「保健師の仕事や働き方に興味がある」という看護師さんも多いのではないでしょうか。
保健師は大変人気のある職種で、予防医療に携われるのはもちろん、看護師ならではの複雑な人間関係や、不規則な勤務形態から解放されるメリットもあります。
そのため、保健師の転職市場は競争が激しく、転職活動も簡単にはいきません。
そこでおすすめなのが、転職サイト&エージェントの活用です。
保健師の転職におすすめの転職サイト&エージェント9選
それでは早速、保健師に強いおすすめの転職サイト&エージェント9社を紹介していきます。
なお、おすすめ9選は以下をもとに編集部が独自に選んでいます。
各転職サイト&転職エージェントの特徴や、おすすめポイントなども紹介しているのでぜひ参考にしてみてください。
ナース専科 転職(※旧ナース人材バンク)は地元で保健師の仕事を探している人におすすめ
- 地域に詳しいキャリアパートナーがサポート
- 条件のあう求人はまとめて紹介
- リモート産業保健師も扱っている
地元で保健師の仕事を探している人は、ナース専科 転職(※旧ナース人材バンク)がおすすめ。
各都道府県担当のキャリアパートナーが在籍しているからです。
北海道から沖縄、離島までの保健師求人を扱っており、地域に詳しい看護師・保健師専門のキャリアパートナーが転職をサポート。
担当エリアの病院やクリニックの内情まで把握しているため、求人票には載らないような情報も教えてもらえます。
また、条件のあう求人はまとめて紹介してくれるのもポイントです。
すべて応募するのもよし、自分に一番あった求人を選んで応募もできますよ。
年間利用者は10万人以上(※)であり、「2023年オリコン顧客満足度調査 看護師転職」では、総合1位を獲得しています。
ナース専科 転職では、「リモート産業保健」というサービスもあるので、在宅で産業保健師の仕事をしたい人もぜひ登録を検討してくださいね。
※公式サイトより(2023年9月時点)
働き方 | 常勤、日勤のみ、夜勤あり、夜勤のみ、非常勤 |
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就業先 | 病院、クリニック、訪問看護、企業、保育園、幼稚園、学校、介護施設、その他 |
求人対応エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社エス・エム・エス |
公式サイト | https://www.nursejinzaibank.com/ |
マイナビ看護師はとにかく早く転職先を決めたい人におすすめ
- 最短1週間で転職できる
- 医療業界専門のキャリアアドバイザーがサポート
- 他社と比べても保健師求人が多い
とにかく早く転職先を決めたい人は、マイナビ看護師がおすすめ。
最短1週間で転職も可能なためです。
毎年1万人以上の看護師さんが利用するマイナビ看護師は、多数ある紹介実績のなかから、評判のいい職場を中心に紹介。
医療業界専門のキャリアアドバイザーが、「すぐに転職したい」という要望にも即日対応してくれます。
また他社と比べても保健師求人が多いのもポイント。
競争率の高い保健師求人ですが、求人数が多いので希望にあった仕事が短い期間で見つかる可能性も大きいですよ。
公式サイト上には、実際に1週間で転職成功させた事例も掲載されており、どのような手順で選考がすすむのかもわかるので、ぜひ参考にしてくださいね。
入職時期や就業条件などの交渉もキャリアアドバイザーが代行してくれるので、転職を考えたなら、ぜひ登録を検討してくださいね。
働き方 | 正社員、契約社員、パート・アルバイト、業務委託その他 |
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就業先 | 病院、クリニック・診療所、美容クリニック、施設(有料老人ホーム・老健など)、訪問看護ステーション、看護師資格・経験を活かせる一般企業、治験関連企業(CRA、CRCなど)、保育施設 |
求人対応エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社マイナビ |
公式サイト | https://kango.mynavi.jp/ |
レバウェル看護は職場環境を重視している人におすすめ
- 職場の大変なところも含めて情報を教えてくれる
- 非公開求人の紹介も可能
- 土日祝の面談にも対応
転職先を選ぶのに職場環境を重視している人は、レバウェル看護がおすすめ。
職場のいいところも大変なところもしっかり伝えてくれるからです。
レバウェル看護では、年間4000回(※)以上の職場訪問を実施し、求人先の情報を収集。(※2022年5月11日時点)
職場の方針からやめた人の退職理由までを聞き取り、求職者のヒアリング内容に合わせて最適な保健師求人を紹介してくれます。
さらに、転職を成功させた人に入職後のアンケートを実施。
公式サイトでは「インタビューあり」の求人情報もあり、職場の雰囲気などもわかりますよ。
もし、求人検索で条件に合う保健師求人が見つからなくても諦める必要はありません。
非公開求人も多数扱っており、なかには好条件の保健師求人もあるので、あなたにピッタリの仕事が見つかる可能性も。
土日祝の面談にも対応しているので、保健師転職を考えている人は、まずは相談だけでもしてみてはいかがですか。
働き方 | 常勤(夜勤有り)、日勤常勤、夜勤専従常勤、夜勤専従パート、非常勤 |
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就業先 | 病院、クリニック、介護施設、訪問看護、検診センター |
求人対応エリア | 全国 |
運営会社 | レバレジーズメディカルケア株式会社 |
公式サイト | https://kango-oshigoto.jp/ |
看護roo!は自分のことを客観的に知りたい人におすすめ
- さまざまな診断が無料で受けられる
- 全国に保健師求人あり
- 登録すると転職サポートが受けられる
自分のことを客観的に知り、自分にあった転職をしたい人は、看護roo!がおすすめ。
公式サイト内でさまざまな診断ができるからです。
診断できるのは「転職の希望条件こだわり診断」「性格からわかる職場診断」「キャリアパートナー診断」の3種類。
「転職する際に何を重視しているか」や「どんな施設や業務が向いているか」などが診断でわかり、転職を決めたときには、あなたにあうキャリアパートナーのタイプも診断できますよ。
どの診断も簡単な質問に答えるだけで診断ができ、所要時間も3~5分の短時間。
診断結果で自分のことを客観的にわかるだけでなく、質問に答えていくことで、自分の思考を冷静に考えられるのもポイントです。
全国の保健師求人を扱っており、求人票には「キャリアパートナーのおすすめポイント」も掲載されているので、応募するかの判断に役立ちますよ。
会員登録しなくても診断は可能ですが、登録すると履歴書添削や面接対策などのサポートが受けられるようになるので、登録して損はないでしょう。
働き方 | 常勤、パート(非常勤)、契約社員 |
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就業先 | 一般病院、大学病院、一般+療養、療養型病院、精神病院、クリニック、訪問看護、介護施設、健診センター、保育園・学校、その他施設 |
求人対応エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社クイック |
公式サイト | https://kango-roo.com/ |
ジョブメドレーは効率よく転職活動をすすめたい人におすすめ
- 採用担当者と直接やり取りができる
- スカウト機能あり
- LINEで仕事が探せる
効率よく転職活動をすすめたい人は、ジョブメドレーがおすすめ。
公式サイトから応募ができ、直接採用担当者とやり取りができるからです。
間に何も挟まずに求人先とやり取りができるため、スケジュール調整などもしやすくスムーズな転職活動が可能。
求人の詳細情報では、同じ求人に興味をもっている人の人数も表示されるため、急いだほうがいいのか、少し待ってもいいのかもわかりますよ。
会員登録すると、あなたのプロフィールに興味をもった事業所からスカウトが届く可能性もあり、スカウト経由で応募すると内定率もアップ。
保健師の求人も多数扱っており、勤務希望の都道府県にどれくらいの保健師求人があるのか、すぐにわかるのも便利です。
LINE登録すると手軽に仕事を探せるようになるので、まずはLINEのお友達登録をしてみてはいかがですか。
働き方 | 正職員、契約職員、パート・バイト、業務委託 |
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就業先 | 病院、診療所、代替医療・リラクゼーション、介護・福祉事業所、訪問看護ステーション、保育園・幼稚園、その他(企業・学校等)など |
求人対応エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社メドレー |
公式サイト | https://job-medley.com/ |
APOPLUS(アポプラス)は産業保健師への転職を目指している人におすすめ
- 産業保健師専門のサポートチームあり
- 産業保健師について学べるセミナー開催
- 求人票に載らない情報も教えてもらえる
産業保健師への転職を目指している人は、APOPLUS(アポプラス)がおすすめ。
業界で唯一、企業や大学への転職希望者をサポートする専門チームがあるからです。
企業で働く保健師の「産業保健師」は、福利厚生が充実していたり、土日祝は休みだったりと魅力が多く人気の求人。
倍率が高いことにくわえ、医療機関への転職とはまったく違うため、専門のサポートチームがあるのは大きな魅力です。
APOPLUS(アポプラス)では、産業保健師の転職に精通したスタッフがヒアリングから応募、面接対策、転職成功までを強力にバックアップ。
保健師専門コンサルタントによる個別相談会のほか、産業保健師について学べるセミナーも開催していますよ。
また、企業や大学の求人も多数あり、非公開求人からの紹介も可能です。
保健師の転職に28年(※)の実績もあり、求人票を見ただけではわからない職場の空気感や社風なども伝えてもらえますよ。
「キャリアアップしたい」「家庭と両立したい」人にも、ライフスタイルにあった働き方を提案してくれるので、ぜひ登録を検討してくださいね。
※2023年9月時点
働き方 | 正社員・契約社員、紹介予定派遣、派遣社員、パート |
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就業先 | 産業保健(企業内健康管理室・企業内診療所)、治験・その他、学校、保育園、介護系、病院(病棟)、病院(外来)、クリニック・健診センター |
求人対応エリア | 全国 |
運営会社 | アポプラスキャリア株式会社 |
公式サイト | https://www.kan54.jp/ |
看護師ワーカー(旧:医療ワーカー)は求職者一人ひとりにあったサポートをしてほしい人におすすめ
- オーダーメイド型の転職サポート
- 非公開求人を含めた中から最適な求人を紹介
- 採用条件確認書がもらえる
求職者一人ひとりにあったサポートをしてほしい人は、看護師ワーカー(旧:医療ワーカー)がおすすめ。
求職者の事情や状況にあわせて、オーダーメイド型の転職サポートをしてくれるからです。
「スキルアップしたい」「ワークライフバランス重視」など、転職したい理由はそれぞれ。
看護師ワーカーでは専任のアドバイザーが一人ひとりの事情にあわせて、非公開求人を含む保健師求人の中から「あなただけの」「あなたのための」理想の求人情報を紹介してくれます。
また、実際に働く看護師・保健師さんからの口コミ情報も教えてくれるため、人間関係などの情報も事前にわかりますよ。
看護師・保健師専門のアドバイザーが面接対策から給与などの条件交渉も代行。
採用が決まったときには、給与・勤務時間・休日・研修・仕事内容・福利厚生などが書かれた「採用条件確認書」ももらえるので、「話が違う」なんてこともありません。
登録しても無理に転職をすすめられることはないので、転職を考えたなら登録してみてはいかがですか。
働き方 | 常勤(夜勤あり)、常勤(日勤のみ)、常勤(夜勤のみ) |
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就業先 | 病院、クリニック、介護関連施設、訪問看護、企業、その他 |
求人対応エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社トライト |
公式サイト | https://iryouworker.com/ |
アンゼロ産業医・保健師は企業に転職をしたい人におすすめ
- 上場企業を中心に幅広い業種の保健師求人を扱っている
- 産業保健師専任のコンサルタントがサポート
- 転職後のサポートも万全
企業に転職をしたい人は、アンゼロ産業医・保健師がおすすめ。
上場企業を中心に、メーカー、商社などの幅広い業種の保健師求人を扱っているからです。
アンゼロ産業医・保健師は、その名の通り産業保健に特化した転職エージェント。
産業保健の専属部門が設置されており、産業保健師専任のキャリアコンサルタントが履歴書や職務経歴書の書き方から面接対策、入社までをフルサポートしてくれます。
また、入職後も健康経営関連の情報を提供してくれるなど、転職後のサポートも万全。
これまでに「健康経営銘柄」や「健康経営優良法人」にあたる企業との取引実績が多数ありますよ。
公式サイトでは、大手IT企業へ転職した保健師の「転職ケーススタディ」も掲載されており、成功のポイントなどもわかるので参考になること間違いなしです。
人気の高い産業保健師を専門に扱っているサービスですが、求人数は多くないので、ほかのサービスとあわせて利用すると便利でしょう。
働き方 | 正社員、契約社員 |
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就業先 | 企業 |
求人対応エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社アンゼロ |
公式サイト | https://unzero.co.jp/ |
エムステージ(M.STAGE)は様々な働き方ができる産業保健師の仕事を探している人におすすめ
- さまざまな雇用形態の求人を保有
- 産業保健師未経験でも紹介可能
- 大手企業の非公開求人あり
様々な働き方ができる産業保健師の仕事を探している人は、エムステージ(M.STAGE)がおすすめ。
正社員から週1回の業務委託など、さまざまな条件で産業保健師求人の紹介が可能だからです。
エムステージ(M.STAGE)では、週5勤務の正社員求人や月1日から勤務できる業務委託の求人などを扱っており、求職者のライフスタイルにあわせた仕事の紹介が可能。
希望エリアの求人がないときや条件にあった求人が見つからないときでも、案件が発生したらすぐに連絡をしてもらえますよ。
また、「産業保健師未経験OK」の求人があるのもポイント。
経験豊富な現役保健師に相談ができ、業務で使える資料や書式フォーマットも提供してもらえるので、未経験でも不安なく働けます。
求人のなかには、高収入や高条件の求人や大手企業の非公開求人も保有。
2,900事業場(※)で産業保健サービスの導入してきた実績を活かし、勤務日数や勤務時間など、希望条件にあった最適な求人を紹介してもらえます。
転職活動中はもちろんのこと転職後もサポートしてもらえますが、詳しい求人は見られないので、気になる人は問い合わせしてくださいね。
※2023年9月時点
働き方 | 正社員、契約社員、業務委託 |
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就業先 | 企業、健診センター、医療機関事務局など |
求人対応エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社エムステージホールディングス |
公式サイト | https://sangyohokensupport.jp/ |
今回紹介した保健師向け転職サイト&エージェントは、以下の9社です。
- ナース専科 転職
- マイナビ看護師
- レバウェル看護
- 看護roo!
- ジョブメドレー
- APOPLUS(アポプラス)
- 看護師ワーカー(旧:医療ワーカー)
- アンゼロ産業医・保健師
- エムステージ(M.STAGE)
「どの転職サイト&エージェントも魅力的で選べない」という人は、次の章で希望条件別におすすめの転職サイト&エージェントをピックアップしているので、ぜひチェックしてみてください。
【希望条件別】保健師向けおすすめの転職サイト&エージェントをピックアップ
保健師さんによって、働きたい場所や働き方など希望はさまざまです。
この章では、以下の条件別に保健師向けおすすめの転職サイト&エージェントを紹介します。
なぜおすすめなのかポイントなども紹介しているので、迷っている保健師さんは、紹介している中から気になる転職サイト&エージェントを選んでみてはいかがでしょうか。
1.産業保健師向けおすすめ転職サイト&エージェント3選
企業で働く産業保健師を希望する人は、『アンゼロ産業医・保健師』『エムステージ(M.STAGE)』『APOPLUS(アポプラス)』を押さえておくといいでしょう。
上記3社は、産業保健師の転職支援に強い転職エージェントだからですね。
産業医療職に特化したアンゼロ産業医・保健師は、産業医療職専任のチームで転職を徹底サポートしてくれます。
大手や有名企業との取引もあるので、福利厚生が整っていて、安定的に働ける職場を探している人にもおすすめです。
エムステージ(M.STAGE)も、産業医・産業保健師といった産業保健に特化した転職支援サービスで、これまでにも多数の事業場で産業保健サービスの導入実績を持っているので押さえておきたいです。
大変人気の高い産業保健師は競争率も高いですが、エムステージなら案件発生時にすぐ把握できる体制があるため、ライバルよりいち早く求人紹介を受けられる可能性もあります。
在籍しているコンサルタントすべてが、保健師転職に特化したプロフェッショナルのAPOPLUS(アポプラス)なら、最適な求人紹介とキャリア提案を見込めます。
対面でのヒアリングを実施しているので、悩みや不安なども相談しやすく、知識や情報量の豊富なコンサルタントの存在は心強いでしょう。
未経験者や新卒向けの求人あり。情報量も豊富。
【公式】https://unzero.co.jp/recruit/user/
多数の企業と取引実績あり。
【公式】https://sangyohokensupport.jp/
保健師転職に特化。対面での面談でじっくり相談可。
【公式】https://www.kan54.jp/
2.病院保健師向けおすすめ転職サイト&エージェント2選
病院やクリニック、健診センターなどで保健師として働きたい人は、『レバウェル看護』『マイナビ看護師』をチェックしてみてください。
上記2社は、多数の病院・クリニックとの取引があるため、病院保健師の求人も見つかりやすいです。
医療機関への職場訪問に力を入れているレバウェル看護は、各病院やクリニックの職場情報に詳しく、求職者と求人先それぞれの希望にマッチした求人紹介を得意としています。
職場環境や人間関係に不安がある人は、ぜひレバウェル看護に相談してみてください。
実績豊富なマイナビ看護師は、多数の病院・クリニックとの取引実績があるため、保健師求人も豊富に保有しています。
非公開求人も充実しているので、なかなか保健師の求人が見つからないという人はぜひ活用してください。
病院・クリニックの詳細な情報を保有。
【公式】https://kango-oshigoto.jp/
医療機関向け保健師の非公開求人を紹介してもらえる。
【公式】https://kango.mynavi.jp/
3.非常勤・パート向けおすすめ転職サイト&エージェント3選
非常勤・パートで保健師として働きたい人は、『マイナビ看護師』『ナース専科 転職』『ジョブメドレー』をチェックするといいでしょう。
上記3社は、「非常勤」や「パート・アルバイト」といった雇用形態の求人も保有しており、柔軟な勤務方法を相談&選択できます。
大手グループならではのパイプがあるマイナビ看護師は、さまざまな施設・企業と取引があるため、パート・アルバイトの保健師求人の紹介にも強いです。
プライベートとの両立を実現したい人や働きやすさを重視している人は、キャリアアドバイザーに希望の働き方を伝えてみてください。
地方の保健師求人にも強いナース専科 転職は、U・Iターン転職や配偶者の転勤などで地方転職を目指す人に使えるでしょう。
各都道府県に担当キャリアパートナーが在籍しており、非常勤の保健師転職の相談にものってもらえます。
自分でも積極的に転職活動を進めたいなら、ジョブメドレーを押さえておくといいでしょう。
パート・アルバイトの求人も掲載されており、直接自分で応募も可能なので、ぜひ求人情報をチェックしてみてください。
保健師のパート・アルバイト求人紹介も可能。
【公式】https://kango.mynavi.jp/
非常勤求人を保有。地方の転職支援にも強い。
【公式】https://www.nursejinzaibank.com/
多種多様な医療機関と取引あり。
【公式】https://job-medley.com/
4.未経験者向けおすすめ転職サイト&エージェント3選
保健師未経験からの転職を目指す人は、『ナース専科 転職』『マイナビ看護師』『APOPLUS(アポプラス)』を活用するといいでしょう。
上記3社は、「未経験者歓迎」「未経験可」などの条件で求人検索が可能なのはもちろん、キャリアアドバイザーが転職支援も行ってくれるので、未経験者でも挑戦できる求人紹介を受けられる可能性が高いです。
ナース専科 転職は、希望エリアの求人に詳しいキャリアパートナーが担当制で転職支援を行ってくれます。
そのため、「本当に未経験でも応募が可能なのか」や「応募が殺到しているのか」などについても詳しく教えてもらえるでしょう。
さまざまな求人を保有しているマイナビ看護師には、未経験保健師向けの求人を非公開で保有している可能性があります。
全国に相談会場を設けているので、保健師資格はあるものの実務経験がなく転職に不安がある人は、ぜひ相談してみてはいかがでしょうか。
多様な雇用形態の求人を扱うAPOPLUSなら、未経験からチャレンジできる求人が見つかるでしょう。
「派遣社員」「パート」「契約社員」といった働き方で、経験を積むことから始めてみるのもおすすめです。
未経験者ならではの不安を相談できる。
【公式】https://www.nursejinzaibank.com/
非公開求人多数。全国に相談会場あり。
【公式】https://kango.mynavi.jp/
派遣やパートの未経験向け求人が見つかる。
【公式】https://www.kan54.jp/
保健師の種類を解説
保健師向けの転職サイト&エージェントを紹介してきましたが、ひとえに保健師といっても「どこで働くか」「誰をサポートするか」で、仕事内容が変わってきます。
この章では、おもな保健師の種類を3つ紹介します。
自分にあった職場や働き方を探している方はぜひ参考にしてくださいね。
1.行政保健師
一般的に「保健師」として知られているのが、「行政保健師」です。
市区町村などの行政関係の施設で働く保健師で、地域住民の健康維持や予防医療を行います。
行政機関で働く保健師は全体の約7割を占めており、そのなかでも市町村で働く保健師は8割以上となっています。(※「令和3年度保健師活動領域調査(領域調査)結果の概況」より)
行政保健師のおもな職場は以下の通りです。
- 都道府県・市区町村の保健所
- 保健センター
- 地域包括支援センター
- 厚生労働省
行政保健師は公務員のため、「給料や待遇が安定している」「残業・休日出勤はほぼない」などのメリットがあります。
行政保健師になるためには、それぞれの行政機関が実施する公務員試験に合格する必要があります。
2.産業保健師
産業保健師は、企業で働く保健師のことです。
従業員の健康状態の把握やメンタルケアなどをおこないます。
産業保健師のおもな仕事は次の通り。
- 健康診断の受診を促す
- ストレスチェック・メンタルケア
- 過重労働対策
- 休職者の対応
- 従業員の健康相談・健康教育の実施
産業保健師は、おもに総務部や人事部に配属され、従業員の健康管理・健康維持を行います。
働く企業によって違いはあるものの、土日祝休みの企業であれば日勤のみで働けることや、デスクワークが多いため身体的負担の少ないことがメリットです。
また、産業保健師を設置しているのは大企業が多いため、福利厚生が充実しているのもポイントです。
産業保健師になるためには企業に採用されなければいけませんが、求人数が少ない上に倍率が高いため、探してすぐに見つかるような仕事ではありません。
3.学校保健師
学校保健師は、小学校や中学校などの教育機関で働く保健師のことです。
おもに、生徒や教職員の健康管理や健康維持を行います。
勤務場所は保健室のため、「保健室の先生」だと思われる方もいるでしょうが、保健室の先生は養護教諭免許を持った養護教員であり、学校保健師は「学校に勤務する保健師」です。
子どもたちの成長を見守れることや、夏休み・冬休みといった長期休暇を取得しやすいのがメリットとなります。
保健師免許があれば学校保健師になれますが、求人数が非常に少ないため狭き門となっており、学校保健師として働くのはかなり難しいと言えます。
保健師向け転職エージェントにはメリット・デメリットがある
保健師向け転職エージェントには、メリットとデメリットがあります。
メリット |
・保健師の非公開求人を紹介してもらえる ・競争の厳しい保健師の転職市場で「選考通過率」や「内定獲得率」がアップする ・転職活動の負担を軽減できる |
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デメリット |
・保健師向けの転職エージェントを利用しても必ず転職できるわけではない ・担当キャリアアドバイザーと相性が合わないこともある ・「行政保健師」の転職には使えない |
転職エージェントを使った転職活動を検討している人は、メリット・デメリットについて理解した上で利用してください。
それではメリットから見ていきましょう。
保健師向け転職エージェントにはメリットが3つある
保健師向け転職エージェントを利用する場合、以下の3つのメリットがあります。
- 保健師の非公開求人を紹介してもらえる
- 競争の厳しい保健師の転職市場で「選考通過率」や「内定獲得率」がアップする
- 転職活動の負担を軽減できる
それぞれのメリットについて解説していくので参考にしてみてください。
1.保健師の非公開求人を紹介してもらえる
保健師転職で転職エージェントを利用するメリットとして、非公開求人を紹介してもらえるメリットが挙げられます。
企業や施設との太いパイプがある転職エージェントは、非公開で採用活動を希望する企業・施設から求人依頼を受けているからですね。
企業や施設が保健師の求人を非公開にして採用活動を行う主な理由は以下のとおり。
- 応募が殺到する可能性もあるため、採用活動を効率的に行いたい。
- 採用活動を社内・施設内の人間に知られたくない。
- 希望する人材の条件が明確。(産業保健業務の経験2年以上、事務処理スキル必須など)
- 早急に欠員補充が必要である。
保健師の求人は決して多くないので、非公開求人の紹介を受けられるようにしておくと可能性や選択肢も広がるでしょう。
ただし、非公開求人は企業や施設などから求められるスキルや経験などを満たしている人のみが紹介を受けられます。
転職エージェントに登録しても、必ず非公開求人を紹介してもらえるわけではないことを理解しておきましょう。
2.競争の厳しい保健師の転職市場で「選考通過率」や「内定獲得率」がアップする
保健師向けの転職エージェントを利用すれば、「選考通過率」や「内定獲得率」がアップするメリットもあります。
なぜなら、保健師の転職に精通したキャリアアドバイザーが転職活動を徹底サポートしてくれるからですね。
転職エージェントでは、選考通過や内定獲得のために、以下のサポートを実施しています。
- 希望や適性に合った求人紹介
- 応募書類の添削
- 推薦状の添付
- 面接対策
- 保健師業界の転職市場や求人動向の情報提供
- キャリア相談など
jobtagで紹介されている、保健師の有効求人倍率は「1.21」、一方の看護師は「2.53」と保健師の求人倍率のほうが低いとわかります。(※令和4年度のハローワーク求人統計データ)
さらに「産業保健師」や「行政保健師」となると倍率はもっと低くなる傾向に。
保健師は大変人気の高い職種で、ライバルも非常に多いため、他の求職者と差をつける、転職活動を行う必要があります。
ぜひ転職エージェントのサポートを受けて、保健師の転職活動を有利に進めてください。
3.転職活動の負担を軽減できる
転職活動の負担を軽減できるのも、転職エージェントを利用するメリットのひとつです。
なぜなら、転職エージェントが求職者に代わって手続きや交渉などを代行してくれるからですね。
具体的には以下の手続きや交渉などを代行してくれます。
- 求人探し
- 求人への応募
- 応募状況の管理
- 面接日や入社日のスケジュール調整
- 企業・医療機関研究の代行
- 保健師業界の情報提供
- 給料や待遇などの条件交渉など
現役看護師として働きながら、保健師への転職を目指す人も多いのではないでしょうか。
しかし看護師として働きながらの転職活動は、夜勤やシフトの関係上、時間が取りにくく、スケジュール調整や求人先とのやり取りなども大変です。
また、保健師の転職活動は時間がかかることも考えられるため、長期間一人で転職活動を進めるとなると、体力的にも精神的にも負担は大きいでしょう。
保健師向け転職エージェントにはデメリットが3つある
保健師向け転職エージェントを利用する場合、次の3つのデメリットがあります。
- 保健師向けの転職エージェントを利用しても必ず転職できるとは限らない
- 担当キャリアアドバイザーと相性が合わないこともある
- 「行政保健師」の転職には使えない
ワンポイントアドバイスも併せて紹介しているので、デメリットが不安な保健師さんは参考にしてみてください。
1.保健師向けの転職エージェントを利用しても必ず転職できるとは限らない
保健師向けの転職エージェントを利用しても、必ず転職できるとは限りません。
保健師はとにかく競争率が高く、たとえ求人を紹介してもらったとしても、他社から応募した人材に内定が決まることもあります。
たとえば、産業保健師は求人数が少ないのに対して、働きやすさから大変人気があるため高倍率です。
求人数が少ない理由は、各企業に在籍する産業保健師は1~2人とポジションが限られているからです。
一方で欠員が出た場合、即戦力として仕事がこなせる保健師を希望する企業が多いため、すでに産業保健師としての経験があるなど、市場価値の高いでないと有利に転職活動を進められません。
未経験者や研修・教育体制の整った環境を希望する人だと、条件に合う求人が見つからず、サポートが後回しになることもあります。
転職エージェントを使ってもスキルや経験、求人状況などによっては転職活動がうまく進まないこともあると理解しておきましょう。
市場価値が高いとは思えない人や、保健師の実務経験がない人は、看護師としての臨床経験を積んだり、保健師の仕事に活かせる資格取得を目指してみてはいかがでしょうか。
健診センターなら看護師業務もこなす必要がありますし、産業保健師の募集の中には、「看護師経験3年以上」といった条件の求人も見受けられます。
保健師の仕事内容は予防医療が中心ではあるものの、応急処置や急病に対応する業務が発生することもあるので、看護師としての臨床経験を積んでおいて損はないでしょう。
また、就業先や業務内容によっては、資格があれば有利に転職活動が進められるケースもあります。
以下それぞれの保健師の転職活動に活かせる資格をピックアップしたので、参考にしてみてください。
<産業保健師>
- 産業カウンセラー
- 第一種衛生管理者
- 労働衛生コンサルタント
<病院保健師>
- 保健指導士資格
- 家族相談士・家族心理士
<学校保健師>
- 養護教諭
- 思春期保健相談士
- 健康運動指導士・健康運動実践指導者
2.担当キャリアアドバイザーと相性が合わないこともある
保健師以外にも言えることですが、キャリアアドバイザーと相性が合わないこともあります。
キャリアアドバイザーによって経験値も違えば、転職活動の進め方や性格などもさまざまです。
保健師向けの転職エージェントの中には、どちらかといえば看護師の転職支援に強いキャリアアドバイザーが多いこともあります。
そのため、保健師の転職事情には詳しくなかったり、医療機関の情報はもっていても企業の情報には精通しておらず、産業保健師の転職相談を得意としていないキャリアアドバイザーが存在していたりもします。
サポート力がイマイチだったり、相性が合わない担当者に当たってしまうと、転職活動もうまく進まず、やり取りが面倒に感じてしまう可能性もあるでしょう。
キャリアアドバイザーとの相性が合わないと感じたら、すぐに担当者の変更をお願いしてみてください。
「相性が合わない」「イマイチ頼りにならない」と感じながら使い続けても、転職成功にはつながりません。
もちろんキャリアアドバイザーの変更は正当な理由があれば対応してもらえます。
具体的に何が合わないのかを、転職エージェントの窓口などに伝えてみてください。
また、転職エージェント自体が保健師の転職サポートを得意としていないこともあるので、担当者の変更をお願いしても改善しないようなら、他のサービスの利用をおすすめします。
保健師転職の知識や経験が豊富で、相性ぴったりのキャリアアドバイザーにはなかなか出会えないかもしれませんが、根気強く探してみてください。
3.「行政保健師」の転職には使えない
保健師転職を目指している人の中には、「行政保健師」になりたいと考えている人もいるのではないでしょうか。
残念ながら、保健師向けの転職エージェントは「行政保健師」の転職には使えません。
行政保健師は「保健所」「保健センター」など、公的機関で働く保健師のことで、公務員に該当するため、自治体が募集を行うケースがほとんどだからです。
また、公務員試験に合格する必要があることや、採用プロセスの透明性・公平性なども確保しなくてはいけません。
よって転職エージェントからの求人紹介は難しいですが、行政保健師の転職事情についての情報提供はしてもらえる可能性があるので、相談だけでも活用してみてはいかがでしょうか。
行政保健師の転職を希望する人は、自治体のウェブサイトや広報誌などに掲載されている採用情報をこまめにチェックするといいでしょう。
基本的には年度はじめの4月採用ですが、欠員などが出た場合はその都度、募集が行われるからですね。
また、ハローワークに行政保健師のパート求人が掲載されることもあるので、チェックしてみてください。
ただし、行政保健師は大変人気の職種で、自治体によっては倍率10倍とも言われています。
公務員試験などのハードルもあるため、転職活動が一筋縄ではいかないことを理解しておきましょう。
保健師向け転職サイト&エージェントを使って転職成功を目指すコツ4つ
保健師向け転職サイト&エージェントを使って転職成功を目指すコツは次の4つです。
- 保健師の求人が多い転職サイト&エージェントを選ぶ
- 保健師の転職支援実績がある転職エージェントかチェックする
- 複数の転職サイト&エージェントを活用する
- 転職サイト&エージェント以外の方法でも求人を探す
それぞれのコツについて紹介しているので、ぜひ転職活動に取り入れてみてください。
保健師の求人が多い転職サイト&エージェントを選ぶ
まずは保健師の求人が多い職サイト&エージェントを選びましょう。
保健師は求人自体少ないので、より多くの求人に出会える転職サイト&エージェントを利用しないと、転職活動がスムーズに進まなくなってしまいます。
また、求人数が多ければ希望に合う求人が見つかる可能性も高くなりますし、求人を比較検討することもできます。
当記事のおすすめ9選で紹介している中でも、公開求人数が多いのは次の3社です。
転職サイト&エージェント | 保健師求人数 |
---|---|
看護roo! | 1,346 |
マイナビ看護師 | 1,278 |
レバウェル看護 | 1,080 |
※調査日2024年7月4日
まずは上記3社を優先的に検討してみてはいかがでしょうか。
他にも気になる転職サイト&エージェントがあれば、公式サイト上で求人検索ができるので、希望の条件にチェックを入れて、該当する求人数が多いか検索してみてください。
保健師の転職支援実績がある転職エージェントかチェックする
転職エージェントを利用する場合は、保健師の転職支援実績があるかをチェックしてください。
たとえ公開されている求人数が多くても、保健師の転職支援に強くないと、なかなか内定をもらえないことになりかねません。
競争率の高い保健師転職を成功させるためには、保健師の転職市場を理解しているキャリアアドバイザーのサポートが欲しいのではないでしょうか。
とくに「産業保健師」を希望する人は、産業保健師に特化した転職エージェントをおすすめします。
保健師の求人は、看護師向けの転職サイトやエージェントでの取り扱いも多いです。
しかし、看護師向けの転職エージェントは医療機関には強くても、企業との太いパイプがないため、産業保健師の転職支援には力を入れていないこともあるので注意が必要です。
複数の転職サイト&エージェントを活用する
保健師の転職活動には、複数の転職サイト&エージェントの活用がおすすめです。
複数利用することで出会える求人数も多くなりますし、いろんなサービスを使ったり、サポート内容などを比較検討できたりします。
たとえば、複数の転職エージェントから非公開求人を紹介してもらえる可能性もあれば、スカウトサービスと転職支援の両方のサービスを利用することも可能です。
また、キャリアアドバイザーのサポート内容を比較することもできるので、より自分に合う担当者も見つかりやすくなるでしょう。
9選では保健師に強い転職サイト&エージェントを紹介していますが、大手総合型の転職サイト&エージェントを併用するのもおすすめ。
とくに産業保健師の求人が見つかりやすいので、「doda」や「リクルートエージェント」なども併せてチェックしてみてください。
転職サイト&エージェント以外の方法でも求人を探す
転職サイト&エージェント以外の方法でも保健師の求人を探すようにしてください。
なぜなら、転職サイト&エージェント以外でも、保健師の求人募集が行われているからですね。
専門職でもある保健師は、専門団体や協会、コミュニティなど横のつながりも強固で、転職サイト&エージェント以外でも求人が見つかります。
また、募集を行う企業や施設の中には、保健師は応募者が集まりやすいため、コストのかかる転職サイトや転職エージェントを使わないことも。
転職サイト&エージェント以外で保健師の求人を探すなら、以下の方法が挙げられます。
- 知人や同僚などのコネ
- 母校からの紹介
- ハローワーク
- eナースセンター(都道府県看護協会)
【保健師向け】転職エージェントを利用する際の流れ・進め方
この章では、保健師向けの転職エージェントを利用する際の流れについて解説していきます。
転職サポートを希望する人は、登録から入社までの流れや進め方を把握&理解しておきましょう。
注意転職サイトを利用する際の流れについては、各転職サイトの利用方法などを確認してください。
まずは公式サイトの申込みフォームから登録・申し込みを行いましょう。
保有している資格、希望の転職時期、条件などの項目に沿って入力していきます。
入力内容は簡単ですが、間違いがないように注意してください。
申し込み後、数日以内にメールまたは電話で面談の案内連絡が入るので、面談日を決めましょう。
予約した日時に、キャリアアドバイザーと面談を行います。
面談では、これまでの経歴や希望、今後のキャリアビジョンになどを丁寧にヒアリングし、キャリアプランの設計などを提案してくれます。
希望条件や聞きたいことは、事前にメモなどに書いて持参すると、伝え忘れや聞き忘れを防げるのでおすすめです。
「学校保健師」「産業保健師」など、どこで働くかによっても対策が違ってきます。
働きたい分野のサポートを得意としている転職エージェントを選ぶと、転職活動もスムーズにすすめられますよ。
面談内容をもとに、あなたの希望や適正に合った求人を紹介してくれます。
紹介された求人が希望条件に合うか確認しましょう。
求人の詳細な情報はもちろん、職場の雰囲気など応募先についても教えてもらえるので、気になる点があれば質問してください。
希望に合わない求人が紹介された際は断っても問題ありません。
公開求人で条件に合う求人が見つからなかった時は、非公開求人も紹介してもらえるか確認してみましょう。
希望に合う求人が紹介されたときは、担当キャリアアドバイザーを通じて応募しましょう。
企業への応募や面接日時の調整などすべて代行してくれます。
また履歴書や職務経歴書の添削もしてくれるので、率先してサポートを活用しましょう。
一度に複数の求人に応募することも可能ですが重複しないように注意し、自分のペースに合わせて応募することをおすすめします。
書類選考に通過したら求人先との面接に進みます。
企業・医療機関・学校など、応募する施設によって面接内容も変わります。
多くの転職エージェントが応募先に沿った面接対策をしているので、サポートしてもらうのがおすすめです。
面接が苦手な人は、同行してくれる転職エージェントを選ぶようにしましょう。
担当キャリアアドバイザーから面接後のフィードバックも受けられるので、次回以降に活かしてください。
内定が出たら入社準備を行います。
入社日の調整をはじめ、条件面で不明な点があれば、担当キャリアアドバイザーに伝えてフォローしてもらいましょう。
採用条件を確認する書類がもらえる場合もあるので、確認するのがおすすめです。
退職交渉のアドバイスなども行ってくれるので、困ったことがあればいつでも相談してください。
保健師向け転職サイト&エージェント利用時のよくある質問
保健師向け転職サイト&エージェントを利用する際のよくある質問について紹介します。
わからないことや気になる点があれば、参考にしてみてください。
転職サイトは「広告料」を、転職エージェントは「紹介手数料」を企業や施設から受け取って運営を行っているため、求職者の料金負担はありません。
提供しているサービスやサポートはすべて無料で利用できるので、気軽に登録してみてください。
ただし、有料オプションなどがある一部転職サイトもあります。
また、転職エージェントとの面談や、企業・施設との面接、職場見学へ行くための交通費などは自己負担となることを理解しておきましょう。
登録や相談をしたらすぐに転職しないといけないわけではありません。
転職時期が未定でも、早めに情報収集を行うことで、転職活動をスムーズに進められます。
また、保健師のキャリアについて相談したり、転職市場の動向を確認したうえで転職を決断するという使い方もあります。
保健師の転職活動は時間がかかる傾向にあるので、転職を迷っている人も早めに相談や情報収集を行っておくといいでしょう。
具体的には、「企業」「医療機関」「学校」「福祉施設」の求人となります。
ただし、転職サイト&エージェントによって得意としている紹介先は異なるので、確認するようにしましょう。
また、企業を得意としていても対応している業種が違ったり、医療機関でも「訪問看護ステーション」や「健診センター」の求人が中心だったり、転職サイト&エージェントごとに特徴があります。
詳しくは転職サイトに掲載されている求人情報をチェックしたり、転職エージェントに問い合わせてみてください。
以下は看護師から保健師になるメリット・デメリットです。
■看護師から保健師になるメリット
- ワークライフバランスを充実させることが可能(夜勤や残業がない/休日が固定)
- 予防医療に関われる
- 職場環境が整っており安定して仕事を続けられる(離職率が低い傾向にある)
- 活躍の場が広い
■看護師から保健師になるデメリット
- 転職先によっては臨床を離れることになる
- 転職直後は年収が下がることもある(勤務経験が長くなれば看護師年収を上回ることもある)
- 安定性が高いため空きは出にくい
- 一人配置の職場は責任の負担が大きい
上記は一般的な保健師のメリット・デメリットですが、ぜひ参考にしてみてください。
また、保健師には向き・不向きもあるため、適性を見極めることも大切です。
保健師は、いろんな人の健康に関する相談にのったり、アドバイスを行ったりする仕事なので、コミュニケーションスキルは必須です。
さらに、明るく朗らかな人柄で、相談しやすそうな雰囲気をもっている人も向いていると言えるでしょう。
適性があるか不安な人は、一度転職エージェントに相談してみることをおすすめします。
自治体によって年齢上限は異なりますが、20代~35歳までとしている自治体が多いようです。
40歳以降の行政保健師への転職は、現状厳しいと言えるでしょう。
行政保健師への転職を目指す人は、各自治体の募集要項を確認してみてください。
その他の保健師については、保健師資格があれば基本的に年齢制限なく転職が可能です。
ただし、企業の求人のなかには「長期勤続によるキャリア形成を図る観点から」として年齢制限を設けている産業保健師求人もあるので、応募の際は一度確認してみるといいでしょう。
保健師の転職活動のポイント:「転職サイト&エージェント」の複数利用がおすすめ
保健師さんの転職活動のポイントは、転職サイト&エージェントの複数利用です。
好条件の求人には応募が殺到するなど、看護師転職に比べると非常に難易度が高い保健師転職。
転職サイトを使って自ら応募したり、スカウトサービスで企業や施設から声がかかるのを待ったり、転職エージェントにサポートしてもらったりと、あらゆる方法を使った転職活動がおすすめです。
とくに転職エージェントは、保健師の転職市場や企業・施設の内情を把握しており、キャリアアドバイザーが徹底してサポートを行ってくれるので押さえておくといいでしょう。
以下に該当する人は、ぜひ転職サイト&エージェントを複数利用して、保健師の転職を成功させてください。
- できるだけ早く保健師の転職を叶えたい。
- なかなか内定がもらえない。
- 保健師の求人が見つからない。
- 書類選考に通過できる応募書類の書き方を知りたい。
- 面接対策を受けたい。
- よりたくさんの求人情報をチェックしたい。
- 保健師のキャリアプランについて相談したい。
- 保健師としての適性があるか知りたい。
- 看護師の仕事が忙しく転職活動の負担を減らしたい。
- 保健師の転職市場や求人動向について情報が欲しい。