明確な定義はないものの、年収800万円以上の転職は「ハイクラス転職」といわれています。
国税庁が公表した「令和4年分 民間給与実態統計調査」では、年収800万円以上の給与所得者は全体の10.9%です
わかりやすいように表をまとめてみました。
年収 | 割合(%) |
---|---|
800万円超 900万円以下 | 3.3 |
900万円超 1000万円以下 | 2.2 |
1000万円超 1500万円以下 | 4.0 |
1500万円超 2000万円以下 | 0.8 |
2000万円超 2500万円以下 | 0.3 |
2500万円超 | 0.3 |
合計 | 10.9 |
この数字を見ると、年収800万円以上を目指して転職をするのはかなり厳しく、ハイクラス転職は「狭き門」といえます。
ハイクラス転職を成功させるには、ハイクラス向けの転職サイトや転職エージェントの活用がおすすめです。
それぞれの企業に合わせたサポートを受けられたり、企業や業界情報を得るための市場調査もできるからです。
そこで、当記事ではハイクラス転職向けにおすすめの転職エージェント・サイト厳選して紹介。
各サービスのおすすめポイントをはじめ、選び方、おすすめな点やイマイチな点も詳しく解説しています。
ハイクラス転職を考えている人は、ぜひ参考にしてください。
ハイクラス転職におすすめの転職エージェント・サイト9選
それでは以下の基準をもとに選別したハイクラス転職におすすめの転職エージェント・サイト9社を紹介していきます。
各社の特徴紹介はもちろん、強み部分についてもピックアップしてあるので、ぜひ参考にしてください。
1.マイナビスカウティング|質の高いコンサルタントに出会える
- コンサルタントの質が高い
- スカウトの一括送信廃止と配信の制限を行う
- ハイクラスコンサルタントのマッチングサービスあり
マイナビスカウティングは、転職コンサルタントや企業の採用担当者などからスカウトが届く、マイナビが運営するスカウト型転職サイトです。
質の高いコンサルタントに出会いたいなら、マイナビスカウティングをぜひ使ってみてください。
コンサルタントの審査制や参画数の制限を導入し、各コンサルタントを点数化するなど質に注力しているからです。
また、一括送信の廃止と配信数の制限を行い、スカウト受信画面にはマッチ率表示するなど、質の高いスカウトメールが届くようなシステムも構築しています。
さらにコンサルタントを自分で検索することも可能です。
「対応満足度重視」「年収UP重視」「転職実績数重視」などからも絞り込めます。
得意な範囲や評価、実績なども詳しく記載されているので、相談してみたいコンサルタントがいないか探してみてください。
また、ハイクラス求職者とハイクラスコンサルタントをマッチングしてくれるサービスもあります。
申し込みに条件はあるものの、転職サイトやスカウト型のサービスには参画していない紹介制のコンサルタントも在籍しているので、よりレベルの高いサポートを受けたいならお願いしてみるのもいいでしょう。
コンサルタントだけでなく、全国各地の幅広い職種・業種の求人検索もできます。
大手や有名企業の求人に強く、年収600万円以上(※)の求人がそろっているので、ぜひ求人チェックもしてみてください。
※調査日2023年3月21日
対応年収 | 600万円以上 |
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求人対応エリア | 全国、海外 |
運営会社 | 株式会社マイナビ |
公式サイト | https://scouting.mynavi.jp/ |
2.リクルートダイレクトスカウト|手軽にスカウトサービスを利用できる
- 簡単にレジュメが作成できる
- AI機能強化でマッチング度の高いスカウトが届く
- チャットで企業やエージェントとやり取り可能
2023年12月に全面リニューアルしたリクルートダイレクトスカウト。
手軽にスカウトサービスを利用したいなら、リクルートダイレクトスカウトをぜひチェックしてみてください。
「経験」「能力」「希望条件」などを選択していくだけでレジュメが完成し、企業やエージェントからスカウトが受け取れるという手軽さだからです。
さらにレジュメと企業の人材要件を分析するAI機能も強化されており、よりスピーディーかつ簡単にマッチング度の高い企業と出会えるようになり、転職活動の負担が軽減されています。
企業やエージェントとはチャットでやり取りできるようにもなっており、より手軽にスカウトサービスを利用できるでしょう。
リニューアル後、リクルートの各種転職・求人サイトなどと共通でレジュメが使えるようになったため、「リクナビNEXT」や「はたらいく」といったサービスとも連携。
以前のようなハイクラス特化のサービスではなくなったものの、年収1,000万円超(※)のハイクラス求人も多数掲載されており、期待以上のスカウトが届く可能性も十分にあります。
手軽に利用でき、かつハイクラススカウトも期待できるサービスを探している人は、リクルートダイレクトスカウトを押さえておくといいでしょう。
※調査日2023年3月21日
対応年収 | 200万円以上 |
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求人対応エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社リクルート |
公式サイト | https://directscout.recruit.co.jp |
3.type転職エージェントハイクラス|長年の実績に基づいたサポート力&情報提供に強みあり
- ハイクラス・ミドル領域の転職支援に特化
- 長年にわたりハイクラス転職支援の実績あり
- 首都圏を中心にハイクラス求人が豊富
type転職エージェントハイクラスを運営する「株式会社キャリアデザインセンター」は、さまざまな転職サービスを提供しています。
キャリアデザインセンターのはじまりはハイクラス&エグゼクティブに特化した『転職情報誌type』で、1994年の創刊よりハイクラス転職のエキスパートとして転職希望者を支えてきました。
そのため、長年の実績に基づいたハイクラス転職のサポート力と情報提供には強みをもっています。
幅広い求人企業の経営層との交流や信頼関係があり、これまでに蓄積してきた情報量は膨大で、独自情報も多数保有。
在籍しているのは、ハイクラスやミドルといった領域の転職支援に特化したコンサルタントで、それぞれ得意分野や強みをもっています。
企業と転職者どちらも担当しているハイクラス専任のコンサルタントなので、質・スピードともに担保。
ただハイクラス求人を紹介するだけでなく、求人内容の説明充実度も高く、キャリアに関する相談にものってくれます。
type転職エージェントなら、大手や上場企業などの次世代リーダーから、スタートアップ企業の役員ポジションまで、ハイクラス・管理職のキャリアの可能性を幅広く提案してもらえるでしょう。
対応年収 | 400万円~2,000万円 |
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求人対応エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社キャリアデザインセンター |
公式サイト | https://type.career-agent.jp/ |
4.ビズリーチ|高年収求人と優秀ヘッドハンターがそろうスカウトサービス
- 求人の3分の1が年収1,000万円以上(※)
- 優秀なヘッドハンターからのスカウトを受け取れる
- 大手・優良企業がビズリーチを導入
ビズリーチは、ハイクラス人材に特化したスカウトサービスです。
高年収求人と優秀ヘッドハンターに出会いたい人は、ビズリーチを押さえておくといいでしょう。
年収1,000万円以上の求人が3分の1以上(※)を占めており、一定基準を満たした優秀なヘッドハンターの登録数は6,800人以上(※)。
「役職」「ポジション」「待遇」など、ビズリーチならではの他にはない求人も多数あるので、自分自身にどのような可能性やキャリアの選択肢があるのか、スカウトを通して確認してみるのもおすすめです。
優秀なヘッドハンターからのスカウトをきっかけに、非公開案件の紹介なども受けられるでしょう。
また、ビズリーチ導入企業数は累計27,500社以上(※)にものぼり、大手企業や優良企業から直接スカウトが届くこともあります。
ちなみにビズリーチには「有料プラン」と「無料プラン」があるのも特徴で、以下は各プランの内容をまとめたものです。
有料プラン(プレミアステージ) | 無料プラン |
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無料プランだと閲覧のみで応募はできないため、積極的にハイクラス転職を目指す人は、有料プランも検討してみてください。
1週間無料の有料プラン体験もあるので、使えるかどうか試してみるのもいいでしょう。
(※)2023年10月末時点
対応年収 | 600万円以上 |
---|---|
求人対応エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社ビズリーチ |
公式サイト | https://www.bizreach.jp |
5.LHH転職エージェント|外資系・グローバル日系企業に強い
- 世界で展開するアデコグループの転職支援サービス
- 外資系企業や海外転職にも強い
- 年収アップ転職の実績が豊富
外資系・グローバル系企業へのハイクラス転職を目指す人には、LHH転職エージェントが使えるでしょう。
スイスに本社があるアデコグループの転職支援サービスで、世界規模で実績や信頼を培ってきているからです。
世界66か国に約8,000人(※1)の社員とビジネスコーチがいるため、日本だけでなく海外の転職支援にも強い特徴があります。日本だけでなく海外の転職支援にも強い特徴があります。
また、コンサルタントは海外の文化や商習慣にもあかるいため、初めての外資系転職や海外転職を検討しているハイクラス人材にもおすすめです。
主に12の専門分野で強みをもつコンサルタントが在籍しており、「金融」「Executive」「外資系企業」「上場企業」「管理職」などハイクラス転職を目指せる分野・企業などの求人も保有しています。
コンサルタントが企業と求職者両方を担当する「360度式コンサルティング」を採用しているため、以下のような強みもあります。
- 業界・職種に関する知見が深い
- 肌で感じた企業のリアルな情報提供も期待できる
- 求職者のレジュメでは表せない想いや熱意を企業へ届けてくれる
LHH転職エージェントが支援した3人に2人が年収アップ転職に成功しており、年収アップの平均は101万円と、ハイクラス転職を目指す人には魅力的な実績もあります。(※2)
さらにバイリンガルコンサルタントのサポートを受けられる、ミドル・ハイクラスのプロフェッショナル向け「LHH Executive & International」というサービスもあります。
あわせてチェックしてみてください。
(※1)「LHH転職エージェント」公式サイトより(2024年3月時点)
(※2)2023年4月自社調べ
対応年収 | 300万円以上 |
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求人対応エリア | 全国 |
運営会社 | アデコ株式会社 |
公式サイト | https://jp.lhh.com/ |
6.ASSIGN|内定獲得だけで終わらない転職後の手厚いサポートあり
- 20代・30代の若手ハイエンド転職に強い
- 転職後のサポートあり
- オーダーメイドのキャリアプラン作成
ASSIGNは、転職サイトと転職エージェント両方のサービスがある若手ハイエンド向け転職サービスです。
内定獲得だけでなく、転職後の手厚いサポートも受けたいと考えている20代~30代でハイクラス転職を目指している人は、ASSIGNを押さえておくといいでしょう。
転職エージェントサービスが受けられる「ASSIGN AGENT」は、短期的な転職支援に終わらず、長期的なキャリア支援を提供しているため転職後もさまざまなサポートが受けられます。
たとえば、次のような内容です。
- 転職後もキャリア実現のために定期的に面談実施し、キャリアプランの見直しや相談にのってくれる。
- 入社後の活躍を見据えたセミナーや研修会を開催。
さらに特徴的なのが、一般的に行われる初回面談後の求人紹介がないこと。
じっくり将来像を考えた上で、個別のキャリアプランを描き、転職活動の方向性が一致したところで求人提案が行われます。
エージェントは業界勉強会や企業分析会も行っており、転職希望者の在籍企業や業界、職種なども深く理解しているため相談もスムーズです。
他のハイクラス転職エージェントは年代的に合わないと感じたら、ぜひキャリアについて相談してみてください。
転職サイトでは、AIが経歴と価値観からキャリアシナリオを提案し、経験やスキルが活かせる選択肢を可視化してくれます。
また、スカウトやラーニング、コラムなどの機能も搭載しているため、転職エージェントとはまた違った活用が可能なのでチェックしてみてください。
対応年収 | 非公開 |
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求人対応エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社アサイン |
公式サイト | https://assign-inc.com/ |
7.コトラ(KOTORA)|金融・コンサル業界へのハイクラス転職に強い
- 取引企業は金融・コンサル業界中心
- 業界出身・実務経験豊富なコンサルタント在籍
- 20代~50代まで幅広いハイクラス転職の支援実績あり
金融・コンサル業界へのハイクラス転職に絞っている人は、ぜひコトラを活用してください。
コトラはハイクラス求人が多い金融やコンサルティング業界を中心に、専門性が活かせる転職支援を行っているからです。
業界出身者のプロで構成された専門チームが、キャリア面談で経験と希望を丁寧にヒアリングし、転職希望者のスキルや可能性を理解した上で求人紹介を行っています。
また、業界・職種に合わせたレジュメ添削や、企業のカルチャーや面接官の特徴を踏まえた面接対策も実施。
「業界」「職種」「企業のディテール」を知り尽くしたプロフェッショナルコンサルタントが、上を目指し続けるハイクラス転職希望者のサポートを徹底してくれます。
年収1,000万円台の求人も充実しており、求人検索では「おすすめ年齢」で、20代~50代以上それぞれの年代で絞り込むことも可能です。
自分の年齢に合った求人が探しやすいので、ぜひ一度希望にチェックを入れて、どのようなハイクラス求人があるのか検索してみてください。
対応年収 | 800万円以上 |
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求人対応エリア | 東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、愛知県、大阪府、福岡県、海外 |
運営会社 | 株式会社コトラ |
公式サイト | https://www.kotora.jp/ |
8.AMBI|レベルの高い求人が集まる若手ハイキャリア向けサービス
- 若手ハイキャリアに特化
- レベルの高い案件を中心に扱う
- 「エン入社後活躍支援プログラム」を提供
AMBIは、転職サイトやバイト求人サイトで有名なエン・ジャパンが運営する、若手ハイキャリア向けのスカウト転職サービスです。
レベルの高い求人を探している若手ハイキャリア層は、ぜひAMBIを活用してください。
「若いうちから『仕事が充実している』と心から言える人を増やしたい」というAMBIの原点より、年齢不相応とも思われるような高度な仕事や、社会的インパクトの大きな案件を若手に特化して扱っているからです。
また、公的機関や官公庁など行政との取引もあり(※)、他の転職サイトでは見かけないような求人もチェックできます。
職務経歴書を見た企業やヘッドハンターからのスカウトだけでなく、企業に直接エントリーできる求人もあるので、積極的に転職活動を進めることも可能です。
求人に「興味あり」をすると「合格可能性」が届いたり、AMBI内でアクションするとアクティビティレベルが上がって質の高いスカウトが届きやすくなったりと、転職活動のモチベーションを高めてくれる機能も充実。
さらに、年収500万円以上(※)の案件が豊富で、入社決定後3年間応援してくれる「エン入社後活躍支援プログラム」もあります。
具体的なプログラム内容は以下のとおり。
- 活躍サポートメールの送信
- エンカレッジ無料オリジナル動画講座の受講可
- 入社後応援アンケート&ポイント交換ギフト
ハイキャリア志向の若手で高みを目指す転職希望者は、AMBIに登録して損はないでしょう。
※「AMBI」公式サイトより(2024年3月時点)
対応年収 | 400万円以上 |
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求人対応エリア | 全国、海外 |
運営会社 | エン・ジャパン株式会社 |
公式サイト | https://en-ambi.com/ |
9.リープ・キャリア|地方のハイクラス求人に特化&移住転職もサポート
- 地方優良企業のハイクラス転職に特化
- ポジション提案による求人創出が可能
- 柔軟なサポート体制
地方でのハイクラス転職を希望する人は、リープ・キャリアを押さえておくといいでしょう。
リープ・キャリアは地方の優良企業と太いパイプのある転職エージェントで、地方企業に特化した転職支援を行っています。
「地方はハイクラスの求人が少ない」と思われがちで、現にリープ・キャリアでも公開求人は決して多くありません。
しかし、地方企業との強力なネットワークがあるため、企業の経営者に直接ポジション提案し、新しいハイクラス求人の創出が可能という強みをもっています。
さらに企業独自の移住支援がある特別求人も保有しており、Uターン・Iターンのハイクラス転職にも対応。
地方の転職活動でハードルが高い、年収や待遇などの交渉も行ってくれます。
また、「地方転職に興味はあるものの、条件面がクリアにならないと不安」という人には、『転職条件リクエスト』というサービスの利用がおすすめ。
勤務地や待遇など条件に合う企業が出てきたら、求人情報を提供してもらい、コンサルタントとの面談に進むというサービスです。(※)
ちなみにリープ・キャリアで扱うハイクラス求人とは、「現場を統括するマネージャークラス」「新規事業の立ち上げ責任者」「社長の右腕」「幹部候補や役員」といったポジションの求人を指します。
地方のハイクラス転職に興味がある人は、リープ・キャリアに相談してみてはいかがでしょうか。
※ご希望の条件・状況によって、求人情報のご提案までお時間をいただく場合もございます。
※求人情報を提供できない場合もございます。あらかじめご了承ください。
対応年収 | 200万円以上 |
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求人対応エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社リーピー |
公式サイト | https://leap-career.jp/ |
志望企業別におすすめのハイクラス向け転職エージェント・サイトを厳選
志望企業・職種別におすすめのハイクラス向け転職エージェント・サイトを厳選紹介します。
気になる企業があれば、タップしてお進みください。
IT企業へのハイクラス転職におすすめの転職エージェント・サイト3選
IT企業へのハイクラス転職におすすめの転職エージェント・サイトは、以下の3社です。
- レバテックキャリア
- マイナビIT AGENT
- Geekly
おすすめ理由について詳しく解説していくので参考にしてみてください。
IT特化型なので、キャリアアドバイザーにIT業界・職種の知識が豊富です。
さらに担当者が応募先企業に直接訪問しているので、「雰囲気」「残業時間」「福利厚生の内容」「マネジメントのやり方」など、リアルな情報を教えてもらえるのもメリット。
書類添削においては、アドバイザーだけではなく現役エンジニアから添削を受けることも可能で、書類通過率アップが期待できます。
年収600万円以上の求人が豊富で、利用者のうち年収アップを実現した人も80%と多数(※)。
IT業界でのハイクラス。キャリアアップ転職を目指すなら、ぜひ登録しておきたい転職エージェントです。
※「レバテックキャリア」公式サイトより(2024年4月24日時点)
マイナビIT AGENTはITエンジニア特化型の転職エージェントで、「SE・社内SE」「アプリケーションエンジニア」「インフラエンジニア」などの求人を扱っています。
年収800万円以上の公開求人が25,881件、1,000万円以上も1,766件と、高収入求人が豊富です(※1)。
元エンジニアのキャリアアドバイザーが在籍しており、相談時に話が通じやすいのもメリット。
フルリモートの求人も扱っているので、ITエンジニアの転職でありがちな「年収が上がっても、仕事ばかりになるのは嫌。プライベートな時間も確保したい」といった悩みももちろん相談できます。
「年収アップ率73.7%」「定着率97.5%」と満足度の高い転職が叶えられる(※2)ので、IT業界での転職を考えている方は、一度相談してみましょう。
※1、2「マイナビIT AGENT」公式サイトより(2024年4月24日時点)
Geeklyは「IT」「Web」「ゲーム」業界特化型転職エージェントで、14,000件以上の転職支援実績があります。
年収800万円以上の公開求人が7,338件と豊富で、年収アップ率も81%に達しています(※)ので、収入アップを目指す方にぴったりの転職エージェントといえます。
「クリエイター」「エンジニア」「営業・企画系」など職種ごとにキャリアアドバイザーがわかれているため、職種に関する悩みを相談しやすいのもメリットです。
また応募書類のテンプレートがあり、クリエイターのポートフォリオ添削も可能なので、在職中で忙しいITエンジニア・デザイナーの方も効率的に転職活動できます。
相談だけでもOKなので、気になる方はまず登録してみましょう。
※「Geekly」公式サイトより(2024年4月24日時点)
コンサルティングファームへのハイクラス転職におすすめの転職エージェント・サイト2選
コンサルティングファームへのハイクラス転職におすすめの転職エージェント・サイト2選は、次の2社です。
- アクシスコンサルティング
- エグゼクティブリンク
上記2社のおすすめ理由について順番に解説していくので参考にしてみてください。
アクシスコンサルティングは「コンサル業界への転職」「コンサル業界からの転職(ポストコンサル)」を専門に扱っている転職エージェントです。
コンサル出身のアドバイザーはもちろん、ハイクラス層の転職支援に強いキャリアアドバイザーも在籍しています。
「27歳男性で年収900万円(外資系コンサルティングファーム、シニアコンサルタント)」「30歳女性で年収1,300万円(外資系コンサルティングファーム、マネージャー)」など、若手ハイクラスの転職支援実績も豊富。
経歴によりますが、30代後半で年収1,500万円~3,000万円の実績もあります。
高収入が狙える外資系コンサルティングファームの求人も多いため、コンサル業界でのハイクラス転職を目指す方にはぜひおすすめです。
エグゼクティブリンクはコンサル特化型の転職エージェントで、1,000万円以上の高収入コンサル求人・ポストコンサル求人を扱っています。
コンサル特化型なので、コンサル業界独特のケース面接への対策も充実。
さらに応募するコンサルティングファームごとにオーダーメイドで選考対策を行ってくれるため、自信をもって選考に参加できるでしょう。
コンサルティングファームへの内定者が年間500名以上で、「JAPAN HEADHUNTER AWARDS(ビズリーチ主催)」でMVPを受賞している転職エージェントなので(※)、安心して利用できます。
※「エグゼクティブリンク」公式サイトより(2024年4月24日時点)
士業のハイクラス転職におすすめの転職エージェント・サイト3選
士業のハイクラス転職におすすめの転職エージェント・サイトは、次の3社です。
- NO-LIMIT
- MS-Japan
- レックスアドバイザーズ
各社のおすすめ理由について順番に解説していくので参考にしてみてください。
NO-LIMITは弁護士の転職支援を専門としている転職エージェントで、年収2,000万円以上の高収入求人も取り扱っています。
「法律事務所間の転職」だけではなく「インハウスローヤーへの転職」も支援可能で、収入だけではなくワークライフバランスを大切にした転職も叶います。
またキャリアアドバイザー全員が弁護士業界出身で、法律事務所の内情もしっかりヒアリングしているので、ミスマッチが少ない提案が可能なのもメリットです。
弁護士特化型なので求人数・紹介数は大手に比べると少ないですが、「情報のきめ細かさ」「提案のマッチング度」「弁護士に特化した転職サポート」を重視する方にはおすすめです。
MS-Japanは「公認会計士」「税理士」「企業の管理部門」に特化した転職エージェントで、年収1,000万円以上の公認会計士求人を豊富に扱っています。
監査法人だけではなく、「コンサル」「税理士法人」「金融機関」「一般企業(IPO準備中企業含む)」など、さまざまな転職先候補を検討できるのが特徴。
単に収入アップを実現するだけではなく、将来的なCFO(最高財務責任者)就任を目指す転職も可能です。
公認会計士としてのハイクラス・キャリアアップ転職を目指すなら、MS-Japanはぜひおすすめです。
レックスアドバイザーズ「税理士(科目合格者含む)」や「公認会計士」に特化した転職エージェントで、「税理士法人」「会計事務所」「一般の事業会社」の求人を扱っています。
600万円以上の税理士・科目合格者向け後悔求人を1,142件も保有している(※)ほか、「マネージャークラス」「幹部候補」の友人が豊富なのも特徴。
税理士資格を活かしたキャリアアップを目指すなら、おすすめの転職エージェントです。
※「レックスアドバイザーズ」公式サイトより(2024年4月24日時点)
年代別におすすめのハイクラス向け転職エージェント・サイトを厳選
年代別におすすめのハイクラス向け転職エージェント・サイトを厳選紹介します。
あなたが当てはまる年代のリンクをタップしてお進みください。
若手・20代におすすめのハイクラス向け転職エージェント・サイト2選
若手・20代におすすめのハイクラス向け転職エージェント・サイトとしては「AMBI」「ASSIGN」が有名ですが、以下の2社もおすすめです。
- Liiga
- JACキャリア
詳しい理由について順番に解説していくので参考にしてみてください。
Liigaは株式会社ハウテレビジョンが運営する「若手プロフェッショナル特化型の転職サービス」で、外資系金融機関・コンサルや日系大手企業の高収入求人を扱っています。
Liiga自体は転職エージェントではなく、Liigaを通じて転職エージェントが保有する求人に応募したりスカウトを受けたりします。
「年収800万円以上」など高収入の求人が多数掲載されていますので、気になる方は一度チェックしてみてください。
ただしターゲットは「若手プロフェッショナル」なので、未経験からの転職には向いていません。
JACキャリアはJACリクルートメントが運営する「20代向けハイクラス求人特化型」の転職サービスで、年収700万円以上の求人が49%を占めています(※)。
JACリクルートメントは30代~50代がメインターゲットですが、JACキャリアは20代から利用できます。
20代向けに転職支援サービスを提供しているため、「10年~20年後を見据えた転職支援」「キャリア形成を核にした面談」を重視しているのが特徴です。
「専門職を目指す」「マネージャークラス・経営幹部を目指す」という若手ハイクラス層にぜひおすすめしたい転職エージェントとなっています。
※「JACキャリア」公式サイトより(2024年4月24日時点)
30代~40代におすすめのハイクラス向け転職エージェント・サイト2選
30代~40代におすすめのハイクラス向け転職エージェント・サイトは、次の2社です。
- ビズリーチ
- doda X
上記2社のおすすめ理由について順番に解説していくので参考にしてみてください。
ビズリーチは「30代の転職後年収が平均約840万円」「40代の転職後年収が平均約960万円」で、ミドル層におすすめしたい転職エージェントのひとつです。
企業でビジネス経験を積んでいる30代~40代の方にとっては、年収だけではなく「転職先での業務と自分のスキル・経験がマッチするのか」も重要なポイントとなります。
ビズリーチなら転職エージェントや企業から届くスカウト・オファーが具体的な内容なので、求人を比較検討しやすいでしょう。
管理職以上の求人も随時更新されているので、ハイクラス転職を目指す30代~40代の方にはぜひおすすめです。
doda Xはdodaが運営する「ハイクラス転職特化型のスカウトサービス」で、年収800万円以上の求人を豊富に扱っています。
スカウトを待つだけではなく、掲載されている求人に自分で応募することも可能です。
また30代~40代向けと言っても、30代前半と40代後半では転職活動で意識すべき点が異なります。
dodaXなら「転職カウンセリング」「キャリアコーチング(有料)」も提供しているので、年齢・キャリアに合わせたサポートを受けられます。
50代以上におすすめのハイクラス向け転職エージェント・サイト2選
50代以上におすすめのハイクラス向け転職エージェント・サイトは、次の2社です。
- JACリクルートメント
- 転機
各社のおすすめ理由について紹介していくので参考にしてみてください。
JACリクルートメントはハイクラス・ミドルクラス特化型の転職エージェントで、管理職・経営層クラスの求人を多く扱っています。
50代以上の転職ですと「給与を下げたくない」と思っても、すでに給与が高い状態にあるため、現状維持が難しいことも少なくありません。
しかしJACリクルートメントなら「経験を活かして年収アップできる求人」を提案可能。
収入ダウンとなる求人を提案されるケースでも、数年後には昇格し、元の給与水準に戻った実例があります。
またJACリクルートメントは企業とのつながりが深く、管理職や幹部候補として働くうえで重要な「経営層の人柄」についての情報も得られます。
「海外現地法人のトップ」などの求人もあるので、「ビジネス生活も終盤に差し掛かったが、守りに入らず新しいことに挑戦したい」という方にもおすすめです。
転機は「経営執行責任者」「事業部責任者」の経験者をターゲットにした転職サービスで、求められる職歴・経験値のハードルが高いため、50代以上の利用が多くなっています。
会員登録後は「オファーを待つタイプの使い方」と、「『社長の“右腕”立候補』への応募」ができます。
転職実績では部長職以上への転職が60.7%、役員職以上への転職が21.8%(※)。
幹部候補としての採用がメインであることから、原則として初回から経営者との直接面談が実施されるのも特徴です。
「紹介できる企業がある場合」「右腕候補に立候補して、企業から面談希望があった場合」しか連絡が来ない点には注意しましょう。
※「転機」公式サイトより(2024年4月24日時点)
ハイクラス向け転職エージェント・サイトを選ぶ際に大切なポイント
ハイクラス転職を目指す人におすすめの転職エージェント・サイトを紹介してきましたが、登録先を決めきれない方もいるのではないでしょうか。
そこで、ハイクラス向け転職エージェント・サイトを選ぶ際に押さえておきたい大切なポイント4つをご紹介。
- スカウト型かエージェント型か
- 希望条件にあった求人がありそうか
- 適したアドバイスをもらえそうか
- 転職支援実績が豊富か
詳しく解説していくので、どのサービスを利用するか悩んだ時にはぜひ参考にしてみてください。
転職サイトと転職エージェントのどちらを利用するかを考える
この記事を見ている人の中には、「転職サイト」と「転職エージェント」の違いがわからない人もいるのではないでしょうか。
それぞれの特徴をまとめたので参考にしてみてください。
転職サイトの特徴 | 転職エージェントの特徴 |
---|---|
|
|
各特徴を知り、転職サイトと転職エージェントのどちらを利用するか考えましょう。
なぜならハイクラス転職を狙えるぐらい現在のスキルや経験に自信を持っていることで、誰かに頼らず自分主体で物事を進めたい方もいると考えられます。
たとえば、自分の強い意志で進めたい方にとっては、転職エージェントが色々とサポートしてくれることが結果的には煩わしく感じるかもしれません。
求人情報をみたいだけなのであれば、直接応募が可能な転職サイトだけでも十分だったりします。
以下、直接応募が可能かどうかの一覧表も掲載しておくので参考にしてみてください。
転職エージェント・サイト名 | 直接応募 |
---|---|
マイナビスカウティング | ‐ |
リクルートダイレクトスカウト | 一部可能 |
type転職エージェントハイクラス | ‐ |
ビズリーチ | 有料プランなら〇 |
LHH転職エージェント | ‐ |
ASSIGN | 〇 |
コトラ(KOTORA) | ‐ |
AMBI | 一部可能 |
リープ・キャリア | 一部可能 |
またハイクラス人材の中には、管理職やマネージャーのポジションに就任していたり任される仕事量も多くて忙しい日々を送っている人も多いのではないでしょうか。
転職活動の時間がなかなか取れない人の場合、転職エージェントに頼ることをおすすめします。
転職エージェントが忙しいあなたの代わりに、企業とのやり取りや面接日の調整等を代行してくれるからです。
転職サイトと転職エージェントどちらを利用するか迷ったときは、両方の機能があるサービスや、自分にあったサービスをそれぞれ利用するのもおすすめです。
以下、エージェントサービスのあるなしについての一覧表を掲載しておくので参考にしてみてください。
転職エージェント・サイト名 | エージェントサービス |
---|---|
マイナビスカウティング | ‐ |
リクルートダイレクトスカウト | ‐ |
type転職エージェントハイクラス | 〇 |
ビズリーチ | ‐ |
LHH転職エージェント | 〇 |
ASSIGN | 〇 |
コトラ(KOTORA) | 〇 |
AMBI | ‐ |
リープ・キャリア | 〇 |
ハイクラス転職を狙うならスカウト型の転職サイト登録はおすすめ
転職サイトには、経歴などを入力すると興味を持った企業やヘッドハンターから連絡がくる「スカウト機能」がある場合もあります。
結論から言うと、ハイクラス転職を狙っているのであれば、スカウト型の転職サイトへの登録はおすすめです。
なぜなら、ヘッドハンティングによるハイクラスの人材確保を考えている企業が多数利用しているためです。
たとえばビズリーチでは、年収1,000万円以上の求人が3分の1以上(※2023年10月末時点)となっています。
以下、転職サイト、エージェント各社のスカウト機能のあるなしについて一覧表を掲載しておくので参考にしてみてください。
転職エージェント・サイト名 | スカウト機能のあるなし |
---|---|
マイナビスカウティング | 〇 |
リクルートダイレクトスカウト | 〇 |
type転職エージェントハイクラス | ‐ |
ビズリーチ | 〇 |
LHH転職エージェント | ‐ |
ASSIGN | 〇 |
コトラ(KOTORA) | ‐ |
AMBI | 〇 |
リープ・キャリア | 〇 |
自分で求人を探す手間も省ける点からも、転職活動をより効率よく進めやすくなることでしょう。
ハイクラス向けの求人数が多い転職エージェント・サイトを選ぶ
ハイクラス向けの求人数の多い転職エージェント・サイトを選びましょう。
一般的に年収800万円以上がハイクラス求人といわれていますが、利用する転職エージェント・サイトによっては、取り扱いが少ない場合もあります。
そこで、当記事で紹介している転職エージェント・サイトの年収800万円以上の求人数を調べてみました。
転職エージェント・サイト名 | 年収800万円以上の公開求人数(件) | 全公開求人数(件) |
---|---|---|
マイナビスカウティング | 6,988 | 41,260 |
リクルートダイレクトスカウト | 80,419 | 257,987 |
type転職エージェントハイクラス | 143 | 9,735 |
ビズリーチ | 検索できず(※) | 110,879 |
LHH転職エージェント | 10,132 | 16,783 |
ASSIGN | 非公開 | 非公開 |
コトラ(KOTORA) | 13,832 | 24,282 |
AMBI | 18,051 | 143,701 |
リープ・キャリア | 41 | 224 |
※2023年10月末時点で年収1000万円以上の求人が3分の1以上(公式サイトより)
※求人数調査日2024年4月2日
求人を探すときには、年収の面だけでなく以下のポイントも確認してみてください。
- 希望する業界・職種の求人数
- 働きたいエリアの求人数
年収・業界・職種・働きたいエリアすべての条件に一致している求人案件から選んでいくことをおすすめします。
希望する業界・職種に精通している転職エージェントを選ぶ
転職エージェントを利用する際は、希望する業界・職種に精通している会社を選んでいきましょう。
次のようなメリットがあるからです。
- 業界内においての自分の市場価値がわかる
- 転職先候補の企業研究や現場事情を知れる
- 転職エージェントのアドバイスが的確かつ具体的になりやすい
たとえば以下に一例を示しますが、ハイクラス向け転職エージェントといっても、各サービスによって得意としている業界には差があります。
転職エージェント名 | 得意としている業界 |
---|---|
type転職エージェントハイクラス | IT業界 |
LHH転職エージェント | 外資系・グローバル企業 |
コトラ(KOTORA) | 金融・コンサル業界 |
※調査日2024年4月2日
一般的に得意としている業界・職種の求人は多数保有しているため、比例して転職支援実績も多くなり、アドバイスも的確に。
業界ごとの特徴や対策も把握しているので、応募書類の添削や面接対策など、選考にかかわる場面で求職者の心強い味方になってもらえるでしょう。
転職支援実績が豊富な転職エージェント・サイトを選ぶ
転職支援実績が多い転職エージェント・サイトを選びましょう。
転職支援の実績数に比例して、転職成功に向けてのノウハウが確立されていると考えられるからです。
実際、マイナビスカウティングでは、転職実績数でコンサルタント検索ができます。
また、ビズリーチは、ヘッドハンターを選ぶ際の参考になるように、転職支援実績から算出した「ヘッドハンタースコア」があります。
上記のような仕組みが用意されている時点で、転職支援実績の重要度が高いとわかるのではないでしょうか。
以下のように転職支援実績は、公式サイトに掲載されていることも少なくありません。
転職エージェント・サイト名 | 転職支援実績 |
---|---|
リクルートダイレクトスカウト |
オリコン顧客満足度調査転職スカウトサービス2年連続NO.1 ※2022年・2023年 |
type転職エージェントハイクラス |
転職支援実績34万人 ※転職を成功させた方の累計数(2023年1月時点) |
ASSIGN |
転職支援実績2,000人以上 ※公式サイトより(2024年4月時点) |
※調査日2024年4月2日
具体的な転職支援実績例が掲載されているケースもあって、読んでみるとどのような転職支援をしてくれるのかイメージできるのではないでしょうか。
ハイクラス向け転職エージェント・サイトのおすすめな点3つ
ハイクラス向け転職エージェント・サイトにはおすすめな点が3つあります。
- ハイクラス転職に合わせたサポートをしてもらえる
- 届いたスカウトの内容で市場価値がわかる
- ハイクラス向けの好条件・高待遇の非公開求人を紹介してもらいやすい
それぞれの理由について詳しく解説していくので、気になる点があればチェックしてみてください。
ハイクラス転職に合わせたサポートをしてもらえる
1つ目のおすすめ点は、ハイクラス転職に合わせたサポートをしてもらえるところです。
なぜならハイクラス向けの転職エージェントは、企業が求めている人材を把握しています。
- 専門性の高いスキルや技術・経験がある人
- 責任者や管理職を任せられるマネジメントスキルがある人
- これまでの仕事の中で多くの実績を残している
たとえば、管理職向けの求人に応募する際には、「今までのマネジメント経験のエピソードをふまえ具体的に記載する」といった感じで具体的なサポートを期待できます。
他にも企業が求めている人材に合わせ、どのようなエピソードを入れると効果的かなどのアドバイスもしてくれるため、書類選考の通過率もアップすることでしょう。
届いたスカウトの内容で市場価値がわかる
2つ目のおすすめな点は、届いたスカウトの内容を通じて自分の市場価値がわかるところです。
ハイクラス向け転職エージェント・サイトの多くは、「スカウト機能」や「ヘッドハンティング機能」があります。
履歴書や職務経歴書を登録しておくと、あなたに興味を持った企業やヘッドハンターからスカウトが届きます。
予想もしていなかったスカウトが届くことで、自分では気づいていなかった価値に気づけるケースも少なくありません。
- ずっとマネジメントをやっていたら異業種からスカウトがきた
- 持っているスキルが思った以上に評価されて高年収のスカウトがきた
さらに複数のスカウトから提示される年収を見比べることで、いまの自分が見込める適正年収も客観視できます。
得た情報をもとに、「見当違いの年収を希望していた」「自分ならもっと年収を上げられそうだ」など、調整してみてください。
また転職エージェント・サイトによっては、「年収診断」「適職診断」など、登録すると無料でできる診断テストがあります。
テスト自体はカンタンにできるので、興味のある人は試してみてはいかがでしょうか。
ハイクラス向けの好条件・高待遇の非公開求人を紹介してもらいやすい
3つ目のおすすめ点は、ハイクラス向けの好条件・高待遇の非公開求人を紹介してもらいやすいところです。
なぜなら公開してしまうと応募が殺到するような人気求人、経営にかかわる重要ポストの求人などを非公開にしているケースが多いためです。
たとえば、ビズリーチに掲載されている非公開求人の一例を紹介します。
【部署・役職名】電動パワートレインのシステム開発
【職種】研究・開発
【業種】自動車・自動車部品
【勤務地】愛知県・東京都
【年収】1000万~1400万円
〇例2
【部署・役職名】企業投資部
【職種】経営企画・経営戦略
【業種】総合商社
【勤務地】東京都
【年収】1000万~1600万円
※調査日2024年4月4日
ただし、非公開求人は企業が求めているスキルを持っていなければ応募自体が難しかったり採用条件が厳しく設定されているケースもあります。
年収面も大切ですが、自分のスキルが活かせる求人を選ぶようにしていきましょう。
ハイクラス向け転職エージェント・サイトのイマイチな点3つ
ハイクラス向け転職エージェント・サイトのおすすめ点を紹介しましたが、以下のようにイマイチな点もあります。
- 条件に合う求人ばかりが紹介されるとは限らない
- 求人紹介メールが多すぎると重要なメールを見落としてしまう可能性がある
- 担当者が未熟で頼りにならない場合、転職活動がうまく進まない
それぞれの理由を詳しく解説し、イマイチな点をどうやって改善するかのヒントも紹介します。
おすすめな点とイマイチな点の両方を踏まえたうえで、転職エージェント・サイトを利用するかどうかを検討してください。
条件に合う求人ばかりが紹介されるとは限らない
考えられる1つ目のイマイチな点は、条件に合う求人を紹介されるとは限らないところです。
ハイクラス向け転職エージェント・サイトならではの、エグゼクティブで魅力的な求人の取り扱いはあったとしても、自身のスキルが足りずに企業側の条件を満たせない場合があるからです。
たとえばITエンジニア歴15年以上、スキル・経験ともに申し分ないけれど、マネジメント経験のない人が「ITエンジニア歴が10年以上、マネジメント経験のある人」といった条件の求人に応募したくても、紹介してもらえない可能性のほうが高いでしょう。
また、現職で年収800万円の人が「年収1,000万円以上、異業種転職希望」という条件を出したとします。
しかし、転職による年収アップ率の相場は5~10%程度といわれており、一般的には同業種転職のほうが年収アップしやすいため、希望条件はかなり厳しいのがわかるのではないでしょうか。
さらに、数は少ないものの求職者の希望よりも「内定がもらえそうな求人」「利益が大きい求人」を紹介してくるコンサルタントもいます。
上記のようなコンサルタントが担当になってしまうと、条件にあう求人紹介をしてもらうのは難しいかもしれません。
まず、条件の合わない求人ばかりが紹介されると感じたときには、もう一度担当者とよく話し合うようにしましょう。
意思疎通がうまくいっておらず、担当者は良かれと思ってやっていたことが裏目に出ているなんてことがあるかもしれないからです。
また、紹介される求人が少ない、求人紹介をされなくなったときは、希望条件は厳しくないか再確認してみてください。
「自身の希望」と「企業側の希望」がかけ離れている可能性もあるためです。
たとえば年収アップの相場は5~10%なのに対して、20%や50%アップと大きな数字を言っていたりです。
上記内容を行ったにも関わらず、希望に合わない求人を紹介されるようなら、担当者変更や転職エージェントを替えることも検討してみてください。
求人紹介メールが多すぎると重要なメールを見落としてしまう可能性がある
2つ目のイマイチな点は、求人紹介メールが多すぎると重要なメールを見落としてしまう可能性があるところです。
転職エージェントに登録すると、希望条件に合った求人を紹介してもらえますが、「メールが多すぎて全部見られない」なんてことが起こるかもしれないからです。
実際「メールボックスが求人紹介メールで埋め尽くされていた」という声も。
あまりにメールが多く流し読みしてしまった求人の中に、条件に合った魅力的な求人がある可能性もあります。
企業では一般職よりも役職付きの人が少ないように、ハイクラス転職の求人はその特性から求人数は多くありません。
条件に合った求人を見逃してしまうと、次はいつ同じような求人に出会えるかわからないわけです。
また、メールが多すぎるため開封確認も遅くなり、気になる求人を見つけても十分な準備ができないまま選考の日を迎えることも。
ハイクラス転職は、一般的な転職よりもハードルが高く、応募企業・業界についての情報収集や企業研究は欠かせません。
選考前の準備不足はかなりの痛手になってしまうのではないでしょうか。
求人紹介メールや連絡が多すぎると感じる人は、コンサルタントに頻度を減らしてもらえるように話してみてください。
スカウトメールや求人紹介メールは、普段使っているアドレスと違うアドレスにするか、フォルダ分けしておくと、管理しやすくなります。
コンサルタントからのメールには基本返信をしなければいけませんが、スカウトメールは興味あるメールに返信するだけでいいので、大量メールに困っている人は転職サイトの利用を検討してください。
マイナビスカウティングは、スカウトの質にこだわっており、スカウトメールの一括送信廃止・マッチ率導入・配信量の制限を行っているので、利用しやすいでしょう。
担当者が未熟で頼りにならない場合、転職活動がうまく進まない
3つ目のイマイチな点は、転職エージェントの担当者が未熟で頼りにならないと転職活動がうまく進まないところです。
担当者が業界に詳しくなく、的確なアドバイスがもらえなかったりします。
的外れなアドバイスや、希望と合わない求人ばかり紹介されたりすることで、足を引っ張られる事になりかねません。
また、ハイクラス転職では基礎的な能力や仕事に関する考え方、人柄などが判断できるSPI検査をすることが多く、対策が必要です。
転職エージェントを利用すれば、応募書類の添削や面接対策同様にSPI対策もしてもらえます。
しかし、SPI対策に詳しくない担当者に当たってしまうと、アドバイスが参考にならない場合もあるので注意しましょう。
SPI検査に関しては、リクルートダイレクトスカウトの「転職で適性検査(SPI)を実施する目的と準備方法」やASSIGNの「転職に向けたSPI対策。新卒との違いや問題集、選考通過への影響を解説」の記事を参考にしてください。
担当コンサルタントが頼りにならないと感じたときには、早めに担当者の変更をお願いしましょう。
ハイクラス転職において的確な試験対策をしてもらえないと、内定獲得はかなり難しいといえます。
「担当者変更をするとトラブルになりそう」と不安に思う人もいるかと思いますが、転職エージェントでは担当者変更を認めており、変更したことで問題なることはほぼありません。
変更をお願いするときには、具体的な理由と次にどのような担当者を希望するかを話すようにしてください。
どうしても言い出しにくい場合、利用する転職エージェントを変更しましょう。
担当者変更については、type転職エージェントの「転職エージェントの担当者を変えたい!変更を申し出る方法を解説」の記事を参考にしてください。
ハイクラス向け転職エージェントを利用する際の一連の流れ
実際にハイクラス向けの転職エージェントを利用する際には、どのような流れになるのでしょうか。
一連の流れを大きく3つに分けて解説していくので、ぜひ参考にしてください。
- 登録をする、面談・求人紹介を受ける
- 応募する・選考を受ける
- 内定獲得・入社準備をする
【1】登録をする、面談・求人紹介を受ける
まずは公式サイトや電話から登録をしましょう。
簡単な質問に答えていくだけで登録できるので、数分で終わります。
登録後、2~3営業日内に転職エージェントから連絡が入るので、面談日時を決めてください。
面談では、キャリアアドバイザーが今までの経歴やスキル、希望条件、今後のキャリアプランなどをヒアリング。
転職活動の根幹となるものなので、飾ることなく本音で話すようにしてください。
面談が終わるとそのまま求人紹介をしてくれる場合もあります。
ハイクラス転職の求人は、重要ポストの場合も多いため、「どのようなスキルが必要か」「どんな人材を求めているのか」などをアドバイザーから聞くようにしましょう。
また、多くの転職エージェントが非公開求人を扱っており、好条件・高待遇の求人や、経営にかかわるような役職の求人があったりします。
面談の際にどのような非公開求人を保有しているのか聞いてみるのもおすすめです。
【2】応募する・選考を受ける
気に入った求人に応募しましょう。
転職エージェントを利用した場合、応募はエージェントを通して行われます。
応募の際には、履歴書や職務経歴書が必要です。
ハイクラスの選考では、役員などの上層部も審査に加わるので、「わかりやすく簡潔に」「具体的なエピソードも入れる」ように職務経歴書を作成します。
管理職への転職を目指しているなら、マネジメント経験や業務に対する視野の広さが伝わる内容にしましょう。
転職エージェントは応募書類の添削も行っており、添削を受けることで書類通過率も上がるといわれているので、ぜひ活用するようにしてください。
ビズリーチでは、職種別に「職務経歴書サンプル」があるので参考になりますよ。
書類選考が通過した後は、いよいよ面接です。
ハイクラス転職では、一般職よりも具体的な質問をされることが多いので、面接の前には、応募した企業の業界動向や研究を入念に行うようにしましょう。
転職エージェントは面接対策も行っており、過去にされた質問なども把握しています。
転職エージェント利用したなら面接対策も受けるようにしましょう。
【3】内定獲得・入社準備をする
内定をもらったら、入社準備をしましょう。
ハイクラス転職では、退職の意向を伝えるといい条件を提示され引き留めにされるケースも多くあります。
また、内定が複数出た場合、迷ってしまうこともあります。
「なぜ転職をしたかったのか」をよく考え、自分では考えがまとまらない時は、担当者に相談してみましょう。
円満に退職できるようなアドバイスや、どこを選べばいいのか判断するためのアドバイスがもらえるので参考にしてください。
ハイクラス向け転職エージェント・サイト利用時によくある質問をQ&A形式で解説
ハイクラス向け転職エージェント・サイトを利用する際によくある質問をQ&A形式で解説していきます。
以下の中から疑問に感じている項目がある方は、リンクをタップしてお進みください。
A. 明確な定義はないものの、一般的に「ハイクラス」といわれるのは、次の通りです。
- 年収800万円以上
- CXOや経営幹部クラスなど企業の中心となるポジション
- 高度なスキルを必要とするプロフェッショナル職
上記のような経歴を持っている人や、上記のような条件で転職希望する人を「ハイクラス転職」と呼ぶことが多いです。
A. ハイクラス転職は、管理職や専門職の求人が多く、年齢層も30代~40代のミドル世代が中心となっています。
豊富な経験や高いスキルを持っていれば50代でのハイクラス転職も可能ですが、30代、40代と比べると積極的に採用したいと考える企業は少なくなるようです。
50代の人がハイクラス転職を成功させるには、企業がどのような人材を求めているかを把握し、その企業に合わせたアピールをする必要があります。
A. 一般的なポジションへの転職よりも転職難易度は高めといわれています。
管理職などのポジションはもともと数が少ないため、求人数が少ないことや、 ハイクラスポジションの採用で選考にも慎重になるからです。
また、早い段階から役員が選考にかかわることが多いのも、ハイクラス転職の特徴となっています。
A.「令和4年分 民間給与実態統計調査 -調査結果報告-」内の「業種別給与階級別構成割合」では、平均年収800万円超えの割合が多い業種BEST3は、次のようになっています。
2位:金融、保険業(28.1%)
3位:情報通信業(23.7%)
1位の「電気、ガス、熱供給、水道業などのライフライン関連」は、4割以上が年収800万円以上なので、ハイクラス転職を目指している人は求人がないか調べてみるのもいいかもしれませんね。
A. 高卒でもハイクラス転職はできます。
実際、ビズリーチは登録の際に審査はありますが、スキルや経験があれば高卒でも登録は可能です。
また、「現年収500万円以上」「マネジメント経験あり」などの条件がそろっていれば、高卒の人でもハイクラス転職は可能でしょう。
A. 現年収を参考に年収額を決める企業も多いため、年収額が低いとハイクラス転職は厳しいでしょう。
年収アップをしたいためにハイクラス転職を目指す人もいますが、転職による年収額アップ率は1割程度といわれています。
つまり現年収が低い人は、そもそもハイクラスへの転職は難しいといえます。
ハイクラス転職を目指せる目安は、現年収500万円といわれているのを覚えておきましょう。
ハイクラス向け転職エージェントと併せて使いたい「リファラル採用」について解説
ハイクラス向け転職エージェントを使っても、転職活動に苦戦する人もいるでしょう。
そこで選択肢のひとつとして提案したいのが、リファラル採用です。
リファラル採用とは、人材を探している企業の社員が、自社のポジションに見合った友人や知人を紹介・推薦する採用手法のひとつです。
社内の信頼できる社員からの紹介となるため、企業も採用に積極的で、転職エージェントを介した転職活動よりもスムーズに進む可能性が。
ハイクラス転職を目指す人は上昇志向や向上心も高く、似たようなタイプの人と交流する傾向にあります。
大学時代の優秀な友人や、これまで仕事で出会ったハイクラス層とのつながりがある人も比較的多いのではないでしょうか。
上記のような人たちは、「ハイクラス人材を探している」という社内情報を持っている可能性も高いです。
信頼できる友人・知人には、転職を検討している旨、打ち明けてみるのもいいでしょう。
友人・知人からハイクラスポジションを紹介してもらうためには、あなた自身が周囲からハイクラス人材だと認識してもらえているかがポイントになります。
リファラル採用は、スキルやポテンシャル、組織文化へのマッチなどを考慮した上で誘ってもらえるため、求められている基準にマッチしなければ友人・知人であっても声はかけてもらえません。
ハイクラス転職を成功させるためにも、アピールできる実績&人脈づくりをしながら、「ハイクラス向け転職エージェント」と「リファラル採用」をうまく併用していきましょう。
ハイクラス向け転職エージェント・サイトのおすすめポイントまとめ
一般的な転職よりも難しいといわれているハイクラス転職。
転職を成功させるためには、企業や業界の情報収集やどんな人材を求めているかを正確に把握する必要があります。
また働きながら転職活動をしようと思っている人にとって、転職活動全般をサポートしてくれる転職エージェントを利用したほうが、効率的にすすめられますよ。
当記事で紹介した転職エージェント・サイトのおすすめポイントをまとめたので、ぜひ参考にしてください。
転職エージェント・サイト名 | おすすめポイント |
---|---|
マイナビスカウティング | 質の高いコンサルタントに出会える |
リクルートダイレクトスカウト | 手軽にスカウトサービスを利用できる |
type転職エージェントハイクラス | 長年の実績に基づいたサポート力&情報提供に強みあり |
ビズリーチ | 高年収求人と優秀ヘッドハンターがそろうスカウトサービス |
LHH転職エージェント | 外資系・グローバル日系企業に強い |
ASSIGN | 内定獲得だけで終わらない転職後の手厚いサポートあり |
コトラ(KOTORA) | 金融・コンサル業界へのハイクラス転職に強い |
AMBI | レベルの高い求人が集まる若手ハイキャリア向けサービス |
リープ・キャリア | 地方のハイクラス求人に特化&移住転職もサポート |