ミッドランズ、イングランド北部、英国全域、オランダ ‐ アムステルダム、オランダ ‐ その他、フランス‐パリ、ドイツ ‐ デュッセルドルフ、ドイツ ‐ フランクフルト、ドイツ ‐ ミュンヘン、ドイツ‐その他、イタリア、キプロス、スペイン、チェコ、ベルギー、ポーランド、マルタ、欧州全域、その他の地域、日本-東京、日本-その他 |
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取扱職種 | 金融(銀行/証券/保険)、会計・経理/監査、一般事務/秘書、営業/ビジネスディベロプメント、カスタマーサービス/小売り、人事、IT/通信/エンジニアリング、サービス/旅行、ケータリング/シェフ、デジタルマーケティング/PR、リサーチ/マーケティング/分析、サプライチェーン/ 輸出入/物流、先物取引、教育、法律/コンサル、その他 |
運営会社 | Centre People Appointments Ltd |
公式サイト | https://www.centrepeople.com/ |
【dodaグローバル】いつか海外で働いてみたいという人におすすめ
- 海外転職についてのセミナーを開催
- 「スカウトサービス」「エージェントサービス」がある
- コンテンツが充実している
dodaグローバルは、大手人材紹介会社「パーソル」が運営しているアジアの求人を専門に扱っている転職支援サービスです。
いつか海外で働いてみたいという人は、dodaグローバルがおすすめ。
海外転職に興味がある人向けにキャリアセミナーを開催しているからです。
dodaグローバルでは、海外転職の不安や疑問を少しでも減らせるように、「海外転職の基本情報」「各国の求人動向」などがわかるセミナーを開催。
海外転職がはじめての人でもスムーズに転職活動がすすめられるように、オリジナルのワークシートを使って、転職が実現するまでの「計画の立て方」を教えてくれます。
セミナーは申し込みが必要なものの、無料で参加でき、ほとんどがオンライン開催なので、遠方に住んでいる人でも利用可能。
対面式のセミナーでは、個別相談会が開催されることもあるので、そのまま転職についてキャリアアドバイザーに相談できますよ。
実際に転職活動をはじめるときには、「スカウトサービス」「エージェントサービス」があるので、自分のあう方法を選べるのもメリットの一つ。
公式サイトには「転職ノウハウ」や「英文履歴書の書き方」などのコンテンツが充実しており、さまざまな情報を得られるのは大手だからこそです。
希望の国が決まっていなくても「英語を活かせる求人」などでも仕事が探せるので、海外転職に興味があるならぜひ登録する候補に入れてくださいね。
求人対応エリア国 | シンガポール、マレーシア、ベトナム、フィリピン、インドネシア、タイ、中国、香港、台湾、韓国 |
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取扱職種 | 営業職、企画・管理、事務・アシスタント、技術職(SE・インフラエンジニア・Webエンジニア)、技術職(組み込みソフトウェア)、技術職(機械・電気)、技術職・専門職(建設・建築・不動産・プラント・工場)、技術職(化学・素材・化粧品・トイレタリー)、技術職(食品・香料・飼料)、医療系専門職、金融系専門職、専門職(コンサルティングファーム・専門事務所・監査法人)、販売・サービス職、公務員・教員・農林水産関連職、クリエイター・クリエイティブ職 |
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
公式サイト | https://doda.jp/global/ |

海外転職におすすめの転職サイト&エージェント12社を紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
それぞれに強みや特徴があり、候補先を絞りきれずに迷ってしまう人もいるかもしれません。
もし、まだどのサービスを利用すべきか迷っているなら、希望条件別におすすめの転職サイト&エージェントを厳選ピックアップしてみたので、次の章もあわせて参考にしてみてください。
【国・エリア別】海外転職に強い転職サイト&エージェントのおすすめ
続いて、以下の希望の国・エリア別に海外転職におすすめの転職サイト&エージェントを紹介します。
該当する希望条件がある人は、ぜひ紹介している転職サイト&エージェントをチェックしてみてください。
1.アメリカへの転職を希望する人におすすめ転職サイト&エージェント2選
アメリカへの転職を希望する人には、『QUICK USA』『Actus』が使えるでしょう。
2社どちらもアメリカに特化した転職エージェントで、手厚いサポートのもと転職成功へと導いてもらえます。
マネージメントからカスタマーサービスまで、さまざまなアメリカの仕事を扱っているQUICK USAは、一人ひとりの希望や経歴に合った求人を紹介してもらえます。
徹底したサポートを実施しているため、アメリカでの仕事探しに対する不安も解消できるでしょう。
ニューヨークやサンフランシスコなど、アメリカの主要都市に拠点を置くActusは、転職後のアフターケアを大切にしています。
「アメリカでの仕事は決まったけれど、職場で問題が生じている」など、困ったことが出てきても、ケアしてもらえるので心強いでしょう。
今回のランキングには入っていませんが、アメリカ転職に精通しているため、アメリカで働きたい人にはおすすめです。
2023年現在、アメリカの就労ビザ取得は難易度が上がっています。
転職が可能か転職エージェントに相談するのがおすすめです。
2.東南アジアへの転職を希望する人におすすめ転職サイト&エージェント2選
東南アジアの転職には、『カモメアジア転職』『REERACOEN(リーラコーエン)』をチェックしてみてください。
2社とも「ベトナム」「マレーシア」「タイ」など、さまざまな東南アジアの国の求人があります。
カモメアジア転職は、掲載されている求人以外にも、スカウトで非公開求人を受け取れるため、質の高い東南アジア求人を希望するなら押さえておくといいでしょう。
また、東南アジア各国の就労ビザ条件や、住宅情報といった役立つコンテンツも充実しているのでチェックしてみてください。
東南アジア各国に拠点を置くREERACOENは取引社数が豊富で、転職支援実績やマッチング率も高いです。
面談も数回実施しており、目的や実現したいことを丁寧にヒアリングした上で、希望に合った求人を紹介してもらえるでしょう。
- カモメアジア転職:東南アジアの求人・情報が充実。
- REERACOEN(リーラコーエン):東南アジアへの転職を手厚くサポート。
3.中国への転職を希望する人におすすめ転職サイト&エージェント2選
中国への転職には、『ERSOLKELLY中国(英創人材)』と『カモメ中国転職+アジア』を活用するといいでしょう。
2社とも中国に特化した転職サービスで、上海や深センにある企業を中心に、さまざまな職種の求人を取り扱っています。
1996年より中国での転職支援を行っているERSOLKELLY中国(英創人材)は、キャリアカウンセリングを重視。
中国の採用動向に詳しい専任キャリアコンサルタントより、キャリアプランのアドバイスを受けることもできるので、中国転職を目指す人はぜひ相談してみてください。
すでに海外転職の経験がある人は、自分で転職活動を進められるカモメ中国転職+アジアが使えます。
女性・シニア・管理職など、幅広いターゲットの求人が掲載されているのも特徴です。
また、語学不問の求人も多く、中国語に自信のない人でも応募できる求人が見つかるでしょう。
- ERSOLKELLY中国(英創人材):長年に渡り中国での転職支援実績あり。
- カモメ中国転職+アジア:多種多様な中国の求人が見つかる。
4.ヨーロッパへの転職を希望する人におすすめ転職サイト&エージェント2選
複数の言語があるヨーロッパへの転職を希望する人は、『centre people』と『Career Management』の2社を活用してください。
centre peopleは、イギリスを中心にヨーロッパ各国の求人を保有しており、バイリンガルのコンサルタントがヨーロッパ各国の転職をサポートしてくれます。
とくにイギリスの転職支援には強く、就職事情や仕事探しのお役立ち情報をYouTubeでも発信しているので参考にしてみるといいでしょう。
ドイツに特化したCareer Managementには、在欧日系企業500社への就職サポート実績があります。
ヨーロッパの中でもドイツは、日系企業が多く進出している国のひとつで、特殊な技術を持っている人だと就労ビザも取りやすいです。
Career Managementはドイツ国内の主要都市に拠点を置き、経験豊富なコンサルタントのサポートと、専属弁護士によるビザサポートもあるので、ドイツ勤務を希望する人は押さえておきましょう。
- centre people:イギリスの求人多数。欧州の転職支援実績が豊富。
- Career Management:ドイツの就業サポートに特化。在欧日経企業と多数取引あり。
【スキル・経験別】海外転職に強い転職サイト&エージェントのおすすめ
次に、スキル・経験から海外転職におすすめの転職サイト&エージェントを紹介します。
該当する希望条件がある人は、ぜひ紹介している転職サイト&エージェントをチェックしてみてください。
1.海外勤務の経験がない人向けおすすめ転職サイト&エージェント3選
海外勤務の経験がない人は、『GJJ海外就職デスク』『REERACOEN(リーラコーエン)』『dodaグローバル』を活用するといいでしょう。
上記3社は、海外未経験者向けの求人を保有しているのはもちろん、海外の転職事情に詳しいキャリアアドバイザーのサポートも受けられます。
GJJ海外転職デスクは、海外転職にあたってのカウンセリングが充実しており、初めての海外で不安な人もアドバイスをもらうことで前向きに、転職活動に取り組めるようになります。
イベントやセミナーなども定期的に実施しているので、GJJ海外転職デスクを使って情報収集から始めてみるのもおすすめです。
海外拠点に日本人スタッフが常駐しているREERACOENは、転職後に現地で困ったことがあった場合でも頼れる心強さがあります。
転職先の国選びについても、経歴や希望などを丁寧にヒアリングした上で提案してもらえますよ。
「初めての海外転職には、安心して利用できるサービスを選びたい」と考える人は、dodaグローバルを押さえておきましょう。
dodaは日本国内では名の知れた転職支援サービスで、「アジア転職相談デスク」の専任スタッフに海外転職の悩みなども相談できます。
海外のグループ会社とも連携しているので、初めての海外転職も効率的に進められるでしょう。
- GJJ海外就職デスク:丁寧なカウンセリングを受けられる。
- REERACOEN(リーラコーエン):海外拠点に日本人スタッフが常駐。
- dodaグローバル:海外グループ会社と連携したサポートあり。
2.ハイクラス向けおすすめ転職サイト&エージェント2選
ハイクラスの海外転職を目指している人は、『ビズリーチ』と『リクルートダイレクトスカウト』の2社をチェックしてみてください。
どちらもハイクラス転職に特化した、スカウト型の転職サイトで、スキルや経歴に応じて高年収の提示をしてもらえるでしょう。
役員や経営幹部といった企業の中枢で働ける求人が見つかるのはビズリーチです。
ハイクラスに特化している転職サイトなだけに、グローバル企業や外資系企業から、マネージャーポジションといったヘッドハンティングも期待できるでしょう。
業界経験豊富なレベルの高いヘッドハンターからオファーが届くのは、リクルートダイレクトスカウトです。
さまざまな国の転職事情に詳しいヘッドハンターと提携しているので、希望に合うスカウトが届くのを待ってみてはいかがでしょうか。
- ビズリーチ:ハイクラスに特化。海外で管理職を目指せる。
- リクルートダイレクトスカウト:質の高いヘッドハンターと多数提携。
2.英語力・語学に自信がない人向けおすすめ転職サイト&エージェント2選
海外転職を目指すのは、英語が得意な人だけではありません。
英語力・語学に自信がない人は、『カモメアジア転職』と『Working Abroad』の2社を押さえておくといいでしょう。
両方とも、高いレベルの語学力が問われない求人を複数掲載しています。
カモメアジア転職は、「語学不問」の求人が見つかるので、これから働きながら語学力を磨きたい人はぜひチェックしてください。
また、日本人が多数在籍している現地企業や、現地に住む日本人対象のサービスを提供する企業などの求人もあります。
「日常会話程度ならできるが、ビジネスにおいては自信がない」という人は、Working Abroadが使えるでしょう。
各語学の言語能力別に求人検索ができるので、自分に合った語学レベルの求人も見つかりやすいですよ。
- カモメアジア転職:アジア圏の語学不問求人を多数掲載。
- Working Abroad:語学力が低い人向けの求人あり。
海外転職で転職エージェントを利用するべき理由4つ
海外転職に転職エージェントを利用するべき理由は以下の4つです。
順番に解説していくので参考にしてみてください。
理由その1|現地の最新情報が手に入る
海外転職に強い転職エージェントを利用すると、現地の最新情報が手に入るメリットがあります。
なぜなら、現地企業や海外展開している日系企業とのネットワークを持っているためです。
また、各国の求人動向や就職状況なども把握しており、求職者に有益な情報を提供してくれます。
もちろん転職のことだけでなく、社会情勢や生活情報なども具体的かつイメージしやすいように伝えてくれますよ。
どこの国で働くかにもよるものの、世界39の国と地域に拠点を持っている「ランスタッド」や(※)、海外拠点に日本人スタッフが常駐している「REERACOEN(リーラコーエン)」は最新の情報が入りやすく、情報の信頼度も高いと言えるでしょう。
※2023年度末現在
理由その2|海外転職のキャリアプランの提案をしてもらえる
「海外で働きたいけれど、これからどのようにしてキャリアを積めばいいかわからない」という人もいるのではないでしょうか。
海外転職に強い転職エージェントは、海外勤務のキャリアプランも提案してくれます。
キャリアプランを明確にしておくことで、転職の軸もブレにくくなり、海外転職後の「思っていたのと違った」といった後悔も回避できるでしょう。
海外転職ではどのようにキャリアプランを立てればいいかわからない人のために、キャリアプランの一例を紹介します。
- 海外で管理職を目指す
- 海外で働いた経験が活かせる部署へキャリアチェンジする
- 海外で働ける別企業へ転職する
転職エージェントは、求職者のこれまでの経歴やキャリアビジョンなどを聞いたうえで、海外で働くことの課題や問題点を見つけ、どのように改善すれば海外転職が成功するのかアドバイスもしてくれます。
キャリアビジョンを叶えるためにどうすればいいのか分からない人は、ぜひ相談してみてください。
また、海外駐在を経て帰国した後のキャリアプランも考えておく必要があります。
帰国後も会社に残るのか、経験を活かして転職を目指すのかなども踏まえて相談にのってもらうのもいいでしょう。
理由その3|自分では見つけられない求人紹介が受けられる
海外に強い転職エージェントを利用すれば、自分では見つけられない求人を紹介してもらえるメリットがあります。
海外求人は非公開で募集しているものも多いためです。
とくに海外駐在の場合、以下のような理由で非公開求人としています。
- 競合他社に知られたくない極秘プロジェクトに必要な人材を募集したい。
- 社内の人間に、駐在員の募集を行っていることが知られたくない。
また、海外は日本と違い、新卒採用のような決まった時期に採用活動は行われません。
新規プロジェクトで人員が必要になったときや、退職者のポジション補填のためなど、即戦力の募集が中心です。
求人を出していては時間もかかってしまうので、転職エージェントに最適な人材を紹介してもらうのが、企業にとって効率的というわけですね。
非公開求人として紹介してもらえる可能性があるので、登録時に希望の求人がなくても、登録しておいて損はないでしょう。
当記事で紹介している転職エージェントの多くが非公開求人を保有しています。
なかでも、「ランスタッド」は求人のおよそ80%(※1)、「PERSOLKELLY中国(英創人材)」は全求人の90%(※2)が非公開求人です。
(※1)「ランスタッド」公式サイトより(2023年6月時点)
(※2)「PERSOLKELLY中国」公式サイトより(2023年6月時点)
理由その4|海外転職を成功させるための転職支援が充実している
初めての海外転職だと、どのようにして求人を探せばいいのか、応募書類は何が必要なのかがわからない人も多いのではないでしょうか。
海外転職に強い転職エージェントは、海外での転職を成功させるためのサポートが充実しています。
これまでに培ってきたさまざまな転職支援実績から、海外の採用現場を熟知しているからです。
そのため海外転職のノウハウを教えてもらえたり、海外ならではの転職活動のサポートが受けられます。
具体的な海外転職の支援内容は以下のとおりです。
- 求人紹介
- 英文レジュメ(履歴書・職務経歴書)やカバーレターの書き方アドバイス
- 面接日の設定
- 面接対策
- 雇用条件や就業規則などの確認
- 条件交渉
- 海外で働くために必要な手続きの案内(就労ビザなど)
- 現地の情報提供
- 渡航のためのアドバイスなど
ご覧のように、海外転職は日本国内で転職活動を行う以上にいろんな準備や確認作業が必要です。
また、国によって働くための手続きなども異なるため、現地の事情に詳しい転職エージェントから教えてもらえれば、調べる手間が省けるメリットも。
転職エージェントを使えば、サポートをしてもらえたり助言をもらえたりと、初めての海外転職もスムーズに進められるでしょう。
必ず使えるとは限らない?海外転職に転職エージェントを利用するデメリット3つ
海外転職に転職エージェントを利用するメリットは、以下の3つです。
順番に解説していくので参考にしてみてください。
デメリットその1|経歴やスキルによっては紹介可能な海外求人がない
経歴やスキルによっては、紹介可能な求人がなく、サポートが難しい場合もあります。
海外転職は高いレベルのスキルが求められる傾向にあるため、登録してもすべての人が転職をサポートしてもらえるわけではありません。
現地企業への転職を希望する場合、英語や現地語、異文化に対する理解などが求められます。
さらに海外駐在の場合だと、語学力はもちろん、専門性やマネジメント力などが求められるポジションの募集が多いため、アピールできる経歴のない人は厳しい可能性が。
また、海外で働くためには、就労ビザの取得条件を満たす必要もあり、学歴や職歴など条件をクリアできない人は転職支援も難しくなるでしょう。
海外転職で必要になるスキルは次の通り。
- 英語力
- 適応能力
- 異文化コミュニケーション能力
さらに日本法人で働くのであれば、日本のビジネスマナーが、営業職に就くなら営業力など、職種に見合ったスキルも必要となります。

まずは海外転職にはどのような求人があり、求められているのはどんな人材なのかチェックしてみてください。
応募条件が厳しいと感じるようであれば、転職をサポートしてもらえない可能性もあるので、検討しなおしてみましょう。
また、現地スタッフと日常会話ができるレベルの英語力は身につけておくことをおすすめします。
語学力不要の求人もありますが、競争率は非常に高いです。
一方英語にくわえ、現地語も習得できていれば優先的にサポートしてもらえるでしょう。
ただし、専門性の高い特定の職種や、企業が求めるスキルをもっている人などは、語学力が重視されないこともあります。
転職前は、語学力を磨いたり、海外転職で活かせる専門性を高めておきましょう。
デメリットその2|国内の求人紹介は受けられないこともある
海外転職に強い転職エージェントには、国内の求人紹介が難しいデメリットもあります。
とくに海外に特化した転職エージェントは、日本国内の求人を保有していません。
海外で働きたいと思ったものの、転職エージェントに相談してみて「やっぱり向いていないかもしれない」「日本でもう少しスキルを積みたい」と考え直すこともあるでしょう。
しかし、そのまま日本国内の求人紹介は受けられないので注意が必要です。
また海外転職に成功したあと、「日本に戻って海外の経験を活かせる転職がしたい」と思っても、再びサポートを受けることはできず、新たな転職エージェント探しを行わなくてはいけません。
転職エージェントと長い付き合いをしたいと考えている人も注意してください。
下記の転職エージェントは海外の求人のみを扱い、日本勤務の求人はありません。

海外か国内かで転職を迷っている人は、大手転職エージェントのグローバルサービスの利用がおすすめです。
幅広い領域に対応したキャリアアドバイザーが在籍しており、希望が変わっても臨機応変に対応してもらえるからですね。
今回12選で紹介している「dodaグローバル」はぜひ押さえておいてください。
他にも、国際経験豊富なキャリアアドバイザーが在籍している「パソナグローバル」などもチェックしてみるといいでしょう。
デメリットその3|キャリアアドバイザーは担当国以外の国には詳しくない傾向にある
海外転職を得意とする転職エージェントのキャリアアドバイザーであっても、担当国以外の国には詳しくない傾向にあります。
国によって転職事情も異なれば、定められている法規制や現地の文化など、キャリアアドバイザーは把握しておく情報や知識なども多く、サポートの質を高めるためにも一国に集中するからです。
キャリアアドバイザーは、求職者の経歴や希望などを確認したうえで、転職エージェントが適任者を選定します。
ただ、「どこの国へ転職するか迷っている」「ざっくりアジア圏とだけ決めている」といった場合、相性の合う担当者と出会いにくい可能性が。
また、オールラウンダーのキャリアアドバイザーも存在しますが、数は少ないのが現状です。
さらに海外転職に強い転職エージェントの中には、在籍しているキャリアアドバイザーのプロフィールを公式サイト上に掲載していないところも。
どのような得意分野や経歴をもつキャリアアドバイザーが在籍しているかわからないのも、デメリットと言えるでしょう。
海外に転職する際には、次のことはあらかじめ情報収集しておきましょう。
- 治安はどうなのか
- どれくらいの給与水準なのか
- 医療制度はどうなっているか
- 就労ビザを取るために必要なものは何か

具体的な転職希望の国・エリアが決まっていない場合は、各国に拠点がある転職エージェントを利用してみてはいかがでしょうか。
オールラウンダーのキャリアアドバイザーが在籍している可能性もありますし、さまざまな国の転職事情を知る転職エージェントなら、あなたに適した国のアドバイスもしてくれるでしょう。
転職を希望する国が明確になれば、該当国に詳しい担当者への変更にも応じてもらいやすいです。
特定の国や地域に絞ってサポートを行っている転職エージェントだと、代替のキャリアアドバイザーが不在のケースも。
希望の国が決まっていないなら、世界各国に拠点を多くもつ「ランスタッド」「LHH転職エージェント」などを押さえておくといいでしょう。
海外転職を成功に導くための転職サイト・転職エージェントの選び方と活用方法
続いて、海外転職で転職サイト&エージェントを使う際のコツを紹介します。
海外転職を成功させるためにも、以下4つの選び方と活用方法を押さえておきましょう。
順に解説するので参考にしてください。
選び方と活用法その1|転職を希望する国&採用方法の求人を取り扱っている
まずは、転職を希望する国&採用方法の求人を取り扱っているか確認しましょう。
海外の求人を扱う転職サイト&エージェントは多数ありますが、取り扱っている求人はそれぞれで大きく異なります。
たとえば、東南アジアの求人を中心に扱っていたり、日系グローバル企業の駐在員の募集が多かったりするなどですね。
求人市場の変動によって多少の違いはありますが、中国や東南アジア、アメリカなどは比較的求人数が多い一方で、アフリカ諸国や北欧などの求人を扱う転職サイト&エージェントは少ない傾向に。
そのため、希望する国が決まっている人は、必ず求人の取り扱いがあるか確認してください。
当記事で紹介している転職サイト&エージェントが扱っている国は、「海外への転職を希望する人におすすめの転職サイト&エージェント12選」の中でそれぞれ紹介しています。
簡単にまとめたので、ぜひ参考にしてください。
サービス名 | 求人対応エリア |
---|---|
リクルートダイレクトスカウト | アジア、オーストラリア、欧米 |
ビズリーチ | アジア、東南アジア、欧米 |
ランスタッド | 世界各国(ランスタッドの事業所がある国) |
Samurai Job | 英国を起点とした11カ国 |
GJJ海外就職デスク | 東南アジア、アジア、欧米諸国 |
PERSOLKELLY中国(英創人材) | 中国 |
REERACOEN(リーラコーエン) | 東南アジア |
カモメアジア転職 | 東南アジア、香港、台湾、オーストラリア、ドバイなど |
QUICK USA | アメリカ |
Working Abroad | 欧米、東南アジア、アジア、オーストラリア、ニュージーランド、メキシコ |
centre people | ヨーロッパ |
dodaグローバル | 東南アジア、中国、香港、台湾、韓国 |
※調査日2024年11月4日
また、「駐在員」と「現地採用」の希望がある人は、それぞれの求人の取り扱いがあるか確認しておく必要があります。
- 駐在員:日本の企業に所属し海外へ赴任する。
- 現地採用:海外現地にある企業に直接採用される。
以下は一般的な「駐在員」と「現地採用」のメリット・デメリットです。
メリット | デメリット | |
---|---|---|
駐在員 |
|
|
現地採用 |
|
|
それぞれにメリット・デメリットがあるため、海外転職を希望する人は、どちらの働き方がいいか決めた上で、利用する転職サイト&エージェントを探しましょう。
選び方と活用法その2|海外転職が初めての人は転職エージェントを活用する
海外転職が初めての人は、転職エージェントの活用がおすすめです。
日本で転職するよりも転職活動の難易度が高いケースもあり、ノウハウや手続き方法などを理解していないと転職成功は厳しいからですね。
また、言葉の壁や文化の違いなどもあり、求人内容が正しく理解できないまま転職するも、実際に働いてみると「思っていたのと違った」と後悔することにも。
現地の情報や海外転職に精通している転職エージェントにサポートしてもらえば、効率的に海外転職を進められ、失敗するリスクも低減できるでしょう。
CV(英文履歴書)やカバーレターの添削、ビザ取得のサポート、面接対策などもしてもらえるので、英語が苦手な人はぜひ活用してください。
ただし、すでに海外転職の経験がある人やツテのある人は、一人で転職活動を進めるのもアリでしょう。
当記事では、直接応募できる「転職サイト」とサポート機能がある「転職エージェント」が紹介されています。
サポートを受けたいなら「転職エージェント」を利用してくださいね。
サービス名 | 転職サイト | 転職エージェント |
---|---|---|
リクルートダイレクトスカウト | 〇 | ― |
ビズリーチ | 〇 | ― |
ランスタッド | ― | 〇 |
Samurai Job | ― | 〇 |
GJJ海外就職デスク | ― | 〇(有料) |
PERSOLKELLY中国(英創人材) | ― | 〇 |
REERACOEN(リーラコーエン) | ― | 〇 |
カモメアジア転職 | 〇 | ― |
QUICK USA | ― | 〇 |
Working Abroad | 〇 | 〇 |
centre people | ― | 〇 |
dodaグローバル | 〇 | 〇 |
選び方と活用法その3|日本人スタッフのサポートがある転職サイト&エージェントを選ぶ
日本人スタッフのサポートがある転職サイト&エージェントを選ぶようにしましょう。
何か困ったことがあった場合でも、日本語で対応してもらえるので、コミュニケーションも取りやすいです。
とくに語学に自信のない人は、情報を提供してもらっても、求人内容を誤解したり現地の文化が理解できないまま転職活動を進めてしまうことになります。
語学堪能の人なら問題ありませんが、心配な人は日本人スタッフの在籍している転職サイト&エージェントがおすすめです。
日本語が通じることで、気軽に相談できるメリットもありますよ。
利用する際は、日本語での問い合わせに対応しているかや、日本人スタッフの有無を確認してくださいね。
「centre people」は、日栄両言語を話せるバイリンガルがサポートしてくれます。
また「ランスタッド」や「REERACOEN(リーラコーエン)のように、現地に拠点があり、日本人スタッフが在籍していると、より安心感も大きいでしょう。
選び方と活用法その4|複数登録して選択肢を広げておく
複数の転職サイト&エージェントに登録して選択肢を広げておくのもおすすめです。
海外転職を希望する人向けの求人は、日本国内の求人に比べると多いとは言えず、希望する国や条件によっては、なかなかマッチする求人が見つからないこともあるためですね。
各転職サイトでのみ取り扱いのある求人や、非公開求人をたくさん保有している転職エージェントもあるため、いろんな求人をチェックできるよう、複数登録は必須と言ってもいいでしょう。
転職サイトを使って自分で転職活動を進めたいと考えている人も、併せて転職エージェントに登録して各国の採用にいたるまでのプロセスや、求人動向について教えてもらうという使い方もおすすめです。
また転職エージェントは、担当キャリアアドバイザーとの相性が転職成功を左右するともいわれています。
複数登録すれば、キャリアアドバイザーや転職エージェントのサポートを比較検討できるメリットもあります。
転職サイトと転職エージェント、それぞれの特徴をうまく活用してください。
- ●転職サイトと転職エージェントの複数登録をするなら
- 『Working Abroad』×『centre people』の複数登録がおすすめ。
海外転職に特化したサービスで、アジア・欧米・ヨーロッパの求人を幅広く扱っています。
- ●海外転職特化型と総合型サービスの複数登録をするなら
- 『QUICK USA』×『ランスタッド』の複数登録がおすすめ。
両サービスとも転職をサポートしてくれる転職エージェントで、海外転職に詳しいコンサルタントが希望に合った求人を紹介してくれます。
海外転職におすすめ転職サイト&エージェントを「検索ツール」で探してみよう
ここまで、具体的な海外転職におすすめの転職サイト&エージェントや選び方を紹介してきました。
しかし、まだ利用する転職サイト&エージェントが決められないという人もいるでしょう。
希望する「職種」「業種」「年収」「勤務地」など条件が明確な人は、当サイトが用意した「検索ツール」で探してみてください。
希望条件を選択して「検索する」ボタンを押すと、条件にマッチした転職サイト&エージェントが表示されます。
簡単に使える検索ツールなので、海外転職に使いたい転職サイト&エージェントが見つからない人も、ぜひ試してみてください。
転職活動以外で海外転職する際に押さえておきたい4つのポイント
海外転職は転職活動以外にも、考えておくことや理解しておかなくてはいけないことがあります。
これから海外転職を目指す人は、次の4つのポイントを押さえておきましょう。
詳しく解説していきますので、住んでみてから後悔しないためにもチェックしてみてください。
ポイントその1|日本とは医療制度が異なる
海外と日本とでは医療制度が異なることを理解しておきましょう。
海外へ転職したら、海外の公的医療制度に加入することになりますが、日本のように自由に病院を選べない国や、自己負担比率が高い国などもあるからですね。
公的医療制度についても、国によって内容は違うため、事前に調べておくことが大切です。
たとえば、歯科治療がカバーされない国もあります。
海外転職のため会社を退職すると、社会保険の資格を喪失し国民健康保険に切り替わりますが、「海外転出届」を出さなければ、日本の居住者となるため加入し続けることになります。
原則1年以上海外で過ごす場合、「海外転出届」を提出して国民健康保険を脱退することとなりますが、一時帰国の際に治療を受けるなどの理由で加入し続ける人も。
上記のような制度を理解した上で、「海外転出届」を出すのか、住民票の扱いについても考えてみてください。
ポイントその2|年金をどうするか考えておく
転職後、年金の納付をどうするかについても考えておく必要があります。
駐在員の場合、厚生年金に加入し続けられますが、現地採用だと厚生年金には加入できないからですね。
将来の受給額を考えて年金を払い続けたいなら、国民年金へ加入するといいでしょう。
「海外転出届」を出せば国民年金の加入義務はなくなるため、将来もらえる年金額が減ってもいい場合は加入しない選択肢もあります。
人それぞれライフプランもありますし、どうすればいいのかわからない人は、年金事務所やファイナンシャルプランナーに相談してみるといいでしょう。
ポイントその3|文化や生活習慣の違いに馴染めない可能性もある
海外の文化の違いに馴染めない人がいることも理解しておきましょう。
日本と海外では、「食文化」「生活習慣」「宗教」「気候」など、さまざまな違いがあります。
たとえば、「油が多くて食事が口に合わない」「人の距離が近い」「雨が多くて滅入る」などですね。
せっかく希望条件に合った転職を成功させても、文化や生活習慣が合わず、転職を失敗したと感じる人も一定数います。
現地に住んでいる日本人や、海外転職の経験がある人に話を聞くなど、事前に入念な情報収集を行ってください。
ポイントその4|転職先の国によっては時差で日本と連絡が取りにくい
転職先の国によっては時差で日本と連絡が取りにくくなることもあります。
時差によっては、日本の友人や家族と連絡が取れず、寂しさを感じたり、ストレスになったりする人も。
また、緊急時に日本からの電話にすぐ対応できないデメリットもあるので注意が必要です。
リアルタイムで日本と連絡が取りたい人は、時差も考慮した国選びが必要になってくるのではないでしょうか。
海外転職向け転職サイト&エージェントのよくある質問
海外転職におすすめの転職サイト&エージェントを利用する際のよくある質問について紹介します。
わからないことや気になる点があれば、ぜひ参考にしてみてください。
転職サイトは「求人掲載料」を、転職エージェントは「紹介手数料」を企業から受け取って運営しているため、求職者は費用負担をする必要はありません。
ただし、より手厚いサポートを受けたい人向けに、有料のプランを用意している転職サイト&エージェントも。
今回紹介している「ビズリーチ」や「GJJ海外就職デスク」は有料のサービスがあるので、無料で利用したい人は注意してください。
また、現地採用の最終面接へ行くための旅費などは出ません。
最近はWeb面談を実施している企業も多いですが、最終面接は渡航が必要になる傾向に。
渡航にはお金がかかるので、滞在時に複数の面接を受けられるようスケジューリングするといいでしょう。
とくに母国語が英語のエリアでは、英語力は必須です。
アメリカはTOEIC900以上ないと厳しいという声も聞かれます。
ただ、海外の求人の中には、日本語のみでもできる仕事があります。
たとえば、飲食店のキッチンスタッフは厨房で料理を作るので、現地の言葉で話す機会も少ないです。
日系企業が集まる国やエリアなら、日本語しか喋れない人でも、仕事が見つかりやすかったり、生活もしやすいでしょう。
2023年6月現在、「東南アジア」は需要が高いです。
東南アジアの中でもとくにタイは、就労ビザが取りやすいと言われています。(※2023年6月時点)
また日本ブームの影響で、日本食を扱う飲食店や、日本語を教える求人も多いです。
「営業職」や「エンジニア」などの経験が活かせる仕事も決まりやすい傾向に。
詳しくは転職エージェントが情報を提供してくれるので、各国の就職事情について、一度話を聞いてみてください。
転職サイト内に詳細な情報が掲載されていたり、転職エージェントなら取得条件を詳しく教えてくれるでしょう。
転職を希望する国の大使館や領事館のホームページで確認することも可能です。
主に学歴や実務経験が求められるので、必要条件を満たしていなければ就労ビザが取れず、転職できないこともあるので注意してください。
一般的に転職サイトはマイページから、転職エージェントはメールなどを使って登録解除しなくてはいけません。
退会すると、登録していた情報はすべて削除されてしまいます。
英文レジュメなど必要なデータは退会前に保存しておくようにしてください。
海外転職には各国の就職事情に詳しい転職エージェントを押さえておこう
海外転職を目指す人は、希望する国の就職事情に詳しい転職エージェントの利用は必須です。
国内の転職とは違って求人数も限られており、現地の情報収集や海外で働くための準備など、一人での転職活動はとても負担が大きいからですね。
また、初めての海外転職だと何から始めたらいいのかもわかりませんし、語学が苦手な人は現地企業とのやり取りにも苦慮するでしょう。
転職エージェントを使えば、海外転職のノウハウや各国の就職情報などを教えてもらえます。
転職サポートも充実しているので、海外転職の成功率アップも期待できます。
とくに以下に該当する人は、海外転職の支援実績が豊富な転職エージェントの利用がおすすめです。
すでに海外転職の経験がある人や、海外勤務経験があり語学も堪能な人なら、海外転職向けの転職サイトの利用もおすすめですし、スカウトサービスを併用するのもいいでしょう。
転職サイト&エージェントを活用して、海外転職を成功させてくださいね。